JPH05171867A - カーテンウォールにおける窓取付装置 - Google Patents

カーテンウォールにおける窓取付装置

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JPH05171867A
JPH05171867A JP34953891A JP34953891A JPH05171867A JP H05171867 A JPH05171867 A JP H05171867A JP 34953891 A JP34953891 A JP 34953891A JP 34953891 A JP34953891 A JP 34953891A JP H05171867 A JPH05171867 A JP H05171867A
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英昭 津川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓を枠体とこれに取付ける数種類の外装ユニ
ットより構成し、任意窓を簡単に施工し得るようにした
窓取付装置を提供することにある。 【構成】 躯体の室外側に取付けるカーテンウォールの
窓において、窓を枠体Fとこれに後から取付ける数種類
の外装ユニット5より構成し、枠体の少なくとも上枠材
1Aと下枠材1Bの室外側に上向鉤片44,45 を突設する一
方、外装ユニットを外装枠の室外側にパネルを取付けた
パネル式外装ユニットと、外装枠の室外側にガラスGを
取付けたガラス式外装ユニット、及び石板を用いた石板
式外装ユニットより構成し、外装枠の少なくとも下桟22
に前記枠体の上向鉤片に係止する突条29を設け、石板式
外装ユニットを枠体の室外側に係止固定する連結材を用
いて支持し、これらの外装ユニットから目的に応じた外
装ユニットを選択して取付け得るようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の妻側と桁側
に取付得るカーテンウォールにおける窓取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールの窓は、一般に建築物
の妻側と桁側に設ける場合、出入りを異にして取付ける
ものであり、方立と無目を格子状に組立て、開放口を形
成し、該開放口内にガラスを取付け、建築物外面をガラ
ス張りにするものである。ガラスの取付手段として、ガ
ラスの背面両側にバッカー、ストラクチュアルシールを
介して縦骨を接着した外装ユニットを構成し、該ユニッ
トの縦骨を方立の側面に設けた嵌合溝にやりくり嵌合
し、外装ユニットを方立から外れないようにすると共
に、ガラスを無目で支えるものが知られている。(例え
ば実開平1-315537号公報、実開平3-80812 号公報)
【0003】左右の方立内周部に縦枠材を夫々取付け、
両縦枠材の室外側に設けた開放口間にガラスを嵌挿し、
ガラスをパッキンとコーキングを用いて固定するもの
や、左右方立の嵌合溝間に上方よりサッシ窓、又はサッ
シ枠を挿入し、そのサッシ枠にガラスを嵌込むものも知
られている。(例えば実開昭63-102813 号公報、実開昭
63-53418号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】躯体開口部に窓を取付
ける場合、窓を仮止め状態にすることが困難であるし、
仮止め状態において上下調節や出入調節することも困難
である問題点があるし、開放口に後から外装ユニットを
やりくり嵌合して取付けるカーテンウォールにあって
は、ガラスが破損しないように注意しながら嵌合しなけ
ればならない問題点があると共に、重い外装ユニットを
足場の悪い高所でやりくり嵌合することは危険で不便な
問題点もあった。
【0005】カーテンウォールの取付手段として、窓上
枠材と下枠材を躯体の横部材に固定し、縦枠材を竪部材
に固定していたため、窓の取付けに手数がかかる問題点
があると共に、窓連結部の雨仕舞が不完全になる問題点
もあった。特に高層建物にあっては、階高さが例えば
1、2階で3420cm、3〜6階で3000cm、7、8階で3300
cmの如く異なるため、窓の構成とその取付けが困難にな
る問題点があった。本発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
る所は、窓を枠体とこれに取付ける数種類の外装ユニッ
トより構成し、窓を簡単にしかも工期を短縮して取付け
できて、施工後の外観意匠も向上し得るようにした窓取
付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明カーテンウォールにおける窓取付装置は、カ
ーテンウォールの窓を枠体と数種類の外装ユニットより
構成し、枠体の少なくとも上枠材と下枠材の室外側に上
向鉤片を突設する一方、外装ユニットを外装枠の室外側
にパネルを取付けたパネル式外装ユニットと、外装枠の
室外側にガラスを取付けたガラス式外装ユニット、及び
石板を用いた石板式外装ユニットより構成し、外装枠の
少なくとも下桟に前記枠体の上向鉤片に係止する突条を
設け、石板式外装ユニットを枠体の室外側に係止固定す
る連結材を用いて支持し、これらの外装ユニットから目
的に応じた外装ユニットを選択して取付け得るようにし
たものである。
【0007】
【実施例】まずカーテンウォールにおける躯体構造を実
施例の図面に基づき説明すれば、基礎Wと梁Hの間、及
び上梁H1 と下梁H2 の間に胴縁Dを設け、各梁H,H
1,H2 の室外側に張出材10を固定し、張出材10の先部に
出入調節具9を室内外方向にスライド可能に取付け、梁
Hの上に適宜厚さのベースプレートVを取付けるもの
で、梁Hは躯体外面から中心までの張出代Lが、妻側よ
り桁側が60mm程度広くなるように構築され、張出材10は
H型鋼を横にし、その後端部を梁Hの室外側にボルトB
1 で止めた後、溶接して離脱不能に固着し、胴縁Dは窓
の取付け位置まで突出する水平板d1の室外端に上部折返
片d2を、室内端に下部折返片d3を形成するものである。
【0008】次に本発明カーテンウォールにおける窓取
付装置の構造を実施例の図面に基づき説明すれば、躯体
の室外側に取付ける窓を、枠体Fとこれに後から取付け
る数種類の外装ユニット5より構成し、枠体Fを上枠材
1Aと下枠材1B、及び左右縦枠材1D,1Eより構成し、枠体
Fに一つの開放口Mを形成するか、左縦枠材1Dと右縦枠
材1Eの間に無目1Cを1体以上設け、上下方向に二つ以上
の開放口M,M1 ,M2 を連続的に形成する。2階以上
に跨って取付ける枠体Fにあっては、枠体Fを上部枠ユ
ニットF1と下部枠ユニットF2、及び上下枠ユニットF1,
F2の間に連続する中間枠ユニットF3に分離構成し、該枠
ユニットF1,F2,F3の連結により上下方向に三つ以上の
開放口M,M1,M2 を連続的に形成する。
【0009】枠体Fを構成する上部枠ユニットF1は、相
対する左縦枠材1Dと右縦枠材1Eの上端部間に、上枠材1A
を水平又は屋根の傾斜に合わせて取付け、中間部に無目
1Cを水平に取付け、無目1Cより上部に開放口Mを、無目
1Cより下部に半開放口mを形成するものであるし、下部
枠ユニットF2は左右に相対する縦枠材1D,1Eの下端部間
に下枠材1Bを、中間部に下枠材1Bと平行する無目1Cを取
付け、無目1Cより下部に開放口Mを、無目1Cより上部に
半開放口mを形成するものである。
【0010】中間枠ユニットF3は左右に相対する縦枠材
1D,1Eの間に無目1Cを1つ以上水平に取付け、梯子状を
成すもので、無目1Cの上下に半開放口m1,m2を形成する
か、無目1C,1c'の間に開放口Mを、開放口Mの上下に半
開放口m1,m2を形成するものである。低階層用の枠体F
にあっては、上部枠ユニットF1と下部枠ユニットF2を、
連結具40にて直接上下に連続するものである。
【0011】高階層用の枠体Fにあっては、上部枠ユニ
ットF1と下部枠ユニットF2の間に、連結具40を用いて1
組以上の中間枠ユニットF3を連続するものである。そし
て各枠ユニットF1,F2,F3の上端を梁Hの上面より数cm
下になるように連続し、連結具40は上位縦枠材1Dと下位
縦枠材1D' の外周に跨って取付けるものである。
【0012】枠体Fを構成する上枠材1Aは取付壁1aの上
部より室外に向けて水切壁2aを下降傾斜し、水切壁2aの
室内側下部に中空部3aを、室外側下部に中空部3aの中間
高さまで達する下向口19を設け、下枠材1Bは取付壁1bの
下部より室外に向けて水切壁2bを下降傾斜し、水切壁2b
の室内側上部に上枠材1Aと相対する中空部3bを設け、上
枠材中空部3aと下枠材中空部3bの室外側に上向鉤片44,
45を突設すると共に、タイト材Tを室外向きに取付けて
いる。
【0013】枠体Fを構成する左縦枠材1Dは、主壁1dの
室内側に内側壁2dを、室外側に外側壁3dを設け、内側壁
2dに室内向きに開口する内向袋溝11を、外側壁3dに室外
向きに開口する外向袋溝13を設けると共に、内側壁2dの
室外側に係止部17を、外向袋溝13の外周に外周向きに開
口する外周溝15を設け、外周溝15と内向袋溝11の外周端
が略一致するように形成するものである。右縦枠材1Eは
左縦枠材1Dと対称形状を成すので、説明を省略する。
【0014】枠体Fを構成する無目1Cは、上枠材1Aの中
空部3aと同幅に形成され、無目外側壁3cの室外側上部と
下部に上向鉤片34,35を突設する一方、外側壁3cの上下
端部にタイト材Tを室外向きに取付けるものである。梁
H,H1,H2 の室外側に固着する張出材10は、枠体Fの
縦枠材1D,1Eに対応する位置に固着し、胴縁Dは枠体F
の無目1Cに合わせて取付けるものである。
【0015】張出材10に取付ける出入調節具9は、張出
材10の上に重なる基板9aの室外側に起立板9bを設け、起
立板9bの上端より室内に向けて内向板9cを折返し、基板
9aに室内外方向に長くなる縦長孔91を、又起立板9bに左
右方向に長くなる横長孔92を穿設し、基板9aの縦長孔91
より張出材10に螺入するボルトB2 にて仮止めされ、縦
長孔91の穿設範囲で室内外方向にスライド可能となる。
出入調節具9と張出材10を縦枠材見附幅Eの2倍以上の
素材で形成し、調整具内向板9cを胴縁Dの上部折返片d2
と同等に折返すことが望ましい。又出入調節具9の縦長
孔91を梁Hの中心から躯体外面までの張出代Lより大き
い60mm以上の範囲で穿設し、妻側と桁側の両方に使用し
得るようにすることが望ましい。
【0016】枠体F、及び枠体Fを構成する各枠ユニッ
トF1,F2,F3は、左右縦枠材1D,1Eの室内側上端部に取
付ける固定金具6、左右縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12
に嵌挿する滑子8と、滑子8の雄ネジ8bに螺入するナッ
ト18にて上下摺動可能に取付ける可動金具7、及び出入
調節具9の固定にて取付けるものである。
【0017】固定金具6と可動金具7は、水平壁6a,7a
の室外側に縦枠材1D,1Eに沿って屈曲する垂直壁6b,7b
を、室内側に垂下壁6c,7cを設け、垂直壁6b,7bに夫々
貫通孔46,47を穿設し、固定金具6の水平壁6aに20mm以
上の調整代を有した調節ボルトBを螺入し、可動金具水
平壁7aの下に耐震を兼ねた弾性材Uを着設するものであ
る。滑子8は左右縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12に挿入
し離脱不能となる滑板8aの中央部に、内向袋溝11,12よ
り室内に突出する雄ネジ8bを設け、袋溝11,12に沿って
上下摺動可能となる。
【0018】固定金具6は垂下壁6cを下に向け、垂直壁
6bを縦枠材1D,1Eの室内側上部に当接し、垂直壁6bを縦
枠材1D,1EにボルトB3 で直接固定するか、連結具40を
通してボルトB3 で固定するものである。この固定金具
6は縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12に挿入する滑子8を
利用して固定することも可能である。可動金具7は垂下
壁7cを下に向け、垂直壁7bの貫通孔47を縦枠材1D,1Eの
内向袋溝11,12に挿入する滑子8の雄ネジ8bに嵌挿し、
垂直壁7bより露出した雄ネジ8bにナット18を螺入し、仮
止めしておくものである。
【0019】上記枠体Fの各開放口M,M1,M2 に後か
ら取付ける外装ユニット5には、パネル式外装ユニット
5Aと石板式外装ユニット5B、及びガラス式外装ユニ
ット5Cがある。パネル式外装ユニット5Aは、上桟21
と下桟22、及び竪桟23より構成した外装枠20の室外面に
薄板パネルPを着設するもので、外装枠20を構成する各
桟21,22,23の外周に突条28を突設し、上桟突条28の室内
側に上向溝31を、下桟突条28の室内側に下向溝32を設
け、且つ下桟22の室内側下部に下枠材1Bの上向鉤片45か
無目1Cの下位上向鉤片35に係止する突条29を突設し、外
装枠20の室外面にパネルPをビス止めし、パネルPと上
下向溝31,32の間、及びパネルPと竪桟突条28の間にコ
ーキングCを施してている。
【0020】石板式外装ユニット5Bは、石板4の上部
に上向溝41を、下部に下向溝42を穿設すると共に、上下
部の室内側に切欠部43を形成するものである。この石板
式外装ユニット5と前記パネル式外装ユニット5を枠体
Fに取付ける場合、無目1Cの室外側に連結材50を取付
け、該連結材50を利用して上下に連続するものである。
連結材50は無目1Cの下位上向鉤片35に係止しビス止めす
る取付片51の上部に、取付片51よりパネル下桟22と石板
4の下向溝32,42に挿入する上向突条52を、又下部に取
付片51よりパネル上桟21と石板4の上向溝31,41に挿入
する下向突条53を形成している。
【0021】ガラス式外装ユニット5Cは、外装枠20に
ガラスGを取付けるもので、外装枠20は上桟21と下桟2
2、及び竪桟23より構成され、上桟21は下向溝32の室内
側上部に上枠材1Aの上向鉤片44に係止し中空部3aの室外
側にビス止めする内側片26を、下桟22は上向溝31の下部
に下枠材中空部3bにビス止めする内側片27を設け、且つ
下向溝32と上向溝31の室内側に、室外向きに開口する嵌
合溝36,37を形成し、下桟嵌合溝37の下部に下枠材1Bの
上向鉤片45に係止する突条29を突設している。
【0022】竪桟23は室外側に上下桟21,22の嵌合溝3
6,37に一致する嵌合溝38を設けると共に、嵌合溝38よ
り外周向きに開口する外周溝39を設け、嵌合溝38より室
内側に縦枠材1D,1Eの外向袋溝13,14に挿入する脚片25
を突設している。そして上桟下向溝32と下桟上向溝31の
間にガラスGを嵌挿し、これをタイト材TやシールS等
を用いて固定する一方、ガラスGの側部を竪桟23にスト
ラクチュアルシールR等を用いて接着し、且つ竪桟外周
溝39にシールSを嵌挿するものである。
【0023】ガラス式外装ユニット5Cを上下に連続す
る場合、図16(A)の如く連続部に上桟21と下桟22を
一体に設けた連結桟24を用い、上桟21の内側片26を無目
外側壁3cの下位上向鉤片35に係止し、下桟22の突条29を
窓枠無目1Cの上位上向鉤片34に係止する。ガラス式外装
ユニット5Cと石板式外装ユニット5B、或いはパネル
式外装ユニット5Aを上下に連続する場合、図16
(B)の如く上桟内側片26の上部に連結材50の上向突条
52を一体に設けた連結桟24か、下桟内側片27の下部に連
結材50の下向突条53を一体に設けた連結桟24を用い、上
桟21の内側片26を無目外側壁3cの下位上向鉤片35に係止
し、下桟22の突条29を窓枠無目1Cの上位上向鉤片34に係
止する。
【0024】本発明カーテンウォールにおける窓取付装
置の使用例を説明すれば、予め梁H,H1,H2 の室外側
に張出材10を窓縦枠材1D,1Eに対応して固着し、該張出
材10に出入調節具9をスライド可能に仮止めしておく一
方、枠体F、及び枠体Fを構成する各枠ユニットF1,F
2,F3の左右縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12に滑子8を
挿入し、室内側上部に固定金具6を取付けると共に、縦
枠材1D,1Eの下部に滑子8を利用して可動金具7を仮止
めしておく。
【0025】先ず枠体Fの室内側上部に取付けた固定金
具6を出入調節具9の内向板9cに引掛け、該調整具起立
板9bの横長孔92に、縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12に挿
入する滑子8の雄ネジ8bを挿通し、雄ネジ8bにナット18
を螺入して出入調節具9を仮止めする一方、枠体Fの室
内側下部に取付けた可動金具7を緩め、可動金具水平壁
7aに着設した弾性材Uが胴縁Dの上部折返片d2に当接す
るまで下降し、胴縁Dに可動金具7を係止する。
【0026】次いで出入調節具9に引掛けた固定金具6
に螺入する調節ボルトBを回動し、枠体Fの上端を梁H
の上端より数cm下に位置し、且つ無目1Cのラインを一致
すると共に、仮止めした出入調節具9を緩めてスライド
調節し、出入り調整後、調整具9を縦枠材1D,1Eと張出
材10に強く固定し、胴縁Dに係止するまで下降した可動
金具7も固定する。上部枠ユニットF1と下部枠ユニット
F2、及び中間枠ユニットF3は、枠体Fと同様の手段にて
取付けるものである。
【0027】二組の枠体F,F’を左右に連続する場
合、隣接縦枠材1D,1Eの外周溝15,16に接続具60を跨っ
て挿入すると共に、固定金具6と可動金具7の取付部を
除く縦枠材1D,1Eの室内側に係止板48を取付け、該係止
板48にカバー49を嵌合係止するものである。石板式外装
ユニット5Bを左右に連設するカーテンウォールにあっ
ては、左右縦枠材1D,1Eの外向袋溝13,14にタイト材T
を室外向きに嵌挿し、ガラス式外装ユニット5Cを左右
に連設するカーテンウォールにあっては、外装枠20の竪
桟脚片25を室内に向け、該脚片25を左右縦枠材1D,1Eの
外向袋溝13,14に挿入し、これをビス止め固定する。
【0028】接続具60は仕切片61の室外側に隣接縦枠材
外周溝15,16に跨って挿入するシール嵌合溝62を設け、
仕切片61の室内側に隣接縦枠材外周溝15,16の室内側に
跨って面接する当板63を設け、横断面が略H型を成すも
のである。図22(B)の接続具60は、連結片64の一方
に縦枠材外周溝15に挿入係止する長弾脚64と短弾脚65を
設け、他方に隣接縦枠材外周溝16に挿入係止する長弾脚
64と短弾脚65を設ける。
【0029】最左翼の縦枠材1Dと最右翼縦枠材1Eの内側
壁2d,2eより外周溝15,16に目隠板70を跨って係止する
ことが望ましい。目隠板70は室内側に縦枠材1D,1Eの係
止部17に噛合う係止片71を設け、室外側に縦枠材1D,1E
の外周溝15,16に嵌挿するシール嵌合溝72を形成してい
るか、更に図24の如く室内側と室外側の外周に取付片
73,74を突設している。
【0030】尚、張出材10に縦長孔93を穿設し、出入調
節具9の基板9aに張出材10の縦長孔93に連通する貫通孔
を穿設しけても、出入調節具9を室内外方向にスライド
調整し得るし、固定金具6の水平壁6aに螺入する調節ボ
ルトBを、出入調節具9の内向板9cに螺入しても、枠体
Fを上下調整し得る。又固定金具6を縦枠材1D,1Eの内
向袋溝11,12に挿入する滑子8と、その雄ネジ8bに螺入
するナット18にて取付けることも可能である。更に固定
金具6と可動金具7の取付手段や枠ユニットF1,F2,F3
の上下連結手段、或いは枠体F,F’の取付と左右連結
手段等は、前記例に限定されるものではなく、本発明の
要旨に反しない限り適宜変更可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明カーテンウォールにおける窓取付
装置は、上記のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。窓枠を枠体と数種類の外装ユニットよ
り構成し、枠体の室内側上部に固定金具を、室内側下部
に可動金具を取付けるものであるから、固定金具を躯体
構築梁に固着した張出材の出入調節具に引掛け、可動金
具を躯体の胴縁に係止するまで下降するだけで、枠体を
簡単に仮止めすることができる。
【0032】仮止めした枠体と各枠ユニットの出入り調
整は、出入調節具を室内外にスライドすることにより簡
単に成し得るし、枠体と各枠ユニットの上下調整は、固
定金具より張出材に向けて螺入する調節ボルトの回動に
より簡単に成し得る。しかも出入り調整後、出入調節具
と可動金具のボルトを締付けるだけで、枠体と各枠ユニ
ットを強力に固定することができる。又固定金具を可動
金具として使用することも可能であるし、滑子は金具と
張出材の取付けに共用し得る。
【0033】本発明の窓取付装置は、予め数種類の外装
ユニットを構成しておき、枠体の取付後、数種類の外装
ユニットから任意外装ユニットを選択して取付けるもの
であるから、多用なカーテンウォールを安価にしかも早
く提供できる。特にガラス式外装ユニットにあっては、
外装枠の上下桟を上下枠材の上向鉤片か、無目の上向鉤
片に係止して取付け得るため、取付けが一段と容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】の(A)(B) 本発明カーテンウォールにおける窓取付装置の概略縦断
面図である。
【図2】の(A)(B) 上部枠ユニットの正面図である。
【図3】の(A)(B) 下部枠ユニットの正面図である。
【図4】の(A)(B)(C)(D) 中間枠ユニットの正面図である。
【図5】枠体の取付け例を示す縦断面図である。
【図6】出入調節具の取付け例を示す一部切欠側面図で
ある。
【図7】出入調節具の取付け例を示す一部切欠側面図で
ある。
【図8】枠ユニットの取付け例を示す要部縦断面図であ
る。
【図9】出入調節具の取付け例を示す斜視図である。
【図10】の(A)(B)(C) 固定金具と可動金具の縦断面図、及び固定金具の取付け
例を示す要部縦断面図である。
【図11】の(A)(B)(C) 外装ユニットの構造例を示す縦断面図である。
【図12】の(A)(B) 外装ユニットとその外装枠の要部横断面図である。
【図13】の(A)(B) 外装ユニットとその外装枠の要部横断面図である。
【図14】可動金具と出入調節具の取付け例を示す要部
縦断面図である。
【図15】の(A)(B) 外装ユニットの取付け例を示す要部縦断面図である。
【図16】の(A)(B) 外装ユニットの取付け例を示す要部縦断面図である。
【図17】の(A)(B) 外装ユニットの取付け例を示す横断面図である。
【図18】の(A)(B)(C)(D) 外装ユニットの取付け例を示す横断面図と縦枠材の平面
図、目隠板の平面図、及び枠体最左翼部の取付け例を示
す要部横断面図である。
【図19】枠体の左右連結例を示す要部縦断面図であ
る。
【図20】窓連結部における固定金具の取付け例を示す
要部縦断面図である。
【図21】窓の左右連結例を示す要部縦断面図である。
【図22】の(A)(B) 接続具の形状例を示す平面図である。
【図23】枠体最右翼部の取付け例を示す要部横断面図
である。
【図24】目隠板の平面図である。
【符号の説明】
F,F’ 枠体 F1 上部枠ユニット、F2 下部枠ユニット、F3 中間枠
ユニット 1A 上枠材、1B 下枠材、1C,1C' 無目、1D,1D',1E
縦枠材 4 石板 5,5A,5B,5C 外装ユニット 6 固定金具 7 可動金具 8 滑子、8a 滑板、8b 雄ネジ 9 出入調節具 10 張出材、11,12,13,14 袋溝、18 ナット 20 外装枠、21 上桟、22 下桟、23 竪桟、24 連結
桟 36,37,38 嵌合溝、15,16,39 外周溝 40 連結具、31,42 上向溝、32,42 下向溝、34,35,
44,45 上向鉤片 48 係止板、49 カバー、50 連結材、60 接続具、70
目隠板 M,M1 ,M2 開放口、m,m1,m2 半開放口 W 基礎、D 胴縁、H,H1,H2 梁 B,B1,B2,B3 ボルト、G ガラス、P パネル C コーキング材、T タイト材、V ベースプレート R ストラクチュアルシール、S シール、U 弾性材 E 縦枠材の見附幅、L 窓の張出代

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の室外側に取付けるカーテンウォー
    ルの窓において、窓を枠体(F)とこれに後から取付け
    る数種類の外装ユニット(5)より構成し、枠体の少な
    くとも上枠材(1A)と下枠材(1B)の室外側に上向鉤片(44,
    45)を突設する一方、外装ユニットを外装枠(20)の室外
    側にパネル(P)を取付けたパネル式外装ユニット(5
    A)と、外装枠の室外側にガラス(G)を取付けたガラ
    ス式外装ユニット(5C)、及び石板4を用いた石板式
    外装ユニット(5B)より構成し、且つ外装枠を構成す
    る少なくとも下桟(22)に前記枠体の上向鉤片に係止する
    突条(29)を設け、石板式外装ユニットを枠体の室外側に
    係止固定する連結材(50)を用いて支持し得るようにし、
    これらの外装ユニットから目的に応じた外装ユニットを
    選択して取付け得るようにしたことを特徴とするカーテ
    ンウォールにおける窓取付装置。
  2. 【請求項2】 ガラス式外装ユニット(5C)を上下に
    連設する外装枠(20)にあっては、連設部に上桟(21)と下
    桟(22)を一体に設けた連結桟(24)を用いる請求項1記載
    のカーテンウォールにおける窓取付装置。
  3. 【請求項3】 ガラス式外装ユニット(5C)と他の外
    装ユニット(5)を上下に連設する外装枠(20)にあって
    は、連設部に連結材(50)の上向突条(52)に上桟(21)を一
    体に設けた連結桟(24)と、連結材の下向突条(53)に下桟
    (22)を一体に設けた連結桟(24)の少なくとも一方を用い
    る請求項1記載のカーテンウォールにおける窓取付装
    置。
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