JPH05170121A - 車両の操舵装置 - Google Patents

車両の操舵装置

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JPH05170121A
JPH05170121A JP33522591A JP33522591A JPH05170121A JP H05170121 A JPH05170121 A JP H05170121A JP 33522591 A JP33522591 A JP 33522591A JP 33522591 A JP33522591 A JP 33522591A JP H05170121 A JPH05170121 A JP H05170121A
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JP
Japan
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steering
vehicle
steering wheel
distance
driver
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JP33522591A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Sakakura
克之 坂倉
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無意識のハンドル操作による車両のふらつき
を防止する。 【構成】 距離センサ26が車室内天井から頭までの距
離を検出する。マイクロコンピュータ31は車両停止中
の前記検出距離と車両走行中の前記検出距離との差を移
動距離として計算するとともに、この移動距離の微分値
およぴ同微分値の微分値を計算して、これらの移動距離
および各微分値を運転者の運転中における体の揺れとし
て検出する。そして、この検出した体の揺れに応じて摩
擦力付与装置15を駆動制御して、操舵軸12aに摩擦
力を付与する。これにより、走行中における車両の挙動
変化時、空調装置、オーディオ装置などの操作時に、運
転者の体が左右または前後に揺れた場合には、操舵ハン
ドル13の回動に対して抵抗力が付与され、ハンドル操
舵が重くなり、前記体の揺れに起因した無意識な操舵ハ
ンドル13の回動操作が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操舵ハンドルの回動に
応じて操向車輪を操舵する車両の操舵装置に係り、特に
ハンドル操舵力の重さを制御する車両の操舵装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば特開昭62−1495
58号公報に示されているように、操舵角の頻度分布に
よって車両が山道を走行中であるか市街地を走行中であ
るかなどの道路状況を検出するとともに、加減速の頻度
分布によって運転者が車両を穏やかに運転中であるか活
発に運転中であるかなどの運転状況を検出し、前記検出
した道路状況および運転状況に応じてパワーステアリン
グ装置によるアシスト力を制御することにより、山道走
行状態および活発な運転状態のときにはハンドル操舵力
を重くして、山道走行状態および活発な運転状態のとき
にも車両がふらつかないようにした車両の操舵装置は知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、走行中にお
ける車両の挙動変化時、運転者が空調装置、オーディオ
装置などの車両の運転操作に直接関係しない装置の操作
時には、運転者は無意識にハンドルを操作してしまい、
この無意識のハンドル操作によって車両がふらつく場合
がある。しかし、前記従来装置ではこのようなふらつき
は防止されない。本発明は前記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、前記無意識のハンドル操作
による車両のふらつきをより良く防止できる車両の操舵
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、操舵ハンドルの回動に応
じて操向車輪を操舵する車両の操舵装置において、運転
者の体の揺れを検出する検出手段と、操舵ハンドルの回
動に対して抵抗力を付与する抵抗付与手段と、前記検出
された体の揺れに応じて抵抗付与手段を制御して同体の
揺れに応じた抵抗力を操舵ハンドルの回動に対して付与
する制御手段とを設けたことにある。
【0005】
【発明の作用・効果】一般的に、走行中における車両の
挙動変化時、空調装置、オーディオ装置などの車両の運
転操作に直接関係しない装置の操作時などには、運転者
の体が左右または前後に揺れる。この場合、上記のよう
に構成した本発明においては、検出手段がこの体の揺れ
を検出するとともに、この検出に応答して、制御手段が
前記検出された体の揺れに応じて抵抗付与手段を制御し
て同体の揺れに応じた抵抗力を操舵ハンドルの回動に対
して付与する。したがって、前記のように運転者の体が
揺れた場合には、操舵ハンドルの回動に対する抵抗力が
作用してハンドル操舵が重くなる。その結果、本発明に
よれば、走行中における車両の挙動変化があっても、運
転者が空調装置、オーディオ装置などの車両の運転操作
に直接関係しない装置を操作しても、運転者が無意識で
操舵ハンドルを回動させてしまうことがなくなり、車両
がふらつくことがなくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は同実施例に係る車両の操舵装置を概略的
に示している。この操舵装置は電磁クラッチ11により
2分された操舵軸12a,12bを備え、同クラッチ1
1がオン状態にあるとき、両操舵軸12a,12bは一
体的に回転するようになっている。また、電磁クラッチ
11がオフ状態にあるときには、両操舵軸12a,12
bは独立して回転するようになっている。
【0007】操舵軸12aの上端には操舵ハンドル13
が固定され、操舵軸12aの中間には反力モータ14お
よび摩擦付与装置15が組み付けられている。反力モー
タ14は、電磁クラッチ11がオフ状態の場合に、操舵
軸12aに対して操舵ハンドル13の回動方向と反対方
向にトルクを付与することによって同ハンドル13に操
舵反力を与えるための電動モータあり、供給される駆動
電流の方向および大きさによって前記トルクの方向およ
び大きさが制御される。摩擦付与装置15は操舵軸12
aの回動に対して抵抗を付与するもので、例えば特開昭
64−74165号公報、特開昭64−74168号公
報、特開昭64−74170号公報、特開昭64−74
171号公報などに示されるように、駆動電流の大きさ
に比例した力でプランジャを操舵軸12aに当接させ
て、プランジャと操舵軸12aとの間の摩擦力によって
前記駆動電流の大きさに比例した抵抗を操舵軸12aの
回転に対して付与する。
【0008】操舵軸12bの下端はステアリングギヤボ
ックス16内にてラックバー17に噛合しており、同バ
ー17は操舵軸12bの回動に応じて軸方向に変位して
操向車輪として左右前輪FW1,FW2を操舵する。操
舵軸12bの中間には操舵モータ18が組み付けられて
おり、同モータ18は、電磁クラッチ11がオフ状態の
場合に、操舵軸12bを任意の位置まで回転する。ま
た、この操舵モータ18内には回転位置センサが内蔵さ
れており、同センサにより操舵軸12bの回転位置が検
出されるようになっている。
【0009】次に、この操舵装置の電気制御装置につい
て説明する。電気制御装置は、ハンドル舵角センサ2
1、車速センサ22、横加速度センサ23,ヨーレート
センサ24,路面摩擦係数センサ25および距離センサ
26を備えている。ハンドル舵角センサ21はハンドル
舵角θを検出して、同舵角θを表す検出信号を出力す
る。車速センサ22は車速Vを検出して、同車速Vを表
す検出信号を出力する。横加速度センサ23は車体の横
加速度Gを検出して、同加速度Gを表す検出信号を出力
する。ヨーレートセンサ24は車体のヨーレートγを検
出して、同ヨーレートγを表す検出信号を出力する。路
面摩擦係数センサ25はタイヤと路面との間の摩擦係数
μを検出して、同摩擦係数μを表す検出信号を出力す
る。距離センサ26は、図1〜3に示すように、車室内
のシート27の上方の天井28に下方を向けて固定され
ており、運転者がシート27に座った状態にて天井28
から運転者の頭部までの距離Lを検出して、同距離Lを
表す検出信号を出力する。
【0010】これらの各センサ21〜26はマイクロコ
ンピュータ31に接続されている。マイクロコンピュー
タ31はROM、CPU、RAM、I/Oなどからな
り、図4,5に示すフローチャートに対応したプログラ
ムおよぴ図6に示す特性の関数テーブルをそのROM内
に記憶している。また、このマイクロコンピュータ31
には駆動回路32〜35が接続されている。
【0011】駆動回路32はマイクロコンピュータ31
からの制御信号および操舵モータ18内の回転位置セン
サからの回転位置を表す検出信号を入力するとともに同
モータ18を駆動制御して、操舵軸12bを前記制御信
号に対応した任意の回転位置にフィードバック制御す
る。なお、前記回転位置を表す検出信号はマイクロコン
ピュータ31にも供給されるようになっている。駆動回
路33はマイクロコンピュータ31からの制御信号に応
じて電磁クラッチ11をオンオフ制御する。駆動回路3
4はマイクロコンピュータ31からの制御信号により表
された駆動電流を摩擦付与装置15に供給する。駆動回
路35はマイクロコンピュータ31からの制御信号によ
り表された駆動電流を反力モータ14に供給するととも
に、同駆動電流の大きさを表す検出信号を同コンピュー
タ31に供給する。
【0012】次に、上記のように構成した実施例の動作
を図4,5のフローチャートに沿って説明する。イグニ
ッションスイッチ(図示しない)が投入されると、マイ
クロコンピュータ31はステップ40にて、プログラム
の実行を開始し、ステップ41にて各センサ21〜25
からの各検出信号により表されたハンドル舵角θ、車速
V、横加速度G、ヨーレートγおよび路面摩擦係数μを
読み込み、ステップ42にてハンドル舵角θを微分する
ことによってハンドル操舵速度dθ/dtを計算する。
【0013】次に、ステップ43にて反力モータ14、
操舵モータ18、各センサ21〜26などからなる操舵
システムの作動が正常か異常かを判定する。この場合、
駆動回路35,32からの各検出信号により表された反
力モータ14への駆動電流値および操舵軸12bの回転
位置が読み込まれ、これらの回転位置および駆動電流値
に加えて、前記読み込みおよび計算したハンドル舵角
θ、車速V、横加速度G、ヨーレートγ、路面摩擦係数
μおよびハンドル操舵速度dθ/dtが正常な値を示してい
るか否かにより、前記異常判定がなされる。
【0014】このステップ43にて「YES」すなわち
操舵システムが正常であると判定された場合には、マイ
クロコンピュータ31はステップ44〜47(詳しくは
後述する)の処理を実行して、操舵モータ18の回転に
より左右前輪FW1,FW2を操舵する。一方、前記ス
テップ43にて「NO」すなわち操舵システムが異常で
あると判定されると、マイクロコンピュータ31はステ
ップ48にて駆動回路33と協働して電磁クラッチ11
をオン制御してプログラムをステップ41に戻す。した
がって、この場合には、ステップ44〜47の処理によ
る左右前輪FW1,FW2の操舵制御が行われることな
く、従前の一般車両と同様に、操舵軸12a,12bは
電磁クラッチ11を介して機械的に連結され、操舵ハン
ドル13の回動が操舵軸12a、電磁クラッチ11およ
び操舵軸12bを介してラックバー17に伝達され、同
バー17の軸方向の変位により左右前輪FW1,FW2
が操舵される。
【0015】次に、前記ステップ44〜47の処理によ
る左右前輪FW1,FW2の操舵について詳しく説明す
る。マイクロコンピュータ31はステップ44にて駆動
回路33と協働して電磁クラッチ11をオフ制御するの
で、両操舵軸12a,12bはその間の機械的連結が解
除されて独立して回転可能になる。次に、マイクロコン
ピュータ31は、ステップ45にて前記読み込んだハン
ドル舵角θに比例した操舵軸12bの回転角を計算し、
同回転角を表す制御信号を駆動回路32に出力する。駆
動回路32は操舵モータ18内に設けた回転位置センサ
からの検出信号をフィードバック信号として同モータ1
8を回転制御し、操舵軸12bを前記制御信号により表
された回転角に回転制御する。この操舵軸12bの回転
はラックバー17の軸方向の変位に変換されて、左右前
輪FW1,FW2が前記操舵軸12bの回転に応じて操
舵される。その結果、左右前輪FW1,FW2は操舵ハ
ンドル13の回動に応じて操舵されることになる。な
お、前記ステップ45にて操舵軸12bの回転角を計算
する際に、前記読み込んだ車速V、横加速度G、ヨーレ
ートγおよび路面摩擦係数μ、また前記計算したハンド
ル操舵速度dθ/dtに応じて、前記回転角を若干量だけ補
正することにより、車両のステアリング特性を車両の走
行状態、運転者の運転状態などに応じて自由に変更する
ことも可能である。
【0016】前記ステップ45の処理後、マイクロコン
ピュータ31は、ステップ46にて前記読み込みおよび
計算したハンドル舵角θ、車速V、横加速度G、ヨーレ
ートγ、路面摩擦係数μおよびハンドル操舵速度dθ/dt
に基づいて左右前輪FW1,FW2が路面から受ける
操舵反力を計算して、同反力に比例した駆動電流値を表
す制御信号を駆動回路35へ出力する。駆動回路35は
前記制御信号により表された駆動電流を反力モータ14
に出力し、同モータ14は前記駆動電流に応じたトルク
を操舵軸12aに付与するので、両操舵軸12a,12
bが切り離されていても、運転者は路面からの操舵反力
を感じながら操舵ハンドル13を回動操作することがで
きる。
【0017】前記ステップ46の処理後、マイクロコン
ピュータ31はステップ47にて「抵抗付与制御ルーチ
ン」の処理を実行する。この「抵抗付与制御ルーチン」
の詳細は図5に示されており、同ルーチンはステップ5
0にて開始された後、ステップ51にて距離センサ26
からの検出信号により表された距離Lが読み込まれる。
次に、ステップ52にて前記読み込んだ車速Vと微小な
所定値とを比較することによって車両が停止中であるか
否かが判定される。この場合、車速Vが前記所定値未満
である限り、同ステップ52にて「YES」と判定さ
れ、ステップ51〜53からなる循環処理が実行され続
ける。このステップ53の処理は循環処理中にそれぞれ
読み込んだ距離Lを平均化するとともにその結果を基準
距離L0 (図2,3の実線位置を参照)として設定する
もので、同処理においては、前記循環処理回数nがカウ
ントされるとともに、この循環処理回数n、新たに読み
込んだ距離Lおよび既に設定されている基準距離L0
用いて下記数1の演算によって新たな基準距離L0 が設
定される。
【0018】
【数1】L0 ={(n−1)・L0+L}/n なお、循環処理回数nは最初の平均化処理時には「1」
であり、その後、循環処理毎に「1」ずつ増加する値で
ある。
【0019】このようなステップ51〜53からなる循
環処理中、車速Vが前記所定値以上になると、ステップ
52にて「NO」すなわち車両が停止中でないと判定さ
れ、プログラムはステップ54以降へ進められる。な
お、この場合、前記基準距離L0 は保存されている。ま
ず、ステップ54にて、新たに読み込まれた距離Lから
前記基準距離L0 が減算されて、車両走行中における運
転者の頭の基準位置からの移動量X(=L−L0) が計
算される。次に、ステップ55にて移動量Xを微分演算
することにより運転者の頭の移動速度VX=(dX/dt)
が計算され、ステップ56にて移動速度VX をさらに微
分演算することにより運転者の頭の移動加速度aX=(d
X/dt)が計算される。そして、このような運転者の頭
の移動は運転者の体の揺れに起因するものであるので、
本件実施例では、これらの移動量X、移動速度VXおよ
び移動加速度aXは運転者の体の揺れを表す物理量とし
て扱われる。
【0020】これらの運転者の体の揺れを表す各物理量
の検出後、ステップ57にて前記移動量X、移動速度V
Xおよび移動加速度aXに基づいて図6(A)〜(C)に示す
特性の関数テーブルが参照され、各値X,VX,aX
それぞれ対応した抵抗値f1,f2,f3 が決定される。
次に、ステップ58にて前記各抵抗値f1,f2,f3
合算することにより体の揺れに応じた総合抵抗値f(=
1+f2+f3) が計算され、ステップ59にてこの総
合抵抗値fを表す制御信号が駆動回路34に出力され
て、ステップ60にて「抵抗付与制御ルーチン」の実行
が終了する。
【0021】駆動回路34は前記供給された制御信号に
対応した駆動電流を摩擦付与装置15に出力し、同装置
15は操舵軸12aに対して総合抵抗値fに比例した摩
擦力を付与する。そして、この摩擦力は、操舵ハンドル
13の回動に伴う操舵軸12aの回動に対する抵抗とし
て作用するので、走行中における車両の挙動変化時、空
調装置、オーディオ装置などの車両の運転操作に直接関
係しない装置の操作時などに、図2,3に二点鎖線で示
すように、運転者の体が左右または前後に揺れた場合に
は、操舵ハンドル13の回動に対する抵抗力が増大、す
なわちハンドル操舵が重くなる。したがって、上記実施
例によれば、走行中における車両の挙動変化があって
も、運転者が空調装置、オーディオ装置などの車両の運
転操作に直接関係しない装置を操作しても、運転者は無
意識で操舵ハンドル13を回動操作をすることがなくな
り、車両がふらつくことがなくなる。
【0022】なお、上記実施例においては、摩擦付与装
置15の摩擦力によって操舵ハンドル13の回動操作に
対する抵抗を付与するようにしたが、上記実施例の反力
モータ14のような反力発生手段を用いて、操舵ハンド
ル13の無意識な回動操作に対する抵抗を付与するよう
にしてもよい。この場合、前記のような体の揺れの検出
時に、前記反力発生手段に対して操舵ハンドル13の回
動方向と反対方向のトルクを付与して、無意識な操舵ハ
ンドル13の回動操作に対する抵抗を付与するようにし
てもよい。
【0023】また、上記実施例においては、操舵ハンド
ル13とラックバー17とを機械的に連結しないで、操
舵ハンドル13の回動に応じて左右前輪FW1,FW2
を電気的に操舵する車両の操舵装置に本発明を適用した
が、従前の通常の車両の操舵装置のように、操舵ハンド
ル13とラックバー17とを操舵軸を用いて機械的に連
結して、操舵ハンドル13の回動を機械的にラックバー
17に伝達して左右前輪FW1,FW2を操舵する車両
の操舵装置にも本発明は適用できるものである。この場
合も、操舵ハンドル13とラックバー17とを機械的に
連結する操舵軸に摩擦力を付与したり、反力を付与した
りして、無意識な操舵ハンドル13の回動に対して抵抗
を付与するようにすればよい。また、ラックバー17に
対して抵抗力を付与するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す車両の操舵装置の概
略図である。
【図2】 図1の距離センサの取り付け例を示す車室内
の概略側面図である。
【図3】 同距離センサの取り付け例を示す車室内の概
略正面図である。
【図4】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
プログラムのフローチャートである。
【図5】 図4の抵抗付与制御ルーチンの詳細プログラ
ムのフローチャートである。
【図6】 (A)は頭の移動量に対する抵抗力の変換特性
図であり、(B)は頭の移動速度に対する抵抗力の変換特
性図であり、(C)は頭の移動加速度に対する抵抗力の変
換特性図である。
【符号の説明】
FW1,FW2…前輪、11…電磁クラッチ、12a,
12b…操舵軸、13…操舵ハンドル、14…反力モー
タ、15…摩擦付与装置、17…ラックバー、18…操
舵モータ、21…ハンドル舵角センサ、22…車速セン
サ、23…横加速度センサ、24…ヨーレートセンサ、
25…路面摩擦係数センサ、26…距離センサ、28…
天井、31…マイクロコンピュータ、32〜35…駆動
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 111:00 113:00 121:00 137:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵ハンドルの回動に応じて操向車輪を
    操舵する車両の操舵装置において、運転者の体の揺れを
    検出する検出手段と、操舵ハンドルの回動に対して抵抗
    力を付与する抵抗付与手段と、前記検出された体の揺れ
    に応じて前記抵抗付与手段を制御して同体の揺れに応じ
    た抵抗力を操舵ハンドルの回動に対して付与する制御手
    段とを設けたことを特徴とする車両の操舵装置。
JP33522591A 1991-12-18 1991-12-18 車両の操舵装置 Pending JPH05170121A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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