JPH0517099U - 梯子付収納庫 - Google Patents

梯子付収納庫

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Publication number
JPH0517099U
JPH0517099U JP7425891U JP7425891U JPH0517099U JP H0517099 U JPH0517099 U JP H0517099U JP 7425891 U JP7425891 U JP 7425891U JP 7425891 U JP7425891 U JP 7425891U JP H0517099 U JPH0517099 U JP H0517099U
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JP
Japan
Prior art keywords
ladder
storage
shelf
plate
guide shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP7425891U
Other languages
English (en)
Inventor
道弘 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP7425891U priority Critical patent/JPH0517099U/ja
Publication of JPH0517099U publication Critical patent/JPH0517099U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】梯子を引き出し可能に収納庫内に収納すること
により、収納物の出し入れの作業性を向上させるととも
に、作業の安全性を向上させることを目的としている。 【構成】棚板5と受け板7とで収納部10を形成し、収
納部10内に梯子9を引き出し可能に収納する。収納部
10の入口に左右方向に延在するガイドシャフト8を配
設し、梯子9をこのガイドシャフト8を中心に回動可能
に指示させる。収納物14の出し入れを行なう際、収納
部10から梯子9を引き出して、ガイドシャフト8を中
心に回動させることにより、梯子9のセットを行なう。
また、梯子9をガイドシャフト8に対してスライド可能
とし、作業位置に合わせて梯子9を移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、梯子付収納庫に関し、詳しくは、収納庫の棚上に梯子を使用して 容易に収納物を出し入れ可能とする梯子付収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
押入れや倉庫等の収納庫においては、一般に、収納スペースを有効に活用する ために、棚を1段あるいは複数段設け、棚の上に収納物を積載して収納する。 このような収納庫においては、棚の上に収納物を出し入れするのに、棚や棚に 積載された収納物の位置が作業をする人が容易に出し入れすることのできる位置 にあるときには、なんら道具を使用することなく容易に収納物を出し入れするこ とができるが、収納物の位置が作業を行なう人が容易に出し入れすることのでき ない高い位置にあるときには、梯子や踏み台等を用いて収納物の出し入れを行な っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の収納庫にあっては、収納庫自体に収納物を出 し入れするための補助道具を備えていないため、収納物の出し入れを行なうのに 、収納庫とは別の場所にある梯子や踏み台等を作業位置に運んできて収納物の出 し入れを行なう必要があったため、作業性が悪いという問題があった。 また、梯子や踏み台等を収納庫やその近くに置いておくと、梯子や踏み台等を 必要としない作業にとって邪魔になり、作業性を損なうだけでなく、作業を行な う人がつまづくという作業上の安全性に問題があった。 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、梯子を収納庫自体に 収納及び引き出し容易に収納して、棚の上の収納物の出し入れを容易にすること を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の考案は、棚が設置された収納庫の前記棚の下側に沿って、梯子 が引き出し可能に収納され、前記棚の直下の手前側には、前記梯子を引き出し可 能に案内するとともに、同梯子の手前側を昇降させる方向に回動自在に指示する 案内支軸が設置されている。 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、梯子が、前記案内支軸 により、前記梯子付収納庫の左右方向にスライド可能に指示されている。 請求項3記載の考案は、請求項1または請求項2記載の考案において、前記梯 子の長さが、該梯子を引き出してその手前を下降させたときにその下端が床に届 き得る長さである。
【0005】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、収納庫には、棚が設置されており、該収納庫の 棚には、その下側に沿って梯子が引き出し可能に収納されている。この棚の直下 の手前側には、前記引き出し可能に収納された梯子を引き出し可能に案内すると ともに、同梯子の手前側を昇降させる方向に回動自在に指示する案内支軸が設置 されている。 したがって、棚への収納物の出し入れを行なう際に、棚の下側に収納されてい る梯子を引き出して、案内支軸に沿って梯子の手前側を下降させ、梯子を使用し て収納物の出し入れを行なうことができる。その結果、棚の上の収納物の出し入 れを容易に行なうことができるとともに、収納作業が完了したときには、梯子を 棚の下側に収納することができるので、棚への収納物の収納作業等以外の作業に とって梯子が邪魔になることがなく、安全性を確保しつつ、作業性を向上させる ことができる。 請求項2記載の考案によれば、梯子が、前記案内支軸により、梯子付収納庫の 左右方向にスライド可能に指示されているので、梯子付収納庫での作業位置にあ わせて梯子を梯子付収納庫の左右方向に移動することができ、棚への収納物の収 納作業をより一層効率的に行なうことができる。 請求項3記載の考案によれば、梯子の長さが、該梯子を引き出してその手前を 下降させたときにその下端が床に届き得る長さであるので、梯子を安定させるこ とができるとともに、作業を行なう人が容易に梯子を昇降することができる。そ の結果、作業の効率を向上させることができるとともに、作業の安全性を向上さ せることができる。
【0006】
【実施例】
図1から図4は、本考案の梯子付収納庫の一実施例を示す図である。 図1は梯子付収納庫の梯子を引き出してその手前を下降させた状態の側面断面 図、図2は梯子の斜視図、図3は梯子付収納庫の梯子の引き出し及び収納動作を 説明するための側面断面図、図4は梯子付収納庫の梯子を使用した作業状態を説 明するための側面断面図である。 図1に示すように、本実施例に係る梯子付収納庫1は、底板2、奥板3、天板 4及び図示しない側板によりその外周構造が形成され、梯子付収納庫1の内部に は、棚板5、6、受け板7及びガイドシャフト(案内支軸)8が形成されている 。受け板7は、棚板5の下側に配設されており、この受け板7と棚板5の間の梯 子付収納庫1の手前側にガイドシャフト8が取り付けられている。この棚板5と 受け板7の間に梯子9が引き出し可能に収納されている。
【0007】 その構成各部について説明すると、前記底板2は、梯子付収納庫1の低部を形 成し、前記奥板3は、梯子付収納庫1の奥部を形成する。前記天板4は、梯子付 収納庫1の天井部を形成し、図示しない側板が梯子付収納庫1の側部を形成する 。この側板は、図1の紙面に対して垂直方向に夫々配設されている。 前記棚板5は、底板2から所定高さの位置に設けられ、奥板3及び図示しない 側板に固定されている。また、前記棚板6は、棚板5から所定高さの位置に設け られ、奥板3及び側板に固定されている。 前記受け板7は、前記棚板5の下側に棚板5と所定間隔を有し、棚板5の下面 一面に棚板5と略平行に配設されている。この受け板7と棚板5とは、その間に 収納部10を形成している。 前記ガイドシャフト8は、棚板5と受け板7との間の梯子付収納庫1の手前側 (入口側)で、受け板7に接近して配設されており、図示しない側板に固定され ている。
【0008】 前記梯子9は、図2に示すように、一対のシャフト部11と複数枚の踏み板1 2により構成されており、踏み板12は、本実施例では、シャフト部11に所定 角度で固定されている。この踏み板12のシャフト部11への固定角度は、梯子 9を使用する場合に踏み板12が床13と平行になる角度である。シャフト部1 1の上方側先端には、湾曲部11aが形成されており、この湾曲部11aは、図 1に示すように、前記ガイドシャフト8に係合可能となっている。この梯子9は 、前記棚板5と受け板7との間に引き出し可能に収納され、該シャフト11の湾 曲部11aを前記収納部10の奥部に収納するように収納部10に収納可能とな っている。また、この梯子9は、図1に示すように、そのシャフト部11の湾曲 部11aをガイドシャフト8に係合させた状態でシャフト部11の他端側を下降 させると、梯子9の下端が床13に届く長さを有している。なお、梯子9の踏板 12は、板状のものに限るものではなく、棒状のものであってもよい。この場合 、右傾他7と棚板5との間隔をより狭くすることができ、梯子付収納個1の内部 スペースを有効に活用することができる。 したがって、この梯子付収納庫1は、図3に示すように、棚5や棚6に収納物 14を出し入れするとき、まず、収納部10内に収納されている梯子9を、図中 矢印で示すように、収納部10から引き出し、湾曲部11aをガイドシャフト8 に引っかける。湾曲部11aをガイドシャフト8に引っかけた状態で図中矢印で 示すように、梯子9の下端部を床13方向に回動させ、椅子9の下端部を床13 に設置させることにより梯子9のセットを行なうことができる。
【0009】 梯子9のセットが完了すると、図4に示すように、作業を行なう人が、梯子9 をのぼって収納物14の出し入れを容易に行なうことができる。特に、梯子付収 納庫1の上段の棚6への収納物14の出し入れを容易に行なうことができる。 また、収納物14の出し入れの作業を完了すると、梯子9を、図3に示したよ うにガイドシャフト8を中心にして上方に回動させた後、収納部10内に収納す ることができる。したがって、梯子9が梯子付収納庫1の入口付近等に放置され た状態となることを防止することができ、作業者が他の作業等を行なっていると きに、梯子9につまづく等を防止することができる。その結果、作業上の安全性 を向上させることができる。 さらに、前記梯子9とガイドシャフト8とが、係合する構成となっており、ガ イドシャフト8及び受け板7が棚板5の下面の左右方向全体に配設されているた め、梯子9をガイドシャフト8にスライドさせて梯子付収納庫1の左右方向に容 易に移動することができ、出し入れする収納物14の収納されている位置や収納 物14を収納する位置に、梯子9を移動して、作業を行なうことができる。その 結果、梯子付収納庫1での収納作業をより一層効率的に行なうことができる。 また、梯子9が、その下端部が床13に届く長さになっているので、作業者が 梯子9を昇降する際に梯子を安定させることができ、作業上の安全性を向上させ ることができる。
【0010】 なお、上記実施例においては、梯子9の収納部10を棚板5の下部一面に配設 した受け板7により、棚板5の下部一面に形成しているが、これに限るものでは なく、例えば、梯子9を収納ケースに収納可能とし、この収納ケースを梯子付収 納庫1の左右方向に移動可能としてもよい。この場合、梯子9の収納ケースの左 右側ケース板に、梯子9の先端部を回動可能に支持するガイドシャフトが貫通す る長穴を形成し、梯子9を収納ケースから引き出したり、収納する際にこのガイ ドシャフトも梯子9とともに収納ケース内を移動するようにしてもよい。また、 この場合、梯子9の収納ケース自体をガイド部により支持し、梯子付収納庫1の 左右方向に移動可能とする。
【0011】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、棚への収納物の出し入れを行なう際に、棚の下 側に収納されている梯子を引き出し、案内支軸に沿って梯子の手前側を下降させ ることができるので、梯子を使用して収納物の出し入れを行なうことができ、棚 の上の収納物の出し入れを容易に行なうことができる。また、収納作業が完了し たときには、梯子を棚の下側に収納することができるので、棚への収納物の収納 作業以外の作業にとって梯子が邪魔になることがなく、安全性を確保すくことが できる。その結果、安全性を確保しつつ、作業性を向上させることができる。 請求項2記載の考案によれば、梯子が、案内支軸により、収納庫の左右方向に スライド可能に指示されているので、収納庫での作業位置にあわせて梯子を収納 庫の左右方向に移動することができ、棚への収納物の収納作業をより一層効率的 に行なうことができる。 請求項3記載の考案によれば、梯子の長さが、該梯子を引き出してその手前を 下降させたときにその下端が床に届き得る長さであるので、梯子を安定させるこ とができるとともに、作業を行なう人が容易に梯子を昇降することができる。そ の結果、作業の効率を向上させることができるとともに、作業の安全性を向上さ せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】梯子付収納庫の梯子を引き出してその手前を下
降させた状態の側面断面図。
【図2】梯子の斜視図。
【図3】梯子付収納庫の梯子の引き出し及び収納動作を
説明するための側面断面図。
【図4】梯子付収納庫の梯子を使用した作業状態を説明
するための側面断面図。
【符号の説明】
1 梯子付収納庫 2 底板 3 奥板 4 天板 5、6 棚板 7 受け板 8 ガイドシャフト 9 梯子 10 収納部 13 床 14 収納物

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棚が設置された収納庫の前記棚の下側に沿
    って、梯子が引き出し可能に収納され、前記棚の直下の
    手前側には、前記梯子を引き出し可能に案内するととも
    に、同梯子の手前側を昇降させる方向に回動自在に指示
    する案内支軸が設置されていることを特徴とする梯子付
    収納庫。
  2. 【請求項2】前記梯子が、前記案内支軸により、前記梯
    子付収納庫の左右方向にスライド可能に指示されている
    ことを特徴とする請求項1記載の梯子付収納庫。
  3. 【請求項3】前記梯子の長さは、該梯子を引き出してそ
    の手前を下降させたときにその下端が床に届き得る長さ
    であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    梯子付収納庫。
JP7425891U 1991-08-21 1991-08-21 梯子付収納庫 Pending JPH0517099U (ja)

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JP7425891U JPH0517099U (ja) 1991-08-21 1991-08-21 梯子付収納庫

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JPH0517099U true JPH0517099U (ja) 1993-03-05

Family

ID=13541945

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036137A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 株式会社ダイフク 物品収納設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036137A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 株式会社ダイフク 物品収納設備

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