JPH05176434A - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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JPH05176434A
JPH05176434A JP3340475A JP34047591A JPH05176434A JP H05176434 A JPH05176434 A JP H05176434A JP 3340475 A JP3340475 A JP 3340475A JP 34047591 A JP34047591 A JP 34047591A JP H05176434 A JPH05176434 A JP H05176434A
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Hideki Yokoyama
秀樹 横山
Hiroyasu Kobayashi
裕康 小林
Masaaki Nakamura
正明 中村
Shigenori Kato
重徳 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸形配線器具の構成を可能にする耐火パネル
を形成すること。 【構成】 金属製の耐火パネル16の中央にスイッチ1
4を露出させる穴17を穿孔させる。周囲にはネジ5逃
げ用の円形の穴18と、ねじ穴8逃げ用の半円状の穴1
9とを形成している。耐火パネル16の周縁の4か所
に、プレート枠1の孔20に挿入係止する爪21を形成
する。また、外周部分に化粧プレート28の係止爪29
を挿通させる穴51を形成する。穴17の形状は用いら
れる器具の形状に合わせて加工できる。穴18の内縁に
形成した両凸部52間の寸法は、ねじ5の頭より小さく
する。従って、凸部52にねじ5の頭が引っ掛かって耐
火パネル16単品の脱落を防止できる。直付けする場合
の穴19にも、上記と同様な凸部53を形成している。
従って、この場合にも、耐火パネル16単品の脱落を防
ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造営面にスイッチやコ
ンセント等の器具を配設する配線器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】造営面に穿設する穴を角形から丸形にす
ることで、穴あけ作業が容易になることから、最近、丸
形の配線器具が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる丸形の配線器具
に、耐火パネルを付加する場合、耐火パネルをどのよう
にして固定するかが問題となっていた。本発明は上述の
点に鑑みて提供したものであって、丸形配線器具の構成
を可能にする耐火パネルを形成することを目的とした配
線器具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、略中央に開口
部を有し造営面に固定される丸形のプレート枠と、プレ
ート枠の開口部に着脱自在に装着され内側にスイッチや
コンセント等の器具を着脱自在に装着する中枠と、器具
の前面を露出しプレート枠の前面に着脱自在に装着され
る丸形の化粧プレートと、化粧プレートとプレート枠と
の間に配設した耐火パネルとを備えた配線器具におい
て、上記耐火パネルを円板状に形成すると共に、外周部
にプレート枠に固定するための爪部を複数形成し、耐火
パネルの中央部には器具の前面部を露出させるための穴
を穿設し、化粧プレートのプレート枠への固定用の係止
爪の逃がし穴を耐火パネルに穿設すると共に、プレート
枠固定用のねじを挿通させる穴の内縁より凸部を設けた
ものである。
【0005】また、請求項2では、規格化された配線用
の器具を着脱自在に装着する保持部を中枠に形成し、こ
の保持部の前面がわの耐火パネルの部分に器具取り外し
用治具挿入用の貫通穴を穿設したものである。更に、請
求項3では、器具の種類に応じて耐火パネルの中央部に
突出する段差部を形成し、器具をコンセントとした場合
の化粧カバーの係止爪や突部の逃がし用の穴を耐火パネ
ルの段差部に形成している。
【0006】また、請求項4では、プレート枠を造営面
に直付けする場合のねじ挿通用の穴を耐火パネルに穿設
し、この穴の内縁より上記ねじの頭を受ける凸部を形成
している。
【0007】
【作用】而して、耐火パネルの外周部に形成した複数の
爪部によりプレート枠に固定ができ、また、耐火パネル
の中央部に穿設した穴により器具の前面部を露出でき、
しかも、穴をあけるだけであるから、器具の形状に合わ
せて任意に穿設できて、汎用性があり、さらに、耐火パ
ネルに穿設した逃がし穴により化粧プレートの係止爪を
挿通してプレート枠に係止できて、化粧プレートをプレ
ート枠に固定できるものであり、また、穴の内縁より凸
部を設けていることで、穴に挿通しているねじの頭が凸
部に引っ掛かって、耐火パネル単品の脱落を防ぐことが
できる。
【0008】また、請求項2では、中枠に装着した器具
を取り外す場合に、耐火パネルに穿設した貫通穴を介し
て治具を挿入して器具を取り外すことができるため、耐
火パネルを外すことなく器具の取り外しができる。更
に、請求項3においては、器具の種類に応じて中枠の器
具固定部分の高さが異なる場合でも、耐火パネルの中央
部を高くした段差部により、プレート枠や化粧プレート
を共用でき、また、段差部に形成した逃がし用の穴によ
り、化粧カバーの係止部や突部を逃がすことができて、
化粧カバーを中枠に固定できる。
【0009】また、請求項4では、火災発生時に化粧プ
レート、プレート枠などの成形部が燃えてしまったとし
ても、耐火パネルはねじにより造営面に固定されている
ため、造営面の器具取付穴が露出せず、炎の延焼を防ぐ
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は全体の分解斜視図を示し、造営面の前面に
配設されるプレート枠1は丸形に形成されており、略中
央には開口部2が形成してある。プレート枠1の背面の
両側には造営面の穴を挿通する断面コ字型の脚3が一体
に突設されている。
【0011】合成樹脂製のねじ止め4を基部に装着した
ネジ5がプレート枠1の挿通孔6を介して配設され、ネ
ジ5の先端にははさみ金具7が螺着してある。脚3の内
部の配置されたネジ5を締め付けることで、プレート枠
1の背面周囲とはさみ金具7とで造営材を挟持して、プ
レート枠1が造営面に配設される。また、プレート枠1
の両側には造営面に直接ねじ止めするためのねじ穴8が
穿孔してある。
【0012】プレート枠1の開口部2内に着脱自在に装
着される中枠9の両側片の両側には係止爪10が一体に
形成されていて、プレート枠1の開口部2の内側には上
記係止爪10が挿入係止される係止凹所11が形成され
ている。中枠9の両側の側片12には一対の係止穴13
が2組穿孔されている。尚、この係止穴13にて保持部
を構成している。
【0013】中枠9の内側にはスイッチ14が配設され
るものであり、スイッチ14の両側に突設した一対の係
止突起15を中枠9の係止穴13に挿入係止すること
で、スイッチ14が中枠9に着脱自在に装着されるよう
になっている。尚、中枠9はスイッチ14が2個装着で
きる大きさであるが、図1の場合では、スイッチ14を
1個装着するようにしている。この場合、中枠9の内側
の2つの係止穴13にスイッチ14の係止突起15を係
止する。
【0014】尚、中枠9は、器具がピアノ操作式の押釦
スイッチ14の場合に使用されるものであり、係止穴1
3は両側に2組穿設されていて、スイッチ14が2個装
着できるようになっている。スイッチ14を2個装着す
る場合と、1個装着する場合とで中枠9を共用するた
め、ピッチ合わせのため、内側の係止穴13を外側のよ
り幅を長く形成している。
【0015】プレート枠1の前面には金属製の耐火パネ
ル16が装着されるようになっており、中央にはスイッ
チ14を露出させるための穴17が穿孔されている。ま
た、周囲にはネジ5逃げ用の円形の穴18と、ねじ穴8
逃げ用の半円状の穴19とが形成されている。耐火パネ
ル16の周縁の4か所に、プレート枠1の孔20に挿入
係止する爪21が形成してある。
【0016】スイッチ14の上面に着脱自在に装着され
る操作用のハンドル22は丸形に形成されており、一端
側には指先で押操作するためのくぼみ23が形成され、
他端側には表示窓24が形成されている。スイッチ14
の上面には点灯表示させるための表示部25が設けら
れ、この表示の光を集光して表示窓24に伝えるレンズ
26がハンドル23の下面に取り付けられる。
【0017】ハンドル23よりやや大きい開口部27を
内側に穿設した化粧プレート28は、丸形枠状の形成さ
れていて、図2に示すように、裏面には係止爪29が一
体に形成されている。この係止爪29はプレート枠1に
穿孔した係止凹所30に挿入係止することで、化粧プレ
ート28がプレート枠1に着脱自在に装着されるように
なっている。
【0018】また、化粧プレート28の背面を示す図2
に示すように、化粧プレート28の背面の周囲にはプレ
ート枠1との嵌合時のガイド用のリブ31が形成され、
また、開口部27に沿って内部隠し用のリブ32が一体
に形成されている。尚、組立は、スイッチ14を中枠9
に装着し、中枠9をプレート枠1に装着する手順でスイ
ッチ14等の器具をプレート枠1に固定することができ
る。
【0019】ところで、上記スイッチ14は図3に示す
ような構造となっている。すなわち、ハンドル22によ
り押操作されて上下方向に移動可能は押釦33と、この
押釦33を上方へ付勢するバネ34と、バネ34により
付勢されて押釦33の下面に横方向移動自在に装着され
ているスライダー35と、スライダー35の下方への移
動により反転する反転ハンドル36等で構成されてい
る。
【0020】ここで、スライダー35が下動すると、反
転ハンドル36の係合突起37が付勢されて反転ハンド
ル36を回転させると共に、該反転ハンドル36の回転
により係合突起37がスライダー35の係合部38を押
して、スライダー35を横方向に移動させる。反転ハン
ドル36が回転していき反転すると、コイルスプリング
39で連結されている開閉板40が反転し、接点を切り
換えるようになっている。
【0021】次に、ハンドル22の装着構造及び操作に
ついて説明する。図3〜図5において、ハンドル22の
下面の一端側に器具操作時の弾性を有する支点リブ41
が一対垂設され、他端側には操作復帰時の弾性を有する
ストッパリブ42が一対垂設されている。また、ストッ
パリブ42の外側には操作時のストッパとなるリブ43
が形成され、ハンドル22の下面の中央部にはスイッチ
14の押釦33の突部45を押接する作用点リブ44が
一体に突設してある。
【0022】スイッチ14の上面の一端側には図1及び
図3に示すように、ハンドル22の支点リブ41が挿入
されて支持する凹所46が形成され、また、他端側には
ストッパリブ42が挿入される凹部47が形成されてい
る。ここで、ハンドル22はストッパリブ42の縁部4
2aが凹部47の内隅部に係止して、ハンドル22の抜
け止めを行っている。
【0023】ハンドル22のくぼみ23を指先で押す
と、図3及び図5に示すように、支点リブ41を支点と
して、回動し、作用点リブ44がスイッチ14の押釦3
3の突部45を押接して、スイッチ14を上述のように
開閉する。また、ハンドル22の押操作を止めると、ハ
ンドル22が復帰し、接点はその状態を保持する。ハン
ドル22を再度押操作すると、押釦33を押接して接点
を反転復帰させる。
【0024】次に、本発明の要旨である耐火パネル16
の拡大斜視図を図6に示す。図6に示すように、耐火パ
ネル16の外周部の4か所に爪21を折曲して形成し、
該爪21の外側面がわに爪部54を切り起こし形成して
いる。従って、耐火パネル16をプレート枠1の前面に
装着して爪21を孔20に挿入した時に、爪部54が孔
20の内側面に係止することで、耐火パネル16をプレ
ート枠1に確実に固定することができる。
【0025】また、耐火パネル16の外周部分には、化
粧プレート28の係止爪29を挿通させる逃がし用とし
ての角穴状の穴51が4か所に形成してある。従って、
耐火パネル16が邪魔することなく、化粧プレート28
をプレート枠1に固定することができる。更に、耐火パ
ネル16の中央には角穴状の穴17が穿設してあり、ス
イッチ14等の器具の表面ないし前面部を露出させて、
操作等がしやすいようにしてある。また、穴17の形状
は用いられる器具の形状に合わせて加工できる。
【0026】また、ねじ5を挿通させる穴18の大きさ
は、ねじ5の頭より小さく、そのため、耐火パネル16
単品が脱落するおそれがある。そこで、穴18の内縁の
両側より内方に向かって凸部52を突設している。両凸
部52間の寸法は、ねじ5の頭より小さくしているた
め、凸部52にねじ5の頭が引っ掛かって耐火パネル1
6単品の脱落を防止することができる。
【0027】一方、壁面にプレート枠1を直付けする場
合に、ねじを挿通させる耐火パネル16の穴19にも、
上記と同様な凸部53を形成している。従って、この場
合にも、耐火パネル16単品の脱落を防ぐことができ
る。 (実施例2)図7に実施例2を示す。尚、この実施例で
は、器具としてスイッチの代わりにコンセント55を用
い、カバー55aとボデイ55bとを組立結合する組立
枠56に係止突起15を形成している。
【0028】中枠9の一方の側片12には弾性片を設け
てコンセント55の一方の係止突起15を係止自在と
し、また、他方の係止突起15を他方の側片12の一対
の係止穴13に挿入係止されるようになっている。この
構成は一般の配線器具用取付枠の構造と同じであり、コ
ンセント55を取り外す場合は、上記弾性片をドライバ
の先端で外側にたわませて、コンセント55を取り外す
ことができる。
【0029】耐火パネル16は、先の実施例とは、中央
部分が周囲と段差がついており、他の構成は先の実施例
の場合と同じである。そして、耐火パネル16の段差部
分にかけて上記ドライバの先端を挿入するための貫通穴
57が穿設してある。また、化粧カバー59の中央には
角穴状の穴58が穿設してあり、コンセント55の差し
込み孔を露出させるようになっている。
【0030】従って、本実施例では、貫通穴57にドラ
イバの先端を挿入して、中枠9の弾性片をたわませるこ
とで、耐火パネル16を取り外すことなくコンセント5
5を取り外すことができる。図8は耐火パネル16の拡
大斜視図を示し、上述のように、耐火パネル16の中央
部には一段盛り上げた段差部60が形成されており、段
差部60の中央には器具を露出させる穴17が穿設して
ある。この穴17は器具、例えば、図7に示すようなコ
ンセント55を1個配置する場合の大きさであり、2個
装着する場合は、図8の二点鎖線に示す大きさの穴17
となる。
【0031】ここで、コンセントや、スイッチ等はシリ
ーズによって形状が異なり、また、中枠9の器具の固定
部の仕様が異なる。そして、固定部の高さが異なるた
め、耐火パネル16に段差部60を設けている。段差部
60により耐火パネル16の中央部を高くして中枠9の
挿入部を設けておかないと、プレート枠1、化粧プレー
ト28が共用できず、また、スイッチとコンセント系列
の全高が大きく異なってしまう。
【0032】図9は化粧カバー59を示し、中央の穴5
8の実線に示してある大きさはコンセント55が1個の
場合を示し、一点鎖線は2個の場合を示している。化粧
カバー59の背面には、6個の突部61と4個の係止部
62とが一体に形成してある。係止部62は弾性を有し
ていて、中枠9の両側の係合凹所63(図7参照)に係
合して中枠9に化粧カバー59が着脱自在に装着され
る。また、突部61は、中枠9の前面に当接して化粧カ
バー59のがたつきを防止するものである。
【0033】そして、化粧カバー59を中枠9に取り付
ける際の係止部62と突部61の逃げを耐火パネル16
に形成している。すなわち、化粧カバー59の係止部6
2の逃がし用の穴64を段差部60の縁部に形成し、ま
た、突部61逃がし用の穴65を段差部60の上面の両
側に夫々3つ形成している。ところで、図6及び図8に
示す耐火パネル16の穴19には舌状の凸部53が形成
されており、壁面にねじにて穴19を介して直付けした
場合に、凸部53にてねじの頭を受けて、耐火パネル1
6ごとプレート枠1へ固定できるようになっている。
【0034】従って、火災発生時に化粧プレート、プレ
ート枠などの成形部が燃えてしまったとしても、耐火パ
ネルはねじにより造営面に固定されているため、造営面
の器具取付穴が露出せず、炎の延焼を防ぐことができ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述のように、略中央に開口部
を有し造営面に固定される丸形のプレート枠と、プレー
ト枠の開口部に着脱自在に装着され内側にスイッチやコ
ンセント等の器具を着脱自在に装着する中枠と、器具の
前面を露出しプレート枠の前面に着脱自在に装着される
丸形の化粧プレートと、化粧プレートとプレート枠との
間に配設した耐火パネルとを備えた配線器具において、
上記耐火パネルを円板状に形成すると共に、外周部にプ
レート枠に固定するための爪部を複数形成し、耐火パネ
ルの中央部には器具の前面部を露出させるための穴を穿
設し、化粧プレートのプレート枠への固定用の係止爪の
逃がし穴を耐火パネルに穿設すると共に、プレート枠固
定用のねじを挿通させる穴の内縁より凸部を設けたもの
であるから、耐火パネルの外周部に形成した複数の爪部
によりプレート枠に固定ができ、また、耐火パネルの中
央部に穿設した穴により器具の前面部を露出でき、しか
も、穴をあけるだけであるから、器具の形状に合わせて
任意に穿設できて、汎用性があり、さらに、耐火パネル
に穿設した逃がし穴により化粧プレートの係止爪を挿通
してプレート枠に係止できて、化粧プレートをプレート
枠に固定できるものであり、また、穴の内縁より凸部を
設けていることで、穴に挿通しているねじの頭が凸部に
引っ掛かって、耐火パネル単品の脱落を防ぐことができ
る効果を奏するものである。
【0036】また、請求項2では、規格化された配線用
の器具を着脱自在に装着する保持部を中枠に形成し、こ
の保持部の前面がわの耐火パネルの部分に器具取り外し
用治具挿入用の貫通穴を穿設したものであるから、中枠
に装着した器具を取り外す場合に、耐火パネルに穿設し
た貫通穴を介して治具を挿入して器具を取り外すことが
できるため、耐火パネルを外すことなく器具の取り外し
ができる効果を奏するものである。
【0037】更に、請求項3では、器具の種類に応じて
耐火パネルの中央部に突出する段差部を形成し、器具を
コンセントとした場合の化粧カバーの係止爪や突部の逃
がし用の穴を耐火パネルの段差部に形成しているもので
あるから、器具の種類に応じて中枠の器具固定部分の高
さが異なる場合でも、耐火パネルの中央部を高くした段
差部により、プレート枠や化粧プレートを共用でき、ま
た、段差部に形成した逃がし用の穴により、化粧カバー
の係止部や突部を逃がすことができて、化粧カバーを中
枠に固定できるものである。
【0038】また、請求項4では、プレート枠を造営面
に直付けする場合のねじ挿通用の穴を耐火パネルに穿設
し、この穴の内縁より上記ねじの頭を受ける凸部を形成
しているものであるから、火災発生時に化粧プレート、
プレート枠などの成形部が燃えてしまったとしても、耐
火パネルはねじにより造営面に固定されているため、造
営面の器具取付穴が露出せず、炎の延焼を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体の分解斜視図である。
【図2】同上の化粧プレートの背面図である。
【図3】同上のスイッチの断面図である。
【図4】同上のハンドルの断面図である。
【図5】同上の全体の断面図である。
【図6】同上の耐火パネルの拡大斜視図である。
【図7】同上の実施例2の分解斜視図である。
【図8】同上の耐火パネルの拡大斜視図である。
【図9】(a)〜(c)は同上の化粧カバーの正面図、
側面図及び背面図である。
【符号の説明】
1 プレート枠 2 開口部 9 中枠 14 スイッチ 16 耐火パネル 17 穴 18 穴 19 穴 21 爪 28 化粧プレート 29 係止爪 51 穴 52 凸部 53 凸部 54 爪部 55 コンセント 57 貫通穴 60 段差部 61 突部 62 係止部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ハンドル22よりやや大きい開口部27を
内側に穿設した化粧プレート28は、丸形枠状形成さ
れていて、図2に示すように、裏面には係止爪29が一
体に形成されている。この係止爪29はプレート枠1に
穿孔した係止凹所30に挿入係止することで、化粧プレ
ート28がプレート枠1に着脱自在に装着されるように
なっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】ところで、上記スイッチ14は図3に示す
ような構造となっている。すなわち、ハンドル22によ
り押操作されて上下方向に移動可能押釦33と、この
押釦33を上方へ付勢するバネ34と、バネ34により
付勢されて押釦33の下面に横方向移動自在に装着され
ているスライダー35と、スライダー35の下方への移
動により反転する反転ハンドル36等で構成されてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、ねじ5を挿通させる穴18の大きさ
は、ねじ5の頭より大きく、そのため、耐火パネル16
単品が脱落するおそれがある。そこで、穴18の内縁の
両側より内方に向かって凸部52を突設している。両凸
部52間の寸法は、ねじ5の頭より小さくしているた
め、凸部52にねじ5の頭が引っ掛かって耐火パネル1
6単品の脱落を防止することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 重徳 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略中央に開口部を有し造営面に固定され
    る丸形のプレート枠と、プレート枠の開口部に着脱自在
    に装着され内側にスイッチやコンセント等の器具を着脱
    自在に装着する中枠と、器具の前面を露出しプレート枠
    の前面に着脱自在に装着される丸形の化粧プレートと、
    化粧プレートとプレート枠との間に配設した耐火パネル
    とを備えた配線器具において、上記耐火パネルを円板状
    に形成すると共に、外周部にプレート枠に固定するため
    の爪部を複数形成し、耐火パネルの中央部には器具の前
    面部を露出させるための穴を穿設し、化粧プレートのプ
    レート枠への固定用の係止爪の逃がし穴を耐火パネルに
    穿設すると共に、プレート枠固定用のねじを挿通させる
    穴の内縁より凸部を設けたことを特徴とする配線器具。
  2. 【請求項2】 規格化された配線用の器具を着脱自在に
    装着する保持部を中枠に形成し、この保持部の前面がわ
    の耐火パネルの部分に器具取り外し用治具挿入用の貫通
    穴を穿設したことを特徴とする請求項1記載の配線器
    具。
  3. 【請求項3】 器具の種類に応じて耐火パネルの中央部
    に突出する段差部を形成し、器具をコンセントとした場
    合の化粧カバーの係止爪や突部の逃がし用の穴を耐火パ
    ネルの段差部に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の配線器具。
  4. 【請求項4】 プレート枠を造営面に直付けする場合の
    ねじ挿通用の穴を耐火パネルに穿設し、この穴の内縁よ
    り上記ねじの頭を受ける凸部を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の配線器具。
JP3340475A 1991-12-24 1991-12-24 配線器具 Expired - Fee Related JP3044107B2 (ja)

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