JPH0516970Y2 - - Google Patents

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JPH0516970Y2
JPH0516970Y2 JP1986168553U JP16855386U JPH0516970Y2 JP H0516970 Y2 JPH0516970 Y2 JP H0516970Y2 JP 1986168553 U JP1986168553 U JP 1986168553U JP 16855386 U JP16855386 U JP 16855386U JP H0516970 Y2 JPH0516970 Y2 JP H0516970Y2
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cylinder
porous member
fitted
shaft cylinder
container
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、粉状化粧料塗布容器に係り、やや詳
しくは、粉状化粧料を収納した容器体と該粉状化
粧料を塗布するための塗布ブラシとを一体化して
なる粉状化粧料塗布容器に関するものである。
「従来の技術」 従来、粉状化粧料を収納した容器体とその化粧
料塗布用のブラシ等塗布部材とは分離独立して形
成されていた。
「考案が解決しようとする問題点」 上述したように相互に関連して使用される化粧
料収納容器と塗布部材とが別個に存在していたた
め、特に携帯時等には嵩張つて不便であると共に
紛失等する虞れがあつた。
そこで、本考案は化粧料収納容器と塗布ブラシ
とを一体化して取扱いに容易な粉状化粧料塗布容
器を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は、軸筒1の
上部内へ上下動自在にかつ下方付勢状態に摺動筒
11を嵌合させると共に、該摺動筒の下端開口部
に、上記軸筒内へ上下動自在に挿入された容器体
15の口頸部16を嵌着させて、これら三部材の
内部で可変容積室Aを形成させ、かつ上記軸筒の
上端開口部に下部を嵌着させて有頂筒状の多孔質
部材20を方へ起立させると共に、該多孔質部材
外面に下半部を覆合させて筒状の塗布ブラシ21
下部を上記軸筒上端部に固設させてなることを特
徴とする。
「作用」 例えば図の状態からキヤツプ等を外して容器を
倒立した後、容器体15及び摺動筒11を軸筒1
内へスプリング13力に抗して押込めば、これら
の部材の内部で形成された可変容積室Aが縮小
し、該可変容積室A内が高圧化する。
これにより、可変容積室A内の粉状化粧料が加
圧され、この加圧粉状化粧料が多孔質部材20を
通つて塗布ブラシ21内に噴出する。即ち、塗布
ブラシによる粉状化粧料の塗布が可能となるので
ある。
上記容器体等の押込みを解放すると、スプリン
グ13力により容器体及び摺動筒が軸筒に対して
押出されて可変容積室Aを拡大し、図の状態に復
帰する。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を
説明する。
図中1は軸筒を示し、該軸筒はガイド筒2とカ
バー筒3とから構成される。
上記ガイド筒2は、大径筒部4上端から段部5
を介して中央透孔8付き頂壁7を有する小径筒部
6を上方へ連設してなると共に、段部外周部から
はキヤツプ嵌合筒部9を起立してなる。上記大径
筒部4の左右対称位置には長孔10,10が穿設
されている。
上記カバー筒3は直筒状に形成されて、その上
部内面が上記大径筒部外面に螺合している。
上記小径筒部6内には、摺動筒11の上部が上
下動自在に嵌合されて、通常はガイド筒2の段部
5下面と、摺動筒11の中間部外面に周設された
上向き段部12上面との間に介装されたコイルス
プリング13力により下方へ付勢されている。
摺動筒11の中間部外面の左右対称位置には、
上記長孔10,10内に上下動自在に嵌合する係
合突起14,14が付設され、これら係合突起1
4,14下面が長孔10,10下端面に係合して
いる。即ち、上記係合により摺動筒11の抜け止
めが図られているのである。
さらに、上記摺動筒11の下端開口部には、上
記カバー筒3内へ上下動自在に挿入された容器体
15の口頸部16が螺合されている。
そして、上記容器体15と摺動筒11とガイド
筒2との三つの部材内部で可変容積室Aが形成さ
れている。
一方、上記ガイド筒2の中央透孔8内には押え
筒17の小径筒部18aが嵌着され、該小径筒部
18a内に連通パイプ19を介して下部を嵌着さ
せて、有頂筒状の多孔質部材20が上方へ起立し
ている。上記多孔質部材20は、ポリウレタンフ
オーム等の軟材質で成形加工される。
そして、上記多孔質部材外面に下半部を覆合さ
せて筒状の塗布ブラシ21下部が上記押え筒17
の大径筒部18b内に固着されている。
また、図中22は上記塗布ブラシ21の外周面
に覆合して該塗布ブラシを収束するスライドスリ
ーブを示し、その下端内縁に付設した内向きフラ
ンジ状部23内面が上記小径筒部6の外面に下方
への強制スライドが可能に嵌合している。さら
に、図中24は上記キヤツプ嵌合筒部9に嵌合し
たキヤツプを示す。
尚、上記実施例にて、各部は塗布ブラシ21及
びコイルスプリング13等を除き適宜合成樹脂材
で成形製作される。
従つて、本実施例では、容器使用後に、小径筒
部6外面に深く嵌合された状態にあるスライドス
リーブ22を上方へ引き出すことにより、塗布ブ
ラシ21が収束され、これによつてキヤツプ24
の装着が円滑に行ない得る。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、相互に関
連して使用される、粉状化粧料を収納した容器体
と塗布ブラシとを効果的に一体化するようにした
ので、取扱いが非常に容易となり、使用、保管及
び携帯等に便利である。又、軸筒の上端開口部に
下部を嵌着させて有頂筒状の多孔質部材を上方へ
起立させるとともに、該多孔質部材外面に下半部
を覆合させて筒状の塗布ブラシ下部を軸筒上端部
に固設させたので、多孔質部材の露出表面積を大
きく、しかも周囲方向に向けさせることが出来、
加圧粉状化粧料を多孔質部材を介して塗布ブラシ
内にまんべんなく噴出させることが出来るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す縦断面図である。 1……軸筒、11……摺動筒、15……容器
体、20……多孔質部材、21……塗布ブラシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸筒1の上部内へ上下動自在にかつ下方付勢状
    態に摺動筒11を嵌合させると共に、該摺動筒の
    下端開口部に、上記軸筒内へ上下動自在に挿入さ
    れた容器体15の口頸部16を嵌着させて、これ
    ら三部材の内部で可変容積室Aを形成させ、かつ
    上記軸筒の上端開口部に下部を嵌着させて有頂筒
    状の多孔質部材20を上方へ起立させると共に、
    該多孔質部材外面に下半部を覆合させて筒状の塗
    布ブラシ21下部を上記軸筒上端部に固設させて
    なることを特徴とする粉状化粧料塗布容器。
JP1986168553U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH0516970Y2 (ja)

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JPS6376211U JPS6376211U (ja) 1988-05-20
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612494U (ja) * 1985-05-09 1986-01-09 山本 重治郎 組網機の配錘装置
JPS6247306A (ja) * 1985-08-28 1987-03-02 株式会社資生堂 パウダ−容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58194712U (ja) * 1982-06-21 1983-12-24 株式会社資生堂 粉末化粧料容器
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JPS6376211U (ja) 1988-05-20

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