JPH0517692Y2 - - Google Patents

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JPH0517692Y2
JPH0517692Y2 JP18958085U JP18958085U JPH0517692Y2 JP H0517692 Y2 JPH0517692 Y2 JP H0517692Y2 JP 18958085 U JP18958085 U JP 18958085U JP 18958085 U JP18958085 U JP 18958085U JP H0517692 Y2 JPH0517692 Y2 JP H0517692Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は定電流回路を並列に接続した電圧安
定化電源回路に関するものである。
(従来技術とその問題点) 最近の電子機器はそのほとんどの機器が安定化
電源を使用している。これは機器に高安定が要求
されるようになつたためと、IC技術の進歩によ
り廉価で小形な安定化電源が使用出来るようにな
つたためである。そして、これ等の安定化電源は
ほとんどのものが定電圧形である。一方、電子機
器に使用されるデバイスには、電流駆動で使用す
る部品も多く、例えば発光表示器やスイツチとな
どに使用されている発光ダイオード(LED)や
モータ等がある。従来これ等の部品は安定化され
た直流電圧に直列に抵抗を接続して定電流に近い
状態で使用している。第2図はこれ等電流駆動で
使用する部品の基本構成図であり、電流駆動部品
ZIの消費電力は端子電圧VZIと駆動電流IZIの積で
ある。駆動回路全体で考えれば電流安定化のため
の直列抵抗Rでの消費電力も含める必要があり、
回路の消費電力は直流電圧EOと駆動電流IZIの積
である。さらに機器全体で考えれば、安定化電源
での消費電力、すなわち機器入力電圧Eiと安定化
出力直流電圧EOの差と駆動電流IZIの積がさらに
消費される。従つて電流駆動部品を付加すること
による消費電力PZTは、機器全体で考えれば式(1)
に示す装置入力電圧Eiと駆動電流IZIとの積で与え
られる。PZT=Ei・IZI ……(1) 例えば一般的な車載機器で入力電圧を13.7Vで
使用し、発光表示部品として一般的なLED1ケを
10mAで駆動した場合のLEDの消費電力は約
20mWであるが、機器全体での消費電力は式(1)か
ら137mWとなり、実際のデイバイスを駆動する
電力は全消費電力の約15%で非常に利用効率が悪
く、低消費電力化が必要な携帯形機器や車載機器
では致命的な欠点となつていた。
(目的) この考案はこれらの欠点を解決するため、従来
の定電圧安定化回路に新たに定電流回路を併列に
付加し、定電流回路の出力電流を定電圧安定化回
路出力に接続される負荷電流の一部として動作す
るようにし、機器の低消費電力化を実現できる安
定化電源回路である。
(実施例) 第3図は本考案による定電流回路を含む安定化
電源回路の基本構成図で、1は電圧入力端子、2
は接地端子、3は定電圧出力端子、4は定電流出
力端子であり、機器の負荷Zは定電圧出力端子3
と接地端子2に接続され、電流駆動負荷Z1は定電
流出力端子4と定電圧出力端子3に接続されてい
る。この回路における機器入力電流Ii、電圧安定
化回路出力電流IO、電流駆動負荷電流IZIとする
と、機器の負荷電流IZは式(2)で与えられる。
IZ=IZI+IO=Ii ……(2) すなわち、機器入力電流Iiは機器負荷電流IZ
等しく、電流駆動負荷電流IZIは機器負荷電流IZ
電圧安定化回路出力電流IOとの差となる。従つて
機器消費電力Pは式(3)で与えられる。
P=Ei×Ii ……(3) この回路によれば電流駆動負荷ZIをつけること
による消費電力の増加が無いばかりか、電圧安定
化回路出力電流IOが電流駆動負荷電流IZIへ分流し
た値だけ減少し、電圧安定化回路での消費電力も
電圧安定化回路単独の負荷となる場合よりも減少
して安定化電源内部での温度上昇が低くなり、低
いレートでのデレイテングを行わせることができ
る。
第1図は本考案による実施例で1〜4は第3図
と同義、5は定電流回路制御端子である。以下こ
の回路について動作を説明する。先ず電圧安定化
回路は一般的な直列制御方式であり、直列制御素
子Q4はEiを電源として誤差信号増幅器−Gの出
力を入力とするエミツタ・ホロワとして動作す
る。すなわちQ4の出力電圧EOは検出抵抗R1
とR2で分割され、基準電圧ESと比較されて誤差
信号E〓=(ES−EO′)を作る。この信号が−G倍
されてQ4のベース回路に負帰還される回路構成
であり、従来の直列制御形電圧安定化回路方式と
何ら変らない。この回路において誤差信号増幅器
利得が充分大きいと仮定すれば電圧(安定化回路
出力電圧)EOは式(4)で与えられ、 EO≒(R1+R2/R2)・ES ……(4) 出力負荷電流IOに影響されない。
次に定電流回路について説明する。定電流回路
はPNPトランジスタQ2,Q3を使用してカレ
ントミラー回路を構成し、それぞれのエミツタを
抵抗R3,R4を介して電圧入力端子1に接続す
る。トランジスタQ3のコレクターは定電流出力
端子4とし、電流駆動負荷ZIを介して定電圧出力
端子3に接続する。また、トランジスタQ2のベ
ースとコレクタを接続し、この接続点にコレクタ
ーが接続された電流設定用トランジスタQ1は、
ベースを定電流回路制御端子5として定電圧出力
端子3に接続し、エミツタを抵抗R5を介して接
地する。この回路での電流駆動負荷電流IZIは式
(5)で与えられる。
IZI=R3/R4・Ib=R3/R4・(EO−VBEQ1/R5) ……(5) Ibの値はトランジスタQ3のhfeを考慮して、Ib
<IZIに設定し、カレントミラー回路のエミツタ
抵抗比R3/R4を決定すれば、Ibによつて電流駆動 負荷電流IZIを設定できる。従つて抵抗R5の値
によつて電流駆動負荷に合せた任意を設定でき
る。また、実施例ではトランジスタQ1のベース
を定電圧出力端子3に接続しているが式(5)から明
らかなように、このベース電圧を変えることによ
つても出力電流IZIを制御可能である。また入力
電圧Ei及び定電圧回路負荷Zの影響を受けないこ
とは式(5)から明らかである。
実施例では定電流出力端子が一回路であるが、
トランジスタQ3同様トランジスタQ2のベース
に並列接続し、そのエミツタ抵抗値によつて式(5)
で示す電流値に任意に設定可能で、その合計電流
ΣIZIが定電圧回路負荷電流IZに対してΣIZI<IZの条
件を満足すれば、複数の定電流出力端子を駆動可
能である。この場合、電圧安定化回路出力電流IO
は IO=IZ−ΣIZI ……(6) を満足しながら減少するため、直列制御トランジ
スタQ4の消費電力〔PQ4=(Ei−EO)・IO〕も減
少し、デイバイスの温度上昇が低くなつて安定動
作を行わしめることが可能である。
(効果) 以上説明した通り本考案によれば、電流駆動部
品及び回路を安定した定電流源で駆動でき、さら
にこの駆動電流は定電圧回路負荷電流の一部を利
用しているため、電流駆動部品及び回路の消費電
流を増加させないばかりか、従来の電圧安定化回
路、直列制御トランジスタでの消費電力を減少さ
せる事ができ、温度上昇等のデレイテングに余裕
が得られると共に、総合消費電力を小さくするこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の負荷回路を含む安定
化電源回路の構成図、第2図は従来の基本構成
図、第3図は本考案の基本構成図である。 Ei……入力電圧、EO……安定化出力電圧、IO
…電圧安定化回路出力電流、IZI……電流駆動負
荷電流、ZI……電流駆動負荷、Z……機器負荷、
ES……基準電圧、−G……誤差信号増幅器、IZ
…機器の負荷電流。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 集積回路で構成された直列制御形定電圧安定
    化電源に対し、並列に外部負荷を含めた定電流
    回路を接続して、構成したことを特徴とする安
    定化電源回路。 (2) 前記定電流回路にカレントミラー回路を使用
    し、それぞれ独立した定電流回路を複数で構成
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の安定化電源回路。 (3) 前記カレントミラー回路に電流値設定用のト
    ランジスタを設け、外部信号によつて定電流回
    路の電流値を制御できるように構成したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載
    の安定化電源回路。
JP18958085U 1985-12-11 1985-12-11 Expired - Lifetime JPH0517692Y2 (ja)

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JPS62100519U JPS62100519U (ja) 1987-06-26
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