JPH05173085A - 光ビーム走査装置及びレーザ走査顕微鏡 - Google Patents
光ビーム走査装置及びレーザ走査顕微鏡Info
- Publication number
- JPH05173085A JPH05173085A JP34302991A JP34302991A JPH05173085A JP H05173085 A JPH05173085 A JP H05173085A JP 34302991 A JP34302991 A JP 34302991A JP 34302991 A JP34302991 A JP 34302991A JP H05173085 A JPH05173085 A JP H05173085A
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- light beam
- scanning
- beams
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ビームの実質的な走査速度或いは走査周波
数を上げ、一定面積の走査に要する時間を短縮すると共
に、走査結像面から戻る検出すべき反射光又は蛍光を確
実に受光することを可能とする光ビーム走査装置、及び
レーザ走査顕微鏡を提供することにある。 【構成】 光ビーム走査装置10は、複数の光ビームを
各々異なる出射角度で出射する光ビーム出射部11と、
出射された複数の光ビームを受けx方向に同時に走査す
るスキャナ12と、有効視野内に常に1本の光ビームを
出射するように、入射する光ビームの進行を制限するス
リット13aを備えた絞り13と、絞り13を通過した
1本の光ビームをy方向に走査するスキャナ14とを備
え、光ビーム出射部11を、ビームスプリッター11
a,11bと,反射ミラー11cとで構成する。
数を上げ、一定面積の走査に要する時間を短縮すると共
に、走査結像面から戻る検出すべき反射光又は蛍光を確
実に受光することを可能とする光ビーム走査装置、及び
レーザ走査顕微鏡を提供することにある。 【構成】 光ビーム走査装置10は、複数の光ビームを
各々異なる出射角度で出射する光ビーム出射部11と、
出射された複数の光ビームを受けx方向に同時に走査す
るスキャナ12と、有効視野内に常に1本の光ビームを
出射するように、入射する光ビームの進行を制限するス
リット13aを備えた絞り13と、絞り13を通過した
1本の光ビームをy方向に走査するスキャナ14とを備
え、光ビーム出射部11を、ビームスプリッター11
a,11bと,反射ミラー11cとで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビームを互いに直交
するx,y方向に走査する光ビーム走査装置、及びこの
光ビーム走査装置を備えたレーザ走査顕微鏡に関するも
のである。
するx,y方向に走査する光ビーム走査装置、及びこの
光ビーム走査装置を備えたレーザ走査顕微鏡に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている走査装置を用
い、光ビームの実質的な走査速度を上げることのできる
光走査装置が提案されている(特開平2−9990
9)。この光走査装置は、光ビームを光分岐器等によっ
て複数本に分割し、この分割した複数の光ビームによっ
て複数のラインを同時に走査するものである。
い、光ビームの実質的な走査速度を上げることのできる
光走査装置が提案されている(特開平2−9990
9)。この光走査装置は、光ビームを光分岐器等によっ
て複数本に分割し、この分割した複数の光ビームによっ
て複数のラインを同時に走査するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この光走査装
置では、走査結像面上を同時に複数本の光ビームで走査
するので、走査結像面からの反射光を受光するディテク
タにおいても、複数の走査ラインを同時に、かつ、独立
して検出することが必要となるが、実際には、このよう
なディテクタは、未だ開発されていないのが現状であ
る。
置では、走査結像面上を同時に複数本の光ビームで走査
するので、走査結像面からの反射光を受光するディテク
タにおいても、複数の走査ラインを同時に、かつ、独立
して検出することが必要となるが、実際には、このよう
なディテクタは、未だ開発されていないのが現状であ
る。
【0004】そこで、走査結像面での反射光を受光する
ディテクタを、反射される光ビームの数に応じて個々に
独立して設けることが必要となるが、走査に連れて受光
点の結像位置が移動したり、また、複数の反射光が極く
狭い範囲内で重なり合うことになり、受光機構が非常に
複雑になるなどの問題点があった。
ディテクタを、反射される光ビームの数に応じて個々に
独立して設けることが必要となるが、走査に連れて受光
点の結像位置が移動したり、また、複数の反射光が極く
狭い範囲内で重なり合うことになり、受光機構が非常に
複雑になるなどの問題点があった。
【0005】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、光ビームの実質的な走査速度を上
げ、一定面積の走査に要する時間を短縮すると共に、走
査結像面からの反射光を確実に受光することができる光
ビーム走査装置、及びこの光ビーム走査装置を備えたレ
ーザ走査顕微鏡を提供することを目的とする。
されたものであり、光ビームの実質的な走査速度を上
げ、一定面積の走査に要する時間を短縮すると共に、走
査結像面からの反射光を確実に受光することができる光
ビーム走査装置、及びこの光ビーム走査装置を備えたレ
ーザ走査顕微鏡を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ビーム走
査装置は、上記目的に鑑みてなされたものであり、その
要旨は、一定の出射対象に向けて複数の光ビームを各々
異なる出射角度で出射する光ビーム出射手段と、光ビー
ム出射手段から出射された複数の光ビームを受け、この
複数の光ビームをx方向に同時に走査する第1の走査手
段と、第1の走査手段によって走査された各光ビームが
入射し、この入射する光ビームのうち、有効視野内に常
に1本の光ビームを出射するように、入射する光ビーム
の進行を制限する光ビーム制限手段と、光ビーム制限手
段から出射された1本の光ビームをx方向と直交するy
方向に走査する第2の走査手段とを備えることを特徴と
する。
査装置は、上記目的に鑑みてなされたものであり、その
要旨は、一定の出射対象に向けて複数の光ビームを各々
異なる出射角度で出射する光ビーム出射手段と、光ビー
ム出射手段から出射された複数の光ビームを受け、この
複数の光ビームをx方向に同時に走査する第1の走査手
段と、第1の走査手段によって走査された各光ビームが
入射し、この入射する光ビームのうち、有効視野内に常
に1本の光ビームを出射するように、入射する光ビーム
の進行を制限する光ビーム制限手段と、光ビーム制限手
段から出射された1本の光ビームをx方向と直交するy
方向に走査する第2の走査手段とを備えることを特徴と
する。
【0007】また、本発明に係るレーザ走査顕微鏡は、
試料観察のための光ビームを出射するレーザ光源と、レ
ーザ光源から出射された光ビームを観察試料が載置され
た試料面上に照射し、この光ビームをx方向及びy方向
に走査する光ビーム走査装置と、この光ビームの入射光
路を逆進する、前記試料面から戻る検出すべき反射光又
は蛍光を、この入射光路から分岐する分岐手段と、分岐
手段によって分岐された反射光又は蛍光を受光する受光
手段とを備えるレーザ走査顕微鏡において、光ビーム走
査装置は、レーザ光源から出射された光ビームを反射光
及び透過光に分割する単数又は複数のビームスプリッタ
ーと、このビームスプリッターの透過光を反射する反射
ミラーとを順に配列し、このビームスプリッター及び反
射ミラーから、一定の出射対象に向けて複数の光ビーム
をそれぞれ異なる出射角度で出射する光ビーム出射手段
と、光ビーム出射手段から出射された複数の光ビームを
受け、この複数の光ビームをx方向に同時に走査する第
1の走査手段と、第1の走査手段によって走査された各
光ビームが入射し、入射する各光ビームの間隔以下の長
さを有するスリットを備えた絞り部材と、絞り部材を通
過した1本の光ビームをx方向と直交するy方向に走査
する第2の走査手段とを備えることを特徴とする。
試料観察のための光ビームを出射するレーザ光源と、レ
ーザ光源から出射された光ビームを観察試料が載置され
た試料面上に照射し、この光ビームをx方向及びy方向
に走査する光ビーム走査装置と、この光ビームの入射光
路を逆進する、前記試料面から戻る検出すべき反射光又
は蛍光を、この入射光路から分岐する分岐手段と、分岐
手段によって分岐された反射光又は蛍光を受光する受光
手段とを備えるレーザ走査顕微鏡において、光ビーム走
査装置は、レーザ光源から出射された光ビームを反射光
及び透過光に分割する単数又は複数のビームスプリッタ
ーと、このビームスプリッターの透過光を反射する反射
ミラーとを順に配列し、このビームスプリッター及び反
射ミラーから、一定の出射対象に向けて複数の光ビーム
をそれぞれ異なる出射角度で出射する光ビーム出射手段
と、光ビーム出射手段から出射された複数の光ビームを
受け、この複数の光ビームをx方向に同時に走査する第
1の走査手段と、第1の走査手段によって走査された各
光ビームが入射し、入射する各光ビームの間隔以下の長
さを有するスリットを備えた絞り部材と、絞り部材を通
過した1本の光ビームをx方向と直交するy方向に走査
する第2の走査手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る光ビーム走査装置は、光ビーム出
射手段から第1の走査手段に向けて、複数の光ビームを
各々異なる出射角度で出射するので、第1の走査手段に
入射する光ビームは、各々異なる入射角度となる。従っ
て、この第1の走査手段でx方向に振られる各光ビーム
の出射方向もそれぞれ異なっており、各光ビームは、光
ビーム出射手段からの入射角度によって定まる一定の間
隔をもって放射状に出射される。
射手段から第1の走査手段に向けて、複数の光ビームを
各々異なる出射角度で出射するので、第1の走査手段に
入射する光ビームは、各々異なる入射角度となる。従っ
て、この第1の走査手段でx方向に振られる各光ビーム
の出射方向もそれぞれ異なっており、各光ビームは、光
ビーム出射手段からの入射角度によって定まる一定の間
隔をもって放射状に出射される。
【0009】また、第1の走査手段で振られた各光ビー
ムは、光ビーム制限手段に入射して、その進行が制限さ
れるが、この光ビーム制限手段では、入射する各光ビー
ムの間隔を利用し、走査される光ビームのうち、一定の
範囲内を走査される光ビームのみを順次通過させ、その
範囲外に位置する他の光ビームの通過を制限する。これ
によって、有効視野内に常に一本の光ビームを出射する
ことができ、第1の走査手段による一回の走査で、複数
の光ビームを順次走査することができる。
ムは、光ビーム制限手段に入射して、その進行が制限さ
れるが、この光ビーム制限手段では、入射する各光ビー
ムの間隔を利用し、走査される光ビームのうち、一定の
範囲内を走査される光ビームのみを順次通過させ、その
範囲外に位置する他の光ビームの通過を制限する。これ
によって、有効視野内に常に一本の光ビームを出射する
ことができ、第1の走査手段による一回の走査で、複数
の光ビームを順次走査することができる。
【0010】本発明に係るレーザ走査顕微鏡は、光ビー
ム出射手段として、単数又は複数のビームスプリッター
と反射ミラーとを順に配列し、ビームスプリッターに入
射する光ビームを反射光と透過光とに分割し、このビー
ムスプリッターを透過した透過光を反射ミラーで反射さ
せる。
ム出射手段として、単数又は複数のビームスプリッター
と反射ミラーとを順に配列し、ビームスプリッターに入
射する光ビームを反射光と透過光とに分割し、このビー
ムスプリッターを透過した透過光を反射ミラーで反射さ
せる。
【0011】このようにして、レーザ光源から出射され
た単一の光ビームを複数に分割し、第1の走査手段に向
けてそれぞれ異なる出射角度で出射する。これにより、
第1の走査手段に入射する光ビームは、それぞれ異なっ
た入射角度となり、この第1の走査手段でx方向に振ら
れる各光ビームの出射方向もそれぞれ異なる。即ち、各
光ビームは、第1の走査手段への入射角度によって定ま
る一定の間隔をもって放射状に出射される。
た単一の光ビームを複数に分割し、第1の走査手段に向
けてそれぞれ異なる出射角度で出射する。これにより、
第1の走査手段に入射する光ビームは、それぞれ異なっ
た入射角度となり、この第1の走査手段でx方向に振ら
れる各光ビームの出射方向もそれぞれ異なる。即ち、各
光ビームは、第1の走査手段への入射角度によって定ま
る一定の間隔をもって放射状に出射される。
【0012】また、第1の走査手段で振られた各光ビー
ムは絞り部材に入射し、その進行を制限されるが、この
絞り部材には、入射する各光ビームの間隔以下の長さを
有するスリットが形成されており、走査される各光ビー
ムが、このスリットの範囲内を1本づつ順に通過してい
き、範囲外に位置する他の光ビームの進行は絞り部材に
よって制限される。これによって、有効視野内に常に1
本の光ビームを出射することができ、第1の走査手段に
よる一回の走査で、複数の光ビームを順次走査すること
ができる。
ムは絞り部材に入射し、その進行を制限されるが、この
絞り部材には、入射する各光ビームの間隔以下の長さを
有するスリットが形成されており、走査される各光ビー
ムが、このスリットの範囲内を1本づつ順に通過してい
き、範囲外に位置する他の光ビームの進行は絞り部材に
よって制限される。これによって、有効視野内に常に1
本の光ビームを出射することができ、第1の走査手段に
よる一回の走査で、複数の光ビームを順次走査すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0014】光ビーム走査装置の構造を図1に概略的に
示す。光ビーム走査装置10は、入射する1本のレーザ
光を分割し、スキャナ12へ向けて出射する光ビーム出
射部11と、光ビーム出射部11から出射された各レー
ザ光を受け、この各レーザ光をx方向に同時に走査する
ガルバノメータスキャナ(以下スキャナという)12
と、スキャナ12で走査された各光ビームを選択的に通
過させる絞り13と、絞り13を通過したレーザ光をy
方向に走査するガルバノメータスキャナ(以下スキャナ
という)14とを備える。また、絞り13と各スキャナ
12、14との間には、リレーレンズ15を配設してい
る。
示す。光ビーム走査装置10は、入射する1本のレーザ
光を分割し、スキャナ12へ向けて出射する光ビーム出
射部11と、光ビーム出射部11から出射された各レー
ザ光を受け、この各レーザ光をx方向に同時に走査する
ガルバノメータスキャナ(以下スキャナという)12
と、スキャナ12で走査された各光ビームを選択的に通
過させる絞り13と、絞り13を通過したレーザ光をy
方向に走査するガルバノメータスキャナ(以下スキャナ
という)14とを備える。また、絞り13と各スキャナ
12、14との間には、リレーレンズ15を配設してい
る。
【0015】光ビーム出射部11は、入射光を反射光と
透過光とに分割する2枚のビームスプリッタ11a、1
1bと、ビームスプリッタ11bを透過したレーザ光を
反射する反射ミラー11cとで構成し、入射する1本の
光ビームを3本に分割し、それぞれ異なった出射角度で
スキャナ12に向けて出射する。スキャナ12に入射す
る各光ビームは、各々異なる入射角度であり、このスキ
ャナ12でx方向に振られる各光ビームの出射方向もそ
れぞれ異なる。即ち、各光ビームは、スキャナ12への
入射角度によって定まる一定の間隔をもって放射状に出
射される。
透過光とに分割する2枚のビームスプリッタ11a、1
1bと、ビームスプリッタ11bを透過したレーザ光を
反射する反射ミラー11cとで構成し、入射する1本の
光ビームを3本に分割し、それぞれ異なった出射角度で
スキャナ12に向けて出射する。スキャナ12に入射す
る各光ビームは、各々異なる入射角度であり、このスキ
ャナ12でx方向に振られる各光ビームの出射方向もそ
れぞれ異なる。即ち、各光ビームは、スキャナ12への
入射角度によって定まる一定の間隔をもって放射状に出
射される。
【0016】絞り13は、中央部にスリット13aを形
成しており、このスリット13aの長さは、前述した各
光ビームの間隔に一致し、このスリット13aによって
有効視野内に常に一本の光ビームを通過させる。
成しており、このスリット13aの長さは、前述した各
光ビームの間隔に一致し、このスリット13aによって
有効視野内に常に一本の光ビームを通過させる。
【0017】この機構を具体的に図2に示す。分割され
た3本の光ビームA,B,Cは、スキャナ12によって
同時に走査されるので、それぞれ同時にx方向に移動す
る。まず、この走査によって、光ビームAがスリット1
3a内に入り(図2(a))、光ビームAがスリット1
3aを通過した直後に、光ビームBがスリット13a内
に入る(図2(b))。さらに走査が進むと光ビームB
はスリット13aを通過し、この直後に、光ビームCが
スリット13a内に入る(図2(c))。この際、スキ
ャナ14では、スリット13aを通過した光ビームを、
常に一定の速度でy方向に走査しているため、スキャナ
14によるx方向の一回の走査によって、3ラインが順
次走査されることになる。これによって、光ビームの実
質的な走査速度或いは走査周波数が上がり、一定面積の
走査に要する時間を短縮することができる。
た3本の光ビームA,B,Cは、スキャナ12によって
同時に走査されるので、それぞれ同時にx方向に移動す
る。まず、この走査によって、光ビームAがスリット1
3a内に入り(図2(a))、光ビームAがスリット1
3aを通過した直後に、光ビームBがスリット13a内
に入る(図2(b))。さらに走査が進むと光ビームB
はスリット13aを通過し、この直後に、光ビームCが
スリット13a内に入る(図2(c))。この際、スキ
ャナ14では、スリット13aを通過した光ビームを、
常に一定の速度でy方向に走査しているため、スキャナ
14によるx方向の一回の走査によって、3ラインが順
次走査されることになる。これによって、光ビームの実
質的な走査速度或いは走査周波数が上がり、一定面積の
走査に要する時間を短縮することができる。
【0018】また、この走査は、光ビームCがスリット
13aの端部に達した時点で折り返し、光ビームC,
B,Aの順で逆方向に走査を行う。再び、最後の光ビー
ムAがスリット13aの端部に達した時点で走査を折り
返すようにする。このように走査がなされるように、ス
キャナ12の振れ角度、スリット13aの長さ、各光ビ
ームの角度差を適宜設定する。
13aの端部に達した時点で折り返し、光ビームC,
B,Aの順で逆方向に走査を行う。再び、最後の光ビー
ムAがスリット13aの端部に達した時点で走査を折り
返すようにする。このように走査がなされるように、ス
キャナ12の振れ角度、スリット13aの長さ、各光ビ
ームの角度差を適宜設定する。
【0019】また、このように走査される光ビームの軌
跡を、x,y,t(t:時間)の3次元グラフとして図
3に示す。走査される光ビームの軌跡は、x−t平面に
対してθの傾きを持つ平面α上に尖頭波状に形成され
る。この傾きθは、スキャナ14のy方向の走査速度に
よって定まるものである。x−y平面では、スリット1
3aの長さで定まる有効視野内のみを光ビームが通過
し、その他の領域では、光ビームの通過が制限されるこ
とがわかる。また、x−t平面上には、走査される3本
の光ビームのx方向の位置と時間との関係を示してい
る。
跡を、x,y,t(t:時間)の3次元グラフとして図
3に示す。走査される光ビームの軌跡は、x−t平面に
対してθの傾きを持つ平面α上に尖頭波状に形成され
る。この傾きθは、スキャナ14のy方向の走査速度に
よって定まるものである。x−y平面では、スリット1
3aの長さで定まる有効視野内のみを光ビームが通過
し、その他の領域では、光ビームの通過が制限されるこ
とがわかる。また、x−t平面上には、走査される3本
の光ビームのx方向の位置と時間との関係を示してい
る。
【0020】なお、スキャナ14は、光ビームを常に一
定の速度でy方向に走査するものとして説明したが、各
光ビームがスリット13a内に入射するタイミングに合
わせて間欠的に走査することも可能である。
定の速度でy方向に走査するものとして説明したが、各
光ビームがスリット13a内に入射するタイミングに合
わせて間欠的に走査することも可能である。
【0021】このような走査機構を有する光ビーム走査
装置をレーザ走査顕微鏡に用いた例を図4に示す。
装置をレーザ走査顕微鏡に用いた例を図4に示す。
【0022】レーザ走査顕微鏡20は、レーザ光源21
と、レーザ光源21から出射された光ビームを観察試料
が載置された試料面22上に照射し、この光ビームを
x、y方向に走査する前述の光ビーム走査装置と、光ビ
ームの入射光路を逆進する試料面22から戻る蛍光を、
この入射光路から分岐するダイクロイックミラー23
と、ダイクロイックミラー23を透過した試料面22か
らの蛍光を結像レンズ24を介して受光するディテクタ
25とを備える。なお、光ビーム走査装置は図1と同一
要素には同一の参照番号を付し、説明は省略する。
と、レーザ光源21から出射された光ビームを観察試料
が載置された試料面22上に照射し、この光ビームを
x、y方向に走査する前述の光ビーム走査装置と、光ビ
ームの入射光路を逆進する試料面22から戻る蛍光を、
この入射光路から分岐するダイクロイックミラー23
と、ダイクロイックミラー23を透過した試料面22か
らの蛍光を結像レンズ24を介して受光するディテクタ
25とを備える。なお、光ビーム走査装置は図1と同一
要素には同一の参照番号を付し、説明は省略する。
【0023】光ビーム走査装置の光ビーム出射部11
は、レーザ光源21から出射された1本の光ビームを反
射光と透過光とに分割するビームスプリッタ11aと、
ビームスプリッタ11aを透過した光ビームを反射する
反射ミラー11cとで構成し、入射する1本の光ビーム
を2本に分割し、それぞれ異なった出射角度でスキャナ
12に向けて出射する。
は、レーザ光源21から出射された1本の光ビームを反
射光と透過光とに分割するビームスプリッタ11aと、
ビームスプリッタ11aを透過した光ビームを反射する
反射ミラー11cとで構成し、入射する1本の光ビーム
を2本に分割し、それぞれ異なった出射角度でスキャナ
12に向けて出射する。
【0024】また、反射ミラー26は、試料面22から
戻る蛍光のうち、ビームスプリッタ11aを透過する
光、及び反射ミラー11cで反射した後ビームスプリッ
タ11aの裏面でさらに反射する光の双方を反射し、入
射光路と平行にして結像レンズ24に入射させるもので
ある。
戻る蛍光のうち、ビームスプリッタ11aを透過する
光、及び反射ミラー11cで反射した後ビームスプリッ
タ11aの裏面でさらに反射する光の双方を反射し、入
射光路と平行にして結像レンズ24に入射させるもので
ある。
【0025】次ぎに、レーザ走査顕微鏡20の測定機構
を説明する。まず、レーザ光源21から発せられた光ビ
ームは、ダイクロイックミラー23で反射されて方向を
変え、光ビーム出射部11に達する。ここで、ビームス
プリッタ11aと反射ミラー11cによって2本の光ビ
ームに分割され、各々異なる角度で出射されスキャナ1
2に入射する。スキャナ12によってx方向に同時に振
られる2本の光ビームは、前述と同様に絞り13によっ
て、有効視野内に常に一本の光ビームが出射されるよう
に制限される。スリット13aを通過した1本の光ビー
ムは、スキャナ14によってy方向に振られ、試料面2
2に達する。
を説明する。まず、レーザ光源21から発せられた光ビ
ームは、ダイクロイックミラー23で反射されて方向を
変え、光ビーム出射部11に達する。ここで、ビームス
プリッタ11aと反射ミラー11cによって2本の光ビ
ームに分割され、各々異なる角度で出射されスキャナ1
2に入射する。スキャナ12によってx方向に同時に振
られる2本の光ビームは、前述と同様に絞り13によっ
て、有効視野内に常に一本の光ビームが出射されるよう
に制限される。スリット13aを通過した1本の光ビー
ムは、スキャナ14によってy方向に振られ、試料面2
2に達する。
【0026】この試料面22から戻る蛍光は、同一の入
射光路を逆進し、それぞれビームスプリッタ11a或い
は反射ミラー11cに至る。ビームスプリッタ11aに
達する蛍光のうち、半分はここで反射されてダイクロイ
ックミラー23に達し、残りはビームスプリッタ11a
を透過し、反射ミラー26で反射されてダイクロイック
ミラー23及び結像レンズ24を介してディテクタ25
に至る。
射光路を逆進し、それぞれビームスプリッタ11a或い
は反射ミラー11cに至る。ビームスプリッタ11aに
達する蛍光のうち、半分はここで反射されてダイクロイ
ックミラー23に達し、残りはビームスプリッタ11a
を透過し、反射ミラー26で反射されてダイクロイック
ミラー23及び結像レンズ24を介してディテクタ25
に至る。
【0027】一方、反射ミラー11cで反射された蛍光
は、ビームスプリッタ11aに達し、半分はここを透過
してダイクロイックミラー23に達し、残りはビームス
プリッタ11aの裏面で反射され、さらに反射ミラー2
6で反射されてダイクロイックミラー23に達し、結像
レンズ24を介してディテクタ25に至る。このように
して試料面22から戻る蛍光のうち、入射光路を外れた
光もディテクタ25に入射させることができる。
は、ビームスプリッタ11aに達し、半分はここを透過
してダイクロイックミラー23に達し、残りはビームス
プリッタ11aの裏面で反射され、さらに反射ミラー2
6で反射されてダイクロイックミラー23に達し、結像
レンズ24を介してディテクタ25に至る。このように
して試料面22から戻る蛍光のうち、入射光路を外れた
光もディテクタ25に入射させることができる。
【0028】なお、このようにレーザ走査顕微鏡20が
蛍光顕微鏡である場合は、レーザ光源21から出射され
た光ビームのみを反射し、試料面22から戻る蛍光を透
過させるためにダイクロイックミラー23が必要である
が、試料からの反射光をとらえる走査顕微鏡では、ダイ
クロイックミラー23の代わりに、レーザ光源21から
出射される光ビームの方向を変え、かつ、試料面から戻
る反射光を、この入射光路から分岐する部材としてビー
ムスプリッタを用いれば良い。なお、この場合は、図4
でダイクロイックミラー23に斜線を施した部分は不要
となる 前述の各実施例で示した光ビーム走査装置及びレーザ走
査顕微鏡において、入射する光ビームを分割し、それぞ
れ異なった出射角度でスキャナ12に向けて出射する光
ビーム出射部11を、ビームスプリッタ及び反射ミラー
で構成する例を示したが、独立した複数のレーザ光源に
よって構成し、各レーザ光源から個々に異なった出射角
度でスキャナ12に向けて出射しても良い。また、ビー
ムスプリッタの配列枚数は、分割すべきレーザ光の数に
応じて増減することができる。
蛍光顕微鏡である場合は、レーザ光源21から出射され
た光ビームのみを反射し、試料面22から戻る蛍光を透
過させるためにダイクロイックミラー23が必要である
が、試料からの反射光をとらえる走査顕微鏡では、ダイ
クロイックミラー23の代わりに、レーザ光源21から
出射される光ビームの方向を変え、かつ、試料面から戻
る反射光を、この入射光路から分岐する部材としてビー
ムスプリッタを用いれば良い。なお、この場合は、図4
でダイクロイックミラー23に斜線を施した部分は不要
となる 前述の各実施例で示した光ビーム走査装置及びレーザ走
査顕微鏡において、入射する光ビームを分割し、それぞ
れ異なった出射角度でスキャナ12に向けて出射する光
ビーム出射部11を、ビームスプリッタ及び反射ミラー
で構成する例を示したが、独立した複数のレーザ光源に
よって構成し、各レーザ光源から個々に異なった出射角
度でスキャナ12に向けて出射しても良い。また、ビー
ムスプリッタの配列枚数は、分割すべきレーザ光の数に
応じて増減することができる。
【0029】また、光ビーム走査装置の応用例としてレ
ーザ走査顕微鏡を例示したが、この他にも、ファクシミ
リ、レーザプリンタ等にも勿論応用することが可能であ
る。
ーザ走査顕微鏡を例示したが、この他にも、ファクシミ
リ、レーザプリンタ等にも勿論応用することが可能であ
る。
【0030】さらに、従来のメカニカル方式のスキャナ
で光ビームを走査するのは高速化が難しく、テレビレー
トで画像を取得するためのスキャナとしては不向きであ
ったが、テレビレートでの走査も可能となる。また、ス
キャナにミラーを使用できるため、透過型のスキャナで
は問題となる、分散或いはビーム形状の変形などがない
ため、光学系を簡易に構成することも可能である。
で光ビームを走査するのは高速化が難しく、テレビレー
トで画像を取得するためのスキャナとしては不向きであ
ったが、テレビレートでの走査も可能となる。また、ス
キャナにミラーを使用できるため、透過型のスキャナで
は問題となる、分散或いはビーム形状の変形などがない
ため、光学系を簡易に構成することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光ビ
ーム走査装置は、光ビーム出射手段からそれぞれ異なる
角度で出射した複数の光ビームを第1の走査手段によっ
てx方向に同時に走査し、光ビーム制限手段によって有
効視野内に常に1本の光ビームを出射するように光ビー
ムの進行を制限するので、第1の走査手段による1回の
走査で、複数の光ビームを順次走査することができ、一
定面積の実質的な走査速度或いは走査周波数を上げるこ
とが可能となり、1画面の走査に要する時間を短縮でき
る。
ーム走査装置は、光ビーム出射手段からそれぞれ異なる
角度で出射した複数の光ビームを第1の走査手段によっ
てx方向に同時に走査し、光ビーム制限手段によって有
効視野内に常に1本の光ビームを出射するように光ビー
ムの進行を制限するので、第1の走査手段による1回の
走査で、複数の光ビームを順次走査することができ、一
定面積の実質的な走査速度或いは走査周波数を上げるこ
とが可能となり、1画面の走査に要する時間を短縮でき
る。
【0032】また、本発明に係るレーザ走査顕微鏡は、
光ビーム出射手段を、ビームスプリッターと反射ミラー
とで構成したので、レーザ光源から出射された単一の光
ビームを複数に分割し、第1の走査手段に向けてそれぞ
れ異なる出射角度で出射することができる。また、第1
の走査手段によって走査される複数の光ビームの進行を
制限する手段として、スリットを備えた絞り部材を用い
たので、スリットの長さを各光ビームの間隔以下に設定
することにより、有効視野内に常に1本の光ビームを通
過させることが可能となる。
光ビーム出射手段を、ビームスプリッターと反射ミラー
とで構成したので、レーザ光源から出射された単一の光
ビームを複数に分割し、第1の走査手段に向けてそれぞ
れ異なる出射角度で出射することができる。また、第1
の走査手段によって走査される複数の光ビームの進行を
制限する手段として、スリットを備えた絞り部材を用い
たので、スリットの長さを各光ビームの間隔以下に設定
することにより、有効視野内に常に1本の光ビームを通
過させることが可能となる。
【0033】これによって、第1の走査手段による1回
の走査で、複数の光ビームを順次走査することができる
ため、一定面積の実質的な走査速度或いは走査周波数を
上げることが可能となり、1画面の走査に要する時間を
短縮できる。また、走査される光ビームは有効視野内に
常に1本となるので、試料面からの反射光又は蛍光も1
本となるため、1つの受光器で確実に受光することがで
きる。
の走査で、複数の光ビームを順次走査することができる
ため、一定面積の実質的な走査速度或いは走査周波数を
上げることが可能となり、1画面の走査に要する時間を
短縮できる。また、走査される光ビームは有効視野内に
常に1本となるので、試料面からの反射光又は蛍光も1
本となるため、1つの受光器で確実に受光することがで
きる。
【図1】本発明に係る光ビーム走査装置の構成を概略的
に示す斜視図である。
に示す斜視図である。
【図2】図2(a),(b),(c)は、絞りに形成し
たスリットと走査される各光ビームとの位置関係を示す
説明図である。
たスリットと走査される各光ビームとの位置関係を示す
説明図である。
【図3】走査される光ビームの軌跡をx,y,tの3次
元グラフとして示す説明図である。
元グラフとして示す説明図である。
【図4】レーザ走査顕微鏡の構成を概略的に示す斜視図
である。
である。
10…光ビーム走査装置、11…光ビーム出射部、11
a、11b…ビームスプリッタ、11c…反射ミラー、
12…ガルバノメータスキャナ(第1の走査手段)、1
3…絞り(光ビーム制限手段)、13a…スリット、1
4…ガルバノメータスキャナ(第2の走査手段)、20
…レーザ走査顕微鏡、21…レーザ光源、22…試料
面、23…ビームスプリッタ(分岐手段)、25…ディ
テクタ(受光手段)。
a、11b…ビームスプリッタ、11c…反射ミラー、
12…ガルバノメータスキャナ(第1の走査手段)、1
3…絞り(光ビーム制限手段)、13a…スリット、1
4…ガルバノメータスキャナ(第2の走査手段)、20
…レーザ走査顕微鏡、21…レーザ光源、22…試料
面、23…ビームスプリッタ(分岐手段)、25…ディ
テクタ(受光手段)。
Claims (4)
- 【請求項1】 一定の出射対象に向けて複数の光ビーム
を各々異なる出射角度で出射する光ビーム出射手段と、 前記光ビーム出射手段から出射された複数の光ビームを
受け、この複数の光ビームをx方向に同時に走査する第
1の走査手段と、 前記第1の走査手段によって走査された各光ビームが入
射し、この入射する光ビームのうち、有効視野内に常に
1本の光ビームを出射するように、入射する光ビームの
進行を制限する光ビーム制限手段と、 前記光ビーム制限手段から出射された1本の光ビームを
前記x方向と直交するy方向に走査する第2の走査手段
とを備えることを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項2】 前記光ビーム制限手段は、入射する各光
ビームの間隔以下の長さを有するスリットを備えた絞り
部材であることを特徴とする請求項1記載の光ビーム走
査装置。 - 【請求項3】 前記光ビーム出射手段は、この光ビーム
入射手段に入射する1本の光ビームを反射光と透過光と
に分割するビームスプリッターと、このビームスプリッ
ターを透過した透過光を反射する反射ミラーとを備えて
おり、 前記ビームスプリッターを、前記第1の走査手段に出射
すべき光ビーム数に応じて、単数又は複数個に配列した
ものであることを特徴とする請求項1又は2記載の光ビ
ーム走査装置。 - 【請求項4】 試料観察のための光ビームを出射するレ
ーザ光源と、 前記レーザ光源から出射された光ビームを観察試料が載
置された試料面上に照射し、この光ビームをx方向及び
y方向に走査する光ビーム走査装置と、 この光ビームの入射光路を逆進する前記試料面から戻る
反射光又は蛍光を、この入射光路から分岐する分岐手段
と、 前記分岐手段によって分岐された前記反射光又は蛍光を
受光する受光手段とを備えるレーザ走査顕微鏡におい
て、 前記光ビーム走査装置は、 前記レーザ光源から出射された光ビームを反射光及び透
過光に分割する単数又は複数のビームスプリッターと、
このビームスプリッターの透過光を反射する反射ミラー
とを順に配列し、このビームスプリッター及び反射ミラ
ーから、一定の出射対象に向けて複数の光ビームをそれ
ぞれ異なる出射角度で出射する光ビーム出射手段と、 前記光ビーム出射手段から出射された複数の光ビームを
受け、この複数の光ビームをx方向に同時に走査する第
1の走査手段と、 前記第1の走査手段によって走査された各光ビームが入
射し、入射する各光ビームの間隔以下の長さを有するス
リットを備えた絞り部材と、 前記絞り部材を通過した1本の光ビームを前記x方向と
直交するy方向に走査する第2の走査手段とを備えるこ
とを特徴とするレーザ走査顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34302991A JPH05173085A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 光ビーム走査装置及びレーザ走査顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34302991A JPH05173085A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 光ビーム走査装置及びレーザ走査顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05173085A true JPH05173085A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18358387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34302991A Pending JPH05173085A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 光ビーム走査装置及びレーザ走査顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05173085A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007179002A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-07-12 | Nano Photon Kk | 光学顕微鏡及びスペクトル測定方法 |
JP2012037883A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-23 | Sie Ag Surgical Instrument Engineering | フェムト秒レーザパルスによって眼組織を処理するための装置 |
WO2012099151A1 (ja) * | 2011-01-18 | 2012-07-26 | オリンパス株式会社 | 光走査装置および走査型検査装置 |
WO2013080928A1 (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-06 | オリンパス株式会社 | 光走査装置および走査型顕微鏡装置 |
JP2014021366A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Olympus Corp | 光走査装置および走査型検査装置 |
US9017315B2 (en) | 2010-07-29 | 2015-04-28 | Sie Ag, Surgical Instrument Engineering | Device for processing eye tissue by means of femtosecond laser pulses |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP34302991A patent/JPH05173085A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012099151A1 (ja) * | 2011-01-18 | 2012-07-26 | オリンパス株式会社 | 光走査装置および走査型検査装置 |
JP5885673B2 (ja) * | 2011-01-18 | 2016-03-15 | オリンパス株式会社 | 光走査装置および走査型検査装置 |
US9354442B2 (en) | 2011-01-18 | 2016-05-31 | Olympus Corporation | Optical scanning device and scanning inspection apparatus |
WO2013080928A1 (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-06 | オリンパス株式会社 | 光走査装置および走査型顕微鏡装置 |
US9268133B2 (en) | 2011-11-28 | 2016-02-23 | Olympus Corporation | Optical scanning apparatus and scanning microscope apparatus |
JP2014021366A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Olympus Corp | 光走査装置および走査型検査装置 |
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