JPH0517277B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0517277B2
JPH0517277B2 JP57088895A JP8889582A JPH0517277B2 JP H0517277 B2 JPH0517277 B2 JP H0517277B2 JP 57088895 A JP57088895 A JP 57088895A JP 8889582 A JP8889582 A JP 8889582A JP H0517277 B2 JPH0517277 B2 JP H0517277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lance
repair material
protection tube
repair
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57088895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58206682A (ja
Inventor
Yoshihiro Bizen
Kunio Ishikawa
Takahisa Fukao
Masanari Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP57088895A priority Critical patent/JPS58206682A/ja
Priority to US06/496,511 priority patent/US4577385A/en
Priority to DE3318563A priority patent/DE3318563C2/de
Priority to GB08314640A priority patent/GB2124519B/en
Priority to AU15006/83A priority patent/AU560125B2/en
Priority to IT67585/83A priority patent/IT1162867B/it
Priority to CA000428933A priority patent/CA1231226A/en
Priority to BE0/210863A priority patent/BE896867A/fr
Publication of JPS58206682A publication Critical patent/JPS58206682A/ja
Publication of JPH0517277B2 publication Critical patent/JPH0517277B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B29/00Other details of coke ovens
    • C10B29/06Preventing or repairing leakages of the brickwork
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B45/00Other details
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49718Repairing
    • Y10T29/49746Repairing by applying fluent material, e.g., coating, casting

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコークス炉炭化室又は燃焼室壁の損傷
個所の補修方法に関するものである。
コークス炉は、その高い熱負荷のために、現在
では耐火煉瓦を主材料として構築されている。し
かしながら、機械的外力、熱応力、装入炭水分等
の作用その他によつて永年使用しているうちに各
部に損傷をきたすものである。特に炭化室壁は、
前記の諸要因にもとづく作用が集中するために損
傷し易い。このような損傷が生じた場合、損傷個
所にモルタを吹き付けたり、損傷の程度が大きい
場合には耐火煉瓦の取換えを行なわねばならな
い。そのために、まず炭化室又は燃焼室壁に損傷
が生じたかどうかを検査する必要があり、更に損
傷個所及び状況を正確に把握しなければならな
い。
従来は、このような損傷個所を発見するために
炭化室の窯口又は装入口あるいは燃焼室の覗き穴
より室内を覗き込む人為的な方法で行なつてい
た。したがつて損傷個所の発見並びに正確な把握
は容易ではなく、しかも高温など作業環境の良く
ない所での人為的な検査は好ましくない。更に損
傷個所を発見した時には、炭化室の場合補修する
壁面とは反対側を断熱材で覆つた上で炭化室内で
補修作業を行なわなければならない。したがつて
補修作業が面倒であつて時間を要し、又高熱の悪
い環境下で行なわねばならない欠点を有してい
る。
本発明は以上のような事情に鑑みなされたもの
であつて、光フアイバー又はテレビカメラを備え
た耐熱性保護管を炭化室又は燃焼室内へ挿入して
炉外にて炭化室又は燃焼室壁面(側壁面以外に天
井及び炉底を含む)の損傷個所を検出し、前記保
護管内に配置される補修材吹付用ノズルより補修
材を吹付けて補修するようにしたコークス炉炉壁
の補修方法を提供するものである。
以下本発明方法を採用した補修装置の一実施例
を基にして本発明方法の詳細な内容を説明する。
第1図乃至第6図は上記実施例の一例を示す図
で、そのうち第1図は正面図、第2図は第1図に
おける−線断面図、第3図は後に述べる操作
台より上の部分の平面図、第4図はその中に光フ
アイバー等を収納したランスを炭化室内に挿入し
た状態を示す図、第5図は第4図における−
線断面図、第6図はランスの先端部の拡大縦断面
図である。これら図のうち第1図乃至第3図にお
いて、1は損傷位置検出補修用ランス、2はラン
スの補強用リブ、3はサイドローラー、4は操作
台、5は軸受け、6はランス1を検査するもの
(例えば炭化室)に挿入する時に用いるラツク6
aとピニオン6bで、ピニオン6bを回転させて
ランス1に固定されたラツク6aを前後動させる
ことによつてランス1の前進後退を行なう。7は
ワイヤー、8はランス1の後端部に配置されたカ
メラ、9はアンカー、10はランス1を傾斜させ
る時等に利用される傾斜用ギヤー、11はギヤー
10を回転させるモーター、12は操作台4を上
下動するために用いる油圧シリンダー、13は防
熱壁、14は空気タンク、15は走行用車輪、1
6は走行用モーター、17は冷却水用タンク、1
8は補修材フイーダー、19は酸素ボンベ、20
は油タンク、21はモニターテレビ、22は制御
板である。
ランス1の内部および第4図ににて示すラン
ス1の先端部分は、夫々第5図および第6図に示
すような構造で、これら図において24は石英製
覗き窓、25は赤外線用フイルター(赤外線カツ
トフイルター)、26は空気又は酸素吹付用ノズ
ルで前述の空気タンク14及び酸素ボンベ19に
切換弁を介して接続されている。27は補修材吹
付用ノズル、28は断熱材、29は冷却水供給
管、30は冷却水回収管でこれら管は冷却水用タ
ンク17に接続されている。31は光フアイバー
バンドルよりなるライトガイド、32は光フアイ
バーバンドルよりなるイメージガイド、33は集
光部を構成するレンズ、34は反射鏡である。又
第3図において、35は補修材輸送管で、フレキ
シブルなチユーブ等で形成されておりその一方の
端は補修材吹付用ノズルに接続されている。この
補修材輸送管は、操作台4上に設置された巻取り
ドラム36に巻かれた後に補修材フイーダー18
へ連結されている。したがつてランス1が移動し
て例えば補修材輸送管35が引張られると巻取り
ドラム36に巻かれた輸送管35が伸びる。同様
にランス1の移動により輸送管35がたるんだ時
は巻取りドラム36が回転して巻かれる。尚輸送
管35の巻取りドラム36からフイーダー18ま
では第1図において制御板22等の背後に位置す
るので図面にあらわれていない。
次に以上説明した構造の補修装置を用いての炭
化室の補修作業について説明する。まず走行用モ
ーター16を駆動させて検査すべき炭化室のコー
クス側又は押出し側の窯口の前まで補修装置を移
動させる。その後油圧シリンダー12を働かせて
操作台4を上下動させ、又モーター11を駆動し
てランス1の傾斜具合いを調整してランス1を所
定の高さに水平状態にて保持する。続いてピニオ
ン6bを回転させてランス1を前進させこれを窯
口より炭化室内に挿入して第4図に示すようにす
る。つまりランス1の先端部に形成された開口1
aが炭化室40の検査すべき壁面41に向いて位
置するようになる。ここでライトガイド31を通
して照明光をあてて壁面41を照明する。壁面4
1よりの反射光は覗き窓24を通り更に赤外線用
フイルター25を通り反射鏡34にて反射された
後結像レンズ33にて壁面41の像をイメージガ
イド32の端面32aに結像させる。イメージガ
イド32の端面32aに形成された像はイメージ
ガイド32を通つてその他端に伝送される。伝送
された像は炉内観察用カメラ8に撮影される。又
モニターテレビ21にて観察される。モニターテ
レビでの観察に代えて、接眼レンズを介しての観
察を行なうようにしてもよい。このようにして炭
化室壁面の様子は炭化室外にて観察され損傷個所
を直ちに検出出来る。
以上のようにして観察し壁面の損傷個所を発見
すると、補修材吹付用ノズル27が損傷個所に正
しく向くようにランス1の位置を調整した後に補
修材フイーダー18内に収能されている補修材を
加圧等の方法にて補修材輸送管35を介して輸送
し、補修材吹付用ノズル27より噴射せしめる。
これによつて壁面の損傷個所に補修材を吹き付け
てその個所の補修作業を完了する。尚補修材吹付
用ノズル27による噴射方向が壁面の観察位置の
中心を向くように結像レンズ33の位置と補修材
吹付用ノズル27の向きとを予め定めておけば、
壁面の損傷個所が観察視野の中心に位置した状態
で吹き付けられるので正確に補修出来る。
なお、補修材として易酸化性のものを用い、補
修材を燃焼により熔融状態にして吹付ける場合
は、ノズル26より酸素ガス又は空気を噴出させ
る。
補修作業完了後は再びランス1を前進させて観
察補修を続ける。又或る高さでの観察、補修がす
べて完了すると、油圧シリンダー12により操作
台4の高さを変えてから同様にして次の高さでの
壁面の観察、補修が行なわれる。かくしてすべて
の壁面に対する観察、補修が行なわれる。
壁面の損傷は主として目地部分に起るので、目
地の位置をコンピユーターに記憶させておき、集
光部が目地の上を走行するように油圧シリンダー
12及びピニオン6bを作動させれば、壁面の観
察、補修時間を大幅に短縮することができる。
以上の補修作業に際して、ランス1は前進後退
や上下動等の移動が行なわれるのに対して、補修
材フイーダー18は走行車に固定され移動しな
い。したがつてランス1と補修材フイーダー18
の相対的な位置関係は変化するが、前述のように
両者の間はフレキシブルな補修材輸送管35にて
接続されているため、ランスの移動は自由に行な
われる。しかも補修材輸送管35は途中で巻取り
ドラム36に巻かれているので、ランス1と補修
材フイーダー18との間の距離が短くなつて余分
の補修材輸送管が出来ても邪魔になることはな
い。又上記の距離が長くなつて行く時にはドラム
36に巻かれている輸送管が伸びて行くので余分
な輸送管が引掛つてランス1の移動が阻害される
ことなく、ランス1はスムーズに移動し得る。
この実施例では、ランス内に冷却水供給管2
9、冷却水回収管30が配置されていて、冷却水
用タンク17より冷却水を供給管29より供給
し、回収管30より回収するので、ライトガイド
31やイメージガイド32等は冷却され、したが
つてランス1を高温である炭化室内に挿入しても
損傷することはない。
又炭化室内の煉瓦と目地は共に同程度の輝度を
有し識別が困難な場合がある。その場合はライト
ガイド31や直接炉内にて挿入した光源(図示せ
ず)によつて観察面を照射し、イメージガイド入
射光中の赤外領域の光をフイルター25などで遮
ぎれば識別が容易になる。また空気又は酸素吹付
用ノズル26を通してガスを斜め方向又は正面等
から炭化室壁面に吹付ければ、煉瓦と目地とで温
度差が生じ、輝度が異なるので識別し得るように
なる。特に目地が切れていると温度差が一層大に
なり識別が容易になる。この場合、吹きつけるガ
スとしては空気のほかに窒素等が考えられる。し
かし空気の方が識別が一層容易になるので好まし
い。これは目地の切れている部分にはカーボンが
良く付着するのでこれが燃焼してその部分の温度
が高くなるからではないかと思われる。なお、空
気以外に酸素ガス又は種々の濃度の酸素含有ガス
を用いることもできる。一般に炭化室とサービス
プラツトホームの関係から操作台に搭載されたラ
ンスの高さは炭化室の底よりも高い。そのために
上記の実施例の装置で前述のような方法で観察及
び補修を有する場合は、ランスを最も下降せしめ
た時よりも更に下の僅かな部分は観察及び補修を
することが出来ない。しかし傾斜用ギヤー10を
回転させることによつてランス1を水平位置より
傾斜させてやれば、ランスの最下位よりも低い部
分の観察及び補修を行なうことが出来る。
上記の実施例のランス1は、炭化室の一端の窯
口から挿入して炉長方向中央部にまで届く長さの
細長い筒状体よりなつている。したがつて炭化室
壁面を走査するにあたつてこの長いランスをラン
ス全体にわたつて移動させることとなる。
このようなランスの長さを短くししたがつてラ
ンス全体を炭化室内で移動させる距離も少くし、
かつ炭化室外での移動を簡便化するためには第7
図に示すような構造の伸縮式ランス1′とすれば
よい。(詳細な構造は後述する)。この場合、例え
ば空気又は酸素吹付け用ノズル等のランス内に配
置するものが金属等の硬い材料にて作られている
ことは好ましくない。したがつてライトガイド、
イメージガイドを覆う管や空気又は酸素吹付用ノ
ズルに接続するガス供給管等はすべて耐熱性のフ
レキシブルチユーブを用い、第3図に示す巻取ド
ラム36のようなものを走行車上に設置して上記
のすべてのフレキシブルチユーブをこれに巻取る
ようにし、ランスの伸縮や操作台の移動に際して
全く支障をきたさないようにする必要がある。
以上の説明ではランスを炭化室の窯口より挿入
して炭化室壁面を観察補修する方法について述べ
たが、例えば炉上より炭化室に設けられた各装入
口や燃焼室の各覗き穴を通してランスを挿入して
炭化室壁面を観察、補修するようにしてもよい。
本発明の補修方法にて利用し得る補修材吹付法
としては次のようなものが考えられる。つまり(1)
粉粒状のモルタルと水とを混合しながら吹付ける
湿式法、(2)粉粒状のモルタルを高温の火焔で溶融
状として吹付ける溶射法、(3)粉粒状モルタルをそ
のまま吹付ける方法等である。又補修材としては
モルタルの外、金属酸化物の粉末にガラス原料粉
末を混合したもの、上記金属酸化物の粉末に更に
金属粉末を加えたもの等を用いることができる。
又これら補修材料を吹き付ける場合加圧によるこ
とを既に述べたが、この加圧のためには液体、気
体が用いられる。液体として水を使用することに
よつて湿式法とすることが可能である。又気体と
しては空気等の他キヤリアーガスを用いることが
考えられ、キヤリアーガスを用いることによつて
そのまま溶射法とすることが出来る。
実施例においては、ランス内に光フアイバー
(イメージガイド)を配置しこれによつて像を伝
送して炉外にて観察するものについて述べたが、
テレビカメラを用いても炉外での観察は可能であ
る。つまりランスの先端部に配置した結像レンズ
による像をテレビカメラにより撮像し、これを炉
外のモニターテレビにて観察するようにすればよ
い。
また、この像をビデオテレビやコンピユーター
などに記録または記憶させた後に、必要な時に自
動的に補修させる事もできる。赤外線フイルター
25の設置位置は、前述した以外に反射鏡34と
結像レンズ33との間、又はイメージガイド32
とカメラ8との間に設けることができる。
また、集光部は反射鏡、プリズム、レンズ等を
単体で又は組合わせて構成されるが、反射鏡34
の代りに全反射プリズムを用いることもできる。
以上検査装置を専用の走行車に設置した場合に
ついて説明したが、検査装置は押出機、ガイド車
又は装入車へ搭載することもできる。
次に他の実施例を第8図乃至第15図について
説明する。第8図は本発明に用いる他の例の補修
装置の正面図、第9図は同側面図、第10図は第
8図におけるランスの拡大縦断面図、第11図は
第10図における−線断面図、第12図
は同−線断面図、第13図は同−
線断面図、第14図はランス支持装置の他の例
の正面図、第15図は同側面図である。これら図
のうち第8図及び第9図において、101及び1
02は損傷位置検出補修用の第1ランス及び第2
ランスで、第1ランス101は第2ランス102
内に摺動して収納又は繰出可能に設置される。1
03は第2ランス102を支持し、水平方向及び
上下方向に移動させるためのランス支持装置であ
る。第2ランス102は、ランス支持装置103
に設けられた4個のローラー106で上下方向よ
り挾持されて水平方向に支持され、駆動装置(図
示せず)にてローラー106を回転することによ
り水平方向に前進又は後退される。ランス支持装
置103は、台車109上のマスト107の両側
面に当接するギヤ104及びローラー105を用
いてマスト107に取付けられ、駆動装置(図示
せず)にてギア104を回転させるか、あるいは
ランス支持装置103を直接引き上げ又は引き下
げることにより、上下方向に移動される。108
は輻射熱遮蔽板、110は走行用車輪である。
第1ランス101及び第2ランス102の内部
は、第10図乃至第13図に示すような構造で、
これらの図において、第1ランス101は、外面
を断熱材130で覆つた外筒128と該外筒12
8内に間隙を設けて同軸に設置された内筒127
より構成され、第2ランス102はそれぞれ間隙
を設けて同軸に設置された外筒118、中筒11
9及び内筒120より構成される。
第1ランス101は、第12図に示すように、
外筒128の外面軸方向に設けられた3本のガイ
ドシユー114を第2ランス102の先端部に設
けられたリング116で支持することにより、第
2ランス102内に出入可能に保持される。第1
ランス101の先端は断熱材113で覆われた着
脱可能なキヤツプ112で封止され、窓131が
設けられる。キヤツプ112内には窓131の方
向に開口する補修材吹付用のノズル132が設置
され、該ノズル132は第1ランス101及び第
2ランス102内に設けられたホース129に接
続される。第1ランス101の後端には冷却流体
供給用のホース125及び駆動用チエーン121
が取付けられる。チエーン121は駆動源(図示
せず)により、第2ランス102内の軸方向に設
置されたチエーンガイド122に沿つて移動され
るので、チエーン121の他端を駆動装置(図示
せず)により引張れば第1ランス101は第2ラ
ンス102内に引込まれランス全体は短かくな
る。反対にチエーン121を押出せば第2ランス
102内より押出されるので、ランス全体は長く
なる。
冷却用流体は、第1ランス101と第2ランス
102で供給系路が別れている。第1ランス10
1の冷却用流体は、第10図中に矢印で示すよう
に、ホース125より内筒127とホース129
との間の空隙を進み先端の孔115より内筒12
7と外筒128との間の空隙を戻り、次に孔12
6より第2ランス102内へ放出され、第2ラン
スの末端より系外へ放出される。第2ランス10
2の冷却用流体は、導管124より供給され、外
筒118と中筒119の間の空隙を進み、孔11
7より中筒119と内筒120の間の空隙を戻
り、孔123より第2ランス102の末端を経て
系外へ放出される。
第8図〜第13図に示す装置は、炉壁への補修
材の吹付のみに用いることもできるが、例えば第
6図に示すように反射鏡、イメージガイド、補修
材吹付ノズル等をランス内に設置し、前述したよ
うな方法で使用することができる。また、好まし
い使用方法として次の方法がある。先ずホース1
29及びノズル132をランスより抜き出し、そ
の後へ例えば第6図に示すような反射鏡、イメー
ジガイド等の検査機構を装着して検査装置として
用いる。炉壁の損傷個所が見出されたらランスを
一旦炉外へ引戻し、検査機構をホース129及び
ノズル132と交換する。次いでランスを炉内の
旧の位置へ挿入して損傷個所に補修材を吹付け
る。この場合ランスの駆動源としてパルスモータ
を使用すればランス先端の位置の記憶が容易であ
る。
次にランス支持装置103の他の例を第14図
及び第15図について説明する。第2ランス10
2は、ランス支持装置103の軸受134により
放射状に設置された合計6個のローラー106に
より水平方向に支持され、前述したと同様の方法
で水平方向又は上下方向に移動される。133は
第2ランス102を水平方向から上向き又は下向
きに30度程度迄の範囲で傾斜させるための角度調
整用ジヤツキである。
以上説明したように本発明の方法によれば、イ
メージガイドによつて伝送された後、又はテレビ
カメラによつて撮像された像を炉外の観察系又は
モニターテレビにより観察しながら損傷個所を補
修することができる。したがつて作業はすべて炉
外にて行ない得てしかも直接観察しながら直ちに
行ない得るので短時間でしかも確実性があり、補
修材の無駄がない。しかもすべてが機械にて行な
われるために従来方法に比べ人手をあまり必要と
しない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を利用した検査装置の正
面図、第2図は第1図における−線断面図、
第3図は上記検査装置の操作台の部分の平面図、
第4図は上記検査装置のランス部分の平面図、第
5図は第4図における−線断面図、第6図は
ランスの先端部の拡大縦断面図、第7図はランス
の他の例の縦断面図、第8図は検査装置の他の例
の正面図、第9図は同側面図、第10図は第8図
のランスの拡大縦断面図、第11図は第10図に
おける−線断面図、第12図は同−
線断面図、第13図は同−線断面
図、第14図はランス支持装置の他の例の正面
図、第15図は同側面図である。 1……損傷位置検出補修用ランス、4……操作
台、8……炉内観察用カメラ、12……油圧シリ
ンダー、21……モニターテレビ、24……石英
製覗き窓、25……赤外線用フイルター、31…
…ライトガイド、32……イメージガイド、33
……結像レンズ、34……反射鏡、101……第
1ランス、102……第2ランス、103……ラ
ンス支持装置、107……マスト、114……ガ
イドシユー、116……リング、121……チエ
ーン、122……チエーンガイド、132……ノ
ズル、133……角度調整用ジヤツキ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐熱性保護管と、該保護管の先端部に設けら
    れる集光部および該集光部の前に配置された赤外
    線カツトフイルターと、前記保護管内に収納され
    前記集光部より結像された像を伝送する光フアイ
    バー又は前記の像を撮像するテレビカメラと、前
    記保護管内に収納される補修材吹付用ノズルおよ
    びガス吹付用ノズルとよりなる装置を用い、前記
    保護管をコークス炉炭化室又は燃焼室内へ挿入し
    て該室壁面の像を前記光フアイバー又は前記テレ
    ビカメラを介して炉外にて観察して壁面の損傷個
    所を検出し該損傷個所に前記補修材吹付用ノズル
    より補修材を吹付けるようにし前記観察に際して
    赤外線カツトフイルターを通して又ガス吹付用ノ
    ズルにより前記壁面にガスを吹付けて行なうよう
    にしたことを特徴とするコークス炉炉壁の補修方
    法。 2 集光部、光フアイバー又はテレビカメラ、及
    び補修材吹付用ノズルが耐熱性保護管内に同時に
    収納されている装置を用いることを特徴とする特
    許請求の範囲1のコークス炉炉壁の補修方法。 3 耐熱性保護管が軸方向に伸縮式であり、かつ
    光フアイバー又はテレビカメラと補修材吹付用ノ
    ズルとが耐熱性保護管内に、それぞれ個別に挿入
    及び脱着可能である装置を用いることを特徴とす
    る特許請求の範囲1のコークス炉炉壁の補修方
    法。
JP57088895A 1982-05-27 1982-05-27 コ−クス炉炉壁の補修方法 Granted JPS58206682A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57088895A JPS58206682A (ja) 1982-05-27 1982-05-27 コ−クス炉炉壁の補修方法
US06/496,511 US4577385A (en) 1982-05-27 1983-05-20 Method and apparatus for repairing a wall of coke oven
DE3318563A DE3318563C2 (de) 1982-05-27 1983-05-20 Verfahren und Vorrichtung zum Reparieren einer Koksofenwand
GB08314640A GB2124519B (en) 1982-05-27 1983-05-26 Repairing coke oven or combustion chamber walls
AU15006/83A AU560125B2 (en) 1982-05-27 1983-05-26 Method and apparatus for repairing a wall of a coke oven using a lance optical system
IT67585/83A IT1162867B (it) 1982-05-27 1983-05-26 Metodo ed apparecchiature per la riparazione di una parete di un forno di coke
CA000428933A CA1231226A (en) 1982-05-27 1983-05-26 Method and apparatus for repairing a wall of coke oven
BE0/210863A BE896867A (fr) 1982-05-27 1983-05-27 Procede et appareil en vue de reparer une paroi d'un four coke.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57088895A JPS58206682A (ja) 1982-05-27 1982-05-27 コ−クス炉炉壁の補修方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58206682A JPS58206682A (ja) 1983-12-01
JPH0517277B2 true JPH0517277B2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=13955695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57088895A Granted JPS58206682A (ja) 1982-05-27 1982-05-27 コ−クス炉炉壁の補修方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4577385A (ja)
JP (1) JPS58206682A (ja)
AU (1) AU560125B2 (ja)
BE (1) BE896867A (ja)
CA (1) CA1231226A (ja)
DE (1) DE3318563C2 (ja)
GB (1) GB2124519B (ja)
IT (1) IT1162867B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011950A1 (fr) * 1993-10-29 1995-05-04 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Procede et appareil permettant de reparer un four a coke

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018572A (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 Sumitomo Metal Ind Ltd コ−クス炉炉壁の遠隔補修装置
JPS6067163U (ja) * 1983-10-13 1985-05-13 住友金属工業株式会社 ライニング装置のアーム関節部構造
JPH065155B2 (ja) * 1984-10-12 1994-01-19 住友金属工業株式会社 窯炉の炉壁補修装置
JPS61159345U (ja) * 1985-03-27 1986-10-02
US4759500A (en) * 1986-01-23 1988-07-26 Interlock Corporation Process for chilling stream of gas-suspended particles
US4880211A (en) * 1986-10-29 1989-11-14 Head James D Method and apparatus for relining a refractory lined vessel
US4793595A (en) * 1986-10-29 1988-12-27 Bmi, Inc. Method and apparatus for relining blast furnace
US4860422A (en) * 1987-10-01 1989-08-29 Quigley Company, Inc. Rebuilding of the stack, bosh and hearth of a blast furnace using a remote controlled refractory gunning device
JPH0299591A (ja) * 1988-10-07 1990-04-11 Nkk Corp コークス炉の溶射補修装置
JPH0423889A (ja) * 1990-05-17 1992-01-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd コークス炉の炉口状況認識装置
JP3042758B2 (ja) * 1995-02-17 2000-05-22 川崎製鉄株式会社 コークス炉炭化室の炉壁診断方法および装置
BR9706574A (pt) * 1996-04-04 1999-07-20 Nippon Steel Corp Aparelho para a monitoração de superfície de parede
US6128822A (en) * 1997-02-07 2000-10-10 Nkk Corporation Method for repair and/or reinforcement of partition-type heat exchanger
KR100977770B1 (ko) * 2003-03-19 2010-08-24 주식회사 포스코 다단 전후진이 가능한 탄화실벽체 자동보수장치
CN113623649B (zh) * 2021-07-29 2024-04-09 广西柳州钢铁集团有限公司 气烧窑烧咀修复方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140631A (ja) * 1974-07-23 1976-04-05 Uss Eng & Consult
JPS52129233A (en) * 1976-04-22 1977-10-29 Sony Corp Image pickup equipment
JPS5319104A (en) * 1976-08-06 1978-02-22 Sumitomo Metal Ind Ltd Observing apparatus for inside of high temperature vessel
JPS5337744B2 (ja) * 1976-06-01 1978-10-11
JPS53125053A (en) * 1977-02-26 1978-11-01 Leitz Ernst Gmbh Image transmission device for investigating inaccessible part in objective article
JPS5479104A (en) * 1977-12-08 1979-06-23 Kurosaki Refractories Co Lining apparatus equipped with television camera
JPS54145701A (en) * 1978-05-08 1979-11-14 Nippon Steel Corp Repair of lining of wall of coke oven
JPS555050B2 (ja) * 1974-01-31 1980-02-04
JPS5550410A (en) * 1978-10-09 1980-04-12 Nippon Steel Corp Hot repairing apparatus for wall of blast furnace
JPS5695361A (en) * 1980-12-08 1981-08-01 Kurosaki Refract Co Ltd Gunning equipment
JPS5782414A (en) * 1980-10-11 1982-05-22 Nippon Steel Corp Method and device for hot observation in blast furnace

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1431763A (en) * 1920-06-11 1922-10-10 Service Thomas Oil-burning-furnace front
US2794681A (en) * 1950-01-31 1957-06-04 Voest Ag Nozzle and control assembly for the introduction of fluid material into a heated chamber
US2850324A (en) * 1951-01-16 1958-09-02 Voest Ag Nozzle and control assembly for the introduction of fluid material into a heated chamber
US2850325A (en) * 1951-01-16 1958-09-02 Ver Osteneichische Eisen Und S Nozzle and control assembly for the introduction of fluid material into a heated chamber
BE757466A (ja) * 1969-11-04 1971-04-14 Glaverbel
US3800983A (en) * 1969-11-04 1974-04-02 Glaverbel Apparatus for forming refractory masses
US4131914A (en) * 1975-09-23 1978-12-26 Bricmont & Associates, Inc. Method and apparatus for inspecting refractory lining in coke oven chambers and the like
JPS5337744U (ja) * 1976-09-07 1978-04-03
US4201342A (en) * 1978-06-26 1980-05-06 Weldon Hydraulics, Inc. Mobile refractory apparatus for repairing interior furnace walls
JPS583039Y2 (ja) * 1978-06-27 1983-01-19 品川白煉瓦株式会社 熱間補修用ガンニングパイプ
JPS5655548U (ja) * 1979-09-29 1981-05-14
US4301998A (en) * 1980-04-25 1981-11-24 Pfizer Inc. Vertical gunning apparatus with television monitor

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS555050B2 (ja) * 1974-01-31 1980-02-04
JPS5140631A (ja) * 1974-07-23 1976-04-05 Uss Eng & Consult
JPS52129233A (en) * 1976-04-22 1977-10-29 Sony Corp Image pickup equipment
JPS5337744B2 (ja) * 1976-06-01 1978-10-11
JPS5319104A (en) * 1976-08-06 1978-02-22 Sumitomo Metal Ind Ltd Observing apparatus for inside of high temperature vessel
JPS53125053A (en) * 1977-02-26 1978-11-01 Leitz Ernst Gmbh Image transmission device for investigating inaccessible part in objective article
JPS5479104A (en) * 1977-12-08 1979-06-23 Kurosaki Refractories Co Lining apparatus equipped with television camera
JPS54145701A (en) * 1978-05-08 1979-11-14 Nippon Steel Corp Repair of lining of wall of coke oven
JPS5550410A (en) * 1978-10-09 1980-04-12 Nippon Steel Corp Hot repairing apparatus for wall of blast furnace
JPS5782414A (en) * 1980-10-11 1982-05-22 Nippon Steel Corp Method and device for hot observation in blast furnace
JPS5695361A (en) * 1980-12-08 1981-08-01 Kurosaki Refract Co Ltd Gunning equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011950A1 (fr) * 1993-10-29 1995-05-04 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Procede et appareil permettant de reparer un four a coke

Also Published As

Publication number Publication date
AU1500683A (en) 1983-12-01
GB2124519A (en) 1984-02-22
DE3318563C2 (de) 1994-03-10
JPS58206682A (ja) 1983-12-01
GB8314640D0 (en) 1983-06-29
GB2124519B (en) 1986-01-15
IT1162867B (it) 1987-04-01
US4577385A (en) 1986-03-25
DE3318563A1 (de) 1983-12-01
BE896867A (fr) 1983-09-16
AU560125B2 (en) 1987-04-02
CA1231226A (en) 1988-01-12
IT8367585A0 (it) 1983-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0517277B2 (ja)
KR100312905B1 (ko) 코우크스로의보수방법및장치
KR840002057B1 (ko) 텔레비젼 모니터를 갖는 원격제어 방출장치
US4131914A (en) Method and apparatus for inspecting refractory lining in coke oven chambers and the like
CN1527932A (zh) 熔融金属的测温装置和测温方法
JP2003501577A (ja) ガスタービンの環状燃焼室の点検装置およびガスタービンの環状燃焼室の点検方法
US6325621B1 (en) Furnace observation apparatus
JPH0565553B2 (ja)
JPH07126637A (ja) コークス炉炉壁の補修方法および装置
JP2002090124A (ja) 表面凹凸観察方法および装置
JPH01145514A (ja) 炉内観察測距装置
JP2819229B2 (ja) コークス炉の炉壁補修方法
JP2002294243A (ja) コークス炉内部観察装置
JPH0238950A (ja) コークス炉の蓄熱室内視鏡
JPH05150171A (ja) フアイバースコープ装置およびそれを用いたコークス炉リツチガスダクト内部の検査方法
JP2819228B2 (ja) コークス炉の炉壁補修装置
JP3156901B2 (ja) コークス炉装炭口下部の炉壁補修方法および装置
JPH0745666B2 (ja) コ−クス炉炉壁補修方法
JP4022008B2 (ja) コークス炉点検・補修設備及びコークス炉の補修方法
KR100975206B1 (ko) 소결 점화로 내부의 융착광 감시 및 제거장치
JPH1054671A (ja) 高温炉の補修装置及び補修方法
JPH0873860A (ja) コークス炉隔壁の損傷部測定方法
JPS62288686A (ja) コ−クス炉炉壁補修方法
JPS5782414A (en) Method and device for hot observation in blast furnace
JPH0299589A (ja) コークス炉の溶射補修装置