JPH05172236A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH05172236A
JPH05172236A JP35775791A JP35775791A JPH05172236A JP H05172236 A JPH05172236 A JP H05172236A JP 35775791 A JP35775791 A JP 35775791A JP 35775791 A JP35775791 A JP 35775791A JP H05172236 A JPH05172236 A JP H05172236A
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JP
Japan
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shift
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intake air
air amount
correction value
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Application number
JP35775791A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Nakagawa
徳久 中川
Hiroki Matsuoka
廣樹 松岡
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転者が希望しない場合には実際の吸入空気
量に基づく変速判断の補正を停止できるようにする。 【構成】 パターンセレクトスイッチにより燃費や静粛
性を重視するエコノミーパターンが選択された場合に
は、第1補正値K1として1.0を設定する一方、走行
性能を重視するパワーパターン等の他の走行パターンが
選択された場合には、スロットル弁開度TAおよびエン
ジン回転数NEに基づいて要求吸入空気量Qcを算出す
るとともに、その要求吸入空気量Qcを実際の吸入空気
量Qmで割算して第1補正値K1を算出する。そして、
この第1補正値K1に基づいてアップシフトおよびダウ
ンシフトの変速車速を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の変速制御装
置に係り、特に、予め定められた変速条件に従って変速
制御を行う変速制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の変速制御装置として、
(a)予め定められた変速条件に従って実際の変速パラ
メータの値に応じて自動変速機の変速段を自動的に切り
換える変速制御手段を備えたものが従来から多用されて
いる。例えば、図6および図7は、上記変速条件として
のアップシフト側変速マップおよびダウンシフト側変速
マップの一例で、「1st」,「2nd」,「3r
d」,および「4th」の前進4つの変速段を有する自
動変速機に関するものであり、それぞれ車速Vおよびス
ロットル弁開度TAを変速パラメータとして定められて
いる。そして、現在の変速段と車速Vおよびスロットル
弁開度TAに応じて、その変速マップに従って変速段を
切り換えるか否かが判断される。
【0003】ところで、上記スロットル弁開度はエンジ
ンの負荷状態を表すものとして変速段の切換制御に用い
られているのであるが、近年、エンジンの低燃費化を図
ったり車両の運転状態に応じて最適なエンジン出力を引
き出したりするために、吸排気バルブの開閉タイミング
を変化させる可変バルブタイミング機構や、アイドル時
のエンジン回転数を変化させるアイドル回転数制御機構
など、種々の吸入空気量可変機構を備えたエンジンが提
案されており、スロットル弁開度は必ずしもエンジンの
負荷状態を忠実に表すものではなくなってきている。ま
た、平地と高地とでは気圧が異なるため、スロットル弁
開度が同じであっても実際の吸入空気量は相違し、それ
に応じてエンジンの負荷状態も変化する。
【0004】このため、(b)エンジンの回転数および
スロットル弁開度に基づいて要求吸入空気量すなわち計
算上の吸入空気量を求めるとともに、吸入空気量検出手
段によって検出された実際の吸入空気量および前記要求
吸入空気量に基づいて補正係数を決定する補正係数決定
手段と、(c)前記補正係数に応じて前記変速条件およ
び実際の変速パラメータの値の何れかを補正する補正手
段とを設け、変速制御の適正化を図ることが提案されて
いる。特開平2−266155号公報に記載されている
装置はその一例であり、エンジンの回転数NEおよびス
ロットル弁開度TAに基づいて要求吸入空気量Qcを予
め定められたデータマップから求めるとともに、エアフ
ローメータによって測定した実際の吸入空気量Qmと要
求吸入空気量Qcとから補正係数K1=Qc/Qmを算
出し、実際のスロットル弁開度TAに補正係数K1を掛
算してスロットル弁開度TAを補正した後、その補正値
および実際の車速Vに応じて変速マップに従って変速制
御を行ったり、或いは、補正係数K1に応じて変速マッ
プを選択し、その選択マップに従って実際のスロットル
弁開度TAおよび車速Vに応じて変速制御を行ったりす
るようになっている。また、スロットル弁開度TAおよ
び車速Vに基づいて変速マップから求めた変速車速に上
記補正係数K1を掛算してその変速車速を補正すること
も考えられているが、何れも実際の吸入空気量Qmが要
求吸入空気量Qcよりも少なくなるに従って、その吸入
空気量の減少に伴うエンジン出力トルクの低下を補うた
めに、ダウンシフトし易くなるとともにアップシフトし
難くなるように変速判断を補正するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような変速制御装
置においては、高地走行で実際の吸入空気量が要求吸入
空気量より少なくなると、上記のようにダウンシフトし
易くなるとともにアップシフトし難くなるため、エンジ
ン騒音が大きくなるとともに高速ギヤ段の使用頻度が少
なくなって燃費が悪化し、走行性能よりも燃費や静粛性
に対する要求が高い運転者にとっては好ましくないとと
もに、高地走行を行う機会が多い運転者にとっては燃費
低下に伴う経済的損失が無視できなくなる。例えば高度
3000m程度の高地走行では前記補正係数K1が約
1.3程度となるため、この補正係数K1を変速車速に
掛算して補正すると変速車速は3割程度上昇することと
なり、高速ギヤ段の使用頻度が極端に少なくなって上記
エンジン騒音や燃費低下が顕著となる。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、実際の吸入空気量に
よる変速判断の補正を運転者が希望しない場合にはその
補正を停止できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めには、実際の吸入空気量による変速判断の補正を運転
者のスイッチ操作で停止できるようにすれば良く、本発
明は、図1のクレーム対応図に示されているように、
(a)予め定められた変速条件に従って実際の変速パラ
メータの値に応じて自動変速機の変速段を自動的に切り
換える変速制御手段と、(b)エンジンの回転数および
スロットル弁開度に基づいて要求吸入空気量を求めると
ともに、吸入空気量検出手段によって検出された実際の
吸入空気量および前記要求吸入空気量に基づいて補正係
数を決定する補正係数決定手段と、(c)前記補正係数
に応じて前記変速条件および実際の変速パラメータの値
の何れかを補正する補正手段とを備えた自動変速機の変
速制御装置において、(d)運転者が前記補正手段によ
る補正を希望するか否かによって切換操作される補正選
択スイッチと、(e)その補正選択スイッチが補正を希
望しない方へ切換操作された場合には、前記補正手段に
よる補正を実質的に停止する補正停止手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用および発明の効果】このような自動変速機の変速
制御装置においては、運転者が実際の吸入空気量による
変速判断の補正を希望しない場合に、その補正を希望し
ない方へ補正選択スイッチを切換操作すると、補正停止
手段によって実際の吸入空気量による補正が実質的に停
止され、予め定められた変速条件に従って実際の変速パ
ラメータの値に応じて自動変速機の変速段が切換制御さ
れる。したがって、高地走行で運転者が補正選択スイッ
チにより実際の吸入空気量による変速判断の補正を停止
すれば、ダウンシフトし易くなるとともにアップシフト
し難くなるようにする変速判断の補正が停止して通常の
変速制御が為されるようになり、吸入空気量の減少に伴
うエンジン出力トルクの低下によって走行性能は低下す
るものの、優れた燃費や静粛性が得られるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図2において、ガソリンエンジン10の燃
焼室12内には、エアクリーナ14,エアフローメータ
16,吸気通路18,スロットル弁20,バイパス通路
22,サージタンク24,インテークマニホルド26,
および吸気弁28を介して空気が吸入されるとともに、
その空気には、インテークマニホルド26に設けられた
燃料噴射弁30から噴射される燃料ガスが混合されるよ
うになっている。エアフローメータ16は吸入空気量を
測定するもので、本実施例では大気圧センサ40と共に
実際の吸入空気量Qmを検出する吸入空気量検出手段を
構成しており、可動ベーン式のエアフローメータ16に
よって求められた吸入空気量を大気圧センサ40によっ
て求められた大気圧で補正することにより、空気濃度の
影響を排除した実際の吸入空気量Qmすなわち標準高度
(1気圧)における吸入空気量を算出するようになって
いる。そして、その算出した実際の吸入空気量Qmを表
す吸入空気量信号SQmをエンジン制御用コンピュータ
32およびトランスミッション制御用コンピュータ34
に供給する。スロットル弁20は、図示しない自動車の
アクセルペダルに機械的に連結されており、その操作量
に対応して開閉されることにより吸入空気量を連続的に
変化させるようになっているとともに、そのスロットル
弁20にはスロットルポジションセンサ36が設けられ
て、スロットル弁開度TAを表すスロットル弁開度信号
STAをエンジン制御用コンピュータ32およびトラン
スミッション制御用コンピュータ34に供給するように
なっている。バイパス通路22はスロットル弁20と並
列に配設されているとともに、そのバイパス通路22に
はアイドル回転数制御弁38が設けられており、エンジ
ン制御用コンピュータ32によってアイドル回転数制御
弁38の開度が制御されることにより、スロットル弁2
0をバイパスして流れる空気量が調整されてアイドル時
のエンジン回転数が制御される。燃料噴射弁30も、エ
ンジン制御用コンピュータ32によってその噴射タイミ
ングや噴射量が制御される。
【0011】エンジン10は、吸気弁28,排気弁4
2,ピストン44,および点火プラグ46を備えて構成
されており、点火プラグ46は、エンジン制御用コンピ
ュータ32によって制御されるイグナイタ48からディ
ストリビュータ50を介して供給される高電圧によって
点火火花を発生し、燃焼室12内の混合ガスを爆発させ
てピストン44を上下動させることによりクランク軸を
回転させる。吸気弁28および排気弁42は、クランク
軸の回転に同期して回転駆動されるカムシャフトにより
開閉されるようになっているとともに、エンジン制御用
コンピュータ32によって制御される可変バルブタイミ
ング機構52により、カムシャフトとクランク軸との回
転位相が変更されて開閉タイミングが調整されるように
なっている。そして、燃焼室12内で燃焼した排気ガス
は、排気弁42からエキゾーストマニホルド54,排気
通路56,触媒装置58を経て大気に排出される。エン
ジン10にはエンジン冷却水温を測定する水温センサ6
0が設けられており、そのエンジン冷却水温を表す信号
をエンジン制御用コンピュータ32に供給するようにな
っているとともに、エキゾーストマニホルド54には排
気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ62が設けら
れており、その酸素濃度を表す信号をエンジン制御用コ
ンピュータ32に供給するようになっている。また、デ
ィストリビュータ50にはクランク軸の回転に同期して
パルスを発生する回転角センサが設けられており、その
パルス信号すなわちエンジン10の回転数NEを表すエ
ンジン回転数信号SNEを、エンジン制御用コンピュー
タ32およびトランスミッション制御用コンピュータ3
4に供給するようになっている。
【0012】上記エンジン制御用コンピュータ32,ト
ランスミッション制御用コンピュータ34は、何れもC
PU,RAM,ROM,入出力インタフェース回路,A
/Dコンバータ等を備えて構成されており、RAMの一
時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログ
ラムに従って信号処理を行うもので、エンジン制御用コ
ンピュータ32には前記各信号の他、エアコンスイッチ
64からエアコンのON,OFFを表す信号等が供給さ
れるとともに、トランスミッション制御用コンピュータ
34には、運転者によって手動で選択操作されるパター
ンセレクトスイッチ66から、走行性能を重視するパワ
ーパターン,燃費や静粛性を重視するエコノミーパター
ン等の各種走行パターンの中から選択された走行パター
ンを表すパターン信号SPが供給される。トランスミッ
ション制御用コンピュータ34にはまた、前記エンジン
10の回転速度を例えば前進4段および後進1段で変速
する自動変速機68の出力軸の回転速度、すなわち車速
Vを表す車速信号SVが車速センサ72から供給される
ようになっている。自動変速機68は、遊星歯車装置や
油圧式摩擦係合装置などを備えた良く知られたもので、
油圧回路が切り換えられて油圧式摩擦係合装置の係合状
態が変更されることにより、前進4段および後進1段が
成立させられるように構成されている。なお、両制御用
コンピュータ32と34との間でも必要な情報が授受さ
れるようになっており、前記吸入空気量信号SQm,ス
ロットル弁開度信号STA,およびエンジン回転数信号
SNEは、少なくとも何れかの制御用コンピュータ32
または34に供給されるようになっておれば良い。ま
た、例えばブレーキペダルのON,OFFやステアリン
グホイールの操舵角、路面の勾配、排気温度など、自動
車の運転状態を表す他の種々の信号を取り込んでエンジ
ン制御やトランスミッションの変速制御に用いることも
可能である。
【0013】そして、上記エンジン制御用コンピュータ
32は、前記吸入空気量Qmやスロットル弁開度TA,
エンジン回転数NE,エンジン10の冷却水温度,吸入
空気温度,排気通路56内の酸素濃度,エアコンのON
−OFFなどに応じて、例えば必要なエンジン出力を確
保しつつ燃費や有害排出ガスを低減するように予め定め
られたデータマップや演算式などに基づいて、前記燃料
噴射弁30による燃料ガスの噴射量や噴射タイミング、
イグナイタ48による点火時期、アイドル回転数制御弁
38によるアイドル回転数、および可変バルブタイミン
グ機構52による吸排気弁28,42の開閉タイミング
などを制御する。また、トランスミッション制御用コン
ピュータ34は、吸入空気量Qmやスロットル弁開度T
A,エンジン回転数NE,車速V,選択された走行パタ
ーンなどに応じて、予め定められた変速条件に従って自
動変速機68の変速段を切換制御する。以下、シフトレ
バーの操作位置が「D(ドライブ)」で、前進4段で変
速が行われる場合の変速制御について、図3乃至図5の
フローチャートを参照しつつ具体的に説明する。
【0014】先ず、ステップS1において、自動変速機
68の変速段を切り換えるソレノイド信号の出力状態に
基づいて現在の変速段を読み込むとともに、ステップS
2においてスロットル弁開度TAを表すスロットル弁開
度信号STAおよび車速Vを表す車速信号SVを読み込
む。続くステップS3では、上記ステップS1で読み込
んだ現在の変速段が「4th」であるか否かが判断さ
れ、YESの場合にはアップシフトの可能性がないため
直ちにステップS8以下のダウンシフトに関する各ステ
ップを実行するが、NOの場合にはステップS4以下の
アップシフトに関する各ステップを実行する。ステップ
S4では、図6に示されているように車速Vおよびスロ
ットル弁開度TAを変速パラメータとして予め記憶され
た3種類のアップシフト側変速マップ、すなわち「1s
t→2nd」,「2nd→3rd」,および「3rd→
4th」に関する変速マップの中から、現在の変速段か
らアップシフトする場合の変速マップを選択する。例え
ば現在の変速段が「3rd」の場合には、(c)の「3
rd→4th」に関する変速マップが選択される。この
変速マップは、パターンセレクトスイッチ66によって
選択されるパワーパターンやエコノミーパターン等の走
行パターンに応じて予め複数種類記憶されており、パタ
ーン信号SPが表す走行パターンに対応する変速マップ
が読み出されるようになっている。また、ステップS5
では、上記選択した変速マップとステップS2で読み込
んだスロットル弁開度信号STAが表す現在のスロット
ル弁開度TAとからシフトアップ車速Vuを求め、ステ
ップS6において、第1補正値K1と第2補正値K2と
を加算した補正係数(K1+K2)をシフトアップ車速
Vuに掛算することにより補正シフトアップ車速MVu
を算出する。そして、次のステップS7では、その補正
シフトアップ車速MVuと前記ステップS2で読み込ん
だ車速信号SVが表す現在の車速Vとを比較して、MV
u≦Vであるか否かによりアップシフトを行うか否かを
判断し、MVu≦VであればステップS13において自
動変速機68の変速段を切り換えてアップシフトさせる
が、V<MVuの場合にはステップS8以下を実行す
る。
【0015】ステップS8では、前記ステップS1で読
み込んだ現在の変速段が「1st」であるか否かが判断
され、YESの場合にはダウンシフトの可能性がないた
め直ちに終了してステップS1以下の実行を繰り返す
が、NOの場合にはステップS9において、図7に示さ
れているように車速Vおよびスロットル弁開度TAを変
速パラメータとして予め記憶された3種類のダウンシフ
ト側変速マップ、すなわち「2nd→1st」,「3r
d→2nd」,および「4th→3rd」に関する変速
マップの中から、現在の変速段からダウンシフトする場
合の変速マップを選択する。例えば現在の変速段が「3
rd」の場合には、(b)の「3rd→2nd」に関す
る変速マップが選択される。この変速マップも、前記ア
ップシフト側変速マップと同様にパターンセレクトスイ
ッチ66によって選択される複数の走行パターンに応じ
て予め複数種類記憶されており、パターン信号SPが表
す走行パターンに対応する変速マップが読み出されるよ
うになっている。また、ステップS10では、その選択
した変速マップとステップS2で読み込んだスロットル
弁開度信号STAが表す現在のスロットル弁開度TAと
からシフトダウン車速Vdを求め、ステップS11にお
いて、第1補正値K1と第2補正値K2とを加算した補
正係数(K1+K2)をシフトダウン車速Vdに掛算す
ることにより補正シフトダウン車速MVdを算出する。
そして、次のステップS12では、その補正シフトダウ
ン車速MVdと前記ステップS2で読み込んだ車速信号
SVが表す現在の車速Vとを比較して、V≦MVdであ
るか否かによりダウンシフトを行うか否かを判断し、V
≦MVdであればステップS13において自動変速機6
8の変速段を切り換えてダウンシフトさせるが、MVu
<Vの場合にはステップS1以下の実行を繰り返す。
【0016】ここで、上記補正係数(K1+K2)が
1.0より大きい場合には、前記補正シフトアップ車速
MVuや補正シフトダウン車速MVdは高車速側に移動
してダウンシフトし易くなるとともにアップシフトし難
くなる一方、補正係数(K1+K2)が1.0より小さ
い場合には、補正シフトアップ車速MVuや補正シフト
ダウン車速MVdは低車速側に移動してダウンシフトし
難くなるとともにアップシフトし易くなる。補正係数
(K1+K2)の第1補正値K1は、前記アイドル回転
数制御弁38や可変バルブタイミング機構52等の可変
機構の作動状態、或いは標準高度の低地走行か空気が薄
い高地走行かなどにより、スロットル弁開度TAが同じ
であっても実際の吸入空気量Qmは相違し、そのスロッ
トル弁開度TAおよび車速Vに関して定められた前記変
速マップのみでは適切な変速制御を行うことができない
ため、スロットル弁開度TAおよびエンジン回転数NE
から求められる要求吸入空気量Qcと実際の吸入空気量
Qmとの比に応じて前記シフトアップ車速Vuやシフト
ダウン車速Vdを補正することにより、変速制御の適正
化を図るためのものであり、例えば図4のフローチャー
トに従って求められるとともに、このフローが前記図3
のフローと略同じサイクルタイム、例えば32msec
程度の時間間隔で繰り返し実行されることにより逐次更
新される。
【0017】かかる図4において、ステップS20では
パターン信号SPを読み込んで、そのパターン信号SP
が表す走行パターンがエコノミーパターンか否かを判断
し、エコノミーパターンの場合にはステップS26にお
いて第1補正値K1として1.0を設定する。エコノミ
ーパターンでなければ、ステップS21,S22,S2
3においてそれぞれスロットル弁開度信号STA,エン
ジン回転数信号SNE,吸入空気量信号SQmを読み込
み、ステップS24において、スロットル弁開度信号S
TAが表すスロットル弁開度TAおよびエンジン回転数
信号SNEが表すエンジン回転数NEに基づいて、例え
ば図8に示されているような予め定められたデータマッ
プからマップ補間により要求吸入空気量Qcを算出す
る。そして、次のステップS25において、その要求吸
入空気量Qcを上記吸入空気量信号SQmが表す実際の
吸入空気量Qmで割算することにより、第1補正値K1
が算出される。この第1補正値K1は、図10のタイム
チャートから明らかなように、アイドル回転数制御弁3
8や可変バルブタイミング機構52等の吸入空気量可変
機構の作動状態が標準状態で且つ高度が標準高度である
場合には略1.0となる。すなわち、上記図8のデータ
マップは、標準高度(1気圧)で且つアイドル回転数制
御弁38等の吸入空気量可変機構が予め定められた標準
状態の場合の実際の吸入空気量Qmを、エンジン回転数
NEおよびスロットル弁開度TAに応じて予め実験等に
よって求めたものであり、そのような標準高度,標準状
態では、要求吸入空気量Qcは実際の吸入空気量Qmと
略一致するのである。実際の吸入空気量Qmはエンジン
1回転当たりの実質吸入空気量を表している。なお、図
10のタイムチャートにおいてスロットル弁開度TAの
変化時に第1補正値K1が一時的に上昇しているのは、
スロットル弁開度TAに基づいて求められる要求吸入空
気量Qcに比較して実際の吸入空気量Qmはその変化が
遅れるためであるが、このような第1補正値K1の変動
は高度や吸入空気量可変機構の作動状態とは無関係であ
るため、これを除去するような信号処理を行うことも可
能である。
【0018】前記補正係数(K1+K2)の第2補正値
K2は、運転者の加速に対する要求量に応じてダウンシ
フトし易くなるように、すなわち補正係数(K1+K
2)の値が大きくなるようにするためのものであり、例
えば図5のフローチャートに従って求められるととも
に、このフローが上記図4のフローと略同じサイクルタ
イムで繰り返し実行されることにより逐次更新される。
かかる図5において、ステップS30ではパターン信号
SPを読み込んで、そのパターン信号SPが表す走行パ
ターンがエコノミーパターンか否かを判断し、エコノミ
ーパターンの場合にはステップS36において第2補正
値K2として0を設定する。エコノミーパターンでなけ
れば、ステップS31においてスロットル弁開度信号S
TAが表す今回のスロットル弁開度TAと前回のサイク
ル時のスロットル弁開度TAbとの変化量ΔTA(=T
A−TAb)を、運転者の加速に対する要求量を表すも
のとして算出する。次のステップS32においては、上
記変化量ΔTAに基づいて例えば図9に示されているよ
うな予め定められたデータマップからマップ補間により
補正値k2を算出する。この補正値k2を求めるための
データマップは、変化量ΔTA=0の時には補正値k2
も略0となり、変化量ΔTAが大きくなる程補正値k2
も大きくなるように定められている。そして、ステップ
S33において、補正値k2と前回のサイクル時の第2
補正値K2bから一定値αを引算した値(K2b−α)
とを比較し、k2<K2b−αの場合にはステップS3
4において第2補正値K2としてK2b−αを設定し、
k2≧K2b−αの場合にはステップS35において第
2補正値K2としてk2を設定する。これ等のステップ
S33〜S35は、アクセルペダルの踏込みが完了して
スロットル弁開度TAの変化量ΔTAが略零になると、
図9のデータマップから補正値k2も零となるが、アク
セルペダルの踏込み状態が継続している間は運転者の加
速要求は継続していると考えられるため、第2補正値K
2を予め定められた変化率(1サイクル当たりの変化
量)αで減衰させることにより、変化量ΔTAが零とな
った後も運転者の加速要求が第2補正値K2に反映され
るようにするためのもので、第2補正値K2は図10に
示されているように徐々に小さくなる。
【0019】そして、このようにして求められた第1補
正値K1と第2補正値K2とを加算した補正係数(K1
+K2)をシフトアップ車速Vuやシフトダウン車速V
dに掛算して補正シフトアップ車速MVuや補正シフト
ダウン車速MVdを求め、その補正シフトアップ車速M
Vuや補正シフトダウン車速MVdに基づいて変速判断
が行われると、第1補正値K1の作用により、アイドル
回転数制御弁38や可変バルブタイミング機構52など
の各種吸入空気量可変機構の作動状態、或いは大気圧変
化等に拘らず実際のエンジン出力トルクに合致した最適
な変速制御が行われる一方、第2補正値K2の作用によ
り、運転者の加速要求を反映した優れた走行性の変速制
御が為されるのである。第2補正値K2は、アクセルペ
ダルの踏込みが完了して変化量ΔTAが略零となっても
変化率αで徐々に減衰させられるようになっているた
め、運転者の加速に対する要求が正確に変速制御に反映
される。図10は、アクセルペダルが踏込み操作されて
スロットル弁開度TAが増加した場合の変速段や補正係
数(K1+K2)等の変化を示すタイムチャートの一例
であるが、本実施例では運転者の加速に対する要求を反
映した第2補正値K2を第1補正値K1に加算している
ため、変速段は実線で示されているように「2nd」ま
でダウンシフトした後「3rd」,「4th」へ次第に
アップシフトしている。これに対し、第1補正値K1の
みで変速車速を補正した場合には、スロットル弁開度T
Aの変化に対する吸入空気量Qmの変化遅れに起因して
第1補正値K1が一時的に増大するものの、変速段は一
点鎖線で示されているように「3rd」までしかダウン
シフトしないとともに、比較的早期に「4th」へアッ
プシフトしてしまう。
【0020】一方、上記のように補正係数(K1+K
2)によって変速判断の補正を行った場合、空気が薄く
なる高地走行では、実際の吸入空気量Qmが要求吸入空
気量Qcよりも少なくなるため、第1補正値K1が1.
0より大きくなって上記補正シフトアップ車速MVuや
補正シフトダウン車速MVdが高車速側へ移動し、ダウ
ンシフトし易くなるとともにアップシフトし難くなり、
これにより吸入空気量Qmの減少に伴うエンジン出力の
低下に拘らず優れた走行性能を得られるが、反面、エン
ジン騒音が大きくなるとともに高速ギヤ段の使用頻度が
少なくなって燃費が悪化する。また、このような高地走
行では一般にアクセル操作量が頻繁に変化するため、ス
ロットル弁開度TAの変化量ΔTAが正となることが多
く、第2補正値K2により変速車速が高車速側へ補正さ
れる機会が多くなり、上記エンジン騒音や燃費低下が助
長される。このようなことは、走行性能よりも燃費や静
粛性に対する要求が高い運転者にとっては好ましくな
く、また、高地走行を行う機会が多い運転者にとって
は、燃費低下に伴う経済的損失が無視できなくなる。
【0021】これに対し、本実施例ではパターンセレク
トスイッチ66により燃費や静粛性を重視したエコノミ
ーパターンが選択されると、上記第1補正値K1は1.
0に設定されるとともに第2補正値K2は0に設定され
るため、補正係数(K1+K2)は1.0となり、変速
マップから求められたシフトアップ車速Vu,シフトダ
ウン車速Vdがそのまま補正シフトアップ車速MVu,
補正シフトダウン車速MVdとされる。言い換えれば、
実際の吸入空気量Qmに基づく第1補正値K1や運転者
の加速に対する要求を反映した第2補正値K2による変
速判断の補正が実質的に停止され、予め定められた変速
マップ通りの変速制御が行われるのである。したがっ
て、上述したような高地走行時にエコノミーパターンを
選択すれば、実際の吸入空気量Qmの減少やスロットル
弁開度TAの変化量ΔTAに応じて変速車速を高車速側
へ移動する変速判断の補正が停止し、吸入空気量Qmの
減少に伴うエンジン出力トルクの低下によって走行性能
は低下するものの、優れた燃費や静粛性が得られるよう
になる。
【0022】本実施例では、前記補正係数(K1+K
2)のうち第1補正値K1が特許請求の範囲の補正係数
に相当する。また、前記トランスミッション制御用コン
ピュータ34による一連の信号処理のうち前記図3の各
ステップを実行する部分が変速制御手段に相当し、その
うちのステップS6およびS11を実行する部分が補正
手段に相当し、第1補正値K1を求めるための図4のス
テップS21〜S25を実行する部分が補正係数決定手
段に相当し、同図のステップS20およびS26を実行
する部分が補正停止手段に相当する。また、予め記憶さ
れた図6および図7の変速マップは変速条件を表してお
り、前記パターンセレクトスイッチ66は補正選択スイ
ッチに相当する。
【0023】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0024】例えば、前記実施例では第1補正値K1と
第2補正値K2とを加算して補正係数(K1+K2)が
求められていたが、ΔTA=0の時に略1.0となるデ
ータマップや演算式等から第2補正値K2を算出し、そ
れ等の補正値を掛算して補正係数を求めるようにするこ
ともできる。なお、本発明の実施に際して第2補正値K
2は必ずしも必要でないとともに、他の運転状態を考慮
した第3,第4,・・の補正値K3,K4等を補正係数
に反映させることもできる。
【0025】また、前記実施例ではエコノミーパターン
が選択された場合に、第2補正値K2が0に設定される
ようになっていたが、少なくとも第1補正値K1による
補正が停止されれば良く、第2補正値K2については必
ずしも0とする必要はなく、前記図5のステップS30
およびS36を省略することも可能である。
【0026】また、前記実施例ではパターンセレクトス
イッチ66が補正選択スイッチとして用いられていた
が、補正係数(K1+K2)による補正を希望するか否
かによってON−OFFが切換操作されるON−OFF
スイッチ等を別個に設けることもできる。
【0027】また、前記実施例では第1補正値K1を
1.0に設定するとともに第2補正値K2を0に設定し
て実質的に補正を停止するようになっていたが、エコノ
ミーパターンが選択された場合には、図3のステップS
6およびS11を飛ばしてシフトアップ車速Vu,シフ
トダウン車速Vdにより変速判断が行われるようにする
など、補正係数(K1+K2)による補正を実質的に停
止する他の補正停止手段を採用することもできる。
【0028】また、前記実施例では要求吸入空気量Qc
と実際の吸入空気量Qmとの比Qc/Qmが第1補正値
K1として算出されるようになっていたが、それ等の差
(Qc−Qm)に基づいて第1補正値K1を求めるな
ど、他の算出手法を用いることも可能である。
【0029】また、前記実施例では変速マップからシフ
トアップ車速Vu,シフトダウン車速Vdを求めて、そ
れ等の車速Vu,Vdを補正係数(K1+K2)により
補正するようになっているが、車速Vu,Vdと比較す
る実際の車速Vを補正係数(K1+K2)で割算して補
正したり、車速Vu,Vdを変速マップから求める際の
実際のスロットル弁開度TAに補正係数(K1+K2)
を掛算して補正したり、補正係数(K1+K2)に応じ
て変速マップの変速線をずらしたり、予め用意した複数
種類の変速マップの中から補正係数(K1+K2)に対
応するものを選択したりするなど、種々の補正手段を採
用することが可能である。
【0030】また、前記実施例の変速マップは車速Vお
よびスロットル弁開度TAを変速パラメータとして定め
られていたが、スロットル弁開度TAがアクセルペダル
操作量に対応して変化する場合には、スロットル弁開度
TAの代わりにアクセルペダル操作量を用いて変速マッ
プを設定することもできるなど、他の変速パラメータを
用いて変速マップを設定することもできる。要求吸入空
気量Qcを求める際のエンジン回転数NEやスロットル
弁開度TAについても、実質的にそれ等を表す他のパラ
メータを用いることができる。
【0031】また、前記実施例では運転者の加速に対す
る要求量を表すパラメータとしてスロットル弁開度TA
の変化量ΔTAが用いられていたが、アクセルペダル操
作量の変化量など他のパラメータを用いることもでき
る。
【0032】また、前記実施例では第2補正値K2を一
定の変化率αで減衰させるようになっていたが、スロッ
トル弁開度の変化量ΔTAが最大となった時の補正値k
2が、変化量ΔTAが負となるまで保持されるようにし
たり予め定められた一定時間だけ保持されるようにした
りするなど、運転者の加速要求を適切に第2補正値K2
に反映させることができる他の設定手法を採用すること
も可能である。
【0033】また、前記実施例では吸入空気量検出手段
として可動ベーン式のエアフローメータ16および大気
圧センサ40が用いられていたが、カルマン渦式のエア
フローメータおよび大気圧センサを用いてもよい。更
に、熱線式エアフローメータを用いたり、吸気管圧力を
測定したりすれば、大気圧センサ40を用いなくても実
際の吸入空気量Qmを検出することができる。
【0034】また、前記実施例ではアイドル回転数制御
弁38や可変バルブタイミング機構52等の吸入空気量
可変機構を備えていたが、かかる吸入空気量可変機構を
有しない自動車の変速制御装置にも本発明は同様に適用
され得る。
【0035】また、前記実施例ではエンジン制御用コン
ピュータ32およびトランスミッション制御用コンピュ
ータ34が別体に構成されていたが、単一のコンピュー
タにてエンジン10および自動変速機68を制御するこ
ともできる。
【0036】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例である変速制御装置を備えた
自動変速機およびエンジン等の構成を説明する図であ
る。
【図3】図2の実施例における自動変速機の変速段を切
り換える際の作動を説明するフローチャートである。
【図4】図3のステップS6,S11で用いられる第1
補正値K1を求めるためのフローチャートである。
【図5】図3のステップS6,S11で用いられる第2
補正値K2を求めるためのフローチャートである。
【図6】図3のフローチャートの実行に際して用いられ
るアップシフト側変速マップの一例を示す図である。
【図7】図3のフローチャートの実行に際して用いられ
るダウンシフト側変速マップの一例を示す図である。
【図8】図4のステップS24においてエンジン回転数
NEおよびスロットル弁開度TAから要求吸入空気量Q
cを求めるためのデータマップの一例である。
【図9】図5のステップS32においてスロットル弁開
度の変化量ΔTAから補正値k2を求めるためのデータ
マップの一例である。
【図10】図2の実施例における加速要求時の変速段や
補正係数(K1+K2)等の変化を示すタイムチャート
の一例である。
【符号の説明】
16:エアフローメータ 20:スロットル弁 34:トランスミッション制御用コンピュータ 36:スロットルポジションセンサ 40:大気圧センサ 66:パターンセレクトスイッチ(補正選択スイッチ) 68:自動変速機 72:車速センサ V:車速(変速パラメータ) TA:スロットル弁開度(変速パラメータ) K1:第1補正値(補正係数) ステップS1〜S13:変速制御手段 ステップS6,S11:補正手段 ステップS20,S26:補正停止手段 ステップS21〜S25:補正係数決定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた変速条件に従って実際の
    変速パラメータの値に応じて自動変速機の変速段を自動
    的に切り換える変速制御手段と、 エンジンの回転数およびスロットル弁開度に基づいて要
    求吸入空気量を求めるとともに、吸入空気量検出手段に
    よって検出された実際の吸入空気量および前記要求吸入
    空気量に基づいて補正係数を決定する補正係数決定手段
    と、 前記補正係数に応じて前記変速条件および実際の変速パ
    ラメータの値の何れかを補正する補正手段とを備えた自
    動変速機の変速制御装置において、 運転者が前記補正手段による補正を希望するか否かによ
    って切換操作される補正選択スイッチと、 該補正選択スイッチが補正を希望しない方へ切換操作さ
    れた場合には、前記補正手段による補正を実質的に停止
    する補正停止手段とを設けたことを特徴とする自動変速
    機の変速制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307876A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Honda Motor Co Ltd 変速機のシフト指示方法
JP2006307877A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Honda Motor Co Ltd 変速機のシフト指示方法

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