JPH0517071Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0517071Y2 JPH0517071Y2 JP1985116508U JP11650885U JPH0517071Y2 JP H0517071 Y2 JPH0517071 Y2 JP H0517071Y2 JP 1985116508 U JP1985116508 U JP 1985116508U JP 11650885 U JP11650885 U JP 11650885U JP H0517071 Y2 JPH0517071 Y2 JP H0517071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- notch
- protrusion
- medical device
- fixing
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000001802 infusion Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は接続部材を有する輸血、輸液セツト、
血液回路、留置針、カテーテル等の医療用具の固
定具の改良に関するものである。
血液回路、留置針、カテーテル等の医療用具の固
定具の改良に関するものである。
[従来技術]
接続部材を外部から固定可能に形成した固定部
材と滑動部材等から構成される固定具は、実公昭
46−31637号、実公昭47−32019号に開示されてい
る。
材と滑動部材等から構成される固定具は、実公昭
46−31637号、実公昭47−32019号に開示されてい
る。
実公昭46−31637号に記載されている固定具は、
固定部の端部に形成された連結腕体の嵌挿孔を従
軸(液体移送チユーブに相当)を固定しかつ固定
部の切欠部を主軸(液体移送チユーブに相当)に
あてがい固定部を押圧することにより主軸を嵌合
固定するものである。
固定部の端部に形成された連結腕体の嵌挿孔を従
軸(液体移送チユーブに相当)を固定しかつ固定
部の切欠部を主軸(液体移送チユーブに相当)に
あてがい固定部を押圧することにより主軸を嵌合
固定するものである。
実公昭47−32019号の固定具は連結具を介して
接続された2つの環のそれぞれの穴を押し広げ支
柱に装着するものである。
接続された2つの環のそれぞれの穴を押し広げ支
柱に装着するものである。
また、実開昭59−169409号は円環状バンド部で
弾力性のある材質を挟持する固定具が開示されて
いる。
弾力性のある材質を挟持する固定具が開示されて
いる。
[従来技術の問題点]
しかしながら、実公昭46−31637号の固定具は
固定部の切欠部を主軸にあてがい押圧固定するも
のであるから、外部からの強い衝撃等をうけた場
合、押圧が緩んで固定部が主軸から離脱しやすい
という欠点がある。また固定部の端部に形成され
た連結腕体が従軸に固定されているので、緊急時
に接続部材の取り外しが要求される場合には操作
性に難があつた。
固定部の切欠部を主軸にあてがい押圧固定するも
のであるから、外部からの強い衝撃等をうけた場
合、押圧が緩んで固定部が主軸から離脱しやすい
という欠点がある。また固定部の端部に形成され
た連結腕体が従軸に固定されているので、緊急時
に接続部材の取り外しが要求される場合には操作
性に難があつた。
また実公昭47−32019号の固定具は、環のそれ
ぞれの穴を押し広げ支柱に装着するものであるか
ら、支柱に装着する際には必ず支柱の端部から装
着しなければならなず、さらに穴の径が支柱の径
より大きいときは、穴を押し広げる操作が難しく
なるので操作性に難があつた。さらに支柱の接続
部に直接押し当てるものではないから、接続部の
固定強度にも難があつた。
ぞれの穴を押し広げ支柱に装着するものであるか
ら、支柱に装着する際には必ず支柱の端部から装
着しなければならなず、さらに穴の径が支柱の径
より大きいときは、穴を押し広げる操作が難しく
なるので操作性に難があつた。さらに支柱の接続
部に直接押し当てるものではないから、接続部の
固定強度にも難があつた。
また、実開昭59−169409号の固定具は、通常医
療用具の接続部材は半硬質又は硬質の合成樹脂か
らなりかつ円筒状に形成されているため環状のバ
ンド部を、これらの接続部材に周接したとしても
外周から強固に押さえ込んで液密に維持するのは
困難であつた。
療用具の接続部材は半硬質又は硬質の合成樹脂か
らなりかつ円筒状に形成されているため環状のバ
ンド部を、これらの接続部材に周接したとしても
外周から強固に押さえ込んで液密に維持するのは
困難であつた。
そこで本考案者は以上の課題を解決するために
鋭意検討を重ねた結果次の考案に到達した。
鋭意検討を重ねた結果次の考案に到達した。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、医療用具の液体移送チユーブに取付
られ、医療用具の円筒状に形成された接続部材を
外部から周設して固定する固定具1であつて、連
結部4を介して滑動部材2と固定部材3とから構
成され、前記滑動部材2はリング状に形成され、
該リングの途中に切欠部5が形成され、前記固定
部材3は円筒状に形成され、該円筒の長さ方向に
切欠部6が形成され、該切欠部6の一端には突起
7が形成され、さらに固定部材3には前記突起7
と嵌合可能な穴9が所定の間隔をおいて円筒の長
さ方向に複数列形成された医療用具の固定具1を
提供するものである。
られ、医療用具の円筒状に形成された接続部材を
外部から周設して固定する固定具1であつて、連
結部4を介して滑動部材2と固定部材3とから構
成され、前記滑動部材2はリング状に形成され、
該リングの途中に切欠部5が形成され、前記固定
部材3は円筒状に形成され、該円筒の長さ方向に
切欠部6が形成され、該切欠部6の一端には突起
7が形成され、さらに固定部材3には前記突起7
と嵌合可能な穴9が所定の間隔をおいて円筒の長
さ方向に複数列形成された医療用具の固定具1を
提供するものである。
[作用]
滑動部材2の切欠部5を液体移送チユーブに装
着し、固定部材3により医療用具の接続部材の接
続部分を周設して、さらに突起7を穴9に嵌合す
るものである。
着し、固定部材3により医療用具の接続部材の接
続部分を周設して、さらに突起7を穴9に嵌合す
るものである。
[実施例]
第1図は本考案の固定具1の概略図、第2図は
第1図のA−A断面図である。
第1図のA−A断面図である。
固定具1は、弾性を有する合成樹脂からなり連
結部4を介して滑動部材2と固定部材3とから構
成される。
結部4を介して滑動部材2と固定部材3とから構
成される。
滑動部材2はリング状に形成され、該リングの
途中に切欠部5が形成されている。
途中に切欠部5が形成されている。
固定部材3は円筒状に形成され、円筒の長さ方
向に切欠部6が形成され、切欠部6の一端にはそ
の長さ方向に突起7が複数形成され、これらに対
応して固定部材3には前記突起7と嵌合可能な複
数の穴が、所定の間隔をおいて円筒の長さ方向に
複数列形成されている。
向に切欠部6が形成され、切欠部6の一端にはそ
の長さ方向に突起7が複数形成され、これらに対
応して固定部材3には前記突起7と嵌合可能な複
数の穴が、所定の間隔をおいて円筒の長さ方向に
複数列形成されている。
固定具1は次のように使用される。
滑動部材2を切欠部6を押し開いて、液体移送
チユーブ26に滑動可能に取付け、液体移送チユ
ーブ21,26に装着された接続部材22,25
の接続部分に、固定部材3の切欠部6を押し開
き、内面8を、接続部材22,25の接続部分に
周接し、切欠部6の一端に形成した突起7を内面
8に形成した穴9に嵌合することにより、前記接
続部分は固定される。
チユーブ26に滑動可能に取付け、液体移送チユ
ーブ21,26に装着された接続部材22,25
の接続部分に、固定部材3の切欠部6を押し開
き、内面8を、接続部材22,25の接続部分に
周接し、切欠部6の一端に形成した突起7を内面
8に形成した穴9に嵌合することにより、前記接
続部分は固定される。
内面8には、切欠部6の一端に形成された突起
7と嵌合可能な穴9が所定の間隔をおいて複数列
形成されているので、突起7と嵌合すべき穴9の
位置を適宜選択する事により、接続部材22,2
5の接続部分の固定強度を調整することができ
る。
7と嵌合可能な穴9が所定の間隔をおいて複数列
形成されているので、突起7と嵌合すべき穴9の
位置を適宜選択する事により、接続部材22,2
5の接続部分の固定強度を調整することができ
る。
すなわち、液体移送チユーブ21,26同士の
液密性を維持するための強固な固定が必要な場合
は、突起7とa列の穴9(突起7との距離が最も
短い)を嵌合し、他方一度接続した液体移送チユ
ーブ21,26同士を途中で外すことが必要な緩
やかな固定で良い場合は、突起7とb列の穴9
(突起7との距離が最も長い)を嵌合すれば良い。
液密性を維持するための強固な固定が必要な場合
は、突起7とa列の穴9(突起7との距離が最も
短い)を嵌合し、他方一度接続した液体移送チユ
ーブ21,26同士を途中で外すことが必要な緩
やかな固定で良い場合は、突起7とb列の穴9
(突起7との距離が最も長い)を嵌合すれば良い。
以上の実施例は、突起7を内側にし、穴9を外
側にして嵌合しているものであるが、穴9を内側
に、突起7を外側にして嵌合できるように形成す
ることもできる。
側にして嵌合しているものであるが、穴9を内側
に、突起7を外側にして嵌合できるように形成す
ることもできる。
[考案の効果]
以上のように、本考案は、滑動部材2は液体移
送チユーブに滑動自在に取付られ、固定部材3を
接続部材の接続部分に周設し、かつ突起7と穴9
の嵌合の強弱を、所定の間隔をおいて複数列形成
された穴9を適宜選択することにより調整するこ
とができる。このため医療用具の接続部材を外周
から強固に押さえこんで液密に維持できるととも
に、他方緊急時に該接続部材の取りはずしが要求
される場合でも、ワンタツチで行なう事ができ、
また取りはずし困難な事態が生じることがないの
で操作性が非常によい。等の優れた効果を有する
考案である。
送チユーブに滑動自在に取付られ、固定部材3を
接続部材の接続部分に周設し、かつ突起7と穴9
の嵌合の強弱を、所定の間隔をおいて複数列形成
された穴9を適宜選択することにより調整するこ
とができる。このため医療用具の接続部材を外周
から強固に押さえこんで液密に維持できるととも
に、他方緊急時に該接続部材の取りはずしが要求
される場合でも、ワンタツチで行なう事ができ、
また取りはずし困難な事態が生じることがないの
で操作性が非常によい。等の優れた効果を有する
考案である。
第1図は本考案の固定具を示す概略図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図は固定具を接続
部材に装着したところの概略図である。 図中、1は固定具、2は滑動部材、3は固定部
材、4は連結部材、7は突起、9は穴を示す。
は第1図のA−A断面図、第3図は固定具を接続
部材に装着したところの概略図である。 図中、1は固定具、2は滑動部材、3は固定部
材、4は連結部材、7は突起、9は穴を示す。
Claims (1)
- 医療用具の液体移送チユーブに取付られ、医療
用具の円筒状に形成された接続部材を外部から周
設して固定する固定具1であつて、連結部4を介
して滑動部材2と固定部材3とから構成され、前
記滑動部材2はリング状に形成され、該リングの
途中に切欠部5が形成され、前記固定部材3は円
筒状に形成され、該円筒の長さ方向に切欠部6が
形成され、該切欠部6の一端には突起7が形成さ
れ、さらに固定部材3には前記突起7と嵌合可能
な穴9が所定の間隔をおいて円筒の長さ方向に複
数列形成されたことを特徴とする医療用具の固定
具1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985116508U JPH0517071Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985116508U JPH0517071Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224836U JPS6224836U (ja) | 1987-02-16 |
JPH0517071Y2 true JPH0517071Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=31001165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985116508U Expired - Lifetime JPH0517071Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517071Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7007757B1 (ja) * | 2020-12-30 | 2022-01-25 | 良文 馬木 | 人口呼吸器用呼吸回路保持装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57211353A (en) * | 1981-06-23 | 1982-12-25 | Terumo Corp | Connecting structure of tube for dialysis, transfusion and perfusion |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP1985116508U patent/JPH0517071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57211353A (en) * | 1981-06-23 | 1982-12-25 | Terumo Corp | Connecting structure of tube for dialysis, transfusion and perfusion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6224836U (ja) | 1987-02-16 |
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