JPH0517030A - 粉末固体搬送装置及び方法 - Google Patents

粉末固体搬送装置及び方法

Info

Publication number
JPH0517030A
JPH0517030A JP19741091A JP19741091A JPH0517030A JP H0517030 A JPH0517030 A JP H0517030A JP 19741091 A JP19741091 A JP 19741091A JP 19741091 A JP19741091 A JP 19741091A JP H0517030 A JPH0517030 A JP H0517030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feeder
powder
hopper
amount
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19741091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH089426B2 (ja
Inventor
Shinji Tanaka
真二 田中
Shuntaro Koyama
俊太郎 小山
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Akio Ueda
昭雄 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK, Hitachi Ltd filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP3197410A priority Critical patent/JPH089426B2/ja
Publication of JPH0517030A publication Critical patent/JPH0517030A/ja
Publication of JPH089426B2 publication Critical patent/JPH089426B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給ホッパ側の排出状態に影響されず、原料
供給量の制御が容易にでき、しかも安定に連続供給でき
る粉末固体搬送装置を得る。 【構成】 供給ホッパ10から原料粒子3を排出させる
ための定量排出用フィーダ13によって、原料粒子3を
自由落下させ、13下部に設置したいつ流連結管15内
に供給し、15内には原料粒子3がなくならないように
常に供給し、15内の充填量があるレベルで一定になる
ように調節する。いつ流連結管15の外壁には、重量測
定用のロードセル36と充填レベル測定用の差圧計18
を有する。15下部には、原料供給量調節用のフィーダ
14を設置し、原料の供給量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末固体を定量的に搬
送する装置に係り、特に粉末固体を高圧系のガス化炉等
に安定に供給する粉末固体搬送装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末固体を定量的に排出、搬送す
る手段としてロータリフィーダ、スクリュウフィーダ及
びテーブルフィーダ等の手段によって、各貯槽タンクか
ら定量的に排出させ自由落下させた後、搬送ガスで強制
的に搬送先へ供給する方式を採用した例が多い。代表的
な例を図7(特開昭58−164692号公報)に示
す。図のように、常圧ホッパ2、中間加圧ホッパ5、供
給加圧ホッパ10と各部を連結する連結管32、延びち
じみ可能な収縮管38、フィーダ14及びホッパ加圧用
ガス導入系の電磁弁6、20及び重量測定用のロードセ
ル7、11から成り、常圧ホッパ2、中間加圧ホッパ
5、供給加圧ホッパ10の順に接続されている。粉砕し
た原料粒子3はまず、常圧ホッパ2に入りホッパ2の下
に設置したバルブ4により、常圧にしている中間加圧ホ
ッパ5内に充填する。粒子で充満された中間加圧ホッパ
5は上、下に設置したバルブ4、バルブ8を閉じ、電磁
弁6から窒素または不活性ガスを導入して加圧する。一
方、供給加圧ホッパ10は通常、原料粒子3を処理する
ガス化炉の圧力よりやや高めで常時運転し、圧力差によ
りガス化炉内へ粒子を気流輸送している。供給加圧ホッ
パ10のレベルが所定値以下になったら中間加圧ホッパ
5下の粉末排出バルブ8を閉じ、供給加圧ホッパ10へ
の移送を開始する。供給加圧ホッパ10内には常時粉体
をためておく。中間加圧ホッパ5が空になったら、粉体
排出バルブ8を閉にした後、ガス抜き出し弁22を開に
し、5内の圧力を常圧にした後、弁4を開にして常圧ホ
ッパ2から粒子3を供給する。これがロックホッパ方式
の乾式固体供給方式である。
【0003】この技術において、原料の湿り度、原料
の性状(粒径、充填密度、嵩密度及び付着性等)やホッ
パ出口構造等によるホッパ内でのブリッジ、ファンネル
フロー形成によって粒子の排出が不連続になる。定常
時、原料供給量の負荷変化時及び何等かの原因によるガ
ス化炉圧力の変動時においても原料を安定に供給するこ
と、原料を一定に制御することは至難であった。ま
た、原料を安定にガス化炉内に供給できないとガス化炉
内温度が変化したり、ガス化炉から生成するガス組成が
変動し、ガス化炉安定運転に悪影響を与える原因にもな
る。よって、これらの課題を回避し、安定に供給でき、
かつ原料供給量制御を効果的にできれば、ガス化炉安定
運転かつ運転操作性の向上を図る上で好適になる。
【0004】従来、これらを安定に搬送する手段とし
て、下記に上げる方法が知られている。 (1)上記に対しては、バイブレータ、機械的手段
(攪拌翼または攪拌板)及びエアレーション等によって
ホッパ内粒子に流動を与える方式(特開昭58−220
020号、同58−220021号各公報)。 (2)供給ホッパとロータリフィーダとの間に抽気室を
設けることにより、ロータリフィーダ下方からの上昇ガ
スが抽気管路から抽出されるため、粉粒体の定量供給が
安定に行われる方法(特開昭52−18985号公
報)。 (3)粉粒体の定量性を保つために、供給ホッパ下部に
スクリュウフィーダ等の排出装置、流量弁及び供給ホッ
パの残量が確認できるようにレベル計等を設置すること
による定量搬送方法(特開昭56−75321号公
報)。等である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】乾式供給方式により原
料を安定に供給する方式として前記の(1)、(2)、
(3)が知られている。ところで、(1)方式におい
て、ホッパとフィーダを組み合わせ、ホッパからの粒子
の排出を連続的に行うことにより安定搬送が達成される
が、付着性の強い原料(液化残渣等)に対しては、ホッ
パ内傾斜部に設置した流動化用ガス流通孔から少量のガ
ス(不活性ガス、窒素等)を流通しただけでは効果がな
く、多量のガスが必要なことから、ガス化炉内での温度
及びガス化効率等に悪影響を及ぼす危険性がある。ま
た、ホッパ内に攪拌器等の機械的手段を設置することも
効果的であるが、そのためのシール部構造が複雑になる
とともにコスト高になる欠点がある。
【0006】また、(2)、(3)方式とも定量排出及
び搬送させるためには、ホッパ内の粒子が連続的、か
つ、定量的にフィーダ部へ落下することが重要である。
しかし、実際には、ホッパ出口構造、石炭の性状特に、
粒径、嵩密度及び付着性及び原料の湿り度等によってホ
ッパ内における流動性には差がある。ある炭種では定量
的に排出しても、ある炭種によってはホッパ内充填密度
や内壁部への付着等により、排出が不連続になる欠点が
あり、搬送条件(供給ホッパ圧力、搬送用ガス量)等が
一定にもかかわらず原料供給量が大幅に変化する問題が
生じた。そこで、本発明の目的は、供給ホッパからの原
料粒子の排出状態に影響されないで、安定に供給できか
つ供給量制御が容易にできる粉体搬送装置及び方法を提
供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、本発明では、一列に備えられた一つの常圧ホッパ
と二つの加圧ホッパ、粉末固体排出用のフィーダ及び混
合器より構成されるロックホッパ方式で、粉末固体を搬
送する粉末固体搬送装置において、前記フィーダとして
1個以上の定量排出用の第1フィーダと1個以上の供給
量調節用の第2フィーダとを備えたことを特徴とする粉
末固体搬送装置としたものである。そして、上記装置に
おいて、第1フィーダと第2フィーダの間にいつ流連結
管を有し、該いつ流連結管の外壁に重量測定用のロード
セルと充填レベル確認用の差圧計を有するのがよい。
【0008】また、上記他の目的を達成するために、本
発明では、一つの常圧ホッパと二つの加圧ホッパ、粉末
固体排出用のフィーダ及び混合器を一列に備え、ロック
ホッパ方式で、粉末固体を搬送する粉末固体搬送方法に
おいて、前記フィーダとして定量排出用の第1フィーダ
と供給量調節用の第2フィーダとを備え、該第1、第2
フィーダによって、粉末固体の搬送量を制御することを
特徴とする粉末固体搬送方法としたものである。上記方
法において、粉末固体の搬送量の制御は、供給ホッパ外
壁に設置したロードセルによる重量変化信号を基に、第
2フィーダの回転数を調節して行い、第1フィーダと第
2フィーダの最大排出容量は、第2フィーダより第1フ
ィーダを大きくし、また、第1フィーダと第2フィーダ
の間にいつ流連結管を設けて、該いつ流連結管内に一定
レベルの粉末固体を充填させて行うのがよく、さらに、
いつ流連結管の外壁に設けた重量測定用のロードセルと
充填レベル確認用の差圧計の信号により、いつ流連結管
内の粉末固体充填量が増減した場合には、第1フィーダ
の回転数を変化させて行うことができる。また、前記の
粉末固体搬送装置は、粉末固体燃料を反応炉に供給する
原料供給装置と反応炉及び反応炉から排出するガスの処
理系からなる固体燃料処理装置の原料供給装置として用
いることができ、この装置は、ガス化炉、燃焼炉、ボイ
ラ等に適用することができる。
【0009】上記のように、本発明は、石炭の性状及び
ホッパ出口構造によるホッパからの不連続排出の影響等
によらず、原料供給量を安定に制御する手段として、ホ
ッパ下部に定量排出用のフィーダ(以下、第1フィーダ
と称す)と供給量調節用のフィーダ(以下、第2フィー
ダと称す)を上下に設置し、その第1フィーダと第2フ
ィーダの間に常時、あるレベルで粒子が充填するいつ流
連結管からなる原料供給装置を設置することにより、圧
力の高い炉へ安定に連続供給できるようにしたものであ
る。
【0010】すなわち、供給ホッパ下部に第1フィーダ
と第2フィーダを上下に設置する。第1フィーダは、ホ
ッパからの排出のみに使用し、第2フィーダは、原料供
給量の調節用として使用する。その第1フィーダと第2
フィーダの間に常時、あるレベルの原料粒子を充填する
いつ流連結管を設置する。そのいつ流連結管の外壁に
は、重量測定用のロードセル及び粒子充填レベルを検知
する差圧計を備え、いつ流連結管内の充填重量及び充填
レベルがある設定値に対して変化した場合には、第1フ
ィーダの回転数を調節することにより、充填レベルを一
定に維持する。また、いつ流連結管内の充填量及び充填
レベルが一定にもかかわらず供給量が変化する場合に
は、第2フィーダの回転数を調節することにより供給量
を制御するものである。よって、いつ流連結管内に常時
原料粒子を充填することにより、粉末固体を安定に圧力
の高い炉等に供給可能にしたものである。
【0011】
【作用】本発明の粉末固体搬送方法は、第1フィーダと
第2フィーダを上下に設置したものである。すなわち、
供給ホッパ下部に排出用のフィーダと供給量調節用のフ
ィーダを上下に設置する。第1フィーダは、ホッパから
の排出のみに使用し、第2フィーダは、原料供給量の調
節用として使用する。その第1フィーダと第2フィーダ
の間に、常時あるレベルで粒子が充填するいつ流連結管
を設置した。そのいつ流連結管の外壁には、重量測定用
のロードセル及び粒子充填レベルを検知する差圧計を設
置した。いつ流連結管内の充填重量及び充填レベルがあ
る設定値よりも増減した場合には、第1フィーダの回転
数を調節することにより、充填レベルを一定に維持す
る。また、いつ流連結管内の充填量及び充填レベルが一
定にもかかわらず供給量が変化する場合には、第2フィ
ーダの回転数を調節することにより供給量を制御するも
のである。したがって、フィーダを複数個設置し、いつ
流連結管内に常時粉体が充満させることによって、ホッ
パ側におけるブリッジ及びファンネルフロー等の形成に
よる不連続排出の影響による供給量不安定化が解除で
き、安定に搬送できるとともに供給量制御が容易にでき
るように図ったものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されない。 実施例1 図1は、本発明を用いた時の原料供給装置の概略図であ
る。本発明の詳細を図1にしたがって説明する。本装置
は図のように、常圧ホッパ2、中間加圧ホッパ5、供給
加圧ホッパ10と各部を連結する連結管32、延びちじ
み可能な収縮管38、フィーダ13、及び14及びホッ
パ加圧用ガス導入系の電磁弁6、20及び重量測定用の
ロードセル7、11から成り、常圧ホッパ2、中間加圧
ホッパ5、供給加圧ホッパ10の順に接続されている。
各ホッパへの原料粒子3の移送操作について、以下説明
する。粉砕された原料粒子3はまず、常圧ホッパ2に入
りホッパ2の下に設置したバルブ4により、常圧にして
いる中間加圧ホッパ5内に充填する。粒子で充満された
中間加圧ホッパ5は上、下に設置したバルブ4、バルブ
8を閉じ、電磁弁6から窒素または不活性ガスを導入し
て加圧する。一方、供給加圧ホッパ10は通常、原料粒
子3を処理するガス化炉の圧力よりやや高めで常時運転
し、圧力差によりガス化炉内へ粒子を気流輸送してい
る。供給加圧ホッパ10のレベルが所定値以下になった
ら中間加圧ホッパ5下の粉体排出バルブ8を開にし、供
給加圧ホッパ10への移送を開始する。供給加圧ホッパ
10内には常時粉体をためておく。中間加圧ホッパ5が
空になったら、粉体排出バルブ8を閉にした後、ガス抜
き出し弁22を開にし、5内の圧力を常圧にした後、弁
4を開にして常圧ホッパ2から粒子3を供給する。 供
給加圧ホッパ10には、上記原料粒子3を充填するため
のいつ流管32、圧力調節弁9、加圧用ガス電磁弁2
0、重量測定用のロードセル11、粉体排出用フィーダ
13、いつ流連結管15、原料供給量調節用フィーダ1
4等を備えている。また、フィーダ14下部には窒素又
は不活性ガス等24を供給し、原料粒子3を搬送するた
めの粉体供給室(混合器又はエダクタ)26を設けてい
る。
【0014】この供給加圧ホッパ10下部の詳細図を図
2に示し、本図を用いて本発明を詳細に説明する。図2
は、加圧供給ホッパ10、排出用フィーダ(第1フィー
ダ)13、いつ流連結管15、供給量調節用フィーダ
(第2フィーダ)14より構成される。以下、その操作
手順について説明する。供給ホッパ10から原料粒子3
を排出させるためのフィーダ13によって、自由落下さ
せ、13の下部に設置したいつ流連結管15に供給す
る。フィーダ13は、加圧供給ホッパ10内における粉
体の排出状態に影響されても、ある一定量を排出させる
だけでよい。いつ流連結管15内には、常に13より原
料粒子3を供給し、15内の充填量があるレベルで一定
になるように、13により調節する。いつ流連結管15
の外壁には、重量測定用のロードセル36と充填レベル
測定用の差圧計18を有する。また、15上下部には、
13、14、フィーダ部の振動、重量等の影響を受けな
いように収縮管37を有する。15の下部には、原料供
給量調節用のフィーダ14を設置し、原料の供給量を調
節し、自由落下させた後エダクタ26に供給し、搬送用
ガス(不活性ガス又は窒素ガス)24によりガス化炉に
供給する。
【0015】14と13のフィーダの最大排出容量は、
かならず13>14とし、いつ流連結管15内の重量又
は充填レベルをかならず一定に維持する。もし15内の
レベルが何等かの原因で低くなった場合には、13の回
転数を設定回転数よりも多くし、供給ホッパ10からの
排出量を増大させる。また、レベルが高くなった場合に
は、フィーダ13の回転数を少なくするか一時的に停止
し、レベルが設定値に近ずくまでその状態を維持する。
また、いつ流管内の充填量及び充填レベルが一定にもか
かわらず供給量が変化した場合には、第2フィーダの回
転数を調節することにより供給量を制御し、粉末固体を
安定に圧力の高い炉等に供給可能にしたものである。フ
ィーダ14からの排出量が定常であるか否かの判断は、
ロードセル36による充填重量や差圧計19により差圧
レベルを監視する。
【0016】従来の供給ホッパ10下部に排出用及び原
料供給量調節用両方の機能を備えたフィーダを1個設置
した時の原料供給量の変化状況を図5に示す。図のよう
に、ある時間では、設定値に対して変化は少ないが、あ
る所では供給量が多くなったり少なくなったりして、変
化が激しくなり、安定な供給量制御が不可能であった。
その理由として、前述したようにホッパ出口構造及び使
用原料の性状等の影響による流動性の悪化に起因するた
めと考える。そこで、フィーダの役割を排出用と原料供
給量調節用に分割し、常時原料供給量調節用フィーダに
定量的に供給さえすれば、上記欠点による影響を抑制さ
れ安定に制御できるのではないかと考え、本発明の方式
にした。その結果を図6に示す。図6のように、図5に
比べて設定値に対する変動も少なく、その結果が有効で
あることがわかった。
【0017】実施例2 図3及び4は、図2と同等の効果を有する粉末固体搬送
装置である。図3は、図2のいつ流連結管部の構造を簡
略化したものであり、いつ流連結管の外壁部には粒子充
填レベル測定用の差圧計のみを設置したものであり、そ
の他の機構については図2と同等である。図4は、定量
性の向上のためにフィーダを増設したものであり、最上
部のフィーダで定量排出させ、中間フィーダで定量的に
供給量を設定し、最下段のフィーダで供給量を微調節す
るものであり、供給量制御をより綿密に実施させる効果
を有するものである。本発明は、ガス化炉、燃焼炉及び
ボイラ等に限らず、すべての粒子固体供給系に適用でき
るものである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、フィーダを供給ホッパ
下部に直列に複数個設置し、フィーダの間にある一定レ
ベルに原料粒子が充満した容器を設置することにより、
流入側における粒子の停滞による排出不連続の影響もな
く、定量的に排出し、供給量を容易に制御でき、安定し
た搬送が可能になるという作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を原料供給系に設置した時の概略図であ
る。
【図2】本発明の粉体搬送装置の部分断面図である。
【図3】本発明と同等の効果を有する粉体搬送装置の部
分断面図である。
【図4】本発明と同等の効果を有する粉体搬送装置の部
分断面図である。
【図5】従来法による供給量制御の結果を示すグラフで
ある。
【図6】本発明の粉体搬送装置を設置した時の供給量制
御の結果を示すグラフである。
【図7】従来法の原料供給系の概略図である。
【符号の説明】
1.原料送入管 2.常圧ホッパ 3.原料粒子 4.バルブ 5.中間加圧ホッパ 6.電磁弁 7.ロードセル 8.バルブ 9.供給加圧ホッパ圧力調節弁 10.供給加圧
ホッパ 11.ロードセル 12.自動開閉
バルブ 13.排出用フィーダ(第1フィーダ)14.原料供給
量調節用フィーダ(第2フィーダ) 15.いつ流連結管 16.排出用フ
ィーダ用モータ 16′.フィーダ用モータ 17.差圧取り
だし配管 18.差圧計I 19.差圧計II 20.加圧用ガス電磁弁 21.供給加圧
ホッパ内ガス排出管 22.排出用電磁弁 22′.排出用
電磁弁 23.排出管 24.搬送用ガス(不活性ガス又は窒素) 25.原料搬送管 26.エダクタ
(混合器) 27.第1フィーダ内ロータ 28.第2フィ
ーダ内ロータ 29.洩れガス抜きバルブ 29′.洩れガ
ス抜きバルブ 30.洩れガス抜きバルブ 31.洩れガス
抜き管 32.連結管 33.中間加圧
ホッパレベル計 34.供給加圧ホッパレベル計 35.ガス化炉 36.いつ流管部ロードセル 37.収縮管 38.ホッパ連結用収縮管 39.微調節用
フィーダ 40.微調節用フィーダ部ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 貞夫 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 植田 昭雄 広島県呉市宝町3番36号 バブコツク日立 株式会社呉研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列に備えられた一つの常圧ホッパと二
    つの加圧ホッパ、粉末固体排出用のフィーダ及び混合器
    より構成されるロックホッパ方式で、粉末固体を搬送す
    る粉末固体搬送装置において、前記フィーダとして1個
    以上の定量排出用の第1フィーダと1個以上の供給量調
    節用の第2フィーダとを備えたことを特徴とする粉末固
    体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1フィーダと第2フィーダの間に
    いつ流連結管を有することを特徴とする請求項1記載の
    粉末固体搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記いつ流連結管の外壁に重量測定用の
    ロードセルと充填レベル確認用の差圧計を有することを
    特徴とする請求項2記載の粉末固体搬送装置。
  4. 【請求項4】 一つの常圧ホッパと二つの加圧ホッパ、
    粉末固体排出用のフィーダ及び混合器を一列に備え、ロ
    ックホッパ方式で粉末固体を搬送する粉末固体搬送方法
    において、前記フィーダとして定量排出用の第1フィー
    ダと供給量調節用の第2フィーダとを備え、該第1、第
    2フィーダによって、粉末固体の搬送量を制御すること
    を特徴とする粉末固体搬送方法。
  5. 【請求項5】 前記粉末固体の搬送量の制御は、供給ホ
    ッパ外壁に設置したロードセルによる重量変化信号を基
    に、第2フィーダの回転数を調節して行うことを特徴と
    する請求項4記載の粉末固体搬送方法。
  6. 【請求項6】 前記粉末固体の搬送量の制御は、第1フ
    ィーダと第2フィーダの間にいつ流連結管を設けて、該
    いつ流連結管内に一定レベルの粉末固体を充填させて行
    うことを特徴する請求項4記載の粉末固体搬送方法。
  7. 【請求項7】 前記粉末固体の搬送量の制御は、いつ流
    連結管の外壁に設けた重量測定用のロードセルと充填レ
    ベル確認用の差圧計の信号により、いつ流連結管内の粉
    末固体充填量が増減した場合には、第1フィーダの回転
    数を変化させて行うことを特徴とする請求項6記載の粉
    末固体搬送方法。
  8. 【請求項8】 前記粉末固体の搬送量の制御は、第1フ
    ィーダと第2フィーダの最大排出容量を、第2フィーダ
    より第1フィーダを大きくして行うことを特徴とする請
    求項4記載の粉末固体搬送方法。
  9. 【請求項9】 粉末固体燃料を反応炉に供給する原料供
    給装置と反応炉及び反応炉から排出するガスの処理系か
    らなる固体燃料処理装置において、請求項1、2又は3
    記載の粉末固体搬送装置を前記原料供給装置として用い
    ることを特徴とする固体燃料処理装置。
  10. 【請求項10】 前記反応炉が、ガス化炉、燃焼炉又は
    ボイラからなることを特徴とする請求項9記載の固体燃
    料処理装置。
JP3197410A 1991-07-12 1991-07-12 粉末固体搬送方法 Expired - Fee Related JPH089426B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197410A JPH089426B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 粉末固体搬送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3197410A JPH089426B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 粉末固体搬送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0517030A true JPH0517030A (ja) 1993-01-26
JPH089426B2 JPH089426B2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=16374054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3197410A Expired - Fee Related JPH089426B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 粉末固体搬送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089426B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002338972A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Babcock Hitachi Kk 石炭ガス化プラントの微粉炭供給装置
JP2010139125A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 高温粒流体の回転式冷却搬送装置
KR101254668B1 (ko) * 2012-09-07 2013-04-15 (주) 화승소재 카본 마스터배치 제조시스템, 그 카본 마스터배치 제조시스템의 친환경 정량 플러그식 원료 이송시스템 및 원료 이송방법
KR101709866B1 (ko) * 2015-09-24 2017-02-23 한국전력공사 회전식 연결장치 및 이를 구비하는 가스화 시스템
JP2021094591A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 トヨタ自動車株式会社 中子造型装置
JP2022010979A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 株式会社チダエンジニアリング 粉粒体圧送供給装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869631A (ja) * 1981-09-25 1983-04-25 ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン 固体移送方法
JPS58113037A (ja) * 1981-12-25 1983-07-05 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 粉体堆積排出装置
JPS60101192A (ja) * 1983-11-07 1985-06-05 Hitachi Ltd 粉体供給装置
JPS631634A (ja) * 1986-06-18 1988-01-06 Kobe Steel Ltd 粉粒体の連続供給制御法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869631A (ja) * 1981-09-25 1983-04-25 ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン 固体移送方法
JPS58113037A (ja) * 1981-12-25 1983-07-05 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 粉体堆積排出装置
JPS60101192A (ja) * 1983-11-07 1985-06-05 Hitachi Ltd 粉体供給装置
JPS631634A (ja) * 1986-06-18 1988-01-06 Kobe Steel Ltd 粉粒体の連続供給制御法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002338972A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Babcock Hitachi Kk 石炭ガス化プラントの微粉炭供給装置
JP2010139125A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 高温粒流体の回転式冷却搬送装置
KR101254668B1 (ko) * 2012-09-07 2013-04-15 (주) 화승소재 카본 마스터배치 제조시스템, 그 카본 마스터배치 제조시스템의 친환경 정량 플러그식 원료 이송시스템 및 원료 이송방법
KR101709866B1 (ko) * 2015-09-24 2017-02-23 한국전력공사 회전식 연결장치 및 이를 구비하는 가스화 시스템
JP2021094591A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 トヨタ自動車株式会社 中子造型装置
JP2022010979A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 株式会社チダエンジニアリング 粉粒体圧送供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH089426B2 (ja) 1996-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5370951B2 (ja) 流れの悪いバルク材の空気輸送方法および装置
RU2219503C2 (ru) Способ управления питателем на основе измерения потерь в весе
CN105775748B (zh) 一种旋转给料式粉煤定量进料输送装置及方法
KR0170757B1 (ko) 초미세분말의 정량 뱃치 공급방식 및 그 장치
EP0081622B1 (en) Method and apparatus for distributing powdered particles
RU2539406C2 (ru) Дозатор, установка для транспортировки плотного потока и способ подачи пылевидного насыпного материала
RU2149132C1 (ru) Способ транспортировки мелкозернистого твердого материала и устройство для его осуществления
GB2039469A (en) Constant vacuum container unloading system
JPH0517030A (ja) 粉末固体搬送装置及び方法
JPH0733530B2 (ja) 粉体吹込方法
US20120257934A1 (en) Metering system, dense phase conveying system and method for supplying bulk material in powder form
JPS60101192A (ja) 粉体供給装置
CZ135498A3 (cs) Způsob řízení zařízení k dodávání sypkého materiálu
JPS61231323A (ja) 粉粒体定量供給装置
JPH11301783A (ja) 土砂改良プラント
KR950000429Y1 (ko) 분체의 정량공급장치
JP2001031246A (ja) 粉粒体切出し装置
JP2002249231A (ja) リクレーマの定量払出制御システム
JP2864772B2 (ja) 粉末固体の搬送方法及びその装置
JPS60294B2 (ja) 粉粒体等の定流量連続輸送装置
JPH09217915A (ja) 廃棄物供給装置
EP3154883B1 (en) Method and device for feeding bulk material through a pneumatic conveying line
Marinelli et al. Feeder Design for Solids Handling: Processes involving the movement of bulk solid materials require careful consideration of the feeder equipment design, including how the feeders work with various bins and hoppers.
JPS59147928A (ja) 粉体供給装置
JPH09257236A (ja) 粉粒体供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees