JPH0517025B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0517025B2
JPH0517025B2 JP20786184A JP20786184A JPH0517025B2 JP H0517025 B2 JPH0517025 B2 JP H0517025B2 JP 20786184 A JP20786184 A JP 20786184A JP 20786184 A JP20786184 A JP 20786184A JP H0517025 B2 JPH0517025 B2 JP H0517025B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
housing
front panel
opening
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20786184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6185897A (ja
Inventor
Noryo Tsunashima
Kazuhiro Enokido
Tsutomu Ogi
Mitsuharu Inada
Hiroshi Oohashi
Takakazu Kojima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP20786184A priority Critical patent/JPS6185897A/ja
Publication of JPS6185897A publication Critical patent/JPS6185897A/ja
Publication of JPH0517025B2 publication Critical patent/JPH0517025B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、筺体に蓋体を接着して前記筺体の開
口を閉塞する様にした筺体の組立方法に関するも
のである。
従来の技術 第2図に示す様な薄型のラジオ受信機1等にお
いては、合成樹脂から成るフレーム2に開口3を
設け、プリント基板4に固定されている各種の部
品5等をこの開口3内に収容している場合があ
る。
この場合、ラジオ受信機1の修理等が可能な様
に、開口3の背面側は背面パネル6によつて閉塞
されている。また開口3の前面側も、ラジオ受信
機1を所定の機械的強度に保つために、金属や特
に剛性のある合成樹脂等から成る前面パネル7に
よつて閉塞されており、フレーム2と一体の非常
に薄い壁面によつては閉塞されていない。
ところで、修理用等の背面パネル6とは異な
り、前面パネル7はフレーム2に対して直脱自在
でなくてもよい。このために前面パネル7は、ビ
ス11及び袋ナツト12によつてフレーム2に固
定されると共に、袋ナツト12間においては接着
剤によつてフレーム2に接着されている。
前面パネル7をフレーム2に接着するために
は、第3図及び第4図に示す様な接着紙13を使
用することが考えられる。接着紙13は、感圧性
等を有する接着剤から成る接着剤層14の両面
に、この接着剤層14から剥離可能な紙から成る
非接着剤層15,16を積層させたものである。
接着剤層14及び非接着剤層15は、全体とし
て前面パネル7と略同様な形状を有しているが、
スリツト17によつて、前面パネル7の縁部に沿
う様な周回部21とこの周回部21に囲まれてい
る中央部22に完全に分離されている。
接着紙13によつて前面パネル7をフレーム2
に接着するためには、まず周回部21のみを非接
着剤層16から剥離し、接着剤層14によつて周
回部21を前記パネル7の縁部に沿う様に接着す
る。次いでこの周回部21から非接着剤層15を
剥離すれば、前面パネル7には接着剤層14のみ
が残るので、この接着剤層14によつて前面パネ
ル7をフレーム2に接着することができる。
発明が解決しようとする問題点 ところが、周回部21の巾lは非常に狭いの
で、この周回部21は非接着剤層16から剥離し
て前面パネル7に接着する時に略長方形から菱形
等へ変形し易い。従つて前面パネル7の縁部に接
着剤層14を正確に接着することが困難であり、
前面パネル7をフレーム2に確実に接着すること
ができない。
接着剤層14及び非接着剤層15をスリツト1
7によつて周回部21と中央部22とに分離せず
に、これらの周回部21及び中央部22を一体と
して非接着剤層16から剥離すると、これらの周
回部21及び中央部22は容易には変形しない。
しかしこの様にすると、前面パネル7の開口3に
対応する部分にも接着剤層14が接着されてしま
う。
この結果、部品5が開口3を介して接着剤層1
4に接着してプリント基板4から離脱する可能性
がある。また前面及び背面パネル7,6を指等で
挾持して押圧した場合に、接着剤層14が開口3
を介して部品5と接着及び離脱を繰り返してその
度に離脱音が発生して品質上好ましくない。
問題点を解決するための手段 本発明による筺体の組立方法は、開口3の縁部
から中央部へ向かつて突出する突出部30を筺体
2に設ける工程と、剥離可能な非接着剤層15が
積層されている接着剤層14を蓋体7に接着する
工程と、前記蓋体7のうちで前記開口3に対応す
る部分の前記非接着剤層15を残して前記蓋体7
のうちで前記筺体2に接着すべき部分の前記非接
着剤層15を剥離する工程と、この剥離によつて
露出された前記接着剤層14によつて前記筺体2
に前記蓋体7を接着すると共にこの蓋体7のうち
で前記開口3に対応する部分の前記非接着剤層1
5を前記突出部30によつて係止する工程とを
夫々具備している。
作 用 本発明による筺体の組立方法によれば、蓋体7
のうちで筺体2に接着すべき部分と開口3に対応
する部分との双方に対して一体の接着剤層14を
接着する様にしているので、筺体2に接着すべき
部分が狭巾の場合でもこの部分に接着剤層14を
接着する時に接着剤層14が変形しにくく、この
部分に対しても接着剤層14を正確に接着するこ
とができる。
また、蓋体7のうちで開口3に対応する部分に
は非接着剤層15の残す様にしているので、この
部分には接着力がない。
しかも、剥離せずに残した非接着剤層15を、
筺体2に設けた突出部30によつて係止する様に
しているので、非接着剤層15が時間の経過につ
れて接着剤層14から離脱するということがな
く、蓋体7のうちで開口3に対応する部分が接着
力を有する様になることはない。
実施例 以下、ラジオ受信機の組立に適用した本発明の
一実施例を第1図を参照しながら説明する。
第2図に示したラジオ受信機1の組立におい
て、本実施例では第1図Aに示す様に、開口3の
縁部から中央部へ向かつて突出する複数の突出部
30をまずフレーム2に設けた。突出部30はフ
レーム2と一体であつてもよく、フレーム2の成
形時に同時に成形してよい。
第1図Aに示したフレーム2に前面パネル7を
接着して開口3を閉塞するために、本実施例では
第1図Bに示す様な接着紙31を使用した。この
接着紙31は、周回部21と中央部22とを連結
するための複数の連結部32がスリツト33に形
成されていることを除いて、第3図に示した接着
紙13と実質的に同様の構成であつてよい。
本実施例でも、接着剤層14及び非接着剤層1
5を非接着剤層16から剥離する。この時、スリ
ツト33に連結部32が形成されているために周
回部21及び中央部22がスリツト33によつて
互いに分離されずに一体として剥離され、これら
の周回部21及び中央部22が容易に変形するこ
とはない。
次に、第1図Cに示す様に、前面パネル7のフ
レーム2側の面に、接着剤層14によつて周回部
21及び中央部22を接着する。この場合、周回
部21及び中央部22が変形していないのでこれ
らの周回部21及び中央部22を前面パネル7に
正確に接着することができ、従つて周回部21を
前面パネル7の縁部に正確に接着することができ
る。
その後、中央部22の非接着剤層15を残して
周回部21の非接着剤層15のみをスリツト33
に沿つて剥離する。スリツト33には複数の連結
部32が形成されているが、これらの連結部32
は非常に小さいので、周回部21のみから非接着
剤層15を容易に剥離することができる。
そして、剥離によつて露出された周回部21の
接着剤層14によつて、前面パネル7をフレーム
2に接着する。このとき、第1図Dに示す様に、
開口3に対応する部分の非接着剤層15は、突出
部30によつて周縁部の複数個所で係止される。
従つて、非接着剤層15が接着剤層14から剥離
し易いにも拘わらず、非接着剤層15が時間の経
過につれて接着剤層4から離脱するということは
ない。
なお、以上の様に中央部22の接着剤層14及
び非接着剤層15を残しておくと、前面パネル7
が金属製であつても、この前面パネル7と部品5
との絶縁がより完全に行われ得る。
発明の効果 上述の如く、本発明による筺体の組立方法によ
れば、蓋体のうちで筺体に接着すべき部分に対し
て接着剤層を正確に接着することができるので蓋
体を筺体に確実に接着することができ、しかも蓋
体のうちで筺体の開口に対応する部分には接着力
がないので筺体内に固定されている各種部品等が
蓋体と接着したりすることを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cは本発明の一実施例における工程
を順次示す平面図、第1図Dは一実施例における
別の工程を示す要部の拡大断面図、第2図は一実
施例が適用されるラジオ受信機を示す分解斜視図
である。第3図は本発明の一従来例における1つ
の工程を示す平面図、第4図は第3図の−線
における拡大断面図である。なお、図面において
用いられた符号において、 2……フレーム、3……開口、7……前面パネ
ル、14……接着剤層、15……非接着剤層、2
1……周回部、22……中央部、30……突出
部、32……連結部、33……スリツトである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筺体に蓋体を接着して前記筺体の開口を閉塞
    する様にした筺体の組立方法において、前記開口
    の縁部から中央部へ向かつて突出する突出部を前
    記筺体に設ける工程と、剥離可能な非接着剤層が
    積層されている接着剤層を前記蓋体に接着する工
    程と、前記蓋体のうちで前記開口に対応する部分
    の前記非接着剤層を残して前記蓋体のうちで前記
    筺体に接着すべき部分の前記非接着剤層を剥離す
    る工程と、この剥離によつて露出された前記接着
    剤層によつて前記筺体に前記蓋体を接着すると共
    にこの蓋体のうちで前記開口に対応する部分の前
    記非接着剤層を前記突出部によつて係止する工程
    とを夫々具備することを特徴とする筺体の組立方
    法。
JP20786184A 1984-10-03 1984-10-03 筐体の組立方法 Granted JPS6185897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20786184A JPS6185897A (ja) 1984-10-03 1984-10-03 筐体の組立方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP20786184A JPS6185897A (ja) 1984-10-03 1984-10-03 筐体の組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185897A JPS6185897A (ja) 1986-05-01
JPH0517025B2 true JPH0517025B2 (ja) 1993-03-08

Family

ID=16546751

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JP20786184A Granted JPS6185897A (ja) 1984-10-03 1984-10-03 筐体の組立方法

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