JP2021171560A - ミストシャワー装置 - Google Patents

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Akira Isomi
雄輝 植田
Yuki Ueda
大助 田端
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Abstract

【課題】 第一の平均粒径の液滴と気体を噴出する第一の運転モードと、第一の平均粒径の液滴より大きい第二の平均粒径の液滴と気体を噴出する第二の運転モードと、気体のみを噴出する第三の運転モードとに切換え可能としたミストシャワー装置を提供すること。【解決手段】 二流体ノズル11と、ミストシャワー装置側気体流路12と、気体温度調整部16と、気体供給源18と、ミストシャワー装置側液体流路13と、液体温度調整部17と、液体供給源19と、気体の流量と液体の流量とのそれぞれを運転モード毎に所定の値に設定して、第一の平均粒径の液滴と気体とを噴出する第一の運転モードと、第一の平均粒径の液滴より大きい第二の平均粒径の液滴と気体とを噴出する第二の運転モードと、気体のみを噴出する第三の運転モードとを切換える、気体流量調整部14と液体流量調整部15を備える。【選択図】 図1A

Description

本発明は、浴室又はシャワールーム等に設置されて、入浴者がミストを浴びるのに用いられるミストシャワー装置に関する。
近年、細かい霧状の暖かいミストを浴室内に噴霧させて、保湿効果及び発汗効果が得られるミストサウナが注目されている。ミストサウナには、天井に埋め込むタイプと、壁に掛けるタイプとがある。
天井に埋め込むタイプのミストサウナには、平均粒径が0.1から10μmの微細な液滴を噴出する運転モードと、平均粒径が100から300μmの細かい液滴を噴出する運転モードとがある。平均粒径が0.1から10μmの微細な液滴を噴出する運転モードは、微細な液滴なので水滴感がなく、高湿度でも濡れにくく、保湿効果及び美肌効果が得られる。平均粒径が100から300μmの細かい液滴を噴出する運転モードは、細かい液滴で入浴者を包み込み、短時間でスムーズに汗をかくことができ、発汗効果及び保温効果が得られる。また、気体のみを噴出して乾燥が行える運転モードも備えている。
一方、壁に掛けるタイプのミストサウナは、天井に埋め込むタイプのミストサウナに比べて、浴室への後付けが容易であり、平均粒径が100から300μmの細かい液滴を噴出する運転モードのみを備えている。
従来の壁に掛けるタイプのミストサウナとしては、複数のノズルが全身を包み込むように液滴を噴出するミストシャワー装置がある(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来のミストシャワー装置を示す図である。図4において、ミストシャワー装置401は、給水経路402と給湯経路403とを備え、湯温を制御するサーモバルブ404と、混合した湯水の温度を検知するサーミスタ405と、流量センサ406と、加圧ポンプ407と、電動式の切換えバルブ408とが、直列に接続されている。サーモバルブ404からの湯水が、切換えバルブ408により往き管409へと流れ、ノズル部410から液滴を噴出する。
特開2012−29795号公報
しかしながら、前記従来のミストシャワー装置の構成では、平均粒径が100から300μmの液滴を噴出する運転モードのみを備えており、平均粒径が0.1から10μmの微細な液滴を噴出する運転モード及び気体のみを噴出する運転モードに切換えることができないという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数の運転モードを切換え可能としたミストシャワー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つの態様にかかるミストシャワー装置は、
気体と液体とを混合して噴出可能な二流体ノズルと、
前記二流体ノズルに前記気体を供給するミストシャワー装置側気体流路と、
前記気体の温度を調整する気体温度調整部と、
前記ミストシャワー装置側気体流路に前記気体を供給する気体供給源と、
前記二流体ノズルに前記液体を供給するミストシャワー装置側液体流路と、
前記液体の温度を調整する液体温度調整部と、
前記ミストシャワー装置側液体流路に前記液体を供給する液体供給源と、
前記気体の流量と前記液体の流量とのそれぞれを運転モード毎に所定の値に設定して、第一の平均粒径の液滴と前記気体とを噴出する第一の運転モードと、前記第一の平均粒径の液滴より大きい第二の平均粒径の液滴と前記気体とを噴出する第二の運転モードと、前記気体のみを噴出する第三の運転モードとを切換える、気体流量調整部と液体流量調整部と
を備える。
以上のように、本発明の前記態様にかかるミストシャワー装置によれば、第一の運転モードでは、微細な液滴なので水滴感がなく、高湿度でも濡れにくく、保湿効果及び美肌効果が得られる。第二の運転モードでは、細かい液滴で入浴者を包み込み、短時間でスムーズに汗をかくことができ、発汗効果及び保温効果が得られる。第三の運転モードでは、暖かい気体を浴びて身体を乾燥させたり、冷たい気体を浴びて身体を冷ましたりすることができる。
本発明の実施の形態1におけるミストシャワー装置の構成図 本発明の実施の形態1における噴霧装置の切断部端面図 本発明の実施の形態1における噴霧装置の図1Bの2B−2B線での断面図 本発明の実施の形態2におけるミストシャワー装置の構成図 本発明の実施の形態3における二流体ノズルの断面図 図3Aに示す二流体ノズル内の気液混合部を拡大した3B矢視断面図 図3Bに示す気液混合部の3C矢視断面図 従来のミストシャワー装置の構成図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1Aは、本発明の実施の形態1におけるミストシャワー装置の構成図である。
図1Aにおいて、ミストシャワー装置は、二流体ノズル11と、ミストシャワー装置側気体流路12と、ミストシャワー装置側液体流路13と、気体流量調整部14と、液体流量調整部15と、気体温度調整部16と、液体温度調整部17と、気体供給源18、液体供給源19とで主として構成している。
一例として浴室内空間21に複数個の二流体ノズル11が配置されている。一例として、図1Aでは、入浴者80に対して、異なる高さ、例えば4種類の異なる高さの位置に、複数の二流体ノズル11が配置されている。各高さ位置では、1個又は複数個の二流体ノズル11が配置されている。
気体供給源18は、浴室内空間21の外部に配置され、浴室内空間21の外部から内部に配置されたミストシャワー装置側気体流路12を通じて、各二流体ノズル11に気体を供給する。気体の一例としては空気である。
液体供給源19は、浴室内空間21の外部に配置され、浴室内空間21の外部から内部に配置されたミストシャワー装置側液体流路13を通じて、各二流体ノズル11に液体を供給する。液体の一例としては水である。
各二流体ノズル11としては、以下の機能を有している。二流体ノズル11に供給された圧縮気体と加圧した液体とを、二流体ノズル11の内部で混合して液体を微粒化し、気体と微粒化した液体とを噴出流体22として噴出可能な内部混合型のノズルを用いることができる。
ミストシャワー装置側気体流路12とミストシャワー装置側液体流路13ととしては、それぞれ、配管、例えば、鋼管又はステンレス管などの金属配管又は塩化ビニル管などの樹脂配管を用いることができる。
ミストシャワー装置側気体流路12の気体供給源18と、配管上で気体供給源18に最も近い(図1Aでは最下端の)二流体ノズル11との間に、気体供給源18側から気体温度調整部16と気体流量調整部14とが順に配置されている。
ミストシャワー装置側液体流路13の液体供給源19と、配管上で液体供給源19に最も近い(図1Aでは最下端の)二流体ノズル11との間に、液体供給源19側から液体温度調整部17と液体流量調整部15とが順に配置されている。
気体流量調整部14としては、開度により、ミストシャワー装置側気体流路12を流れる気体の流量を調整したり、及び、気体を止めたりできる弁を用いることができ、各二流体ノズル11から噴出される気体の流量を設定できる。
液体流量調整部15としては、開度により、ミストシャワー装置側液体流路13を流れる液体の流量を調整したり、及び、液体を止めたりできる弁を用いることができ、各二流体ノズル11からミスト又は液滴として噴出される液体の流量を設定できる。
気体供給源18としては、例えば0.1〜1MPa(ゲージ圧)の圧力の圧縮気体を供給できるコンプレッサ又はポンプ、又は、ブロワなどを用いることができ、レギュレータなどを介して所定の圧力で気体をミストシャワー装置側気体流路12に供給できるものが良い。
液体供給源19としては、例えば0.1〜1MPa (ゲージ圧)の圧力で液体を供給できるポンプを用いることができ、レギュレータなどを介して所定の圧力で液体をミストシャワー装置側液体流路13に供給できるものが良い。また、液体供給源19としては、水道又は給湯器又は両方を用いても良く、両方を用いた場合には水道からの水と給湯器からの湯との両方を混合して供給しても良い。
気体温度調整部16は、例えば気体加熱用のヒーターと温度センサとを備え、温度センサで気体の温度を測定しつつ気体をヒーターで所望の温度まで加熱することにより、気体を所望の温度にすることができる。気体温度調整部16は、20〜60℃の間の温度で、例えば40℃の気体を、各二流体ノズル11へ供給することができる。
液体温度調整部17は、例えば液体加熱用のヒーターと温度センサとを備え、温度センサで液体の温度を測定しつつ液体をヒーターで所望の温度まで加熱することにより、液体を所望の温度にすることができる。また、液体温度調整部17としては、水道からの水と給湯機からの湯とを混合して温度を調整する混合水栓又はサーモスタット内蔵の混合水栓を用いても良い。液体温度調整部17は、20〜60℃の間の温度で、例えば40℃の液体を各二流体ノズル11へ供給することができる。
各二流体ノズル11は供給する気体の流量と液体の流量とにより、噴出する液滴の粒径を変えることができる。
気体流量調整部14と液体流量調整部15とで、前記気体の流量と前記液体の流量とのそれぞれを運転モード毎に所定の値に設定して、以下の3つのモードに切り替えることができる。
3つのモードとは、
第一の平均粒径の液滴と気体とを噴出する第一の運転モードと、
第一の平均粒径の液滴より大きい第二の平均粒径の液滴と気体とを噴出する第二の運転モードと、
液体は噴出することなく、気体のみを噴出する第三の運転モード、
である。
平均粒径が0.1から10μmの微細な液滴は、微細な液滴なので水滴感がなく、高湿度でも濡れにくく、保湿効果及び美肌効果が得られる。よって、第一の平均粒径の液滴の一例として、平均粒径が0.1から10μmの微細な液滴とすることができる。
平均粒径が100から300μmの細かい液滴は、細かい液滴で入浴者を包み込み、短時間でスムーズに汗をかくことができ、発汗効果及び保温効果が得られる。よって、第二の平均粒径の液滴の一例として、平均粒径が100から300μmの細かい液滴とすることができる。
第一の運転モードとしては、例えば、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つありたりに15リットル/minの流量で供給し、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の液体を、二流体ノズル11一つあたりに50mリットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11から平均粒径10μmの微細な液滴が噴出される状態とすることができる。
第二の運転モードとしては、例えば、
40℃の温度と0.1MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つあたりに4リットル/minの流量で供給し、
40℃の温度と0.3MPa(ゲージ圧)の圧力の液体を、二流体ノズル11一つあたりに200mリットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11から平均粒径100μmの細かい液滴が噴出される状態とすることができる。
第三の運転モードとしては、例えば、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つあたりに20リットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11に液体を供給せずに、各二流体ノズル11からは気体のみが噴出される状態とすることができる。
かかる構成によれば、二流体ノズル11と、ミストシャワー装置側気体流路12と、気体流量調整部14と、気体温度調整部16と、気体供給源18と、ミストシャワー装置側液体流路13と、液体流量調整部15と、液体温度調整部17と、液体供給源19とを備えることにより、気体流量調整部14と液体流量調整部15とで、気体の流量と液体の流量とのそれぞれを運転モード毎に所定の値に設定して、以下の3つのモードのいずれかに切り換えることができる。すなわち、第一の平均粒径の液滴と気体とを噴出する第一の運転モードと、第一の平均粒径の液滴より大きい第二の平均粒径の液滴と気体とを噴出する第二の運転モードと、気体のみを噴出する第三の運転モードとに切換えることができる。言い換えれば、第一の運転モードでは、微細な液滴なので水滴感がなく、高湿度でも濡れにくく、保湿効果及び美肌効果が得られる。第二の運転モードでは、細かい液滴で入浴者80を包み込み、短時間でスムーズに汗をかくことができ、発汗効果及び保温効果が得られる。第三の運転モードでは、暖かい気体を浴びて身体を乾燥させたり、冷たい気体を浴びて身体を冷ましたりすることができる。よって、運転モードを切換え可能としたミストシャワー装置を提供することができる。
なお、図1Bは、前記実施の形態1における二流体ノズル11の一例である噴霧装置110を示す切断端面図である。以下、この噴霧装置110の構成例について図1Bを参照しながら説明する。
噴霧装置110Bは、噴霧装置本体部110aと、内蓋部113と、外蓋部114とを少なくとも備えている。内蓋部113と外蓋部114とで気液混合部115を構成している。噴霧装置110Bは、さらに、噴霧装置蓋固定部117を備えている。
噴霧装置本体部110aは、円柱状部材の中心部に軸方向沿いに配置された液体流路111と、液体流路111の周囲に間隔をおいて軸方向沿いに配置された円筒状の気体流路112とがそれぞれ形成されている。液体流路111と気体流路112とは、噴霧装置本体部10aの一部として中央部に位置する円筒部110bで区切られている。液体流路111は、先端側のみを図示しており、後端の図示しない液体供給口は、例えば、水供給管を介して、液槽に接続されたポンプなどに接続されている。気体流路112も、先端側のみを図示しており、後端の図示しない気体供給口は、例えば、気体供給管を介して、空気圧縮機からなる空圧源などに接続されている。
円筒部110bの先端は、円筒部110b以外の噴霧装置本体部110aより先端側に少し突出し、その先端に内蓋部113が固定されている。
内蓋部113は、噴霧装置本体部110aの先端に配置され、液体流路111の開口を覆いかつ平らな内側端面113aを有する断面略C字形状をなしている。内蓋部113は、円筒部110bの端面と内蓋部113の内側端面113aの内面との間には、円板状の外形の第1隙間122が形成されている。内蓋部113の内側端面113aの外周部の1カ所には、内側端面113aを軸方向に貫通する液体流入口118が形成されている。すなわち、液体流入口118は、気液混合部115の外周壁面近傍の上流側平坦面である内蓋部113の内側端面113aに位置しており、液体流路111と気液混合部115とを連通させている。
外蓋部114は、噴霧装置本体部110aの先端に配置され、内蓋部113を覆うとともに、気体流路112の開口を覆いかつ内蓋部113の内側端面113aに対向する平らな外側端面114aを有する断面略Ω形状をなしている。外蓋部114は、内蓋部113との間の側部では、所定間隔の円筒状の外形の第2隙間123をあけて覆うとともに、内蓋部113との間の端部では、所定間隔の円板状の外形の空間の気液混合部115を隙間として形成しつつ内蓋部113を覆うように、噴霧装置本体部110aの端面と噴霧装置蓋固定部117との間に挟持されて固定されている。なお、噴霧装置蓋固定部117を無くして、外蓋部114が、直接、噴霧装置本体部110aの端面に固定されるようにしてもよい。
外蓋部114と内蓋部113との間において所定間隔の円板状の外形の気液混合部115を確実に形成するため、外蓋部114の外側端面114aの内面に円環状の凸部124を形成して、外蓋部114の内面と内蓋部113の内側端面113aとの間に強制的に隙間として気液混合部115が配置形成できるようにしている。円環状の凸部124は、外蓋部114の外側端面114aの内面に設ける代わりに、内蓋部113の内側端面113aの外面に設けても良い。このように構成される気液混合部115は、気体流路112を流れる気体流と液体流路111を流れる液体流とを混合するためのものである。
また、図1B及び図1Cに示すように、気液混合部115の上流かつ外蓋部114の円環状の凸部124の周壁面近傍に位置する液体流入口118より、液体流を内蓋部113の内側端面113aと平行かつ噴出部116の方向へ気液混合部115に流入させる。また、この液体流に対して交差する方向から気体流を気液混合部115へ導入して液体流に衝突させて、気液混合流を円環状の凸部124の周壁面の周方向に周回させるようにするため、液体流入口118の近傍でかつ液体流入口118の中心軸と直交する方向でかつ周方向の接線方向沿いに円環状の凸部124を切り欠いて、気体流入口121を設けている。言い換えれば、気体流入口121は、液体流入口118の近傍に配置され、かつ、液体流入口118から流入する液体流の流入方向に対して、気体流入口121から流入する気体流の流入方向が交差するように配置されている。
このように構成することにより、この液体流に対して交差する方向(例えば、円環状の凸部124の周壁面の接線方向)から、気体流入口121を通して気体流を気液混合部115へ導入して液体流に衝突させることで、液体は外蓋部114の外側端面114aに押し広げられ、薄い膜状になり、外側端面114aを流れる。さらに、この状態から外側端面114aを円環状の凸部124の周方向にさらに流れることにより、薄い膜状からさらに細かな液滴へと変化する。さらに、この液滴を含む気液混合流が気液混合部115の外蓋部114側の外側端面114aに沿って、周回及び撹拌することで、液滴をさらに微粒化することができ、より粒径の小さな液体を噴出口116aから噴霧することが可能である。
このような構成によれば、液体流入口118の近傍でかつ液体流入口118の中心軸と直交する方向でかつ周方向の接線方向沿いに円環状の凸部124を切り欠いて、気体流入口121を設けている。このため、気液混合部115で、液体流に対して交差する方向(例えば、円環状の凸部124の周壁面の接線方向)から、気体流入口121を通して気体流を導入して液体流に衝突させることができ、気液混合流が、外側端面114aを円環状の凸部124の周方向にさらに流れやすくなって周回及び撹拌を促進させることで、液滴をさらに微粒化することができ、より粒径の小さな液体を噴出口116aから噴霧することが可能となる。
よって、気液混合部115は、円環状の凸部124と内蓋部113と外蓋部114とで囲まれて形成されており、軸方向沿いに内蓋部113を貫通した液体流入口118と、軸方向とは交差する方向沿いに円環状の凸部124を切り欠いた気体流入口121と、軸方向沿いに外蓋部114を貫通した噴出口116aとに連通している。
このような構成において、噴霧装置110に供給された液体は、噴霧装置本体部110aに対して、図示しない液体供給口から装置先端側に液体流路111を流れて液体流となり、その液体流は、第1隙間122と液体流入口118とを通って、気液混合部115に供給される。また、噴霧装置110に供給された気体は、噴霧装置本体部110aに対して、図示しない気体供給口から装置先端側に気体流路112を流れて気体流となり、その気体流は、第2隙間123と気体流入口121とを通って、気液混合部115に供給される。
気液混合部115に対して気体流と液体流とが供給されると、気液混合部115内で互いに混合され、液体が微粒化された後に、外蓋部114に設けられた噴出部116の噴出口116aから、混合されて微粒化された液体を外側に噴出する。
以下、気液混合部115での微粒化の機構について、図1Cを参照しながら説明する。液体流路111を流れてきた液体流は、第1隙間122を通り、内蓋部113に設けられた液体流入口118を通り、図1Cに示すように、気液混合部115の円環状の凸部124の近傍より、液体流が内蓋部113の内側端面113aと平行かつ噴出部116の方向へ供給する。
一方、液体流入口118から気液混合部115に供給された液体流に対して、液体流入口118の近傍に位置する気体流入口121を通って気液混合部115に供給された気体が、気液混合部115内で液体に衝突する。このように衝突することで、液体は外蓋部114の外側端面114aに押し広げられ、薄い膜状になり外側端面114aを流れる。さらに、この状態から外側端面114aを凸部124の周方向に流れることにより、薄い膜状からさらに細かな液滴へと変化する。さらに、この液滴を含む気液混合流を、気液混合部115の外蓋部114側の外側端面114aの内面である壁面に沿って、周回及び撹拌することで、液滴をさらに微粒化することができ、より粒径の小さな液体を噴出口116aから噴霧することが可能である。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2のミストシャワー装置の構成図である。実施の形態2のミストシャワー装置では、運転モードと温度とを自動的に切換えるものである。図2において、図1A〜図1Cと同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。実施の形態2の二流体ノズル11としては、実施の形態1の二流体ノズル11を使用することができる。
図2において、設定部31は、各二流体ノズル11の運転モードと気体と液体との温度とをそれぞれ設定することができる。設定部31からの信号を制御部32が信号配線33を通じて受信し、受信した信号を基に、制御部32が、制御配線34を通じて気体流量調整部14と液体流量調整部15と気体温度調整部16と液体温度調整部17とを制御する。
一例として、設定部31で第1の運転モードならびに温度を40℃に設定すると、制御部32を介して、
気体流量調整部14と気体温度調整部16とは、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つありたりに15リットル/minの流量で供給し、
液体流量調整部15と液体温度調整部17とは、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の液体を、二流体ノズル11一つあたりに50mリットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11から平均粒径10μmの細かい液滴が噴出される状態とすることができる。
また、一例として、設定部31で第二の運転モードならびに温度を40℃に設定すると、制御部32を介して、
気体流量調整部14と気体温度調整部16とは、
40℃の温度と0.1MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つあたりに4リットル/minの流量で供給し、
液体流量調整部15と液体温度調整部17とは、
40℃の温度と0.3MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つあたりに200mリットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11からは平均粒径100μmの粗い液滴が噴出される状態とすることができる。
なお、設定部31で温度を40℃に設定した場合に、液体と気体とのそれぞれの温度を40℃の同一温度に設定したが、入浴者80の体感温度が40℃であれば良いので、液体と気体とそれぞれの温度は同一である必要はなく、例えば気体の温度を38℃、液体の温度を42℃などとしても良い。
また、一例として、設定部31で第三の運転モードならびに温度を40℃に設定すると、制御部32を介して、
気体流量調整部14と気体温度調整部16とは、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つあたりに20リットル/minの流量で供給し、
液体流量調整部15は、
各二流体ノズル11に液体を供給せず、
各二流体ノズル11からは気体のみが噴出される状態とすることができる。
かかる構成によれば、運転モードと温度とを設定する設定部31と、気体流量調整部14と液体流量調整部15と気体温度調整部16と液体温度調整部17とを制御する制御部32とを備えることにより、入浴者80が利便性良く運転モードと温度とを切換えることができる。
(実施の形態3)
図3Aは、本発明の実施の形態3における二流体ノズル11bを示す切断端面図である。この二流体ノズル11bは、実施の形態1又は2における二流体ノズル11として使用するこことができる。
図3A内の斜線塗りされた太矢印281は二流体ノズル11b内の液体の流れの方向を示し、白塗り太矢印282は二流体ノズル11b内の気体の流れの方向を示している。
二流体ノズル11bは、二流体ノズル本体部220と、液体導入部230と、気体導入部240と、気液噴出部250とを少なくとも備えている。液体導入部230と気体導入部240と気液噴出部250とで、気液混合部260を構成している。二流体ノズル11bは、さらに、気体流入路241と、液体流入路232と、噴出口252と、突起部233とを備えている。二流体ノズル11bは、さらに、気液噴出部固定部270を備えている。
二流体ノズル本体部220は、ミストシャワー装置側液体流路13に接続されかつ円柱状部材の中心部に中心軸211の方向沿いに配置されたノズル側液体流路221と、ミストシャワー装置側気体流路12に接続されかつノズル側液体流路221の周囲に間隔をおいて中心軸211の方向沿いに配置された円筒状のノズル側気体流路222とがそれぞれ形成されている。ノズル側液体流路221とノズル側気体流路222とは、二流体ノズル本体部220の一部として中央部に位置する円筒部223で区切られている。ノズル側液体流路221は、先端側のみを図示しており、後端の図示しない液体供給口は、ミストシャワー装置側液体流路13に接続されている。ノズル側気体流路222も、先端側のみを図示しており、後端の図示しない気体供給口は、ミストシャワー装置側気体流路12に接続されている。
円筒部223の先端は、円筒部223以外の二流体ノズル本体部220より先端側に少し突出し、その先端に液体導入部230が固定されている。
液体導入部230は、二流体ノズル本体部220の先端に配置され、ノズル側液体流路221の開口を覆いかつ平らな内側端面(すなわち、下流側端面)230aを有する断面略C字形状をなしている。液体導入部230は、円筒部223の端面と、液体導入部230の内側端面230aとは軸方向の反対側の上流側の内面との間には、第1隙間322が形成されている。
また、液体導入部230の下流側端面すなわち内側端面230aの1か所には、後述する所定の突出高さで下流側に向けて内側端面230aから突出して隆起した突起部233が形成されている。突起部233は、一例として、外形が湾曲して下流側に向けて先すぼまりとなるような半円球形状の外形となっている。
また、液体導入部230と突起部233とを軸方向に貫通し、ノズル側液体流路221と気液混合部260とを連通する液体流入路232が形成されている。液体流入路232は、中心軸211から外れた位置、すなわち、ノズル側液体流路221の軸方向沿いの領域から外側に外れた位置、例えば、第1隙間322の外側に配置されている。
さらに、液体導入部230の下流側端面には、気液混合部260に突出し、中心軸211と同軸に配置された凸部231が設けられている。
気体導入部240は、液体導入部230と気液噴出部250との間に位置し、液体導入部230と気液噴出部250とに面接触する円環状の部材である。気体導入部240は、円環状部材の側部の一部を軸方向と交差する方向(例えば軸直交方向)に切り欠いて、ノズル側気体流路222と気液混合部260とを連通する、気体流入路241が形成されている。気体流入路241は、円環状の気体導入部240の少なくとも1箇所に、気体流路222と気液混合部260とを連通して設けられている。気体流入路241は、液体流入路232から気液混合部260に流入する液体流の流入方向に対して、ノズル側気体流路222から気液混合部260に流入する気体流の流入方向が気液混合部260で交差するように配置されている。このように気体と液体とを交差させて気液混合部260に流入させることにより、液体を微粒化させている。気体流入路241は、二流体ノズル本体部220の中心(中心軸211)に対して液体流入路232の位置と同じ位相ではないが、液体流入路232の近傍の位置で、かつ、中心軸211と交差する方向(例えば直交する方向)沿いの気体流入路241の中心軸(気体流入路241の軸線上)300が、液体流入路232の中心軸211と平行な中心軸と交差する位置となっている。このため、液体流入路232からの液体流と気体流入路241からの気体とが確実に混合することができる。
気液噴出部250は断面略Ω形状で、二流体ノズル本体部220の先端に配置され、液体導入部230と気体導入部240を覆うとともに、ノズル側気体流路222の開口を覆うことにより、円筒状の外形の第2隙間323を形成している。気液噴出部250は、液体導入部230の内側端面230aに対向する平らな外側端面を持つ外側端部250aと、円筒側面に相当する気液噴出部側面250cとを有する。気液噴出部250は、液体導入部230との間の側部では、所定間隔の円筒状の外形の第2隙間323をあけて覆うとともに、液体導入部230との間の端部では、所定間隔の円板状の外形の空間の気液混合部260を隙間として形成しつつ液体導入部230を覆うように、二流体ノズル本体部220の端面と気液噴出部固定部270との間に挟持されて固定されている。なお、気液噴出部固定部270を無くして、気液噴出部250が、直接、二流体ノズル本体部220の端面に固定されるようにしてもよい。
さらに、気液噴出部250の先端部251の中央部の突出した噴出筒部250fには、気液混合部260の気液混合流体(すなわち、微粒化された液体)を流出させる管状流路253と、管状流路253と連通して、気液混合流体を噴出させる噴出口252が形成されている。先端部251の内面には、管状流路253と連通した外形が円錐台形状の筒状の整流路254が形成されている。中心軸211上で整流路254は、凸部231に対向している。すなわち、噴出口252と管状流路253とは、いずれもノズル側液体流路221と同一中心軸211上に配置されている。これに対して、液体流入路232は、この中心軸211から外れた位置に位置している。
図3Bは、図3Aに示す二流体ノズル11bの気液混合部260を拡大した3B矢視断面図、図3Cは、図3Bに示す気液混合部260の3C矢視断面図をそれぞれ示している。
気体流入路241は、円環状の気体導入部240の少なくとも1箇所を溝幅243、溝高さ244の矩形断面形状に切り欠いて形成されており、円環状の気体導入部240の内周の接線方向に沿うように配置されている。
液体流入路232は、円環状の気体導入部240の内周面近傍で、気体流入路241を流れる気体流262に対し、液体流入路232を流れる液体流261が交差するように配置されている。
突起部233は、液体流入路近傍に配置され、液体導入部230の内側端面230aから所定の突出高さだけ隆起している。ここで、突起部233の先端と液体導入部230の内側端面230aとの距離を「突起高さ」234と呼称する。
このような構成において、ミストシャワー装置側液体流路13から二流体ノズル11bに供給された液体は、二流体ノズル本体部220に対して、図示しない液体供給口から二流体ノズル先端側にノズル側液体流路221を流れて液体流261となり、その液体流261は、液体導入部230内の液体流入路232を通って、気液混合部260に供給される。また、ミストシャワー装置側気体流路12から二流体ノズル11bに供給された気体は、二流体ノズル本体部220に対して、図示しない気体供給口から二流体ノズル先端側にノズル側気体流路222を通って気体流262となり、その気体流262は、気体流入路241を通って、気液混合部260に供給される。
気液混合部260に対して気体流262が供給されると、気液混合部260内に配置された突起部233と気体流262とが衝突し、突起部233の表面を沿うように気体の流れが変化する。突起部233の表面を流れる気体は、突起部233の表面との摩擦により減速し、ある点で速度がゼロとなる。この点を剥離点と呼び、剥離点より下流部には、気流のよどみが生じ、気液混合部260内の剥離点より下流部での空間の圧力が降下する。
本実施の形態3では、突起部233の頂点近傍に剥離点を生じさせ、空間の圧力を降下させることで、突起部233の近傍付近に配置された液体流入路232において、より低い送液圧で液体を供給することができる。さらに、気体流262と液体流261とが気液混合部260内に供給されると、互いに混合され、液体が微粒化される。
これにより、本実施の形態3にかかる二流体ノズル11bは、気体により液体を、例えば平均粒径(例えばザウター平均粒径)10μm以下程度まで小さく、効率良く微細化し、また液体流入路232近傍の空間の圧力を降下させることで、噴霧時の供給液圧を低減することができる。
本実施の形態3の1つの実施例における二流体ノズル11b は、具体的には、一例として、以下のような構成とすることができるが、これに限定されるものではない。例えば、気液混合部260が内径6.0mm、高さ1.9mmの円筒形状である。噴出部の噴出口252は直径1.0mmであり、管状流路253は直径1.0mm、長さ1.0mmであり、円錐台形状の整流路254は広い方の面が直径3.0mm、狭い方の面が直径1.0mm、長さが2.0mmである。突起部233は半径0.4mmの半円球形状で突起高さ234が0.4mmであり、液体流入路232は直径0.6mmの円形断面形状であり、気体流入路241の軸線上に1箇所形成されている。気体流入路241は溝幅243が1. 0mm、溝高さ244が0.5mmの矩形断面形状で気体導入部240の内周の接線方向に沿うように1箇所形成されている。
本実施の形態3の二流体ノズル11bは、実施の形態1および実施の形態2で示した二流体ノズル11と比較して、低い圧力の液体供給でも二流体ノズル11と同等の噴出状態を提供することができる。このことにより、液体供給源19として水道に直結した場合に昇圧のポンプを用いなくても、安定した噴出状態を提供することができる。
第一の運転モードとしては、例えば、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つありたりに15リットル/minの流量で供給し、
40℃の温度と0.1MPa(ゲージ圧)の圧力の液体を、二流体ノズル11一つあたりに50mリットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11から平均粒径10μmの細かいミストが噴出される
状態とすることができる。
第二の運転モードとしては、例えば、
40℃の温度と0.1MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つあたりに4リットル/minの流量で供給し、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の液体を、二流体ノズル11一つあたりに200mリットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11から平均粒径100μmの粗い液滴が噴出される
状態とすることができる。
第三の運転モードとしては、例えば、
40℃の温度と0.2MPa(ゲージ圧)の圧力の気体を、二流体ノズル11一つあたりに20リットル/minの流量で供給し、
各二流体ノズル11に液体を供給せずに、各二流体ノズル11からは気体のみが噴出される
状態とすることができる。
かかる構成によれば、二流体ノズル11bを備えることにより、液体供給源19として水道に直結した場合に昇圧のポンプを用いなくても、安定した噴出状態を提供することができる。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の前記態様にかかるミストシャワー装置は、気体流量調整部と液体流量調整部で、気体の流量と液体の流量それぞれを運転モード毎に所定の値に設定して、第一の平均粒径の液滴と気体を噴出する第一の運転モードと、第一の平均粒径の液滴より大きい第二の平均粒径の液滴と気体を噴出する第二の運転モードと、気体のみを噴出する第三の運転モードを切換えることができ、ミストシャワー又はミストサウナ等の入浴装置の用途にも適用できる。
11 二流体ノズル
11b 二流体ノズル
12 ミストシャワー装置側気体流路
13 ミストシャワー装置側液体流路
14 気体流量調整部
15 液体流量調整部
16 気体温度調整部
17 液体温度調整部
18 気体供給源
19 液体供給源
21 浴室内空間
22 噴出流体
31 設定部
32 制御部
33 信号配線
34 制御配線
80 入浴者
110B 噴霧装置
110a 噴霧装置本体部
111 液体流路
112 気体流路
113 内蓋部
113a 内側端面
114 外蓋部
114a 外側端面
115 気液混合部
116 噴出部
116a 噴出口
117 噴霧装置蓋固定部
118 液体流入口
121 気体流入口
122 第1隙間
123 第2隙間
124 円環状の凸部
211 中心軸
220 二流体ノズル本体部
221 ノズル側液体流路
222 ノズル側気体流路
223 円筒部
230 液体導入部
230a 内側端面
231 凸部
232 液体流入路
233 突起部
234 突起高さ
240 気体導入部
241 気体流入路
243 溝幅
244 溝高さ
250 気液噴出部
250a 外側端部
250c 気液噴出部側面
250f 噴出筒部
251 先端部
252 噴出口
253 管状流路
254 整流路
260 気液混合部
261 液体流
262 気体流
270 気液噴出部固定部
281 斜線塗りされた太矢印
282 白塗り太矢印
300 気体流入路の中心軸
322 第1隙間
323 第2隙間

Claims (5)

  1. 気体と液体とを混合して噴出可能な二流体ノズルと、
    前記二流体ノズルに前記気体を供給するミストシャワー装置側気体流路と、
    前記気体の温度を調整する気体温度調整部と、
    前記ミストシャワー装置側気体流路に前記気体を供給する気体供給源と、
    前記二流体ノズルに前記液体を供給するミストシャワー装置側液体流路と、
    前記液体の温度を調整する液体温度調整部と、
    前記ミストシャワー装置側液体流路に前記液体を供給する液体供給源と、
    前記気体の流量と前記液体の流量とのそれぞれを運転モード毎に所定の値に設定して、第一の平均粒径の液滴と前記気体とを噴出する第一の運転モードと、前記第一の平均粒径の液滴より大きい第二の平均粒径の液滴と前記気体とを噴出する第二の運転モードと、前記気体のみを噴出する第三の運転モードとを切換える、気体流量調整部と液体流量調整部と
    を備える、ミストシャワー装置。
  2. 前記第一の平均粒径が0.1〜10μmである、請求項1に記載のミストシャワー装置。
  3. 前記第二の平均粒径が100〜300μmである、請求項1又は請求項2に記載のミストシャワー装置。
  4. 前記運転モードと前記気体の温度と前記液体の温度とをそれぞれ設定する設定部と、
    前記設定部からの設定信号を受信し、受信した信号を基に前記気体流量調整部と前記液体流量調整部と前記気体温度調整部と前記液体温度調整部とを制御する制御部と
    を備える、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のミストシャワー装置。
  5. 前記二流体ノズルが、
    ノズル側液体流路とノズル側気体流路とを有する二流体ノズル本体部と、
    前記ミストシャワー装置側液体流路に接続され、前記二流体ノズル本体部の中心軸上にある円筒部の先端に配置されて、前記ノズル側液体流路の開口を覆う液体導入部と、
    前記ミストシャワー装置側気体流路に接続され、前記二流体ノズル本体部の先端に配置され、前記液体導入部を覆うとともに、前記ノズル側気体流路の開口を覆う気液噴出部と、
    前記液体導入部と前記気液噴出部との間に位置し、前記液体導入部と前記気液噴出部とに面接触する円環状の気体導入部と、
    前記液体導入部で覆われた前記液体流路の前記開口と前記液体導入部と前記気体導入部と前記気液噴出部とに囲まれた気液混合部とを連通した液体流入路と、
    円環状の前記気体導入部の少なくとも1箇所に前記ノズル側気体流路と前記気液混合部とを連通して設けられ、前記ノズル側気体流路を流れる気体流を、前記液体流入路から前記気液混合部に流入する液体流に対し交差する方向に、前記気液混合部に流入させて液体を微粒化させる気体流入路と、
    前記気液噴出部に設けられて、前記気液混合部と連通し、前記気液混合部にて前記微粒化された液体を噴出する噴出口と、
    前記液体導入部の下流側端面に少なくとも1箇所設けられて、所定の突出高さで前記下流側端面から突出し、前記液体流入路と前記気体流入路との間で、前記液体流入路の近傍側に配置されている突起部とを備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のミストシャワー装置。
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