JPH05169961A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JPH05169961A
JPH05169961A JP35372091A JP35372091A JPH05169961A JP H05169961 A JPH05169961 A JP H05169961A JP 35372091 A JP35372091 A JP 35372091A JP 35372091 A JP35372091 A JP 35372091A JP H05169961 A JPH05169961 A JP H05169961A
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JP
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temperature
vehicle interior
air
interior temperature
vehicle
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JP35372091A
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Kazuo Fujii
一夫 藤井
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の再始動時の一定期間において、空調装
置近傍に滞留する熱気によって車室内温度が高く検出さ
れることによって起こる空調制御機器の誤動作を抑制す
る。 【構成】 イグニッションスイッチ投入直後において、
環境状態検出手段130によって検出された環境状態が
暖房を要求するレベルにあるにも関わらず、実車室内温
度検出手段120によって検出された車室内温度が高
く、明らかに空調装置近傍に滞留する熱気の悪影響を受
けていると思われる場合には、前回のイグニッションス
イッチ停止直前に停止直前車室内温度記憶手段110に
記憶された記憶車室内温度を一定期間制御用車室内温度
として採用し、これによって空調制御装置の制御の基と
なる熱負荷信号である総合信号を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも車室内温
度、車室内設定温度から熱負荷信号としての総合信号を
演算し、この総合信号に基づいて空調装置を制御する車
両用空調制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置において、車室内
温度を検出する温度センサは、例えば実公昭56−15
053号公報に示されるように、車室内のインストルメ
ントパネル(インパネ)に設けられ、円筒状で上端部は
開口し、下端部は閉鎖されて側部にポートが形成されて
おり、このポートは2次空気用ホースを介してアスピレ
ータと連通されている。また、アスピレータは車室内に
設けられ、その上部のポートが1次空気用ホースにより
空調装置のエアミックスチャンバーを兼ねた分配箱に設
けた1次空気吹出口と連通している。
【0003】これによって、1次空気吹出口より1次空
気用ホースを経てアスピレータ内に入った空調装置の吹
出空気は、アスピレータ内においてジェット気流とな
り、アスピレータ内の圧力が負圧となって、車室内空気
が温度センサを通って2次空気用ホースからアスピレー
タ内に吸入されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記引例にお
いては、車両の停止直後又は短時間停止後の再始動時に
おいて、ヒータに溜まった熱気が、1次空気用ホース及
び2次空気用ホースを介して車室内温度センサに達し、
車室内温度センサの検出温度を上昇させる不具合が生じ
ており、またアスピレータファンを使用する車室内温度
検出用のセンサにおいても、インパネ内に滞留したヒー
タの熱気によって検出温度を上昇させる不具合が生じて
おり、これによって外気温度が低くまた日射量が少ない
環境において暖房が要求される場合においても、車室内
温度が高いと判定されるために、空調装置は冷房モード
に近いベントモード(VENTモード)から開始され、
さらに温度センサが実際の車室内温度を検出するに至る
数10秒後にバイレベルモード(BI/Lモード)を経
て、本来要求されるヒートモード(HEATモード)へ
と変化するという不具合が生じていた。
【0005】このために、この発明は、車両の再始動時
の一定期間において、空調装置近傍に滞留する熱気によ
って車室内温度が高く検出されることから発生する空調
装置の誤動作を防止することを目的とする車両用空調制
御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、請求項1記載
の発明を図1により説明すると、空調ダクト内に空気を
温調する温調手段を具備し、少なくとも車室内温度、車
室内設定温度から熱負荷信号としての総合信号を総合信
号演算手段150によって演算してこの温調手段を制御
するようにした車両用空調制御装置において、エンジン
の始動時であることを検出するエンジン始動時検出手段
100と、エンジン停止直前の制御用車室内温度を記憶
する停止直前車室内温度記憶手段110と、現在の車室
内温度を検出する実車室内温度検出手段120と、少な
くとも外気温度、日射量の環境状態を示す信号を検出す
る環境状態検出手段130と、前記エンジン始動時検出
手段100からエンジンの始動時が検出され、前記環境
状態検出手段130からの環境信号の値により、前記停
止直前車室内記憶手段110に記憶された前記停止前の
制御用車室内温度と前記実車室内温度検出手段120に
よって検出された実車室内温度の一方を選択し、前記総
合信号演算用の車室内温度として採用する車室内温度選
択手段140とを具備することにあり、さらに請求項2
記載の発明は、前記停止直前車室内温度記憶手段110
に記憶された停止直前の制御用車室内温度が採用される
と、その温度が現在の車室内温度に至るまで、所定の割
合で上昇させる温度上昇手段160を具備することにあ
る。
【0007】
【作用】したがってこの発明においては、エンジン始動
時検出手段100によってイグニッションスイッチ投入
直後であると判定された場合、車室内温度選択手段14
0において、実車室内温度検出手段120によって検出
された現在の車室内温度(実車室内温度)と停止直前車
室内温度記憶手段110に記憶された記憶された制御用
車室内温度(記憶車室内温度)とを比較し、さらに実車
室内温度が所定値以上で、環境状態検出手段130によ
って検出された環境状態が暖房を要求するものである場
合に、前記実車室内温度が空調装置からの熱影響を受け
ていると判断できるために前記記憶車室内温度を車室内
温度として選択し、この記憶車室内温度によって熱負荷
信号としての総合信号を総合信号演算手段150におい
て演算し、さらに前記車室内温度選択手段140におい
て、記憶車室内温度が採用された場合、その記憶車室内
温度が実車室内温度に至るまで、温度上昇手段160に
おいて所定の割合で上昇させ、記憶車室内温度が実車室
内温度に至った時点で、実車室内温度による制御への移
行が行われることによって、上記課題が達成できるもの
である。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0009】図2において示される車両用空調装置1に
は、空調ダクト2の最上流に内気導入口3と外気導入口
4が開口しており、これら内気導入口3と外気導入口4
を適宜選択する内外気切換ドア(インテークドア)5が
設けられ、この下流には送風機6が設けられている。
【0010】送風機6の下流には、温調手段として、電
磁クラッチ18によって図示しない走行用エンジンと連
結されて駆動するコンプレッサ8、コンデンサ9、膨張
弁10と直列に配管結合されて冷房サイクルを構成する
エバポレータ7と、電磁弁12が開放することによって
走行用エンジンから冷却水が供給されるヒータコア11
と、このヒータコア11の上流側を開閉するエアミック
スドア13が設けられている。
【0011】空調ダクト2の最下流には、デフ吹出口1
4、ベント吹出口15、フット吹出口16が開口してお
り、この吹出口14,15,16はモードドア17a.
17b,17cによって適宜選択されて開口されるもの
である。
【0012】以上の構成の空調装置1において、インテ
ークドア5によって選択された内気、外気又は内気と外
気の混合気は、送風機6の駆動によって空調ダクト2の
下流側に送られ、エバポレータ7を通過することによっ
て冷却される。この冷却された空気は、エアミックスド
ア13の開度によってヒータコア11を通過する空気
と、ヒータコア11を迂回する空気に選択される。
【0013】このヒータコア11を通過して加熱された
空気と、ヒータコア11を迂回した冷却されたままの空
気は、ヒータコア11の下流側において混合され、所望
の温度に温調された空気になり、モードドア17a,1
7b,17cによって選択された吹出口14,15,1
6から図示しない車室内に吹き出して、車室内を温調す
るものである。
【0014】この空調装置1を制御するための空調制御
機器100は、少なくともインテークドア5を駆動する
アクチュエータ38a、送風機6、電磁クラッチ18、
エアミックスドア13を駆動するアクチュエータ38
b、電磁弁12、モードドア17a,17b,17cを
駆動するアクチュエータ38cからなり、出力回路37
a〜37fを介して、マイクロコンピュータ19によっ
て制御されるものである。
【0015】このマイクロコンピュータ19は、中央演
算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(ROM)、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポート(I/
O)等からなるそれ自体公知のもので、マルチプレクサ
(MPX)20及びA/D変換器21を介して車室内温
度を検出する下記する温度センサ22、外気温度センサ
23、日射センサ24、エバポレータ温度センサ25が
入力され、また下記する操作パネル27からの設定信号
が入力されるものである。
【0016】操作パネル27は、空調装置1の制御を自
動で行うAUTOスイッチ28、冷房サイクルの駆動を
手動によりオンオフするA/Cスイッチ29、吹出モー
ドを手動により設定するDEFスイッチ30、吸入空気
モードを手動により切り換えるRECスイッチ31、空
調装置1を停止させるOFFスイッチ32、車室内の設
定温度を上昇させるアップスイッチ33a及び下降させ
るダウンスイッチ33bと、この設定値を表示する温度
設定表示部33cからなる温度設定器33、吹出モード
を手動により上吹出モード(ベントモード)又は下吹出
モード(ヒートモード)に設定するMODEスイッチ3
4aとこのモードを表示する吹出モード表示部34bか
らなる吹出モード設定器34、送風機の風量を設定する
FANスイッチ35aとこの風量を表示する風量表示部
35bからなる風量設定器35によって構成され、表示
部33c、34b、35bは、表示回路36を介して前
記マイクロコンピュータ19によって制御されるもので
ある。
【0017】この操作パネル27の側部には、図3
(a)で示すように前記車室内温度を検出する温度セン
サ22を内設した車室内温度検出装置39が操作パネル
27と共にインストルメントパネル(インパネ)40に
取付られており、インパネ40の前面に空気導入口41
が形成されている。
【0018】車室内温度検出装置39は、図3(b)で
示すように内部にアスピレータファン42を具備してお
り、このアスピレータファン42の駆動によって空気導
入口41から車室内空気を吸入して後方の開口部43か
らインパネ内部に放出し(図中、実線矢印)、この空気
の流路上に温度センサ22を配して車室内の温度を検出
するものである。
【0019】前記マイクロコンピュータ19は、以上の
入力信号を所定のプログラムに従って処理することによ
って、空調制御機器100を制御するための制御信号に
変換するもので、以下、このマイクロコンピュータ19
によって実行されるプログラムを示したフローチャート
に従って説明する。
【0020】図4で示される空調制御のメインルーチン
において、図示しないイグニッションスイッチが投入さ
れると、空調装置1を制御するプログラムがステップ2
00より開始され、ステップ210において操作パネル
27の各スイッチ28〜35の信号が読み込まれ、さら
にステップ220において各センサ22〜25の信号が
読み込まれる。
【0021】ステップ230においては、下記する車室
内温度補正が行われ、この補正により決定された車室内
温度Tr、エバポレータ温度Te、日射量TSD、車室内
設定温度TSET 、及び外気温度TADによって、ステップ
240において下記する数式1により総合信号Tが演算
される。
【0022】
【数1】T=K1 Tr+K2 Te+K3 SD+K4 AD
−K5 SET +K6
【0023】尚、K1 ,K2 ,K3 ,K4 ,K5 は、最
適な空調状態を得るために、実験によって求められた演
算定数であり、K6 は補正項である。
【0024】この総合信号Tによって、ステップ250
においては、図5(a)に示される特性線に基づいて送
風機6の制御が行われ、ステップ260においては、図
5(b)に示される特性線に基づいてエアミックスドア
13の制御が行われ、ステップ270においては図5
(c)に示される特性線に基づいてインテークドア5の
制御が行われ、ステップ280においては図5(d)で
示す特性線に基づいてモードドア17a,17b,17
cの制御が行われる。尚、図5中(a)のMAXHIは
最大風量を、HIは大風量を、LOWは低風量を示し、
(b)においてはF/Cはエアミックスドア13がヒー
タコア11を全閉した状態(フルクール)を示し、F/
Hはエアミックスドア13がヒータコア11を全開した
状態(フルホット)を示している。また、(c)におい
てRECは内気循環モードを、FREは外気導入モード
を、MIXは内気と外気の混合モードを示し、また
(d)においてVENTはベントモード(上吹出モー
ド)、HEATはヒートモード(下吹出モード)、BI
/Lはバイレベルモードで、前記ベントモードとヒート
モードをリニアに変化させるモードを示すものである。
【0025】ステップ290においては、電磁クラッチ
18、表示部33c,34b,35bの制御等が実行さ
れ、再びステップ210に回帰するものである。
【0026】ステップ230で実行される本発明に係る
車室内温度の補正は、図6のフローチャートで示すよう
に、ステップ300において先ずイグニッションスイッ
チの投入直後が否かの判定がなされる。
【0027】この判定において、イグニッションスイッ
チの投入直後であると判定された場合には、ステップ3
10において、マイクロコンピュータ19の記憶回路に
記憶された前回イグニッションスイッチが停止する直前
の記憶車室内温度Tr(M)と、イグニッションスイッ
チ投入直後に検出された実車室内温度Tr(S)の比較
がなされる。
【0028】このステップ310における判定の結果、
記憶車室内温度Tr(M)が小さいと判定された場合に
は、ステップ320に進んで外気温度TADが所定値α
(具体的には15℃)以下であるか否かの判定を行い、
外気温度TADがα以下の場合には、ステップ330に進
んで日射量TSDが所定値β(具体的には、200)以下
であるか否かの判定を行う。この判定において、日射量
SDが所定値β以下である場合には、ステップ340に
進んで前記実車室内温度Tr(S)が所定値γ(具体的
には27℃)以上であるか否かの判定を行い、所定値γ
以上である場合には、ステップ350に進んで、記憶車
室内温度Tr(M)を車室内温度Trとする。
【0029】これによって、ステップ300においてイ
グニッションスイッチ投入直後であり、ステップ310
において記憶車室内温度Tr(M)が実車室内温度Tr
(S)よりも小さい場合において、外気温度TADが所定
値α以下(ステップ320)で、日射量が所定値β以下
(ステップ330)である場合には、環境状態としては
暖房が要求されるレベルであり、さらにこの環境状態に
おいて実車室内温度Tr(S)が所定値以上(ステップ
340)である場合には、図3(b)の一点鎖線矢印で
示すようにインパネ40内部に滞留したヒータの熱気に
よって温度センサ22が明らかに熱影響を受けていると
判定できるために、前回のイグニッションスイッチ停止
直前に記憶された記憶車室内温度Tr(M)を車室内温
度Trとすることにより、環境状態が暖房を要求するレ
ベルにあるにも関わらず総合信号の値が大きくなるため
に起こる不具合、具体的には吹出モードがベントモード
から開始される不具合、エアミックスドア13の開度が
小さくなる不具合等を防止できるものである。この後、
ステップ360においてFLAG1に1が立てられるも
のである。
【0030】また、前記ステップ310、320、33
0、340において、外気温度TAD、日射量TSD、実車
室内温度Tr(S)が所定の範囲外である場合には、ス
テップ370に進んで、実車室内温度Tr(S)を車室
内温度Trとし、FLAG1を零にするものである。
【0031】その後、ステップ390において、FLA
G1の判定を行い、FLAG1が零の場合は、ステップ
400において、ステップ370で設定された車室内温
度TrをTr(M)に格納して記憶し、ステップ410
からメインルーチンに復帰するものである。
【0032】また、前記ステップ300においてイグニ
ッションスイッチの投入直後でないと判定された場合に
は、ステップ420において車室内温度Trと実車室内
温度Tr(S)が比較され、車室内温度Trが実車室内
温度Tr(S)よりも小さい場合には、ステップ430
においてFLAG1の判定を行い、FLAG1が1であ
り、車室内温度Trとして記憶車室内温度Tr(M)を
使用していると確認された場合には、ステップ440に
おいて下記する数式2により車室内温度Trを演算する
ものである。
【0033】
【数2】Tr=Tr(M)+K7
【0034】尚、K7 は、具体的には0.3℃/20秒
で、図7で示されるように、ステップ420における判
定によって、演算された車室内温度Trの値が実車室内
温度Tr(S)よりも大きくなるt点まで、段階的に大
きくするものである。
【0035】これは、車室内温度Trとして採用した記
憶車室内温度Tr(M)から温度センサ22で検出され
た実車室内温度Tr(S)への移行を円滑に行うための
移行手段である。
【0036】前記ステップ420において、車室内温度
Trが実車室内温度Tr(S)よりも大きくなった場
合、さらにステップ430においてFLAG1が零であ
り、実車室内温度Tr(S)が車室内温度Trに採用さ
れている場合は、ステップ370に進んで、車室内温度
Trとして実車室内温度Tr(S)の採用を続けるもの
である。
【0037】尚、この実施例においては環境状態検出手
段130として、外気温度及び日射量を検出したが、外
気温度、日射量のどちらか一方でも良いものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、イグニッションスイッチ投入直後において、環境状
態が暖房を要求するレベルであるにも関わらず、検出さ
れた車室内温度の値が高く、明らかに空調装置近傍に滞
留した熱気の悪影響を受けていると思われるので、前回
のイグニッションスイッチ停止直前に記憶された車室内
温度に従って熱負荷信号としての総合信号が演算され、
この総合信号に基づいて空調制御機器の制御が行われる
ために、イグニッションスイッチ投入直後の車室内温度
が高く検出されることによって発生する空調制御機器の
誤動作を防止できるものである。
【図面に簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示した機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の実施例に係る空調装置の概略説明図
である。
【図3】(a)は車室内温度検出装置の取付状況を示し
た正面図であり、(b)は(a)A−A断面図である。
【図4】マイクロコンピュータで実行される空調制御の
メインルーチンのフローチャート図である。
【図5】総合信号に基づく送風機(a)、エアミックス
ドア(b)、インテークドア(c)、モードドア(d)
の制御を示した特性線図である。
【図6】車室内温度補正のプログラムを示したフローチ
ャート図である。
【図7】車室内温度の変化を説明した説明図である。
【符号の説明】
100 エンジン始動時検出手段 110 停止直前車室内温度記憶手段 120 実車室内温度検出手段 130 環境状態検出手段 140 車室内温度選択手段 150 総合信号演算手段 160 温度上昇手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ダクト内に空気を温調する温調手段
    を具備し、少なくとも車室内温度、車室内設定温度から
    熱負荷信号としての総合信号を総合信号演算手段によっ
    て演算してこの温調手段を制御するようにした車両用空
    調制御装置において、 エンジンの始動時であることを検出するエンジン始動時
    検出手段と、 エンジン停止直前の制御用車室内温度を記憶する停止直
    前車室内温度記憶手段と、 現在の車室内温度を検出する実車室内温度検出手段と、 少なくとも外気温度、日射量の環境状態を示す信号を検
    出する環境状態検出手段と、 前記エンジン始動時検出手段からエンジンの始動時が検
    出され、前記環境状態検出手段からの環境信号の値によ
    り、前記停止直前車室内記憶手段に記憶された前記停止
    前の制御用車室内温度と前記実車室内温度検出手段によ
    って検出された実車室内温度の一方を選択し、前記総合
    信号演算用の車室内温度として採用する車室内温度選択
    手段とを具備することを特徴とする車両用空調制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記停止直前車室内温度記憶手段に記憶
    された停止直前の制御用車室内温度が採用されると、そ
    の温度が現在の車室内温度に至るまで、所定の割合で上
    昇させる温度上昇手段を具備する請求項1記載の車両用
    空調制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015527254A (ja) * 2012-09-06 2015-09-17 ジャガー・ランド・ローバー・リミテッドJaguar Land Rover Limited 温度調節システムを制御するための方法及び装置

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