JPH0517579Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0517579Y2 JPH0517579Y2 JP1986038172U JP3817286U JPH0517579Y2 JP H0517579 Y2 JPH0517579 Y2 JP H0517579Y2 JP 1986038172 U JP1986038172 U JP 1986038172U JP 3817286 U JP3817286 U JP 3817286U JP H0517579 Y2 JPH0517579 Y2 JP H0517579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- refrigerant
- valve
- mode
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 79
- 238000010257 thawing Methods 0.000 claims description 45
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 31
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Defrosting Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は同時冷却モードと片側除霜モードとを
備えたオープンシヨーケース等の冷却ケースに関
するものである。
備えたオープンシヨーケース等の冷却ケースに関
するものである。
(従来の技術)
従来、この種の冷却ケース、例えば冷蔵庫とし
て、特開昭59−81459号公報に開示されたものが
知られている。
て、特開昭59−81459号公報に開示されたものが
知られている。
この冷蔵庫は、2台の蒸発器と、圧縮機と、凝
縮器と、第1乃至第3の膨張弁とを有する冷媒回
路を備え、該冷媒回路は該各蒸発器を同時に冷却
する同時冷却モードと、該一方の蒸発器を除霜し
且該他方の蒸発器を冷却する片側除霜モードとを
有するものである。
縮器と、第1乃至第3の膨張弁とを有する冷媒回
路を備え、該冷媒回路は該各蒸発器を同時に冷却
する同時冷却モードと、該一方の蒸発器を除霜し
且該他方の蒸発器を冷却する片側除霜モードとを
有するものである。
この冷蔵庫は同時冷却モードにおいては、凝縮
器から流出した冷媒が第1及び第2の膨張弁を通
つてそれぞれ2つの蒸発器に流れる。他方、片側
除霜モードにおいては、圧縮機から吐出された冷
媒の一部が一方の蒸発器を通り、第3の膨張弁を
介して他方の蒸発器にながれ、一方の蒸発器では
除霜作用が、他方の蒸発器では冷却作用が発揮さ
れる。
器から流出した冷媒が第1及び第2の膨張弁を通
つてそれぞれ2つの蒸発器に流れる。他方、片側
除霜モードにおいては、圧縮機から吐出された冷
媒の一部が一方の蒸発器を通り、第3の膨張弁を
介して他方の蒸発器にながれ、一方の蒸発器では
除霜作用が、他方の蒸発器では冷却作用が発揮さ
れる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、この冷却ケースでは、3個の膨
張弁を使用しているため、部品点数の増大を招く
という問題点を有していた。
張弁を使用しているため、部品点数の増大を招く
という問題点を有していた。
また、除霜作用を行つている蒸発器が庫内に開
放されているため、除霜作用に伴い発生する熱が
ケース本体内に漏れ、ケース本体内の冷却効果が
低下するという問題点を有していた。
放されているため、除霜作用に伴い発生する熱が
ケース本体内に漏れ、ケース本体内の冷却効果が
低下するという問題点を有していた。
本考案の目的は、前記従来の問題点に鑑み、片
側除霜モード時に除霜作用に伴う熱がケース本体
内に漏れることがなく、且、膨張弁の設置数も少
ない冷却ケースを提供することにある。
側除霜モード時に除霜作用に伴う熱がケース本体
内に漏れることがなく、且、膨張弁の設置数も少
ない冷却ケースを提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記問題点を解決するため、ケース本
体の冷気循環路に配置され上下に冷媒が流通する
第1及び第2の蒸発器と、圧縮機と、凝縮器と、
膨張弁とを有する冷媒回路を備え、前記冷媒回路
は、前記圧縮機から吐出した冷媒を前記凝縮器、
前記膨張弁、前記第1及び第2の蒸発器へと順次
循環して該圧縮機に戻し、該第1及び第2の蒸発
器を同時に冷却する同時冷却モードと、前記圧縮
機から吐出した冷媒を前記凝縮器、前記第1の蒸
発器、前記膨張弁、前記第2の蒸発器へと循環し
て該圧縮機に戻し、該第1の蒸発器では除霜し、
該第2の蒸発器では冷却する第1の片側除霜モー
ドと、前記圧縮機から吐出した冷媒を前記凝縮
器、前記第2の蒸発器、前記膨張弁、前記第1の
蒸発器へと循環して該圧縮機に戻し、該第2の蒸
発器では除霜し、該第1の蒸発器では冷却する第
2の片側除霜モードとを有する冷却ケースにおい
て、前記冷気循環路に設置され、前記第1の片側
除霜モードのときは前記第1の蒸発器に流通する
空気の循環を規制し、前記第2の片側除霜モード
のときは前記第2の蒸発器に流通する空気の循環
を規制し、前記同時冷却モードのときは該第1及
び第2の蒸発器への空気の流通規制を解除するダ
ンパと、前記第1の片側除霜モードのとき前記凝
縮器の吐出冷媒を前記第1の蒸発器の下端側に切
り換えて流す第1の切換え弁と、前記第2の片側
除霜モードのとき前記凝縮器の吐出冷媒を前記第
2の蒸発器の下端側に切り換えて流す第2の切換
え弁と、前記第1及び第2の片側除霜モードのと
き前記凝縮器の吐出冷媒が前記膨張弁を介して前
記第1及び第2の蒸発器へ流入するのを規制し、
前記同時冷却モードのときこの流入規制を解除し
該第1及び第2の蒸発器へ前記膨張弁を介して該
凝縮器の吐出冷媒を流入させる第1の開閉弁と、
前記同時冷却モードのとき前記凝縮器の吐出冷媒
の流通を規制し、前記第1の片側除霜モードのと
きはこの規制を解除して前記第1の蒸発器の上端
側からの吐出冷媒を前記膨張弁を介して前記第2
の蒸発器の上端側に流し、前記第2の片側除霜モ
ードのときはこの規制を解除して前記第2の蒸発
器の上端からの吐出冷媒を前記膨張弁を介して該
第1の蒸発器の上端側に流す第2の開閉弁とを有
する、ことを特徴とする。
体の冷気循環路に配置され上下に冷媒が流通する
第1及び第2の蒸発器と、圧縮機と、凝縮器と、
膨張弁とを有する冷媒回路を備え、前記冷媒回路
は、前記圧縮機から吐出した冷媒を前記凝縮器、
前記膨張弁、前記第1及び第2の蒸発器へと順次
循環して該圧縮機に戻し、該第1及び第2の蒸発
器を同時に冷却する同時冷却モードと、前記圧縮
機から吐出した冷媒を前記凝縮器、前記第1の蒸
発器、前記膨張弁、前記第2の蒸発器へと循環し
て該圧縮機に戻し、該第1の蒸発器では除霜し、
該第2の蒸発器では冷却する第1の片側除霜モー
ドと、前記圧縮機から吐出した冷媒を前記凝縮
器、前記第2の蒸発器、前記膨張弁、前記第1の
蒸発器へと循環して該圧縮機に戻し、該第2の蒸
発器では除霜し、該第1の蒸発器では冷却する第
2の片側除霜モードとを有する冷却ケースにおい
て、前記冷気循環路に設置され、前記第1の片側
除霜モードのときは前記第1の蒸発器に流通する
空気の循環を規制し、前記第2の片側除霜モード
のときは前記第2の蒸発器に流通する空気の循環
を規制し、前記同時冷却モードのときは該第1及
び第2の蒸発器への空気の流通規制を解除するダ
ンパと、前記第1の片側除霜モードのとき前記凝
縮器の吐出冷媒を前記第1の蒸発器の下端側に切
り換えて流す第1の切換え弁と、前記第2の片側
除霜モードのとき前記凝縮器の吐出冷媒を前記第
2の蒸発器の下端側に切り換えて流す第2の切換
え弁と、前記第1及び第2の片側除霜モードのと
き前記凝縮器の吐出冷媒が前記膨張弁を介して前
記第1及び第2の蒸発器へ流入するのを規制し、
前記同時冷却モードのときこの流入規制を解除し
該第1及び第2の蒸発器へ前記膨張弁を介して該
凝縮器の吐出冷媒を流入させる第1の開閉弁と、
前記同時冷却モードのとき前記凝縮器の吐出冷媒
の流通を規制し、前記第1の片側除霜モードのと
きはこの規制を解除して前記第1の蒸発器の上端
側からの吐出冷媒を前記膨張弁を介して前記第2
の蒸発器の上端側に流し、前記第2の片側除霜モ
ードのときはこの規制を解除して前記第2の蒸発
器の上端からの吐出冷媒を前記膨張弁を介して該
第1の蒸発器の上端側に流す第2の開閉弁とを有
する、ことを特徴とする。
(作用)
本考案によれば、同時冷却モードにおいては、
圧縮機の冷媒が凝縮器→第1の開閉弁→膨張弁→
各蒸発器→第1及び第2の切換え弁→圧縮機と順
次循環する。
圧縮機の冷媒が凝縮器→第1の開閉弁→膨張弁→
各蒸発器→第1及び第2の切換え弁→圧縮機と順
次循環する。
第1の片側除霜モードにおいては、圧縮機の冷
媒が凝縮器→第1の切換え弁→第1の蒸発器→第
2の開閉弁→膨張弁→第2の蒸発器→第2の切換
え弁→圧縮機と順次循環する。
媒が凝縮器→第1の切換え弁→第1の蒸発器→第
2の開閉弁→膨張弁→第2の蒸発器→第2の切換
え弁→圧縮機と順次循環する。
第2の片側除霜モードにおいては、圧縮機の冷
媒が凝縮器→第2の切換え弁→第2の蒸発器→第
2の開閉弁→膨張弁→第1の蒸発器→第1の切換
え弁→圧縮機と順次循環する。
媒が凝縮器→第2の切換え弁→第2の蒸発器→第
2の開閉弁→膨張弁→第1の蒸発器→第1の切換
え弁→圧縮機と順次循環する。
また、この片側除霜モードにおいて、除霜を行
う蒸発器側がダンパにより閉鎖され、空気の流通
が規制されるため、この除霜される蒸発器の熱の
ケース本体内への流れ込みが規制される。
う蒸発器側がダンパにより閉鎖され、空気の流通
が規制されるため、この除霜される蒸発器の熱の
ケース本体内への流れ込みが規制される。
(実施例)
第1図乃至第5図a,b,cは本考案の一実施
例を示すもので、従来例と同一構成部分は同一符
号をもつて表す。即ち、1は圧縮機、2は凝縮
器、3a,3bは上下方向に図示しない冷媒管を
配管した第1及び第2の蒸発器、4a,4b,4
cは常閉の電磁弁(ここで、第1の開閉弁4b、
第2の開閉弁4c)、5は膨張弁、6a,6b,
6c,6dは逆止弁、7a,7bは第1及び第2
の四方弁(切換え弁)、10は冷却ケース本体、
例えばオープンシヨーケース本体(以下ケース本
体という)で、外箱10aと内箱10bとの間に
冷気循環路11を、該内箱10bの内側には商品
収納庫12をそれぞれ形成している。該冷気循環
路11内には仕切り板13を介して前記各蒸発器
3a,3bを配置し、また、該仕切り板13の上
端には可逆転駆動のモータ14に連結したダンパ
15を設け、該蒸発器3a,3b内を流通する空
気の循環を規制するようになつている。
例を示すもので、従来例と同一構成部分は同一符
号をもつて表す。即ち、1は圧縮機、2は凝縮
器、3a,3bは上下方向に図示しない冷媒管を
配管した第1及び第2の蒸発器、4a,4b,4
cは常閉の電磁弁(ここで、第1の開閉弁4b、
第2の開閉弁4c)、5は膨張弁、6a,6b,
6c,6dは逆止弁、7a,7bは第1及び第2
の四方弁(切換え弁)、10は冷却ケース本体、
例えばオープンシヨーケース本体(以下ケース本
体という)で、外箱10aと内箱10bとの間に
冷気循環路11を、該内箱10bの内側には商品
収納庫12をそれぞれ形成している。該冷気循環
路11内には仕切り板13を介して前記各蒸発器
3a,3bを配置し、また、該仕切り板13の上
端には可逆転駆動のモータ14に連結したダンパ
15を設け、該蒸発器3a,3b内を流通する空
気の循環を規制するようになつている。
前記各四方弁7a,7bはその冷媒流通口Aを
前記電磁弁4aを介して前記凝縮器2の吐出側
に、冷媒流通口Bを前記蒸発器3a,3bの冷媒
管の下端に、冷媒流通口Cを前記圧縮機1の吸入
側にそれぞれ接続し、また、冷媒流通口Dを閉鎖
している。更に、該各四方弁7a,7bをオンと
なしたときは、該冷媒流通口Aと該冷媒流通口D
及び該冷媒流通口Bと該冷媒流通口Cを連通さ
せ、オフとなしたときは該冷媒流通口Aと該冷媒
流通口B及び該冷媒流通口Cと該冷媒流通口Dを
連通させるようになつている。
前記電磁弁4aを介して前記凝縮器2の吐出側
に、冷媒流通口Bを前記蒸発器3a,3bの冷媒
管の下端に、冷媒流通口Cを前記圧縮機1の吸入
側にそれぞれ接続し、また、冷媒流通口Dを閉鎖
している。更に、該各四方弁7a,7bをオンと
なしたときは、該冷媒流通口Aと該冷媒流通口D
及び該冷媒流通口Bと該冷媒流通口Cを連通さ
せ、オフとなしたときは該冷媒流通口Aと該冷媒
流通口B及び該冷媒流通口Cと該冷媒流通口Dを
連通させるようになつている。
前記各蒸発器3a,3bの冷媒管の上端は直列
接続した前記各が逆止弁6a,6bと直列接続し
た各逆止弁6c,6dとにそれぞれ接続してな
り、該各逆止弁6a,6bの接続中点とは該各逆
止弁6c,6dの接続中点とは前記膨張弁5及び
前記電磁弁4cを介して、該膨張弁5と該電磁弁
4cとの接続中点は各冷媒流通路Aの接続中点と
前記電磁弁4bを介してそれぞれ接続している。
尚、該各逆止弁6a,6bは該膨張弁5側への冷
媒流通を規制し、また、該逆止弁6cは該第1の
蒸発器3a側への冷媒流通を規制し、更に、該逆
止弁6dは該第2の蒸発器3b側への冷媒流通を
規制するようになつている。
接続した前記各が逆止弁6a,6bと直列接続し
た各逆止弁6c,6dとにそれぞれ接続してな
り、該各逆止弁6a,6bの接続中点とは該各逆
止弁6c,6dの接続中点とは前記膨張弁5及び
前記電磁弁4cを介して、該膨張弁5と該電磁弁
4cとの接続中点は各冷媒流通路Aの接続中点と
前記電磁弁4bを介してそれぞれ接続している。
尚、該各逆止弁6a,6bは該膨張弁5側への冷
媒流通を規制し、また、該逆止弁6cは該第1の
蒸発器3a側への冷媒流通を規制し、更に、該逆
止弁6dは該第2の蒸発器3b側への冷媒流通を
規制するようになつている。
第3図は本実施例にかかるオープンシヨーケー
スの電気回路を示すものである。20はタイマ機
能を有するコンピユータ構成のコントローラで、
前記各電磁弁4a〜4cと、前記各四方弁7a,
7bと、前記ダンパ15のモータ14とを接続
し、該電磁弁4a〜4c、該各四方弁7a,7b
及び該モータ14を第4図のタイムチヤートに示
すように駆動制御するものである。
スの電気回路を示すものである。20はタイマ機
能を有するコンピユータ構成のコントローラで、
前記各電磁弁4a〜4cと、前記各四方弁7a,
7bと、前記ダンパ15のモータ14とを接続
し、該電磁弁4a〜4c、該各四方弁7a,7b
及び該モータ14を第4図のタイムチヤートに示
すように駆動制御するものである。
即ち、前記電磁弁4a,4b及び前記四方弁7
a,7bをオンとなし、前記モータ14を駆動し
前記ダンパ15を前記蒸発器3a,3bの中間に
位置させるときは、前記圧縮機1の冷媒{第5図
aの実線矢印}は前記凝縮器2、該各電磁弁4
a,4b、前記膨張弁5及び前記逆止弁6a,6
bを介して該蒸発器3a,3bの冷媒管の上端に
流入する。該流入冷媒は該各四方弁7a,7bを
介して前記圧縮機1に還流する。これにより、同
時冷却モードが形成され、該蒸発器3a,3bで
吸熱作用が生じ、前記冷気循環路11内の空気を
冷却し前記商品収納庫12内に給送される。
a,7bをオンとなし、前記モータ14を駆動し
前記ダンパ15を前記蒸発器3a,3bの中間に
位置させるときは、前記圧縮機1の冷媒{第5図
aの実線矢印}は前記凝縮器2、該各電磁弁4
a,4b、前記膨張弁5及び前記逆止弁6a,6
bを介して該蒸発器3a,3bの冷媒管の上端に
流入する。該流入冷媒は該各四方弁7a,7bを
介して前記圧縮機1に還流する。これにより、同
時冷却モードが形成され、該蒸発器3a,3bで
吸熱作用が生じ、前記冷気循環路11内の空気を
冷却し前記商品収納庫12内に給送される。
かかる同時冷却モードの運転が所定時間継続さ
れた後は、前記電磁弁4cをオンとなすととも
に、前記電磁弁4b及び前記四方弁7aをオフと
なし、更に、前記モータ14を駆動し、前記ダン
パ15により該第1の蒸発器3a側を閉鎖する。
このとき、前記圧縮機1の冷媒{第5図bの実線
矢印}は前記凝縮器2、前記電磁弁4a及び前記
四方弁7aを介して該第1の蒸発器3aの冷媒管
の下端に流入する。該流入冷媒は前記逆止弁6
c、前記電磁弁4c、前記膨張弁5及び前記逆止
弁6bを介して前記第2の蒸発器3bの冷媒管の
上端に流入し、更に、該流入冷媒は前記四方弁7
bを介して該圧縮機1に還流する。これにより、
第1の片側除霜モードが形成され、該第2の蒸発
器3bにおいては吸熱作用が生じ、該第2の蒸発
器3bにより冷却された空気は前記冷気循環路1
1を介して前記商品収納庫12に給送される。他
方、該第1の蒸発器3aにおいては該第1の蒸発
器3aの下部側から除霜され、該下部側の周囲空
気を加温する。該加温された空気は徐々に上昇
し、該第1の蒸発器3aの上部側にも流通し、該
第1の蒸発器3a全体を短時間で除霜する。
れた後は、前記電磁弁4cをオンとなすととも
に、前記電磁弁4b及び前記四方弁7aをオフと
なし、更に、前記モータ14を駆動し、前記ダン
パ15により該第1の蒸発器3a側を閉鎖する。
このとき、前記圧縮機1の冷媒{第5図bの実線
矢印}は前記凝縮器2、前記電磁弁4a及び前記
四方弁7aを介して該第1の蒸発器3aの冷媒管
の下端に流入する。該流入冷媒は前記逆止弁6
c、前記電磁弁4c、前記膨張弁5及び前記逆止
弁6bを介して前記第2の蒸発器3bの冷媒管の
上端に流入し、更に、該流入冷媒は前記四方弁7
bを介して該圧縮機1に還流する。これにより、
第1の片側除霜モードが形成され、該第2の蒸発
器3bにおいては吸熱作用が生じ、該第2の蒸発
器3bにより冷却された空気は前記冷気循環路1
1を介して前記商品収納庫12に給送される。他
方、該第1の蒸発器3aにおいては該第1の蒸発
器3aの下部側から除霜され、該下部側の周囲空
気を加温する。該加温された空気は徐々に上昇
し、該第1の蒸発器3aの上部側にも流通し、該
第1の蒸発器3a全体を短時間で除霜する。
このように、除霜される側の第1の蒸発器3a
がダンパ15により閉鎖されるため、この蒸発器
3a側への空気の流入が規制され、商品収納庫1
2内に除霜時に発生する熱が漏れることがない。
がダンパ15により閉鎖されるため、この蒸発器
3a側への空気の流入が規制され、商品収納庫1
2内に除霜時に発生する熱が漏れることがない。
また、該除霜空気は該蒸発器の上部側に上昇す
るにつれて冷却されるから、前記ダンパ15の気
密性或いは断熱性が充分でなく、該除霜空気が該
冷気循環路11内に漏れたとしても、該商品収納
庫12内の温度に大きな影響を与えることがな
い。
るにつれて冷却されるから、前記ダンパ15の気
密性或いは断熱性が充分でなく、該除霜空気が該
冷気循環路11内に漏れたとしても、該商品収納
庫12内の温度に大きな影響を与えることがな
い。
更に、前述の同時冷却モード及び第1の片側除
霜モードにおいて一個の前記膨張弁5を使用して
いることから、該膨張弁5を所定容量に設定する
ときは、前記圧縮機1に過大な負荷を加えること
もない。
霜モードにおいて一個の前記膨張弁5を使用して
いることから、該膨張弁5を所定容量に設定する
ときは、前記圧縮機1に過大な負荷を加えること
もない。
更にまた、かかる第1の片側除霜モードの運転
が所定時間継続した後は、前記電磁弁4bをオン
となすとともに、前記電磁弁4a,4cをオフと
なす。このとき、前記第1の蒸発器3a内の冷媒
{第5図cの実線矢印}は前記四方弁7a、該電
磁弁4b、前記膨張弁5及び前記逆止弁6bを介
して該第2の蒸発器3bに流入し、更に、該流入
冷媒は前記四方弁7b、前記圧縮機1及び前記凝
縮器2を介して前記電磁弁4a側に滞留する。こ
れにより、該第2の蒸発器3bにおいては吸熱作
用が継続され、また、該第1の蒸発器3a側の冷
媒の回収が行なわれる。
が所定時間継続した後は、前記電磁弁4bをオン
となすとともに、前記電磁弁4a,4cをオフと
なす。このとき、前記第1の蒸発器3a内の冷媒
{第5図cの実線矢印}は前記四方弁7a、該電
磁弁4b、前記膨張弁5及び前記逆止弁6bを介
して該第2の蒸発器3bに流入し、更に、該流入
冷媒は前記四方弁7b、前記圧縮機1及び前記凝
縮器2を介して前記電磁弁4a側に滞留する。こ
れにより、該第2の蒸発器3bにおいては吸熱作
用が継続され、また、該第1の蒸発器3a側の冷
媒の回収が行なわれる。
更にまた、かかる第1の冷媒回収モードの運転
を所定時間継続した後は、前記電磁弁4a及び前
記四方弁7aをオンとなすとともに、前記ダンパ
15を該各蒸発器3a,3bの中間に位置させ、
前記の同時冷却モードを形成する。
を所定時間継続した後は、前記電磁弁4a及び前
記四方弁7aをオンとなすとともに、前記ダンパ
15を該各蒸発器3a,3bの中間に位置させ、
前記の同時冷却モードを形成する。
更にまた、該同時冷却モードが所定時間継続し
た後は、前記電磁弁4cをオンとなすとともに、
前記電磁弁4b及び前記四方弁7bをオフとな
し、更に、前記モータ14を駆動し、前記ダンパ
15により前記第2の蒸発器3b側を閉鎖する。
このとき、前記圧縮機1の冷媒{第5図bの一点
鎖線矢印}は前記凝縮器2、前記電磁弁4a及び
前記四方弁7bを介して該第2の蒸発器3bの冷
媒管の下端に流入する。該流入冷媒は前記逆止弁
6d、前記電磁弁4c、前記膨張弁5及び前記逆
止弁6aを介して前記第1の蒸発器3aの冷媒管
の上端に流入し、更に、該流入冷媒は前記四方弁
7aを介して該圧縮機1に還流する。これによ
り、第2の片側除霜モードが形成され、該第1の
蒸発器3aにおいては吸熱作用を、該第2の蒸発
器3bにおては除霜作用を生じる。かかる除霜作
用においても前述の第1の片側除霜モードと同様
に作用し、除霜時間を短縮し且庫内温度への影響
が小さなものとなつている。
た後は、前記電磁弁4cをオンとなすとともに、
前記電磁弁4b及び前記四方弁7bをオフとな
し、更に、前記モータ14を駆動し、前記ダンパ
15により前記第2の蒸発器3b側を閉鎖する。
このとき、前記圧縮機1の冷媒{第5図bの一点
鎖線矢印}は前記凝縮器2、前記電磁弁4a及び
前記四方弁7bを介して該第2の蒸発器3bの冷
媒管の下端に流入する。該流入冷媒は前記逆止弁
6d、前記電磁弁4c、前記膨張弁5及び前記逆
止弁6aを介して前記第1の蒸発器3aの冷媒管
の上端に流入し、更に、該流入冷媒は前記四方弁
7aを介して該圧縮機1に還流する。これによ
り、第2の片側除霜モードが形成され、該第1の
蒸発器3aにおいては吸熱作用を、該第2の蒸発
器3bにおては除霜作用を生じる。かかる除霜作
用においても前述の第1の片側除霜モードと同様
に作用し、除霜時間を短縮し且庫内温度への影響
が小さなものとなつている。
更にまた、該第2の片側除霜モードの終了した後
は、前記電磁弁4bをオンとなすとともに、前記
電磁弁4a,4cをオフとなす。このとき、前記
第2の蒸発器3b内の冷媒{第5図cの一点鎖線
矢印}は前記四方弁7b、該電磁弁4b、前記膨
張弁5及び前記逆止弁6aを介して前記第1の蒸
発器3aに流入し、更に、該流入冷媒は前記四方
弁7a、前記圧縮機1及び前記凝縮器2を介して
前記電磁弁4a側に滞留する。これにより第2の
冷媒回収モードが形成される。
は、前記電磁弁4bをオンとなすとともに、前記
電磁弁4a,4cをオフとなす。このとき、前記
第2の蒸発器3b内の冷媒{第5図cの一点鎖線
矢印}は前記四方弁7b、該電磁弁4b、前記膨
張弁5及び前記逆止弁6aを介して前記第1の蒸
発器3aに流入し、更に、該流入冷媒は前記四方
弁7a、前記圧縮機1及び前記凝縮器2を介して
前記電磁弁4a側に滞留する。これにより第2の
冷媒回収モードが形成される。
このように、同時冷却モード、第1の片側除霜
モード、第1の冷媒回収モード、同時冷却モー
ド、第2の片側除霜モード及び第2の冷媒回収モ
ードを順次繰返すことにより、前記ケース本体1
0の前記商品収納庫12の冷蔵運転が行なわれ
る。
モード、第1の冷媒回収モード、同時冷却モー
ド、第2の片側除霜モード及び第2の冷媒回収モ
ードを順次繰返すことにより、前記ケース本体1
0の前記商品収納庫12の冷蔵運転が行なわれ
る。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、片側除
霜モードにおいて、除霜を行う蒸発器側がダンパ
により閉鎖され、空気の流通が規制されるため、
この除霜される蒸発器の熱のケース本体内への流
れ込みが規制され、除霜時にケース本体内の温度
上昇が抑制される。
霜モードにおいて、除霜を行う蒸発器側がダンパ
により閉鎖され、空気の流通が規制されるため、
この除霜される蒸発器の熱のケース本体内への流
れ込みが規制され、除霜時にケース本体内の温度
上昇が抑制される。
また、同時冷却モード及び片側除霜モードで使
用される膨張弁は1個でよく、部品点数の点でも
有利なものとなつている。
用される膨張弁は1個でよく、部品点数の点でも
有利なものとなつている。
第1図乃至第5図a,b,cは本考案の一実施
例を示すもので、第1図はオープンシヨーケース
を示す断面図、第2図はオープンシヨーケースの
冷媒回路図、第3図はオープンシヨーケースの電
気回路図、第4図はコントローラの制御を示すタ
イムチヤート、第5図aは同時冷却モードを示す
冷媒回路図、第5図bは片側除霜モードを示す冷
媒回路図、第5図cは冷媒回収モードを示す冷媒
回路図である。 図中、1……圧縮機、2……凝縮器、3a,3
b……蒸発器、4b……第1の開閉弁、4c……
第2の開閉弁、5……膨張弁、7a……第1の切
換え弁、7b……第2の切換え弁、10……ケー
ス本体、11……冷気循環路、15……ダンパ。
例を示すもので、第1図はオープンシヨーケース
を示す断面図、第2図はオープンシヨーケースの
冷媒回路図、第3図はオープンシヨーケースの電
気回路図、第4図はコントローラの制御を示すタ
イムチヤート、第5図aは同時冷却モードを示す
冷媒回路図、第5図bは片側除霜モードを示す冷
媒回路図、第5図cは冷媒回収モードを示す冷媒
回路図である。 図中、1……圧縮機、2……凝縮器、3a,3
b……蒸発器、4b……第1の開閉弁、4c……
第2の開閉弁、5……膨張弁、7a……第1の切
換え弁、7b……第2の切換え弁、10……ケー
ス本体、11……冷気循環路、15……ダンパ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体10の冷気循環路11に配置され上
下に冷媒が流通する第1及び第2の蒸発器3a,
3bと、圧縮機1と、凝縮器2と、膨張弁5とを
有する冷媒回路を備え、 前記冷媒回路は、 前記圧縮機1から吐出した冷媒を前記凝縮器
2、前記膨張弁5、前記第1及び第2の蒸発器3
a,3bへと順次循環して該圧縮機1に戻し、該
第1及び第2の蒸発器3a,3bを同時に冷却す
る同時冷却モードと、 前記圧縮機1から吐出した冷媒を前記凝縮器
2、前記第1の蒸発器3a、前記膨張弁5、前記
第2の蒸発器3bへと循環して該圧縮機1に戻
し、該第1の蒸発器3aでは除霜し、該第2の蒸
発器3bでは冷却する第1の片側除霜モードと、 前記圧縮機1から吐出した冷媒を前記凝縮器
2、前記第2の蒸発器3b、前記膨張弁5、前記
第1の蒸発器3aへと循環して該圧縮機1に戻
し、該第2の蒸発器3bでは除霜し、該第1の蒸
発器3aでは冷却する第2の片側除霜モードとを
有する冷却ケースにおいて、 前記冷気循環路11に設置され、前記第1の片
側除霜モードのときは前記第1の蒸発器3aに流
通する空気の循環を規制し、前記第2の片側除霜
モードのときは前記第2の蒸発器3bに流通する
空気の循環を規制し、前記同時冷却モードのとき
は該第1及び第2の蒸発器3a,3bへの空気の
流通規制を解除するダンパ15と、 前記第1の片側除霜モードのとき前記凝縮器2
の吐出冷媒を前記第1の蒸発器3aの下端側に切
り換えて流す第1の切換え弁7aと、 前記第2の片側除霜モードのとき前記凝縮器2
の吐出冷媒を前記第2の蒸発器3bの下端側に切
り換えて流す第2の切換え弁7bと、 前記第1及び第2の片側除霜モードのとき前記
凝縮器2の吐出冷媒が前記膨張弁5を介して前記
第1及び第2の蒸発器3a,3bへ流入するのを
規制し、前記同時冷却モードのときこの流入規制
を解除し該第1及び第2の蒸発器3a,3bへ前
記膨張弁5を介して該凝縮器2の吐出冷媒を流入
させる第1の開閉弁4bと、 前記同時冷却モードのとき前記凝縮器2の吐出
冷媒の流通を規制し、前記第1の片側除霜モード
のときはこの規制を解除して前記第1の蒸発器3
aの上端側からの吐出冷媒を前記膨張弁5を介し
て前記第2の蒸発器3bの上端側に流し、前記第
2の片側除霜モードのときはこの規制を解除して
前記第2の蒸発器3bの上端からの吐出冷媒を前
記膨張弁5を介して該第1の蒸発器3aの上端側
に流す第2の開閉弁4cとを有する、 ことを特徴とする冷却ケース。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038172U JPH0517579Y2 (ja) | 1986-03-15 | 1986-03-15 | |
KR1019870002363A KR960002563B1 (ko) | 1986-03-15 | 1987-03-14 | 진열냉장고 |
US07/026,256 US4741171A (en) | 1986-03-15 | 1987-03-16 | Refrigerated display cabinet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986038172U JPH0517579Y2 (ja) | 1986-03-15 | 1986-03-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149763U JPS62149763U (ja) | 1987-09-22 |
JPH0517579Y2 true JPH0517579Y2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=30850166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986038172U Expired - Lifetime JPH0517579Y2 (ja) | 1986-03-15 | 1986-03-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517579Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5981459A (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-11 | 大和冷機工業株式会社 | 除霜機能を有する冷凍庫 |
-
1986
- 1986-03-15 JP JP1986038172U patent/JPH0517579Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5981459A (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-11 | 大和冷機工業株式会社 | 除霜機能を有する冷凍庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62149763U (ja) | 1987-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5375428A (en) | Control algorithm for dual temperature evaporator system | |
JPH0124677Y2 (ja) | ||
KR101666428B1 (ko) | 냉장고 및 그 운전제어방법 | |
JPH09189473A (ja) | 冷蔵庫及びその運転制御方法 | |
JPH11173729A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH0517580Y2 (ja) | ||
JP3633997B2 (ja) | 冷凍冷蔵庫およびその制御方法 | |
JPH0535342B2 (ja) | ||
JP4258867B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH0517579Y2 (ja) | ||
JPH0517578Y2 (ja) | ||
JPH0537336Y2 (ja) | ||
JPH0517577Y2 (ja) | ||
JP2002071255A (ja) | 冷蔵庫及びその制御方法 | |
JPH085172A (ja) | 冷凍冷蔵庫の冷却装置 | |
JP2004069245A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20050050890A (ko) | 온장고를 겸비한 냉장고 | |
JP3710353B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH11281212A (ja) | 空気調和機 | |
JP2508812B2 (ja) | 蓄熱式空気調和装置 | |
JP2000329443A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPS6359069B2 (ja) | ||
JPH03230060A (ja) | ヒートポンプ式空気調和機 | |
JPH0224071Y2 (ja) | ||
JP2512866Y2 (ja) | 車両用冷温蔵庫の製氷促進装置 |