JPH0299589A - コークス炉の溶射補修装置 - Google Patents

コークス炉の溶射補修装置

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JPH0299589A
JPH0299589A JP25197088A JP25197088A JPH0299589A JP H0299589 A JPH0299589 A JP H0299589A JP 25197088 A JP25197088 A JP 25197088A JP 25197088 A JP25197088 A JP 25197088A JP H0299589 A JPH0299589 A JP H0299589A
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JP
Japan
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mending
coke oven
boom
water
thermal spray
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Pending
Application number
JP25197088A
Other languages
English (en)
Inventor
No Nishino
西野 濃
Takeo Matsumura
松村 豪夫
Kazutoshi Matsumoto
松本 和俊
Tsutomu Matsuno
勤 松野
Akio Nakada
中田 明雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Fukuyama Kyodokiko Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Fukuyama Kyodokiko Corp
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd, Fukuyama Kyodokiko Corp filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) この発明は、コークス炉の炭化室の溶射補修装置に関す
るものである。
(従来の技術) 室炉式コークス製造用炉は、冶金用コークスの製造用炉
としては、大量生産が可能であること、品質管理が実施
し易く、使用する膨大な熱量が比較的有効に活用されて
いること等から広く採用されている。
然し乍ら、石炭の炭化は煉瓦積みの側壁を介しての間接
加熱であるため、長期間の使用によりコークスと煉瓦と
の融着、もくしは煉瓦積側壁の崩落、窯出しの際の側壁
部の損傷等のため、通常炉命は訳20年と云われている
コークス炉における煉瓦の積み替えは膨大な経費と日時
を必要とするために、コークス炉の熱間補修方法につい
てもかなりの提案がなされ、小規模ながらも実用化され
つつある。
例えば可燃ガス、酸素並びに耐火物粉の供給管を内挿し
た水冷長筒体の一端に溶射バーナーを設け、他端には操
作ハンドルを設けて、前述の水冷長筒体を支持枠に転勤
自在に嵌挿し而も移動台車上に傾動、旋回自在に搭載せ
しめた実開昭52−36703、補修用バーナーをコー
クガイド車もしくはプッシャー車に着脱自在に取り付け
、バーナーを前後進、回動、傾斜を自在としたカセット
式溶射補修機である特開昭53−82802、台車上の
1側に昇降進退可能に粉末溶射ノズルを設け、その他の
側には熱源ガスボンベ、粉末ホッパー等を搭載したこと
を特徴とする実開昭53−86455、溶射バーナを昇
降および前後進自在に台車上に搭載すると共に炉頂部の
装炭孔から巻上機を介してチェノにより該溶射バーナを
懸垂支持するようにした実開昭61−159345等が
知られている。
(発明が解決しようとする課題) 前述したように、従来から実施されているコークス炉炭
化室の熱間補修装置は、窯口より1〜2mの範囲を、肉
眼で確認しながら操作員の手により行なうものが殆んど
であり、窯の中央部までブームを差し入れて、而も補修
すべき位置を確認の上、的確にしかも効率よ(広範囲を
補修する装置は未だ開発されていない。
本発明は、このような現状に鑑み創案されたものであっ
て、補修機器の移動性、溶射補修の作業性、補修の迅速
性等全般に配慮した装置を提供することを目的としたも
のである。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 前述の目的を達成するために、本発明者等は、内部に監
視用カメラと溶射バーナを備えた水冷ボックスを、着脱
自在に取り付けた長尺ブームを、中段作業床上の軌道を
走行する車輪を有し、前記長尺ブームの支持枠部の旋回
および昇降が自在な台車に取り付けて、前後進および傾
斜角度を自由に選択することができるようにしたことを
特徴とするコークス炉の溶射補修装置、を伎に提案する
。本発明の装置により、コークス炉の熱間補修を的確に
効率的に安価に且つ迅速に行なうことができる。
(作 用) 本発明の構成要件の夫々について述べる。
a)少なくとも監視用カメラと溶射バーナを備えた水冷
ボックス: ブームの先端に着脱自在に取り付けられるもので、カメ
ラは窯の中央部までの補修を目標とするから、損傷ケ所
の発見と、補修後の確認のためには不可欠のものである
。溶射補修装置であるから、溶射バーナーが必要なこと
は当然である。通常はこの他に、エアハンマーを装備し
てコークス等の炉壁隔着物等を剥離することが望ましい
。先端部の冷却は短時間で確実に行なうことが必要であ
り、ブームの冷却とは別な水系による方がよく、これら
の機能を具備せしめた。
b)中断作業床の軌道上の走向車輪を備え、ブームの支
持枠部の旋回および昇降が可能な台車:溶射補修に当っ
ては、溶射設備のみでなく溶射材もしくはその他の燃料
、酸素、水等を必要とするから、溶射設備は勿論、前述
の材料等を迅速に移送する必要があり、補修を能率的に
行なうには軌道による移送は避けられない。
又、溶射バーナの位置を、必要に応じて炉の中央部まで
の如何なる位置にも適応せしめるためには、ブームを取
り付ける支持枠の高さを自由に変えられること、水平方
向に旋回可能なことは最低限必要である。尚、溶射補修
装置をプンシャーサイドおよびコークガイド側の双方に
、別々に設置するのは無駄であるから、トラバース機能
を設けておき、−台で両サイドを行き来する必要があり
、これらの機能を具備せしめた。
C)長尺ブームについては、前後進、傾斜角の選択の自
由が必要: 長尺ブームと云う場合には、少なくとも炉の長さ方向で
中央部までの補修が可能なブームを指す。本発明ではラ
ックとピニオン、油圧シリンダー、ガイドローラー等で
ブームの前後進を迅速に又、傾斜角の変更にも敏速に応
答できるようにした。
これらの構成からなる溶射補修装置を中段作業床の軌道
上を走らせ、任意の窯の任意の位置の補修を行なわせる
ことができる。
(実施例) 第1図は作用の項で述べた構成要件のa)に相当する水
冷ボックス内の機器の配管の実施例であって、溶射補修
を行なう際にブームの最先端に固定して取りつけられる
ブームの水冷機構とは別個に独立の水冷機構を有してい
る。内部は溶射バーナ1、監視用カメラ2が設けられて
いるが、エアハンマー3は水冷ケースの外側に設けられ
ている。水冷ケースは二つ割りとなっており、ボルト1
0で接合されている。
又水冷ボックス内においては配管接続部4もケーブル接
続部5もネジ結合としであるので、水冷ボックス6およ
び先端部の着脱もしくは交換を容易にしている。
尚、図面には照明7、水冷ボックス用冷却水配管8、バ
ーナ冷却用配管9、が示されている。この水冷ボックス
はメインパイプ11へ水冷ボックス取付ポル1−12で
固定されている。13は耐火材とプロパンガスの供給管
、14はカメラ用ケーブルを示す。
第2図は構成要件のb)の内の走行台車のトラバースの
機構を示す図面であり、中段作業床走行用車輪20と軌
条21並びにトラバース用軌条22と車輪23が図示さ
れている。通常は後者の車輪は高い位置に格納されてい
るが、トラバースする軌条の交叉点では油圧シリンダー
24で車輪23が押し下げられ、トラバースする軌条2
2に接して、更に中段作業床走行用車輪20が軌条21
がら離れ、装置全体の横行が可能なようになっている。
第3図は構成のb)の内の台車の旋回、補修装置架台の
昇降機構を示すもので、台車31に取付けられた、油圧
モーター32、ギヤ33、ピニオン34、軸受35およ
び塔3Gを備えた外筒37の中に内筒38が設けられ、
昇降用の油圧シリンダー39により補修装置を備えた架
台を内筒38が上下動せしめるようになっている。塔は
環状の軸受を介して台車に乗せられており、塔の旋回は
台車31に取付けられた油圧モーター320回転がピニ
オン34、ギヤ33を介して塔36に伝えられて行なわ
れる。
第4図は構成要件のC)に相当する長尺ブームの前後進
および傾動機構に関する側図面であって長尺のブーム4
0は中央部の支持枠41の中に前後各1対合計4個のロ
ーラー48を介して嵌められ台車の架台42に固定され
る。ブームは支持枠上部に設けた油圧モーター47によ
り駆動されるピニオン43と前記ブームの上面に固定し
て設けたラック44により前後進せしめられる。又、支
持枠下部には台車の架台42との間に油圧シリンダー4
5が設けられており、傾動軸4Gを中心としてブームの
傾斜を自由に変えられるようになっている。ブームの内
側路中央に設けられたメインパイプ11 (最先端には
溶射バーナー、カメラ等を含む水冷ボックスが固定され
ている)はブームの最後端部において油圧装置、スポロ
ケソトホイル、チェーン等を用い溶射方向を自由に換え
られるようにしである。因みに本実施例においてはブー
ムの全長12.8 mのものを使用した。
「発明の効果」 以上詳述したように、本発明の装置によりコークス炉の
溶射補修を行う場合にはプッシャーサイド、コークサイ
ド何れの作業床からでも溶射補修装置を搭載した台車を
軌道上で、敏速に移動させることが可能であり、水冷ボ
ックスで保護された先端部に監視カメラ、溶射バーナ、
エアハンマー等を具備することから、炉内のあらゆる損
傷域の補修が的確に行なわれ、簡単にして確実な長尺ブ
ームの前後進が迅速に行なえるから、コークス炉の補修
作業を短時間で終了することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図はブ
ーム先端に設けた水冷ボックス内の機器の概略配置図、
第2図は溶射補修装置を備えた台車のトラバース機構の
概略説明図、第3図は溶射装置架台の昇降並びに旋回機
構の説明図、第4図は長尺ブームの前後進並びに傾動機
構の説明図である。 ■:溶射バーナ、2:監視用カメラ、3:エアハンマー
 4:配管接続部、5:ケーブル接続部、6:水冷ボッ
クス、7:照明、8:水冷ボックス用冷却水配管、9:
バーナ冷却用配管、10:ボルト、11:メインパイプ
、12:取付ボルト、13:耐火材とプロパンガス供給
管、14:カメラ用ケーブル、20:中段作業床走行用
車輪、21;中段作業床軌条、22:トラバース用軌条
、23:トラバース用車輪、24:油圧シリンダー31
:台車、32:油圧モーター、33:ギヤ、34:ピニ
オン、35:軸受、36:塔、37:外筒、38:内筒
、39:油圧シリンダー、40:長尺ブーム、41:支
持枠、42:台車の架台、43:ピニオン、44ニラツ
ク、45:油圧シリンダー、46:傾動軸、47:油圧
モータ、48:ローラ。 第 国 第 圓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部に監視用カメラと溶射バーナを備えた水冷ボックス
    を、着脱自在に取り付けた長尺ブームを、中段作業床上
    の軌道を走行する車輪を有し、前記長尺ブームの支持枠
    部の旋回および昇降が自在な台車に取り付けて、前後進
    および傾斜角度を自由に選択することができるようにし
    たことを特徴とするコークス炉の溶射補修装置。
JP25197088A 1988-10-07 1988-10-07 コークス炉の溶射補修装置 Pending JPH0299589A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011950A1 (fr) * 1993-10-29 1995-05-04 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Procede et appareil permettant de reparer un four a coke

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JPS6018572A (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 Sumitomo Metal Ind Ltd コ−クス炉炉壁の遠隔補修装置

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