JPH05174550A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH05174550A
JPH05174550A JP3338187A JP33818791A JPH05174550A JP H05174550 A JPH05174550 A JP H05174550A JP 3338187 A JP3338187 A JP 3338187A JP 33818791 A JP33818791 A JP 33818791A JP H05174550 A JPH05174550 A JP H05174550A
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
counter
capstan
reproducing apparatus
magnetic recording
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3338187A
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English (en)
Inventor
Makoto Fujiki
誠 藤木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRなどのテープカウンタが表示する磁気
テープ走行量の精度を向上した磁気記録再生装置を提供
する。 【構成】 磁気テープ4が走行している場合、回転ヘツ
ド21の出力を検波して得た検波信号を、システムコン
トローラ27が制御するスイツチ33を介して、カウン
タ25へ入力する。磁気テープ4の走行方向が順方向か
ら逆方向へ換わつた後の所定期間、一時的に、キヤプス
タンFG24の出力信号を、システムコントローラ27
が制御するスイツチ33を介して、カウンタ25へ入力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に関
し、例えば、VTRなどのテープ走行量を表示するテー
プカウンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRなどの磁気記録再生装置におい
て、記録画像の編集作業などを行う場合、磁気テープに
記録された内容と、装置に付属するテープカウンタの表
示値との対応が求められる。すなわち、装置に装填され
た磁気テープの長手方向のある位置において、テープカ
ウンタをリセツトして表示を‘0’として、早送り(以
下「FF」という)、巻戻し(以下「REW」とい
う)、再生(以下「PB」という)などを行い、その
後、テープカウンタが‘0’を示す位置へ磁気テープを
戻したとき、最初のテープカウンタ‘0’の磁気テープ
位置と異なると、編集などの操作が煩雑なものとなつて
しまうため、磁気テープに記録された内容と、テープカ
ウンタの表示値との対応が求められるのである。
【0003】従来、家庭用のVTRなどにおいては、テ
ープ巻取台に取付けられたリール周波数ジエネレータ
(以下「FG」という)や、テープを駆動するキヤプス
タンに取付けられたキヤプスタンFGからの信号をカウ
ントして、上記のテープカウンタによりテープ走行量を
表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リールFGか
らの信号をカウントする場合は、テープ巻取トルクが一
定でないため、磁気テープの巻き締め方によつて、リー
ル1回転のテープ長さが異なつてしまい、テープカウン
タが表示するテープ走行量の精度を向上させることが不
可能であつた。
【0005】また、キヤプスタンFGからの信号をカウ
ントする場合にも、使用する磁気テープの種類や厚さ、
ピンチローラのスリツプ率の違いなどがあり、必ずしも
キヤプスタンFGからの信号がテープ送り量に対応しな
いので、やはり、テープカウンタが表示するテープ走行
量の精度を向上させることが不可能であつた。さらに、
回転ヘツドの高周波(以下「RF」という)出力は、磁
気テープ上に記録された画面の1フイールドに対応して
いることを利用して、同RF出力を検波して得た信号
(以下「検波信号」という)をカウントする方法では、
精度の高いテープ走行量表示を得ることができるが、磁
気テープの走行方向を変えたときに、検波信号が欠落す
ることがあり、テープカウンタが表示するテープ走行量
が狂うという欠点があつた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、磁気
ヘツドの読取出力から第1のカウント信号を生成する手
段と、記録担体駆動手段の駆動量を検出して第2のカウ
ント信号として出力する手段と、前記第1のカウント信
号と前記第2のカウント信号とのどちらか一方のカウン
ト信号を選択する切換手段と、前記切換手段の出力した
カウント信号をカウントするカウンタとを備え、前記カ
ウンタのカウント値を前記記録担体の走行量に対応させ
る磁気記録再生装置とする。
【0007】
【作用】以上の構成によつて、カウント値と記録担体の
走行量との対応が高精度である磁気記録再生装置を提供
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て詳細に説明する。図1と図2は一般的な磁気記録再生
装置のテープ走行機構の一例を示す図で、図1は矢印F
の方向(順方向)へテープ走行する状態を、図2は矢印
Rの方向(逆方向)へテープ走行する状態を示してい
る。
【0009】図1と図2において、1は回転ドラム、2
はキヤプスタン、3はピンチローラ、4は磁気テープ、
5は供給リール、6は巻取リール、7は首振ギヤ、8と
9はギヤ、10はベルト、11〜16はガイドポスト、
17はインピーダンスローラである。図1において、順
方向へテープ走行する場合、磁気テープ4は、供給リー
ル5から供給され、ガイドポスト11,インピーダンス
ローラ17,ガイドポスト12と13を経て、複数の回
転ヘツド(不図示)を有する回転ドラム1にヘリカル状
に巻付き、さらにガイドポスト14と15を経て、キヤ
プスタン2とピンチローラ3に圧接され定速で送出され
て、ガイドポスト16を経て、巻取リール6で巻取られ
る。テープ巻取り動力は、キヤプスタン2を駆動するモ
ータ2aの外周から、ギヤ8,ベルト10,ギヤ9を経
て、首振ギヤ7により供給リール台6aヘ伝達される。
【0010】このような順方向へのテープ走行だけを考
慮すれば、回転ヘツドのRF出力を検波して得た検波信
号をカウンタ(不図示)へ入力することによつて、磁気
テープの長手方向の位置と、テープ走行量表示とが異な
ることはない。図2において、テープ走行を順方向から
逆方向へ切換える場合、磁気テープ4の弛み4aが発生
して、検波信号が欠落して、テープ走行量表示に狂いが
生じることがある。
【0011】すなわち、磁気テープ4を逆方向に走行さ
せるため、キヤプスタン2とピンチローラ3が磁気テー
プ4を圧接した状態で、キヤプスタン2が逆回転を開始
して、磁気テープ4は逆方向に送出される。しかし、テ
ープ巻取り動力は、首振ギヤ7を揺動して、首振ギヤ7
と供給リール台5aが連結されてから、供給リール5に
伝達されるため、テープ巻取り動力が供給リール5へ伝
達されるのが遅れ、磁気テープ4は張力を失い弛み4a
が発生する。首振ギヤ7が供給リール台5aと連結され
て、供給リール5が巻取りを開始すれば、弛み4aは解
消されるので、検波信号も回復する。
【0012】なお、テープ走行を逆方向から順方向へ切
換える場合は、首振ギヤ7の揺動に伴うテープ巻取り動
力の伝達遅れによる弛みは、キヤプスタン2と巻取リー
ル6の間の部位4bで発生するので、検波信号が欠落す
ることはない。
【0013】図3は本実施例のカウンタ入力の一例を示
すタイミングチヤートである。図3において、(a)は
テープ走行の方向を、(b)はカウンタ入力の信号を表
している。すなわち、カウンタ入力として、通常は検波
信号を利用するが、テープ走行が順方向から逆方向へ切
換わつた場合、一時的に、カウンタ入力をキヤプスタン
FGからの信号に切換えるものである。図3に示す切換
え時間τは、弛み4aが発生してから、弛み4aが解消
され検波信号が回復するまでの時間より長ければよい。
【0014】なお、キヤプスタンFGからの信号をカウ
ンタ入力に利用すると、前述したように、磁気テープ4
の種類や厚さなどによるテープ走行量表示の誤差の問題
がある。しかし、テープ走行方向切換え後の短い期間に
限つて、キヤプスタンFGからの信号をカウンタ入力に
利用するので、本実施例の使用上で前述の誤差が問題と
なることはなく、むしろ、検波信号の欠落によるテープ
走行量表示の狂いを改善できる利点の方が大きい。
【0015】図4は本実施例の構成例を示すブロツク図
である。図4において、21は回転ヘツド、22はヘツ
ドアンプ、23は検波器、24はキヤプスタンFG、2
5はカウンタ、26はモードコントロール部、27はシ
ステムコントローラ、28はサーボコントローラ、29
はキヤプスタンドライバ、30はドラムドライバ、31
はドラムモータ、32はドラムPG/FG、33はスイ
ツチである。
【0016】ドラムPG/FG32の出力信号はサーボ
コントローラ28へ入力され、サーボコントローラ28
は、ドラムドライバ30を介して、ドラムモータ31を
制御することにより、回転ドラム1は定速回転する。キ
ヤプスタンFG24の出力信号はサーボコントローラ2
8へ入力され、サーボコントローラ28は、キヤプスタ
ンドライバ29を介して、キヤプスタンモータ2aを制
御することにより、キヤプスタン2は順/逆方向へ定速
回転する。なお、システムコントローラ27は、モード
コントロール部26からのテープ走行モードの指示に従
つて、キヤプスタン2の回転方向などを制御する。
【0017】回転ドラム1上に配置された回転ヘツド2
1の出力は、ヘツドアンプ22と検波器23を介して、
システムコントローラ27が制御するスイツチ33を経
て、通常、カウンタ25へ入力されると同時に、ヘツド
アンプ22と検波器23を介して、システムコントロー
ラ27へも入力される。キヤプスタンFG24の出力信
号は、システムコントローラ27が制御するスイツチ3
3を経て、テープ走行が順方向から逆方向に切換わつた
後の一定時間、すなわち図3に示す切換え時間τの間、
カウンタ25へ入力される。
【0018】なお、磁気テープ4の無記録部分であつ
て、検波信号が得られない場合には、システムコントロ
ーラ27によつて、カウンタ25へはキヤプスタンFG
24の信号が入力される。また、カウンタ25のカウン
ト値は、システムコントローラ27へ入力され、同カウ
ント値がある値に達すると、システムコントローラ27
からサーボコントローラ28へ指示が送られ、磁気テー
プ4を走行させたり停止したりすることができる。
【0019】以上説明したように、本実施例によれば、
首振ギヤ7を有する磁気記録再生装置において、通常は
カウンタ25へ回転ヘツド21のRF出力を検波して得
た検波信号を入力し、順方向から逆方向へテープ走行方
向を切換えた場合、テープ走行方向切換え後の時間τの
期間、一時的に、カウンタ25へキヤプスタンFG24
の出力信号を入力することにより、磁気記録再生装置の
テープ走行量表示の精度を大幅に向上することができ
る。
【0020】なお本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
てもよい。また本発明は、システムあるいは装置にプロ
グラムを供給することによつて達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上、本発明によれば、カウント値と記
録担体の走行量との対応が高精度である磁気記録再生装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】,
【図2】一般的な磁気記録再生装置のテープ走行機構の
一例を示す図である。
【図3】本発明に係る一実施例のカウンタ入力の一例を
示すタイミングチヤートである。
【図4】本実施例の構成例を示すブロツク図である。
【符号の説明】
2 キヤプスタン 4 磁気テープ 7 首振ギヤ 21 回転ヘツド 23 検波器 24 キヤプスタンFG 25 カウンタ 27 システムコントローラ 33 スイツチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘツドの読取出力から第1のカウン
    ト信号を生成する手段と、 記録担体駆動手段の駆動量を検出して第2のカウント信
    号を出力する手段と、 前記第1のカウント信号と前記第2のカウント信号との
    どちらか一方のカウント信号を選択する切換手段と、 前記切換手段の選択したカウント信号をカウントするカ
    ウンタとを備え、 前記カウンタのカウント値を前記記録担体の走行量に対
    応させることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気記録再生装置におい
    て、 前記切換手段は前記記録担体の走行方向が順方向から逆
    方向に換わつた後所定の時間前記第2のカウント信号を
    選択することを特徴とする磁気記録再生装置。
JP3338187A 1991-12-20 1991-12-20 磁気記録再生装置 Withdrawn JPH05174550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3338187A JPH05174550A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3338187A JPH05174550A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 磁気記録再生装置

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JPH05174550A true JPH05174550A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18315745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3338187A Withdrawn JPH05174550A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 磁気記録再生装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311