JPH0763902B2 - 密封リング装着装置 - Google Patents

密封リング装着装置

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JPH0763902B2
JPH0763902B2 JP14686190A JP14686190A JPH0763902B2 JP H0763902 B2 JPH0763902 B2 JP H0763902B2 JP 14686190 A JP14686190 A JP 14686190A JP 14686190 A JP14686190 A JP 14686190A JP H0763902 B2 JPH0763902 B2 JP H0763902B2
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JP
Japan
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sealing ring
diameter
mounting device
ring
groove
Prior art date
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JP14686190A
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JPH0441131A (ja
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良 飯島
俊彦 松沢
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、密封リング装着装置、特に筒体の内周面に形
成された円周みぞ内に密封リングを装着するための装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の例えば下水配管等用の樹脂製パイプを互に接続す
るとき、接続部に外力が作用してたわむ可能性がある場
合などには、接着等による剛結合は好ましくないため、
第5図にその一例を示すように、一方のパイプP1の端部
に形成した大径の受口部P1aの内周にみぞGを設けその
中に例えばゴム輪等の密封リングRを装着しておき、そ
の内径に接続すべき他方のパイプP2を挿入して結合する
方法が多く採用されている。
このため、密封リングRを予めみぞG内に装着する場
合、密封リングRの外径を一時的に縮径させる必要があ
るが、この種のリングRを円周方向に均等に圧縮して縮
径させるようとすると、座屈を生じて不規則に変形し、
正しいみぞG内装着が困難なため、例えば、第4図にそ
の1例の軸方向中心断面図を示すように、本願と同一発
明者による特願平1−277888号等により、円筒形ケーシ
ング1の先端部に円すい筒状体の内面に複数の突起2cを
円すい母線方向に配設した案内筒2を設けると共に、ケ
ーシング1内を軸方向に推進し得、円周方向に複数の弾
性櫛歯4を有する押出し部材3を備えることにより、密
封リングRの円周の等分した複数個所を内側に屈曲変形
させて、リングRの円周を変えることなく縮径して目的
を達するようにした装置が提案開示されている。
詳細は上記引用文献に譲り、重複を避けて簡単に説明す
ると、密封リングRを挿入口5から挿入して押出し部材
3の各櫛歯4でリングRを軸方向(図の右方)に押す
と、円すい形の案内筒2の内面周囲に配設された複数の
突起2c部で、密封リングRを外側から押してその部分を
内側に屈曲させながら縮径させて受口D1a部のみぞG内
に挿入し密封リングの円形状Rの弾性的に復元させてみ
ぞG内に装着を完了させようとするものである。
なお、前記各突起2cの頂部中央には、それぞれ各櫛歯4
か曲らずに直線的に軸方向にリングRを押すよう、各櫛
歯4を案内するための案内みぞ2dが凹設されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の装着装置提案例にあっ
ては、密封リングRが押出し部材4の各櫛歯4により押
込まれて縮径された密封リングRが案内筒2の先端から
離脱しようとするとき、場合によっては、リング平面が
波状あるいは斜になったり、またみぞGより前方に飛出
した後にリング形状が元の円形状態に弾性復元するなど
して、みぞG内に完全に装着できない可能性があった。
本発明は、以上のような従来の改良提案例の問題点にか
んがみてなされたもので、密封リングが、所定位置より
前に飛出すことがなく、完全にみぞ部の正しい位置にお
いて弾性復元して完全に装着し得る手段の提供を目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本発明においては、前記密封リング装着装置
の前記押出し部材の中心部の前方に軸方向に立設した所
定長さの軸部材の先端部に密封リングの内径を貫通し得
る位置決め円板を設けるよう構成することにより、前記
目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
以上のような本発明構成により、密封リングが押出し部
材により案内筒内に押込まれて弾性変形縮径しその先端
部から離脱しようとするとき、変形縮径した密封リング
がパイプ受口部のみぞ部直後に配設された前記位置決め
円板に当接して正しい所定のみぞ部位置で弾性復元する
ため、確実な装着が行われる。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。第1図に
この発明に係る一実施例装置の軸方向中心断面図(前記
第4図相当図)、第2図にその密封リング装着完了状態
の同上断面図、第3図(a),(b)に、その位置決め
円板10の2例の各平面図を示す。
(構成) 第1,2図は、前出従来例第4図におけると同一(相当)
構成要素は同一符号で表わし、個々の重複説明は省略す
る。
本発明の実施例の特徴は押出し部材3の円周に配設され
た複数の櫛歯4により案内筒2の内部を通って押出され
る密封リングRの内径より僅かに小さい直径を有し、か
つその周囲に各櫛歯4対応位置にこれらとの干渉を避け
るための逃げみぞ10aを刻設した位置決め円板10を、前
記内部で縮径された密封リングRが、この案内筒2の先
端部より離脱し前記パイプP1の受口部のみぞGに嵌入さ
れるときの定位置の直前、すなわち案内2の先端と位置
決め円板10端部との距離lが密封リングRの軸方向厚さ
より僅かに大きくなるように前記案内筒2の中心部の前
方に立設した軸11の前端に固設したことにある。
(動作) このため、第2図に示すように、押出し部材3で密封リ
ングRを押出して、縮径されたリングRが案内筒2の先
端部より離脱しようとするとき、その所定位置の直前に
位置決め円板10が存在するためリングRが波状や斜にな
ったり、あるいは、行き過ぎて飛び出すことが防止さ
れ、正しい位置でみぞG内に弾性復元し確実に装着が行
われる。
なお、上記実施例に示した押出し部材3の櫛歯数ならび
に、案内2内面の突起2c及び位置決め円板10の逃げみぞ
10a等の数は、図例のみに限定されるものでなく、一般
に密封リングRの断面形状や、直径の大小等に応じてそ
れぞ適当数に選定されることはもちろんである。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、密封リングが
案内筒により縮径され、その端部から離脱されて、パイ
プ受口部のみぞ部に弾性復元して挿入されるとき、その
正しい位置が直前に配設された位置決め円板によって、
リングの斜め姿勢や飛出し等が規制されるため、みぞの
正規位置で弾性復元して確実にみぞ内に装着することが
できるようなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例装置の軸方向中心断面図、
第2図は、その密封リング装着完了状態の同上断面図、
第3図(a),(b)はその位置決め円板の2例の各平
面図、第4図は、従来装置の一例の第1図相当図、第5
図は、下水配管の接続部の一例の要部軸方向中心断面図
である。 1……ケーシング 2……案内筒 2c……突起 3……押出し部材 4……櫛歯 6……受口部 10……位置決め円板 11……軸 P1,P2……パイプ P1a……受口部 R……密封リング G……みぞ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端を開口した円すい筒状体の内面に円す
    い母線に沿って延びる複数の突起を備えた案内筒を一端
    部に有する円筒形ケーシングと、このケーシングの内部
    に、外径が前記案内筒の大径側端部の内径より小さい仮
    想直径円周上に弾性を有する複数の軸方向櫛歯を備えた
    押出し部材とより成る密封リング装着装置において、前
    記押出し部材の先端部に、前記密封リングの内径部を貫
    通し得る位置決め円板を、この押出し部材の中心部に立
    設した所定長さの軸部材の先端に配設したことを特徴と
    する密封リング装着装置。
JP14686190A 1990-06-04 1990-06-04 密封リング装着装置 Expired - Lifetime JPH0763902B2 (ja)

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JPH0441131A JPH0441131A (ja) 1992-02-12
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ID=15417222

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JPH0441131A (ja) 1992-02-12

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