JPH05172858A - 単相交流定電圧電源監視装置 - Google Patents

単相交流定電圧電源監視装置

Info

Publication number
JPH05172858A
JPH05172858A JP3354381A JP35438191A JPH05172858A JP H05172858 A JPH05172858 A JP H05172858A JP 3354381 A JP3354381 A JP 3354381A JP 35438191 A JP35438191 A JP 35438191A JP H05172858 A JPH05172858 A JP H05172858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
voltage power
power supply
constant voltage
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3354381A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Tsuji
勝也 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3354381A priority Critical patent/JPH05172858A/ja
Publication of JPH05172858A publication Critical patent/JPH05172858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 迅速にしかも漏れなく単相交流定電圧電源の
停止又は電圧降下を検出可能な単相交流定電圧電源監視
装置を得る。 【構成】 単相交流定電圧電源1のゼロクロス点検出手
段2、このゼロクロス点を起点として単相交流定電圧電
源1の位相を判定する位相判定手段3、単相交流定電圧
電源1の瞬間的な電圧の絶対値を基準電圧と比較してそ
の結果を得る瞬間電圧判定手段4及び位相判定手段3が
判定する所定の位相位置でのゼロクロス点発生の情報と
瞬間電圧判定手段4が得た瞬間電圧とから単相交流定電
圧電源1の状態を判定する電源状態判定手段5を備え
た。 【効果】 単相交流定電圧電源の停止及び電圧降下を瞬
時にしかも漏らさず検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単相交流定電圧電源
の停止及び電圧降下を検出する単相交流定電圧電源監視
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に単相交流定電圧電源を監視する場
合、単相交流定電圧電源を直接監視することが困難なた
め、単相交流定電圧電源を交流−直流変換装置を用いて
直流電圧に変換し、この直流電圧を監視することによ
り、間接的に単相交流定電圧電源を監視していた。
【0003】図6及び図7は従来の直流電圧を監視する
ことにより間接的に監視を行う単相交流定電圧電源監視
装置の一例を示すブロック図及び回路図である。各図に
おいて、1は監視対象の単相交流定電圧電源、34は単
相交流定電圧電源1を直流電圧に変換する交流−直流変
換装置、35は交流−直流変換装置34の出力である直
流電圧を監視する電圧検出部である。
【0004】図7の電圧検出部35において、36,3
7は上記直流電圧を分圧する抵抗、39は分圧された直
流電圧で制御されるツェナーダイオード、40はツェナ
ーダイオード39で制御されるトランジスタ、41はト
ランジスタ40で制御される絶縁用のホトカプラ、42
はホトカプラ41の出力を反転するインバータ、43は
インバータ42からの監視結果を出力するための端子で
あり、この例においてはこの端子43は交流−直流変換
装置34の出力が所定の基準電圧、例えば正常時の30
%以下となったときハイレベルとなる。38はホトカプ
ラ41の出力側のインバータ42の入力側との間に電圧
を与える抵抗である。
【0005】次に動作について説明する。交流−直流変
換装置34から出力される直流電圧は抵抗36,37及
びツェナーダイオード39による基準電圧と比較され、
基準電圧より下ったときに、トランジスタ40、ホトカ
プラ41が動作されて端子43に異常低下を示す信号が
出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の単相交流定電圧
電源監視装置は以上のように構成されているので、単相
交流定電圧電源を直流電圧に変換しなければならず、こ
の変換する過程において時間遅れが発生するため、単相
交流定電圧電源の停止又は電圧降下の検出が迅速に行な
われないだけでなく、一般に瞬停と称される瞬間的な単
相交流定電圧電源の停止又は一般に瞬降と称される瞬間
的な単相交流定電圧電源の電圧低下を検出できないなど
の問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、迅速にしかも漏れなく単相交流
定電圧電源の停止又は電圧降下を検出可能な単相交流定
電圧電源監視装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る単相交流
定電圧電源監視装置は、単相交流定電圧電源の瞬間的な
電圧の値が±0V(ボルト)となる点であるゼロクロス
点を検出するゼロクロス点検出手段と、ゼロクロス点検
出手段により検出したゼロクロス点を起点として単相交
流定電圧電源の位相を判定する位相判定手段と、単相交
流定電圧電源の瞬間的な電圧の絶対値を基準電圧と比較
してその結果を得る瞬間電圧判定手段と、上記ゼロクロ
ス点と位相の瞬間電圧とを用いて単相交流定電圧電源の
状態を判定する電源状態判定手段とを設けたものであ
る。
【0009】
【作用】この発明における単相交流定電圧電源監視装置
は、ゼロクロス点を起点として単相交流定電圧電源の位
相を判定し、この位相により単相交流定電圧電源の瞬間
的な電圧の絶対値を基準電圧と比較するタイミングを決
定し、このタイミングにおいて電源状態を判定して瞬間
的な電圧の絶対値が基準電圧より低かった場合に瞬降と
判定すると共に、次のゼロクロス点が発生したときの単
相交流定電圧電源の位相より瞬停を判定する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は監視対象である単相交流定電
圧電源、2は単相交流定電圧電源1の瞬間的な電圧の値
が±0V(ボルト)となる点であるゼロクロス点を検出
するゼロクロス点検出手段、3はゼロクロス点検出手段
2により検出したゼロクロス点を起点として単相交流定
電圧電源1の位相を判定する位相判定手段、4は単相交
流定電圧電源1の瞬間的な電圧の絶対値を基準電圧と比
較して、その結果を得る瞬間電圧判定手段、5は上記ゼ
ロクロス点と位相と瞬間電圧とを用いて単相交流定電圧
電源1の状態を判定する電源状態判定手段である。
【0011】図2は図1の各部の回路構成を示す構成図
である。電源状態判定手段5としては、この実施例では
マイクロコンピュータ5を用いている。このマイクロコ
ンピュータ5はCPU7、メモリ8、入力装置9、出力
装置10を有している。11は時間計測のためのタイマ
であり、図1における位相判定手段3として用いる。1
2は整流器であり、ゼロクロス点検出手段2と瞬間電圧
判定手段4とに共通の構成要素であり、単相交流定電圧
電源1を全波整流する働きをする。ゼロクロス点検出手
段2は整流器12の他に抵抗13、14、制御用のトラ
ンジスタ15、ホトカプラ16を有する。瞬間電圧判定
手段4は整流器12の他に抵抗17、18、19、ツェ
ナーダイオード20、制御用のトランジスタ21、ホト
カプラ22を有する。6は出力装置10から出力される
判定結果の出力端子である。
【0012】図3はマイクロコンピュータ5のメモリ8
に記憶された単相交流定電圧電源監視プログラムを示す
フローチャート、図4(a)は監視対象である単相交流
定電圧電源1の波形、図4(b)は監視対象である単相
交流定電圧電源1を整流器12によって全波整流した波
形を示す。また、図5において、実線は監視対象である
単相交流定電圧電源1が停止または電圧降下を起こした
場合の整流器12によって全波整流した波形の例であ
り、点線は正常な単相交流定電圧電源1の電圧波形であ
る。
【0013】次に動作について説明する。図2のゼロク
ロス点検出手段2においては、整流器12から得られる
図4(b)の全波整流波形の電圧がゼロになると、トラ
ンジスタ15及びホトカプラ16がOFFとなり、この
ホトカプラ16の出力がゼロクロス検出信号としてマイ
クロコンピュータ5の入力装置9に入力される。
【0014】また、図2の瞬間電圧判定手段4において
は、上記全波整流波形の電圧が抵抗17,18及びツェ
ナーダイオード20で決まる基準電圧より下ったとき、
トランジスタ21及びホトカプラ22がOFFとなり、
このホトカプラ22の出力が入力装置9に入力される。
【0015】判定動作が開始される、初期設定として図
3のステップST1により最初のゼロクロス点を持ち、
次いでステップST2で位相初期化を行う。この位相初
期化はCPU7に接続したタイマ11を初期化した後に
起動するステップである。タイマ11は初期化の後に起
動されると、再度初期化されない限りCPU7の動作と
は係わりなく一定時間間隔で内部のカウンタのカウント
値を増加もしくは減少させる。CPU7はタイマ11の
内部のカウンタの値を読むことで単相交流定電圧電源1
の位相を知ることができる。
【0016】ここで例えばタイマ11が1000分の1
秒間隔で値を増加する場合で、初期化時のタイマ11の
値“0”、単相交流定電圧電源1の周波数を50Hz
(波長=1000分の20秒)とすると、位相90度、
すなわち図4及び図5に示す単相交流定電圧波形の点弧
位置P1に相当するタイマ11の値は“5”となり、同
様に位相180度、すなわち図4及び図5に示す単相交
流定電圧波形の点弧位置P2に相当するタイマの値“1
0”となる。従って、例えば図3のステップST3の位
相が180度を越えたかどうかの判定は、タイマ11の
カウンタ“10”であるかどうかを判定することと同等
である。
【0017】次に、ステップST3〜ST8からなる判
定動作が開始される。この判定動作ではまず、ステップ
ST3で位相が180度を越えていると判定された場
合、図5(a)に示すように単相交流定電圧電源1の停
止により電圧不定の状態であると判断し、ステップST
9で出力装置端子6からの瞬停出力を行う。位相が18
0°を越えていない場合は、ステップST4で位相が9
0度かどうかの判定を行い、位相が90度の場合は、ス
テップST5で瞬間電圧判定手段4の結果を入力し、こ
の結果の判定をステップST6で行う。ここで、電圧が
所定の基準電圧、例えば正常時の30%以下と判定され
れば、図5(b)に示すような瞬降と判定し、ステップ
ST10で出力装置端子6からの瞬降出力を行う。また
瞬降ではない場合と位相が90度以外の場合とはステッ
プST7で次のゼロクロス点の発生を調べ、ゼロクロス
点が発生していなければステップST3にもどる。ゼロ
クロス点が発生していればステップST8で位相を調
べ、位相が180度であれば電源正常と判定し、ステッ
プST11で正常の結果を出力し、ステップST2にも
どる。位相が180度未満の場合は図5(c)に示す瞬
停と判断して、ステップST9で瞬停出力を行い、ステ
ップST1にもどる。
【0018】実施例2.なお、上記実施例1では位相判
定手段3としてタイマ11を用いたが、CPU7の実行
時間が一定であることを利用したソフトウエアタイマを
用いても同様の効果を得る。
【0019】実施例3.また、上記実施例1では処理動
作を全てポーリング(CPU7が常に入力を監視する処
理方式)により行っているが、位相判定をタイマによる
割り込み、また、ゼロクロス点検出も割り込みで処理す
ることも可能である。
【0020】実施例4.また、上記実施例1では各々の
異常を一回の発生で判定しているが、目的に応じて複数
回の発生で瞬停または瞬降と判定しても良い。これは判
定条件が0回である場合を含む。
【0021】実施例5.また、上記実施例1では、この
発明により判定した単相交流定電圧電源1の状態をCP
U7が出力装置10により出力端子6を介して外部に出
力しているが、CPU7は出力装置10より結果を外部
に出力しているかどうかに係わらずCPU7自身がこの
結果を他の処理に使用することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、単相交
流定電圧電源のゼロクロス点、位相及び基準電圧との比
較結果等を用いて電源の状態を判定するように構成した
ので、単相交流定電圧電源の停止及び電圧降下を瞬時に
しかも漏らさず検出することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による単相交流定電圧電源
監視装置を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例による単相交流定電圧電源
監視装置の回路構成を示す構成図である。
【図3】この発明の一実施例による単相交流定電圧電源
監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】単相交流定電圧電源の波形図である。
【図5】単相交流定電圧電源の停止又は電圧降下を示す
波形図である。
【図6】従来の単相交流定電圧電源監視装置を示すブロ
ック図である。
【図7】従来の単相交流定電圧電源監視装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 単相交流定電圧電源 2 ゼロクロス点検出手段 3 位相判定手段 4 瞬間電圧判定手段 5 電源状態判定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相交流定電圧電源のゼロクロス点を検
    出するゼロクロス点検出手段と、検出されたゼロクロス
    点を起点として上記単相交流定電圧電源の位相を判定す
    る位相判定手段と、上記単相交流定電圧電源の瞬間的な
    電圧の絶対値を基準電圧と比較してその結果を得る瞬間
    電圧判定手段と、上記位相判定手段が判定した所定の位
    相位置で上記ゼロクロス点検出手段が得たゼロクロス点
    発生の情報及び上記瞬間電圧判定手段が得た瞬間電圧か
    ら上記単相交流定電圧電源の状態を判定する電源状態判
    定手段とを備えた単相交流定電圧電源監視装置。
JP3354381A 1991-12-20 1991-12-20 単相交流定電圧電源監視装置 Pending JPH05172858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3354381A JPH05172858A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 単相交流定電圧電源監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3354381A JPH05172858A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 単相交流定電圧電源監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05172858A true JPH05172858A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18437177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3354381A Pending JPH05172858A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 単相交流定電圧電源監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05172858A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102062808A (zh) * 2010-11-23 2011-05-18 天津市亚安科技电子有限公司 视频监控系统前端设备供电电压检测电路及电子监控设备
WO2019188216A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 オムロン株式会社 電源検査回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102062808A (zh) * 2010-11-23 2011-05-18 天津市亚安科技电子有限公司 视频监控系统前端设备供电电压检测电路及电子监控设备
WO2019188216A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 オムロン株式会社 電源検査回路
CN110320415A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 欧姆龙株式会社 电源检测电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02214499A (ja) 空気調和機の制御装置
US10910832B2 (en) Converter apparatus having function of detecting short circuit failure, and method for detecting short circuit failure of converter apparatus
JPH0254576B2 (ja)
JPH07222436A (ja) 平滑用電解コンデンサの寿命検出装置
CN116658450B (zh) 风扇控制系统、服务器系统、风扇控制方法及装置
US6081437A (en) Load balancer for a power supplying system
JPH05172858A (ja) 単相交流定電圧電源監視装置
WO1996024852A1 (fr) Appareil destine a confirmer l'arret d'une piece mobile
JP2004304924A (ja) 電源装置
JPH04156222A (ja) インバータ装置
JPH1151985A (ja) 停電検出装置および演算処理装置
JP6611200B2 (ja) 通信装置および通信装置電源用コンデンサ異常検出方法
JP3249251B2 (ja) 負荷回路異常検出装置
JPH09281160A (ja) 瞬時停電の検出装置及びその方法
JPH11341820A (ja) 電圧型インバータ
JP2004023878A (ja) 電源欠相検出回路付コンバータ
JPH07184316A (ja) 欠相検出回路
JP7343620B2 (ja) ロボットの制御装置および停電処理方法
JPH0560804A (ja) 直流スイツチング電源の入力交流電圧低下検出方法及び装置
JP2006033904A (ja) 三相欠相検出装置及びそれを用いた空気調和機
JP2677648B2 (ja) インバータ装置
JP3463724B2 (ja) 電気機器における保護回路
JP2002262589A (ja) モータ制御装置
JPH1183921A (ja) 電源欠相検出回路
KR20000050830A (ko) 인버터 에어컨디셔너의 과전류 검출 방법 및 장치