JP2001311250A - デザインバリエーションを有するカーテンウォール構造 - Google Patents

デザインバリエーションを有するカーテンウォール構造

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JP2001311250A
JP2001311250A JP2000128440A JP2000128440A JP2001311250A JP 2001311250 A JP2001311250 A JP 2001311250A JP 2000128440 A JP2000128440 A JP 2000128440A JP 2000128440 A JP2000128440 A JP 2000128440A JP 2001311250 A JP2001311250 A JP 2001311250A
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curtain wall
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horizontal
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JP2000128440A
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Kimiya Sasaki
公也 佐々木
Hideyoshi Mizobuchi
英由 溝渕
Haruhisa Kamata
晴久 鎌田
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Shin Nikkei Co Ltd
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Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基本構造を同じとしながら、デザイン要求に応
じて任意に縦強調型カーテンウォール、横強調型カーテ
ンウォールの形式選択ができるようにする。 【解決手段】躯体Fに対して方立2を取付けたならば、
これら方立2,2間に無目3,3…を取付けて開口枠を
形成し、各開口枠にガラスG、G…を取り付ける手順に
よって構築されるカーテンウォール構造において、ガラ
スG面を境として、室内側部分のカーテンウォール構造
をほぼ同じとし、縦目地用カバー材44または横目地用
カバー材53の取り付け、前記カバー取付けに関係する
室外側部分の軽微な形状変更および側枠の一部形状変更
の内のいずれかまたは組合せを主とする仕様変更により
縦強調型カーテンウォール1Aおよび横強調型カーテン
ウォール1Bの内のいずれかを選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施工壁面におい
て、躯体に方立を取り付けた後、無目およびパネルの順
で取付けを行い構築されるカーテンウォール構造におい
て、任意に縦強調型カーテンウォールおよび横強調型カ
ーテンウォールの形式選択が可能となり、しかも目地部
カバー材の形状を任意に選択可能とすることで多様なデ
ザイン要求に応じられるようにしたカーテンウォール構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カーテンウォール工法によっ
て建物の外壁を構築する場合、予め四周を枠材によって
枠組みしたカーテンウォールユニットを順に取付ける、
所謂ユニット方式と、施工場所において躯体に方立を取
り付けたならば、これら方立間に無目を取り付けて開口
枠を形成し、各開口にカーテンウォールパネルを取り付
ける手順による、所謂ノックダウン方式とがある。これ
らは、カーテンウォール構造や支持構造等によって適宜
使い分けされている。
【0003】一方、デザインの多様化、趣味・趣向性の
多様化等に伴ってカーテンウォール形式も種々のものが
提案されるようになってきた。たとえば、縦ラインを強
調した縦強調型カーテンウォールや、水平ラインを強調
した横強調型カーテンウォールなどのものがそれぞれの
構造型式として提案されている。これらのデザイン選択
は施主側の要求等に従って独自にデザイン段階から設計
を行い個別発注により製作を行ったり、メーカー側にて
型式毎に予め用意した既成デザインから選択するなどの
方法によりカーテンウォールの外観デザインが決定され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
デザイン段階から設計を行い個別に製作発注する方法の
場合には、意匠的に施主の要求・趣向に応じたデザイン
選択が可能となるが、個別製作となり製作費が嵩むた
め、たとえば大規模な超高層ビルなどでは採用可能であ
るけれども、一般的な中層・低層ビルではコスト的に採
用し得るものではなかった。
【0005】一方、後者のメーカー側にて用意された各
型式別のカーテンウォール構造から選択する方法の場合
には、前者の方法からすれば大幅なコストダウンが図れ
るものの、デザイン選択の幅が小さく、施主の要求する
デザイン趣向を満足させることは出来なかった。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、躯体に方立
を取り付けたならば、これら方立間に無目を取り付けて
開口枠を形成し、各開口にカーテンウォールパネルを取
り付ける手順による、所謂ルーズスティック方式のカー
テンウォール構造において、基本構造を同じとしながら
デザイン要求に応じて任意に縦強調型カーテンウォール
および横強調型カーテンウォールの型式選択ができ、し
かも目地部カバー材のデザインバリエーションも選択可
能とすることで多種多様のデザイン要求に応じられるよ
うにしたカーテンウォール構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本第1発明は、躯体に対して方立を取付けたならば、
これら方立間に無目を取付けて開口枠を形成し、各開口
枠にカーテンウォールパネルを取り付ける手順によって
構築されるカーテンウォール構造において、カーテンウ
ォールパネル面を境として、室内側部分のカーテンウォ
ール構造をほぼ同じとし、室外側部分の仕様変更により
外観意匠を選択可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0008】より具体的態様に係る第2発明は、躯体に
対して方立を取付けたならば、これら方立間に無目を取
付けて開口枠を形成し、各開口枠にカーテンウォールパ
ネルを取り付ける手順によって構築されるカーテンウォ
ール構造において、カーテンウォールパネル面を境とし
て、室内側部分のカーテンウォール構造をほぼ同じと
し、縦目地用カバー材または横目地用カバー材の取り付
け、前記カバー材取付けに関係する室外側部分の軽微な
形状変更および側枠の一部形状変更の内のいずれかまた
は組合せを主とする仕様変更により縦強調型カーテンウ
ォールおよび横強調型カーテンウォールの内のいずれか
を選択可能としたことを特徴とするものである。
【0009】本発明においては、カーテンウォールパネ
ル面を境に室内側の構造をほぼ同じ断面、同じ寸法とす
る一方、室外側部分にのみに軽微な変更を加えることに
より、縦目地用カバー材および横目地用カバー材のいず
れかを取り付けできるようにして縦ラインまたは横ライ
ンの一方を強調することで、上記縦強調型カーテンウォ
ールおよび横強調型カーテンウォールからなる基本的外
観意匠群からいずれかを選択可能とし、さらに前記縦目
地用カバー材および横目地用カバー材を、枠材に対する
係合部構造を同じとし、室外がわ面のデザイン形状を異
ならせたアタッチメントバリエーションを予め用意して
おくことにより、上記型式別の基本的カーテンウォール
型式を選択したもとで、細部デザインの選択幅が大きく
向上することになる。そして、複数ユニットを組み合わ
せた同一壁面に、縦ライン強調型、横ライン強調型の混
在したデザインが可能となる。
【0010】前記縦目地用カバーの取付け構造は、たと
えば窓枠部に嵌着される押縁の室外側見付け面に縦目地
用カバー材を取り付けるための係止片を形成するととも
に、前記側枠にカバー材取付け用受け係止片を設けてお
き、前記縦目地用カバー材の裏面に形成した係止片を前
記押縁の係止片に対して係止させるとともに、略裏面中
央に部材長手方向に沿って形成した取付け支持用脚片を
前記カバー材取付け用係止片に係止することにより縦目
地に沿って前記縦目地用カバー材を取り付けるようにす
る構造が好適に採用される。
【0011】また、横目地用カバー材の取付け構造は、
たとえば無目の室外がわ側見付け部分に横目地カバー取
付け用係止片を形成するとともに、この横目地カバー取
付け用係止片に横目地用カバー材を取付けて横ラインを
強調する一方、縦目地部分では側枠をパネル面位置で止
め、この側枠の室外がわ部分に縦溝封鎖レインバリヤを
取り付け、パネル面とほぼ同面にて縦溝を封鎖するよう
にした構造が好適に採用される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0013】〔本カーテンウォール構造のシステム構
成〕本カーテンウォール構造は、図1に示されるよう
に、ガラス等のパネルを境に室内側CWのカーテンウ
ォール構造を基本的に共通としながら、側枠や目地部に
取り付けられるアタッチメントなどの簡単な仕様変更に
より縦強調型カーテンウォール1A、横強調型カーテン
ウォール1Bの内から任意型式のカーテンウォールが選
択可能になっているとともに、それぞれの線枠内に図示
されるようなカバー材アタッチメント(a)〜(e)群のバリ
エーションにより選択された型式の中で幅広いデザイン
選択を可能としたものである。かかるカーテンウォール
構造の下では、一つの建物でも上記2タイプを組み合わ
せて採用することが可能となり、室外側意匠が変わって
も室内側意匠は変わることがない。
【0014】これにより、施主側は趣向に応じたカーテ
ンウォール構造およびデザイン選択が可能になるととも
に、供給メーカー側では多種多様のデザインを供給しな
がらも製造の省力化、納期短縮およびコストダウンなど
が図れるようになる。
【0015】以下、本システム構成の理解のために、縦
強調型カーテンウォール1A、横強調型カーテンウォー
ル1Bの順にその変更方法を交えながら説明する。
【0016】〔縦強調型カーテンウォール1Aの構造〕
図2は縦強調型カーテンウォール1Aの建物躯体を含む
全体縦断面図、図3は縦強調型カーテンウォール1Aの
要部斜視図、図4はその縦断面図である。
【0017】本縦強調型カーテンウォール1Aは、建物
躯体(床F)の端部に固定された方立支持金具8によっ
て、水平方向に所定の間隔をおいて上下方向に沿って方
立2、2…を固定した後、この方立2,2間に上下方向
に所定間隔で無目3,3…を架け渡すとともに、前記方
立2の室外がわ面に縦枠36を取り付けて開口枠を構成
し、さらに図5に示されるように、前記縦枠36の室外
がわ面に側枠40を取り付けた後、無目3,3の嵌合溝
にガラスGを嵌め込み、ガラス側縁を前記側枠40に取
り付けた押縁42,43によって固定した構造のカーテ
ンウォールである。その後、ガラスG、Gの縦ジョイン
ト間には、縦目地用カバー材44を取り付けることによ
って相対的に縦ラインが強調される。
【0018】以下、具体的に施工手順に従いながら各部
の構造について詳述すると、前記方立2は、図5等に示
されるように、内空に隔壁を備え2つの中空室を有する
断面略方形状の型材で、室外がわ面には幅方向中央に2
条の突片によって中央リップ状溝2aが形成されるとと
もに、この中央リップ状溝2aの両側にそれぞれ2条の
突片によって側部リップ状溝2b、2cが形成されてい
る。前記中央リップ溝2aは縦枠36を固定するための
縦枠ボルト37の頭部37aを嵌合させるための溝であ
り、側部リップ状溝2b、2cはタイトゴム11,11
を嵌合支持するための溝である。さらに、前記室外がわ
面の両側縁部には、部材長手方向に沿って縦枠36に係
合する突片2d、2eが形成されている。
【0019】前記方立2は、床Fの端部に固定される方
立支持金具8によって支持されている。具体的には、図
6および図7に示されるように、躯体Fの端部にアンカ
ー金具12が埋設固定されるとともに、このアンカー金
具12に頭部が嵌合支持され、かつネジ部を外部に突出
させて設けられた固定用ボルト14およびナット14B
によってファスナー13を固定し、一方前記方立2の上
部側に取付け金具18をボルト19,19によって固定
し、この取付け金具18とファスナー13との間にライ
ナー金具16を介在させた状態で固定用ボルト15およ
びナット15Bによって締結している。なお、前記取付
け金具18の上部には雌ネジ筒18aが一体的に支持さ
れ、かつこの雌ネジ筒18aに螺入された上下方向調整
ボルト17の先端が前記ライナー金具16より延在する
上部フランジ片16aの水平面に当接することにより据
え付け時に方立2の鉛直方向の建て付けが調整されるよ
うになっている。
【0020】前記カーテンウォール支持部は、各フロア
毎に設けられ、相対的に下段側の方立2頭部に下半部が
嵌合され、ボルト19、22によって固定された接合用
部材20、21の上部が上段側方立2の中空部に挿入さ
れることによって方立2の連続性が確保されるようにな
っている。また、図8に詳細に示されるように、方立
2,2のジョイント間隙の室外がわ部分には、構造的に
外部と等圧とされる前記リップ状溝2a〜2c形成部か
ら室内側への気流を遮断する目的で気密ゴム24が設け
られている。
【0021】方立2の固定が完了したならば、方立2間
に上下方向に所定の間隔で無目3、3…が架け渡され
る。これら無目3の連結には、図9に示されるように、
方立2に固定される無目取付け用ブラケット25,26
(以下、無目ブラケットという。)が用いられる。この
無目ブラケット25は、断面L字状のピース状部材で、
無目側当接面には、矩形状突起25aが形成されるとと
もに、無目ボルト挿通孔25bが形成され、かつ屈曲す
る稜線部に沿って係合凸条25dが形成されている。ま
た、方立側当接面には方立ボルト挿通孔25cが形成さ
れている。さらに、各辺の端部にはカバー材34の取付
けのために縦方向に沿ってビスポケット25e、25f
が形成されている。なお、無目ブラケット26は前記無
目ブラケット25を同じものを対称配置で使用するもの
であり、対応する符号を付けて説明は省略する。
【0022】一方、方立2側には、前記無目ブラケット
25,26の取付けのために、無目連結箇所に連結ボル
ト孔2fを形成するとともに、方立2の室外がわ縁部に
長手方向に沿って形成した突片2d、2eに対し、無目
ブラケット25,26の高さ寸法に合わせた切欠き2
g、2hを形成しておく。この切欠き2g、2hは、無
目ブラケット25,26の位置決めを兼ねるとともに、
無目3の重量を支持し、かつ取付け状態で前記無目ブラ
ケット25,26の回転変位を防止するためのものであ
る。
【0023】前記無目ブラケット25,26は、図10
に示されるように、無目ブラケット25,26の係合凸
条25d、26dをそれぞれ方立2の切欠き2g、2h
に係合させながら位置決めした後、無目ボルト挿通孔2
5c、26cおよび連結ボルト孔2fを共に貫く1本の
方立ボルト27を挿通し、ワッシャ28およびナット2
9をボルト先端部に螺合させて締結される。このような
無目ブラケット25,26の取付け構造を採用すること
により、作業が省力化されるようになる。すなわち、無
目ブラケット25,26は、係合凸条25d、26dを
それぞれ方立2の切欠き2g、2hに係合させながら配
置することで所定位置に対し傾斜すること無く鉛直にき
っちりと位置決めできるようになるとともに、無目3か
らの荷重を受けても前記係合凸条25d、26dが係合
していることによって無目ブラケット25,26は方立
ボルト27を中心として回転変位することはなく、単に
1本の方立ボルト27によって固定すれば足りるように
なる。無目ブラケットの取付けは少なくとも2本以上の
ボルトを用いて固定を行っていた従来法と比べると大幅
な省力化が図れるようになる。
【0024】無目ブラケット25,26の固定を終えた
ならば、図11に示されるように、無目3の取付けを行
う。無目3には、中空内部の背面側にリップ状溝3aが
形成されており、無目3の端部側背面には前記リップ状
溝3aに連通する開口、すなわち相対的に高さ寸法の大
きいボルト頭部嵌入孔3bと、これに連続する相対的に
高さ寸法の小さいボルト頭部保持孔3cとが形成されて
いる。同図に示されるように、無目ボルト30の頭部3
0aを前記ボルト頭部嵌入孔3bより嵌入し、そのまま
水平方向にスライドさせてボルト頭部保持孔3cに位置
決めする。そして、無目ボルト30のネジ部30bを無
目ブラケット25,26の無目ボルト挿通孔25b、2
6bに挿入し、その背面側にてワッシャー31およびナ
ット32により締結する。この際、無目ブラケット2
5,26の矩形状突起25aは、無目3のボルト頭部嵌
入孔3bに嵌入され、無目3からの荷重が無目ボルト3
0のみならず、前記矩形状突起25aからも伝達される
ようになっている。
【0025】次に、図12および図13に示されるよう
に、コーナーカバー33,34を取り付けて無目3の取
付け作業を完了する。前記コーナーカバー33は、略方
形状の前面板33aの上縁部および下縁部より延在する
略三角形状の上下フランジ板33b、33cを備える断
面コ字状の部材で、上フランジ面には無目ブラケット2
5に対する固定のためのビス孔33d、33eが形成さ
れている。なお、コーナーカバー34については対応す
る符号を付けて説明は省略する。前記コーナーカバー3
3,34を無目ブラケット25,26を囲繞するように
コーナー部に位置決めしたならば、前記ビス孔33d、
33e…より挿入したビス(図示せず)を無目ブラケッ
ト25、26のビスポケット26e、26fに螺入させ
て固定を行う。
【0026】前記無目3は、図4に示されるように、窓
の上側無目3と下側無目3とで若干断面形状が異な
っているが、構造的には全く同じものである。すなわ
ち、相対的に室内側に上下2段に方形中空部を有すると
ともに、これら方形中空部の一方側に無目ボルト30の
頭部30aを嵌合させるリップ状溝3aが形成され、室
外側に上側ガラスGの嵌合溝3dが形成されるととも
に、下側ガラスGの嵌合溝3eが形成されている。ガラ
スGは、ガラス面を跨いで嵌合溝3d、3eの室外側お
よび室内側に夫々配設されたガラス支持材35,35に
よって挟み付けられるようにして固定される。
【0027】無目3,3…の取付けが完了したならば、
図14に示されるように、方立の室外がわ面に縦枠36
(36A〜36C)を取り付ける。方立2の1単位長は
丁度、階高相当長さとされ、上下部にそれぞれ上側無目
と下側無目3とが連結され、これら上下の無目3
,3間の窓部となる部分には、縦枠36Bが取り付
けられ、一方床Fを跨ぐ部分に腰壁70が設けられる上
下部位には縦枠36A、36Cが夫々取り付けられる。
これら縦枠36Bと縦枠36A、36Cとでは若干断面
形状が異なっているが、室外がわ面の両側に夫々、ガラ
ス支持部36a、36bを備える点は共通している。取
付けは、方立2の室外がわ面に形成されたリップ状溝2
a内に縦枠ボルト37の頭部37aを嵌合し、ネジを外
部に突出させた状態としておき、これに縦枠36に形成
されたボルト孔を貫通させ、ワッシャおよびナット38
によって締結する。なお、無目3,3の間隙部分には水
はけ39を嵌設する。
【0028】また、前記縦枠36の取付けに引き続い
て、側枠40(40A〜40C)を前記縦枠36の室外
がわ面に取り付ける。この側枠40は、図5に示される
ように、断面略H形状を成し、室内側片を縦枠36の室
外がわ面に当接し、ビス41,41によって固定され
る。丁度、ガラスG、Gの境界中央部に位置し、ガラス
G側に臨む面にそれぞれ押縁嵌合溝40a、40bを備
えている。図15は前記側枠40の取付け完了状態を示
す図である。
【0029】この段階でガラスGを嵌め込むための嵌合
溝が完成されることになるため、図16に示されるよう
に、前記無目3,3…と、縦枠36、側枠40とによっ
て囲まれる開口部にガラスGを所謂ケンドン方式によっ
て嵌め込み、ガラスGの両側縁を押さえ付けるために、
押縁42(42A〜42C)、43(43A〜43C)
を取り付ける。一方の押縁42の室外がわ面には断面L
字状の屈曲片42aが形成され、他方の押縁43の室外
がわ面にも前記屈曲片42aと開口方向を同じとするL
字状屈曲片43aが形成されている。これら屈曲片42
a、43aは縦目地用カバー材44の取付けのために使
用される。
【0030】以上の要領によってガラスGの取付け作業
を完了したならば、縦ラインを強調するための縦目地用
カバー材44(44A、44B)を縦目地部に固定す
る。前記縦目地用カバー材44は、図5に示されるよう
に、カバー本体44aの一方がわ側縁部に前記押縁42
の屈曲片42aに対して係合する屈曲片44bを備える
とともに、カバー本体44aの裏面中間部に前記押縁4
3のL字状屈曲片43aに対して係合する屈曲片44c
を備え、かつ裏面略中央位置に取付け支持用脚片44d
を備えている。この取付け支持用脚片44dには、図1
7に示されるように、所定箇所に凹状の切欠き44eが
形成されるとともに、この凹状切欠き44eの上部側に
スリット状切欠き44fが連続して形成されている。他
方、この縦目地用カバー材44の取付けに先立って、前
記側枠40の凹部内であって前記取付け支持用脚片44
d対応位置には、図18に示されるように、ビス等によ
って係止片45,45…が固定される。
【0031】前記縦目地用カバー材44の取付けに当た
っては、前記取付け支持用脚片44dを前記係止片4
5,45…に係止させた後、縦目地用カバー材44を水
平方向にスライドさせることにより、屈曲片44bを押
縁42の屈曲片42aに係合させるとともに、屈曲片4
4cを押縁43の屈曲片43aに係合させ、最後に前記
屈曲片44bと屈曲片42aとを共に貫くビス46を螺
入させることにより堅固に固定する。
【0032】前記縦目地用カバー材44のバリエーショ
ンとして用意されるものは、たとえば図5に示される縦
目地用カバー材47、48などのように、室内側部分4
7B (48B)を前述した縦目地用カバー材44と
同形状とし、室外側部分47B(48B)に任意の
形状を追加した型材として供給される。
【0033】(縦強調型カーテンウォールの窓部構造)
カーテンウォール窓部では、押縁42,43間に跨る縦
目地カバー材44を取り付けることはできない。そこ
で、後述するような構造が好適に採用される。図19お
よび図20はそれぞれ突出し窓4の縦断面図と横断面図
を示したものである。
【0034】突出し窓4,4…が設置される窓枠部分で
は、前記無目3に代えて窓用無目3A、3Bが用いられ
る。突出し窓4は、上下框50A、50Bと縦框50C
(50D)とによって枠組みされるとともに、開口に対
してガラスGが嵌合支持され、前記上框50Aに設けた
フック状係止片50aを上側窓用無目3AのL字状受け
係止片3fに係止させ、上部側を回転中心として揺動し
開窓されるようになっている。
【0035】前記突出し窓4とFIX部と隣接境界部お
よび突出し窓部間は、前述した縦目地用カバー材44を
取り付けることなく、前記側枠40に嵌着される押縁5
1A、51B、52によって縦ラインが強調されるよう
になっている。すなわち、図20に示されるように、前
記押縁51A、51B、52には室外側面に一体的に、
図示例では中空形状とした縦ライン強調形状部51a、
51b、52aが形成され、この一体成形された縦ライ
ン強調形状部51a、51b、52aによって窓部縦ラ
インが強調されるようになっている。
【0036】〔横強調型カーテンウォール構造〕前述し
た縦強調型カーテンウォール1Aから図21に示される
ような横目地ラインを強調した横強調型カーテンウォー
ル1Bに変更するには、図22に示されるように、縦強
調型カーテンウォール1Aで使用した無目3に代えて、
室外がわ面の上部側に横目地用カバー材53を取り付け
るために異形形状の屈曲片3gを備えるとともに、室外
がわ面の下部側に水平突出片3hを追加した無目3’を
使用する。
【0037】一方、側枠40としては、縦目地を目立た
なくするために、ガラスG面よりも室外がわ部分を切断
した断面形状の側枠40’を用いる。この側枠40’の
室外がわ面には樹脂などからなる縦溝封鎖レインバリヤ
54を取付け出来るようになっている。縦溝封鎖ライン
バリヤ54は、側方に延在する舌片54a、54aがガ
ラス側面に接触することで、ガラス面とほぼ同面にて縦
溝を封鎖し、縦溝から風雨が侵入するのを防止するとと
もに、縦目地を目立たなくしている。
【0038】前述した数点のカーテンウォール構成部品
(無目および側枠)の軽微な断面変更と、新たに縦溝封
鎖レインバリヤ54を追加することにより、簡単に横強
調型カーテンウォール1Bとすることができる。
【0039】一方、前記無目3’に取り付けられる横目
地用カバー材53は、カバー本体53aの上部縁に室内
側に延在するとともに、先端部が下側に屈曲している係
止片53bを備えるとともに、カバー本体53aの裏面
に、前記無目3’の水平突片3hに重なる水平突片53
cを備え、これら水平突片3h、53cを貫くビス63
によって堅固に固定される。
【0040】前記横目地用カバー材53のバリエーショ
ンとして用意されるものは、たとえば図22に示される
横目地用カバー材54,55などのように、室内側部分
54B(55B)を前述した横目地用カバー材53
と同形状とし、室外側部分54B(55B)に任意
の形状を追加した型材として供給される。
【0041】(横強調型カーテンウォールの窓部構造)
この横強調型カーテンウォール1Bにおける突出し窓5
の窓部構造例を図24、25に示す。
【0042】この突出し窓5部においても、横ラインを
強調するため、窓障子を構成する上下框56A、56B
および実質的に上下窓枠となる無目3A、3Bのそれぞ
れにおいて、室外側見付け面に水平方向に連続する上側
舌片57aと下側舌片57bとを形成し、これら上下側
舌片57a、57bの外側に横ライン強調カバー材5
8、58…を嵌着するとともに、前記上側舌片57aと
横ライン強調カバー材58とを共に貫通させて外側から
螺入させた固定ビス59によって前記横ライン強調カバ
ー材58を固定する。
【0043】また、縦目地部分においては図25に示さ
れるように、隣接するFIX部は外部に突出しない側枠
60として縦溝封鎖レインバリヤ61を取付け、窓部側
では縦框56C、56Dから延在される延在片56c、
56dに縦溝封鎖レインバリヤ62,62を取り付ける
ことにより、縦溝を目立たないように封鎖するととも
に、雨水等が侵入しないようにしている。
【0044】以上、本発明について型式変更方法を交え
ながら縦強調型カーテンウォール1Aおよび横強調型カ
ーテンウォール1Bについて詳述したが、無目および縦
枠、側枠等の部品については本発明の目的を達成し得る
範囲で変更が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、躯体
に方立を取り付けたならば、これら方立間に無目を取り
付けて開口枠を形成し、各開口にカーテンウォールパネ
ルを取り付ける手順による、所謂ルーズスティック方式
のカーテンウォール構造において、基本構造を同じとし
ながらデザイン要求に応じて任意に縦強調型カーテンウ
ォールおよび横強調型カーテンウォールの型式選択がで
き、しかも目地部カバー材のデザインバリエーションも
選択可能とすることで多種多様のデザイン要求に応じら
れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本カーテンウォールのシステム構成説明図であ
る。
【図2】縦強調型カーテンウォール1Aの建物躯体を含
む全体縦断面図である。
【図3】縦強調型カーテンウォール1Aの正面側から視
た要部斜視図である。
【図4】その縦断面図である。
【図5】縦目地部の横断面図である。
【図6】方立支持部の要部拡大側面図である。
【図7】方立支持部の要部拡大平面(図6のVII−VII線
矢視)である。
【図8】方立ジョイント部の斜視図である。
【図9】方立2に対する無目3の取付け手順図(その
1)である。
【図10】方立2に対する無目3の取付け手順図(その
2)である。
【図11】方立2に対する無目3の取付け手順図(その
3)である。
【図12】無目ブラケット25,26部へのカバー材取
付要領を示す図である。
【図13】無目3の取付け完了状態を示す図である。
【図14】方立2に対する縦枠36および側枠40の取
付け要領を示す図である。
【図15】縦枠36および側枠40の取付け完了状態を
示す図である。
【図16】押縁42,43の取付け要領図である。
【図17】縦目地用カバー材44の取付け要領図であ
る。
【図18】その縦目地部縦断面図である。
【図19】縦強調型カーテンウォール1Aの窓部構造を
示す縦断面図である。
【図20】その横断面図である。
【図21】横強調型カーテンウォール1Bの正面側から
視た要部斜視図である。
【図22】その縦断面図である。
【図23】縦目地部の横断面図である。
【図24】横強調型カーテンウォール1Bの窓部構造を
示す縦断面図である。
【図25】その横断面図である。
【符号の説明】
1A…縦強調型カーテンウォール、1B…横強調型カー
テンウォール、2…方立、3…無目、8…方立支持金
具、25・26…無目ブラケット、36…縦枠、40…
側枠、42・43…押縁、44…縦目地用カバー材、5
3…横目地用カバー材、54…縦溝封鎖レインバリヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 晴久 東京都品川区大崎1丁目11番1号 新日軽 株式会社内 Fターム(参考) 2E002 NA01 NB02 NC04 PA01 QA06 QC05 SA01 SA02 UA01 UA02 UA03 UB02 UB03 UB04 WA02 XA09 XA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体に対して方立を取付けたならば、これ
    ら方立間に無目を取付けて開口枠を形成し、各開口枠に
    カーテンウォールパネルを取り付ける手順によって構築
    されるカーテンウォール構造において、 カーテンウォールパネル面を境として、室内側部分のカ
    ーテンウォール構造をほぼ同じとし、室外側部分の仕様
    変更により外観意匠を選択可能としたことを特徴とする
    カーテンウォール構造。
  2. 【請求項2】躯体に対して方立を取付けたならば、これ
    ら方立間に無目を取付けて開口枠を形成し、各開口枠に
    カーテンウォールパネルを取り付ける手順によって構築
    されるカーテンウォール構造において、 カーテンウォールパネル面を境として、室内側部分のカ
    ーテンウォール構造をほぼ同じとし、縦目地用カバー材
    または横目地用カバー材の取り付け、前記カバー材取付
    けに関係する室外側部分の軽微な形状変更および側枠の
    一部形状変更の内のいずれかまたは組合せを主とする仕
    様変更により縦強調型カーテンウォールおよび横強調型
    カーテンウォールの内のいずれかを選択可能としたこと
    を特徴とするデザインバリエーションを有するカーテン
    ウォール構造。
  3. 【請求項3】前記縦目地用カバー材および横目地用カバ
    ー材は、枠材に対する係合部構造を同じとし、室外がわ
    面のデザイン形状を異ならせたバリエーションが予め用
    意されている請求項2記載のデザインバリエーションを
    有するカーテンウォール構造。
  4. 【請求項4】縦強調型カーテンウォールを選択した場合
    において、窓枠部に嵌着される押縁の室外側見付け面に
    縦目地用カバー材を取り付けるための係止片を形成する
    とともに、前記側枠にカバー材取付け用受け掛止片を設
    けておき、 前記縦目地用カバー材の裏面に形成した係止片を前記押
    縁の係止片に対して係止させるとともに、略裏面中央に
    部材長手方向に沿って形成した取付け支持用脚片を前記
    カバー材取付け用掛止片に掛止することにより縦目地に
    沿って前記縦目地用カバー材を取り付けるようにしてあ
    る請求項2,3いずれかに記載のデザインバリエーショ
    ンを有するカーテンウォール構造。
  5. 【請求項5】横強調型カーテンウォールを選択した場合
    において、無目の室外がわ側見付け部分に横目地カバー
    取付け用係止片を形成するとともに、この横目地カバー
    取付け用係止片に横目地用カバー材を取付けて横ライン
    を強調する一方、縦目地部分では側枠をパネル面位置で
    止め、この側枠の室外がわ部分に縦溝封鎖レインバリヤ
    を取り付け、パネル面とほぼ同面にて縦溝を封鎖するよ
    うにしてある請求項2,3いずれかに記載のデザインバ
    リエーションを有するカーテンウォール構造。
JP2000128440A 2000-04-27 2000-04-27 デザインバリエーションを有するカーテンウォール構造 Withdrawn JP2001311250A (ja)

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