JPH05174335A - 磁気再生回路 - Google Patents

磁気再生回路

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Publication number
JPH05174335A
JPH05174335A JP34266791A JP34266791A JPH05174335A JP H05174335 A JPH05174335 A JP H05174335A JP 34266791 A JP34266791 A JP 34266791A JP 34266791 A JP34266791 A JP 34266791A JP H05174335 A JPH05174335 A JP H05174335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feedback
magnetoresistive element
reproducing circuit
amplifier
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP34266791A
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English (en)
Inventor
Masatomo Hori
雅智 堀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP34266791A priority Critical patent/JPH05174335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気再生に使用されるヘッドにおいて、ヘッ
ドアンプ等回路系の誤動作により磁気抵抗素子が素子破
壊を起こすことを防止し、特性が良くかつ安定な磁気再
生回路を提供する。 【構成】 遮断手段7を構成する8はスイッチであり、
R3,R4およびR5はカップリングコンデンサC2の
チャージの安定化回路を構成している。電源投入時等、
フィードバックアンプ5の出力が不安定な状態ではスイ
ッチ8をオフすることで、バイアス導体2へ不必要な信
号が帰還されず、磁気抵抗素子1に異常な磁界がかかる
ことを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生における磁
気抵抗素子を用いた磁気再生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルコンパクトカセット(以
下、DCCと呼ぶ)に代表されるように、磁気抵抗素子
をヘッドとして用いた機器が商品化されてきている。
【0003】このような機器において、磁気抵抗素子へ
所定の動作電流を与えて、媒体より読み出された信号を
増幅する手段として磁気再生回路がある。
【0004】以下に、従来の磁気再生回路の一例につい
て説明する。図3はこの従来の磁気再生回路のブロック
図を示すものである。図3において、1は磁気抵抗素
子、2はバイアス導体、磁気抵抗素子1とバイアス導体
2を破線で囲んだ3がヘッド、R1は磁気抵抗素子1へ
センス電流を与えるセンス電流設定抵抗、R2はバイア
ス導体2へバイアス電流を与えるバイアス電流設定抵
抗、4は磁気抵抗素子1の電圧変化を増幅し再生信号を
出力するヘッドアンプ、5は再生信号をバイアス導体2
へ負帰還するフィードバックアンプ、6は再生信号の出
力端子、C1,C2はカップリングコンデンサである。
【0005】以上のように構成された磁気再生回路につ
いて、以下その動作について説明する。
【0006】磁気抵抗素子1は、磁気媒体(図示せず)
上の記録磁化に応じて電気抵抗値が変化する。その電気
抵抗値はセンス電流設定抵抗R1より供給される所定の
センス電流により電圧値に変換され、ヘッドアンプ4で
増幅されて再生信号として出力端子6より出力される。
また、バイアス導体2へバイアス電流設定抵抗R2より
供給される所定のバイアス電流を与えることにより、バ
イアス導体2に流れるバイアス電流値に応じたバイアス
磁界が発生し、磁気抵抗素子1は所定の磁気バイアスで
動作する。また、磁気抵抗素子1の磁界対抵抗特性は通
常非線形なため、再生信号の歪を改善する目的で磁気的
に負帰還が施される。これを実現するのがフィードバッ
クアンプ5であり、フィードバックアンプ5は再生信号
の位相を反転させ電流変化としてバイアス導体2へ帰還
する。バイアス導体2へ流れる電流変化によって磁界変
化が生じ、その磁界変化によってヘッド3としては磁気
的に負帰還が施される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ヘッドアンプ4等の回路系が誤動作した
場合、例えばヘッドアンプ4が故障した場合や電源投入
時の過渡応答が保証されていない場合は、異常な電流が
フィードバックアンプ5を通じてヘッドへ帰還される形
となり、磁気抵抗素子1の素子破壊を招くという問題点
を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、特性が良く安定な磁気再生回路を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気再生回路は、磁気抵抗素子と磁気抵抗素
子にフィードバック磁界を与えるバイアス導体とで構成
されたヘッドと、バイアス導体へ所定のフィードバック
電流を与えるフィードバックアンプと、フィードバック
電流を遮断する遮断手段とで構成している。
【0010】また、本発明の磁気再生回路は、磁気抵抗
素子と磁気抵抗素子にフィードバック磁界を与えるバイ
アス導体とで構成されたヘッドと、バイアス導体へ所定
のフィードバック電流を与えるフィードバックアンプ
と、フィードバック電流を制限するリミッタ手段とで構
成している。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、電源投入時等、
帰還ループにノイズが混入する可能性がある場合に、遮
断手段により、フィードバックアンプより出力されるフ
ィードバック電流がバイアス導体に供給されぬように遮
断する。
【0012】また、本発明は上記した構成により、フィ
ードバックアンプより出力されるフィードバック電流
を、リミッタ手段が所定の電流値以上にならないよう制
限する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における磁気
再生回路のブロック図を示すものである。図1におい
て、1〜6,R1,R2,C1およびC2については図
3と同じであるので説明は省略する。点線で囲んだ7は
遮断手段である。遮断手段7を構成する8はスイッチで
あり、R3,R4およびR5はカップリングコンデンサ
C2のチャージの安定化回路を構成している抵抗であ
る。ここで、抵抗R3は、バイアス導体2とカップリン
グコンデンサC2とで決まるインピーダンスの数十〜数
百倍の高抵抗を用いる。抵抗R4およびR5は、スイッ
チ8の向かって左側の端子電位を決めており、その所定
電位Vは電源電圧をEとして、式(1)で決まる。
【0015】 V=E*R5/(R5+R4) (1) 所定電位Vがフィードバックアンプ5の出力のDC電位
に一致するようR4およびR5の定数を決める。
【0016】以上のように構成された本実施例の磁気再
生回路について、以下その動作について説明する。
【0017】一例として電源投入時について説明する。
電源投入時、スイッチ8はオフである。この状態で電源
が投入されると、スイッチ8の向かって左側の端子電位
は式(1)で決まる所定電位Vに充電される。一方、電
源投入時フィードバックアンプ5の出力は所定の過渡応
答を示すが、スイッチ8はその過渡応答が十分安定して
からオンに切り換えられる。これにより、過渡応答にリ
ップル等が存在していても、バイアス導体2へ帰還され
ることがないので、磁気抵抗素子1に異常な磁界がかか
ることはない。
【0018】ここで、所定電位Vはフィードバックアン
プ5の出力のDC電位に一致するよう決めてあるので、
カップリングコンデンサC2の充電電位はスイッチ8の
オンオフに関係なく安定しており、カップリングコンデ
ンサC2の充放電によるノイズがバイアス導体2に混入
する心配はない。
【0019】また、本実施例では電源投入時に注目して
いるが、再生信号を必要としない時は常にスイッチ8を
オフしておくことで、不意の回路異常により磁気抵抗素
子1を破壊する危険から未然に回避できる。
【0020】図2は本発明の第2の実施例における磁気
再生回路のブロック図を示すものである。図2におい
て、1〜6,R1,R2,C1およびC2については図
3と同じであるので説明は省略する。点線で囲んだ9は
リミッタ手段である。リミッタ手段9を構成するD1お
よびD2はダイオード、V1及びV2は電圧源である。
ここで、電圧源V1およびV2の電圧値は、フィードバ
ックアンプ5の出力のDC電位をVとして、それぞれV
−x及びV+xとなるように選ぶ(xは実数)。
【0021】以上のように構成された本実施例の磁気再
生回路について、以下その動作について説明する。
【0022】フィードバックアンプ5の出力振幅が2*
xを越えたとき、ダイオードD1およびD2はオン状態
となり、出力振幅は2*x以内に制限される。これによ
り,ヘッドアンプ4等の回路系が誤動作した場合、異常
な電流がフィードバックアンプ5を通じてヘッドへ帰還
されることがないので、磁気抵抗素子1に異常な磁界が
かかることはない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、フィードバック
電流を遮断する遮断手段とを設けることにより、フィー
ドバックアンプ等回路系の過渡応答により磁気抵抗素子
が素子破壊を起こすことを防止することができる。
【0024】また、フィードバック電流を制限するリミ
ッタ手段とを設けることにより、ヘッドアンプ等回路系
の誤動作により磁気抵抗素子が素子破壊を起こすことを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁気再生回路の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における磁気再生回路の
構成を示すブロック図
【図3】従来の磁気再生回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 磁気抵抗素子 2 バイアス導体 3 ヘッド 4 ヘッドアンプ 5 フィードバックアンプ 6 出力端子 7 遮断手段 8 スイッチ 9 リミッタ手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗素子と上記磁気抵抗素子にフィ
    ードバック磁界を与えるバイアス導体とで構成されたヘ
    ッドと、 上記バイアス導体へ所定のフィードバック電流を与える
    フィードバックアンプと、 上記フィードバック電流を遮断する遮断手段とを備えた
    磁気再生回路。
  2. 【請求項2】 磁気抵抗素子と上記磁気抵抗素子にフィ
    ードバック磁界を与えるバイアス導体とで構成されたヘ
    ッドと、 上記バイアス導体へ所定のフィードバック電流を与える
    フィードバックアンプと、 上記フィードバック電流を制限するリミッタ手段とを備
    えた磁気再生回路。
JP34266791A 1991-12-25 1991-12-25 磁気再生回路 Pending JPH05174335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34266791A JPH05174335A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 磁気再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34266791A JPH05174335A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 磁気再生回路

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Publication Number Publication Date
JPH05174335A true JPH05174335A (ja) 1993-07-13

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ID=18355561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34266791A Pending JPH05174335A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 磁気再生回路

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