JPH05171222A - 重量可変部材の製造法 - Google Patents

重量可変部材の製造法

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JPH05171222A
JPH05171222A JP3345532A JP34553291A JPH05171222A JP H05171222 A JPH05171222 A JP H05171222A JP 3345532 A JP3345532 A JP 3345532A JP 34553291 A JP34553291 A JP 34553291A JP H05171222 A JPH05171222 A JP H05171222A
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JP
Japan
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weight
metal
point metal
low
melting point
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3345532A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Okabe
正 岡部
Noboru Nishikawa
登 西川
Tetsuya Okamoto
哲也 岡本
Yasunao Kai
安直 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Tungsten Co Ltd
Original Assignee
Nippon Tungsten Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3345532A priority Critical patent/JPH05171222A/ja
Publication of JPH05171222A publication Critical patent/JPH05171222A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 如何なる形状のものにも対応でき、しかも、
簡単な経験則によって正確な容積と所定重量を有するダ
ミーペレットを得る方法の提供。 【構成】 粉末冶金法によって所定形状を有する高融点
金属あるいは高融点金属と低融点金属の焼結体を得、あ
るいは、さらに同焼結体中に重量調整のための低融点金
属を溶浸せしめることによって、正確な全体形状と容積
とを比較的簡単に得ることができ、また、全体の重量の
微調整は成形時の圧粉体密度あるいは、混合用低融点金
属あるいは溶浸用低融点金属の組成またはその両方を変
更することによってその重量の調整を簡単に行なうこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、原子炉の核燃
料用ダミーペレットのような質量可変部材の製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】かかるダミーペレットは、容積と形状、
それに重量が規定され、一定容積を有する部材に予定さ
れた正確な重量を有するように製造しなければならな
い。
【0003】従来かかるダミーペレットの製造は、必要
な質量を金属の比重から計算して得た金属組成のもの例
えば、ステンレス、鉛などを溶解して得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる溶製
法による製造においては、一定容積での重量コントロー
ルが出来ない等の欠点がある。
【0005】本発明は、如何なる形状のものにも対応で
き、しかも、簡単な経験則によって正確な容積と所定重
量を有するダミーペレットを得る方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のダミーペレット
の製造法は、粉末冶金法によって所定形状を有する高融
点金属あるいは高融点金属と低融点金属の焼結体を得、
あるいは、さらに同焼結体中に重量調整のための低融点
金属を溶浸せしめることを特徴とする。
【0007】高融点金属としては、通常の粉末冶金法に
よる成形において、通常の焼結条件の下で、スケルトン
状の通気多孔質の焼結体を製造できる比較的高比重で融
点が2,000℃以上の高融点のタングステン、モリブ
デン、レニウム、ハフニウム、タンタル等の単体金属あ
るいは合金粉末が使用できる。また、混合用低融点金属
または、溶浸用低融点金属としては、上記高融点金属焼
結体に熱歪みを生じさせることのない温度において完全
な溶融状態を維持でき、しかも、焼結体を形成する金属
に対して濡れ性が良く、その上焼結基体を構成する金属
と低融点金属の溶解温度でほとんど固溶しない金属ある
いは合金が使用できる。例えば、焼結体を構成する金属
がタングステンあるいはモリブデンの場合、このような
条件を満足する混合用低融点金属または溶浸用低融点金
属としては、銅、銀、亜鉛、鉛、錫等の単一金属あるい
はその合金を挙げることができる。
【0008】
【作用】基体が粉末冶金法によって製造される焼結体か
らなるので正確な全体形状と容積とを比較的簡単に得る
ことができ、また、全体の重量の微調整は成形時の圧粉
体密度あるいは、混合用低融点金属あるいは溶浸用低融
点金属の組成またはその両方を変更することによってそ
の重量の調整を簡単に行なうことができる。
【0009】
【実施例】
実施例1 原子炉模型に使用する図1に示す形状と総容量が0.6
45cm3 で、且つ、目標重量が9.0gのダミーペレ
ットを本発明法によって製造した。
【0010】基体としてはWの焼結スケルトンとして、
これに溶浸材としてCuを用いた。平均粒子径1〜10
μmのW粉末を用いて、100〜400MPaで成形
し、電気炉を用いて、H2 の雰囲気で1000〜140
0℃で焼結して、気孔率0〜60%の基体スケルトンを
作成した。これに、空孔を十分埋めるに足るCuインゴ
ットを基体スケルトン上に乗せ、電気炉を用いて、H2
の雰囲気で1100〜1400℃で溶浸処理を行った。
【0011】表1に、得られたダミーペレットの組成と
重量の関係を示す。
【0012】
【表1】 これによって、上記条件の下での製造法によって、Wが
70重量%、Cuが30重量%の組成の場合に目標とす
る9.0gのダミーペレットを得ることが判った。
【0013】この条件によって、1000個のダミーペ
レットを得たが、そのバラツキは8.94〜9.10g
の範囲に収まった。
【0014】実施例2 原子炉用模擬熱遮蔽ダミーとして使用する図1に示す形
状と総容量1.565cm3 で、且つ目標重量が17.
0gのペレットを本発明法により製造した。
【0015】基体にはWおよびCuの混合粉末を焼結し
たものを用いた。
【0016】平均粒子径1〜10μmのW粉末に平均粒
子径1〜30μmのCu粉末を40〜70%混合した粉
末を100〜400MPaで成形し、電気炉を用いてH
2 の雰囲気で1000〜1400℃で焼結して、これを
300〜1500MPaで再加圧して、相対密度がほぼ
100%の焼結体を得た。
【0017】表2に得られたダミーペレットの組成と重
量の関係を示す。
【0018】
【表2】 これによって、上記条件の下での製造法によって、Wが
37重量%、Cuが63重量%の組成の場合に、目標と
する17.0gのダミーペレットを得ることが判った。
【0019】この条件によって1000個のダミーペレ
ットを得たが、そのバラツキは17.02〜17.11
gの範囲に収まった。
【0020】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0021】(1)所定形状と容積を有し、且つ特定重
量を有するダミーペレットを簡単に製造できる。
【0022】(2)予め、格別正確な予備配合計算を行
う必要がなく、きわめて正確な予定重量のものを多量に
確実に製造できる。
【0023】(3)どの部分をとっても密度の変化のな
い均一なものが安定して製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例において、対象としたダミーペレット
の外観を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 安直 福岡県福岡市南区清水2丁目20番31号 日 本タングステン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高融点金属粉末あるいは高融点金属粉末
    と低融点金属粉末との混合粉末の成形体を焼結して通気
    多孔質の焼結体を得、この焼結体に総重量調整のための
    低融点金属を溶浸せしめる重量可変部材の製造法。
  2. 【請求項2】 高融点金属粉末あるいは高融点金属粉末
    と低融点金属粉末との混合粉末の成形体を焼結して総重
    量を調節せしめる重量可変部材の製造方法。
JP3345532A 1991-12-26 1991-12-26 重量可変部材の製造法 Withdrawn JPH05171222A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038049A1 (ja) * 2002-10-28 2004-05-06 A.L.M.T.Corp. 複合材料、その製造方法およびそれを用いた部材

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