JP2003526981A - 高周波数トランジスタのための動作点調整用の回路構造、および、増幅器回路 - Google Patents

高周波数トランジスタのための動作点調整用の回路構造、および、増幅器回路

Info

Publication number
JP2003526981A
JP2003526981A JP2001566255A JP2001566255A JP2003526981A JP 2003526981 A JP2003526981 A JP 2003526981A JP 2001566255 A JP2001566255 A JP 2001566255A JP 2001566255 A JP2001566255 A JP 2001566255A JP 2003526981 A JP2003526981 A JP 2003526981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
terminal
circuit structure
current
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2001566255A
Other languages
English (en)
Inventor
パウル シャッフェル,ヨーゼフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Infineon Technologies AG
Original Assignee
Infineon Technologies AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Infineon Technologies AG filed Critical Infineon Technologies AG
Publication of JP2003526981A publication Critical patent/JP2003526981A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/30Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
    • H03F1/302Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in bipolar transistor amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、高周波数トランジスタ(1)を有し、動作点調整用の回路(2)を備えている増幅器回路に関し、回路(2)は、高周波トランジスタ(1)のコレクタ回路に接続された抵抗器(3)で降下する電圧に応じて、高周波数トランジスタ(1)用のベース電流(IB)を供給するものである。この回路(2)は、差分部材(20)を備えており、この差分部材(20)は、供給電圧(VS,GND)を入力し、抵抗器(3)で降下する電圧を基準電圧と比較するものである。ベース電流(IB)は、電圧差分に応じて、電流源(22)によって生成される。この回路(2)は、供給電圧を少ししか必要としないため、抵抗器(3)での電力消費もわずかである。また、この回路(2)は、わずかな構成要素から構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、供給電位用の端子と測定抵抗器用の端子とを有する高周波数トラン
ジスタの動作点調整(Arbeitzpunkteinstellung)用の回路構造、および、高周
波数トランジスタとこのような回路構造とを有する増幅器回路に関するものであ
る。
【0001】 高周波数信号用の増幅器回路は、高周波数トランジスタを備えている。増幅さ
れるべき制御入力信号は、この高周波数トランジスタに供給される。また、この
高周波数トランジスタでは、増幅された信号は、負荷回路(Lastkreis)に出力
連結(ausgekoppelt)される。また、このトランジスタは、制御入力部および負荷
電流経路に適切に印加される直流電流によって、その動作点に保たれる。
【0002】 高周波数トランジスタを有する増幅器回路の増幅特性は、供給電流に応じて異
なる。このことから、抵抗器ネットワークまたは能動回路は、増幅器トランジス
タの動作点を、その製造許容誤差および温度特性とできる限り無関係とするよう
調整するために使用される。
【0003】 高周波数トランジスタのにおける動作点調整用の回路構造としては、例えば、
1999年2月24日付けの「集積回路BCR400Wに関するデータ冊子」(
Datenblatt zur integrierten Schaltung BCR400W)で示したような、イ
ンフィネオンテクノロジーズの回路BCR400を挙げられる。この回路は、供
給電圧用の2つの端子、測定抵抗器を接続するための測定端子(Messanschluss
)、および、バイポーラ高周波数トランジスタのベースに接続するための電流出
力部を備えている。測定端子と供給電圧の正極との間に接続された外部測定抵抗
器は、高周波数トランジスタのコレクタ電流経路に接続されている。外部測定抵
抗器は、100〜220Ωである。この外部抵抗器を通過する(anliegende)こ
とによる電圧降下は、約600mVである。このことにより、供給電圧の低い装
置、特にバッテリーで作動する装置では、増幅器回路の最大出力性能が制限され
る。また、バッテリーで作動する装置の作動時間は、測定抵抗器での少なくない
電流消費によって制限される。
【0004】 本発明の目的は、高周波数トランジスタにおける動作点調整用の回路構造であ
って、低い供給電圧で稼働でき、電力消費の小さい回路構造を提供することにあ
る。
【0005】 また、他の目的は、動作点調整用のこのような回路構造を有する増幅器回路を
提供することである。
【0006】 本発明によると、動作点調整用の回路構造に関する目的は、以下に示す高周波
数トランジスタの動作点調整用の回路構造により達成される。すなわち、この回
路構造は、第1供給電位用の端子および第2供給電位用の端子と、高周波数トラ
ンジスタの負荷電流経路に直列に接続されている測定抵抗器に接続された測定端
子と、高周波数トランジスタの制御端子に連結される出力端子と、第1および第
2供給電位用の端子と供給電圧に関して接続され、基準電圧源と接続された第1
信号入力部、および、測定端子に接続されている第2信号入力部を備えた差分部
材(Differenzglied)と、差分部材によって制御され、出力端子と接続されてい
る電流源とを備えている。
【0007】 また、このような回路構造を有する増幅器回路は、抵抗器および高周波数トラ
ンジスタを備えている。この抵抗器は、第1供給電位用の端子と回路構造の測定
端子との間に接続されている。また、高周波数トランジスタのコレクタは、回路
構造の測定端子と直流連結(glaichstrommaessig gekoppelt)され、同じくベー
スは、回路構造の出力端子と直流連結されている。また、この高周波数トランジ
スタのベースは、高周波数入力信号用の入力端子と連結され、同じくコレクタは
、高周波数出力信号用の出力端子と連結されている。
【0008】 本発明による回路構造は、供給電圧の入力を受け、測定抵抗器を通過した電圧
と基準電圧とを比較する差分部材を備えている。これにより、電流源の電流が制
御される。電流源は、高周波数トランジスタの制御端子、例えば、バイポーラR
Fトランジスタのベース端子に接続される。この差分構成(Differenzbildung)
により、外部測定抵抗器での降下電圧と比較するための基準電圧を低くできる。
基準電圧は、実際には、約100mVである。両電圧の差分は、回路の電流出力
を制御する。
【0009】 本発明の実施形態では、電流源から通電される入力経路と、基準電圧の降下す
る抵抗器に接続された出力経路とを有する第1電流鏡映回路(Stromspiegelscha
ltung)を用いてもよい。この場合、第1トランジスタの制御端子は制御配線に
接続されており、この制御配線は、第1電流鏡映回路の入力支線と出力支線とを
接続している。測定抵抗器は、負荷電流側で、第1トランジスタに接続される。
第1トランジスタの負荷電流は、測定抵抗器を通過した電圧と第1鏡映における
抵抗器で生成された基準電圧との間の差分に応じて制御される。エミッタ接続(
Emitterschaltung)で作動する出力部トランジスタは、第2電流鏡映を介して電
流によって制御される。この出力部トランジスタまたは第2トランジスタの負荷
電流は、高周波数トランジスタの制御端子へ電流を印加するために使用される。
単一の出力部トランジスタに限らず、少なくとも2つのトランジスタを備え、高
い電流駆動性能を有するダーリントン回路(Darlington-Schaltung)も適してい
る。
【0010】 上記した第1鏡映回路の入力支線での電流源は、従来のように構成されており
、このために、トランジスタが用いられている。このトランジスタとしては、そ
の負荷電流経路が抵抗器を介して基準電位(Bezugspotential)と接続されてお
り、その制御端子が複数のダイオードの直列接続を介して同様に基準電位と接続
されているものを使用できる。定電流については、トランジスタの負荷電流経路
における他の端子で測定できる。
【0011】 第1電流鏡映は、入力支線のトランジスタにおける制御端子と負荷電流端とを
連結することにより、従来のように実現される。このトランジスタの制御端子は
、その他に、出力支線のトランジスタにおける制御端子に接続されている。
【0012】 第1電流鏡映のトランジスタは、バイポーラpnpトランジスタである。差分
増幅器を構成している第2トランジスタおよび出力部側の電流源トランジスタも
、同様にバイポーラpnpトランジスタである。バイポーラトランジスタの代わ
りに、MOSトランジスタで回路構造を実現することもできる。このとき、np
nトランジスタは、nチャネルMOSトランジスタで代用でき、pnpトランジ
スタは、pチャネルMOSトランジスタで代用できる。
【0013】 本発明による回路の利点は、必要とされる構成要素が比較的わずかなことであ
る。回路が複雑でないため、小さくて原価の安い規格ハウジングに適している。
回路の電流制御(Stromregelung)は、わずか約2ボルトの作動電圧で早くも始
まる。制御回路の信号には位相転換(Phasendrehung)がないため、制御は高い
安定性を有している。また、回路の温度反応は、バイポーラ増幅トランジスタの
温度反応と反対となるため、増幅器回路は、全体的に、温度によらない大きな増
幅機能を有する。
【0014】 以下に、本発明を、図面に示す実施形態を用いて詳述する。 図1は、集積回路に実現されている、動作点調整用の回路構造を含む増幅器回路
のブロック図である。 図2は、トランジスタレベル(Transistorebene)での、動作点調整用の回路構
造の実施形態を示す図である。
【0015】 図1に示す増幅器回路は、バイポーラnpn高周波数トランジスタ1を備えて
いる。このトランジスタ1のベース端子は、増幅するべき高周波数信号RFIN
用の入力端子10と接続されており、コレクタ端子は、動作点調整のために、抵
抗器3を介して正の供給電位VSと接続されている。トランジスタ1のエミッタ
は、基準電位(接地)GNDに接続されている。高周波数出力信号RFOUTは
、トランジスタ1のコレクタに接続されている出力端子11で測定できる。動作
点調整用の回路構造2は、出力部26を備えている。この出力部26は、トラン
ジスタ1のベースに入力連結(einkoppelt)している印加電流を流す。トランジ
スタ1の動作点は、抵抗器3によって調整されたコレクタ電流ICと、これに適
合されたベース電流IBとを、トランジスタ1に供給することにより調整される
。端子10および11に割り当てられたブロックコンデンサ18または17は、
それぞれ、入力および出力端子からの直流IBまたはICを遮断するために使用
される。さらに、誘導性インダクタンス13は、負荷またはコレクタ電流経路に
備えられ、また、誘導性インダクタンス14は、抵抗器15と直列に、ベース電
流導線に備えられている。また、アースに接続された各キャパシタ12あるいは
16は、増幅するべき高周波数信号を直流導線から減結合するために備えられて
いる。
【0016】 動作点調整用の回路2は、正の供給電位VS用の端子23、増幅トランジスタ
1におけるコレクタ電流経路上の測定抵抗器3が接続されている端子24、およ
び、基準電位GND用の端子25を備えている。印加されたベース電流は、供給
電圧VS、GNDおよび測定抵抗器3を通る電流に応じて制御され、端子26で
測定される。回路2は、供給電圧VS,GNDの供給を受ける差分部材20を備
えている。差分部材20の反転入力部は、基準電圧源21と接続されている。こ
の基準電圧源21は、供給電位VS用の端子23に接続されている。差分部材2
0の非反転入力部は、端子24に接続され、測定抵抗器3で降下する電圧を測定
する。電流源22は、差分部材20から算出される電圧差分に応じて制御される
。この電流源22は、ベース電流IBを端子26に供給する。
【0017】 回路構造2の実施形態を、図2に詳細に示す。同様の部材は、同じ引用番号で
示す。この回路は、電流源30を備えている。この電流源30は、基準電位端子
(Bezugspotentialanschluss)25に接続されており、端子26の出力部側に定
電流を供給している。電流源は、バイポーラトランジスタ33を備えている。こ
のバイポーラトランジスタ33のエミッタは、抵抗器34を介して基準電位端子
25に接続されている。トランジスタ33のベースは、直列に接続されている2
つのバイポーラダイオード31,32を介して基準電位端子25に接続されてい
る。電流は、正の供給電位VS用の端子23から、抵抗器35を介してダイオー
ド31,32の直列接続に供給される。電流源30の端子36に供給された定電
流は、電流鏡映回路40の入力支線に連結される。電流鏡映回路40は、コレク
タとベースとが相互に接続されているバイポーラトランジスタ41を入力側に備
えている。トランジスタ41のコレクタ端子は、電流源30と接続されており、
エミッタ端子は、正の供給電位VS用の端子23と接続されている。電流鏡映4
0の出力支線には、バイポーラトランジスタ42が備えられている。バイポーラ
トランジスタ42のコレクタは、基準電位端子25と直接接続されており、エミ
ッタは、抵抗器43を介して供給電位端子23と接続されている。トランジスタ
42は、トランジスタ41と比較して、より高い電流を流すことができる。この
トランジスタは、マルチエミッタトランジスタまたは複数のトランジスタの並列
接続として実施される。トランジスタ42は、そのベース側で、トランジスタ4
1のベースと接続している。電流源36から供給された定電流は、抵抗器43に
対し、それ相当に増幅されて、電流鏡映40を介して提供される。その結果、正
の供給電位VSに関連する定電圧が、抵抗器43の電流鏡映側の端子44で設定
される。
【0018】 また、別のバイポーラトランジスタ50は、供給電位端子23に接続されてい
る抵抗器51をエミッタ側に備えている。トランジスタ50のベースは、電流鏡
映40の入力および出力支線を構成しているトランジスタ41と42との間にあ
る、接続配線45に接続されている。つまり、トランジスタ50のベースは、ト
ランジスタ41,42におけるベース端子の接続配線に接続されている。加えて
、トランジスタ50のエミッタは、端子24に接続されている。高周波数増幅ト
ランジスタ1のコレクタ電流のための測定抵抗器3は、この端子24に接続され
ている。トランジスタ50は、つまり、ベース接続(Basisschaltung)で作動さ
れる。トランジスタ50のベース−エミッタ電圧、それとともにコレクタ電流は
、測定抵抗器3を通過する電流に応じて影響される。測定抵抗器3で降下する電
圧は、回路結線(Schaltungsknoten)44または抵抗器43に供給されている定
電圧と個々に比較され、バイポーラトランジスタ50のコレクタ電流は、抵抗器
3で降下する電圧と抵抗器43に供給されている定電圧との間の電圧差分に応じ
て調整される。トランジスタ50のコレクタ電流は、基準電位端子25と接続さ
れている電流鏡映60を介して鏡映され、電流源22を構成しているバイポーラ
トランジスタ70のベース端子に供給される。電流鏡映60は、トランジスタ6
1を入力側に備え、トランジスタ62を出力側に備えている。トランジスタ61
のコレクタ端子とベース端子とは連結されている。また、トランジスタ62のベ
ースは、トランジスタ61のベースと接続されている。さらに、トランジスタ6
2のコレクタは、トランジスタ70のベースと接続されている。電流鏡映60の
入力経路と出力経路との間の電流は、ダブルエミッタトランジスタとして実施さ
れているトランジスタ62によって、増幅(例えば倍増)されることが好ましい
。トランジスタ70のエミッタは、電位VSに接続している。トランジスタ70
は、つまり、エミッタ接続で作動される。
【0019】 1つのトランジスタ70に代えて、2つまたは複数のトランジスタからなるダ
ーリントン回路(図示せず)によっても、電流源22を構成できる。ダーリント
ン回路は、1つのトランジスタに比して、より高い電流駆動性能を備えている。
2つのpnpトランジスタから構成されているダーリントン接続の場合、第1ダ
ーリントントランジスタのエミッタ端子は、端子23と接続される。また、第2
ダーリントントランジスタのエミッタは、第1ダーリントントランジスタのベー
スと接続される。第2ダーリントントランジスタのベースは、電流鏡映60の出
力支線に接続される。両ダーリントントランジスタのコレクタ端子は、相互に接
続され、さらに、出力端子26と接続される。
【0020】 以上のように、高周波数トランジスタ1のための動作点調整用の回路構造によ
って、抵抗器43において、定電流(電流源30のために供給されたもの)に応
じた定電圧が生成される。そして、さらに、トランジスタ42,50(ベース端
子間が接続されている)による差分構成により、トランジスタ50に連結された
測定電圧と共に、トランジスタ50のコレクタ電流が生成される。このコレクタ
電流は、上記の差分に依存するとともに、鏡映および増幅の後で、端子26の出
力電流として供給される。
【0021】 電流源30のトランジスタ31,32,33ならびに電流鏡映60のトランジ
スタ61,62は、npnバイポーラトランジスタである。電流鏡映40のトラ
ンジスタ41,42ならびにトランジスタ50および電流源トランジスタ22は
、pnpバイポーラトランジスタである。各npnおよびpnpトランジスタの
負荷電流経路は、そのコレクタ-エミッタ電流経路である。各トランジスタの制
御端子は、そのベース端子である。上記記した実施形態は、わずかな電圧で作動
可能なものである。また、その制御は、2Vの作動電圧VS,GNDで早くも始
まる。この回路は、集積する場合にシリコン面をわずかしか必要としないような
、扱い易い数のトランジスタおよび抵抗器を備えている。また、モノリシックの
集積回路は、小さな、標準的な4ピンのハウジングに、非常に簡単に収納できる
【0022】 上記のようにバイポーラ半導体技術での実施に代えて、MOS技術で回路を実
施してもよい。既述のバイポーラトランジスタ31,32,33,61,62の
代わりに、nチャネルMOSトランジスタを使用することもできる。また、既述
のpnpバイポーラトランジスタ41,42,50,22の代わりに、pチャネ
ルMOSトランジスタを使用することもできる。MOSトランジスタの負荷電流
経路は、これらのドレイン-ソース経路である。MOSトランジスタの制御電極
は、これらのゲート電極である。
【0023】 周知のように、バイポーラトランジスタのベース-エミッタ接点間の降下電圧
は、温度に依存する。温度が上昇すると、ベース-エミッタ電圧は減少する。温
度上昇のために、トランジスタ50のベース-エミッタ接点間で降下する電圧差
分は、負の係数を有している。このため、端子26から供給されるベース電流は
、同様に負の温度係数を有している。このことから、バイポーラ高周波数増幅ト
ランジスタ1のコレクタ電流は、制限される。回路2の温度反応は、トランジス
タ1の温度反応とは反対となるため、トランジスタ1の動作点は、温度に依存す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 集積回路に実現されている、動作点調整用の回路構造を含む増幅器回路のブロ
ック図である。
【図2】 トランジスタレベルでの、動作点調整用の回路構造の実施形態を示す図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J092 AA01 CA36 CA37 FA00 FA10 HA08 HA25 HA29 HA32 HA33 KA00 KA02 KA05 KA09 MA06 MA21 5J500 AA01 AC36 AC37 AF00 AF10 AH08 AH25 AH29 AH32 AH33 AK00 AK02 AK05 AK09 AM06 AM21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波数トランジスタのための動作点調整用の回路構造において、 第1供給電位(VS)用の端子(23)および第2供給電位(GND)用の端
    子(25)と、 高周波数トランジスタ(1)の負荷電流経路に直列に接続されている測定抵抗
    器(3)に接続された測定端子(24)と、 高周波数トランジスタ(1)の制御端子に連結された出力端子(26)と、 第1および第2供給電位用の端子(23,25)と供給電圧に関して接続され
    、基準電圧源(21)と接続されている第1信号入力部(−)、および、測定端
    子(24)と接続されている第2信号入力部(+)を備えた差分部材と、 上記差分部材(20)によって制御され、出力端子(26)と接続されている
    電流源(22)とを備えている回路構造。
  2. 【請求項2】 上記第2供給電位用の端子(25)と接続されている電流源(30)に接続さ
    れている入力経路(41)、および、制御配線(45)を介して入力経路(41
    )と連結されており、第1抵抗器(43)を介して第1供給電位用の端子(23
    )と接続されている出力経路(42)を有する第1電流鏡映回路(40)と、 第1電流鏡映回路(40)の経路を接続している制御配線(45)にベースが
    接続されており、エミッタが、第2抵抗器(51)を介して上記第1供給電位(
    VS)用の上記端子(23)に、また、測定端子(24)に接続されているトラ
    ンジスタ(50)とによって特徴づけられる請求項1に記載の回路構造。
  3. 【請求項3】 第2電流鏡映(60)を介して上記第1トランジスタ(50)にベースが接続
    されており、コレクタが出力端子(26)と接続されているエミッタ接続の第2
    トランジスタ(70)によって特徴づけられる請求項2に記載の回路構造。
  4. 【請求項4】 上記電流源(30)は、トランジスタ(33)の負荷経路を備えており、 この負荷経路は、その一端で、第1電流鏡映(40)の入力支線(41)と接
    続されており、他端で、抵抗器(34)を介して第2供給電位(GND)用の端
    子(25)と接続されており、 上記トランジスタ(33)の制御端子が、少なくとも2つのダイオード(31
    ,32)を含む直列回路を介して第2供給電位用の端子(25)と接続されてい
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の回路構造。
  5. 【請求項5】 上記第1電流鏡映(40)の入力支線(41)は、制御端子がその負荷経路と
    連結されているトランジスタの負荷経路を備え、 上記第1電流鏡映(40)の出力支線は、上記入力支線におけるトランジスタ
    (41)の制御端子と連結されている制御端子を有する他のトランジスタ(42
    )の負荷経路を備えていることを特徴とする請求項2または3に記載の回路構造
  6. 【請求項6】 上記第2電流鏡映(60)は、負荷経路が第2トランジスタ(50)の負荷経
    路と連結された負荷経路、および、その負荷経路と連結されている制御端子を有
    する第1トランジスタ(61)、および、第2トランジスタ(70)の制御端子
    と接続されている負荷経路を有する第2トランジスタ(62)を備え、 上記第2電流鏡映(60)におけるトランジスタ(61,62)の制御端子が
    相互に連結されていることを特徴とする請求項5に記載の回路構造。
  7. 【請求項7】 上記第1電流鏡映(40)のトランジスタ(41,42)は、pnpトランジ
    スタまたはnチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項5に記
    載の回路構造。
  8. 【請求項8】 上記第1および第2トランジスタ(50,70)は、pnpトランジスタまた
    はpチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項3に記載の回路
    構造。
  9. 【請求項9】 上記電流源(22)が、少なくとも2つのトランジスタを有するダーリントン
    回路からなることを特徴とする請求項1または2に記載の回路構造。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の回路構造を有する増幅器回路であって、 上記第1供給電位(VS)用の端子(23)と上記回路構造の測定端子(24
    )との間に接続されている抵抗器(3)と、 コレクタが上記回路構造の測定端子(24)と直流接続されているとともに、
    ベースが上記回路構造の出力端子(26)と直流接続されており、また、ベース
    が高周波数入力信号(RFIN)用の入力端子(10)と連結されているととも
    に、コレクタが高周波数出力信号(RFOUT)用の出力端子(11)と連結さ
    れている高周波数トランジスタ(1)とによって特徴づけられる増幅器回路。
JP2001566255A 2000-03-06 2001-01-31 高周波数トランジスタのための動作点調整用の回路構造、および、増幅器回路 Abandoned JP2003526981A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP00104820.6 2000-03-06
EP00104820A EP1134891A1 (de) 2000-03-06 2000-03-06 Schaltungsanordnung zur Arbeitspunkteinstellung eines Hochfrequenztransistors und Verstärkerschaltung
PCT/EP2001/001008 WO2001067594A1 (de) 2000-03-06 2001-01-31 Schaltungsanordnung zur arbeitspunkteinstellung eines hochfrequenztransistors und verstärkerschaltung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003526981A true JP2003526981A (ja) 2003-09-09

Family

ID=8168044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001566255A Abandoned JP2003526981A (ja) 2000-03-06 2001-01-31 高周波数トランジスタのための動作点調整用の回路構造、および、増幅器回路

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6664856B2 (ja)
EP (2) EP1134891A1 (ja)
JP (1) JP2003526981A (ja)
KR (1) KR20020086607A (ja)
CN (1) CN1193499C (ja)
AT (1) ATE247877T1 (ja)
DE (1) DE50100529D1 (ja)
ES (1) ES2204828T3 (ja)
TW (1) TW479400B (ja)
WO (1) WO2001067594A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003081771A1 (en) 2002-03-20 2003-10-02 Roke Manor Research Limited A bias circuit for a bipolar transistor
GB2386775B (en) * 2002-03-20 2004-09-29 Roke Manor Research A bias circuit for a bipolar transistor
FR2845781B1 (fr) * 2002-10-09 2005-03-04 St Microelectronics Sa Generateur de tension de type a intervalle de bande
US6906594B2 (en) * 2003-06-04 2005-06-14 Microtune (Texas), L.P. Method and system for correcting non-linear response in amplifiers
US7457605B2 (en) 2004-09-10 2008-11-25 Silicon Laboratories, Inc. Low noise image reject mixer and method therefor
US9166533B2 (en) 2009-07-30 2015-10-20 Qualcomm Incorporated Bias current monitor and control mechanism for amplifiers
CN102771047B (zh) * 2010-02-25 2014-12-03 夏普株式会社 偏置电路、lna、lnb、通信用接收机、通信用发送机及传感器系统
JP2013211618A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複合トランジスタ
FR3054739B1 (fr) * 2016-07-27 2020-06-19 Zodiac Aero Electric Ensemble de pilotage d'elements de commutation statiques dans un aeronef

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3021960C2 (de) * 1980-06-12 1984-01-12 Felten & Guilleaume Fernmeldeanlagen GmbH, 8500 Nürnberg Schaltungsanordnung in Form eines Vierpols zum Nachbilden einer Induktivität
NL8300078A (nl) * 1983-01-11 1984-08-01 Philips Nv Versterkerschakeling.
GB9314391D0 (en) * 1993-07-12 1993-08-25 Gyrus Medical Ltd A radio frequency oscillator and an electrosurgical generator incorporating such an oscillator
JP3479408B2 (ja) * 1996-04-23 2003-12-15 アルプス電気株式会社 Agc電圧補正回路
US5854578A (en) * 1997-09-15 1998-12-29 Motorola, Inc. Active circuit having a temperature stable bias
CA2238955A1 (en) * 1998-05-26 1999-11-26 Gyles Panther Novel biasing scheme for gaasfet amplifier
WO2000014555A1 (de) * 1998-09-09 2000-03-16 Siemens Aktiengesellschaft Diagnoseschaltung zur widerstands- und leckstrommessung mindestens eines elektrischen verbrauchers, insbesondere einer zündpille eines kraftfahrzeug-insassenschutzsystems, und entsprechend ausgelegtes insassenschutzsystem
US6178313B1 (en) * 1998-12-31 2001-01-23 Nokia Mobile Phones Limited Control of gain and power consumption in a power amplifier
US6665525B2 (en) * 2001-05-29 2003-12-16 Ericsson Inc. High-level modulation method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
KR20020086607A (ko) 2002-11-18
EP1264396A1 (de) 2002-12-11
US6664856B2 (en) 2003-12-16
ATE247877T1 (de) 2003-09-15
US20030038679A1 (en) 2003-02-27
EP1264396B1 (de) 2003-08-20
CN1193499C (zh) 2005-03-16
CN1416615A (zh) 2003-05-07
DE50100529D1 (de) 2003-09-25
TW479400B (en) 2002-03-11
WO2001067594A1 (de) 2001-09-13
ES2204828T3 (es) 2004-05-01
EP1134891A1 (de) 2001-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6778016B2 (en) Simple self-biased cascode amplifier circuit
JP2004320892A (ja) 電源装置
EP1096262B1 (en) Current detector
JPH07106875A (ja) 半導体集積回路
US7113041B2 (en) Operational amplifier
JP2003526981A (ja) 高周波数トランジスタのための動作点調整用の回路構造、および、増幅器回路
US6137273A (en) Circuit for supplying a high precision current to an external element
JPH04315207A (ja) 電源回路
US6175265B1 (en) Current supply circuit and bias voltage circuit
JPH0279606A (ja) カレント・ミラーによりバイアス回路へフィードバックをかけた広帯域増幅器
US6812740B2 (en) Low-voltage drive circuit and method for the same
US6734720B2 (en) Operational amplifier in which the idle current of its output push-pull transistors is substantially zero
KR0159938B1 (ko) 증폭기 장치
US7170337B2 (en) Low voltage wide ratio current mirror
US5869989A (en) Amplifying electronic circuit with stable idling current
US6396319B2 (en) Semiconductor integrated circuit with quick charging/discharging circuit
US6545539B1 (en) Amplifier for use in a mobile phone
JPH05259833A (ja) コンパレ−タ始動回路
JPS6373706A (ja) 増幅回路装置
JPH01125108A (ja) Fet負荷増幅回路
JP2623954B2 (ja) 利得可変増幅器
JPS63236403A (ja) 電流源回路
KR900005303B1 (ko) 전원전압 추종형 바이아스회로
JP2000056841A (ja) 電圧リミッタ回路
JPH0345568B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20040426