JPH0517029Y2 - - Google Patents

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JPH0517029Y2
JPH0517029Y2 JP1986101578U JP10157886U JPH0517029Y2 JP H0517029 Y2 JPH0517029 Y2 JP H0517029Y2 JP 1986101578 U JP1986101578 U JP 1986101578U JP 10157886 U JP10157886 U JP 10157886U JP H0517029 Y2 JPH0517029 Y2 JP H0517029Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、送り量の調節設定可能な送り装置に
係わり、特に駆動軸と送り台との間を連結するた
めに長溝を有する揺動腕と調節リンクとを備え、
その揺動腕と調節リンクとの連結位置を長溝に沿
つて変化させることにより送り量を調節する送り
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のミシンの送り装置としては、実
開昭55−91674号公報や実開昭60−140573号公報
等に記載された送り装置が知られており、この装
置においては揺動腕と調節リンクとを所望の連結
位置にて段ねじにより締付けている。そして、送
り量を変更する場合には、その段ねじをいちいち
緩めて調節リンクを別の連結位置に移動させた
後、その位置にて揺動腕と調節リンクとを段ねじ
により締付ける作業が必要となる。このため、送
り量の調節設定に手間がかかり、ミシンの使い易
さを損う原因になつていた。
そこで、本出願人は、第5図及び第6図に示す
ように、揺動腕132と調節リンク134との連
結位置を弾性力にて保持すると共にその弾性力を
容易に解除し得るクランプ装置130を案出し
た。このクランプ装置130は、調節リンク13
4の嵌合孔136に嵌挿されたブツシユ138の
貫通孔140と揺動腕132の長溝142とに挿
通された軸144と、その軸144の両端部にそ
れぞれ装着された操作体146及びクランプばね
148とを有している。そして、調節リンク13
4がブツシユ138の外周面上を摺動して自由に
回動し得るように、軸144の軸方向におけるブ
ツシユ138の寸法が調節リンク134の寸法よ
りも僅かに大きく設定されている。従つて、第6
図に示すように、クランプ装置130が締付状態
にある場合には、ブツシユ138の側面と揺動腕
132の側面とがクランプばね148の弾性力に
より圧接され、これにより揺動腕132と調節リ
ンク134との連結位置が保持されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前述の案出された装置において
も問題点が残されている。即ち、調節リンク13
4の自由回動のためにその嵌合孔136の内径は
ブツシユ138の外径よりも僅かに大きく設定さ
れていることから、ミシン運転中において送り台
150に前後送り方向の過大な負荷が加わつた場
合には、ブツシユ138がクランプばね148の
弾性力に抗して嵌合孔136中で傾き、そのブツ
シユ138と揺動腕132との両側面間に異常な
摩耗が発生することがある。
[考案の目的] 本考案は前述した問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的は、揺動腕と調節リンクとの連
結位置の調節が容易に行い得ると共に、その調節
リンクを支持するブツシユと揺動腕との間に異常
摩耗が発生するのを防止し得るミシンの送り装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前述の目的を達成するために、本考案のミシン
の送り装置は、ミシン機枠内において回転駆動さ
れる駆動軸と、送り歯を載置支持した送り台と、
ミシン機枠に揺動可能に支持され、長手方向に長
溝が穿設された揺動腕と、駆動軸と送り台との間
を、揺動腕と共に連結する調節リンクと、調節リ
ンクにおける揺動腕との連結部分に穿設された嵌
合孔に嵌入されて調節リンクを回動可能に支持す
る円筒部と、調節リンクと揺動腕との両側面間に
介在位置する鍔部とが一体形成され、その鍔部と
直交する方向に貫通孔が穿設されたブツシユと、
そのブツシユの貫通孔と揺動腕の長溝とに挿通さ
れる挿通軸と、ブツシユの鍔部を介在させた状態
にてその鍔部を揺動腕の側面に圧接するために作
用し、挿通軸の一端部に装着される弾性体と、揺
動腕とブツシユの鍔部とに弾性体の弾性力を作用
させる位置と、その弾性力を解除する位置との間
にて操作可能で、かつ揺動腕と調節リンクとの連
結位置を長溝に沿つて移動操作可能で、挿通軸の
他端部に連結された操作体とを備えている。
[作用] 前述の構成を有する本考案のミシンの送り装置
においては、調節リンクはブツシユの円筒部上を
摺動して自由に回動し得、その調節リンクと揺動
腕との連結位置は、ブツシユの鍔部と揺動腕とが
弾性体の作用下に圧接されることにより保持され
る。そして、鍔部と揺動腕とは比較的広い面積に
て接触していることから、円筒部を揺動腕の側面
に垂直な姿勢に安定させることができる。
また、ミシン運転中において、前後送り方向の
過大な負荷が送り台に加わつた場合、調節リンク
の嵌合孔の径とブツシユの円筒部の外径との寸法
差に応じた量だけ、鍔部が揺動腕の側面に沿つて
移動するのみで、円筒部は常に垂直姿勢に保持さ
れて傾くことはなく、鍔部と揺動腕との両側面間
に異常な摩耗が発生することはない。
更に、送り量を調節するときには、操作体を操
作して揺動腕とブツシユの鍔部とに対する弾性体
の弾性力を解除した後、その操作体をその状態の
まま揺動腕の長溝に沿つて移動操作するだけで、
揺動腕と調節リンクとの連結位置を変更すること
ができ、操作体を操作して揺動腕とブツシユの鍔
部とに弾性体の弾性力を作用させてその位置関係
を保持する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を具体化した第1図〜
第4図を参照して説明する。
第1図は、本考案の送り装置が好適に実施され
た差動送りミシンの送り装置を示す平面図であ
り、第2図はその送り装置の正面図である。第1
図及び第2図に示すように、主送り台10は、そ
の右端上面に主送り歯12を載置支持し、左端が
主揺動腕14に連結軸16を介して回動可能に連
結されている。その主揺動腕14は、図示しない
ミシン機枠に固定支持された固定軸18により揺
動可能に取付けられ、その固定軸18により下方
において長手方向に円弧状に延びる長溝20が形
成されている。
駆動軸22は、ミシン機枠内に回転可能に支持
され、図示しないミシンモータにより回転駆動さ
れる。その駆動軸22上には、前後送り用の回転
体24が固着されると共に、上下送り用の運動体
26が図示しない偏心体を介して取付けられてい
る。その運動体26は、第2図に示すように、下
端において図示しない軸を介して主送り台10と
連結されており、この構成により運動体26は駆
動軸22の回転に伴つて上下動し、その上下動を
上下送り運動として主送り台10に付与する。主
調節リンク28は、一端が回転体24の側端部に
その回転体24の回転中心と偏心した状態にて段
ねじ30により回動可能に取付けられ、他端がク
ランプ装置40を介して主揺動腕14に連結され
ている。この構成により、駆動軸22の回転に伴
つて、主調節リンク28はその長手方向に往復動
して主揺動腕14を介して主送り台10に前後送
り運動を付与する。
次に、クランプ装置40について第3図を参照
して詳述する。
クランプ装置40は、本考案の操作体としての
主調節レバー42にピン44により連結された挿
通軸46と、前記主揺動腕14と後述するブツシ
ユ34とを圧接するためのクランプばね48とを
有している。尚、主調節レバー42はピン44を
中心として回動可能である。
また、挿通軸46は、調節リンク28の他端の
嵌合孔32に嵌挿されたブツシユ34の貫通孔3
6と、主揺動腕14の長溝20とにそれぞれ挿通
されると共に、更にクランプばね48を貫通し
て、第3図における上方に突出している。そし
て、挿通軸46の端部には、前記クランプばね4
8の軸方向への移動を止める止めピン50が固着
されている。更に、ブツシユ34は、主揺動腕1
4と主調節リンク28とが接触しないようにその
両者の間に位置する鍔部34aと、主調節リンク
28の嵌合孔32に嵌入される円筒部34bとを
有して一体形成されており、焼入処理された金属
製ブツシユから構成されている。
そして、主調節リンク28が円筒部34b上を
摺動して自由に回動し得るように、挿通軸46の
軸方向(第3図の上下方向)における円筒部34
bの寸法が主調節リンク28の寸法より僅かに大
きく設定されている。これにより、主調節リンク
28の摺動がよりスムーズに行われる。
また、主調節レバー42は、主調節リンク28
との間に配置された座金52と係合可能な2つの
係合面42a,42bを有しており、係合面42
aはピン44の配置位置に関して係合面42bよ
りも離れた位置に形成されている。即ち、主調節
レバー42をピン44を中心として回動させて、
第3図に示すように、係合面42aが座金52と
係合しているときには、主揺動腕14とブツシユ
34の鍔部34aとがクランプばね48のばね作
用により圧接され、主揺動腕14と主調節リンク
28とが締付状態となり、その連結位置は移動し
ない。また、係合面42bが座金52と係合する
ように、主調節レバー42が第3図において時計
方向に回動操作された時には、ピン44から係合
面42bまでの距離がピン44から係合面42a
までの距離よりも短いため、主調節リンク28が
第3図の下方に移動することができるので、結果
としてクランプばね48のばね作用が解除され、
主調節リンク28は主揺動腕14の長溝20に沿
つて移動可能になる。
従つて、クランプばね48のばね作用の解除状
態において、作業者は主調節リンク28の位置を
任意に変化させて主送り台10の前後送り量を調
節設定することができる。例えば、主調節リンク
28を主揺動腕14の自由端側に位置させること
により、主送り台10の前後送り量を減少させる
ことができる。
第1図及び第2図に示すように、2本の案内棒
54,56が主送り台10の右端下方に平行に固
着されると共に、加工布の送り方向、即ち前後送
り方向に延出している。また、副送り歯58を載
置支持した副送り台60は、両案内棒54,56
に嵌挿され、主送り台10に対して相対的に移動
し得るように構成されている。副揺動腕62は、
ミシン機枠に固定支持された固定軸64により揺
動可能に支持され、その中間部に円弧状の長溝6
6が穿設されている。案内体68は、副揺動腕6
2と同様に軸64に揺動可能に支持され、その上
端がねじ70により副揺動腕6に取付けられてお
り、長手方向に延びる図示しない案内溝を有して
いる。副送り台60には、案内棒54,56と直
交する軸72が穿設されており、その軸72に
は、案内体68の案内溝に嵌合する角駒74が回
動可能に取付けられている。この構成により、副
送り台60は、副揺動腕62及び案内体68の揺
動に従う前後方向の送り運動が付与されると共
に、案内体68に対する上下方向の運動が許容さ
れるようになつている。副調節リンク76は、一
端が連結軸16を介して主揺動腕14に連結さ
れ、他端がクランプ装置80を介して副揺動腕6
2に連結されている。
クランプ装置80は、第4図に示すように、ク
ランプ装置40と同様な構成を有しており、本考
案の操作体としての副調節レバー82にピン84
により連結された挿通軸86と、前記副揺動腕6
2と後述するブツシユ102とを圧接するための
クランプばね88とを備えている。尚、副調節レ
バー82は、第4図に示すように、内部に切欠部
を有しており、ピン84を中心として回動可能で
ある。
また、副調節リンク76の他端に設けられた嵌
合孔100には、前記ブツシユ34と同様なブツ
シユ102の円筒部102bが嵌挿され、挿通軸
86はブツシユ102の貫通孔104と、副揺動
腕62の長溝66とに挿通されると共にクランプ
ばね88を貫通して突出しており、その突出端部
にクランプばね88を押圧する止めピン90が固
着されている。ブツシユ102は、副揺動腕62
と副調節リンク76との間に位置する鍔部102
a及び前記円筒部102bを有して一体形成され
ており、また副調節レバー82は主調節レバー4
2と同様に座金106と係合可能な2つの係合面
82a,82bとを有している。
そして、副調節リンク76も円筒部102a上
を摺動して自由に回動し得るように、挿通軸86
の軸方向(第4図の上下方向)における円筒部1
02bの寸法が副調節リンク76の寸法より僅か
に大きく設定されている。これにより、副調節リ
ンク76の摺動がよりスムーズに行われる。
また、副調節レバー82は、副調節リンク76
との間に配置された座金106と係合可能な2つ
の係合面82a,82bを有しており、係合面8
2aはピン84の配置位置に関して係合面82b
よりも離れた位置に形成されている。即ち、副調
節レバー82をピン84を中心として回動させ
て、第4図に示すように、係合面82aが座金1
06と係合しているときには、副揺動腕62とブ
ツシユ102の鍔部102aとがクランプばね8
8のばね作用により圧接され、副揺動腕62と副
調節リンク76とが締付状態となり、その連結位
置は移動しない。また、係合面82bが座金10
6と係合するように、副調節レバー82が第4図
において反時計方向に回動操作された時には、ピ
ン84から係合面82bまでの距離がピン84か
ら係合面82aまでの距離よりも短いため、副調
節リンク76が第4図の下方に移動することがで
きるので、結果としてクランプばね88のばね作
用が解除され、副調節リンク76は副揺動腕62
の長溝66に沿つて移動可能になる。
従つて、クランプばね88のばね作用の解除状
態において、作業者は副調節リンク76の位置を
任意に変化させて副送り台60の前後送り量を調
節設定することができる。例えば、副調節リンク
76を副揺動腕62の自由端側に位置させること
により、副送り台60の前後送り量を減少させる
ことができる。
また、主送り台10の自由端が加工布の送り方
向と直交する方向に、即ち第1図における上下方
向に振れるのを防止するために、防止板110が
主送り台10の中間部上面にねじ112により固
設され、その自由端に形成された折曲部114が
回転体24の周面に穿設された溝116に嵌入さ
れている。
更に、主送り台10と副送り台60との間には
多孔質弾性体120が介装されており、その弾性
体120はスポンジ、ポリウレタンホーム等の弾
性材から構成されている。また、多孔質弾性体1
20は、ミシン運転中において両送り台10,6
0が最も離隔する距離より充分に大きな幅を有し
ており、両送り台10,60の間に位置する案内
棒54,56を常時被覆することができる。
次に、このように構成された差動送り装置の動
作について簡単に説明する。
ミシンの運転により、駆動軸22が回転駆動さ
れると、運動体26が上下動されて主副両送り台
10,60に上下送り運動を付与する。また、駆
動軸22に固着された回転体24の回転により、
主調節リンク28はその長手方向に往復動して主
揺動腕14を揺動させる。主揺動腕14の揺動量
は、主調節リンク28との連結位置に応じた量と
なり、その量の揺動が前後送り運動として主送り
台10に付与される。
また、主揺動腕14に連結軸16を介して連結
された副調節リンク76は、主揺動腕14の揺動
により長手方向に往復動して副揺動腕62及び案
内体68を揺動させる。その副揺動腕62等の揺
動量は、主揺動腕14の揺動量を副調節リンク7
6の連結位置に応じて調節した量となり、この調
節した量の揺動が副送り台60に前後送り運動と
して付与される。尚、主副両送り台10,60の
上下送り運動と前後送り運動とは公知のタイミン
グにて行われる。
ミシン運転中において、加工布の段差を布押え
足により押圧して移送する場合や、または副調節
リンク76の連結位置を副揺動腕62の長溝66
の上端縁に移動させて主副両送り歯12,58の
送り量の差を最大に設定した場合には、主送り台
10または副送り台60に過大な負荷が加わる。
例えば、主送り台10に過負荷が加わつた場合に
は、主揺動腕14と主調節リンク28との間にお
いて挿通軸46を剪断する方向の過大な応力が発
生し、その挿通軸46及びブツシユ34の円筒部
34bを嵌合孔32の中で傾斜させるように作用
する。
しかしながら、ブツシユ34の鍔部34aが主
揺動腕14の側面と比較的広い面積にてクランプ
ばね48の弾性力により圧接しており、円筒部3
4bを主揺動腕14の側面に垂直な姿勢に安定的
に保持することができ、鍔部34aと主揺動腕1
4との間には異常な摩耗は発生しない。
また、主送り歯12の送り量を調節するときに
は、主調節レバー42を第3図において時計方向
に回動させて、主揺動腕14とブツシユ34の鍔
部とに対するクランプばね48のばね作用を解除
した後、主調節レバー42の係合面42bを座金
52に当接させた状態で主調節レバー42を長溝
20に沿つて所望位置まで移動させ、主調節レバ
ー42を回動させるだけで良く、非常に操作しや
すい。尚、副送り歯58の送り量を調節するとき
には、上述の主調節レバー42と同じようにし
て、副調節レバー82を操作するだけで良い。本
考案は、前述した実施例に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
更を加えることができる。
例えば、本実施例は主副両送り台を備えた差動
送り装置であるが、単一の送り台を有する通常の
送り装置にも本考案を実施することができる。
[考案の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本考案
は、調節リンクの嵌合孔に嵌入される円筒部と調
節リンク及び揺動腕の間に介在する鍔部とが一体
形成されたブツシユを設けることにより、送り台
に過大な負荷が加わつた場合でも円筒部を揺動腕
の側面に対して垂直に保持することができ、ブツ
シユと揺動腕との異常な摩耗を防止することがで
き、しかも操作体を操作して揺動腕とブツシユの
鍔部とに対する弾性体の弾性力を解除し、その操
作体を揺動腕の長溝に沿つて所望位置まで移動操
作するだけで良く、調節リンクと揺動腕との連結
位置の調節操作性を損うことなく、前述の異常摩
耗防止を簡単な構成にて達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例である差動送り装置を
示すものであり、第1図は上記送り装置を示す平
面図、第2図は上記送り装置の正面図、第3図は
第2図に示す矢印Aの方向から見たクランプ装置
の拡大側面図、第4図は第2図の4−4線に従う
クランプ装置の拡大断面図、第5図及び第6図は
従来の送り装置を示すものであり、第5図は従来
の送り装置の正面図、第6図は第5図の6−6線
に従うクランプ装置の拡大断面図である。 図中、10は主送り台、12は主送り歯、14
は主揺動腕、20は長溝、22は駆動軸、28は
主調節リンク、32は嵌合孔、34はブツシユ、
34aは鍔部、34bは円筒部、36は貫通孔、
42は主調節レバー、46は挿通軸、48はクラ
ンプばね、58は副送り歯、60は副送り台、6
2は副揺動腕、66は長溝、76は副調節リン
ク、82は副調節レバー、86は挿通軸、88は
クランプばね、100は嵌合孔、102はブツシ
ユ、102aは鍔部、102bは円筒部、104
は貫通孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ミシン機枠内において回転駆動される駆動軸2
    2と、 送り歯12,58を載置支持した送り台10,
    60と、 前記ミシン機枠に揺動可能に支持され、長手方
    向に長溝20,66が穿設された揺動腕14,6
    2と、 前記駆動軸22と前記送り台10,60との間
    を、前記揺動腕14,62と共に連結する調節リ
    ンク28,76と、 前記調節リンク28,76における揺動腕1
    4,62との連結部分に穿設された嵌合孔32,
    100に嵌入されて調節リンク28,76を回動
    可能に支持する円筒部34b,102bと、調節
    リンク28,76と揺動腕14,62との両側面
    間に介在位置する鍔部34a,102aとが一体
    形成され、その鍔部34a,102aと直交する
    方向に貫通孔36,104が穿設されたブツシユ
    34,102と、 そのブツシユ34,102の貫通孔36,10
    4と前記揺動腕14,62の長溝20,66とに
    挿通される挿通軸46,86と、 前記ブツシユ34,102の鍔部34a,10
    2aを介在させた状態にてその鍔部34a,10
    2aを前記揺動腕14,62の側面に圧接するた
    めに作用し、前記挿通軸46,86の一端部に装
    着される弾性体48,88と、 前記揺動腕14,62とブツシユ34,102
    の鍔部34a,102aとに弾性体48,88の
    弾性力を作用させる位置と、その弾性力を解除す
    る位置との間にて操作可能で、かつ揺動腕14,
    62と調節リンク28,76との連結位置を前記
    長溝20,66に沿つて移動操作可能で、前記挿
    通軸48,86の他端部に連結された操作体4
    2,82とを設けたことを特徴とするミシンの送
    り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60140573U (ja) * 1984-02-27 1985-09-18 ペガサスミシン製造株式会社 ミシンの送り装置

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JPS638879U (ja) 1988-01-21

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