JP3362513B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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雅之 豆井
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裕之 牛原
強 丸岡
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】図3は従来のビデオテープレコーダの主
要部の回路図である。図において、2は電源、3は外部
端子、Tr1はトランジスタ、R4は抵抗、Di1はダ
イオード、C1,C2はコンデンサ、Lはヘッドであ
る。 【0003】従来の磁気記録再生装置の動作を図面を参
照して説明する。この磁気記録再生装置は、ヘッドLの
一端がIC回路の外部端子に接続されており、IC回路
の外部端子に接続した外部素子であるコンデンサC2
とコンデンサC2を介して抵抗Rが接地されていた。
記録時において周波数f、電流Iからなる信号がヘッド
Lに流れた場合、この外部端子3は、 VCC−VBE±2π・f・L・I の電圧変動が生じた。またこの磁気記録再生装置には周
波数特性があり、ある一定周波数f1においてピーク特
性を持っており、IC回路の外部素子である抵抗R4に
よりこの周波数特性を調整していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来の磁気記録装置で
はコンデンサC2と抵抗RをICの外部素子として使
用していた。小径シリンダー用ではこの外部素子である
コンデンサC2と抵抗R4がそれぞれ4個ずつ必要にな
り、これによってシステムコストが高くなっており、さ
らにIC回路では外部端子が4個必要であった。 【0005】本発明は、上記の問題点を解決する目的で
なされたもので、IC回路の外部素子を削減しシステム
コストを下げる磁気記録再生装置を提供するものであ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気記録再生装置は、電源端子と、この電
源端子にアノードが接続されたダイオードと、このダイ
オードのカソードに一端が接続され他端から信号を出力
するコンデンサと、前記ダイオードの前記カソードに一
端が接続された記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッド
の他端にコレクタが接続されると共にエミッタが接地さ
れ、外部からベースに与えられる信号によって前記記録
再生ヘッドを電流駆動する第1のトランジスタと、前記
記録再生ヘッドの前記他端と接地間に両端が個々に接続
されたスイッチと、前記記録再生ヘッドの前記他端に一
端が接続された第1の抵抗と、前記第1の抵抗の他端に
エミッタが接続され、コレクタ及びベースが前記電源端
子に接続された第2のトランジスタと、前記第1の抵抗
の前記他端にエミッタが接続され、コレクタが接地され
た第3のトランジスタと、前記電源端子にコレクタ及び
ベースが接続された第4のトランジスタと、前記第3の
トランジスタのベースにコレクタ及びベースが接続さ
れ、前記第4のトランジスタのエミッタにエミッタが接
続された第5のトランジスタと、前記第5のトランジス
タと接地間に両端が個々に接続された第2の抵抗とを備
え、記録時に前記電源端子に電圧が印加されると共に前
記スイッチが開放状態となり、再生時には前記電源端子
への電圧印加が解除されて前記スイッチが導通状態とな
ることを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明は、上記のような構成により、ある周波
数においてヘッドLに流れる電流が変化しても、ヘッド
Lの一端から抵抗R1を介して接続されている定電圧回
路には電流変化による影響を受けずダンピング抵抗とし
て働き、周波数変化の少なく歪の劣化の起こらない磁気
記録再生装置が得られる。 【0008】 【実施例】以下に図面を参照して説明する。図1は本発
明の一実施例である磁気記録再生装置である。 【0009】コレクタが接地されたPNPトランジスタ
Tr3と、エミッタがトランジスタTr3のエミッタに
接続され、ベースとコレクタとが短絡されて電源に接続
しているNPNトランジスタTr2と、ベースとコレク
タとが短絡され、このコレクタが抵抗R2を介して接地
され、ベースがトランジスタTr3のベースに接続され
たPNPトランジスタTr5と、エミッタがトランジス
タTr5のエミッタに接続され、ベースとコレクタとが
短絡されて電源に接続されたNPNトランジスタTr4
によって構成された定電圧回路と、エミッタが接地され
た記録増幅回路の出力段であるトランジスタTr1と、
定電圧回路の定電圧部となるトランジスタTr2のエミ
ッタとトランジスタTr1のコレクタとの間に接続され
た抵抗R1と、トランジスタTr1のコレクタに接続さ
れたヘッドLと、電源からヘッドLの一端に順方向に接
続されたダイオードDi1と、ヘッドLとダイオードD
i1との間に接続されたコンデンサC1と、コンデンサ
のもう一端に接続された再生増幅回路HAと、トランジ
スタTr1と接地端子GNDとの間に接続されているス
イッチSW1によって構成されている磁気記録再生装置
である。 【0010】図1の磁気記録再生装置において再生時の
場合、電源1がオフの状態になり、スイッチSW1がオ
ンするので、ヘッドLの一端が接地される。このとき、
再生増幅回路HAの入力系が電源および他の再生増幅回
路に影響されないように、ロータリートランスの構成を
備えたヘッドLと電源1との間にダイオードDi1が必
要となる。また、記録時において電源1がオンし、スイ
ッチSW1がオフの状態になる。このため、記録時にお
いて、抵抗R1の両端子すなわちそのヘッドL側の端子
この反対側の端子の直流電圧が等しくなるようにトラ
ンジスタTr2を用いる。また、抵抗R1には、電流が
図示I1とI2の向きに流れるので、どちらの向きに流
れても両方の抵抗値が等しくなるようにPNPトランジ
スタTr3のエミッタをトランジスタTr2のエミッタ
に接続しておく。 【0011】次に、信号が一定周波数fでかつ、一定の
振幅を持つ電流IがヘッドLに流れた場合、ヘッドLの
一端の電圧V1は、V1=(VCC-VBE)をセンターに
して、±2π・f・L・I(V)変化する。抵抗R1に
流れる電流には抵抗R1からトランジスタTr3へ流れ
る電流I1と、トランジスタTr2から抵抗R1へ流れ
る電流I2の2通りがあるが、この2通りの電流は同じ
値であるので、トランジスタTr3のエミッタ抵抗re
3とトランジスタTr2のエミッタ抵抗re2は、 re=re3=re2 =kT/qI1 =kT/qI2 と等しくなり、ダンピング抵抗Rは、 R=R1+re で表されるので、ダンピング抵抗Rは、 R=R1+(kT/qI) となる。 【0012】また、この磁気記録再生装置の周波数特性
を最適な特性が得られるように抵抗R2を設定すれば、
周波数fが変化し、トランジスタTr3,Tr2のそれ
ぞれのエミッタ抵抗reが変化しても周波数特性はほと
んど影響を受けず、変化のない一定の周波数特性が得ら
れる。 【0013】たとえば、この磁気記録再生装置は、FM
オーディオ信号の処理に使用している。FMオーディオ
信号の周波数帯域は2MHz以下であり、この磁気記録
再生装置の周波数特性は約7MHzでピークを持つが、
変化のない一定の周波数特性を得るように抵抗R1を設
定することにより、周波数による変動が少なく、歪の劣
化の起こらない磁気記録再生装置が得られる。 【0014】また図2に本発明の他の実施例を示す。図
2において、定電圧回路として、コレクタとベースを短
して電源に接続されたトランジスタTr2と、トラン
ジスタTr2のエミッタと接地端子との間に抵抗R3を
接続した構成を用いても、トランジスタTr2のエミッ
タは定電圧となり、記録時においてダンピング抵抗とし
て働く。しかし、信号がヘッドLに流れると、ヘッドL
の一端が電圧変動しトランジスタTr2から抵抗R1
に流れる電流I3と抵抗R1から抵抗R3へ流れる電流
I4の2通りの電流があり、それぞれのダンピング抵抗
は、{R1+(kT/qI3)}と、(R1+R3)に
なる。このように、その抵抗値が異なるため、この磁気
記録再生装置の周波数特性および歪に関しては、図1の
磁気記録再生装置に比べて若干特性が低下するものの、
本発明の効果は維持するものである。 【0015】 【発明の効果】本発明の磁気記録再生装置は、記録増幅
回路の一端に抵抗を介して接続された、トランジスタお
よび抵抗からなる定電圧回路を用いることにより、適切
な周波数特性を得られ歪の劣化の起こらない磁気記録装
置が得られる。また、外部素子であるコンデンサと抵抗
が不要になり、システムコストの削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の磁気記録再生装置における一実施例の
主要部の回路図 【図2】本発明の他の実施例の主要部の回路図 【図3】従来例の磁気記録再生装置の主要部の回路図 【符号の説明】 1,2 電源 Tr1〜Tr5 トランジスタ Di1 ダイオード R1〜R4 抵抗 L ヘッド C1〜C2 コンデンサ HA 再生増幅回路 SW1 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛原 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 丸岡 強 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 河野 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−81604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/027 - 5/035

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電源端子と、 この電源端子にアノードが接続されたダイオードと、 このダイオードのカソードに一端が接続され他端から信
    号を出力するコンデンサと、 前記ダイオードの前記カソードに一端が接続された記録
    再生ヘッドと、 この記録再生ヘッドの他端にコレクタが接続されると共
    にエミッタが接地され、外部からベースに与えられる信
    号によって前記記録再生ヘッドを電流駆動する第1のト
    ランジスタと、 前記記録再生ヘッドの前記他端と接地間に両端が個々に
    接続されたスイッチと、 前記記録再生ヘッドの前記他端に一端が接続された第1
    の抵抗と、前記 第1の抵抗の他端にエミッタが接続され、コレクタ
    及びベースが前記電源端子に接続された第2のトランジ
    スタと、 前記第1の抵抗の前記他端にエミッタが接続され、コレ
    クタが接地された第3のトランジスタと、 前記電源端子にコレクタ及びベースが接続された第4の
    トランジスタと、前記 第3のトランジスタのベースにコレクタ及びベース
    が接続され、前記第4のトランジスタのエミッタにエミ
    ッタが接続された第5のトランジスタと、前記 第5のトランジスタと接地間に両端が個々に接続さ
    れた第2の抵抗とを備え、 記録時に前記電源端子に電圧が印加されると共に前記ス
    イッチが開放状態となり、再生時には前記電源端子への
    電圧印加が解除されて前記スイッチが導通状態となるこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
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