JPH051719U - 振動パーツフイーダ - Google Patents

振動パーツフイーダ

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JPH051719U
JPH051719U JP5759891U JP5759891U JPH051719U JP H051719 U JPH051719 U JP H051719U JP 5759891 U JP5759891 U JP 5759891U JP 5759891 U JP5759891 U JP 5759891U JP H051719 U JPH051719 U JP H051719U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl
spring
parts feeder
base block
rubber spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP5759891U
Other languages
English (en)
Inventor
拓巳 井上
和秀 要津
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP5759891U priority Critical patent/JPH051719U/ja
Publication of JPH051719U publication Critical patent/JPH051719U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来より、生産コストを大巾に低下させるこ
とのできる振動パーツフィーダを提供すること。 [構成] ボール1とベースブロック2とを円筒形状の
ゴムばね11により、その軸心方向を所定の角度にし
て、その上端部及び下端部のボルト12、13にナット
を螺着締めつけることにより、ボール1側及びベースブ
ロック2側に固定させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は振動パーツフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
振動パーツフィーダは従来、各産業界に広く利用されているが、内周壁部にス パイラル状のトラックを形成させた椀状のボウルをその下方に配設されたベース ブロックに等角度間隔で配設された傾斜板ばねにより結合し、ベースブロックに は電磁石を取り付け、これに空隙をおいてボウルの底壁部に可動コアを固定し、 上記電磁石のコイルに交流を通電することにより、磁気交番吸引力を発生し、等 角度間隔で傾斜して配設した板ばねとの共同作用により、ボウルにねじり振動力 をあたえるようにしている。このねじり振動によりボウルの内周壁部に形成され たスパイラルトラック上の部品は、そのトラックに沿って移送される。この移送 途上、種々の整送作用を受け、次工程への種々の要求に応えているものである。
【0003】 然るにボウルとベースブロックを結合する板ばねは等角度間隔に傾斜して配設 されるのであるが、ばね鋼でなり、通常の場合は一枚ではなく二、三枚重ね合わ せて、いわゆる重ね板ばねとして用いられているが、このようなばね鋼でなる板 ばねは高価である。またその取り付けは板ばねの長手方向に対し、ほぼ垂直方向 にねじり振動力を発生するようにボウル、ベースブロックに固定されるのである が、その取り付け構造も複雑であり、全体として生産コストを上昇させている。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は上述の問題に鑑みてなされ、組み立てが容易であり、またその弾性手 段として安価なものを用いることのできる振動パーツフィーダを提供することを 目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】 以上の目的はボウルとベースとを等角度間隔で配設された弾性手段により結合 し、前記ボウルに固定された可動コアと空隙をおいて前記ベースに固定された電 磁石に交流を通電することにより前記ボウルにねじり振動力を与えるようにした 振動パーツフィーダにおいて、前記弾性手段は円筒形状のゴムでなり、その軸心 を所定角度傾斜させるように前記ボウル及びベースに取りつけるようにしたこと を特徴とする振動パーツフィーダ、によって達成される。
【0006】
【作用】
円筒形状のゴムばねは例えば従来の振動パーツフィーダにおいて、その全体を 床上に支持するのに防振用として広く用いられているばねが利用され、これをそ のまま駆動ばねとしてボウルとベースブロックとを結合する弾性手段に適用する ことができる。これによっても従来は考えられていなかったねじり振動力を安定 に行なうことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例による振動パーツフィーダについて、図面を参照して説 明する。
【0008】 図1には振動パーツフィーダが全体として30で示され、ボウル1はベースブ ロック2と本考案に係わる弾性装置9により結合されている。ベースブロック2 上にはコイル5を巻装した電磁石4が固定されており、これの磁極面に空隙Gを おいて対向するように可動コア6がボウル1側に固定される。
【0009】 ボウル1は公知の構造を有し、その内周壁面にスパイラル状のトラックを形成 させているが、この中央底部にはボルト貫通孔が形成され、これにボルト8を挿 通する。またボウル1の底面に図2に示すばね取付板7が当接しており、この中 央孔7aに上述のボルト8のねじ部を挿通し、可動コア6に形成されたねじ孔に 螺着締めつけることにより、ボウル1、ばね取付板7及び可動コア6は一体化さ れる。
【0010】 次に、本考案に係わるばね装置9について説明する。本実施例によれば、ばね 装置9はベースブロック2上に等角度間隔で、すなわち120度間隔で配設され ているが、それぞれ同一の構成を有するので1つのばね装置9について説明する 。
【0011】 図3はこのばね装置9の要部をなすゴムばね11を示すが、円筒もしくは円柱 形状のゴム本体11aの上面及び下面に金属板11b、11bが例えば加硫接着 により固定されており、これらの中央部にボルト12、13が植設されている。 このよなゴムばね11がばね取付板7及びベースブロック2に固定されているの であるが、このためにばね取付板7には等角度間隔、すなわち本実施例では12 0度間隔で周縁部に折り曲げ部7bが形成されており、この面に対する垂直方向 がゴムばね11の軸心方向になるような傾斜角で折り曲げられている。また、取 付金具10はクランク形状をしており、その下端部10aがベースブロック2に ボルト31により取りつけられ、また上端部10bはばね取付板7の折り曲げ部 7bと同一方向に折り曲げられており、ばね取付板7の折り曲げ部7bと取付金 具10の上端部10bとにはそれぞれボルト挿通孔が形成され、これに図3に示 すゴムばね11の上下に植設されたボルト12、13を挿通し、ばね取付板7の 折り曲げ部7bの上面及び下面、及び取付金具10の上端部10bの上面及び下 面にそれぞれナット14をボルト12、13に螺合し、両側から締めつけること により、ゴムばね11全体はばね取付板7及びベースブロック2に固定される。 以上のようにして3つのばね装置9によりばね取付板7とベースブロック2とが 結合されるのであるが、各ゴムばね11の軸心方向は一定であり、例えば本実施 例では垂直線に対し30度である。
【0012】 本考案の実施例による振動パーツフィーダ30は以上のように構成されるので あるが、次にこの作用について説明する。
【0013】 コイル5に交流を通電すると可動コア6との間に磁気吸引力が発生し、可動コ ア6、すなわちボウル1は上下方向に吸引される。このときばね装置9のゴムば ね11は円筒形状であるが、この軸心が所定方向、すなわち本実施例では30度 傾斜して配設されており、これによりボウル1はほぼ水平線に対し約30度の角 でねじり振動を行なう。
【0014】 従来はこのような円筒形状のゴムばね11をその軸心方向が所定の角度を傾斜 させて、ボウル1とベースブロック2との間に配設して取り付けたとしても、ボ ウル1は所望のねじり振動を行なえないものと考えられていたが、本考案によれ ばこれが可能であることが発見された。
【0015】 本考案の実施例による振動パーツフィーダは以上のようにして、従来と同様な 作用を行なうのであるが、次のような効果を奏するものである。
【0016】 すなわち、図3に示す円筒形状のゴムばね11は、例えば従来の振動パーツフ ィーダの防振ばねとして用いられていたものであり、これをそのまま用いてボウ ル1とベースブロック2とを結合し、このばね常数とボウル1の質量とで定まる 共振周波数を駆動周波数にほゞ等しくすることにより、共振振動をさせることが できる。
【0017】 また、図1及び図2から明らかなように、このゴムばね11の上下端に植設さ れるボルト12、13に単にナットを螺着し、これをボウル側のばね取付板7及 びベースブロック側の取付金具にボルト12、13を挿通させたうえで、このナ ットを螺着締めつけるだけで、ボウル1及びベースブロック2側に固定させるこ とができるので、その組み立ては非常に簡単である。
【0018】 以上により、本実施例による振動パーツフィーダの生産コストは大巾に低下さ せることがわかる。
【0019】 図4は本考案の第2実施例による振動パーツフィーダに適用されるゴムばね2 0の斜視図である。本実施例のゴムばね20も第1実施例と同様にして、ボウル 1及びベースブロック2に取りつけられるが、ゴムばね20の構成は若干異なる 。すなわち、上記実施例と同様に円筒形状であるが、上記実施例では中実な円筒 形状のゴム本体11aの上面側及び下面側がそれぞれボウル側及びベースブロッ ク側に固定されたが、本実施例ではゴムばね20が中空の円筒形状であり、その 中心孔22にボルト23が固定されており、円筒形のゴム21の外周面に円筒形 状の金具24が、例えば加硫接着により固定されており、この底面をなす金具2 4aにボルト25が植設されている。ボルト23、25はそれぞれ図1に示すボ ウル1及びベースブロック2に第1実施例と同様の手段により固定される。図4 に示すゴムばね20により、ボウル1とベースブロック2とを結合させた振動パ ーツフィーダも第1実施例と同様な作用を行ない、かつ同様な効果を奏すること は明らかである。
【0020】 以上、本考案の各実施例について説明したが、もちろん、本考案はこれらに限 定されることなく、本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0021】 例えば、以上の実施例ではゴムばね装置9は等角度間隔として120度間隔で 配設されたが、更にこの角度を90度間隔(従って4個)に配設してもよい。
【0022】 また、以上の実施例のゴムばねの上面、下面側にそれぞれボルトを植設させ、 これにナットを螺合させボウル及びベースブロック側に固定させるためにばね取 り付け板7の折り曲げ部及び取付金具10を用いたが、これらを用いることなく 、直接ゴムばねのボルトをボウルのねじ孔及びベースブロック2のねじ孔に螺着 締めつけることにより、ボウル1とベースブロック2とをこのようなゴムばねに より結合してもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上、述べたように本考案の振動パーツフィーダによれば、その組立が従来の 板ばねに比べて簡単であり、かつまた安価なゴムばねを用いることができるので 、装置全体として大巾にその生産コストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による振動パーツフィーダ
の側面図である。
【図2】振動パーツフィーダにおける要部の斜視図であ
る。
【図3】同振動パーツフィーダにおけるゴムばねの部分
破断斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例の振動パーツフィーダにお
けるゴムばねの部分破断斜視図のである。
【符号の説明】
9 ばね装置 11 ゴムばね 20 ゴムばね

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ボウルとベースとを等角度間隔で配設さ
    れた弾性手段により結合し、前記ボウルに固定された可
    動コアと空隙をおいて前記ベースに固定された電磁石に
    交流を通電することにより前記ボウルにねじり振動力を
    与えるようにした振動パーツフィーダにおいて、前記弾
    性手段は円筒形状のゴムでなり、その軸心を所定角度傾
    斜させるように前記ボウル及びベースに取りつけるよう
    にしたことを特徴とする振動パーツフィーダ。
JP5759891U 1991-06-27 1991-06-27 振動パーツフイーダ Pending JPH051719U (ja)

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JP5759891U JPH051719U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 振動パーツフイーダ

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JP5759891U JPH051719U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 振動パーツフイーダ

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JPH051719U true JPH051719U (ja) 1993-01-14

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ID=13060294

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JP5759891U Pending JPH051719U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 振動パーツフイーダ

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JP (1) JPH051719U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019097650A1 (ja) * 2017-11-16 2020-10-22 株式会社Fuji ワーク供給装置及びワーク供給方法
JP2021109746A (ja) * 2020-01-10 2021-08-02 シンフォニアテクノロジー株式会社 回転振動機及び振動搬送装置

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