JPH05170619A - 歯科用接着組成物 - Google Patents

歯科用接着組成物

Info

Publication number
JPH05170619A
JPH05170619A JP3355257A JP35525791A JPH05170619A JP H05170619 A JPH05170619 A JP H05170619A JP 3355257 A JP3355257 A JP 3355257A JP 35525791 A JP35525791 A JP 35525791A JP H05170619 A JPH05170619 A JP H05170619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
adhesive composition
paste
styrene
fine particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3355257A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kiyohara
隆生 清原
Shinya Kito
信哉 紀藤
Kumiko Ushiogi
久美子 潮木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP3355257A priority Critical patent/JPH05170619A/ja
Publication of JPH05170619A publication Critical patent/JPH05170619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dental Preparations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 重合性単量体とフィラーとを含有し、破砕抗
力が500〜1500kg/cm2の硬化物を形成す
る、クラウン、インレー、アンレー等の装着に好適に用
いられる歯科用接着組成物を提供する。 【効果】 本発明の歯科用接着組成物は、良好な接着強
度を有しながら、過剰ペーストを短針等で容易に除去し
得る良好な除去性を有する接着皮膜を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクラウン、インレー、ア
ンレー等の装着に好適に用いられ、硬化後の過剰ペース
トの除去において簡便性が改良された歯科用接着組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、クラウン、インレー、アンレー等の装着には合着材
や接着材が用いられてきた。特に近年においては、いわ
ゆるセメントと呼ばれる合着材よりも保持力、辺縁封鎖
性に優れたレジン系の接着材が使用されるようになって
きた。
【0003】ところで、一般に歯科用複合材料の具備す
べき主な性能の一つとして機械的強度が大きいことがあ
る。このため重合性単量体、フィラー、重合開始剤等か
らなるこのような歯科用複合材料の研究は、主として機
械的強度の向上を目的とし、例えば、重合性単量体では
重合度を選定したり、フィラーではシラン処理を行った
り、有機複合フィラーを用いるなど、フィラーの表面処
理や種類、形、粒子径等に重点が置かれてきた。
【0004】ところが、このような研究で接着材もその
機械的強度が改善され、機能は上がった反面、セメント
では簡単に短針等で除去できた硬化後の過剰ペースト
(いわゆるバリ)はレジン系の接着材では材料自体が高
強度となったために除去が困難なものとなった。
【0005】このため例えば市販のレジン系接着材で
は、はみ出したペーストが、隣接したレジンや金属等の
修復物に付着したまま硬化しないように、予めその部分
にワセリンを塗布しておくか、硬化が進まないうちにア
ルコールなどを浸した綿球で除去するようにしたり、ま
た、接着材のペーストを嫌気硬化性として、未硬化の過
剰ペーストを除去した後に、空気を遮断するオキシカー
ドと呼ばれる材料を修復物周囲に塗布し、目的部位のペ
ーストを硬化させるといった方法をとっている。
【0006】しかし、このような方法は、いずれにせよ
歯科医にとっては気を使う煩雑な操作であり、このため
合着材には無い接着という機能は失わずに、かつ硬化後
の過剰ペーストを除去し易いレジン系接着組成物が望ま
れている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
上記要望に応えるため、鋭意検討を行った結果、重合性
単量体とフィラーとを含有する歯科用接着組成物を、重
合性単量体の種類や量、フィラーの種類や量などを適宜
選定し、破砕抗力が500〜1500kg/cm2の硬
化物を与えるように調整することが有効であることを知
見した。
【0008】即ち、上述したように歯科用材料にあって
はその機械的強度を大きくすることに検討が費やされて
おり、確かに、咬合力を直接受けるコンポジットレジン
のような充填用材料、歯冠用材料、人工歯等にとって
は、破砕抗力で少なくとも2500kg/cm2以上と
いった大きな機械的強度が必要である。
【0009】また、従来の接着剤は、その破砕抗力が1
600kg/cm2以上となる高機械的強度を有するも
のである。
【0010】しかし、本発明者らが歯科用接着組成物に
つき種々検討した結果では、咬合力を直接受けない接着
組成物には、接着層が薄いほど接着強度が大きくなる性
質があること、これは接着層が薄いほどここにかかる応
力が均等化され、接着材自身の凝集破壊が起こり難くな
るためと考えられるが、接着組成物をクラウン、インレ
ー、アンレー等の装着に用いる場合、接着層は厚くても
100μ程度であり、従って、接着組成物にはそれほど
大きな機械的強度は必ずしも必要でないこと、そして機
械的強度が破砕抗力で500〜1500kg/cm2
調整した接着組成物でも、接着強度が剪断接着強度で市
販品なみの400kg/cm2程度を示し、実質的に十
分な接着強度を与えることを見い出した。
【0011】更に、このように硬化物の破砕抗力が50
0〜1500kg/cm2である接着組成物について、
硬化後の過剰ペーストの除去し易さを官能検査で試験し
た結果、本接着組成物の硬化後のペーストが短針等によ
って容易に除去でき、合着材のそれなみに除去し易いこ
とを見い出した。
【0012】また更に、かかる歯科用接着用組成物にお
いて、フィラーとしてスチレン−(メタ)アクリル酸エ
ステル共重合型架橋微粒子をフィラー全体に対して10
〜100体積%の割合で用いることにより、上記効果が
より有効に発揮されることを知見し、本発明をなすに至
った。
【0013】従って、本発明は、重合性単量体とフィラ
ーとを含有し、破砕抗力が500〜1500kg/cm
2の硬化物を与える歯科用接着組成物を提供するもので
あり、本発明の組成物は接着力を確保したレジン系接着
材でありながら、硬化後の過剰ペーストが短針等で簡単
に除去できるようにした画期的なものである。
【0014】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の歯科用接着組成物は、重合性単量体とフィラーとを
含有する。
【0015】重合性単量体としては、歯科用接着組成物
の接着成分としてベースレジンとなるいずれのものも使
用することができ、例えばスチレン、アクリル酸及びそ
の誘導体並びにメタクリル酸及びその誘導体から選ばれ
る1種又は2種以上が好適に用いられる。
【0016】ここで、アクリル酸誘導体として具体的に
は、メチルアクリレート及びメタクリレート、ヒドロキ
シエチルアクリレート及びメタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート及びメタクリレート、ジ又はト
リ又はテトラエチレングリコールジアクリレート及びメ
タクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート
及びメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート及びメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、グリシジルアクリレート及びメタク
リレート、2,2’−ビス(アクリロキシ及びメタクリ
ロキシフェニル)プロパン、2,2’−ビス〔4−(メ
タクリロキシエトキシ及びジエトキシ)フェニル〕プロ
パン、2,2’−ビス〔4−(3−アクリロキシ及びメ
タクリロキシ)−2−ヒドロキシプロポキシフェニル〕
プロパン、1,3−ブタンジオールジアクリレート及び
メタクリレート、トリアクリル酸及びメタクリル酸トリ
メチロールプロパン、ビスオキシエチレン化ビスフェノ
ールAジアクリレート及びメタクリレート、トリメチル
ヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチ
ルメタクレートとの反応生成物等が例示される。また、
必要に応じて粘度、硬化速度、重合収縮、接着性等の調
節のため、他のビニルモノマーもしくはコポリマー、オ
リゴマーの配合も可能である。
【0017】一方、フィラーとしては、スチレン−(メ
タ)アクリル酸エステル共重合系微粒子、更にシリカ、
ガラスビーズ、アエロジル、アルミナ、窒化珪素、石英
粉末等の無機質フィラー(好ましくは粒径50μ以下の
もの)、樹脂との結合を向上させるためにこれら無機質
フィラーをγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシシラン等のシランカップリン
グ剤で処理したもの、或いは前記の重合性単量体でフィ
ラー表面をコーティングした有機複合フィラー等が挙げ
られ、これらの1種又は2種以上が用いられる。
【0018】これらの中では、スチレン−(メタ)アク
リル酸エステル共重合系微粒子が本発明に適した破砕抗
力、接着強度、硬化後の過剰ペーストの除去性を与える
点から好ましく、該微粒子をフィラー全体の10〜10
0体積%、より望ましくは50〜100体積%の割合で
用いることが好ましい。また、該微粒子は粒径0.01
〜100μ、特に0.1〜10μのものが好適に用いら
れる。このようなスチレン−(メタ)アクリル酸エステ
ル系架橋微粒子の具体例としては、日本ペイント(株)
のマイクロジェル品番P−5001、P−5002、P
−3101、P−1101、P−1102等が使用可能
である。
【0019】なお、フィラーの配合量は、重合性単量体
100重量部に対して10〜500重量部、特に50〜
200重量部とすることが好ましい。
【0020】本発明の接着組成物を使用時に重合硬化さ
せる方法としては、化学重合系、光重合系或いはその両
方の方法が採用でき、この場合、硬化剤として化学重合
にはアミン類と過酸化物、p−トルエンスルフィン酸と
過酸化物等が、光重合にはカンファーキノン、ベンゾイ
ンアルキルエーテルが、化学重合と光重合の両方を採用
する場合には前記硬化剤の組み合わせが好適に用いられ
る。
【0021】なお、本発明の接着組成物には、必要に応
じ重合禁止剤、着色剤、酸化防止剤、X線造影剤、紫外
線吸収剤等の任意成分を配合することもできる。
【0022】而して、本発明の接着組成物は、その硬化
物(硬化後のペースト)の破砕抗力が500〜1500
kg/cm2の範囲、より好ましくは700〜1000
kg/cm2の範囲となるように調製される。破砕抗力
が500kg/cm2より低いと十分な剪断接着強度が
得られず、一方、1500kg/cm2より高いと硬化
後の過剰ペーストの除去のし易さが合着材なみになら
ず、いずれも本発明の目的を達成し得ない。これに対
し、破砕抗力を上記範囲とすることにより、接着組成物
として十分な剪断接着強度と硬化後の過剰ペーストの除
去性とを兼備した接着組成物が得られるものである。
【0023】ここで、本発明において破砕抗力の値は、
JIS T6602の破砕抗力試験に準じた測定値であ
る。具体的には、接着組成物を型(内径6mm,高さ1
2mm)に入れて室温で硬化させた後、試験片を型から
取出し、37℃,水中24時間浸漬したものを試験機
(島津製作所(株)製オートグラフAG−B)に装着
し、クロスヘッドスピード0.5mm/分で測定した場
合の値である。
【0024】接着組成物をその硬化物が破砕抗力500
〜1500kg/cm2となるように調製する方法とし
ては、硬化後に低強度となる重合性単量体を使用した
り、フィラーの種類、量を選定することにより行なうこ
とができるが、特にフィラーとして上記スチレン−(メ
タ)アクリル酸エステル系共重合型架橋微粒子を使用す
ることが好ましく、該微粒子を配合することにより、重
合性単量体の種類に関係なく上記破砕抗力範囲の硬化物
を有効に与えることができる。
【0025】本発明の歯科用接着組成物は、クラウン、
インレー、アンレー等を装着する際に特に有用である
が、本発明の組成物は接着強度の点から10〜200
μ、より好ましくは10〜50μの厚さに塗布すること
が好ましい。
【0026】本発明の組成物は、このように修復物を装
着するのに好適に用いられるが、装着後、そのまま放置
し、硬化後に過剰ペーストを短針等で容易に除去でき
る。
【0027】なお、本発明の組成物は、接着性ライナ
ー、ボンディング剤、プライマー等の接着向上剤、表面
処理剤と組み合わせて使用することも可能である。
【0028】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0029】〔実施例1〜5、比較例1〜9〕ベースレ
ジンとしてトリメチルヘキサメチレンジイソシアネート
と2−ヒドロキシエチルメタクリレートとの反応生成物
(新中村化学(株)製SH500S)とトリエチレング
リコールジメタクリレート(略号3G)を重量比で8対
5に混合したもの、2,2’−ビス〔4−(メタクリロ
キシエトキシ)フェニル〕プロパン(略号BPE10
0)と3Gを重量比で2対1に混合したもの、2,2’
−ビス〔4−(3−メタクリロキシ)−2−ヒドロキシ
プロポキシフェニル〕プロパン(略号D−GMA)と
1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート(略号H
D)を重量比で5対6に混合したものを調製し、それぞ
れユニバーサルペースト用とキャタリストペースト用の
2部に分けた。
【0030】ユニバーサルペースト用にはN,N−ジエ
タノール−p−トルイジン2.4重量%を、キャタリス
トペースト用には2重量%の過酸化ベンゾイルを溶解し
た。これらに表1に記載したフィラーを同表の粉液比
(重量%)で混合練和し、それぞれのユニバーサルペー
ストとキャタリストペーストを得た。
【0031】これをそれぞれ等量ずつ計り取って練和
し、室温で硬化させた後、37℃、水中24時間浸漬し
たものを試験片とした。なお、その大きさ、形状は直径
6mm、高さ12mmの円柱状のものである。この試験
片を島津製作所(株)製オートグラフAG−Bに装着
し、クロスヘッドスピード0.5mmで破砕抗力を測定
した。その結果を表1に示す。また、比較のため市販合
着材の破砕抗力を表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】次に、被着体として直径6mm,長さ10
mmのステンレス棒と、1辺10mm×10mm,厚さ
3mmのステンレス板を用意した。これらの接着面を研
磨機でエメリーペーパー#600の一定平滑面に仕上げ
た。これにサンメディカル(株)製ケミエース付属のボ
ンディング剤を薄く塗布し、実施例1,4、比較例3,
4のユニバーサルペーストとキャタリストペーストをそ
れぞれ等量ずつ計り取り練和し、被着体を図1のように
して接着し(厚さ50μ)、室温で重合硬化させた。こ
こで、図中1はステンレス棒、2はステンレス板であ
る。
【0035】これを2群に分け、第1群は37℃,水中
24時間浸漬したものを、第2群はこれを更に5℃と6
0℃の水中浸漬を交互に各1分ずつ1000回繰り返し
たものを試験片とした。この試験片を島津製作所(株)
製オートグラフAG−Bに装着し、クロスヘッドスピー
ド0.5mmで剪断接着強度を測定した(なお、図1に
おいて、Aは剪断方向を示す。またステンレス棒1は固
定部材3で固定しておいた)。また、市販の接着材2種
と合着材1種(それぞれ比較例5,6,9)は付属の説
明書に従って接着し、同様に比較した。この結果を表3
に示す。
【0036】
【表3】
【0037】更に、牛抜去歯を用意し、図2のように左
右2箇所に直径5mm,深さ2mmの窩洞を形成した。
この窩洞をもとにキャスタブルガラスセラミックスでイ
ンレーを製作した。次に実施例1,4、比較例3,4の
ユニバーサルペーストとキャタリストペーストをそれぞ
れ等量ずつ計り取って練和し、キャスタブルセラミック
スインレーを装着し、過剰なペーストはあふれでたまま
にして室温で重合硬化させた。短針を用いてこの硬化し
た過剰ペーストの取り易さを熟練した歯科衛生士6名を
パネラーとして一対比較法にて比較した。
【0038】なお、図2において、4は牛歯、5はイン
レー、6は過剰ペーストである。また、市販の接着材1
種と合着材3種(それぞれ比較例5,7〜9)は付属の
説明書に従って接着し、同様に比較した。各合着材間の
過剰ペーストの取り易さの距離尺度を図3に示す。
【0039】以上の結果から、本発明の接着剤は、市販
接着材なみの接着強度を有しながら、市販合着材なみの
過剰ペースト除去性を有していることが認められた。
【0040】〔実施例6〜13,比較例10〜13〕ベ
ースレジンとしてSH500Sと3Gを重量比で8対5
に混合したものを調製し、ユニバーサルペースト用とキ
ャタリストペースト用の2部に分けた。ユニバーサルペ
ースト用にはN,N−ジエタノール−p−トルイジン
2.4重量%を、キャタリストペースト用には2重量%
の過酸化ベンゾイルを溶解した。これにSO−25とP
1102、及び、CRS−42とP1102を表3に記
載した割合(体積%)でそれぞれ混合したものを粉液比
(重量%)0.85となるように混合練和し、ユニバー
サルペーストとキャタリストペーストを得た。これをそ
れぞれ等量ずつ計り取って練和し、室温で硬化させた
後、37℃、水中24時間浸漬したものを試験片とし
た。これを実施例1〜4と同様にして測定した。その結
果を表4に示す。
【0041】
【表4】
【0042】表4の結果より、フィラーの種類及び量を
選定することによって硬化物の破砕抗力を500〜15
00kg/cm2の範囲にし得ることが認められる。
【0043】
【発明の効果】本発明の歯科用接着組成物は、良好な接
着強度を有しながら、過剰ペーストを短針等で容易に除
去し得る良好な除去性を有する接着皮膜を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】試料の接着強度の測定方法を示す説明図であ
る。
【図2】試料の過剰ペースト除去性の測定方法を示す説
明図である。
【図3】試料の過剰ペースト除去性の官能試験結果を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 ステンレス棒 2 ステンレス板 4 牛歯 5 インレー 6 過剰ペースト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性単量体とフィラーとを含有し、破
    砕抗力が500〜1500kg/cm2の硬化物を形成
    することを特徴とする歯科用接着組成物。
  2. 【請求項2】 フィラーの10〜100体積%がスチレ
    ン−(メタ)アクリル酸エステル共重合型架橋微粒子で
    ある請求項1記載の組成物。
JP3355257A 1991-12-20 1991-12-20 歯科用接着組成物 Pending JPH05170619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355257A JPH05170619A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 歯科用接着組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3355257A JPH05170619A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 歯科用接着組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05170619A true JPH05170619A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18442888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3355257A Pending JPH05170619A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 歯科用接着組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05170619A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084586A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Kuraray Medical Inc. 歯科用セメント
WO2016189753A1 (ja) * 2015-05-26 2016-12-01 サンメディカル株式会社 歯科用接着性組成物および動揺歯固定材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084586A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Kuraray Medical Inc. 歯科用セメント
JP5114498B2 (ja) * 2007-12-28 2013-01-09 クラレノリタケデンタル株式会社 歯科用セメント
US8552088B2 (en) 2007-12-28 2013-10-08 Kuraray Noritake Dental Inc. Cement for dental applications
WO2016189753A1 (ja) * 2015-05-26 2016-12-01 サンメディカル株式会社 歯科用接着性組成物および動揺歯固定材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Mak et al. Micro-tensile bond testing of resin cements to dentin and an indirect resin composite
US5244933A (en) Dental compositions which can be prepared and worked by the action of oscillations and method for the preparation thereof
JP2000139960A (ja) 光重合可能な1成分歯科材料、歯科用キット、義歯の製造方法、義歯及び固定鍵
US5147202A (en) Bracket for orthodontics
Huber et al. Push-out bond strengths of endodontic posts bonded with different resin-based luting cements
Bagis et al. Bonding effectiveness of a self-adhesive resin-based luting cement to dentin after provisional cement contamination.
US20030187092A1 (en) One-bottle dental bonding composition
JP5110845B2 (ja) 歯科貴金属接着性オペークペースト
JP2813825B2 (ja) 二官能のアクリル酸エステル類あるいはメタクリル酸エステル類を含む歯科用組成物
JP6396429B2 (ja) 歯列矯正用接着材および歯列矯正用接着材キット
JP3526742B2 (ja) 歯科用硬化性組成物
EP0284275B1 (en) Dental adhesive composition
JPS63162769A (ja) 裏装剤
JP2000254152A (ja) 義歯床用樹脂材料
JP2016175851A (ja) 歯科用充填修復キット
JP2000204010A (ja) 歯科用接着キット
JP6602163B2 (ja) 接着性ポリアリールエーテルケトン樹脂材料の製造方法、及び接着方法
JP2001139411A (ja) 歯科用コンポジットレジン
JPH05170619A (ja) 歯科用接着組成物
JP2003095837A (ja) グラスアイオノマーセメント用ガラス粉末
JPH05241499A (ja) 歯牙模型
JP2000178113A (ja) 歯質用接着キット
JP3480819B2 (ja) 歯科用硬化性組成物
JPH0655654B2 (ja) 光硬化性歯冠材料および該歯冠材料を用いる歯冠成形法
JP3518162B2 (ja) 歯科用接着キット