JP3618995B2 - 偏心測定方法及び偏心測定装置 - Google Patents

偏心測定方法及び偏心測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3618995B2
JP3618995B2 JP36195397A JP36195397A JP3618995B2 JP 3618995 B2 JP3618995 B2 JP 3618995B2 JP 36195397 A JP36195397 A JP 36195397A JP 36195397 A JP36195397 A JP 36195397A JP 3618995 B2 JP3618995 B2 JP 3618995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light beams
mirror
rotation axis
eccentricity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36195397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11173811A (ja
Inventor
章博 中内
栄一 村上
勝 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP36195397A priority Critical patent/JP3618995B2/ja
Publication of JPH11173811A publication Critical patent/JPH11173811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3618995B2 publication Critical patent/JP3618995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、偏心測定装置及び偏心測定方法に関し、特にレンズ面や反射面、そして非球面等の回転対称な光学部材の曲率中心の基準となる軸(例えば光学系の光軸)からの隔たり、即ち偏心を測定するのに好適なものである。特に複数の光学部材を鏡筒内に保持した状態で測定するのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
レンズ光学部材等の偏心を測定する偏心測定装置は種々提案されている。図18は特公昭51−42495号公報に開示されている偏心測定装置の要部概略図である。同図では二光束干渉を利用してレンズ面の偏心を測定している。
【0003】
同図では光源1からの可干渉性の光束2を光束分割素子3の分割面3aで干渉性のある二光束2a,2bに分割し、集光レンズ5に導光している。そして集光レンズ5により二光束2a,2bを被測定面8の曲率中心13の近傍で集光交差するようにしてから被測定面8に入射させている。その後、被測定面8で反射したこれらの光を、元の光路に戻し、分割面3aを介して光検出手段9面上で重ね合わせることにより干渉縞を生じさせている。そして被測定物8を基準軸12を中心に回転させた時に発生する干渉縞の変動から測定面8で反射した二光束の位相差を測定し、その結果から被測定面8の偏心を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の偏心測定装置では、測定面の曲率半径の違いにより、各々対応する長さの焦点距離の集光レンズを用いる必要がある為、集光レンズを多種用意する必要があった。このため、レンズ交換の負荷が大きく、作業効率が悪くなっていた。また、1種類の集光レンズでは被測定面の測定径が固定となってしまい、測定精度が十分でない場合があった。
【0005】
又、測定面として非球面の偏心測定においては、少なくとも2つの異なる径に関して測定する必要があり、1つの集光レンズでは測定可能範囲が限定されてくる為、非球面の偏心測定は難しかった。
【0006】
本発明は、集光レンズを必要とせず、任意の径の球面や非球面等の測定面の偏心を高精度に測定することができる偏心測定方法及び偏心測定装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の偏心測定方法は、回転台に保持された回転対称な光学部材の、回転台の回転軸に対する偏心を測定する方法であって、回転台に該光学部材を配置する工程と、
該測定面の曲率半径の大きさに基づいてミラーを回動することにより、2つの可干渉性光束を該回転軸を挟んで2方向から該光学部材の測定面の見かけの曲率中心に集光して交差させる形で該測定面の互いに異なった領域に入射させる工程と、該測定面で反射した2つの光束を重ね合わせて得られる干渉光を光検出手段で受光する工程と、該光学部材を該回転軸を中心に回転させたときに生じる該干渉光情報の変動を検出する工程と、該検出結果に基づき該光学部材の該回転軸に対する偏心量を求める工程とを有することを特徴としている。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ミラーを移動させることにより、前記2つの光束の集光交差する位置を前記回転軸方向に沿って連続的に変化させていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記ミラーを前記回転軸方向に変位させて該ミラーと前記測定面との距離を変えていることを特徴としている。
【0009】
請求項4の発明の偏心測定方法は、回転台に保持された回転対称な光学部材の、回転台の回転軸に対する偏心を測定する方法であって、回転台に該光学部材を配置する工程と、光源からの可干渉性光束を第1光路分割手段で2つの光束に分割する工程と、該分割した2つの光束を各々、第2光路分割手段で2つの検出用光束と2つの参照用光束に分割する工程と、該2つの検出用光束を偏向手段により該回転軸を挟んで2方向から該測定面の見かけの曲率中心に集光して交差させる形で該測定面の互いに異なった領域に入射させる工程と、該測定面で反射した2つの光束を重ね合わせて得られる干渉光を第1の光検出手段で受光する工程と、該光学部材を該回転軸を中心に回転させたときに生じる該第1の光検出手段で受光される干渉光情報の変動を検出する工程と、該2つの参照用光束を重ね合わせて得られる干渉光を第2の光検出手段で受光する工程と、該干渉光情報の変動と第2の光検出手段で得られた信号とを用いて、該光学部材の該回転軸に対する偏心量を求めていることを特徴としている。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記偏向手段は回動及び移動可能な反射ミラーを有し、前記2つの光束の集光交差する位置を前記回転軸方向に沿って連続的に変化させていることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項4の発明において、前記偏向手段を前記回転軸方向に変位させて該偏向手段と前記測定面との距離を変えていることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項4の発明において、前記第1の光検出手段で得られた干渉縞情報の変動から前記第2の光検出手段で得られた干渉縞情報の変動を差し引いて該差し引いた干渉縞情報を用いていることを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項4〜7の発明において、前記2つの参照用光束は前記偏向手段と基準ミラーとを介した後に重ね合わせられることを特徴としている。
【0011】
請求項9の発明の偏心測定装置は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の偏心測定方法を利用していることを特徴としている。
【0012】
請求項10の発明の偏心測定装置は、回転対称面より成る測定面を回転軸に回転対称軸がそれと一致するように配置し、光源からの可干渉性光束を第1光路分割手段で2つの光束に分割し、該分割した2つを光束を各々、第2光路分割手段で2つの検出用光束と2つの参照用光束に分割し、2つの検出用光束を偏向手段により該回転軸を挟んで2方向から該測定面の見かけの曲率中心に集光して交差させる形で該測定面の互いに異なった領域に入射させ、該測定面で反射した2つの光束を重ね合わせて干渉光を形成し、該測定面を該回転軸を中心に回転させた時に生じる該干渉光の変動を検出用の光検出手段で検出し、一方、該2つの参照用光束を該偏向手段の保持部上にあるミラーを経由して基準ミラーを介し、再度該保持部上ミラーを経由させて重ね合わせて干渉光を形成し、該干渉光を参照用の光検出手段で検出し、該検出用の光検出手段と参照用の光検出手段で得られた信号を用いて、該測定面の該回転軸に対する偏心量を求めていることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の偏心測定装置の実施形態1の構成を示す要部概略図である。図中、1はレーザー光源、2はレーザ光源1から放射された可干渉性の光束、3は入射光束を二つの光束2a,2bに分割し、又、後述する被測定面8′からの反射後の二光束を重ね合わせるハーフミラー面3′を有する光路分割手段である。
【0021】
4は二光束2a,2bを偏向させる、 ミラーやプリズム等の反射手段である。15a(15b)は二光束交差機構であり、光束を所定方向に反射偏向させる偏向手段16a(16b)と、偏向手段16(16b)を一軸スライド20の方向に移動可能とするスライド手段18a(18b)と、偏向手段16a(16b)を紙面に垂直な軸の周りに回転可能とする回転手段17a(17b)を有している。8は偏心測定を行う測定光学系であり、複数のレンズを鏡筒8″で保持している。8′は測定光学系8を構成する複数のレンズのうちの1つのレンズ面(測定面)である。
【0022】
13は被測定面8′の見かけの曲率中心位置である。9は光検出手段(受光手段)であり、測定面8′から反射し、戻ってきた二光束2a,2bより形成される干渉縞を検出しているる。6は回転台であり、測定光学系8を載置し、回転させている。12は回転台の回転軸で、測定光学系8の光軸に相当している。7は回転台6の回転方位検出手段である。10は演算装置であり、光検出手段9と回転方位検出手段7からの信号から、測定面の8′の光軸12からの偏心量を算出している。
【0023】
次に本実施形態の作用を説明する。光源であるレーザー1からの光束2は、光路分割手段3のハーフミラー面3′により、2つの光束2a,2bに分割している。二光束2a,2bは反射手段4により反射偏向され、二光束交差機構15a,15bに向かう。偏向手段16a,16bは、二光束2a,2bが、測定光学系8の測定面8′の見かけの曲率中心位置13にほぼ集光交差するように、スライド手段18a,18bと回転手段17a,17bによってアライメントしている。
【0024】
二光束2a,2bは偏向手段16a,16bによって測定面81の曲率中心位置13に集光交差されるよう反射偏向している。二光束2a,2bが集光交差する位置は測定面8′の曲率中心位置13にだいたい一致しているので、測定面8′の異なった領域で反射した二光束2a,2bは、それまでの経路とほぼ同一光路を逆進して偏向手段16a,16b、偏向手段4を介して光束分割素子3まで戻り、 ハーフミラー面3′で重ね合わせられ、干渉縞を生じる。二光束2a,2bより形成される干渉縞を光検出手段9で検出し、それからの出力信号を演算手段10に送出している。
【0025】
光検出手段9の出力信号を演算手段10のモニター等で観測して、干渉縞のコントラストが最大になるように偏向手段16a,16bをスライド手段18a,18bで一軸スライド20上を移動させ、回転手段17a,17bで回転させて微調整を行っている。これによって二光束2a,2bが集光交差する位置を測定面8′の見かけの曲率中心に一致させている。
【0026】
この状態で回転台6を回転させたときに生じる光検出手段9面上での干渉縞の変動から測定面8で反射した2光束2a,2bの位相差を求めている。即ち、光検出手段9からの信号と回転方位検出手段7からの信号を演算手段10で処理することによって、測定面8′の光軸(回転軸)12からの偏心の大きさと方位を求めている。
【0027】
図1の構成では測定可能な測定面8′の曲率半径Rと測定面8′の径方向の大きさhは、図2に示したように、反射手段のスライド方向の位置をH、回転角をθとし、スライド部と測定光学系8の頂点までの距離をWDとして、
h=(Htan2θ−WD)・|cos2θ| ‥‥‥(1)
R=(Htan2θ−WD) ‥‥‥(2)
と表わすことができる。
【0028】
これらの式によれば、偏向手段16a,16bの位置Hと角度θをスライド手段18a,18bと回転手段17a,17bで連続的に変化させることで、大きさhとRを自在に変えることができる。さらに一軸スライド20を十分大きくとり、回転手段17a,17bにおいて、例えば、偏向手段16aとしてミラーを使用する場合には回転角θを0゜付近から90゜まで回転可能にしておけば、広範囲の偏心測定が可能となり、曲率半径Rや有効径の異なる多種の測定面を、集光レンズ等の交換部品を用いることなく、測定精度が最良となるような径方向の大きさhと曲率半径Rで測定できる。
【0029】
さらに、径方向の大きさhを変えて、複数の測定条件で測定を行うことができるので、面粗さ等の影響を平均化することも可能となる。また、一軸スライド20と二光束交差機構15a,15bを回転台6の回転軸12方向に移動可能な構成とすれば、偏心測定範囲をさらに増加させることができる。
【0030】
また式1、式2によれば、
WD=−R ‥‥‥(3)
となる測定面が測定不能となるが、一軸スライド20と二光束交差機構15a,15b回転軸12方向に移動可能な構成とするか、回転台6の高さが調整可能となる機構を設けるか、もしくはこれらの両方が可能な構成とすることで、測定面8′と二光束交差機構15a,15bの距離が調整可能となり、対応可能となる。
【0031】
図1の構成で、測定光学系8の測定面8′が非球面であるときは、非球面は図3のように、径により異なる曲率半径を持った球面の集まりであるとして、曲率中心位置の異なる複 数の径に対して、各径の見かけの曲率中心位置近傍13a〜13e等に二つの可干渉性の光束を集光交差させて照射し、その測定面から反射する二つの光束を重ね合わせ、この重ね合わせによって形成される干渉縞の変動から前記回転軸12に対する測定面の偏心を測定し、各径に対応する偏心した曲率中心位置を最小自乗法等で結んだ直線を非球面軸とし、この非球面軸と基準軸とのずれが測定する非球面の偏心となる。
【0032】
ここで、非球面の各径の曲率中心位置とは、非球面の各径において、面に垂直な円錐面を考えた時の円錐面の頂点と注目している径との距離である。
【0033】
例えば、図3で、非球面21の偏心測定で、径22を測定する時は、点13eに曲率中心のある球面24を想定し、偏心測定をする。同様にして各径について順次偏心測定を行っていって、各曲率中心位置を最小自乗法等で結べば非球面軸23が決定される。この非球面軸23の基準軸からのずれが被測定非球面の偏心となる。
【0034】
このように、非球面においては、曲率中心位置の異なる複数の径を測定する必要があるが、一軸スライド20を十分大きくとり、回転手段17a,17bもθを0゜付近から90゜まで回転可能にしておけば、偏向手段16a,16bの角度と位置を自由に変化させることで、非球面の全径を測定することが可能となり、精度よく非球面軸の偏心を測定することができる。
【0035】
図1では測定面8′として二光束交差機構15a,15bに一番近い測定面8′を測定しているが、二番目に近い面8″を測定する場合には、まず最も近い面8′の偏心を測定した後、二番目の面8″の見かけの曲率中心の位置、すなわち、二光束交差機構15,15b側から見た該測定面の曲率中心の像点の位置において二つの光束2a,2bが交差するように二光束交差機構15a,15bを調整し測定を行う。そしてここで得られた偏心量は手前にある面8′の偏心の影響を受けているので、これを演算手段10により補正することで二番目の面8″の正味の偏心量を求めている。
【0036】
測定光学系8に非球面がいくつか含まれていても、測定非球面の複数の径を手前の面の偏心の影響を演算手段10により補正しながら偏心測定していき、各径の曲率中心位置を最小自乗法等で結ぶことで、非球面軸の基準軸からの偏心量を測定している。
【0037】
また、測定光学系8の光軸として、測定した各面、各径の曲率中心位置を、公差等で重み付けして、最小自乗法等で引いた直線を採用することで、演算手段10により各面の測定光学系の光軸からの偏心量も計算している。
【0038】
図4は本発明の実施形態2の要部概略図である。図5,図6は図4に示す光束交差機構部の詳細図である。
【0039】
レーザ1からのレーザービーム2を光路分割手段(第1光路分割手段)26(26a,26b)で2つの光束に分割し、この二光束はさらに光路分割手段(第2光路分割手段)24a,24bでそれぞれ紙面に垂直方向に2つに分割した後、紙面に垂直出射した光束を下方向に偏向し、それぞれ互いに平行な光束としている。
【0040】
二光束は図6のように、それぞれ二分割された一方を検出用光束とし他方を参照用光束として、ミラー4を介して左右に反射している。そして、それぞれ光束交差機構70a,70bへ向かう。この光束交差機構は図5,図6に示すように偏向ミラー(偏向手段)16、該偏向ミラー16を載置する回転ステージ17、そしてミラー71を有し、スライダー33上をx方向にシフトしている。
【0041】
これにより入射光束の角度と間隔を制御する。この時ミラー71は参照用光束のみを反射するよう配置している(図6参照)。
【0042】
回転制御系101で制御された回転ステージ38上に載せた被検レンズ(測定物)37に対し、被検レンズ37の曲率中心位置近傍を検出用光束が通過するように偏向ミラー16の角度、間隔を設定している。検出用光束は曲率中心位置近傍をとおり、測定面37′に入射する。検出用光束は測定面37′で反射し、再度、偏向ミラー16、ミラー4を介しビームスプリッター29a,29bで反射し、検出器36に導かれる。
【0043】
この二光束を重ね合わせることにより干渉縞を形成し、その干渉縞情報を検出する。被検レンズ37を回転軸12を中心に回転させた時の、検出器36で検出された干渉縞の位相の変動から測定面37′で反射した二光束の位相差を検出している。
【0044】
一方、参照用光束は、ミラー71で反射後、装置上に固定された基準ミラー34で反射し再びミラー71、ミラー4を介し、ビームスプリッター27a,27bで反射し、検出器28へ導かれる。この二光束を重ね合わせることにより、形成された干渉縞を検出している。
【0045】
今、光束交差機構70が片側のみx,y方向に変位した場合(たとえば70a側)を考える。検出用光束は反射時もあわせ、この変位の2倍分の光路長差が生じる。これは被検レンズ37の偏心に関わらず、検出器36において位相変化として検出される。この時参照用光束も光束交差機構上70のミラー71が変位し、装置に固定された基準ミラー34で反射し、再度ミラー71を介することにより、検出用光束に生じた光路差と等しく光路長が変化し、この変化を検出器28で検出している。
【0046】
したがって、検出器36で得られる検出用光束の位相差から検出器28で得られる参照用光束の位相差を信号処理系100により差し引くことにより、測定光学系から得られる検出用光束の位相差のみ検出している。
【0047】
図7は本発明の実施形態3の光束交差機構付近の要部概略図である。本実施形態は図5の実施形態2に比べて光束交差機構の一部が異なっているだけであり、その他の構成は基本的に同じである。
【0048】
本実施形態においては参照用光束をさらに二分割し参照用光束A、参照用光束Bとして個々に検出することにより光束交差機構72の変位をx方向、y方向個別に検出する構成をとっている。光束交差機構72は実施形態2同様、偏向ミラー16(偏向手段)、回転ステージ17から成り、この機構の上にミラー73,74を配置している。
【0049】
そしてスライダー20上をx方向にシフトする。また実施形態2と同じく基準ミラー34が配置されている。参照用光束Aはミラー73を反射し、光束交差機構72のx方向のみの変位を検出する。参照用光束Bはミラー74で反射し、基準ミラー34で反射し再度ミラー74を介し検出器28で検出している。
【0050】
光束交差機構72がx方向に変位した場合、参照用光束Aと同じく参照用光束Bも光路差が生じる。光束交差機構72のy方向の変位を検出するため、常に参照用光束Bの変位から参照用光束Aの変位を信号処理系100により差し引いている。
【0051】
ここで光束交差機構72のy方向の変位から検出用光束に生じる光路差を検出するための方法を図7(B)を用いて説明する。
【0052】
偏向ミラー16の角度θの時、光束交差機構72がy方向にd変位した場合、(図中、偏向ミラー16はOからAに変位し検出用光の反射点が点Oから点Bになったことを示している)。
【0053】
検出用光束はd/tanθの光路差が生じる。一方、参照用光束Bはミラー34に対し45 度の反射角になっているためdの光路差しか検出しない。そこで参照用光束Bの検出した 変位dに対しその時の偏向ミラー16の角度からd/tanθを算出する。これにより光束交差機構72がy方向に変位したときの検出用光束の変位を補正している。
【0054】
本実施形態において光束交差機構72の傾き偏心が測定精度上問題になる場合は、さらに参照用光束Aと同様の参照用光束を構成し、参照用光束Aとの変位を比較することにより、傾きを算出し、検出用光束の光路変位を補正すればよい。
【0055】
図8は本発明の実施形態4の光束交差機構付近の要部概略図である。本実施形態は図5の実施形態2に比べて光束交差機構の一部が異なっているだけであり、その他の構成は同じである。
【0056】
本実施形態の参照用光束の反射機構はx方向のみの変位を検出するものである。光束交差機構75はスライダー上20をx方向にシフトする。したがってy方向に比べてx方向に変位しやすい。すなわち、光束交差機構部75のy方向の変位が小さく精度上無視できる場合、この構成にすることにより、検出精度を維持したまま装置を簡素化している。
【0057】
図9は本発明の実施形態5の要部概略図である。図10,図11は図9の一部分の拡大説明図である。レーザー1からのレーザービーム2を光路分割手段(第1光路分割手段)26(26a,26b)で2つの光束に分割し、この二光束はさらに光路分割手段(第2光路分割手段)3でそれぞれ紙面に垂直方向に2つに分割している。
【0058】
二光束は図11のように、それぞれ二分割された一方を検出用光束とし他方を参照用光束として、ミラー4を介して左右に反射している。そして、それぞれの光束交差機構31a,31bへ向かう。この光束交差機構は偏向ミラー(偏向手段)16、偏向ミラー16を載置する回転ステージ17を有し、スライダー20上をx方向にシフトしている。これにより入射光束の角度と間隔を制御している。
【0059】
回転制御系101で制御された回転ステージ38上に載せた被検レンズ37に対し、被検レンズの曲率中心位置近傍を検出用光束が通過するように偏向ミラー16の角度、間隔が設定している。検出用光束は曲率中心位置近傍をとおり、測定面37′に入射する。検出用光束は測定面37′で反射し再度、偏向ミラー16、ミラー4を介しビームスプリッター29a,29bで反射し、検出器36に導かれる。この二光束を重ね合わせることにより形成される干渉縞を検出器36で検出する。被検レンズ37を回転軸12を中心に回転させた時の、検出器36で検出された干渉縞の位相の変動から測定面37′で反射した二光束の位相差を検出する。
【0060】
一方、参照用光束は、ミラー16で反射後、ミラー31で反射し再びミラー16、ミラー4を介し、ビームスプリッター27a,27bで反射し、検出器36へ導かれる。この二光束を重ね合わせることにより形成される干渉縞を検出器28で検出する。このミラー31は図10に示すように回転ステージ32上におかれ参照用光束の反射機構39として、スライダー33をシフトしている。そして偏向ミラー16からの反射光を正反射するように位置、角度が制御している。参照用光束の反射機構39は光束交差機構31に比べ位置、角度の制御精度が緩いため構成が簡単であることから、測定時に装置にクランプされ単独には変位しないよう配慮している。
【0061】
今、光束交差機構31が片側のみ変位した場合を考える。検出用光束は反射時もあわせ、この変位の2倍分の光路長差が生じる。これは被検レンズの偏心に関わらず、検出器36において位相変化として検出される。
【0062】
また、検出用光束を偏向する偏向ミラー16に参照用光束も入射し、これを固定したミラー31により反射し、再度前記偏向ミラー16を介して、検出器36で位相を検出するため、検出用光束 で生じた光路長と同じく光路長差が生じる。したがって、検出器36で得られる検出用光束の位相差から検出器28で得られる参照用光束の位相差を信号処理系100により差し引くことにより、測定光学系から得られる検出用光束の位相差のみ検出している。
【0063】
図12,図13は本発明の実施形態6の光束交差機構付近の拡大説明図である。本実施形態は図9の実施形態5に比べて光束交差機構部および参照光束反射機構の一部が異なっているだけであり、その他の構成は同じである。
【0064】
本実施形態においては参照用光束反射機構においてミラーの代わりにコーナーキューブ41を用いている。図において偏向ミラー16で反射した光はコーナーキューブ41を介し、偏向ミラー16の回転軸上に戻り再びミラー4へ反射するよう配置してある。コーナーキューブ41を用いることにより、参照用光束反射機構の位置、角度設定精度を更に緩くすることが可能となる。これにより回転ステージ32の機構が簡素化され、強力なクランプが可能となる。したがって振動等による影響を受けず、偏向ミラー16の変位をより確実に補正することができる。
【0065】
図14は本発明の実施形態7の光束交差機構付近の拡大説明図である。本実施形態は図9の実施形態5に比べて光束交差機構部および参照用光束反射機構の一部が異なっているだけであり、その他の構成は同じである。
【0066】
本実施形態の参照用光束反射機構においてはミラー43,44を90度の角度で固定し、一体としてある。参照用光束は偏向ミラー16で反射後ミラー43,44を介し再び偏向ミラー16を反射しミラー4へ戻る。また実施形態5,6と同様に偏向ミラー16の角度によってミラー43,44の位置、角度を制御している。この時、偏向ミラー16の回転軸方向において参照用光束は検出用光束をはさみ込み、かつ、検出用光束から等距離な位置を通過するよう配置してある。
【0067】
実施形態5,6の場合、検出用光束の反射位置が偏向ミラー16の回転軸方向においてずれているため回転軸の傾き変位が両者の光路差を生じさせる場合がある。
【0068】
これに対して本実施形態では上記構成により、偏向ミラー16の回転軸が傾いても、検出用光束の反射点を中心とした参照用光束の光路長は変わらないようにしている。したがって偏向ミラー16の回転軸の傾きによる測定誤差をキャンセルすることができる。
【0069】
図15は本発明の実施形態8の光束交差機構付近の拡大説明図である。本実施形態は図9の実施形態5に比べて光束偏向機構部および参照用光束反射機構の一部が異なっているだけであり、その他の構成は同じである。
【0070】
本実施形態の参照用光束反射機構は図14の実施形態7で用いたミラー43,44の代りにコーナーキューブ42を用いている。このコーナーキューブ42の頂点は入射面に平行に面取りされており検出用光束を透過するように構成している。
【0071】
これにより実施形態6と同様に、参照用光束反射機構の位置、角度設定精度を緩くすることが可能となり、振動等による影響を受けなくなる。なお、ここで用いたコーナーキューブは中空のコーナーキューブでも構成可能である。
【0072】
図16は本発明の実施形態9の光束交差機構付近の拡大説明図である。本実施形態は図9の実施形態5に比べて光束偏向機構部および参照用光束反射機構の一部が異なっているだけであり、その他の構成は同じである。
【0073】
本実施形態の光束偏向機構の31はレンズ51が基板に固定され、参照用光束のみをレンズ51にて偏向ミラー16の回転軸上に集光させている。参照用光束反射機構50は前記偏向ミラー16の回転軸からの距離を曲率半径とする球面ミラー52を配置し、光束交差機構31の位置にあわせスライダー33上をシフトするように構成している。参照用光束は偏向ミラー16を、いわゆるキャッツアイ状態で反射後球面ミラー52で反射し再度偏向ミラー16、集光レンズ51をとおり検出器28で検出している。偏向ミラー16が回転しても参照用光束は常に球面ミラー52にて反射され同じ光路を戻る。
【0074】
本実施形態では実施形態5から8までのように、参照用光束反射機構50に回転ステージ等の駆動部がないため、構成が簡素化され、かつ振動による影響を受けず、安定した計測が可能となる。
【0075】
図17は本発明の実施形態10の光束交差機構付近の拡大説明図である。本実施形態は図9の実施形態5に比べて光束偏向機構部および参照用光束反射機構の一部が異なっているだけであり、その他の構成は同じである。
【0076】
本実施形態の光束交差機構31では偏向ミラー16を反射後、参照用光束のみを透過するフレネルレンズ61と基準ミラー34を配置している。フレネルレンズ61は偏向ミラー16の回転軸からの距離を焦点距離に持つよう設計されており、所定の角度に設定された偏向ミラー16を反射した参照用光束はフレネルレンズ61を通過後に基準ミラー34に垂直に入射、反射し再度フレネルレンズ61と、偏向ミラー16を反射同一光路を戻るように構成している。
【0077】
本実施形態では実施形態5から9までのように、参照用光束反射機構50に回転ステージ32、さらにスライダー33等の駆動部がないため、構成が簡素化され、かつ振動による影響を受けず、安定した計測が可能となる。
【0078】
尚、各実施例ではレンズの凹面検査に用いる場合を説明したが、凸面でも良い。この場合、凸面なので面を曲率中心(即ち光束集光交差点)より上側に配置する。
【0079】
【発明の効果】
本発明は以上の構成により、2光束を測定面の見かけの曲率中心又はその近傍に集光し、交差させ角度と位置を任意に変化させる光束交差機構の偏向手段を適切に構成することにより、集光レンズを必要とせず、任意の径の球面や非球面等の測定面の偏心を高精度に測定することができる偏心測定方法及び偏心測定装置を達成することができる。
【0080】
又、本発明によれば、集光レンズを使用せずに二光束の集光交差する角度と位置を連続可変とすることで、レンズ等の交換負荷がなく、装置コストが安価で、作業効率が高い偏心測定装置を提供することが可能となる。
【0081】
また、測定可能範囲が大幅に増加することで、測定精度が向上し、非球面の偏心測定にも対応した偏心測定装置と偏心測定方法を提供することが可能となる。また本発明は、偏心測定装置における光束偏向機構等の構成要素の変位に対する影響を無くし、常に高精度な測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏心測定装置の実施形態1の要部概略図
【図2】図1の一部分の説明図
【図3】図1の一部分の説明図
【図4】本発明の偏心測定装置の実施形態2の要部概略図
【図5】図4の一部分の説明図
【図6】図4の一部分の説明図
【図7】本発明の偏心測定装置の実施形態3の一部分の拡大説明図
【図8】本発明の偏心測定装置の実施形態4の一部分の拡大説明図
【図9】本発明の偏心測定装置の実施形態5の要部概略図
【図10】図9の一部分の説明図
【図11】図9の一部分の説明図
【図12】本発明の偏心測定装置の実施形態6の一部分の説明図
【図13】本発明の偏心測定装置の実施形態6の一部分の説明図
【図14】本発明の偏心測定装置の実施形態7の一部分の説明図
【図15】本発明の偏心測定装置の実施形態8の一部分の説明図
【図16】本発明の偏心測定装置の実施形態9の一部分の説明図
【図17】本発明の偏心測定装置の実施形態10の一部分の説明図
【図18】従来の偏心測定装置の要部概略図
【符号の説明】
1 レーザー
2 光束
2a,2b 二分割された光束
3 光路分割手段
4 反射手段
5 集光レンズ
6 回転台
7 回転方位検出手段
8 被測定光学系
8′ 測定面
9 光検出手段(受光手段)
10 演算装置
11 ミラー
12 回転台回転軸
13 被測定面の見かけの曲率中心位置
15a,15b 二光束交差機構
16a,16b 偏向手段
17a,17b 回転手段
18a,18b スライド手段
20 一軸スライド
21 非球面
22 非球面の注目している径
23 非球面軸
22 22の径に対応する球面
25 24の球面の曲率中心
26a ビームスプリッター
26b ミラー
27a,27b ビームスプリッター
28 検出器
29a,29b ビームスプリッター
30 ミラー
31a,31b 光束偏向機構
32a,32b 回転ステージ
33 スライダー
34 基準ミラー
35 集光レンズ
36 検出器
37 被検レンズ
38 回転台
39a,39b 参照用光束反射機構
40 参照用光束反射機構
41,42 コーナーキューブ
43,44 ミラー
50 参照用光束反射機構
45 ミラー
51 集光レンズ
52 ミラー
60 光束偏向機構
61 フレネルレンズ
70a,70b 光束偏向機構
71a,71b ミラー
72 光束偏向機構
73,74 ミラー
75 光束偏向機構
76 ミラー
100 信号処理系
101 回転制御機構

Claims (10)

  1. 回転台に保持された回転対称な光学部材の、回転台の回転軸に対する偏心を測定する方法であって、
    回転台に該光学部材を配置する工程と、
    該測定面の曲率半径の大きさに基づいてミラーを回動することにより、2つの可干渉性光束を該回転軸を挟んで2方向から該光学部材の測定面の見かけの曲率中心に集光して交差させる形で該測定面の互いに異なった領域に入射させる工程と、
    該測定面で反射した2つの光束を重ね合わせて得られる干渉光を光検出手段で受光する工程と、
    該光学部材を該回転軸を中心に回転させたときに生じる該干渉光情報の変動を検出する工程と、
    該検出結果に基づき該光学部材の該回転軸に対する偏心量を求める工程とを有することを特徴とする偏心測定方法
  2. 前記ミラーを移動させることにより、前記2つの光束の集光交差する位置を前記回転軸方向に沿って連続的に変化させていることを特徴とする請求項1の偏心測定方法。
  3. 前記ミラーを前記回転軸方向に変位させて該ミラーと前記測定面との距離を変えていることを特徴とする請求項1の偏心測定方法。
  4. 回転台に保持された回転対称な光学部材の、回転台の回転軸に対する偏心を測定する方法であって、
    回転台に該光学部材を配置する工程と、
    光源からの可干渉性光束を第1光路分割手段で2つの光束に分割する工程と、
    該分割した2つの光束を各々、第2光路分割手段で2つの検出用光束と2つの参照用光束に分割する工程と、
    該2つの検出用光束を偏向手段により該回転軸を挟んで2方向から該測定面の見かけの曲率中心に集光して交差させる形で該測定面の互いに異なった領域に入射させる工程と、
    該測定面で反射した2つの光束を重ね合わせて得られる干渉光を第1の光検出手段で受光する工程と、
    該光学部材を該回転軸を中心に回転させたときに生じる該第1の光検出手段で受光される干渉光情報の変動を検出する工程と、
    該2つの参照用光束を重ね合わせて得られる干渉光を第2の光検出手段で受光する工程と、
    該干渉光情報の変動と第2の光検出手段で得られた信号とを用いて、該光学部材の該回転軸に対する偏心量を求めていることを特徴とする偏心測定方法。
  5. 前記偏向手段は回動及び移動可能な反射ミラーを有し、前記2つの光束の集光交差する位置を前記回転軸方向に沿って連続的に変化させていることを特徴とする請求項の偏心測定方法。
  6. 前記偏向手段を前記回転軸方向に変位させて該偏向手段と前記測定面との距離を変えていることを特徴とする請求項の偏心測定方法。
  7. 前記第1の光検出手段で得られた干渉縞情報の変動から前記第2の光検出手段で得られた干渉縞情報の変動を差し引いて該差し引いた干渉縞情報を用いていることを特徴とする請求項の偏心測定方法。
  8. 前記2つの参照用光束は前記偏向手段と基準ミラーとを介した後に重ね合わせられることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の偏心測定方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の偏心測定方法を利用していることを特徴とする偏心測定装置。
  10. 回転対称面より成る測定面を回転軸に回転対称軸がそれと一致するように配置し、光源からの可干渉性光束を第1光路分割手段で2つの光束に分割し、該分割した2つを光束を各々、第2光路分割手段で2つの検出用光束と2つの参照用光束に分割し、2つの検出用光束を偏向手段により該回転軸を挟んで2方向から該測定面の見かけの曲率中心に集光して交差させる形で該測定面の互いに異なった領域に入射させ、該測定面で反射した2つの光束を重ね合わせて干渉光を形成し、該測定面を該回転軸を中心に回転させた時に生じる該干渉光の変動を検出用の光検出手段で検出し、一方、該2つの参照用光束を該偏向手段の保持部上にあるミラーを経由して基準ミラーを介し、再度該保持部上ミラーを経由させて重ね合わせて干渉光を形成し、該干渉光を参照用の光検出手段で検出し、該検出用の光検出手段と参照用の光検出手段で得られた信号を用いて、該測定面の該回転軸に対する偏心量を求めていることを特徴とする偏心測定装置。
JP36195397A 1997-12-10 1997-12-10 偏心測定方法及び偏心測定装置 Expired - Fee Related JP3618995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36195397A JP3618995B2 (ja) 1997-12-10 1997-12-10 偏心測定方法及び偏心測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36195397A JP3618995B2 (ja) 1997-12-10 1997-12-10 偏心測定方法及び偏心測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11173811A JPH11173811A (ja) 1999-07-02
JP3618995B2 true JP3618995B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=18475409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36195397A Expired - Fee Related JP3618995B2 (ja) 1997-12-10 1997-12-10 偏心測定方法及び偏心測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3618995B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11173811A (ja) 1999-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5940181A (en) Measuring method and measuring apparatus
EP2163906A1 (en) Method of detecting a movement of a measuring probe and measuring instrument
US5548396A (en) Method and apparatus for measuring eccentricity of aspherical lens having an aspherical surface on only one lens face
JPH0743251B2 (ja) 光学式変位計
US5059022A (en) Device for measuring radius of curvature and a method thereof
JP4751156B2 (ja) オートコリメータ及びそれを用いた角度測定装置
JPH1151624A (ja) 面形状測定装置
JP3618995B2 (ja) 偏心測定方法及び偏心測定装置
JP2735104B2 (ja) 非球面レンズの偏心測定装置及び測定方法
US3832063A (en) Lens axis detection using an interferometer
US6721056B1 (en) Surface shape measuring apparatus and method
JPS58173416A (ja) 面形状の測定方法
JP2002054987A (ja) 3次元レーザドップラ振動計
JP2003161610A (ja) 光学式測定装置
JP3748479B2 (ja) 偏心測定装置、偏心測定方法、及び加工装置
JP5149085B2 (ja) 変位計
JP2005003667A (ja) 基準軸設定光学系、並びにこれを用いた偏心量測定機及び偏心測定方法
JPH05332735A (ja) 3次元形状測定装置及びそれを用いた3次元形状測定方法
JPH05118829A (ja) 曲率半径の測定方法及び測定装置
JP3495918B2 (ja) 光学部品の偏心測定方法および偏心測定装置
JPH0447242B2 (ja)
JPH08166209A (ja) 多面鏡評価装置
JP2808713B2 (ja) 光学式微小変位測定装置
JPH1114498A (ja) 光学系、測定方法及び装置
JPH1137738A (ja) 非球面レンズの形状及び偏心測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees