JPH05173918A - ホスト端末装置の画データ展開方式 - Google Patents

ホスト端末装置の画データ展開方式

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JPH05173918A
JPH05173918A JP3355812A JP35581291A JPH05173918A JP H05173918 A JPH05173918 A JP H05173918A JP 3355812 A JP3355812 A JP 3355812A JP 35581291 A JP35581291 A JP 35581291A JP H05173918 A JPH05173918 A JP H05173918A
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JP
Japan
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image
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Pending
Application number
JP3355812A
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English (en)
Inventor
Takayuki Ogawara
隆行 大河原
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホスト端末装置から他の装置に画データを送
信する際の画データ展開方式であって、文字、図形、画
像の中で最も使用頻度が高く、拡大および縮小の影響を
受け易い文字の展開品質の低下を防ぐことにある。 【構成】 中精細又は高精細密度の文字データを、高精
細用又は中精細用文字フォントを用いて、高精細又は中
精細線密度の文字データに変換して、第1の記憶手段2
1に記憶させ、中精細又は高精細密度の画像および図形
データを、第2の記憶手段22に記憶させ、この第2の
記憶手段22に記憶された画像および図形データを、高
精細又は中精細線密度の画像および図形データに変換し
た後、第1の記憶手段にて高精細又は中精細密度の文字
データと合成して、合成データを生成する画像処理手段
23を備え、その合成データを他の装置27に送信する
構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト端末装置から入
力される文字、画像、図形を含む画データを他の装置に
送信する際の画データの展開方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】端末機器の分野では、ホストコンピュー
タからの画データを展開し、それを印字、格納またはF
AX送信することが広く普及している。画データはそれ
ぞれ固有の線密度を有しており、端末装置、あるいはそ
のコントローラは、他の装置と対応するために線密度を
1種または数種有している。
【0003】線密度の違う端末装置間、あるいはコント
ローラと端末装置間の画データの送受信は、送信後の端
末装置またはコントローラが、送信先の端末装置または
コントローラの線密度に合わせてから送信するのが一般
的である。線密度を合わせる場合は、ホストコンピュー
タからの画データを、送信元の線密度で一度画素に変換
した後に、ソフトウエアまたは画像プロセッサにより線
密度変換を行う。このようにして作成した画データを送
信先に送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法においては、特に使用頻度の高い文字データ
に関し次のような問題があった。すなわち、線密度変換
によって拡大が発生した場合、ある一定の方式に従い画
素データを増大させるため、変換後の画データによる画
像は滑らかさに欠けていた。
【0005】一方、縮小が発生した場合、ある一定の方
式に従い画素データを間引きするため、細かな画像等は
つぶれて見にくいものとなった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであり、
文字、図形、画像データの中で、最も使用頻度が高く、
拡大、縮小の影響を受け易い文字について、展開品質を
低下しないホスト端末装置の文字展開方式を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、中精細又は高精細密度の文字データを、高
精細用又は中精細用文字フォントを用いて、高精細又は
中精細線密度の文字データに変換して、第1の記憶手段
に記憶させ、中精細又は高精細密度の画像および図形デ
ータを、第2の記憶手段に記憶させ、この第2の記憶手
段に記憶された画像および図形データを、高精細又は中
精細線密度の画像および図形データに変換した後、第1
の記憶手段にて高精細又は中精細密度の文字データと合
成して、合成データを生成する画像処理手段を備え、そ
の合成データを他の装置に送信する構成となっている。
【0008】
【作用】画データの中から文字データを分離して、送信
先の線密度に合った文字フォントを用いて変換した後、
文字データ以外のデータと合成して、画データを展開す
る為、文字の高品質化が可能となる。
【0009】また、アウトラインフォントを用いた方式
と違い、従来技術を活用できるので、技術的かつコスト
的にも有効である。
【0010】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施例のホスト端末装置の
文字展開方式を示したものである。ホストコンピュータ
(ホスト)10は、データバス11を介してファクシミ
リ端末装置20と接続する。データバス11と接続する
バッファメモリ(バッファ)21および22は、画像プ
ロセッサ23を介して接続されている。またファクシミ
リ末装置20は、回線網25よりFAX27と接続され
ている。
【0012】ホトコンピュータ10は、図示しない記憶
装置内に格納されているファクシミリ出力用の画データ
30をデータバス11よりファクシミリ端末装置20の
バッファ22に出力する。
【0013】バッファ21(第1の記憶手段)は、ホス
トコンピュータ10よりの画データ30を送信先のFA
X27と同一の線密度データに変換した画データが展開
されるバッファ・メモリである。バッファ22(第2の
記憶手段)は、ホストコンピュータ10より入力された
線密度データが展開されるのバッファ・メモリである。
【0014】FAX27は、ファクシミリ端末装置20
の送信先のファクシミリ装置またはファクシミリ端末装
置である。ファクシミリ端末装置20と送信先のFAX
27とは、それぞれの画データに固有の線密度を有して
いる。ファクシミリ端末装置20の画像プロセッサ23
は画像処理手段であり、送信先の線密度に対応するため
に、高細精線密度の画データを中細精線密度の画データ
に変換し、また中細精線密度を高細精線密度に変化する
などの線密度変換を行う。また、ファクシミリ端末装置
20の送信機能により、送信する画データを送信先の用
紙サイズに合わすための画データの拡大または縮小処理
を行う。
【0015】図2は実施例の端末装置の文字展開方式の
動作を示すフローチャートである。
【0016】次に、本実施例のホスト端末装置の文字展
開方式の動作を図2を参照して説明する。
【0017】まず、ファクシミリ端末装置20がホスト
コンピュータ10より受信したFAX出力用の画データ
30が中精細用画データであった場合について説明す
る。最初にデータの中の制御データ部が検査される。制
御データ部のフォーマットが正しければ、送信先のFA
X27のFAX番号、その他のデータがバッファ22の
所定のエリアに設定される(ステップS101)。次
に、ファクシミリ端末装置20は、設定された送信先の
FAX番号により、回線網25を通して送信先FAX2
7と接続し(ステップS102)、送信先のFAX27
より線密度、用紙サイズ、受信可能な圧縮符号の種類等
の情報を受信する。受信した送信先FAX情報は、バッ
ファ22の所定のエリアに設定される(ステップS10
3)。
【0018】画像プロセッサ23は画データの展開に先
立ち、受信した画データ30と送信先のFAX27との
線密度の比較を行う(ステップS104)。比較の結
果、画データ30と送信先FAXの線密度が等しい場合
は、受信データの線密度(中精細)にて画データ30の
文字、図形、画像データを、画データ展開プログラム、
または画像プロセッサ23を用いることにより送信先の
FAX27と同一線密度の画データに変換してバッファ
21に格納する(ステップS105)。しかし、送信先
のFAX27が高精細FAXで線密度が一致しない場合
は、まず画データ30の文字データが高精細用文字フォ
ントを用いた、送信先のFAX27と同一線密度(高精
細)の画データに変換されてバッファ21に格納される
(ステップS106)。次に、画データ30の図形およ
び画像データが、受信データの線密度(中精細)でバッ
ファ22に一旦展開される(ステップS107)。その
後、バッファ22の中精細図形および画像展開データ
は、画像プロセッサ23により一定単位(画像プロセッ
サ23の処理能力による)に線密度に変換されて、高精
細化したデータが、先に高精細文字データが展開されて
いるバッファ21に合成される(ステップS108)。
【0019】このようにして送信先FAXと同一の線密
度で全ての画データが展開された後に、受信データと送
信先FAXの用紙サイズの比較が行われる(ステップS
109)。この比較によって、用紙サイズに違いがある
ことが判明すれば、画像プロセッサ23により、バッフ
ァ22の画データの拡大または縮小を行い、画データの
大きさを送信先のFAX27の用紙サイズと一致させる
(ステップS110)。
【0020】また、ホストコンピュータ23からの受信
画データが横長の形状(ランドスケープフォーマット)
である場合、横幅が送信先FAXの横幅に比べて極めて
大きくなる場合がある。例えば、受信データがB4サイ
ズのランドスケープフォーマットで、送信先のFAX2
7がA4サイズであれば約1.5倍となる。このような
場合、ただ単に横幅の比較によって画データを縮小して
しまうと、送信画データが受信画データの数分の1の大
きさとなり、画データ展開品質が極めて悪くなってしま
う。これは、用紙サイズを一致させるための拡大および
縮小処理を行う前に、画データを90°回転し、ポート
レートフォーマットに変換することにより、極端な縮小
処理による画データ展開の品質低下を防ぐことが可能で
ある。
【0021】このようにして展開が終了した画データ
を、送信先のFAX27が受信可能な圧縮符号(MH,
MR,MMR符号。FAX27のプロトコル、性能によ
り異なる。)に符号化し、バッファ21のデータを通信
回線網を通して送信する(ステップS111)。符号化
データ送付終了後、回線を切断し(ステップS11
2)、処理を終了する。
【0022】一方、ホストコンピュータ10より受信し
た画データが高精細FAX出力用画データであり、かつ
送信先のFAX27が中精細用画データを用いる場合、
まず受信データの画データ30の文字データが中精細用
文字フォントを用いた送信先と同一な中精細線密度の画
データとしてバッファ21に展開され(ステップS10
6)、次に、図形、画像データが受信データの高精細線
密度で、バッファ22に一旦展開される(ステップS1
08)。その後、バッファ22の高精細図形、画像展開
データは、一定単位毎に線密度変換され、中精細化した
データが、先に中精細文字データが展開されているバッ
ファ21に合成される(ステップS108)。
【0023】いづれの方法においても、文字は送信先装
置と同一線密度の文字フォントを用いて展開されるた
め、どのような場合においても文字展開が高品質化でき
る。
【0024】また、上述の例においては、送信先のFA
X27の線密度情報を、回線を画データ展開開始以前に
回線を接続し、送信先のFAX27から受信する方式で
あったが、これをホストコンピュータ10側で予め指定
し、その指示をファクシミリ端末装置20の受信データ
に折り込み、ファクシミリ端末装置20は、受信データ
からの送信先のFAX27の線密度情報を受け取り、そ
れに従って文字、図形、画像の各データを展開する方式
も可能である。本方式によれば、送信先との回線接続が
画データ展開後でよく、回線利用時間が短くなることは
言うまでもない。
【0025】また、上述の例はいづれも画データを展開
するために2つのバッファ21および22を用いている
が、図形、画像データにおいて線密度変換が発生するか
どうかは予め認識できる情報であり、図形、画像データ
を展開する場合、その最小処理単位(1コマンド、また
は1ラスタ単位)毎に線密度変換も同時に行うようにす
れば展開に必要なバッファは1つでよい。但し、画デー
タの90°回転、拡大/縮小用としてバッファはもう1
つ必要であり、どちらの方式がよいかは、使用する画像
プロセッサの性能、特性等を加味して検討する必要があ
る。
【0026】なお、以上の説明では、ファクシミリ端末
装置を例にとり説明したが、各種ホスト型端末装置およ
びそのコントローラへ応用することができる。例えば、
オンライン端末として接続されるプリンタ(データ印字
装置)、各種画データ格納装置、あるいはファイルサー
バー等にも適用可能である。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、画
データの中から文字データを分離して、送信先装置と同
一線密度の文字フォントを用いて文字データを展開する
ので、コストが安く、技術的にも容易に文字展開の高品
質化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すホスト端末装置の文字
展開方式のブロック図である。
【図2】本実施例の画データの処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 11 データバス 20、27 ファクシミリ端末装置 21、22 バッファメモリ 23 画像プロセッサ 25 通信回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト端末装置から入力される文字デー
    タ、画像データおよび図形データを含む中精細線密度の
    画データを高精細線密度の画データに変換して他の装置
    に送信する際の画データ展開方式であって、 前記中精細密度の文字データを高精細用文字フォントを
    用いて前記高精細線密度の文字データに変換して第1の
    記憶手段に記憶させ、前記中精細密度の画像および図形
    データを第2の記憶手段に記憶させ、この第2の記憶手
    段に記憶された前記画像および図形データを高精細線密
    度の画像および図形データに変換した後前記第1の記憶
    手段にて前記高精細密度の文字データと合成して合成デ
    ータを生成する画像処理手段を備え、前記合成データを
    回線網を介して前記他の装置に送信することを特徴とす
    るホスト端末装置の画データ展開方式。
  2. 【請求項2】 ホスト端末装置から入力される文字デー
    タ、画像データおよび図形データを含む高精細線密度の
    画データを中精細線密度の画データに変換して他の装置
    に送信する際の画データ展開方式であって、 前記高精細密度の文字データを中精細用文字フォントを
    用いて前記中精細線密度の文字データに変換して第1の
    記憶手段に記憶させ、前記高精細密度の画像および図形
    データを第2の記憶手段に記憶させ、この第2の記憶手
    段に記憶された前記画像および図形データを中精細線密
    度の画像および図形データに変換した後前記第1の記憶
    手段にて前記中精細密度の文字データと合成して合成デ
    ータを生成する画像処理手段を備え、前記合成データを
    回線網を介して前記他の装置に送信することを特徴とす
    るホスト端末装置の画データ展開方式。
  3. 【請求項3】 ホスト端末装置から入力される文字デー
    タ、画像データおよび図形データを含む中精細線密度の
    画データを高精細線密度の画データに変換してデータ格
    納装置に送信する際の画データ展開方式であって、 前記中精細密度の文字データを高精細用文字フォントを
    用いて前記高精細線密度の文字データに変換して第1の
    記憶手段に記憶させ、前記中精細密度の画像および図形
    データを第2の記憶手段に記憶させ、この第2の記憶手
    段に記憶された前記画像および図形データを高精細線密
    度の画像および図形データに変換した後前記第1の記憶
    手段にて前記高精細密度の文字データと合成して合成デ
    ータを生成する画像処理手段を備え、前記合成データを
    前記データ格納装置に送信することを特徴とするホスト
    端末装置の画データ展開方式。
  4. 【請求項4】 ホスト端末装置から入力される文字デー
    タ、画像データおよび図形データを含む高精細線密度の
    画データを中精細線密度の画データに変換してデータ格
    納装置に送信する際の画データ展開方式であって、 前記高精細密度の文字データを中精細用文字フォントを
    用いて前記中精細線密度の文字データに変換して第1の
    記憶手段に記憶させ、前記高精細密度の画像および図形
    データを第2の記憶手段に記憶させ、この第2の記憶手
    段に記憶された前記画像および図形データを中精細線密
    度の画像および図形データに変換した後前記第1の記憶
    手段にて前記中精細密度の文字データと合成して合成デ
    ータを生成する画像処理手段を備え、前記合成データを
    前記データ格納装置に送信することを特徴とするホスト
    端末装置の画データ展開方式。
  5. 【請求項5】 ホスト端末装置から入力される文字デー
    タ、画像データおよび図形データを含む中精細線密度の
    画データを高精細線密度の画データに変換してデータ印
    字装置に送信する際の画データ展開方式であって、 前記中精細密度の文字データを高精細用文字フォントを
    用いて前記高精細線密度の文字データに変換して第1の
    記憶手段に記憶させ、前記中精細密度の画像および図形
    データを第2の記憶手段に記憶させ、この第2の記憶手
    段に記憶された前記画像および図形データを高精細線密
    度の画像および図形データに変換した後前記第1の記憶
    手段にて前記高精細密度の文字データと合成して合成デ
    ータを生成する画像処理手段を備え、前記合成データを
    前記データ印字装置に送信することを特徴とするホスト
    端末装置の画データ展開方式。
  6. 【請求項6】 ホスト端末装置から入力される文字デー
    タ、画像データおよび図形データを含む高精細線密度の
    画データを中精細線密度の画データに変換してデータ印
    字装置に送信する際の画データ展開方式であって、 前記高精細密度の文字データを中精細用文字フォントを
    用いて前記中精細線密度の文字データに変換して第1の
    記憶手段に記憶させ、前記高精細密度の画像および図形
    データを第2の記憶手段に記憶させ、この第2の記憶手
    段に記憶された前記画像および図形データを中精細線密
    度の画像および図形データに変換した後前記第1の記憶
    手段にて前記中精細密度の文字データと合成して合成デ
    ータを生成する画像処理手段を備え、前記合成データを
    前記データ印字装置に送信することを特徴とするホスト
    端末装置の画データ展開方式。
JP3355812A 1991-12-21 1991-12-21 ホスト端末装置の画データ展開方式 Pending JPH05173918A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267092A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kyocera Mita Corp 画像形成装置および画像形成プログラム

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