JPH05169550A - 光学的造形方法 - Google Patents

光学的造形方法

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JPH05169550A
JPH05169550A JP3345117A JP34511791A JPH05169550A JP H05169550 A JPH05169550 A JP H05169550A JP 3345117 A JP3345117 A JP 3345117A JP 34511791 A JP34511791 A JP 34511791A JP H05169550 A JPH05169550 A JP H05169550A
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芳規 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度の高い立体形状物を製造できるようにす
ることを目的とする。 【構成】 液状光硬化性樹脂にビーム60を照射して所
定の立体形状の断面に対応した形状の樹脂の硬化層2を
形成し、更にビーム60照射してこの樹脂の硬化層2上
に更に樹脂の硬化層2を形成し、こうして順次樹脂の硬
化層2を形成することによって立体形状物を形成する光
学的造形方法にして、この立体形状の断面に対応した形
状の樹脂の硬化層2を形成する過程に於いて、輪郭部6
a,6b近傍を高密度に、内部7aを低密度にビーム6
0を照射するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的造形方法に関わ
り、例えば光硬化性樹脂をビーム照射して立体形状を形
成する光学的造形装置の使用にて好適な光学的造形方法
に関わる。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の技術による光学的造形装置
1の例を示す斜視図である。光学的造形装置1は、各々
総括的な参照符号が付されたエレベータ装置10と樹脂
貯槽装置30とビーム発生装置40とを有し、更に、こ
れらの装置に電気的に接続された制御装置70と有す
る。エレベータ装置10は、上端部12とステージ部1
6とこの上端部12及びステージ部16を接続する接続
部14とを有し、ステージ部16は樹脂34内に配置さ
れることができる。
【0003】エレベータ装置10は、更に、上端部12
に取り付けられたナット18とこのナット18に螺合さ
れた送りねじ20とを有し、斯かる送りねじ20はステ
ッピングモータ22の駆動部に接続されている。ステッ
ピングモータ22が作動されると送りねじ20が回転
し、ナット18を上方又は下方に駆動させる軸線方向の
偏倚力が生成される。
【0004】こうしてナット18が上下方向に運動する
と、ステージ部16もそれに対応して上下方向に運動す
る。ステッピングモータ22は、ステージ部16が所定
のピッチにて段階的に運動するように、作動されてよ
い。エレベータ装置10に隣接して、ステージ部16の
位置を検出するためのエレベータ位置検出器78が配置
されている。
【0005】樹脂貯槽装置30は貯槽容器32を有して
おり、斯かる貯槽容器32には紫外線硬化性樹脂の如き
液体の光硬化性樹脂が貯留されている。エレベータ装置
10のステージ部16が、貯槽容器32内に配置され、
樹脂に浸った状態にて上下方向に運動することができる
ように構成されている。
【0006】ビーム発生装置40は、レーザビーム発振
器42と音響光学変調装置(A/Oモジュレータ)44
とフォーカス制御器46とを有し、音響光学変調装置4
4の前方と後方には各々第一の全反射ミラー52と第二
の全反射ミラー54が配置されている。レーザビーム発
振器42は、波長が360nmのアルゴンイオンレーザ
又は波長が325nmのヘリウムカドミウムレーザの如
き露光ビームレーザを発生させるように構成されたもの
であってよい。
【0007】音響光学変調装置44は露光ビームの進行
を制御するように構成されており、露光ビームの通過を
許し又は露光ビームの通過を阻止するスイッチング作用
を有している。フォーカス制御器46は露光ビームの光
束を絞るフォーカシングレンズ56を含んでよく、この
フォーカシングレンズ56によって露光ビームは貯槽容
器32に貯留された樹脂34の液面36上に所定の径の
ビームスポット62を提供するように絞られる。
【0008】樹脂貯槽装置30に隣接して、第一のガル
バノスキャナ48と第二のガルバノスキャナ50とが配
置されており、第一のガルバノスキャナ48は第一のガ
ルバノミラー48aとこのガルバノミラー48aを支持
する回転軸48bとガルバノミラー48aをこの回転軸
48b周りに回転させるための駆動部48cとを有し、
第二のガルバノスキャナ50は同様に第二のガルバノミ
ラー50aと回転軸50bと駆動部50cとを有する。
【0009】ビーム発振器42、第一の全反射ミラー5
2、音響光学変調装置44、第二の全反射ミラー54、
フォーカス制御器46及びフォーカシングレンズ56
は、ビーム発振器42によって発生された露光ビーム6
0が、第一の全反射ミラー52に反射され音響光学変調
装置44を経由して第二の全反射ミラー54に到達し、
この第二の全反射ミラー54にて反射されてフォーカシ
ングレンズ56を経由して第二のガルバノミラー50a
に到達するように、整合して配置されている。
【0010】第一のガルバノミラー48aと第二のガル
バノミラー50aは、第二のガルバノミラー50aによ
って反射された露光ビーム60が第一のガルバノミラー
48aに反射され、方向転換して樹脂の液面36に到達
し、そこにビームスポット62を形成するように、配置
される。
【0011】第一のガルバノミラー48aが回転軸48
b周りに回転されるとその反射面48dに対する入射角
が変化し反射面48dに反射された露光ビーム60の経
路が変化する。同様に、第二のガルバノミラー50aが
回転軸50b周りに回転されるとその反射面50dに対
する入射角が変化し反射面50dに反射された露光ビー
ム60の経路が変化する。こうしてガルバノミラー48
a、50aが各々その回転軸48b、50b周りに回転
されると、露光ビームの経路が変化し、ビームスポット
62は樹脂の液面36上で2次元的に移動する。
【0012】ここで、樹脂の液面36上に於いて、エレ
ベータ装置10に接近し又は遠隔する方向を第一の走査
方向と呼び、エレベータ装置10の接続部14に平行な
方向即ち第一の走査方向に垂直な方向を第二の走査方向
と呼ぶ。
【0013】ガルバノミラー48a、50aの配置は、
好ましくは、第一のガルバノミラー48aが回転軸48
b周りに回転されると、その反射面48dに反射された
露光ビーム60の経路が回転軸48bに垂直な平面上で
変化し、それによってビームスポット62が第一の走査
方向に沿って移動し、第二のガルバノミラー50aが回
転軸50b周りに回転されると、反射面50dに反射さ
れた露光ビーム60の経路が回転軸50bに垂直な平面
上で変化し、それによってビームスポット62が第二の
走査方向に沿って移動するように選択される。
【0014】制御装置70は、音響光学変調装置44の
スイッチング動作を制御するA/Oモジュレータ制御器
72と、エレベータ位置検出器78からの位置信号に基
いてステッピングモータ22の作動を制御するエレベー
タ制御器76と、A/Oモジュレータ制御器72、フォ
ーカス制御器46、第一のガルバノスキャナ48、第二
のガルバノスキャナ50及びエレベータ制御器76を制
御するガルバノコントローラ74とを有する。
【0015】図3は、図2に示された光学的造形装置1
の一部詳細図である。エレベータ装置10のステージ部
16は、樹脂の液面36に平行に配置され、ステッピン
グモータ22が作動されると液状の樹脂の中を下方に移
動することができる。ステッピングモータ22がエレベ
ータ制御器76からの信号により作動されると、ステー
ジ部16は所定のピッチ毎に段階的に下方に移動され
る。光学的造形装置1によって立体形状物を形成すると
き、先ず最初にエレベータ装置10のステージ部16
は、図3において実線で示されている開始位置に配置さ
れる。
【0016】かかる開始位置では、ステージ部16の上
側面は樹脂の液面36より一ピッチ下方に位置し、従っ
て、その上側面上には一ピッチの深さの樹脂の液層が存
在することとなる。露光ビーム60が樹脂の液面36上
に照射されると、液面36上のビームスポット62に相
当する部分に所定の深さにて樹脂は硬化される。
【0017】ステージ部16の下方への移動ピッチは、
露光ビームによる硬化深さのほぼ半分の大きさに設定さ
れている。例えば、樹脂の硬化深さが0.5〜0.7m
mの場合、ステージ部16の移動ピッチは0.2〜0.
3mmに設定されてよい。ステージ部16が開始位置に
配置された状態で、ステージ部16上に露光ビーム60
が走査されると、ビームスポット62の軌跡に沿って樹
脂の硬化条が形成される。多数の硬化条が集合して樹脂
の硬化層が形成される。
【0018】ステージ部16上に樹脂の硬化層が形成さ
れると、ステージ部16は一ピッチだけ下方に移動され
る。ステージ部16が下方に一ピッチ移動されるとその
上に形成された硬化層もステージ部16とともに下方に
移動され、かかる硬化層の上に周囲より流入した樹脂に
よって一ピッチの深さの樹脂の液層が生成される。
【0019】かかるステージ部16上の樹脂の液面上に
再び露光ビームが照射され、樹脂の硬化層が積層した状
態にて形成される。こうして、多数の硬化層が積層して
所定形状の立体形状物80が形成される。樹脂の各硬化
層の形状は、立体形状物80の一ピッチ毎の断面形状の
各々に対応している。
【0020】光硬化樹脂34は、新たに形成された硬化
条が既に形成された隣接する硬化条と容易に接着し、新
たに形成された硬化層が既に形成された隣接する硬化層
と容易に接着するために十分な接着性を有し、且つステ
ージ部16が一ピッチ下方に移動されたとき樹脂が周囲
より容易に流入して硬化層上に一ピッチの深さの樹脂液
層が生成されるように十分低い粘度を有することが望ま
しく、例えば、紫外線硬化性の変性アクリレートであ
る。
【0021】図4は、図2に示された従来技術による光
学的造形装置1に使用される制御装置70のブロック図
である。制御装置70は、記憶装置102と変調回路1
04とを含むビーム照射位置制御回路100を有する。
記憶装置102は、入力端子120を経由して所謂CA
Dの如き立体形状プログラミング装置に接続されてお
り、かかるプログラミング装置によって設計された立体
形状の断面形状のX方向とY方向に分解された画素信号
を記憶するように構成されている。変調回路104は、
記憶装置102からの画素信号を樹脂の液面上の走査領
域内での位置を示す座標信号に変換するように構成され
ている。
【0022】制御装置70は、スキャン方式切替回路1
10を有しており、これによって露光ビームの走査方式
はラスタスキャン方式とベクトルスキャン方式とのいず
れかの方式に切替えられ、更にラスタスキャン方式の場
合には第一のラスタスキャン方式と第二のラスタスキャ
ン方式とのいずれかの方式に切替えられる。
【0023】ラスタスキャン方式は、ビームスポット6
2を一定の方向即ち主走査方向に沿って走査して描画す
るもので、第一のラスタスキャン方式は第一の走査方向
又はX方向に主走査方向を有し、第二のラスタスキャン
方式は第二の走査方向又はY方向に主走査方向を有す
る。ベクトルスキャン方式は、一定方向の主走査方向を
有することなく走査方向が刻刻変化するように構成され
ている。
【0024】変調回路104より送出される座標信号の
うち、第一の走査方向又はX方向の信号は第一のD/A
変換器106aによってアナログ信号に変換され第一の
ゲート回路108aを経由して出力端子122より第一
のガルバノスキャナ48の駆動部48cへ送出される。
変調回路104より送出される座標信号のうち、第二の
走査方向又はY方向の信号は第二のD/A変換器106
bによってアナログ信号に変換され第二のゲート回路1
08bを経由して出力端子124より第二のガルバノス
キャナ50の駆動部50cへ送出される。
【0025】変調回路104より発生された座標信号は
フォーカス制御回路112に送出され出力端子126を
経由してフォーカス制御器46に送出され、それによっ
てフォーカシングレンズ56の焦点が制御され、樹脂の
液面上に所定の径のビームスポット62が得られる。
【0026】ビーム照射位置制御回路100には、ステ
ッピングモータ駆動回路114とA/Oモジュレータ駆
動回路116とが接続されている。ステッピングモータ
駆動回路114からの信号は出力端子128を経由して
ステッピングモータ22に送出される。
【0027】ステッピングモータ22の作動は、作業開
始時にエレベータ装置10のステージ部16が開始位置
に配置され、ビームによる照射によって樹脂の硬化層が
形成されるとステージ部16が一ピッチ毎に下方に移動
されるように制御される。A/Oモジュレータ駆動回路
116からの信号は出力端子130を経由してA/Oモ
ジュレータ44に送出され、それによって露光ビーム6
0の進行が許され又は遮断される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】図5は、従来技術によ
る光学的造形方法によって立体形状物を製造する過程を
示している。エレベータ装置10のステージ部16上に
はラスタスキャン方式により露光ビームを走査すること
によって形成された多数の樹脂の硬化条144、142
が配置されている。硬化条はビームスポット62を液面
上で第一の走査方向に沿って走査することによって形成
され、かかる硬化条が集合して孔142を有する硬化層
140が形成されている。
【0029】ビームスポット62の走査は硬化層140
の端部に沿って開始され、それによって形成された最初
の硬化条に隣接して次のビームスポット62の走査がお
こなわれる。こうして次々に第二の走査方向に隣接する
硬化条が形成される。尚、このようなラスタスキャン方
式によるビームスポット走査によって硬化層を形成する
前又は後に、図示されていないが、ベクトルスキャン方
式によるビームスポット走査によって硬化層の周囲の輪
郭が形成される。
【0030】硬化層が形成されると、エレベータ装置1
0のステージ部16は一ピッチ下方に移動され、硬化層
の上には周囲より樹脂が流入し、硬化層上には一ピッチ
に相当する深さの樹脂液層が生成される。樹脂の液面上
にビームスポット62が走査され既に形成された硬化層
上に新たに硬化層が形成される。この場合、ビームスポ
ット62の主走査方向は、既に形成された硬化層の場合
のビームスポット62の主走査方向と同一であってよ
く、又は異なるものであってもよい。
【0031】露光ビーム60の照射によって樹脂は膠化
されるが、同時に熱を発生する。生成されたばかりの硬
化層は既存の層よりも温度が高いために、冷却に伴い、
既存層よりも大きく収縮し形状がゆがむことになる。し
たがって精度の高い立体形状物を製造することが妨げら
れる。
【0032】本発明は、かかる点に鑑み、精度の高い立
体形状物を製造できるようにすることを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、液状光硬化性
樹脂にビーム60照射して所定の立体形状の断面に対応
した形状の樹脂の硬化層2を形成し、更にビーム60照
射してこの樹脂の硬化層2上に更に樹脂の硬化層2を形
成し、こうして順次樹脂の硬化層2を形成することによ
って立体形状物を形成する光学的造形方法にして、この
立体形状の断面に対応した形状の樹脂の硬化層2を形成
する過程において、輪郭部6a,6b近傍を高密度にビ
ーム60を照射し生成部の剛性を高め、内部7aは疎な
スキャニングを行ない収縮力を弱くするようなビーム6
0経路を選ぶようにしたものである。更に、本発明の光
学的造形方法は、かかる走査経路において輪郭部が立体
形状の断面に対応した形状の外周に沿った経路を含むよ
うにしたものである。
【0034】
【作用】本発明によれば、図1に示されているように、
一様な密度で作成したときよりも断面の外側が高剛性に
なるために、生成後の7−7の剛性を効率良く高めるこ
とが出来る。一方、収縮力は高密度部6a,6bと低密
度部7との面積比で決まり、この場合は低密度部の方が
広いので、小さくすることが出来る。ゆがみは既存生成
部に対して、作成層の収縮力が小さい程少なくなるの
で、この発明により少なくすることができる。
【0035】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の光学的造形方
法について説明する。図1は本発明による光学的造形方
法によって立体形状物を製造する過程を示す。本発明に
よる光学的造形方法は、図5に示されたものと同様、図
2〜図4に示された従来技術による光学的造形装置1と
同様のものを使用して実施される。
【0036】本例においてもエレベータ装置10のステ
ージ部16上には、孔4を有する樹脂の硬化層2が形成
されている。本例による樹脂の硬化層2は内外周外周部
6a及び内周6bにおいてビーム60を高密度に走査し
密な硬化条6を形成する如くする。また、この内部7a
においては、ビーム60を低密度に走査し疎な硬化条7
を持つ如くする。
【0037】樹脂の密度硬化条6は、好ましくはその周
囲に開始部8を有し完成した立体形状物の断面に相当す
る形状の輪郭に沿って延在する外周条と、開始部8に隣
接した位置にて外周条に接続されて外周条の内側に且つ
それに隣接して延在する内周条とを有する。この内周
は、外周部の幅が所定の寸法6Cに達するまで生成が続
けられる。
【0038】樹脂の疎な硬化条7は、密な硬化条6に囲
まれた面に比較的疎なパターンで描かれる。その他は従
来と同様とする。
【0039】ビームスポット62の走査経路は、好まし
くは連続した経路として構成されているが、断面が複雑
な形状の場合には非連続的な経路として構成されてよ
い。
【0040】本例による光学的造形方法は、内部7aに
ラスタスキャン方式を使用して実施されるが、ベクトル
スキャン方式を使用し又はベクトルスキャン方式にラス
タスキャン方式を組合せて実施されてよい。
【0041】ビームスポット62の走査経路は、立体形
状物80の各断面の形状に従って選択され、かかる選択
は記憶装置102に接続されたプログラミング装置によ
っておこなわれ、記憶装置102に記憶される。
【0042】本例によれば図1に示されているように一
様な密度で作成したときよりも断面の外側が高剛性にな
るために生成後のワークの剛性を効率良く高めることが
出来る。一方収縮力は高密度部と低密度部との面積比で
決まり、この場合は低密度部の方が広いのでこの収縮力
を小さくすることができる。ゆがみは既存生成部に対し
て作成層の収縮力が小さい程少なくなるので、本例によ
ればこのゆがみを少なくすることができる。以上、本発
明の実施例について説明してきたが、本発明の要旨を逸
脱することなく種々の変更及び修正がなされうること
は、理解されよう。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、熱収縮力の割に生成物
の剛性を高めることが出来るために、精度が高い立体形
状物品が製造される利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学的造形方法によって形成され
た樹脂の硬化条を示す図である。
【図2】従来の技術による光学的造形装置の斜視図であ
る。
【図3】図2に示された光学的造形装置の一部詳細図で
ある。
【図4】図2に示された光学的造形装置の制御装置のブ
ロック図である。
【図5】従来技術による光学造形方法によって形成され
た樹脂の硬化条を示す図である。
【符号の説明】
1 光学的造形装置 2 硬化層 4 孔 6 密な硬化条 6a 外周部 6b 内周部 7 疎な硬化条 7a 内部 60 露光ビーム 8 開始部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状光硬化性樹脂にビーム照射して所定
    の立体形状の断面に対応した形状の樹脂の硬化層を形成
    し、更にビーム照射して該樹脂の硬化層上に更に樹脂の
    硬化層を形成し、こうして順次樹脂の硬化層を形成する
    ことによって立体形状物を形成する光学的造形方法にし
    て、 上記立体形状の断面に対応した形状の樹脂の硬化層を形
    成する過程において、輪郭部近傍を高密度に、内部を低
    密度にビーム照射することを特徴とする光学的造形方
    法。
  2. 【請求項2】 上記走査経路において輪郭部は上記立体
    形状の断面に対応した形状の外周に沿った経路を含むこ
    とを特徴とする請求項1の光学的造形方法。
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