JPH05176036A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH05176036A
JPH05176036A JP3343041A JP34304191A JPH05176036A JP H05176036 A JPH05176036 A JP H05176036A JP 3343041 A JP3343041 A JP 3343041A JP 34304191 A JP34304191 A JP 34304191A JP H05176036 A JPH05176036 A JP H05176036A
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JP
Japan
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transmission
time
communication
line
circuit
Prior art date
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Application number
JP3343041A
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English (en)
Inventor
Takaharu Motooka
敬治 本岡
Hideshi Takehiro
秀視 竹広
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ転送やタイマ送信を行うような
場合であっても、常に安価な回線を選択することができ
る通信装置を提供する。 【構成】 転送モード設定スイッチ24によってファク
シミリ装置1が転送モードに設定されると、受信した画
像データは画像メモリ8にストアされ、ストアされる画
像データの量に応じて、送信時間演算回路12は、転送
に要する送信時間を算出する。LCR発信回路19は、
算出された送信時間に従って決定される適切な判定時間
を判定時間制御回路18から入力し、通信料金の安価な
回線を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の通信回線の中か
ら、最も通信料金が安価な回線を選択して発信を行う、
いわゆるLCR機能を有する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電話機やファクシミリ装置な
どの通信装置の情報の授受のために使用される公衆電話
回線において、情報を送信する側には、該情報を送信す
る地域や送信に要した時間に応じた通信料金が課せられ
る。
【0003】近年では、複数種類の公衆電話回線が設け
られており、登録によって複数の回線が使用可能となっ
ている。また、これらの公衆電話回線は、独自の通信料
金体系が設定されており、通信を行う地域や時間帯など
によっては通信料金が異なっている。
【0004】したがって、複数の回線の使用登録をして
いる使用者は、通信料金の最も安価な回線を選択しよう
とするときには、通信を行う地域や時間帯などに応じ
て、前もって通信料金の最も安価な回線を料金表などで
判断し、選択しようとする回線の固有のアクセスコード
を相手先のダイヤル番号の前に付加してダイヤル発呼す
る。
【0005】また、通信料金の最も安価な回線の選択
を、前述したような使用者の判断によって行うことに代
えて、最近では、通信装置が自動的に回線を選択し、使
用者の煩わしい作業をなくすようにした、いわゆるLC
R(Least Cost Routing)機能を備えた電話機やファク
シミリ装置が提供されている。
【0006】通信料金は、前述したように通信地域や通
信時間、通信時間帯などによって決められるため、LC
R機能を有する通信装置は、回線選択の基準として、内
部に使用する回線毎に発信を行う地域での通信時間毎お
よび通信時間帯毎の通信料金データをストアしている。
このデータは、予め該通信装置に対して設定される判定
時間に応じて、ダイヤル発呼時に、設定された判定時間
に係るデータが読出される。この判定時間とは、いわゆ
る通信予定時間のことであり、1分、3分、5分、…な
どのように任意に設定可能となっており、たとえば判定
時間を3分と設定してダイヤル発呼を行った場合には、
入力されたダイヤル番号によって通信地域が判定され、
また、内部の時計回路によって通信時間帯が判定され、
さらに設定された判定時間によって3分間における各回
線の通信料金が比較されて、通信料金が最も安価な回線
が自動的に選択される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、LC
R機能を有する通信装置は、操作者によって入力される
ダイヤル番号と、通信に先立って予め設定される判定時
間および内部の時計回路から出力される通話時間帯とを
回線選択の基準としている。
【0008】ところで、通信時間が3分の場合にLCR
によって選択される回線と、通信時間が1分の場合にL
CRによって選択される回線とが異なる場合、通信時間
が前もって1分程度ですむと予測されているにもかかわ
らず、判定時間がたとえば3分と設定されていると、通
信装置は前者の回線の方を選択してしまい、結果的に最
も安価な回線を選択しなくなってしまう。
【0009】電話機による通話の場合においては、相手
との通話時間を前もってある程度予測することが可能な
ため、通話時間が長くなりそうなときには、操作者は判
定時間をたとえば5分と長めに設定し、通話時間が短く
て済みそうなときには判定時間を1分と短めに設定し直
すことによって、前述したような場合であっても常に安
価な回線の選択を行うことができる。
【0010】また、ファクシミリ装置による通信の場合
においても、送信する原稿の枚数等によって、操作者は
通信時間を予測することができるので、通信に先立ち、
前もって適切な判定時間を設定しておくことができる。
【0011】しかしながら、ファクシミリ装置による通
信の場合であって、受信した画像データを一旦メモリに
ストアし、このストアした画像データをたとえば外出先
のファクシミリ装置へ送信するいわゆるファクシミリ転
送を行う場合には、相手先からどれくらいの画像データ
が送られてくるのかを知ることは不可能である。このた
め、前もってファクシミリ転送に要する通信時間を予測
することができないため、判定時間を任意に設定変更す
ることはできない。よって、通信装置は常に安価な回線
を選択するとは限らないという問題がある。
【0012】また、同じくファクシミリ装置による通信
の場合であって、前もってメモリにストアさせた画像デ
ータを指定した時刻に指定した送信先に送信するいわゆ
るタイマ送信を行う場合には、ストアさせる原稿の枚数
が判るので、通信時間を予測して前もって適切な判定時
間を設定しておくことができる。しかしながら指定した
時刻になるまでに別の画像データを送信するときに、一
旦設定した最適な判定時間を解除してしまうと、改めて
送信のための判定時間を再設定しなければならず、操作
が煩雑となる。
【0013】また、この場合に、たとえば操作ミス等に
より、不適な判定時間を設定したままタイマ送信をして
しまうと、安価な回線を選択しないという問題がある。
【0014】したがって本発明の目的は、ファクシミリ
通信における画像データの転送などのように、送信すべ
き情報量が前もって判らないような場合であっても、常
に通信料金が安価な回線を選択することができる通信装
置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信すべき情
報量を求める手段と、情報量に応じて送信に必要な時間
を演算して求める送信時間演算手段と、通信料金算定用
データをストアするメモリと、前記送信時間演算手段の
演算結果と前記メモリにストアされるデータとに基づい
て、複数の通信回線から送信に必要な時間に対応する最
も通信料金が安価な通信回線を選択する手段と、前記送
信すべき情報を前記選択された通信回線を介して送信す
る送信手段とを含むことを特徴とする通信装置である。
【0016】また本発明は、前記通信装置は、受信した
情報をストアする情報メモリを含み、前記送信手段は、
前記情報メモリにストアした情報を前記選択された通信
回線を介して予め定める送信相手先に送信することを特
徴とする。
【0017】また本発明は、前記送信手段は、前記送信
すべき情報を前記選択された通信回線を介して予め定め
る時刻に送信相手先に送信することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明に従えば、送信すべき情報量が求められ
ると、送信時間演算手段によって、前記情報量に応じた
送信に必要な時間を演算して求める。前記送信時間演算
手段によって求めた時間と、メモリにストアする通信料
金算定用データとに基づき、複数の通信回線から、送信
に必要な時間に対応する最も通信料金が安価な回線を選
択する。その後、送信手段によって、送信すべき情報を
選択した通信回線を介して送信する。
【0019】これによって、たとえばファクシミリ装置
において、送信すべき画像データの量に基づいて自動的
に常に安価な回線を選択することができる。
【0020】また本発明に従えば、受信した情報を情報
メモリにストアし、前記情報メモリにストアした情報に
基づいて送信すべき情報量を求める。その後、送信手段
によって、前記情報メモリにストアした情報を選択され
た通信回線を介して予め定める送信相手先に送信する。
【0021】これによって、たとえばファクシミリ装置
における画像データの転送時のように、受信する画像デ
ータの量が前もって判らないようなときでも、受信して
ストアした画像データの量に基づいて転送に必要な時間
が求められるので、常に安価な回線を選択することがで
きる。
【0022】さらに本発明に従えば、送信手段によっ
て、送信すべき情報を選択した通信回線に予め定める時
間に送信相手先に送信する。
【0023】これによって、たとえばファクシミリ装置
における画像データのタイマ送信であっても、常に安価
な回線を選択することができる。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるファクシミ
リ装置(以下、単にFAXと略称する)1の電気的接続
を示すブロック図である。
【0025】FAX1は、公衆電話回線2を介して図示
しない交換機および相手側のFAXと接続されている。
なお、本実施例においては、使用できる通信回線は2つ
で、その一方を回線Aとし、他方を回線Bとする。回線
Aを使用する場合は、発信先のダイヤル番号をそのまま
ダイヤルし、回線Bを使用する場合は、アクセスコード
「0075」をダイヤル後、送信先のダイヤル番号をダ
イヤルするものとする。切換スイッチ回路3は、スイッ
チ3aによって構成されており、公衆電話回線2を、後
述する制御回路9の制御によってファクシミリ側に接続
するかあるいは電話機側に接続するかに応じて切換えを
行う。着信検出回路4は、相手側のFAXからの呼出信
号の着信検出を行う。FAX送受信回路5には、読取回
路6、印字回路7、画像メモリ8が接続されており、読
取回路6で読取った画像データを送信し、また、相手側
から送られてくる画像データを受信する。印字回路7
は、受信した画像データあるいは画像メモリ8にストア
される画像データを図示しない記録紙に記録する。画像
メモリ8は、受信した画像データや読取回路6で読取っ
た画像データをファクシミリ転送やタイマ送信時など必
要に応じて記憶する。
【0026】制御回路9は、FAX1全体の制御を行
う。時計回路10は、現在時刻や日付、曜日などを制御
回路9に出力し、判定時間設定入力回路11は、たとえ
ばFAX1外部に設けた図示しないスイッチによって設
定入力される判定時間を制御回路9に出力する。なお、
本実施例では、判定時間は1分/2分/3分/7分のい
ずれかを選択可能である。送信時間演算回路12は、画
像メモリ8に記憶する画像データの量に基づいて、該画
像データを送信する場合に要する送信時間を演算して求
め、制御回路9に出力する。転送先記憶回路13は、転
送先のダイヤル番号をストアし、タイマ送信記憶回路1
4は、タイマ送信時の時刻および発信先のダイヤル番号
をストアする。
【0027】電話回路15は、ハンドセット16と、置
数キーなどから成るキー入力回路17とを含んで構成さ
れ、相手先のダイヤル番号の入力を行い、後述するLC
R発信回路19へ出力する。
【0028】判定時間制御回路18は、送信時間演算回
路12によって演算される送信時間に従って、LCR発
信回路19へ適切な判定時間を決定して出力する。LC
R発信回路19は、電話回路15からのダイヤル番号
と、判定時間制御回路18で決定される判定時間および
時計回路10から出力される日時データとを入力して、
最も安価な回線を選択して発信を行う。
【0029】このLCR発信回路19は、制御回路2
0、メモリ21、使用回線指定コードメモリ22および
発呼回路23とを含んで構成される。制御回路20は、
LCR発信回路19の制御を行い、メモリ21は、通信
時間、通信地域および通信時間帯に応じた通信料金(本
実施例においては、回線Aの料金および回線Bの料金)
データをストアする。使用回線指定コードメモリ22に
は、回線Bにアクセスするための該回線固有のアクセス
番号が記憶されており、制御回路20の制御によって回
線Bを使用する場合に読出される。発呼回路23は、入
力するダイヤル番号およびアクセス番号をPB(プッシ
ュボタン)信号あるいはDP(ダイヤルパルス)信号に
変換し、公衆電話回線2に出力する。転送モード設定ス
イッチ24は、転送を行うときに操作される。
【0030】図2は、前述したメモリ21のストア内容
の一例を示す図である。なお、図2(1)は、回線Aの
データであり、図2(2)は、回線Bのデータである。
図示のように、メモリ21内には、各回線毎にそれぞれ
通信時間毎の各通信地域での各通信時間帯に応じた通信
料金がストアされている。図2(1)においては、通信
時間が1分間における各地域でのたとえば6時〜8時、
8時〜20時、20時〜6時の時間帯のそれぞれの回線
Aの料金がストアされており、同様に図2(2)には、
同条件での回線Bの料金がストアされている。なお、図
2においては、時間帯毎の通信料金のみを示している
が、曜日によっても通信料金が変動する場合には、適宜
その旨をメモリにストアすることもできる。また、図2
においては、通信時間が1分間におけるデータのみを示
しているが、通信時間が2分、3分、7分、…の場合に
おいても同様に各データがストアされており、この通信
時間も分毎ではなく、たとえば、1分30秒、2分30
秒、…のようにさらに細分化してストアするようにして
もよい。
【0031】図3は、前述した使用回線指定コードメモ
リ22のストア内容を示す図である。図示のように、使
用回線指定コードメモリ22には、回線Bにアクセスす
るための固有の4桁のアクセス番号「0075」がスト
アされている。
【0032】図4は、FAX1の通常の受信時の動作を
示すフローチャートである。ステップa1で、公衆電話
回線2から着信検出回路4によって呼出信号が着信検出
されると、ステップa2では、着信した信号はFAX通
信を要求するものであるかどうかを判断する。FAX通
信であるときは、ステップa3で、制御回路9によって
切換回路3を制御し、回線をFAX側へ接続し、ステッ
プa4で、FAX送受信回路5によって画像データを受
信する。ステップa5では、受信した画像データを印字
回路7によって印字出力し、ステップa6で画像データ
が全て受信されたかどうかを判断する。ステップa6で
全て受信していないときは、ステップa4へ戻って、画
像データが全て受信されるまで処理を続け、全て受信し
たときは、ステップa7へ進み、回線を切断して受信動
作を終了する。
【0033】なお、ステップa2で、ファクシミリ通信
でないときは、ステップa8へ進み、回線を電話機側へ
接続し、通話を行う。
【0034】図5は、FAX1の通常の送信時の動作を
示すフローチャートである。送信時には、ステップb1
で、電話回路15において相手先のダイヤル番号を入力
し、ステップb2では、LCR機能が有効であるかどう
かを判断する。ステップb2で有効であるとき、すなわ
ち判定時間設定入力回路11によって、判定時間の設定
がされているときには、ステップb3で、LCR発信回
路19において、入力されたダイヤル番号と、判定時間
と、時計回路10からの日時のデータとによって安価な
回線を選択し、ステップb4で、選択した回線のアクセ
ス番号とステップb1で入力されたダイヤル番号とを発
信する。
【0035】ステップb5で、相手側FAXが応答する
と、ステップb6で、読取回路6において送信すべき原
稿を読取り、ステップb7では、読取った原稿をFAX
送受信回路5によって送信する。ステップb8では、画
像データが全て送信されたかどうかを判断し、全て送信
されていないときは、ステップb7へ戻って、画像デー
タが全て送信されるまで処理を続け、全て送信されたと
きには、ステップb9へ進み、回線を切断して送信動作
を終了する。
【0036】図6は、FAX1のファクシミリ転送時の
動作を示すフローチャートである。ステップc1で、公
衆電話回線2から着信検出回路4によって呼出信号が着
信検出されると、ステップc2で、着信した信号はFA
X通信を要求するものであるかどうかを判断する。FA
X通信であるときは、ステップc3で制御回路9によっ
て切換スイッチ回路3を制御し、回線をFAX側へ接続
し、FAX通信でないときは、回線を電話機側へ接続
し、通話を行う。
【0037】ステップc4では、転送モード設定スイッ
チ24によって転送モードが設定されているかどうかを
判断し、転送モードが設定されていないときは、通常の
FAX受信動作を行い、転送モードが設定されていると
きは、ステップc5へ進み、FAX送受信回路5で受信
する画像データを画像メモリ8にストアし、ステップc
6では、ストアされる画像データの量に応じ、送信時間
演算回路12の演算によって送信に要する時間を算出す
る。ステップc7で、画像データが全て受信されたら、
ステップc8へ進み、制御回路9によって切換スイッチ
回路3を制御し、回線を電話機側へ接続する。
【0038】ステップc9では、予めストアされている
転送先のダイヤル番号が転送先記憶回路13から読出さ
れ、電話回路15によって、読出された転送先のダイヤ
ル番号が入力される。ステップc10では算出された送
信時間に応じ、判定時間制御回路18によって、判定時
間設定入力回路11において設定可能な判定時間のうち
適切な判定時間が決定され、出力される信号と、ステッ
プc9で入力されたダイヤル番号と、時計回路10から
の日時のデータとによって、LCR発信回路19は、メ
モリ21にストアした2つの回線の料金を比較し、安価
な回線を選択する。
【0039】ステップc11では、選択した回線のアク
セス番号と転送先のダイヤル番号とを発信し、相手側F
AXが応答したら、ステップc12で、画像メモリ8に
ストアした画像データを送信する。ステップc13で、
全ての画像データが送信されたかどうかを判断し、送信
されていないときはステップc12へ戻って全ての画像
データが送信されるまで処理を続け、全ての画像データ
が送信されたら、ステップc13で回線を切断し、転送
動作を終了する。
【0040】図7は、FAX1のタイマ送信時の動作を
示すフローチャートである。ステップd1では、前もっ
てタイマ送信記憶回路14に送信時刻および送信先のダ
イヤル番号をストアしておき、ステップd2では、送信
すべき原稿を読取回路6によって読取り、ステップd3
で画像メモリ8にストアしておく。ステップd4ではス
トアした画像データの量の応じて送信時間演算回路12
の演算によって送信に要する時間を算出する。
【0041】ステップd5で、送信時刻になったら、ス
テップd1でストアした送信先のダイヤル番号をタイマ
送信記憶回路14から読出し入力する。ステップd7で
は、算出された送信時間に応じ、判定時間制御回路18
によって、判定時間設定入力回路11において設定可能
な判定時間のうち最適な判定時間が決定され、出力され
る信号と、ステップd6で入力されたダイヤル番号と、
時計回路10からの日時のデータとによって、LCR発
信回路19は、メモリ21にストアした2つの回線の料
金を比較し、安価な回線を選択する。
【0042】ステップd8では、選択した回線のアクセ
ス番号と送信先のダイヤル番号とを発信し、ステップd
9で画像メモリ8にストアした画像データを送信する。
ステップd10で、全ての画像データが送信されたかど
うかを判断し、送信されていないときはステップd9へ
戻って全ての画像データが送信されるまで処理を続け、
全ての画像データが送信されたらステップd11で回線
を切断し、タイマ送信動作を終了する。
【0043】以上のように本実施例によれば、ファクシ
ミリ転送など、前もって通信時間を予測できない場合で
あっても、画像メモリ8にストアされる画像データの量
に応じて送信時間演算回路12によって常に送信に適切
な判定時間が算出されるので、FAX1は、常に安価な
回線を選択することができる。また、タイマ送信時など
において、発呼動作に入る前に、判定時間設定入力回路
11によって、該画像データを送信するに不適な判定時
間が設定されていたとしても、判定時間制御回路18に
よって、常に適切な判定時間が決定されるので、FAX
1は、常に安価な回線を選択することができる。
【0044】なお、以上のタイマ送信時の動作において
は、送信時間の算出を送信時刻になる前、すなわち発呼
動作に入る前に行っているが、送信時刻になった後に演
算を開始するようにしてもよい。
【0045】また、タイマ送信時の送信時間の算出は、
画像メモリ8にストアしたデータの量に応じて行われる
が、送信すべき原稿が複数枚あって、その枚数を検出す
る手段と、これによって検出された各原稿の送信すべき
情報量等に基づいて、全ての原稿の情報の送信するに必
要な時間を演算する手段とを設け、送信時間演算回路1
2を構成して送信時間を算出するようにしてもよい。
【0046】さらに、本発明は上記実施例に限ることな
く、種々の変形が可能であり、たとえば上記ではファク
シミリ通信の場合を示したが、コンピュータ間の信号の
授受などにもまた実施可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送信すべ
き情報量に応じて送信に必要な時間が演算して求めら
れ、この演算結果とメモリにストアされた通信料金算定
用のデータとに基づいて最も通信料金が安価な通信回線
が選択される。したがって、たとえばLCR機能を有す
るファクシミリ装置においては、送信する画像データ量
に基づいて最も安価な回線を自動的に選択することがで
きるので、受信した画像データを転送する場合など、相
手側から送信される画像データ量が予測できず、よって
転送に要する送信時間が予測できないような場合であっ
ても、常に安価な回線を選択することができる。
【0048】また、タイマ送信を行う場合であっても同
様に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置1の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】メモリ21のストア内容の一例を示す図であ
る。
【図3】使用回線指定コードメモリ22のストア内容を
示す図である。
【図4】FAX1の通常の受信時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】FAX1の通常の送信時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】FAX1のファクシミリ転送時の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】FAX1のタイマ送信時の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 公衆電話回線 6 読取回路 8 画像メモリ 9,20 制御回路 11 判定時間設定入力回路 12 送信時間演算回路 13 転送先記憶回路 14 タイマ送信記憶回路 15 電話回路 18 判定時間制御回路 19 LCR発信回路 21 メモリ 22 使用回線指定コードメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべき情報量を求める手段と、 情報量に応じて送信に必要な時間を演算して求める送信
    時間演算手段と、 通信料金算定用データをストアするメモリと、 前記送信時間演算手段の演算結果と前記メモリにストア
    されるデータとに基づいて、複数の通信回線から送信に
    必要な時間に対応する最も通信料金が安価な通信回線を
    選択する手段と、 前記送信すべき情報を前記選択された通信回線を介して
    送信する送信手段とを含むことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信装置は、受信した情報をストア
    する情報メモリを含み、前記送信手段は、前記情報メモ
    リにストアした情報を前記選択された通信回線を介して
    予め定める送信相手先に送信することを特徴とする請求
    項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記送信すべき情報を
    前記選択された通信回線を介して予め定める時刻に送信
    相手先に送信することを特徴とする請求項1または2記
    載の通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2027714A1 (en) * 2006-06-09 2009-02-25 Yun Kyu Lee Control device for controlling secure fax machine and method thereof

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