JP3289865B2 - 双方向光ビームによる部品の設置状態測定方法及び装置 - Google Patents

双方向光ビームによる部品の設置状態測定方法及び装置

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JP3289865B2 JP14438594A JP14438594A JP3289865B2 JP 3289865 B2 JP3289865 B2 JP 3289865B2 JP 14438594 A JP14438594 A JP 14438594A JP 14438594 A JP14438594 A JP 14438594A JP 3289865 B2 JP3289865 B2 JP 3289865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光部品や機械部品等の
位置や角度すなわち設置状態を測定する方法及びその測
定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】光部品や
機械部品等の位置や角度である設置状態の測定では、こ
れまでにいろいろな原理に基づいた多くの方法が実用化
され、測定の目的に応じて使い分けられている。そのう
ちの一方法として、1本の光ビームによる測定法があ
る。図4は1本の光ビームによる2枚レンズの相対精度
の測定法を示している。基準線1に対して2枚のレンズ
3A,3Bが理想的(誤差無し)に配置されている場合
には、左から右に進む光ビーム2はレンズ3A,3Bを
透過してもその方向は変わらず基準線1の上を直進し、
基準線1がスクリーン4と交差する点Oと同じ位置に到
達する。
【0003】いま、図4(a)のようにレンズ3Aと3
Bの中心は基準線1上にあって、レンズ3BがΔθだけ
傾斜しているとすれば、光ビーム2はレンズ3Bに入る
までは基準線1上を直進してくるが、レンズ3Bを出た
光ビーム2は基準線1から外れてスクリーン4上のO点
とは異なる点P1 の位置に達する。
【0004】一方、図4(b)のようにレンズ3Aと3
Bはともに基準線1と直交しているがレンズ3Bの中心
が距離dだけ基準線1から離れているとすると、レンズ
3Aを出た光ビーム2はレンズの光軸とは違う位置でレ
ンズ3Bに入るため、ここで進行方向が変えられスクリ
ーン4上の点P2 に到達する。この方法ではスクリーン
上での光ビームの位置ずれ距離OP1 やOP2 を測定す
ることでレンズの傾斜角Δθあるいは位置ずれ量dを求
めることはできるが、光ビームの位置ずれが傾斜角と位
置ずれのどちらの原因によるものか区別することはでき
ない。
【0005】図5は傾斜面を有する機械部品の傾斜角の
測定法を示している。基準線1に対して機械部品5の平
坦面Bが直交している場合、左からきた光ビーム2が傾
斜面Aで反射するとき入射光と反射光の角度がθA と測
定されると平坦面Bに対する傾斜面Aの角度θ0 は角度
θA の半分として求められる。もし平坦面BがΔθだけ
傾斜していると図5の方法で測定された角度θA はθA
=2(θ0 +Δθ)となりΔθが誤差として測定値に含
まれる。ここでΔθの影響を除くには機械部品の平坦面
Bが基準線1と直交するように部品を設置することが必
要不可欠となり、この場合、その操作に時間がかかると
いう問題が起きる。
【0006】このように従来の1本の光ビームによる測
定では、例えば2枚レンズの相対的な誤差がレンズの位
置ずれによるものか角度ずれによるものかその原因を区
別できないとか、あるいは部品の傾斜角の測定では測定
部品を設置したときの傾斜角度の影響が除去できないた
め測定精度が低下するという問題がある。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑み、位置ずれか
角度ずれかの誤差を区別でき、また傾斜角測定にあって
は測定精度を向上させるようにした双方向光ビームによ
る部品の設置状態測定方法及び装置の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、(1)互いに反対方向に進む2本の光ビームを
重ね合わせて一本の双方向光ビームとし、この双方向光
ビーム中に置いた測定対象部品を透過した上記双方向光
ビームのうちの一方向に進む光ビームと、上記測定対象
部品を透過しない前の上記双方向光ビームのうちの他方
向に進む光ビームと、の相互の距離を測定することを特
徴とし、(2)測定対象部品の双方向光ビームに沿う一
側にて透過後の光ビームと透過前の光ビームとの相互の
距離に相応する角θA と、他側にて透過後の光ビームと
透過前の光ビームとの相互の距離に相応する角θB とを
決め、角度ずれによる偏向角と位置ずれによる偏向角と
は、(θA +θB )/2と(θA −θB )/2とにより
求めることを特徴とし、(3)互いに反対方向に進む2
本の光ビームを重ね合わせて一本の双方向光ビームと
し、この双方向光ビーム中に置いた測定対象部品の一方
の表面一点にて上記双方向光ビームのうちの一方向に進
む光ビームを反射させると共に、上記一方の表面に対応
する他方の表面一点にて上記双方向光ビームのうちの他
方向に進む光ビームを反射させ、それぞれの光ビームの
入射光と反射光との相互の距離を測定することを特徴と
し、(4)測定対象部品の双方向光ビームに沿う一側に
て入射光と反射光との相互の距離に相応する角θA と、
他側にて入射光と反射光との相互の距離に相応する角θ
B とを決め、双方向光ビームの基準線に対する上記一側
の傾斜角θ0 は、θ 0 =θA /2+θB により求めるこ
とを特徴とし、(5)可視光レーザ発振器から出た光ビ
ームをコリメートレンズと光ビーム径を縮小する逆エク
スパンダで細径光コリメートビームを形成する部分を備
え、この光コリメートビームをビームスプリッタで2本
の光ビームに分岐しそれぞれの分岐した光コリメートビ
ームを反射ミラーとハーフミラーを介して互いに反対方
向に進む2本のビームとし、さらに反射ミラーやハーフ
ミラーに位置や角度の調整機構を付加して2本の光ビー
ムを重合わせて一本の双方向光ビームを形成するマッハ
ツェンダ型光学系の測定部分を備え、ハーフミラーに対
して光コリメートビームの進行方向と反対側に設置した
撮像カメラ及びTVモニタの観察評価部分を備え、たこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】レンズ等の光透過部品を測定対象部品とすると
き、中心位置ずれと角度ずれとの違いにより双方向光ビ
ームの透過光が双方向光ビームの基準線に対して同じ側
に屈折するか互いに反対側に屈折するかの違いにより区
別・測定でき、また、傾斜角の測定に当っては双方向光
ビームの反射光によって一表面に対する他表面の傾斜を
加味して反射角を測定することができる。
【0010】
【実施例】ここで、図1および図2を参照して本発明の
実施例を説明する。図1は、双方向光ビームによる2枚
レンズの設置状態の測定図で、2Aは左から右方向に進
む光ビームで、2Bは2Aと反対方向に進む光ビーム
で、光ビーム2Aと2Bは空間的に重なり1本の双方向
光ビームとなり、3Aと3Bはレンズで、レンズ3Bは
レンズ3Aに対してΔθ傾斜していたり(図1
(a))、距離dだけ位置ずれしている(図1
(b))。レンズ3Bを透過した光ビーム2Aを2A
T、レンズ3Aを透過した光ビーム2Bを2BTとす
る。図1(a)において、光ビーム2Aはレンズ3Aの
中心を通ってレンズ3Bの中心に向かって直進するが、
レンズ3Bを透過するときレンズ3Bの傾きΔθに対応
した角度αだけ偏向(図では光ビーム2Bの下側)した
光ビーム2ATとなって光ビーム2Bと重なることなく
右方向に進む。また、右から進行してきてレンズ3Bの
中心に入った光ビーム2Bもレンズ3Bの傾きにより角
度αだけ光ビーム2ATと反対方向(図では光ビーム2
Aの上側)に傾いた光ビーム2BTとなってレンズ3B
から出ていく。レンズ3Bを出た光ビーム2BTは、レ
ンズ3Aに対してその中心とは離れた位置でレンズ3A
に入射するため、レンズ3Aを出る光ビーム2BTも光
ビーム2Aとは重ならない。
【0011】一方、図1(b)ではレンズ3Aを透過し
て直進してきた光ビーム2Aは、レンズ3Bの位置ずれ
によりその中心から距離dだけ離れた位置で入射する。
そして光ビーム2Aがレンズ3Bを出るときには、位置
ずれdに対応して光ビーム2Aに対して角度β(図では
光ビーム2Bの下側に)傾いた光ビーム2ATとなって
出射し光ビーム2Bとは重ならない。また光ビーム2B
のレンズ3Bに対する入射条件は、光ビーム2Aのレン
ズ3Bに対する入射と同じで進行方向が反対になってい
るだけであるため、その透過した光ビーム2BTの偏向
の方向と角度は光ビーム2ATと同じで進む方向だけが
反対になる。そしてこの光ビーム2BTはレンズ3Aに
対してそのレンズ中心から外れた位置(図では光ビーム
2Aの下側)を透過するので、レンズ3Aを出た光ビー
ム2BTはレンズ中心からの位置ずれ距離に依存した角
度でレンズ3Aを出射し、光ビーム2Aとは重ならな
い。
【0012】この結果、レンズ3Aに対するレンズ3B
の角度ずれ量または位置ずれ量は、レンズ3Bの右側の
空間においてレンズ3Bからの一定の距離だけ離れた場
所での光ビーム2Bと透過光ビーム2ATの間隔から求
めることができる。そして2本の光ビームのずれがレン
ズの角度ずれと位置ずれのどちらが原因であるかは、双
方向光ビームに対する透過光ビームの現れる位置で区別
できる。すなわち、双方向光ビームの基準位置に対して
透過光ビーム2ATと2BTがそれぞれ反対側に現れる
(図1(a)ではレンズ3Aの左空間において光ビーム
2Aに対する透過光ビーム2BTが上側にある)場合は
角度ずれによるもので、双方向光ビームの基準位置に対
して透過光ビーム2ATと2BTが同じ側に現れる(図
1(b)では透過光ビーム2BTが下側にある)場合は
位置ずれによるものと判定することができる。
【0013】角度と位置の両方がずれている場合には、
左右への角度ずれと上下への位置ずれとの組合せ方によ
り4通りの場合が考えられ、いずれの場合でも図1の
(a)と(b)を基本として角度ずれと位置ずれを区別
し、それぞれの大きさを求めることができる。一例とし
て、図1(c)を用いて図1(a)の角度ずれと(b)
の位置ずれの両方が起きている場合について説明する。
光ビーム2Bに対する透過光ビーム2ATの偏向はどち
らも同じ方向になるので、その偏向角θA は位置ずれに
よる偏向角αと角度ずれによる偏向角βを加えた(α+
β)となる。一方、光ビーム2Aに対する透過光ビーム
2BTの偏向方向は、角度ずれと位置ずれとでは異なり
光ビーム2Aに対して反対側に存在することになるの
で、その偏向角θB は両者の差に等しく、ここで角度ず
れによる偏向角αが位置ずれによる偏向角βより大きい
とすると、レンズ3Bを出た透過光2BTは光ビーム2
Aの上側に存在しその偏向角θB は(α−β)となる。
偏向角θA はレンズ3Bの右側で、二つの光ビームの距
離およびレンズ3Bから光ビーム間の距離測定を行う位
置(図示せず)までの距離とから求めることができる。
一方、レンズ3Bを出た偏向角θB を有する透過光ビー
ム2BTは、そのままの角度でレンズ2Aに入射し、偏
向角γとなってレンズ2Aから出ていく。偏向角γはレ
ンズ2Aの左側の異なる二つの場所(図示せず)での二
つの光ビームの距離測定から得られ、偏向角γが明らか
になるとよく知られた光線行列式を用いて偏向角θB
求められる。このようにして得られた二つの偏向角
θA ,θB の測定値から角度ずれによる偏向角αと位置
ずれによる偏向角βは次式から求められる。 α=(θA +θB )/2 β=(θA −θB )/2
【0014】図2は部品の角度測定例で、2A,2Bは
双方向光ビームを構成する光ビーム、2AR,2BRは
反射光、5は被測定部品、B面は部品の基準面でA面は
B面に対して角度θ0 だけ傾斜している。双方向光ビー
ムに対してB面が角度Δθだけ傾いて設置されている部
品5のA面に光ビーム2Aを照射したとき、その反射光
2ARと光ビーム2Aのなす角をθA とすると、光ビー
ム2Aに対するA面の傾斜角(θ0 +Δθ)の間には次
式の関係がある。 θA =2(θ0 +Δθ) 同様にして、光ビーム2Bとその反射光2BRのなす角
をθB とすれば、B面の傾斜角Δθとの間にも、次式の
関係がある。 θB =2Δθ 上記2式により角度θ0 の値が次式にて求められる。 θ0 =θA /2+θB
【0015】図3は、前記の測定を実施した装置構成
で、6のHe−Neレーザ、7のピンホール、8のコリ
メートレンズ、9の光ビーム径を1/20に縮小する逆
エクスパンダとからなる細径平行光ビーム形成部と、1
0の全反射ミラー、11のビームスプリッタ、12のハ
ーフミラー、13のXYZ並行軸とαβγ回転軸の6軸
が調整可能なステージ、14の被測定物とからなるマッ
ハツェンダ型測定光学系、および15A,15Bの同軸
照明とズーム拡大光学系を有するCCDカメラと画像処
理機能を有する16A,16Bのテレビモニタからなる
観察評価部の3つの主要部分からなっている。
【0016】レーザ6を出た光はピンホール7とコリメ
ートレンズ8により直径2mmの光ビームとなり、さら
に逆エクスパンダ9を経て0.1mmの平行光ビームに
変換される。この平行光ビームは全反射ミラー10Aに
て直角に曲げられ、ビームスプリッタ11で2本の光ビ
ームに分岐され、1本はハーフミラー12Bで進路を直
角に曲げられて右方向から被測定物14に当たる光ビー
ム2Bとなり、もう1本は全反射ミラー10Bで直角に
進路を曲げられた後、ハーフミラー12Aに入りもう一
度進路は直角に曲げられて左方向から被測定物14に当
たる光ビーム2Aとなる。このようにして形成した2本
の光ビーム2Aと2Bは空間的に重なり合って1本のビ
ームになったときに双方向光ビームが得られたことにな
る。このためには被測定物14の位置に半透過性スクリ
ーン(図示せず)を置き、このスクリーンがハーフミラ
ー12Aと12Bの間のどの位置にあってもスクリーン
上で2本の光ビーム2Aと2Bが1つのスポットになる
よう、ハーフミラーを載せた2つの6軸ステージをそれ
ぞれ調整する。スクリーン上で2つの光ビームスポット
が1つになったかどうかはCCDカメラ15A,15B
とテレビモニタ16A,16Bを通して確認する。実際
の測定は図3の所定位置に被測定物14と、被測定物1
4とハーフミラー12Aおよび12Bの間の2ヶ所に被
測定物14から一定距離離れた位置に半透過性スクリー
ン(図示せず)を設置し、このスクリーン上に現れるス
ポットの間隔を測定するだけである。なお、本願発明の
測定装置の各光学部品の配置は図5に限定されるもので
なく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、部品相互の位置誤
差要因の決定や部品の姿勢に影響されやすい傾斜角の高
精度測定など1本の光ビームでは困難な測定が、本発明
によれば双方向光ビームを用いて被測定物の両側の空間
で二つの光ビームの距離を測定するだけの簡単な操作で
容易に可能となり、しかもこの測定を行うための装置は
レーザ、エクスパンダ、CCDカメラ、ビームスプリッ
タなどの光学部品および6軸調整ステージといった一般
市販品のみを用いた簡単な構成で実現できる。なお、図
1の実施例においてレンズを透過した光ビームとレンズ
を透過する前の光ビームの2本の光ビームが1本に重な
るように、一方のレンズに対する他方のレンズの位置調
整を行うと、図2の例ではB面に対する入射光と反射光
が一致するように部品の姿勢を調整することにより、本
発明を部品の位置調整方法とその装置としても応用でき
ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2枚レンズの相対精度の測定方法
の説明図。
【図2】機械部品の傾斜角測定方法の説明図。
【図3】装置の構成図。
【図4】従来の1本の光ビームの2枚レンズの相対精度
の測定方法の説明図。
【図5】従来の機械部品の傾斜角測定方法の説明図。
【符号の説明】
1 基準線 2,2A,2B,2AT,2BT,2AR,2BR 光
ビーム 3A,3B レンズ 4 スクリーン 5 被測定物 6 He−Neレーザ 7 ピンホール 8 コリメートレンズ 9 逆エクスパンダ 10A,10B 全反射ミラー 11 ビームスプリッタ 12A,12B ハーフミラー 13A,13B 6軸ステージ 14 被測定物 15A,15B CCDカメラ 16A,16B テレビモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに反対方向に進む2本の光ビームを
    重ね合わせて一本の双方向光ビームとし、 この双方向光ビーム中に置いた測定対象部品を透過した
    上記双方向光ビームのうちの一方向に進む光ビームと、
    上記測定対象部品を透過しない前の上記双方向光ビーム
    のうちの他方向に進む光ビームと、の相互の距離を測定
    することを特徴とする双方向光ビームによる部品の設置
    状態測定方法。
  2. 【請求項2】 測定対象部品の双方向光ビームに沿う一
    側にて透過後の光ビームと透過前の光ビームとの相互の
    距離に相応する角θA と、他側にて透過後の光ビームと
    透過前の光ビームとの相互の距離に相応する角θB とを
    決め、角度ずれによる偏向角と位置ずれによる偏向角と
    は、(θA +θB )/2と(θA −θ B )/2とにより
    求めることを特徴とする請求項1記載の双方向光ビーム
    による部品の設置状態測定方法。
  3. 【請求項3】 互いに反対方向に進む2本の光ビームを
    重ね合わせて一本の双方向光ビームとし、 この双方向光ビーム中に置いた測定対象部品の一方の表
    面一点にて上記双方向光ビームのうちの一方向に進む光
    ビームを反射させると共に、上記一方の表面に対応する
    他方の表面一点にて上記双方向光ビームのうちの他方向
    に進む光ビームを反射させ、それぞれの光ビームの入射
    光と反射光との相互の距離を測定することを特徴とする
    双方向光ビームによる部品の設置状態測定方法。
  4. 【請求項4】 測定対象部品の双方向光ビームに沿う一
    側にて入射光と反射光との相互の距離に相応する角θA
    と、他側にて入射光と反射光との相互の距離に相応する
    角θB とを決め、双方向光ビームの基準線に対する上記
    一側の傾斜角θ0 は、θ0 =θA /2+θB により求め
    ることを特徴とする請求項3記載の双方向光ビームによ
    る部品の設置状態測定方法。
  5. 【請求項5】 可視光レーザ発振器から出た光ビームを
    コリメートレンズと光ビーム径を縮小する逆エクスパン
    ダで細径光コリメートビームを形成する部分を備え、こ
    の光コリメートビームをビームスプリッタで2本の光ビ
    ームに分岐しそれぞれの分岐した光コリメートビームを
    反射ミラーとハーフミラーを介して互いに反対方向に進
    む2本のビームとし、さらに反射ミラーやハーフミラー
    に位置や角度の調整機構を付加して2本の光ビームを重
    合わせて一本の双方向光ビームを形成するマッハツェン
    ダ型光学系の測定部分を備え、ハーフミラーに対して光
    コリメートビームの進行方向と反対側に設置した撮像カ
    メラ及びTVモニタの観察評価部分を備え、たことを特
    徴とする双方向光ビームによる部品の設置状態測定装
    置。
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