JPH05174250A - スタンプカ−ドを利用した商店街、ショッピングセンタ−等の加盟各店別顧客管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】顧客の購買実績等が商店街等の他の商店等に洩
れなくて商店及び顧客が不利益を被ることがなく、加盟
各店の売り上げ管理と顧客管理を容易に安全確実に行う
ことができるスタンプカードを利用した加盟各店別顧客
管理装置。 【構成】顧客に手渡される識別用の個別番号３１が記憶
されたカード２と、加盟各店Ａ，Ｂに設置された顧客情
報管理装置４と、中央演算装置５を介してカード２とこ
の記憶手段４とに個別番号３１と購買実績ポイントとを
入力する入力手段６と、この購買実績ポイントをカード
２に印字するスタンプ手段７とからなるスタンプ印字機
能付き磁気リーダーライター８と、商店街本部Ｈに配置
された磁気リーダー１０の読み取りによるカード２に記
憶された個別番号３１の読み取り手段と顧客名、住所等
の情報とを記憶する顧客情報記憶装置９と、顧客情報を
格納する磁気記録媒体１１とからなるスタンプカードを
利用した加盟各店別顧客管理装置１である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明はスタンプカードを利用
した商店街、ショツピングセンター等の加盟各店別顧客
管理装置にかかり、その目的は購買実績をスタンプポイ
ントで記録しポイント累積に対して購買者に景品引換
え、イベント参加、金券（購買権、預金権）等の特典を
与えるスタンプカードシステムを利用した顧客管理する
スタンプカードを利用した商店街、ショツピングセンタ
ー等の加盟各店別顧客管理装置の提供にある。

【０００２】

【従来の技術】従来、商店街またはショツピングセンタ
ー等の商業集積地や大型店でのショツピングセンター等
の加盟各店単位の顧客勧誘システムとしては、チップを
売り上げ金額に応じ手渡しその集積が一定集積量に達し
たらその一定集積量を基本単位とし、その単位の整数倍
量に応じ景品、金券と引き換える、或いはポイントシス
テムによりポイントをカードに印字しその集積が一定集
積量に達したらその一定集積量を基本単位とし、その単
位の整数倍量に応じ度に応じ景品、金券と引き換えるシ
ステム、装置がある。又、一方商店街またはショツピン
グセンター等の商業集積地や大型店でのショツピングセ
ンター等の加盟各店単位の顧客管理システムとしては、
顧客にクレジットカード等のエンボスカード類似のカー
ドを配布しこのカードにＩ．Ｄ．を記憶させかつコンプ
ューターにこのＩ．Ｄ．と結合した顧客の氏名、住所、
電話番号、生年月日等の属性情報を記憶させ、顧客の販
売実績、スタンプ数などをレジスターやその他の端末を
介して商店街またはショツピングセンター等の商業集積
地や大型店での事務局等の大型コンピューター等の中央
演算処理装置に入力して、ショツピングセンター等の加
盟各店の売り上げ管理と顧客管理とを行っている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な売
り上げ管理・顧客管理システムにおいては、次に説明す
る問題があった。すなわち、商店街、ショツピングセン
ター等の加盟各店の端末機が本部の中央演算処理装置と
連結されているために、顧客のある一商店での購買実績
等の個別情報の秘密に漏れがでその管理が困難、顧客が
実際に使用しないカード所謂死蔵カードが多くでるにも
かかわらず顧客の属性情報を一律に入力せねばならず、
労力的な無駄が多い、情報スペースをその死蔵カードに
とられるため、装置が必要以上に大がかりとなる。全体
の設備装置が大掛かりとなる、カード発行の手数などコ
ストが多くかかる等の問題がある。また、商店街、ショ
ツピングセンター等の加盟各店の中小小売り店のなかに
は、特に鮮魚店、生鮮野菜店、果物店等などは、チップ
やスタンプを利用した顧客勧誘は必要だが、電子装置を
利用した組織的な顧客管理を必要としないところもあ
り、ショツピングセンター等の加盟各店が一律に売り上
げ管理・顧客管理システムを採用しにくい事情もあっ
た。

【０００４】この発明の目的は、上記した従来の問題を
解決することにある。すなわち、全体が簡易な装置であ
ってかつ顧客がショツピングセンター等の加盟各店にお
ける商品の購買意欲をそそるスタンプカードを利用した
顧客管理装置であって、特定商店の顧客の購買実績等が
他の商店等に洩れる虞れがなくて個別の顧客の購買実績
が管理できて、しかも、必要な即ち現に購買活動を営ん
でいる顧客に対してのみ商店街、ショツピングセンター
等の加盟各店の売り上げ実績の管理を容易に行うことが
でき、更に、顧客は購買前に顧客名、住所、生年月日、
電話番号等のプライバシー的な情報を事前に提供する煩
わしさを排除して、且つ大掛かりな設備が不要でしかも
管理装置の必要の無い店舗はその装置の導入をしなくて
もスタンプカード装置だけの参加ができ、装置の維持の
手数が少ないスタンプカードを利用した商店街、ショツ
ピングセンター等の加盟各店別顧客管理装置を提供する
ことである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、カードとスタンプ印字機能付き磁気リ
ーダーライターと顧客情報管理装置と顧客情報記憶装置
と磁気リーダーと磁気記録媒体とからなり、このカード
は顧客に手渡され顧客番号や購買ポイントを磁気記憶し
購買ポイントを記号又は数字でその上に印字できるカー
ドからなり、このスタンプ印字機能付き磁気リーダーラ
イターは、商店街、ショツピングセンター等の加盟各店
に設置され、カードを保有する顧客の個別番号と購買実
績ポイントおよび演算手段により演算され加算された累
積ポイントをカードに磁気入力し更に必要に応じ定めら
れた満点ポイントをこえる満溢ポイントと顧客番号を次
ぎのカードに引き継ぎ入力する入力手段と、購買実際額
を任意に定められた一定規則に基づき演算して購買ポイ
ントを演算する演算手段と、既に入力された顧客の個別
番号と購買実績ポイントを読み取る読み取り手段と、購
買ポイントを数字または記号で印字するスタンプ手段を
有するスタンプ印字機能付き磁気リーダーライターから
なり、この顧客情報管理装置は、商店街、ショツピング
センター等の加盟各店に設置され、前記スタンプ印字機
能付き磁気リーダーライターと接続されこの磁気リーダ
ーライターに入力されるカードを保有する顧客の個別番
号と購買実績ポイントおよび演算手段により演算され加
算された累積ポイントとをあわせて記憶する記憶手段
と、この記憶手段中の顧客の個別番号および購買実績ポ
イントと後記磁気記録媒体に記録された顧客番号と顧客
の属性情報とを合体して顧客の個別番号および購買実績
ポイントさらには顧客の属性情報を一本化する情報結合
手段とを有する顧客情報管理装置からなり、この磁気リ
ーダーは、商店街、ショツピングセンター等の商業集積
の本部事務局またはそれに準ずる場所に設置され、後記
顧客情報記憶装置と連結され、事務局などに還流した満
点カードの満点性を確認し、カード内に磁気記憶された
顧客番号を読み取り、この顧客番号を後記顧客情報記憶
装置に伝達し記憶させる磁気リーダーからなり、この顧
客情報記憶装置は、商店街、ショツピングセンター等の
商業集積の本部事務局またはそれに準ずる場所に設置さ
れ、前記磁気リーダーと連結され、事務局などに還流し
磁気リーダーで読み取られた満点カードの顧客番号とこ
の番号に合わせ客から入手する氏名、住所、電話番号、
生年月日等の属性情報を合わせて記憶する顧客情報記憶
装置からなり、この磁気記録媒体は、商店街、ショツピ
ングセンター等の商業集積の本部事務局またはそれに準
ずる場所から商店街、ショツピングセンター等の加盟各
店に配付されるものであってカードの顧客番号とこの番
号と別に顧客から入手する氏名、住所、電話番号、生年
月日等の属性情報を集合記憶した磁気記録媒体からな
る、スタンプカードを利用した商店街、ショツピングセ
ンター等の加盟各店別顧客管理装置からなるものとし
た。

【０００６】

【作用】顧客にまず顧客番号や購買ポイントを磁気記憶
し購買ポイントを記号又は数字でその上に印字できるカ
ードが手渡される。顧客がスタンプカードを利用したの
加盟店のある一商店の商品を購買して、この顧客の持つ
カードをその商店に提示すると、この商店においては、
このカードを受け取って入力手段で、このカードとこの
商店に設置された売り上げ情報記憶手段とに、中央演算
装置を介して、カード入れに記載されたカードの個別番
号と購買実績ポイントとが入力されて記憶される。一
方、この顧客の購買実績ポイントは、スタンプ手段によ
って、カードに数字もしくはマークとして印字される。
その後に、このカードは再び顧客に返却される。

【０００７】顧客は、スタンプカードを利用した一商店
あるいは複数の商店で商品を購買して、カードに印字さ
れた数字もしくはマークがある一定以上になったとき
に、このカードを本部もしくは本部機能をもつ銀行、イ
ベント会場、個別店舗に持って行く。本部では、このカ
ードを受け取るとともに、磁気リーダーによってこのカ
ードの満点性を確認し、カードに記憶されたカードの個
別番号を読み取るとともにこの情報を顧客情報記憶装置
に導入し、且つ顧客の顧客名、住所、生年月日、電話番
号等を、予め顧客自身によってかかれた或いは別途他の
用紙にその場で記載されるなどの情報を、合わせて顧客
情報記憶装置に記憶させる。スタンプカードを利用した
本部あるいは本部機能をもつ店舗などでは、カードによ
って購買実績ポイントがある一定以上と判断した顧客に
対して景品、イベント参加権、景品交換権などを提供す
る等のサービスを行う。この顧客情報を磁気記録媒体に
格納し、商店街またはショツピングセンター等の商業集
積の本部事務局等はショツピングセンター等の加盟各店
に配付する。ショツピングセンター等の加盟各店はこの
磁気記録媒体からの顧客個別番号とその他顧客情報と自
分の商店でのカードの個別番号とその顧客の月別あるい
は年度別等の購買実績とを顧客個別番号をキーワードと
して結合して顧客管理をすることができる。尚、他人の
商店で顧客の購買実績の情報は他の商店は全く分からな
い。また、鮮魚店などスタンプカードシステムにのみ参
加し、その他のシステムに参加しない加盟各店が存在し
ても、相互に支障なくシステムに参加でき、このスタン
プカードを利用した商店街、ショツピングセンター等の
加盟各店別顧客管理装置は機能する。

【０００８】

【実施例】以下、この発明に係るスタンプカードを利用
したショツピングセンター等の加盟各店別顧客管理装置
の実施例について、図面に基づいて説明する。図１はこ
の発明に係るスタンプカードを利用したショツピングセ
ンター等の加盟各店別顧客管理装置の一実施例のブロッ
ク構成図、図２はこの発明の装置の一部として用いられ
る使用前のカドとカード入れを示す正面図、図３は図２
のカード入れにカードを配入した状態の正面図、図４は
この発明の装置の一部である入力手段を備えたスタンプ
手段の１例を示す斜視図、図５は図４のスタンプ手段に
よって購買実績ポイントを示すマークが一部印字された
状態のカードの正面図、図６はこの発明の装置を用いた
管理システムを説明するフローチャート図である。

【０００９】この発明に係るスタンプカードを利用した
ショツピングセンター等の加盟各店別顧客管理装置１
は、図１に示すように、顧客に手渡される個別番号３１
が記載されたカード２と、必要に応じ使用するこのカー
ド２が入れられ且つ場合によって記載される識別用の個
別番号３１が記載されたカード入れ３（図２，図３参
照）と、ショツピングセンター等の加盟各店Ａ，Ｂに設
置されたスタンプ印字機能付き磁気リーダーライター８
で、この磁気リーダーライター４は中央演算装置５を介
してカード２とこの記憶手段４とにカード２の個別番号
３１と購買実績ポイント或いは累積ポイントさらにはポ
イントがカード上一杯になったときにスタンプ情報を引
継ぐ引継ぎポイントを入力する入力手段６と、この購買
実績ポイントを数字もしくはマーク２１（図２，図５参
照）としてカード２に印字するスタンプ手段７とからな
り、顧客情報管理装置４はこの記憶手段中の顧客の個別
番号および購買実績ポイントと後記磁気記録媒体１１に
記録された顧客番号と顧客の属性情報とを合体して顧客
の個別番号および購買実績ポイントさらには顧客の属性
情報を一本化する。本部又は本部機能をもつ場所Ｈは、
顧客がスタンプの印字が完了したカード２を、もちこま
れたとき、本部等Ｈに配置された磁気リーダー１０でそ
のカード２の個別番号３１を読み取り、顧客情報記憶装
置９に、その情報を送るとともに、同時にそのカード２
の満点性を確認する。カード２に記載された或いは別の
方法で収集されたカード所有の顧客名、住所、生年月
日、電話番号等の属性情報を結合して記憶させる。本部
Ｈはこの顧客情報記憶装置９内の顧客情報を磁気記録媒
体１１に格納し各店２に配布する。図２は前記したカー
ド２とカード入れ３とを示すものであって、カード２に
は購買実績ポイントが黒塗り（図５参照）で印字される
ハート形のマーク２１が複数個プリントされている。こ
のカード２は、無料で顧客に手渡すことが望ましいの
で、磁気カードや紙カード等の安価な材質のものを用い
ることが好ましい。尚、符号２２はこのカード２の前記
したスタンプ手段７に挿入する方向を示す矢印である。
必要に応じ使用するカード入れ３には、場合によって例
えば図示した１１１等の識別用の個別番号３１が記載さ
れている。このカード入れ３は例えばビニール製等から
なるものである。

【００１１】図４は、前記した入力手段６とスタンプ手
段７等が一体に組み込まれたスタンプ印字機能付き磁気
リーダーライター８の一例を示すものであって、このス
タンプ印字機能付き磁気リーダーライター８の前部上面
部分に入力キー６１が設けられ、前端部にカード挿入口
６２が配されている。また、後部傾斜上面部分に表示部
６３が設けられており、この表示部６３に、入力キー６
１を押すことによって入力されたカード２の個別番号３
１や購買実績等が表示される。このスタンプ手段７は、
図４では図示しないが、このスタンプ印字機能付き磁気
リーダーライター８内部におけるのカード挿入口近傍に
設けられている。このスタンプ印字機能付き磁気リーダ
ーライター８は、内蔵もしくは別途に設けられた顧客情
報管理装置４に中央演算装置５を介して接続されてい
る。

【００１２】前記した購買実績ポイントは、例えば、１
０００円の購買価格で１ポイントとして、例えば、３０
０００円の商品を購買したときに、購買実績ポイントが
３０ポイントとなったと中央演算装置５で演算されて、
図５に示すように、スタンプ印字機能付き磁気リーダー
ライター８でハート形のマーク２１が３０個黒塗りで印
字されて、カード２にその購買実績ポイントが表示され
る。尚、この購買実績ポイントは、カード２に表示され
た上記のようなハート形のマーク２１を黒塗りして印字
することによって示されるものに限らず、ポイント数字
等を無地のカード２に印字することによって示されるよ
うにしてもよい。

【００１３】また、スタンプカードを利用した本部Ｈに
設置される顧客情報記憶装置９に、磁気リーダー１０が
接続されカード２に記憶されたカード２の個別番号３１
を読み取り、カード所有の顧客名、住所、生年月日、電
話番号等の情報を別途或いは同時に入力して、両者を結
合して記憶させる。

【００１４】次に、この発明装置の一実施例によるスタ
ンプカードを利用したショツピングセンター等の加盟各
店別顧客管理装置の作動過程を、図６に示すフローチャ
ト図に基づいて説明する。顧客にカード２が手渡される
（ステップ１）。顧客がスタンプカードを利用したの加
盟店のある一商店（例えばＡ商店）の商品を購買して、
この顧客の持つカード２をその商店Ａに提示する（ステ
ップ２）。この商店においては、このカードを受け取
る。（ステップ３）スタンプ印字機能付き磁気リーダー
ライター８の入力手段６でカード入れ３に記載されたカ
ード２の個別番号３１と購買実績額（例えば３００００
円）を入力する（ステップ４）。この入力手段６で入力
された購買実績額（例えば３００００円）が、中央演算
装置５で演算された購買実績ポイント（例えば３０ポイ
ント）と前記したカード２の個別番号３１とが、カード
２とこの一商店に設置された顧客情報管理装置４とに記
憶される（ステップ５）。この顧客の購買実績ポイント
は、スタンプ印字機能付き磁気リーダーライター８の磁
気情報書換え手段により磁気カード２に書換えられて磁
気記憶され、更にスタンプ手段７によって、カード２に
数字もしくはマーク２１として印字される（ステップ
６）。このカード２は再び顧客に返却される（ステップ
７）。

【００１５】顧客は、スタンプカードを利用したのこの
一商店Ａあるいは複数の商店Ａ，Ｂで商品を購買して、
カード２に印字された数字もしくはマーク２１がある一
定以上（例えば１００点満点）になったときに、このカ
ード２に直接あるいは間接的に他の書類等に自己の属性
を記入し、このカード２を本部又は本部機能を持つ所Ｈ
に持って行き、景品、金券、等のサービスを受ける。
（ステップ８）。本部等Ｈでは、このカード２を顧客に
返却する。（ステップ９）磁気リーダー１０はカード２
に記憶されたカードの個別番号３１をよみとり、その情
報を顧客情報記憶装置９におくり、顧客情報記憶装置９
はこれらの顧客の属性情報を結合して記憶する（ステッ
プ１０）。本部は、カードの個別番号３１とこれらを持
参した顧客の属性情報を結合した顧客情報を格納した磁
気記録媒体１１をショツピングセンター等の加盟各店に
配布する（ステップ１１）。ショツピングセンター等の
加盟各店（商店Ａ，Ｂ等）は、スタンプカードを利用し
た本部Ｈから顧客情報と各店の顧客情報管理装置４内の
情報を合わせることによって、自分の商店に対するカー
ド個別番号と結合された顧客の個人情報を知ることがで
きる（ステップ１２）。これに基づいて、一定以上の購
買実績を持つ顧客に対する売り上げ管理と購買促進のた
めの年末年始や顧客の誕生日等に景品提供等のサービス
を行う等の顧客管理をすることができる。すなわち、自
分の商店の売り上げは判るが他の商店の売り上げは判ら
ないシステムとなされている。

【００１７】この実施例では、カード２として磁気カー
ドや紙カード等の簡単なカードを用いているので、コス
トが安価に管理できる。

【００１８】

【発明の効果】以上説明したように、この発明は、カー
ドとスタンプ印字機能付き磁気リーダーライターと顧客
情報管理装置と顧客情報記憶装置と磁気リーダーと磁気
記録媒体とからなり、このカードは顧客に手渡され顧客
番号や購買ポイントを磁気記憶し購買ポイントを記号又
は数字でその上に印字できるカードからなり、このスタ
ンプ印字機能付き磁気リーダーライターは、商店街、シ
ョツピングセンター等の加盟各店に設置され、カードを
保有する顧客の個別番号と購買実績ポイントおよび演算
手段により演算され加算された累積ポイントをカードに
磁気入力し更に必要に応じ定められた満点ポイントをこ
える満溢ポイントと顧客番号を次ぎのカードに引き継ぎ
入力する入力手段と、購買実際額を任意に定められた一
定規則に基づき演算して購買ポイントを演算する演算手
段と、既に入力された顧客の個別番号と購買実績ポイン
トを読み取る読み取り手段と、購買ポイントを数字また
は記号で印字するスタンプ手段を有するスタンプ印字機
能付き磁気リーダーライターからなり、この顧客情報管
理装置は、商店街、ショツピングセンター等の加盟各店
に設置され、前記スタンプ印字機能付き磁気リーダーラ
イターと接続されこの磁気リーダーライターに入力され
るカードを保有する顧客の個別番号と購買実績ポイント
および演算手段により演算され加算された累積ポイント
とをあわせて記憶する記憶手段と、この記憶手段中の顧
客の個別番号および購買実績ポイントと後記磁気記録媒
体に記録された顧客番号と顧客の属性情報とを合体して
顧客の個別番号および購買実績ポイントさらには顧客の
属性情報を一本化する情報結合手段とを有する顧客情報
管理装置からなり、この磁気リーダーは、商店街、ショ
ツピングショツピングセンター等の商業集積の本部事務
局またはそれに準ずる場所に設置され、後記顧客情報記
憶装置と連結され、事務局などに還流した満点カードの
満点性を確認し、カード内に磁気記憶された顧客番号を
読み取り、この顧客番号を後記顧客情報記憶装置に伝達
し記憶させる磁気リーダーからなり、この顧客情報記憶
装置は、商店街、ショツピングショツピングセンター等
の商業集積の本部事務局またはそれに準ずる場所に設置
され、前記磁気リーダーと連結され、事務局などに還流
し磁気リーダーで読み取られた満点カードの顧客番号と
この番号に合わせ客から入手する氏名、住所、電話番
号、生年月日等の属性情報を合わせて記憶する顧客情報
記憶装置からなり、この磁気記録媒体は、商店街、ショ
ツピングショツピングセンター等の商業集積の本部事務
局またはそれに準ずる場所から商店街、ショツピングセ
ンター等の加盟各店に配付されるものであってカードの
顧客番号とこの番号と別に顧客から入手する氏名、住
所、電話番号、生年月日等の属性情報を集合記憶した磁
気記録媒体からなる、スタンプカードを利用した商店
街、ショツピングセンター等の加盟各店別顧客管理装置
であるから、以下に述べる効果を奏する。

【００１９】すなわち、スタンプカードを利用している
ので顧客勧誘機能が確実に発揮でき、加盟各店になかに
スタンプカードのみの利用があっても装置全体は有効に
機能する。また、スタンプカードを利用したショツピン
グセンター等の加盟各店とスタンプカードを利用した本
部とが直接電送連絡できない構成とされているので、顧
客の購買実績等がスタンプカードを利用した等における
他の商店等に洩れる虞れがなくて商店及び顧客が不利益
を被ることがない。しかも、顧客に対するショツピング
センター等の加盟各店の売り上げ実績の管理を容易に行
うことができて一定以上の購買実績を持つ顧客に対する
売り上げ管理と購買促進のための景品提供等のサービス
を行う等の顧客管理を容易に且つ簡単な装置で安全確実
に行うことができる。更に、死蔵カードの情報収集や管
理の必要は無く効率的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に係るスタンプカードを利用したショ
ツピングセンター等の加盟各店別顧客管理装置の一実施
例のブロック構成図である。

【図２】この発明の装置の一部として用いられる使用前
のカ−ドとカード入れを示す正面図である。

【図３】図２のカード入れにカードを配入した状態の正
面図である。

【図４】この発明の装置の一部である入力手段を備えた
顧客情報管理装置の１例を示す斜視図である。

【図５】図４のスタンプ手段によって購買実績ポイント
を示すマークが一部印字された状態のカードの正面図で
ある。

【図６】この発明の装置を用いた管理システムを説明す
るフローチャート図である。

【符号の説明】

Ａ，Ｂ 加盟店（商店） Ｈ スタンプカードを利用した本部 １ スタンプカードを利用したショツピングセンター等
の加盟各店別顧客管理装置 ２
カード ２１ マーク ３ カード入れ ３１ 識別用の個別番号 ４ 売り上げ情報記憶手段 ５ 中央演算装置 ６ 入力手段 ７ スタンプ手段 ８ ショツピングセンター等の加盟各店用の装置 ９ 記憶装置 １０ 磁気リーダー １１ 磁気記録媒体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カードとスタンプ印字機能付き磁気リー
   ダーライターと顧客情報管理装置と顧客情報記憶装置と
   磁気リーダーと磁気記録媒体とからなり、 このカードは顧客に手渡され顧客番号や購買ポイントを
   磁気記憶し購買ポイントを記号又は数字でその上に印字
   できるカードからなり、 このスタンプ印字機能付き磁気リーダーライターは、商
   店街、ショツピングセンター等の加盟各店に設置され、
   カードを保有する顧客の個別番号と購買実績ポイントお
   よび演算手段により演算され加算された累積ポイントを
   カードに磁気入力し更に必要に応じ定められた満点ポイ
   ントをこえる満溢ポイントと顧客番号を次ぎのカードに
   引き継ぎ入力する入力手段と、購買実際額を任意に定め
   られた一定規則に基づき演算して購買ポイントを演算す
   る演算手段と、既に入力された顧客の個別番号と購買実
   績ポイントを読み取る読み取り手段と、購買ポイントを
   数字または記号で印字するスタンプ手段を有するスタン
   プ印字機能付き磁気リーダーライターからなり、 この顧客情報管理装置は、商店街、ショツピングセンタ
   ー等の加盟各店に設置され、前記スタンプ印字機能付き
   磁気リーダーライターと接続されこの磁気リーダーライ
   ターに入力されるカードを保有する顧客の個別番号と購
   買実績ポイントおよび演算手段により演算され加算され
   た累積ポイントとをあわせて記憶する記憶手段と、この
   記憶手段中の顧客の個別番号および購買実績ポイントと
   後記磁気記録媒体に記録された顧客番号と顧客の属性情
   報とを合体して顧客の個別番号および購買実績ポイント
   さらには顧客の属性情報を一本化する情報結合手段とを
   有する顧客情報管理装置からなり、 この磁気リーダーは、商店街、ショツピングセンター等
   の商業集積の本部事務局またはそれに準ずる場所に設置
   され、後記顧客情報記憶装置と連結され、事務局などに
   還流した満点カードの満点性を確認し、カード内に磁気
   記憶された顧客番号を読み取り、この顧客番号を後記顧
   客情報記憶装置に伝達し記憶させる磁気リーダーからな
   り、 この顧客情報記憶装置は、商店街、ショツピングセンタ
   ー等の商業集積の本部事務局またはそれに準ずる場所に
   設置され、前記磁気リーダーと連結され、事務局などに
   還流し磁気リーダーで読み取られた満点カードの顧客番
   号とこの番号に合わせ客から入手する氏名、住所、電話
   番号、生年月日等の属性情報を合わせて記憶する顧客情
   報記憶装置からなり、 この磁気記録媒体は、商店街、ショツピングセンター等
   の商業集積の本部事務局またはそれに準ずる場所から商
   店街、ショツピングセンター等の加盟各店に配付される
   ものであってカードの顧客番号とこの番号と別に顧客か
   ら入手する氏名、住所、電話番号、生年月日等の属性情
   報を集合記憶した磁気記録媒体からなる、 スタンプカードを利用した商店街、ショツピングセンタ
   ー等の加盟各店別顧客管理装置。