JPH05173235A - カメラ及びその露光方法 - Google Patents
カメラ及びその露光方法Info
- Publication number
- JPH05173235A JPH05173235A JP35980291A JP35980291A JPH05173235A JP H05173235 A JPH05173235 A JP H05173235A JP 35980291 A JP35980291 A JP 35980291A JP 35980291 A JP35980291 A JP 35980291A JP H05173235 A JPH05173235 A JP H05173235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- frame
- camera
- photographed
- exposure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラによる多重露出撮影において、任意の
コマで多重露光が行えるようにする。 【構成】 露光可能状態にあるコマ2aの撮影が終了し
た後に、制御信号出力回路9から、巻き取り側あるいは
巻き戻し側のいずれの方向に何コマ分モータを回転させ
るかを指定するフィルム移動方向指定信号を制御回路6
に出力して、任意の撮影済または未撮影フィルムコマを
次回撮影フィルムコマとして開口5に位置させる。
コマで多重露光が行えるようにする。 【構成】 露光可能状態にあるコマ2aの撮影が終了し
た後に、制御信号出力回路9から、巻き取り側あるいは
巻き戻し側のいずれの方向に何コマ分モータを回転させ
るかを指定するフィルム移動方向指定信号を制御回路6
に出力して、任意の撮影済または未撮影フィルムコマを
次回撮影フィルムコマとして開口5に位置させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は被写体を撮影するカメ
ラに関し、特に多重露出機能に関するものである。
ラに関し、特に多重露出機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多重露出撮影方法としては、通常、カメ
ラのシャッタ速度をバルブのスローシャッタに設定し
て、シャッタ幕を開いておき、被写体の動きに合わせて
ストロボだけを発光し、ストロボ光だけで露出して行っ
ている。つまり、フィルムの送りをストップして同一の
コマで露出を何回か行っているわけである。
ラのシャッタ速度をバルブのスローシャッタに設定し
て、シャッタ幕を開いておき、被写体の動きに合わせて
ストロボだけを発光し、ストロボ光だけで露出して行っ
ている。つまり、フィルムの送りをストップして同一の
コマで露出を何回か行っているわけである。
【0003】図4(a) は従来のカメラのフィルム送り,
巻き戻し機構を中心とした構成図であり、図4(b) は撮
影時のフィルムの移動方向を説明するための図であり、
図において、1aは未撮影のフィルム2を供給する巻き
戻し側リール、1bは撮影済のフィルム2を巻取る巻取
り側リールであり、これら両リール1a,1bはそれぞ
れモータ3a,3bによって回転駆動される。また4は
フィルムの所定箇所のみを露光するためにフィルム2の
反対側(紙面奥方向)に形成された開口であり、その前
方(紙面奥方向)にはシャッター5が配置されている。
6は上記モータ3a,3bの駆動方向を制御する制御回
路である。また7は撮影時のフィルム2の送られる方向
を示す矢印、8は撮影完了後にフィルム2が巻き戻され
る方向を示す矢印である。また2aは上記フィルム2の
現在露光(撮影)対象となっているコマを示し、2b,
2cはそれぞれ1コマ及び2コマ前に露光された撮影済
コマを示し、2f,2dはそれぞれ1コマ及び2コマ後
に露光される未撮影コマを示す。
巻き戻し機構を中心とした構成図であり、図4(b) は撮
影時のフィルムの移動方向を説明するための図であり、
図において、1aは未撮影のフィルム2を供給する巻き
戻し側リール、1bは撮影済のフィルム2を巻取る巻取
り側リールであり、これら両リール1a,1bはそれぞ
れモータ3a,3bによって回転駆動される。また4は
フィルムの所定箇所のみを露光するためにフィルム2の
反対側(紙面奥方向)に形成された開口であり、その前
方(紙面奥方向)にはシャッター5が配置されている。
6は上記モータ3a,3bの駆動方向を制御する制御回
路である。また7は撮影時のフィルム2の送られる方向
を示す矢印、8は撮影完了後にフィルム2が巻き戻され
る方向を示す矢印である。また2aは上記フィルム2の
現在露光(撮影)対象となっているコマを示し、2b,
2cはそれぞれ1コマ及び2コマ前に露光された撮影済
コマを示し、2f,2dはそれぞれ1コマ及び2コマ後
に露光される未撮影コマを示す。
【0004】図2は従来のカメラにおける多重露出撮影
時の動作を示すフローチャートである。以下このフロー
チャトに従って露光方法について説明する。まずステッ
プS1の撮影が行えるような準備状態から、ステップS
2に進み、シャッタスピードをバルブ(開放状態)かス
ローシャッタに設定する。次に、シャッタボタンを押し
込んで、シャッタ4幕を開き(ステップS3)、その状
態でストロボ光を発光する(ステップS4〜S6)。そ
の発光回数は被写体の動き,状態で任意に設定し、発光
が全て完了した時点でシャッタを閉じて(ステップS
7)撮影終了となり(ステップS8)、次いでステップ
S9に進んでフィルムが矢印7で示される方向に1コマ
送られ、コマ2dが露光位置に配置される。そして再び
ステップS1に戻り次の撮影の準備がなされる。
時の動作を示すフローチャートである。以下このフロー
チャトに従って露光方法について説明する。まずステッ
プS1の撮影が行えるような準備状態から、ステップS
2に進み、シャッタスピードをバルブ(開放状態)かス
ローシャッタに設定する。次に、シャッタボタンを押し
込んで、シャッタ4幕を開き(ステップS3)、その状
態でストロボ光を発光する(ステップS4〜S6)。そ
の発光回数は被写体の動き,状態で任意に設定し、発光
が全て完了した時点でシャッタを閉じて(ステップS
7)撮影終了となり(ステップS8)、次いでステップ
S9に進んでフィルムが矢印7で示される方向に1コマ
送られ、コマ2dが露光位置に配置される。そして再び
ステップS1に戻り次の撮影の準備がなされる。
【0005】なお、全フィルムコマ撮影後はたは途中で
フィルムを巻き戻したい時は、モータ3,3bの回転方
向を逆になるような信号を制御回路から出力して矢印8
の方向にフィルムを移動させて巻き戻し側リール1aに
巻き取る。
フィルムを巻き戻したい時は、モータ3,3bの回転方
向を逆になるような信号を制御回路から出力して矢印8
の方向にフィルムを移動させて巻き戻し側リール1aに
巻き取る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラ及びその
露光方法は以上のように構成されているので、現在、露
出可能状態にあるコマの多重撮影が完了するまでは次の
コマへフィルムを送ることができず、また既に撮影済の
コマの上に別の被写体を重ねて撮影しようとする場合に
はこれを行うことができず、撮影条件が著しく制約され
るなどの問題点があった。
露光方法は以上のように構成されているので、現在、露
出可能状態にあるコマの多重撮影が完了するまでは次の
コマへフィルムを送ることができず、また既に撮影済の
コマの上に別の被写体を重ねて撮影しようとする場合に
はこれを行うことができず、撮影条件が著しく制約され
るなどの問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、任意のコマに、任意の時に多重
露出撮影を行うことができるカメラ及びその露光方法を
得ることを目的とする。
ためになされたもので、任意のコマに、任意の時に多重
露出撮影を行うことができるカメラ及びその露光方法を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカメラ
は、制御信号により撮影用フィルムを、供給側リールか
ら巻取り側リールに、あるいはその逆方向に移動させる
フィルム移動手段を備えたカメラにおいて、任意の撮影
済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィルムコマと
して設定するフィルム移動方向指定信号を上記制御信号
として出力する制御信号出力手段を備えたものである。
は、制御信号により撮影用フィルムを、供給側リールか
ら巻取り側リールに、あるいはその逆方向に移動させる
フィルム移動手段を備えたカメラにおいて、任意の撮影
済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィルムコマと
して設定するフィルム移動方向指定信号を上記制御信号
として出力する制御信号出力手段を備えたものである。
【0009】またこの発明に係るカメラの露光方法は、
露光可能状態にある当該フィルムのコマを送りを停止し
て同一フィルムコマに多重露光を行うカメラの露光方法
において、当該フィルムコマが撮影済となった後、任意
の撮影済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィルム
として設定するようにしたものである。
露光可能状態にある当該フィルムのコマを送りを停止し
て同一フィルムコマに多重露光を行うカメラの露光方法
において、当該フィルムコマが撮影済となった後、任意
の撮影済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィルム
として設定するようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、露光可能状態にある当該
フィルムコマが撮影済となった後、任意の撮影済または
未撮影フィルムコマを次回撮影フィルムとして設定する
ようにしたから、当該フィルムの多重露光撮影が完了し
なくとも、他の撮影済または未撮影フィルムコマを選択
して多重露出撮影ができる。
フィルムコマが撮影済となった後、任意の撮影済または
未撮影フィルムコマを次回撮影フィルムとして設定する
ようにしたから、当該フィルムの多重露光撮影が完了し
なくとも、他の撮影済または未撮影フィルムコマを選択
して多重露出撮影ができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例によるカメラを図
について説明する。図3において、図4と同一符号は同
一または相当部分を示し、9は1コマの撮影終了毎にモ
ータ3a,3bを回転させる前に、巻き取り側あるいは
巻き戻し側のいずれの方向に何コマ分モータを回転させ
るかを指定するフィルム移動方向指定信号を制御回路6
に出力する制御信号出力回路である。
について説明する。図3において、図4と同一符号は同
一または相当部分を示し、9は1コマの撮影終了毎にモ
ータ3a,3bを回転させる前に、巻き取り側あるいは
巻き戻し側のいずれの方向に何コマ分モータを回転させ
るかを指定するフィルム移動方向指定信号を制御回路6
に出力する制御信号出力回路である。
【0012】次に動作を図1のフローチャートを用いて
説明する。まず、従来と同様にしてステップS1〜S8
にて現在露出可能な状態となっているコマ2aの撮影を
終了した後、ステップS10にて、次に撮影したいフィ
ルム2のコマの選択を行う。ここで既に撮影したコマ2
b(2c)にさらに多重露光する場合には、ステップS
12に進み、モータ3aをフィルム2が矢印8の方向に
移動するように制御して必要分フィルム2の巻戻しを行
いコマ2b(2c)を開口4の部分に位置させる。ま
た、未撮影コマ2f(2d)に撮影する場合には、ステ
ップ13に進み、モータ3bをフィルム2が矢印7の方
向に移動するように制御して必要分フィルム2の巻取り
を行い、コマ2f(2d)を開口4の部分に位置させ
る。なお、現在完了した時点のコマに撮影する場合に
は、フィルムの送り,巻戻しは行わない。このとき次回
撮影コマとして任意のコマが選択できるように、巻戻し
及び送りコマ数は任意に設定するために、現在何コマ目
にフィルムが設定されているかを知るためにカウンタ表
示機能を設け、フィルムの1コマ目を“1”とし、順次
番号を設定しておくことで容易に所望とするコマを露光
位置に合わせることができる。そしてステップS1に戻
って次のコマの撮影が行われる。
説明する。まず、従来と同様にしてステップS1〜S8
にて現在露出可能な状態となっているコマ2aの撮影を
終了した後、ステップS10にて、次に撮影したいフィ
ルム2のコマの選択を行う。ここで既に撮影したコマ2
b(2c)にさらに多重露光する場合には、ステップS
12に進み、モータ3aをフィルム2が矢印8の方向に
移動するように制御して必要分フィルム2の巻戻しを行
いコマ2b(2c)を開口4の部分に位置させる。ま
た、未撮影コマ2f(2d)に撮影する場合には、ステ
ップ13に進み、モータ3bをフィルム2が矢印7の方
向に移動するように制御して必要分フィルム2の巻取り
を行い、コマ2f(2d)を開口4の部分に位置させ
る。なお、現在完了した時点のコマに撮影する場合に
は、フィルムの送り,巻戻しは行わない。このとき次回
撮影コマとして任意のコマが選択できるように、巻戻し
及び送りコマ数は任意に設定するために、現在何コマ目
にフィルムが設定されているかを知るためにカウンタ表
示機能を設け、フィルムの1コマ目を“1”とし、順次
番号を設定しておくことで容易に所望とするコマを露光
位置に合わせることができる。そしてステップS1に戻
って次のコマの撮影が行われる。
【0013】このように本実施例によれば、露光可能状
態にあるコマ2aの撮影が終了した後に、制御信号出力
回路9から、巻き取り側あるいは巻き戻し側のいずれの
方向に何コマ分モータを回転させるかを指定するフィル
ム移動方向指定信号を制御回路6に出力して、任意の撮
影済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィルムコマ
として開口5に位置させるようにしたから、露光済のフ
ィルムコマ2b(2c)または未露光フィルムコマ2f
(2d)に自由に多重露光を行うことができ、撮影の自
由度が大きくなる。
態にあるコマ2aの撮影が終了した後に、制御信号出力
回路9から、巻き取り側あるいは巻き戻し側のいずれの
方向に何コマ分モータを回転させるかを指定するフィル
ム移動方向指定信号を制御回路6に出力して、任意の撮
影済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィルムコマ
として開口5に位置させるようにしたから、露光済のフ
ィルムコマ2b(2c)または未露光フィルムコマ2f
(2d)に自由に多重露光を行うことができ、撮影の自
由度が大きくなる。
【0014】なお、上記実施例ではフィルムのカウント
表示をフィルムの1コマ目を“1”とし、順次番号を設
定し、その番号のコマが撮影状態にあるとき、その番号
を表示するものを示したが、未撮影コマの最初のコマを
“0”とし、そこから撮影済のコマは巻戻すに従って、
“−1”“−2”…と表示するカウント表示方式でもよ
い。
表示をフィルムの1コマ目を“1”とし、順次番号を設
定し、その番号のコマが撮影状態にあるとき、その番号
を表示するものを示したが、未撮影コマの最初のコマを
“0”とし、そこから撮影済のコマは巻戻すに従って、
“−1”“−2”…と表示するカウント表示方式でもよ
い。
【0015】また、上記実施例では撮影済のコマについ
ての情報は、コマ数のみであるが、記号及び数字等を入
力できるキーボードを設けるとともに、その入力内容を
表示する表示機能を設け、コマを選択した時点で、その
コマの撮影されている内容が判別できるようにしてもよ
い。
ての情報は、コマ数のみであるが、記号及び数字等を入
力できるキーボードを設けるとともに、その入力内容を
表示する表示機能を設け、コマを選択した時点で、その
コマの撮影されている内容が判別できるようにしてもよ
い。
【0016】さらに、撮影内容の判別をキーボードによ
る入力と、表示部での表示に代えて、マイクロホンと音
声メモリにより、入力を音声で行い、コマの選択によ
り、そのコマの撮影内容が音声として出力されるように
構成してもよい。
る入力と、表示部での表示に代えて、マイクロホンと音
声メモリにより、入力を音声で行い、コマの選択によ
り、そのコマの撮影内容が音声として出力されるように
構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、露光
可能状態にある当該フィルムコマが撮影済となった後、
任意の撮影済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィ
ルムとして設定するようにしたから、当該フィルムの多
重露光撮影が完了しなくとも、他の撮影済または未撮影
フィルムコマを選択して多重露出撮影ができ、任意のコ
マで任意の時点で多重露出撮影ができ、撮影の自由度が
向上するという効果がある。
可能状態にある当該フィルムコマが撮影済となった後、
任意の撮影済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィ
ルムとして設定するようにしたから、当該フィルムの多
重露光撮影が完了しなくとも、他の撮影済または未撮影
フィルムコマを選択して多重露出撮影ができ、任意のコ
マで任意の時点で多重露出撮影ができ、撮影の自由度が
向上するという効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるカメラの多重露光撮
影のフローチャートを示す図。
影のフローチャートを示す図。
【図2】従来のカメラの多重露光撮影のフローチャート
を示す図。
を示す図。
【図3】この発明の一実施例によるカメラの構成図及び
撮影時のフィルムの移動を説明するための図。
撮影時のフィルムの移動を説明するための図。
【図4】従来のカメラの構成図及び撮影時のフィルムの
移動を説明するための図。
移動を説明するための図。
1a 巻き戻し側リール 1b 巻き取り側リール 2 フィルム 3a 巻き戻し側モータ 3b 巻き取り側モータ 4 シャッター 5 開口 6 制御回路 7 送り方向 8 戻し方向 9 制御信号出力回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】多重露出撮影方法としては、通常、カメ
ラのシャッタ速度をバルブかスローシャッタに設定し
て、シャッタ幕を開いておき、被写体の動きに合わせて
ストロボだけを発光し、ストロボ光だけで露出して行っ
ている。つまり、フィルムの送りをストップして同一の
コマで露出を何回か行っているわけである。
ラのシャッタ速度をバルブかスローシャッタに設定し
て、シャッタ幕を開いておき、被写体の動きに合わせて
ストロボだけを発光し、ストロボ光だけで露出して行っ
ている。つまり、フィルムの送りをストップして同一の
コマで露出を何回か行っているわけである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図4(a) は従来のカメラのフィルム送り,
巻き戻し機構を中心とした構成図であり、図4(b) は撮
影時のフィルムの移動方向を説明するための図であり、
図において、1aは未撮影のフィルム2を供給する巻き
戻し側リール、1bは撮影済のフィルム2を巻取る巻取
り側リールであり、これら両リール1a,1bはそれぞ
れギア列10の切り替えにより選択され、モータ3によ
って回転駆動される。また4はフィルムの所定箇所のみ
を露光するためにフィルム2の反対側(紙面奥方向)に
形成された開口であり、その前方(紙面奥方向)にはシ
ャッター5が配置されている。6は上記モータ3とギア
列10の選択によりフィルム2の送り方向を制御する制
御回路である。また7は撮影時のフィルム2の送られる
方向を示す矢印、8は撮影完了後にフィルム2が巻き戻
される方向を示す矢印である。また2aは上記フィルム
2の現在露光(撮影)対象となっているコマを示し、2
b,2cはそれぞれ1コマ及び2コマ前に露光された撮
影済コマを示し、2f,2dはそれぞれ1コマ及び2コ
マ後に露光される未撮影コマを示す。
巻き戻し機構を中心とした構成図であり、図4(b) は撮
影時のフィルムの移動方向を説明するための図であり、
図において、1aは未撮影のフィルム2を供給する巻き
戻し側リール、1bは撮影済のフィルム2を巻取る巻取
り側リールであり、これら両リール1a,1bはそれぞ
れギア列10の切り替えにより選択され、モータ3によ
って回転駆動される。また4はフィルムの所定箇所のみ
を露光するためにフィルム2の反対側(紙面奥方向)に
形成された開口であり、その前方(紙面奥方向)にはシ
ャッター5が配置されている。6は上記モータ3とギア
列10の選択によりフィルム2の送り方向を制御する制
御回路である。また7は撮影時のフィルム2の送られる
方向を示す矢印、8は撮影完了後にフィルム2が巻き戻
される方向を示す矢印である。また2aは上記フィルム
2の現在露光(撮影)対象となっているコマを示し、2
b,2cはそれぞれ1コマ及び2コマ前に露光された撮
影済コマを示し、2f,2dはそれぞれ1コマ及び2コ
マ後に露光される未撮影コマを示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】なお、全フィルムコマ撮影後はたは途中で
フィルムを巻き戻したい時は、ギア列10が巻き戻しに
設定されるような信号を制御回路から出力して矢印8の
方向にフィルムを移動させて巻き戻し側リール1aに巻
き取る。
フィルムを巻き戻したい時は、ギア列10が巻き戻しに
設定されるような信号を制御回路から出力して矢印8の
方向にフィルムを移動させて巻き戻し側リール1aに巻
き取る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例によるカメラを図
について説明する。図3において、図4と同一符号は同
一または相当部分を示し、9は1コマの撮影終了毎にモ
ータ3を回転させる前に、巻き取り側あるいは巻き戻し
側のいずれの方向に何コマ分モータを回転させるかを指
定するフィルム移動方向指定信号を制御回路6に出力す
る制御信号出力回路である。
について説明する。図3において、図4と同一符号は同
一または相当部分を示し、9は1コマの撮影終了毎にモ
ータ3を回転させる前に、巻き取り側あるいは巻き戻し
側のいずれの方向に何コマ分モータを回転させるかを指
定するフィルム移動方向指定信号を制御回路6に出力す
る制御信号出力回路である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】次に動作を図1のフローチャートを用いて
説明する。まず、従来と同様にしてステップS1〜S8
にて現在露出可能な状態となっているコマ2aの撮影を
終了した後、ステップS10にて、次に撮影したいフィ
ルム2のコマの選択を行う。ここで既に撮影したコマ2
b(2c)にさらに多重露光する場合には、ステップS
12に進み、モータ3とギア列10をフィルム2が矢印
8の方向に移動するように制御して必要分フィルム2の
巻戻しを行いコマ2b(2c)を開口4の部分に位置さ
せる。また、未撮影コマ2f(2d)に撮影する場合に
は、ステップ13に進み、モータ3とギア列10をフィ
ルム2が矢印7の方向に移動するように制御して必要分
フィルム2の巻取りを行い、コマ2f(2d)を開口4
の部分に位置させる。なお、現在完了した時点のコマに
撮影する場合には、フィルムの送り,巻戻しは行わな
い。このとき次回撮影コマとして任意のコマが選択でき
るように、巻戻し及び送りコマ数は任意に設定するため
に、現在何コマ目にフィルムが設定されているかを知る
ためにカウンタ表示機能を設け、フィルムの1コマ目を
“1”とし、順次番号を設定しておくことで容易に所望
とするコマを露光位置に合わせることができる。そして
ステップS1に戻って次のコマの撮影が行われる。
説明する。まず、従来と同様にしてステップS1〜S8
にて現在露出可能な状態となっているコマ2aの撮影を
終了した後、ステップS10にて、次に撮影したいフィ
ルム2のコマの選択を行う。ここで既に撮影したコマ2
b(2c)にさらに多重露光する場合には、ステップS
12に進み、モータ3とギア列10をフィルム2が矢印
8の方向に移動するように制御して必要分フィルム2の
巻戻しを行いコマ2b(2c)を開口4の部分に位置さ
せる。また、未撮影コマ2f(2d)に撮影する場合に
は、ステップ13に進み、モータ3とギア列10をフィ
ルム2が矢印7の方向に移動するように制御して必要分
フィルム2の巻取りを行い、コマ2f(2d)を開口4
の部分に位置させる。なお、現在完了した時点のコマに
撮影する場合には、フィルムの送り,巻戻しは行わな
い。このとき次回撮影コマとして任意のコマが選択でき
るように、巻戻し及び送りコマ数は任意に設定するため
に、現在何コマ目にフィルムが設定されているかを知る
ためにカウンタ表示機能を設け、フィルムの1コマ目を
“1”とし、順次番号を設定しておくことで容易に所望
とするコマを露光位置に合わせることができる。そして
ステップS1に戻って次のコマの撮影が行われる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1a 巻き戻し側リール 1b 巻き取り側リール 2 フィルム3 モータ 4 シャッター 5 開口 6 制御回路 7 送り方向 8 戻し方向 9 制御信号出力回路10 ギア列
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (2)
- 【請求項1】 撮影用フィルムを、その供給側リールか
ら巻取り側リールに、あるいはその逆方向に移動させる
フィルム移動手段と、所定の制御信号に基づいてフィル
ムコマ送り動作と、撮影完了時の全フィルムコマ巻き戻
し動作とを行うよう上記フィルム移動手段を制御するフ
ィルム送り制御手段とを備えたカメラにおいて、 任意の撮影済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィ
ルムコマとして設定するフィルム移動方向指定信号を上
記制御信号として上記フィルム送り制御手段に出力する
制御信号出力手段を備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 露光可能状態にある当該フィルムコマの
コマを送りを停止して、複数回のシャッター開閉動作を
行い同一フィルムコマに多重露光を行うカメラの露光方
法において、 上記当該フィルムコマが撮影済となった後、任意の撮影
済または未撮影フィルムコマを次回撮影フィルムコマと
して設定するステップを有することを特徴とするカメラ
の露光方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35980291A JPH05173235A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | カメラ及びその露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35980291A JPH05173235A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | カメラ及びその露光方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05173235A true JPH05173235A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18466365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35980291A Pending JPH05173235A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | カメラ及びその露光方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05173235A (ja) |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP35980291A patent/JPH05173235A/ja active Pending
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