JPS59173437A - 便器の衛生洗浄装置 - Google Patents

便器の衛生洗浄装置

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JPS59173437A
JPS59173437A JP4952783A JP4952783A JPS59173437A JP S59173437 A JPS59173437 A JP S59173437A JP 4952783 A JP4952783 A JP 4952783A JP 4952783 A JP4952783 A JP 4952783A JP S59173437 A JPS59173437 A JP S59173437A
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JP
Japan
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hot water
toilet bowl
water
toilet
water supply
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JP4952783A
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Inventor
源蔵 佐野
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Showa Denki Co Ltd
Original Assignee
Showa Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1便器の衛生洗浄装置に関する。
洋式便器に於いて、用便後の局部に温水を噴射して洗浄
するための温水噴出装置や、洗浄後の局部を温風で乾燥
するための温風供給装置、などを備えた衛生洗浄装置に
ついては、従来より多種の構造が提供されている。
然るに、従来の衛生洗浄装置は、既存の便器等の配管を
改造しなければならないものが多く、また局部の洗浄処
理やビデ処理に際し利用者が着座した姿勢のま一処理す
ることが困難であったり。
更に狭い便所内スペースにおいて1着座姿勢にある利用
者がそのま\の姿勢では衛生洗浄装置の操作部を操作す
ることが困難な場所に設置されていたり、しかもその操
作自体も複雑なため当該装置の使用が却って煩わしくな
るなどの不都合があった。特に当該装置は従来より構造
が複雑で高価な設備であるから、操作性に優れた廉価な
装置の提供が待望されている。
また従来のこの種装置は、何れも洗浄用の温水噴出装置
が独立型か、若しくは便器自体に組み込まれ装着された
構成であるが、独立型の温水噴出装置は狭い便所内スペ
ースを更に狭める欠点があり、また便器自体に組み込ん
だ°装置では製造コストや施工費などが極めて高くつく
などの欠点があった。
本発明は上記従来の諸欠点を解消したものであって、快
適な洗浄処理等が得られ、廉価に製造でき、しかも操作
性の非常に優れた便器の衛生洗浄装置の提供を目的とす
るものである。
即ち1本発明の要旨は、操作レノ\−と、その操作によ
って便器内を移動自在な温水噴射用ノズルとを備えた温
水噴出手段を2便器に起伏自在な便座の側壁に装着し、
洗浄水供給用給水ポンプの作動スイッチを前記操作レバ
ー位置に設け、前記ノズルの温水噴出量調整が給水ポン
プの電気的コントロールによって行なわれるそのポンプ
操作部を前記操作レバーに設けてなる便器の衛生洗浄装
置にある。
本発明に係る便器の衛生洗浄装置の具体的態様を図面に
基いて更に詳細に説明すれば、第1図に於いて、 (1
)は便器、 (2)及び(3)は前記便器(1)等に対
してその後端部を回動自在に軸着して起伏自在に構成し
た貯湯型便座と便蓋。
(A)は前記便器(1)の−側方後部に取付けて設置し
た本体ケースであって、該本体ケース(A )には、温
水器(4)と、温風器と、これらを制御する電子コント
ローラ一部とが内蔵されている。
尚、同本体ケース(A)において、(40)は温水温度
調節ツマt、  (41)は温風温度、調節ツマミ。
(42)は温風器作動用押釦スイッチi  (43)は
パワーランプである。(5)は前記便器(1)の後背部
に設置したロータンクであって、該ロータンク(5)に
洗浄水供給用の給水ポンプ(P)を内蔵しである。
前記の貯湯型便座(2)は、第2図等に示す如く、全体
にドーナツ型を有し2便座内部に温水流通室(6)を形
成していて、該温水流通室(6)をドーナツ型便座(2
)の全周内部に連通状態に形成すると共に、同便座(2
)の内部に、前記温水流通室(′6)の環状連通状態を
遮断すべく仕切壁(7)を形成し、該仕切壁(7)に対
する左右室の便座(2)側壁に温水流入口(8)と温水
流出口(9)とを設けである。(10)は便座(2)の
前記温水流入口(8)に一端部を接続した温水送り用ホ
ースであって、該ホース(10)の他端部を、前記温水
器(4)の上部に設けられた温水送出口(11)に接続
しである。また前記温水流出口(9)には温水還流用ホ
ース(12)の一端部を接続してあり、該ホース(12
)の他端部を前記温水器(4)の下部に設けられた温水
受入口(13)に接続しである。
(14)は前記貯湯型便座(2)の−側部に装着した温
水噴出手段であって、該温水噴出手段り14)は第3図
等に示す如く以下の構成を備えている。
即ち、前記便座(2)と一体成形または一体的に固設さ
れた筒状軸受(15)を有し、該筒状軸受(15)の内
部に連動軸(16)を回動自在に嵌挿すると共に、同筒
状軸受(15)の一端部にロック部材(17)を抱着し
て、該ロック部材(17)を前記筒状軸受(15)の外
周面に対して回動自在に外嵌し、且つ前記筒状軸受(1
5)の一端開口部から若干突出せる前記連動軸(16)
に対してロック部材(17)と同体的に回動するように
短軸(18)を貫挿して一体的に軸着し連結しである。
また前記ロック部材(17)の外周面に突出、即ちロッ
ク部材(17)の中心線に対して直角方向に突出してい
る突環部(17a)に操作レバー(19)の基端部を螺
着し、該操作レバー(19)の基端内部に球体(20)
を設け、該球体(20)を抱持せる圧縮バネ(21)の
蓄勢力によってこの球体(20)を常時前記筒状軸受(
15)の外周面方向に付勢し、筒状軸受(15)の外周
面の所定位置にディンプル加工して凹球面状に形成され
ているスイング停止溝(22)  (23)又は(24
)にこの球体(20)が嵌合している。面。
前記のスイング停止溝(22)  (23)−、(24
)は、後述するシャワーノズル(33)の待機位置、洗
浄位置、及びビデ位置を決定するためのものであって。
操作レバー(19)と同体的に付随して移動する前記球
体(20)が前記何れのスイング停止溝(22)(23
)(24)に嵌合するかによってノズル(33)の停止
位置が決まる。また前記操作レバー(19)は、その内
部にボリュームスイッチ(25)を内蔵していて、操作
レバー(19)の先端部に突出せるボリュームスイッチ
(25)の操作部(26)を調節することによって、シ
ャワーノズル(33)から噴出する洗浄用温水の流量を
任意に増減調整し得るように構成させている。更に、第
4図に示す如く。
前記ロック部材(17)の外周面にカム凸部(27)(
28)が形成されていて、該カム凸部(27)(28)
は一定の距離をおいて離間しており、該カム凸部(27
)(28)にリミットスイッチ(29)の作用部が断接
することによって、前記ロータンク(5)の内部に設け
られた給水ポンプ(P)がON、OF ’F作動する。
即ち、リミットスイッチ(29)の作用部が前記カム凸
部(27)  (28)から離れている状態では給水ポ
ンプ(P)が停止しており、同すミントスイッチ(29
)の作用部が、一方のカム凸部(27)と接触している
状態において局部洗浄用として給水ポンプ(P)が作動
し、また他方のカム凸部(28)と接触している状態に
おいてビデ用として給水ポンプ(P)が作動するもので
あって、これは通常A接点方式といわれる。
第3図等において、  (30)は前記筒状軸受(15
)の他端開口部から突出せる前記連動軸(16)の先端
部に外嵌した送湯側継手管であって、該継手管(30)
に止めネジ(31)を締着して、固定側の前記筒状軸受
(15>に対して連動軸(16)と送湯側継手管(30
)とが同体的に回動するように一体的に連結しである。
また前記送湯側継手管(30)に温水噴出管(32)の
基端部を接続し、その自由側先端部に温水噴射用のシャ
ワーノズル(33)を突設して、前記便座(2)の下方
の便器(1)内部において旋回自在に配しである。更に
、前記筒状軸受(15)の外周壁に吸湯側継手管(34
)を岬着し、該継手管(34)の開口端に温水吸入管(
35)め基端部を接続すると共に、同温水吸入管(35
)を前記便座(2)内部の温水流通室(6)に配設し、
そあ゛先端部の温水吸入口(36)を、第2図。
第5図及至第7図等に示す如く前記便座(2)内部の先
端中央位置における温水流通室(6)に上向き状態に固
定しである。
そして、前記送湯側継手管(30)の内部は、これに連
結せる前記連動軸(16)の内部に形成した通孔(37
)の一端口部(37a)と常時連通し、また同道孔(3
7)の他端口部として、第3図(b)に示す如く待機用
導孔(37b)と1洗浄用導孔(37c)と、ビデ用導
入(37d)とを有し、その何れかの導孔(37b、)
 、  (37c)又は(37d)が前記吸湯継手管(
34)を介して温水吸入管(35)と連通している。即
ち、前記の各導孔(37d)(37c)  (37d)
は何れも連動軸(16)の同一円周線外周面に形成され
ていて、連動軸(16)の中心線上に穿設された通孔(
37)と連通しており。
しかも、固定側の筒状軸受(15)及び吸湯側継手管(
34)等に対して、可動側の連動軸(16)がシャワー
ノズル(33)の待機位置に位置した際に前記待機用導
孔(37b)が吸湯側継手管(34)と連通し、また同
ノズル(33)の洗浄位置に位置した際に前記洗浄用導
孔(37c)が吸湯側継手管(34)と連通し、更に同
ノズル(33)がビデ位置に位置した際に前記ビデ用導
孔(37d)が吸湯側継手管(34)と連通ずるもので
あって、操作レバー(19)の旋回動によってシャワー
ノズル(33)が、待機位置、洗浄位置、ビデ(並置の
うち如何なる角度位置に止定されていても、常に連通状
態を保つように構成されている。
尚、前記人ズル(33)か待機位置と洗浄位置との中間
位置、または洗浄位置とビデ位置との中間位置に位置し
て停止した状態にあっても、吸湯側継手管(34)は前
記各導孔(37b)  (37c)  (37d)のう
ち必ず何れかの導孔とわずかながらも連通状態を保つよ
うに、それぞれの孔部の大きさを決定しである。
上記の構成において9本発明に係る便器の衛生洗浄位置
における温水循環径路について説明すれば5次の通りで
ある。
ロータンク(5)に内蔵せる給水ポンプ(P)によって
給水管(39)を介して予め供給されている冷水は、温
水器(4)の内部で適温に加熱され温水となる。この温
水は温水器(4)の上部の温水送出口(11)から送出
され、該温水送出口(11)に接続された温水送り用ホ
ース(10)を通じて。
便座(2)の温水流入口(8)から同便座(2)内部の
温水流通室(6)へ流入する。
而して1便座(2)の温水流通室(6)にはその環状連
通状態を遮断すべく仕切壁(7)が形成されているので
、同流通室(6)の温水は便座(2)内部を循環した後
、同便座(2)の温水流出口(9)から流出し、該温水
流出口(9)に接続された温水還流用ホース(12)を
通じて前記温水器(4)の下部の温水受入口(13)か
ら器内に還流さる。
即ち、前記温水器(4)と便座(2)内部の温水流通室
(6)との間を自然対流によって温水が常時循環してお
り、この温水器(4)を通過する間に、ロータンク(5
)の給水ポンプ(P)から適時補給される冷水または前
記便座(2)から還流される低温化した温水を、温水器
(4)内の図示しないパイプヒーター等によって適温に
加熱し。
前記本体ケース(A)に内蔵せる電子コントローラ一部
によって自動的に温度制御させて常時適温を持続してい
るのである。
また、上記した洗浄用温水の循環作用は流体の自然対流
を利用したものである。即ち、対流は水などの温度差に
よって生起し、高温水が低温水より上昇せんとする性質
である。
本実施例番ト即して説明すれば、前記温水器(4)は便
座(2)よりも下方に位置し、且つ温水器(4)の上部
と下部にそれぞれ前記便座(2)と連通せる出入口が設
けられているから、対流の原則によって同温水器(4)
の上部から高温水の流出し、下部から低温水が流入する
。そして前記便座(2)の内部が仕切壁(7)によって
温水の流入側と流出側に分断されているので、温水器(
4)の上部から流出した高温水は便座(2)内部の貯溜
温水中に流れ込んで温水流通室(6)を循環し。
その後、同温水器(4)の下部へ還流されるのである。
この温水の自然対流によって、温水器(4)内の温水と
便座(2)内の温水との間にさほど大きな温度差は生せ
ず、また便座(2)内部においても同様の自然対流が行
われているので1便座(2)の上面部は下面部よりも常
に高温になる。
更に、洗浄用温水の温度差による上記の自然対流は、前
記便座(2)をロータンク(5)側に立て掛けた状態に
おいても2便器(1)上に装置した場合と同様に生起す
るものであって、前記温水器(4)と便座(2)との間
を温水が常時スムーズ1−循環している。
次に、前記便座に装着した温水噴出手段(14)を作動
する場合は次の通りである。
先ず便座(2)と一体成形または一体的に固設された固
定側の筒状軸受(15)に対して、操作レバー(19)
を任意の角度だけ旋回動する。この操作レバー(19)
の移動によって、圧縮ハネ(21)の付勢圧に抗してこ
れと同体的に球体(20)が移動し、筒状軸受(15)
の外周面を摺動又は転勤する。そして、シャワーノズル
(33)の待機位置。
洗浄位置、及びビデ位置のうち、所望の位置に応じた角
度に操作レバー(19)を旋回動すれば、操作レバー(
19)の先端の球体(20)が同体的に追従して、筒状
軸受(15〉の外周面に形成された阿れかのスイング停
止溝(22) 、  (23) 、又は(24)に嵌合
して仮り固定される。
而して、前記操作レバー(19)を任意の角度に旋回動
すれば、固定側の筒状軸受(15)、吸湯側継手管(3
4) ’+及び温水吸入管(35)に対して。
可動側のロック部材(17) 、連動軸(16) 、送
湯側継手管(30) 、及び温水噴出管(32)等が同
体的に回動して、該温水噴出管(32)の先端部に突設
せるシャワーノズル(33)が所定位置に停止する。
第5図はシャワーノズル(33)の待機位置を示すもの
であって、ノズル部(33)が便座(2)の後端部直下
に位置している。この状態において。
前記吸湯側継手管(34)は連動軸(16)の待機用導
孔(37b)と連通し、また給水ポンプ(P)作動用リ
ミ・ソトスイソチ(29)は第4図のカム凸部(27)
  (28)と何れも接触しない。
第5図の状態から操作レバー(19〉を反時計方向に旋
回動すれば、ノズル部(33)が便器(1)の内部へ旋
回しながら降下して肛門直下の垂直線よりや−斜め後方
の後1頃位置に停止し、これが洗浄位置である。この状
態において、前記吸湯側継手管(34)は連動軸(16
)の洗浄用導孔(37c)と連通し、且つ給水ポンプ(
P)作動用リミットスイッチ(29)は第4図の一方の
カム凸部(27)と接触する。それ故、給水ポンプ(P
)が始動して、ロータンク(5)内部の冷水を給水管(
39)を介して温水器(4)へ供給する。
次に第6図の状態から操作レバー(19)を反時計方向
に更に旋回動させれば、第7図の如くノズル部(33)
が便器(1)の内部の前傾位置すなわちビデ位置に停止
する。この状態において、前記吸湯側継手管(34)は
連動軸(16)のビデ用導孔(37d)と連通し、且つ
給水ポンプ(P)作動用リミットスイッチ(29)は第
4図の他方のカム凸部(28)と接触して、上記同様に
給水ポンプ(P)が作動する。
尚、前記カム凸部(27)  (28)とリミットスイ
ッチ(29)の作用部との接点距離を若干大きく形成し
ておけば、操作レバー(19)の操作によって。
ノズル(33)の所定の洗浄位置及びビデ位置に若干前
後の融通性をもたせることが出来る。
前記シャワーノズル(33)が洗浄位置またはビデ位置
に停止すると、上記した如くリミットスイッチ(29)
の作用によって給水ポンプ(P)を作動するので、ロー
タンク(5)から給水管(39)を介して送り出された
冷水が温水器(4)内に供給される。
温水器(4)では前記ロータンク(5)からの供給分だ
け増量して、温水器(4)向上溜部の温水が上部温水送
出口(11)から送り出され、温水送り用ホース(10
)を介して便座(2)内部の温水流通室(6)に流入す
るので、該温水流通室(6)の仕切壁(7)を挟んだ左
右室内の全域が温水の増量によって加圧される。それ故
、同室(6)内の増量加圧された温水は3便座(2)内
部の先端中央位置に上向き状態に固定された温水吸入口
(36)を通じて温水吸入管(35)内に流入し、吸湯
側継手管(34) 、連動軸(16)の通孔(37)を
経由し、更にこれらと連通状態にある送湯側継手管(3
0) 、温水噴出管(32)を経て、該温水噴出管(3
2)の先端部に突設せるシャワーノズル(33)−から
適温の温水が噴射する。
尚、シャワーノズル(33)の待機位置、洗浄位置、及
びビデ位置でよ勿論、それらの中間位置に同ノズル(3
3)が位置している状態にあっても、前記吸湯側継手管
り34)は連動軸(16)の通孔(37)と常時連通状
態にあるから、温水器(4)の膨張水によって温水器(
4)及び便座(2)の内部圧力が異常に上昇するという
ような不都合を招来せず、その危険性を回避し得る。
上記の局部洗浄処理またはビデ処理が終了すれば、その
都度操作レバー(19)を操作してシャワーノズル(3
3)を元の待機位置に復帰させる。゛この状態において
、給水ポンプ(P)作動用リミットスイッチ(29)が
カム凸部(27)  (28)と接触しないから1.給
水ポンプ(P)はその作動を停止する。
尚、洗浄処理時またはビデ処理時にシャワーノズル(3
3)から噴出する温水の流量の調整は、給水ポンプ(P
)の電気的コントロールによって行われるが、このコン
トロール部を構成するボリュームスイッチ(25)を操
作レバー(19)の内部に組み込み、該ボリュームスイ
ッチ(25)の操作部(26)を操作レバー(19)の
自由側先端部に突出して取付け、該操作部(26)をな
す温水噴出量調節ツマミを指先で回動することによって
噴出量の調整が行われる。
尚、ノズル(33)からの温水噴出量を調節するための
手段は上記の構成に限定するものではなく。
例えば、、操作レバーの柄出体を回動操作することによ
って温水噴出量を増減するように構成することも可能で
ある。
また以上の温水噴出量調節参殺は何れもボリュームコン
トロールを利用したものであるが、これに代えて差動ト
ランスを使用して温水噴出量の調整をすることも出来る
。前記ボリュームコントロールの場合は制御部が有接点
であるが、差動トランスを使用すればこの制御部を無接
点にすることが可能であり、この場合、ノック方式によ
って噴出量の増減調整を行なうものである。
第8図は本発明に係る衛生洗浄装置の電子回路図である
。(Psi)は押釦スイッチ、  (Thyl)はサイ
リスク、  (Th)はサーミスタ、(I(R1)はパ
イプヒーター、  (TbS1)は自動復帰式バイメタ
ル。
(Tb52)は温度ヒユーズであって、これらによって
温水器(4)内の温水を加熱し、一定温度になるように
電子コントロールしている。
また、  (Tr)は絶縁変圧器、  (LS)はリミ
ソトスインチ、(vRl)及び(VR2)は可変抵抗。
(Thy2)はサイリスク、  (MR2>は直流使用
の給水ポンプであり、この回路によって給水ポンプ(P
)を作動させ、それと同時に流量調整も行われるのであ
る。
(Psi)は押釦スイッチ、(MHI)はファンモータ
ー、(HI12)はファンヒーター、  (TbS2)
は自動復帰式バイメタル、(Tf2)は温度ヒユーズ。
である。
(Psi)の押釦スイッチは(PS2)と連動されてい
て、何れか一方のみしか使用することが出来ないように
インターロックされている。
尚、上記の温風供給手段は必ずしも要しないものであっ
て、必要に応じて設ければよい。
本発明に係る便器の衛生洗浄装置は紙上の構成を備えて
いるから、下記の如く優れた諸効果を顕著に発揮するも
のである。
a) 設置された便器に対して起伏自在に設けた便座の
側壁に7温水噴射用ノズルを有する温水噴出手段を装着
したので、従来の独立型の温水噴出装置に比して場所を
とらず、また便器に組み込まれた温水噴出装置に比して
製造コスト及び施工費などが大巾に低廉化する。しかも
、従来の便器などをそのま\利用することが出来るので
、既存のトイレでも本発明の衛生洗浄装置を簡単に取付
は設置することが句能であり、既存隙備の利用に基づき
経済的に極めて有利である。
b) また便座に装着せる温水噴出手段の温水噴射用ノ
ズルが、操作レバーによって便器内部の所定の待機位置
、洗浄位置、及びビデ位置の任意の位置に移動自在な構
成であるから、利用者にとって局部の洗浄処理やビデ処
理が非常に容易であり2便座上に着座したそのま\の楽
な姿勢でこれらの処理が可能であるから処理時に利用者
自から局部を移動させる必要もなく、快適な用便を保障
し得る。
C) 給水ポンプ作動用スイッチを温水噴出手段の操作
レバー位置に設けたので、操作レバーの動作と同時に給
水ポンプが始動又は停止する。それ故、給水ポンプの電
源の切り忘れなどがなくなるので、非常に便利であって
操作性にも優れる。
d) また温水噴出手段に有する温水噴射用ノズルから
の洗浄温水噴出量の流量調整を給水ポンプの電気的コン
トロールによって行ない、且つその操作部をノズル作動
用操作レバーに設けたから。
洗浄処理時及びビデ処理時における洗浄水の噴出量調節
操作が非常に容易であって、操作レバーの操作による洗
浄水の噴射と停止、及びノズル位置の任意調整などが相
俟て極めて優れた操作性を発揮する。殊に、狭い空間ス
ペースにおいて用便等に必要な処理操作を利用者が着座
したそのま\の姿勢で全て遂行し得るので、その実用的
効果は極めて大きい。
e) 更に、温水噴出手段を便座に装着したことに基因
して、該温水噴出手段の構造が簡単であり、且つその作
動性に確実性を有するものであり。
製作の容易性と構造の簡単化、及び構成部品点数の極減
などが相俟て大巾なコストダウンを促し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置全体の斜視図、第
2図は同装置の要部平面図、第3図(a)は温水噴出手
段の要部縦断面図、第3図(b)は第3図(a)のA−
A矢視断面図、第4図は前記温水噴出手段が便座に固設
された状態の要部縦断斜視図、第5図はノズルの待機位
置状態を示す同装置の要部側面図、第6図はノズルの洗
浄位置状態を示す同装置の要部側面図、第7図はノズル
のビデ位置状態を示す同装置の要部側面図、第8図は同
装置の電気配線図である。 (1)は便器、 (2)は便座、 (4)は温水器。 (5)はロータンク、(6)は温水流通室、(7)は仕
切壁、(14)は温水噴出手段、  (15)は筒状軸
受、  (16)は連動軸、  (17)はロック部材
。 (19)は操作レバー、  (20)は球体、  (2
1)は圧縮バネ+’ (22)  (23)  (,2
4)はスイング停止溝。 (25)はボリュームスイッチ、  (26)はボリュ
ームスイッチの操作部+’  (27)  (28)は
カム凸部。 (29)はりミントスイッチ、  (30)は送湯側継
手管、  (32)は温水噴出管、  (33)はシャ
ワーノズル、  (34)は吸湯側継手管、  (35
)は温水吸入管。 (36)は温水吸入口、  (37)は連動軸の通孔。 (3,7b)は待機用導孔、  (37c)は洗浄用導
孔。 (37d)はビデ用導孔、  (39)は給水管、(A
)は本体ケース、(P)は給水ポンプ、である。 手続補正書(方式) 昭和58年■\ゞも月08日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第49527号 3、補正をする者 4、代理人 ■530

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、操作レバーと、該操作レバーの操作によって便器内
    を移動自在な温水噴射用ノズルとを備えた温水噴出手段
    を1便器に起伏自在な便座の側壁に装着し、洗浄水供給
    用給水ポンプの作動スイッチを前記操作レバー位置に設
    け、前記ノズルの温水噴出量調整が給水ポンプの電気的
    コントロールによって行なわれるそのポンプ操作部を前
    記操作レバーに設けたことを特徴とする便器の衛生洗浄
    装置。 2、前記温水噴射用ノズルが便器内の待機位置。 洗浄位置、ビデ位置に移動停止できる特許請求の範囲第
    1項記載の便器の衛生洗浄装置。 3、前記給水ポンプの電気的コントロールが有接点制御
    である特許請求の範囲第1項記載の便器の衛生洗浄装置
    。 4、前記給水ポンプの電気的コントロールが無接点制御
    である特許請求の範囲第1項記載の便器の衛生洗浄装置
JP4952783A 1983-03-23 1983-03-23 便器の衛生洗浄装置 Pending JPS59173437A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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