JPH0861927A - 形状計測方法およびその装置 - Google Patents

形状計測方法およびその装置

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JPH0861927A
JPH0861927A JP6202525A JP20252594A JPH0861927A JP H0861927 A JPH0861927 A JP H0861927A JP 6202525 A JP6202525 A JP 6202525A JP 20252594 A JP20252594 A JP 20252594A JP H0861927 A JPH0861927 A JP H0861927A
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康之 結城
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国法 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】J字状のリードを持つ電子部品の半田付け部の
形状を計測する。 【構成】検査対象物Wa,Wbに投光ビームを照射して
形成される投光スポットを検査対象物Wa,Wbの上で
走査し、投光ビームの照射方向とは異なる方向の光軸を
有した受光光学系4を通して投光スポットの像として形
成される結像スポットの位置を位置検出器5で測定す
る。投光スポットを走査する際の投光ビームの走査範囲
のうちの一部範囲で投光ビームを偏向部材6により偏向
して検査対象物Wbに斜め上方から投光ビームを照射す
る。また、残りの走査範囲では検査対象物Waに投光ビ
ームを直接照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投光ビームを検査対象
物に照射して形成される投光スポットを走査し、受光光
学系を通して投光スポットの像として形成される結像ス
ポットの位置を計測することによって、検査対象物の立
体形状を計測できるようにした形状計測方法およびその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、三角測量法の原理に基づいて
検査対象物の立体形状を計測する方法として、特開平4
−5508号公報に記載された図20に示す発明のよう
な方法が知られている。この方法では、光源1からの光
ビームを振動ミラーよりなる走査装置2で走査し、投光
レンズ3を通して投光レンズ3の光軸に略平行な方向の
光線とした後に検査対象物Wに照射することで検査対象
物Wの上に投光スポットを形成し、走査装置2での走査
によって検査対象物Wの上で投光スポットを走査する。
ここに、投光レンズ3はコリメートレンズとして機能
し、検査対象物Wに対して照射される投光ビームは、ど
の位置でも検査対象物Wの主平面(図20の上面)に略
直交する。
【0003】一方、投光スポットは投光ビームの検査対
象物Wへの照射方向とは異なる方向の(投光ビームが走
査される平面に対して角度θをなす)光軸を有した受光
光学系4を通してPSDよりなる位置検出器5により位
置が検出される。すなわち、投光スポットの像として形
成される結像スポットの位置を位置検出器5で検出する
ことによって、検査対象物Wへの投光ビームの照射方向
における投光スポットの位置を三角測量法の原理で求
め、検査対象物Wの主平面の立体形状を求めることがで
きるのである。ここに、受光光学系4は、受光レンズ4
aのほか3枚の反射ミラー4b〜4dおよび走査装置2
により構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
検査対象物Wの主平面については、投光スポットの位置
を走査することで任意の位置の立体形状を求めることが
できるが、主平面に交差する方向の形状を測定するのは
難しいという問題がある。とくに、側面からJ字状のリ
ードが突出するパッケージ(図1参照)を備える電子部
品を回路基板に表面実装している場合には、回路基板へ
のリードの半田付け部位がパッケージの裏面側に隠れ、
しかも主平面は回路基板の表面と平行な面になるのが一
般的であるから、半田付け部位の良否を形状から判定し
ようとしても投光ビームを半田付け部位に照射すること
ができず半田付け部位の形状計測が行なえないという問
題が生じる。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、投光ビームを主平面に対して斜めに交差する
ように照射することによって主平面に交差する面につい
ても立体形状の測定を可能とし、かつ計測部位を容易に
変更することができるようにした形状計測方法およびそ
の装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、以下の手段を採用している。すなわち、請求項1な
いし請求項7の発明は形状計測方法に関するものであっ
て、検査対象物に投光ビームを照射して形成される投光
スポットを検査対象物の上で走査し、投光ビームの照射
方向とは異なる方向の光軸を有した受光光学系を通して
投光スポットの像として形成される結像スポットの位置
を測定することによって検査対象物の立体形状を計測す
ることを共通の方法にしている。
【0007】請求項1の発明は、投光スポットを走査す
る際の投光ビームの走査範囲のうちの少なくとも一部範
囲で投光ビームを偏向部材により偏向して検査対象物の
所望部位に投光スポットを形成することを特徴とする。
請求項2の発明は、投光ビームを偏向部材で反射光と透
過光とに2分岐し、分岐した各投光ビームにより検査対
象物の所望部位に各別に投光スポットを形成することを
特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、投光ビームの走査範囲
の一部範囲を偏向部材に重複させ、投光ビームを走査範
囲が偏向部材に重複する範囲での反射光と偏向部材に重
複しない範囲での直接光とに2分岐し、分岐した各投光
ビームにより検査対象物の所望部位に各別に投光スポッ
トを形成することを特徴とする。請求項4の発明は、投
光スポットを走査する際の投光ビームの走査範囲の全範
囲で反射ミラーよりなる偏向部材により投光ビームを偏
向して検査対象物の所望部位に投光スポットを形成し、
投光スポットの走査範囲を検査対象物に対する偏向部材
の角度により変化させることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、検査対象物を一つの軸
の回りで回動自在に支持することを特徴とする。請求項
6の発明は、パッケージの側面に沿って延長されたJ字
状のリードを備えリードの湾曲部分が回路基板に表面実
装された電子部品の半田付け部を検査対象物とするとと
もに、1次元の位置検出器を用いて位置検出器の長手方
向を回路基板からの高さ方向の変位に伴う結像スポット
の移動方向に一致させ、投光ビームを回路基板に斜め方
向から照射してパッケージの側面に直交する平面内で走
査し、投光ビームと受光光学系の光軸とを含む平面を投
光ビームが走査される上記平面に略直交させることを特
徴とする。
【0010】請求項7の発明は、位置検出器の結像スポ
ットから投光スポットを見込む経路を経路分割手段によ
って複数の経路に分割するとともに、分割された各経路
をそれぞれ経路集結手段によって上記投光スポットに集
結させることを特徴とする。請求項8ないし請求項17
の発明は形状計測装置に関するものであって、検査対象
物に投光ビームを照射する光源と、投光ビームにより形
成される投光スポットを検査対象物の上で走査する走査
装置と、投光ビームの照射方向とは異なる方向の光軸を
有した受光光学系と、受光光学系を通して投光スポット
の像として形成される結像スポットの位置を測定する位
置検出器と、走査装置の走査位置と位置検出器の出力と
に基づいて検査対象物の立体形状を計測する演算回路と
を備えたことを共通の構成にしている。
【0011】請求項8の発明では、投光スポットを走査
する際の投光ビームの走査範囲のうちの少なくとも一部
範囲で投光ビームを偏向して検査対象物の所望部位に投
光スポットを形成する偏向部材を設けて成ることを特徴
とする。請求項9の発明は、投光ビームを反射光と透過
光とに2分岐し各投光ビームにより検査対象物の所望部
位に各別に投光スポットを形成するハーフミラーよりな
る偏向部材を設けて成ることを特徴とする。
【0012】請求項10の発明は、光源からの複数波長
を含む投光ビームを波長により2分岐し各投光ビームに
より検査対象物の所望部位に各別に投光スポットを形成
する分波器よりなる偏向部材を設け、各波長別の投光ス
ポットに対応した結像スポットの位置を2個の位置検出
器で各別に検出することを特徴とする。請求項11の発
明は、光源からの複数波長を含む投光ビームを波長によ
り2分岐し各投光ビームにより検査対象物の所望部位に
各別に投光スポットを形成する分波器よりなる偏向部材
を設け、各波長別の投光スポットに対応した反射光を選
択的に透過させる2種類のフィルタを設け、各フィルタ
を上記反射光の光路上に択一的に配置してフィルタを透
過した反射光により形成された結像スポットの位置を1
個の位置検出器により検出することを特徴とする。
【0013】請求項12の発明は、投光スポットを走査
する際の投光ビームの走査範囲の一部範囲で投光ビーム
を反射して検査対象物に照射し残りの範囲で投光ビーム
を検査対象物に直接照射する偏向部材を設けて成ること
を特徴とする。請求項13の発明は、投光ビームを反射
して検査対象物に照射する位置と投光ビームを検査対象
物に直接照射する位置との間で移動自在な偏向部材を設
けて成ることを特徴とする。
【0014】請求項14の発明は、投光スポットを走査
する際の投光ビームの走査範囲の全範囲で投光ビームを
反射する反射ミラーよりなり投光ビームと受光光学系の
光軸とを含む面内に回転軸の回りで角度調節自在とされ
た偏向部材を設けて成ることを特徴とする。請求項15
の発明は、検査対象物を一つの軸の回りで回動自在に支
持するターンテーブルを設けて成ることを特徴とする。
【0015】請求項16の発明は、パッケージの側面に
沿って延長されたJ字状のリードを備えリードの湾曲部
分が回路基板に表面実装された電子部品の半田付け部を
検査対象物とするとともに、1次元の位置検出器を用い
て位置検出器の長手方向を回路基板からの高さ方向の変
位に伴う結像スポットの移動方向に一致させ、走査装置
は投光ビームを回路基板に斜め方向から照射してパッケ
ージの側面に直交する平面内で走査し、投光ビームと受
光光学系の光軸とを含む平面を投光ビームが走査される
上記平面に略直交させることを特徴とする。
【0016】請求項17の発明は、位置検出器の結像ス
ポットから投光スポットを見込む経路を複数の経路に分
割するハーフミラーと、分割された各経路をそれぞれ上
記投光スポットに集結させる反射ミラーとを付加したこ
とを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1の発明の方法によれば、投光ビームを
偏向部材により偏向して検査対象物の所望部位に投光ス
ポットを形成するから、光学系と検査対象物との位置関
係から光学系の死角になるような箇所であっても偏向部
材を用いることで検査対象物の立体形状計測が可能にな
るのである。また、偏向部材の位置を変えるだけで、検
査対象物の所望箇所について立体形状計測が可能にな
る。
【0018】請求項2の発明の方法によれば、投光ビー
ムを反射光と透過光とに2分岐し、分岐した各投光ビー
ムにより検査対象物の所望部位に各別に投光スポットを
形成することによって、検査対象物の2箇所について立
体形状を計測したり、2個の検査対象物について立体形
状を計測したりすることができる。しかも、投光ビーム
を2分岐して2つの投光スポットを形成するから、1つ
の光学系で検査対象物との位置関係を変更することなく
2箇所の測定を行なうことができるのであって、立体形
状の計測が短時間で行なえることになる。
【0019】請求項3の発明の方法によれば、投光ビー
ムを2分岐するにあたって、投光ビームの走査範囲のう
ちの一部範囲でのみ投光ビームを反射させるから、投光
ビームが反射光と直接光とに2分岐されるのであって、
投光ビームの走査位置により投光スポットの照射箇所を
識別できるから、受光側で各投光スポットに対応する反
射光を分離するなどの処理が不要であり、簡単な方法な
がら投光ビームの1回の走査で2箇所の形状計測が行な
えるのである。
【0020】請求項4の発明の方法によれば、投光ビー
ムを偏向部材で反射させて検査対象物に投光スポットを
形成するのであって、偏向部材の角度を変えることによ
って投光スポットの走査範囲を変化させるから、1つの
光学系で偏向部材の角度を変えるだけで多箇所の立体形
状を計測することができる。請求項5の発明の方法によ
れば、検査対象物を一つの軸の回りで回動自在に支持す
るから、軸を回転させることによって光学系に対する検
査対象物の相対位置を調節することができ、1つの光学
系で多箇所の立体形状を計測することができる。とく
に、軸に略平行な4面を有するような検査対象物につい
て4面のすべての形状を計測するような場合には、投光
ビームを1方向から照射したのでは、軸を0°、90
°、180°、270°と回転させて4回の計測を行な
う必要があるが、上述した投光ビームを2分岐する方法
と組み合わせることによって、0°、90°と回転させ
て2回の計測だけで4面を計測することが可能になる。
【0021】請求項6の発明の方法は、パッケージの側
面に沿って延長されたJ字状のリードを備えリードの湾
曲部分が回路基板に表面実装された電子部品の半田付け
部を検査対象物とする場合にとくに有効な方法であっ
て、投光ビームと受光光学系の光軸とを含む平面を投光
ビームの走査により形成される平面に略直交させるか
ら、リードでの反射光が回路基板で再反射されることに
よって二次反射が生じても、位置検出器では二次反射の
影響をほとんど受けることなく半田付け部の形状を計測
することができるのである。
【0022】請求項7の発明の方法によれば、結像スポ
ットから投光スポットを見込む経路を複数に分岐し、か
つ分岐された各経路を投光スポットに集結するから、複
数の経路を通った投光スポットからの反射光によって結
像スポットを形成することができ、いずれかの経路では
投光スポットが死角に入って結像スポットが形成されな
いような場合でも他の経路で投光スポットに対する結像
スポットを形成できる可能性が高くなる。
【0023】請求項8の発明の構成によれば、投光ビー
ムを偏向部材により偏向して検査対象物の所望部位に投
光スポットを形成するから、光学系と検査対象物との位
置関係から光学系の死角になるような箇所であっても偏
向部材を用いることで検査対象物の立体形状計測が可能
になるのである。また、偏向部材の位置を変えるだけ
で、検査対象物の所望箇所について立体形状計測が可能
になる。
【0024】請求項9の発明の構成によれば、投光ビー
ムをハーフミラーよりなる偏向部材により反射光と透過
光とに2分岐するから、分岐した投光ビームによって同
時に2箇所に投光スポットを形成することができ、1つ
の光学系で2箇所の立体形状の計測が可能になる。請求
項10の発明の構成によれば、複数波長が含まれる投光
ビームを分波器よりなる偏向部材によって波長に応じて
2分岐するから、分岐した投光ビームによって同時に2
箇所に投光スポットを形成することができ、1つの光学
系で2箇所の立体形状の計測が可能になる。また、位置
検出器は波長別に2個設けているから、同時に2箇所の
立体形状を計測することができる。
【0025】請求項11の発明の構成によれば、複数波
長が含まれる投光ビームを分波器よりなる偏向部材によ
って波長に応じて2分岐するから、分岐した投光ビーム
によって同時に2箇所に投光スポットを形成することが
でき、1つの光学系で2箇所の立体形状の計測が可能に
なる。また、各波長別の投光スポットに対応した反射光
を選択的に透過させる2種類のフィルタを設け、各フィ
ルタを上記反射光の光路上に択一的に配置してフィルタ
を透過した反射光により形成された結像スポットの位置
を1個の位置検出器により検出するから、2箇所に形成
された投光スポットによって立体形状を順次計測するこ
とになり、請求項10の構成に比較すると、計測に時間
を要するが、1個の位置検出器で2箇所の計測が可能に
なる。
【0026】請求項12の発明の構成によれば、投光ビ
ームを2分岐するにあたって、投光ビームの走査範囲の
うちの一部範囲でのみ投光ビームを反射させるから、投
光ビームが反射光と直接光とに2分岐されるのであっ
て、投光ビームの走査位置により投光スポットの照射箇
所を識別できるから、受光側で反射光を分離するなどの
処理が不要であり、簡単な方法ながら投光ビームの1回
の走査で2箇所の形状計測が行なえるのである。
【0027】請求項13の発明の構成によれば、投光ビ
ームを2分岐するにあたって、投光ビームの光路に出入
自在な偏向部材を設け、投光ビームを反射して検査対象
物に照射する位置と投光ビームを検査対象物に直接照射
する位置との間で移動させるから、偏向部材を移動させ
るだけで2箇所の形状計測が行なえるのである。請求項
14の発明の構成によれば、投光ビームを反射ミラーよ
りなる偏向部材で反射させて検査対象物に投光スポット
を形成するのであって、偏向部材に設けた回転軸の回り
で偏向部材の角度を変えることによって投光スポットの
走査範囲を変化させるから、1つの光学系で偏向部材の
角度を変えるだけで多箇所の立体形状を計測することが
できる。
【0028】請求項15の発明の構成によれば、ターン
テーブルの上に検査対象物を載置して一つの軸の回りで
検査対象物を回動可能としているから、軸を回転させる
ことによって光学系に対する検査対象物の相対位置を調
節することができ、1つの光学系で多箇所の立体形状を
計測することができる。とくに、軸に略平行な4面を有
するような検査対象物について4面のすべての形状を計
測するような場合には、投光ビームを1方向から照射し
たのでは、軸を0°、90°、180°、270°と回
転させて4回の計測を行なう必要があるが、上述した投
光ビームを2分岐する構成と組み合わせることによっ
て、0°、90°と回転させて2回の計測だけで4面を
計測することが可能になる。
【0029】請求項16の発明の構成は、パッケージの
側面に沿って延長されたJ字状のリードを備えリードの
湾曲部分が回路基板に表面実装された電子部品の半田付
け部を検査対象物とする場合にとくに有効であって、投
光ビームと受光光学系の光軸とを含む平面を投光ビーム
の走査により形成される平面に略直交させるから、リー
ドでの反射光が回路基板で再反射されることによって二
次反射が生じても、位置検出器では二次反射の影響をほ
とんど受けることなく半田付け部の形状を計測すること
ができるのである。
【0030】請求項17の発明の構成によれば、結像ス
ポットから投光スポットを見込む経路をハーフミラーに
よって複数に分岐し、かつ分岐された各経路を反射ミラ
ーによって投光スポットに集結するから、複数の経路を
通った投光スポットからの反射光によって結像スポット
を形成することができ、いずれかの経路では投光スポッ
トが死角に入って結像スポットが形成されないような場
合でも他の経路で投光スポットに対する結像スポットを
形成できる可能性が高くなる。
【0031】
【実施例】
(実施例1)図1に本実施例の具体構成を示し、図2に
本実施例における光学系を簡略化した図を示す。しかし
て、レーザ光源のような光源1からの投光ビームは、振
動ミラー(回転するポリゴンミラーでもよい)よりなる
走査装置2により偏向された後に投光レンズ3を通して
投光レンズ3の光軸に略平行な方向に出射される。すな
わち、投光レンズ3を通過した投光ビームの主光線が光
軸に平行となるテレセントリック光学系を構成するよう
に走査装置2と投光レンズ3との関係が規定されてい
る。検査対象物Wa,Wbとしては回路基板BDに並べ
て実装したJ字形のリードを有する電子部品を示してあ
り、リードの下端部が半田付けされている。また、回路
基板BDの表面に平行な面を主平面とする。ここに、立
体形状の測定対象はリードの半田付け部位の形状であっ
て、投光ビームは主平面に対して斜めに交差する方向か
ら照射され、投光スポットはリードの高さ方向に走査さ
れるものとする。すなわち、投光ビームがリードの表面
に対して直交する平面内で走査されるように、走査装置
2や投光レンズ3が配置されている。
【0032】投光レンズ3から出射された光ビームの走
査範囲のうちの略半分の範囲では図3のように検査対象
物Waに対して直接照射されるが、残りの略半分の範囲
では他の検査対象物Wbに照射されるように反射ミラー
よりなる偏向部材6で反射されて偏向される。投光レン
ズ3の光軸は検査対象物Wa,Wbの主平面に対して斜
めに交差するように配置されており、偏向部材6は反射
面が検査対象物Wa,Wbの主平面に対して直交し、か
つ検査対象物Wa,Wbにおいて投光ビームが走査され
るリードの表面に平行になるように配置される。この構
成によって、走査装置2が1回走査されるたびに各検査
対象物Wa,Wbの上で投光ビームが順次走査されるこ
とになる。
【0033】受光光学系4は、受光レンズ4aと3枚の
反射ミラー4b〜4dと走査装置2とにより構成され
る。すなわち、検査対象物Wa,Wbと受光レンズ4a
との間には反射ミラー4bが配設され、受光レンズ4a
を通った光は、2枚の反射ミラー4c,4dを通して屈
曲された後、走査装置2で偏向されてPSDよりなる1
次元の位置検出器5に入射する。ここに、反射ミラー4
b〜4dは光学系の配置の都合で設けてあり必ずしも設
ける必要はない。また、受光光学系4は、光軸(すなわ
ち受光レンズ4aの光軸を通る光線が反射ミラー4bで
反射したときに通る光路)が、投光ビームの走査される
上記平面に対して交差するように配置される。図1で説
明すれば、投光ビームはXZ平面で走査され、受光光学
系4の光軸と投光ビームとを含む平面はXZ平面に略直
交することになる。
【0034】このようにして位置検出器5の受光面に
は、投光ビームの照射方向における検査対象物Wa,W
bまでの距離に対応した位置に結像スポットが形成され
ることになる。すなわち、Z方向の変位に伴う結像スポ
ットの移動方向が受光面の長手方向に一致するように位
置検出器5の向きが設定される。上述のように、投光ビ
ームをXZ平面上で走査し、受光光学系4の光軸と投光
ビームとを含む平面をXZ平面に略直交させていること
によって、図4に示すように投光ビームが検査対象物W
a,Wbのリードで反射した後に回路基板BDで再反射
されるような二次反射が生じたとしても(本来の投光ス
ポットaに対する結像スポットをa′、二次反射による
投光スポットbに対する結像スポットをb′としてあ
る)、位置検出器5の受光面の上では二次反射による結
像スポットb′は、本来の結像スポットa′に対して長
手方向(紙面に交差する方向)にはほとんど変位せず、
紙面に平行な方向(すなわち、位置検出器5の受光面の
幅方向)に変位することになる。したがって形状の誤計
測を抑制することができる。なお、偏向部材6で反射し
て検査対象物Wbに照射された投光ビームに対する反射
光は偏向部材6で再反射して受光光学系4に入射し、偏
向部材6に照射されずに検査対象物Waに直接照射され
た投光ビームに対する反射光は受光光学系4に直接入射
する。
【0035】上記構成では、走査装置2によって投光ビ
ームを走査するのに対して、受光側でも走査装置2を介
して位置検出器5に結像スポットを形成しているから、
位置検出器5の受光面の有効幅を越えない位置に結像ス
ポットを形成することができる。ここに、走査装置2に
入射する光源1からの投光ビームと走査装置2から位置
検出器5に向かう光線とを分離するためのプリズム7も
設けられる。
【0036】上述した走査装置2の振動位置は走査用駆
動回路11により制御され、この走査用駆動回路11の
出力によってどちらの検査対象物Wa,Wbに投光スポ
ットが形成されているかを知ることができるから、演算
回路12では走査用駆動回路11の出力と位置検出器5
の出力とに基づいて、各検査対象物Wa,Wbの立体形
状を計測することができるのである。このように、投光
ビームを主平面に対して斜めに交差させる形で照射して
いることによって、J字形のリードを有する電子部品の
半田付け部分の立体形状の計測が可能になるのである。
しかも、投光ビームを偏向部材6によって2方向に分
け、各投光ビームをそれぞれ異なる検査対象物Wa,W
bに照射するから、投光ビームの1回の走査で2個の検
査対象物Wa,Wbの検査が可能になり、しかも、1つ
の光学系で2個の検査対象物Wa,Wbについての検査
が可能になるのである。加えて、偏向部材6で検査対象
物Wa,Wbの所望位置に投光ビームを照射しているか
ら、必要に応じて偏向部材6の位置や向きを変えるだけ
で検査対象物Wa,Wbの所望の位置の立体形状の計測
が可能になるのである。
【0037】(実施例2)実施例1においては、走査装
置2を投光側と受光側とで共用しているが、図5に示す
ように投光側と受光側とに分けて2個の走査装置2a,
2bを設けてもよい。この場合、両走査装置2a,2b
が同期するように振動させれば、実施例1と同様の機能
となる。他の構成は実施例1と同様である。
【0038】(実施例3)本実施例は、図6および図7
に示すように、ビームスプリッタよりなる偏向部材6を
回路基板BDに直交し両検査対象物Wa,Wbの中央線
を含む面上に配置するとともに、偏向部材6を透過した
透過光と偏向部材6で反射された反射光とに2分岐し、
透過光と反射光との光路上にそれぞれ出入自在な遮光板
8a,8bを配置した構成を有する。遮光板8a,8b
は回路基板BDに平行に配置され、各遮光板8a,8b
は図示していないソレノイドのような駆動源によって、
偏向部材6から各検査対象物Wa,Wbへの光路上に位
置する位置と、光路を開放する位置との間で回路基板B
Dに沿って移動する。また、各遮光板8a,8bを駆動
する駆動源が遮光板駆動回路13により制御されて、各
遮光板8a,8bが択一的に光路を開放する。通常は走
査装置2による投光ビームの1回の走査毎に遮光板8
a,8bを交互に開閉する。偏向部材6を形成するビー
ムスプリッタとしてはハーフミラーを用いる。
【0039】受光光学系4については、実施例1と同様
に、投光ビームが走査される平面に対して光軸と投光ビ
ームとを含む平面が略直航するように配置される。ま
た、受光光学系4では、偏向部材6での反射光により検
査対象物Wbに形成された投光スポットについては偏向
部材6で再反射させた後に結像し、偏向部材6での透過
光により検査対象物Waに形成された投光スポットにつ
いては偏向部材6を透過させて結像する。
【0040】上記構成によって、実施例1と同様に、各
検査対象物Wa,Wbの所望部位の立体形状の計測が可
能になるのである。しかも、偏向部材6は投光ビームの
光路を反射光と透過光とに2分岐するから、各検査対象
物Wa,Wbの走査範囲を実施例1と同範囲とすれば、
走査装置2の振動幅が実施例1の略半分になり、それだ
け走査装置2の構成が簡単になるとともに、投光レンズ
3も小形になって製造が容易になるのである。他の構成
および動作は実施例1と同様である。なお、実施例2と
同様にして図8のように投光側と受光側とで個別に走査
装置2a,2bを設け、互いに同期振動させるようにし
てもよい。
【0041】(実施例4)実施例3では、偏光部材6で
投光ビームを2分岐した後に、遮光板8a,8bを開閉
することで、どちらの光路の投光ビームを採用するかを
決定していたが、本実施例では波長によって光路を識別
する例を示す。すなわち、図9に示す構成を有し、光源
1としては複数波長を含む投光ビームを照射するものを
用い、偏向部材6としては波長選択特性を有するものを
用いる。具体的には、偏向部材6として分波器である干
渉フィルタを用いることで投光ビームを反射波長と透過
波長とに分波し、反射波長と透過波長との投光ビームを
それぞれ検査対象物Wa,Wbに照射するのである。
【0042】一方、受光光学系4は、偏向部材6での反
射光により検査対象物Wbに形成された投光スポットに
ついては偏向部材6で再反射させた後に結像し、偏向部
材6での透過光により検査対象物Waに形成された投光
スポットについては偏向部材6を透過させて結像するよ
うに配置する。したがって、受光レンズ4aへの入射光
の波長は偏向部材6で混合されているが、プリズム7に
よって投光ビームと分離された受光光線を干渉フィルタ
9を通して分波することにより、各検査対象物Wa,W
bに形成された投光スポットに対応した結像スポットを
格別に分離することができる。すなわち、干渉フィルタ
9で分波され各別に形成される結像スポットの位置を個
別の位置検出器5a,5bで監視することによって、各
検査対象物Wa,Wbの立体形状を計測することができ
るのである。
【0043】本実施例では、投光ビームを1回走査すれ
ば、2個の検査対象物Wa,Wbの立体形状を一度に計
測することができるから、実施例3の構成よりも立体形
状の計測に要する時間が半分程度に短縮されることにな
る。他の構成および動作は実施例1と同様である。 (実施例5)本実施例では、図10に示すように、実施
例4と同様に、複数波長を含む光源1を用い、偏向部材
6としては分波器である干渉フィルタを用いている。分
岐された投光ビームは各検査対象物Wa,Wbに照射さ
れてそれぞれ投光スポットを形成し、その反射光は受光
光学系4を通過して位置検出器5に結像スポットを形成
しようとする。ここで、受光光学系4と位置検出器5と
の間には、特定波長を選択的に通過させる2種類のフィ
ルタ10a,10bを有したフィルタ板10が設けら
れ、フィルタ駆動回路14によって一方のフィルタ10
a,10bが択一的に光路に挿入されるようにしてあ
る。したがって、走査装置2での1回の走査毎にフィル
タ10a,10bを交互に入れ換えるようにすれば、各
検査対象物Wa,Wbの立体形状を個別に計測すること
ができるのである。他の構成および動作は実施例1と同
様でである。
【0044】(実施例6)本実施例は、図11に示すよ
うに、偏向部材6として反射ミラーを用いるとともに、
偏向部材6を偏向部材駆動回路15によって移動自在に
制御した構成を有する。すなわち、偏向部材6は図示し
ていないソレノイドのような駆動源によって、投光レン
ズ3から一方の検査対象物Waへの光路上に配置される
位置と、この光路から取り除かれる位置との間で回路基
板BDに直交する面内で移動自在とされる。また、駆動
源は投光ビームの走査に同期して偏向部材駆動回路15
により制御される。
【0045】上記構成によれば、偏向部材6が投光ビー
ムの経路に存在しないときには、投光ビームが検査対象
物Waに照射されて検査対象物Waに投光スポットが形
成され、偏向部材6が投光ビームの経路に存在すれば、
投光ビームが偏向部材6で反射されて検査対象物Wbに
投光スポットが形成されることになる。したがって、位
置検出器5の受光面に形成される結像スポットは偏向部
材6の位置に応じて各検査対象物Wa,Wbに対応する
ものとなる。なお、受光光学系4は、偏向部材6を含む
面内に反射ミラー4bで屈曲された受光レンズ4aの光
軸が含まれる位置、または投光ビームの光路上に偏向部
材6が存在するときに偏向部材6での投光スポットの鏡
像を位置検出器5の受光面に結像させる位置のどちらに
配置してもよい。他の構成および動作は実施例1と同様
である。
【0046】(実施例7)本実施例は、図12および図
13に示すように、偏向部材6として回路基板BDに直
交し2個の検査対象物Wa,Wbの間の対称線を含む面
内に回路基板BDに平行な回転軸6aを有した反射ミラ
ーを用いている。偏向部材6は図示していないモータの
ような駆動源によって回転軸6aが回動可能であって、
偏向部材駆動回路15で駆動源を制御することにより、
投光ビームを各検査対象物Wa,Wbに照射できる角度
を向くようになっている。ここに、投光レンズ3は、両
検査対象物Wa,Wbに対する走査範囲の全領域につい
て投光ビームが偏向部材6で一旦反射されるように配置
される。
【0047】上述の構成によって、投光ビームが反射さ
れて各検査対象物Wa,Wbにそれぞれ照射されるよう
に偏向部材6の角度を設定すれば、偏向部材6の角度の
変更のみで他の光学系は共通にしたままで各検査対象物
Wa,Wbごとの立体形状を計測することができる。他
の構成および動作は実施例1と同様である。また、実施
例2と同様にして図14のように投光側と受光側とで個
別の走査装置2a,2bを設け、互いに同期振動させて
も同様に機能する。
【0048】(実施例8)上述した各実施例では検査対
象物Wa,Wbに対する光切断面が固定的に設定されて
いたが、二次反射等の影響を除去するためには光切断面
を変更したい場合がある。そこで、本実施例では、図1
5および図16のように回路基板BDをターンテーブル
(軸のみを図示してある)17の上に載置し、ターンテ
ーブル17をテーブル駆動回路20で制御して回動させ
ることによって、検査対象物Wa,Wbに対する光切断
面を変化させることができるようにしているのである。
ここでは、実施例1に対応した構成を示しているが、他
の実施例の構成についてターンテーブル17を採用して
もよい。また、回路基板BDには3個の検査対象物W
a,Wb,Wcを実装してあり、上記光学系では一度に
立体形状を計測できるのは2個の検査対象物Wa,Wb
についてであるが、ターンテーブル17の軸と検査対象
物Wa,Wb,Wcとの位置関係を適宜設定しておくこ
とで、ターンテーブル17を回動させるだけで3個以上
の検査対象物Wa,Wb,Wcについて一つの光学系で
立体形状を計測することができるのである。また、検査
対象物Wa,Wb,Wcの4側面について形状計測を行
なう場合に、1つの投光ビームを検査対象物Wa,W
b,Wcに照射する場合に、検査対象物Wa,Wb,W
cの向きを代えて4回の計測を行なう必要があるが、投
光ビームを2分岐する上記各実施例の構成を本実施例と
組み合わせて採用することによって、2回の計測で4側
面の計測が可能になる。すなわち、計測回数が減少して
計測に要する時間を短縮することができる。他の構成お
よび動作は上述した各実施例と同様である。なお、実施
例2と同様にして図17のように投光側と受光側とで個
別の走査装置2a,2bを設け、互いに同期振動させて
も同様に機能する。
【0049】(実施例9)本実施例は、図18、図19
に示すように、投光ビームを走査する平面(図1のXZ
平面)に略平行な一対の反射ミラー18a,18bを反
射面同士を対向させた形で互いに離間して配置し、また
反射ミラー18a,18bの間にハーフミラー19を配
置した構成を有する。ハーフミラー19は結像スポット
から投光スポットを見込む経路上に配置され、この経路
を2分岐する経路分割手段として機能する。また、反射
ミラー18a,18bは分割された各経路を偏向部材6
を介して投光スポットに集結させるのであって経路集結
手段として機能する。
【0050】上述のように、受光光学系4を通して投光
スポットを位置検出器5の受光面に結像させるにあたっ
て、投光スポットと結像スポットとの間の経路を2経路
設けていることによって、一方の経路では検査対象物W
a,Wbのリードによって死角が形成され投光スポット
を位置検出器5から見込むことができないような場合で
も、他方の経路で結像スポットを形成することが可能に
なり、結果的に死角が形成されにくくなるのである。本
実施例の偏向部材6は実施例1に対応するものである
が、他の実施例の偏向部材6を用いてもよい。他の構成
および動作は実施例1と同様である。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明は、投光ビームを偏向部
材により偏向して検査対象物の所望部位に投光スポット
を形成するから、光学系と検査対象物との位置関係から
光学系の死角になるような箇所であっても偏向部材を用
いることで検査対象物の立体形状計測が可能になるとい
う利点を有するのである。また、偏向部材の位置を変え
るだけで、検査対象物の所望箇所について立体形状計測
が可能になるという効果がある。
【0052】請求項2の発明は、投光ビームを反射光と
透過光とに2分岐し、分岐した各投光ビームにより検査
対象物の所望部位に各別に投光スポットを形成すること
によって、検査対象物の2箇所について立体形状を計測
したり、2個の検査対象物について立体形状を計測した
りすることができるという利点がある。しかも、投光ビ
ームを2分岐して2つの投光スポットを形成するから、
1つの光学系で検査対象物との位置関係を変更すること
なく2箇所の測定を行なうことができるのであって、立
体形状の計測が短時間で行なえるという利点がある。
【0053】請求項3の発明は、投光ビームを2分岐す
るにあたって、投光ビームの走査範囲のうちの一部範囲
でのみ投光ビームを反射させるから、投光ビームが反射
光と直接光とに2分岐されるのであって、投光ビームの
走査位置により投光スポットの照射箇所を識別できるか
ら、受光側で反射光を分離するなどの処理が不要であ
り、簡単な方法ながら投光ビームの1回の走査で2箇所
の形状計測が行なえるという利点がある。
【0054】請求項4の発明は、投光ビームを偏向部材
で反射させて検査対象物に投光スポットを形成するので
あって、偏向部材の角度を変えることによって投光スポ
ットの走査範囲を変化させるから、1つの光学系で偏向
部材の角度を変えるだけで多箇所の立体形状を計測する
ことができるという利点がある。請求項5の発明は、検
査対象物を一つの軸の回りで回動自在に支持するから、
軸を回転させることによって光学系に対する検査対象物
の相対位置を調節することができ、1つの光学系で他箇
所の立体形状を計測することができるという利点があ
る。
【0055】請求項6の発明は、パッケージの側面に沿
って延長されたJ字状のリードを備えリードの湾曲部分
が回路基板に表面実装された電子部品の半田付け部を検
査対象物とする場合にとくに有効な方法であって、投光
ビームと受光光学系の光軸とを含む平面を投光ビームの
走査により形成される平面に略直交させるから、リード
での反射光が回路基板で再反射されることによって二次
反射が生じても、位置検出器では二次反射の影響をほと
んど受けることなく半田付け部の形状を計測することが
できるという利点を有する。
【0056】請求項7の発明は、結像スポットから投光
スポットを見込む経路を複数に分岐し、かつ分岐された
各経路を投光スポットに集結するので、複数の経路を通
った投光スポットからの反射光によって結像スポットを
形成することができ、いずれかの経路では投光スポット
が死角に入って結像スポットが形成されないような場合
でも他の経路で投光スポットに対する結像スポットを形
成できる可能性が高くなり、死角が形成されにくくなる
という利点を有する。
【0057】請求項8の発明は、投光ビームを偏向部材
により偏向して検査対象物の所望部位に投光スポットを
形成するから、光学系と検査対象物との位置関係から光
学系の死角になるような箇所であっても偏向部材を用い
ることで検査対象物の立体形状計測が可能になるという
利点がある。また、偏向部材の位置を変えるだけで、検
査対象物の所望箇所について立体形状計測が可能になる
という利点がある。
【0058】請求項9の発明は、投光ビームをハーフミ
ラーよりなる偏向部材により反射光と透過光とに2分岐
するから、分岐した投光ビームによって同時に2箇所に
投光スポットを形成することができ、1つの光学系で2
箇所の立体形状の計測が可能になるという利点がある。
請求項10の発明は、複数波長が含まれる投光ビームを
分波器よりなる偏向部材によって波長に応じて2分岐す
るから、分岐した投光ビームによって同時に2箇所に投
光スポットを形成することができ、1つの光学系で2箇
所の立体形状の計測が可能になるという利点があり、ま
た、位置検出器は波長別に2個設けているから、同時に
2箇所の立体形状を計測することができるという利点が
ある。
【0059】請求項11の発明は、複数波長が含まれる
投光ビームを分波器よりなる偏向部材によって波長に応
じて2分岐するから、分岐した投光ビームによって同時
に2箇所に投光スポットを形成することができ、1つの
光学系で2箇所の立体形状の計測が可能になるという利
点があり、また、各波長別の投光スポットに対応した反
射光を選択的に透過させる2種類のフィルタを設け、各
フィルタを上記反射光の光路上に択一的に配置してフィ
ルタを透過した反射光により形成された結像スポットの
位置を1個の位置検出器により検出するから、2箇所に
形成された投光スポットによって立体形状を順次計測す
ることになり、1個の位置検出器で2箇所の計測が可能
になるという利点がある。
【0060】請求項12の発明は、投光ビームを2分岐
するにあたって、投光ビームの走査範囲のうちの一部範
囲でのみ投光ビームを反射させるから、投光ビームが反
射光と直接光とに2分岐されるのであって、投光ビーム
の走査位置により投光スポットの照射箇所を識別できる
から、受光側で反射光を分離するなどの処理が不要であ
り、簡単な方法ながら投光ビームの1回の走査で2箇所
の形状計測が行なえるという利点がある。
【0061】請求項13の発明は、投光ビームを2分岐
するにあたって、投光ビームの光路に出入自在な偏向部
材を設け、投光ビームを反射して検査対象物に照射する
位置と投光ビームを検査対象物に直接照射する位置との
間で移動させるから、偏向部材を移動させるだけで2箇
所の形状計測が行なえるという利点がある。請求項14
の発明は、投光ビームを反射ミラーよりなる偏向部材で
反射させて検査対象物に投光スポットを形成するのであ
って、偏向部材に設けた回転軸の回りで偏向部材の角度
を変えることによって投光スポットの走査範囲を変化さ
せるから、1つの光学系で偏向部材の角度を変えるだけ
で多箇所の立体形状を計測することができるという利点
がある。
【0062】請求項15の発明は、ターンテーブルの上
に検査対象物を載置して一つの軸の回りで検査対象物を
回動可能としているので、軸を回動させることによって
光学系に対する検査対象物の相対位置を調節することが
でき、1つの光学系で多箇所の立体形状を計測すること
ができるという利点を有する。請求項16の発明は、パ
ッケージの側面に沿って延長されたJ字状のリードを備
えリードの湾曲部分が回路基板に表面実装された電子部
品の半田付け部を検査対象物とする場合にとくに有効で
あって、投光ビームと受光光学系の光軸とを含む平面を
投光ビームの走査により形成される平面に略直交させる
から、リードでの反射光が回路基板で再反射されること
によって二次反射が生じても、位置検出器では二次反射
の影響をほとんど受けることなく半田付け部の形状を計
測することができるという利点がある。
【0063】請求項17の発明は、結像スポットから投
光スポットを見込む経路をハーフミラーによって複数に
分岐し、かつ分岐された各経路を反射ミラーによって投
光スポットに集結するので、複数の経路を通った投光ス
ポットからの反射光によって結像スポットを形成するこ
とができ、いずれかの経路では投光スポットが死角に入
って結像スポットが形成されないような場合でも他の経
路で投光スポットに対する結像スポットを形成できる可
能性が高くなる。その結果、死角が形成されにくくな
り、各種形状の検査対象物に対応することが可能になる
という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す具体構成図である。
【図2】実施例1を示す光学系を簡略化した構成図であ
る。
【図3】実施例1を示す要部の動作説明図である。
【図4】実施例1での二次反射に関する説明図である。
【図5】実施例2を示す構成図である。
【図6】実施例3を示す具体構成図である。
【図7】実施例3を示す要部の動作説明図である。
【図8】実施例3の別の構成例を示す構成図である。
【図9】実施例4を示す具体構成図である。
【図10】実施例5を示す具体構成図である。
【図11】実施例6を示す具体構成図である。
【図12】実施例7を示す具体構成図である。
【図13】実施例7を示す要部の動作説明図である。
【図14】実施例7の別の構成例を示す構成図である。
【図15】実施例8を示す具体構成図である。
【図16】実施例8を示し、(a)は要部側面図、
(b)は要部正面図である。
【図17】実施例8の別の構成例を示す構成図である。
【図18】実施例9を示す具体構成図である。
【図19】実施例9を示す要部の動作説明図である。
【図20】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 光源 2 走査装置 3 投光レンズ 4 受光光学系 5 位置検出器 5a 位置検出器 5b 位置検出器 6 偏向部材 6a 回転軸 10 フィルタ板 10a フィルタ 10b フィルタ 12 演算回路 17 ターンテーブル BD 回路基板 Wa 検査対象物 Wb 検査対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/62 415

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物に投光ビームを照射して形成
    される投光スポットを検査対象物の上で走査し、投光ビ
    ームの照射方向とは異なる方向の光軸を有した受光光学
    系を通して投光スポットの像として形成される結像スポ
    ットの位置を測定することによって検査対象物の立体形
    状を計測する形状計測方法において、投光スポットを走
    査する際の投光ビームの走査範囲のうちの少なくとも一
    部範囲で投光ビームを偏向部材により偏向して検査対象
    物の所望部位に投光スポットを形成することを特徴とす
    る形状計測方法。
  2. 【請求項2】 検査対象物に投光ビームを照射して形成
    される投光スポットを検査対象物の上で走査し、投光ビ
    ームの照射方向とは異なる方向の光軸を有した受光光学
    系を通して投光スポットの像として形成される結像スポ
    ットの位置を測定することによって検査対象物の立体形
    状を計測する形状計測方法において、投光ビームを偏向
    部材で反射光と透過光とに2分岐し、分岐した各投光ビ
    ームにより検査対象物の所望部位に各別に投光スポット
    を形成することを特徴とする形状計測方法。
  3. 【請求項3】 検査対象物に投光ビームを照射して形成
    される投光スポットを検査対象物の上で走査し、投光ビ
    ームの照射方向とは異なる方向の光軸を有した受光光学
    系を通して投光スポットの像として形成される結像スポ
    ットの位置を測定することによって検査対象物の立体形
    状を計測する形状計測方法において、投光ビームの走査
    範囲の一部範囲を偏向部材に重複させ、投光ビームを走
    査範囲が偏向部材に重複する範囲での反射光と偏向部材
    に重複しない範囲での直接光とに2分岐し、分岐した各
    投光ビームにより検査対象物の所望部位に各別に投光ス
    ポットを形成することを特徴とする形状計測方法。
  4. 【請求項4】 検査対象物に投光ビームを照射して形成
    される投光スポットを検査対象物の上で走査し、投光ビ
    ームの照射方向とは異なる方向の光軸を有した受光光学
    系を通して投光スポットの像として形成される結像スポ
    ットの位置を測定することによって検査対象物の立体形
    状を計測する形状計測方法において、投光スポットを走
    査する際の投光ビームの走査範囲の全範囲で反射ミラー
    よりなる偏向部材により投光ビームを偏向して検査対象
    物の所望部位に投光スポットを形成し、投光スポットの
    走査範囲を検査対象物に対する偏向部材の角度により変
    化させることを特徴とする形状計測方法。
  5. 【請求項5】 検査対象物を一つの軸の回りで回動自在
    に支持することを特徴とする請求項1ないし請求項4記
    載の形状計測方法。
  6. 【請求項6】 パッケージの側面に沿って延長されたJ
    字状のリードを備えリードの湾曲部分が回路基板に表面
    実装された電子部品の半田付け部を検査対象物とすると
    ともに、1次元の位置検出器を用いて位置検出器の長手
    方向を回路基板からの高さ方向の変位に伴う結像スポッ
    トの移動方向に一致させ、投光ビームを回路基板に斜め
    方向から照射してパッケージの側面に直交する平面内で
    走査し、投光ビームと受光光学系の光軸とを含む平面を
    投光ビームが走査される上記平面に略直交させることを
    特徴とする請求項1ないし請求項4記載の形状計測方
    法。
  7. 【請求項7】 位置検出器の結像スポットから投光スポ
    ットを見込む経路を経路分割手段によって複数の経路に
    分割するとともに、分割された各経路をそれぞれ経路集
    結手段によって上記投光スポットに集結させることを特
    徴とする請求項1ないし請求項6記載の形状計測方法。
  8. 【請求項8】 検査対象物に投光ビームを照射する光源
    と、投光ビームにより形成される投光スポットを検査対
    象物の上で走査する走査装置と、投光ビームの照射方向
    とは異なる方向の光軸を有した受光光学系と、受光光学
    系を通して投光スポットの像として形成される結像スポ
    ットの位置を測定する位置検出器と、走査装置の走査位
    置と位置検出器の出力に基づいて検査対象物の立体形状
    を計測する演算回路とを備えた形状計測装置において、
    投光スポットを走査する際の投光ビームの走査範囲のう
    ちの少なくとも一部範囲で投光ビームを偏向して検査対
    象物の所望部位に投光スポットを形成する偏向部材を設
    けて成ることを特徴とする形状計測装置。
  9. 【請求項9】 検査対象物に投光ビームを照射する光源
    と、投光ビームにより形成される投光スポットを検査対
    象物の上で走査する走査装置と、投光ビームの照射方向
    とは異なる方向の光軸を有した受光光学系と、受光光学
    系を通して投光スポットの像として形成される結像スポ
    ットの位置を測定する位置検出器と、走査装置の走査位
    置と位置検出器の出力とに基づいて検査対象物の立体形
    状を計測する演算回路とを備えた形状計測装置におい
    て、投光ビームを反射光と透過光とに2分岐し各投光ビ
    ームにより検査対象物の所望部位に各別に投光スポット
    を形成するハーフミラーよりなる偏向部材を設けて成る
    ことを特徴とする形状計測装置。
  10. 【請求項10】 検査対象物に投光ビームを照射する光
    源と、投光ビームにより形成される投光スポットを検査
    対象物の上で走査する走査装置と、投光ビームの照射方
    向とは異なる方向の光軸を有した受光光学系と、受光光
    学系を通して投光スポットの像として形成される結像ス
    ポットの位置を測定する位置検出器と、走査装置の走査
    位置と位置検出器の出力とに基づいて検査対象物の立体
    形状を計測する演算回路とを備えた形状計測装置におい
    て、光源からの複数波長を含む投光ビームを波長により
    2分岐し各投光ビームにより検査対象物の所望部位に各
    別に投光スポットを形成する分波器よりなる偏向部材を
    設け、各波長別の投光スポットに対応した結像スポット
    の位置を2個の位置検出器で各別に検出することを特徴
    とする形状計測装置。
  11. 【請求項11】 検査対象物に投光ビームを照射する光
    源と、投光ビームにより形成される投光スポットを検査
    対象物の上で走査する走査装置と、投光ビームの照射方
    向とは異なる方向の光軸を有した受光光学系と、受光光
    学系を通して投光スポットの像として形成される結像ス
    ポットの位置を測定する位置検出器と、走査装置の走査
    位置と位置検出器の出力とに基づいて検査対象物の立体
    形状を計測する演算回路とを備えた形状計測装置におい
    て、光源からの複数波長を含む投光ビームを波長により
    2分岐し各投光ビームにより検査対象物の所望部位に各
    別に投光スポットを形成する分波器よりなる偏向部材を
    設け、各波長別の投光スポットに対応した反射光を選択
    的に透過させる2種類のフィルタを設け、各フィルタを
    上記反射光の光路上に択一的に配置してフィルタを透過
    した反射光により形成された結像スポットの位置を1個
    の位置検出器により検出することを特徴とする形状計測
    装置。
  12. 【請求項12】 検査対象物に投光ビームを照射する光
    源と、投光ビームにより形成される投光スポットを検査
    対象物の上で走査する走査装置と、投光ビームの照射方
    向とは異なる方向の光軸を有した受光光学系と、受光光
    学系を通して投光スポットの像として形成される結像ス
    ポットの位置を測定する位置検出器と、走査装置の走査
    位置と位置検出器の出力とに基づいて検査対象物の立体
    形状を計測する演算回路とを備えた形状計測装置におい
    て、投光スポットを走査する際の投光ビームの走査範囲
    の一部範囲で投光ビームを反射して検査対象物に照射し
    残りの範囲で投光ビームを検査対象物に直接照射する偏
    向部材を設けて成ることを特徴とする形状計測装置。
  13. 【請求項13】 検査対象物に投光ビームを照射する光
    源と、投光ビームにより形成される投光スポットを検査
    対象物の上で走査する走査装置と、投光ビームの照射方
    向とは異なる方向の光軸を有した受光光学系と、受光光
    学系を通して投光スポットの像として形成される結像ス
    ポットの位置を測定する位置検出器と、走査装置の走査
    位置と位置検出器の出力とに基づいて検査対象物の立体
    形状を計測する演算回路とを備えた形状計測装置におい
    て、投光ビームを反射して検査対象物に照射する位置と
    投光ビームを検査対象物に直接照射する位置との間で移
    動自在な偏向部材を設けて成ることを特徴とする形状計
    測装置。
  14. 【請求項14】 検査対象物に投光ビームを照射する光
    源と、投光ビームにより形成される投光スポットを検査
    対象物の上で走査する走査装置と、投光ビームの照射方
    向とは異なる方向の光軸を有した受光光学系と、受光光
    学系を通して投光スポットの像として形成される結像ス
    ポットの位置を測定する位置検出器と、走査装置の走査
    位置と位置検出器の出力とに基づいて検査対象物の立体
    形状を計測する演算回路とを備えた形状計測装置におい
    て、投光スポットを走査する際の投光ビームの走査範囲
    の全範囲で投光ビームを反射する反射ミラーよりなり投
    光ビームと受光光学系の光軸とを含む面内に回転軸の回
    りで角度調節自在とされた偏向部材を設けて成ることを
    特徴とする形状計測装置。
  15. 【請求項15】 検査対象物を一つの軸の回りで回動自
    在に支持するターンテーブルを設けて成ることを特徴と
    する請求項8ないし請求項14記載の形状計測装置。
  16. 【請求項16】 パッケージの側面に沿って延長された
    J字状のリードを備えリードの湾曲部分が回路基板に表
    面実装された電子部品の半田付け部を検査対象物とする
    とともに、1次元の位置検出器を用いて位置検出器の長
    手方向を回路基板からの高さ方向の変位に伴う結像スポ
    ットの移動方向に一致させ、走査装置は投光ビームを回
    路基板に斜め方向から照射してパッケージの側面に直交
    する平面内で走査し、投光ビームと受光光学系の光軸と
    を含む平面を投光ビームが走査される上記平面に略直交
    させることを特徴とする請求項8ないし請求項15記載
    の形状計測装置。
  17. 【請求項17】 位置検出器の結像スポットから投光ス
    ポットを見込む経路を複数の経路に分割するハーフミラ
    ーと、分割された各経路をそれぞれ上記投光スポットに
    集結させる反射ミラーとを付加したことを特徴とする請
    求項8ないし請求項16記載の形状計測装置。
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