JPH05169047A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

Info

Publication number
JPH05169047A
JPH05169047A JP3340457A JP34045791A JPH05169047A JP H05169047 A JPH05169047 A JP H05169047A JP 3340457 A JP3340457 A JP 3340457A JP 34045791 A JP34045791 A JP 34045791A JP H05169047 A JPH05169047 A JP H05169047A
Authority
JP
Japan
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water
lid
garbage
liquid container
container
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3340457A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Kawai
幸三 河井
Masato Takasugi
正人 高杉
Nobuteru Maekawa
展輝 前川
Yoko Maio
葉子 麻殖生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3340457A priority Critical patent/JPH05169047A/ja
Publication of JPH05169047A publication Critical patent/JPH05169047A/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】厨芥に含まれている水分を加熱により除去して
取扱いを容易にし、しかも処理時に発生する悪臭を外部
へ漏らさず快適に処理をおこなう。 【構成】流し台排水部の排水容器の下方に排水トラップ
を形成した流し排水栓において、容器内に収納される編
目状の流し台バスケットと、上記流し台バスケットの周
囲に流し台バスケットを加熱する加熱手段と、排水開口
部を閉じる蓋体と、容器と蓋体とを密閉する密閉手段
と、排水トラップに水を供給する給水手段とを有する
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭などの台所で発生
する厨芥を手軽に衛生的なかたちに処理する厨芥処理機
に関し、詳しくは厨芥に含まれている水分を加熱により
除去して取扱いを容易にし、しかも処理時に発生する悪
臭を外部へ漏らさず快適に処理をおこなおうとする技術
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台所で発生する生ごみの多くは水
分を含んでいるため、不衛生で家庭の主婦はその扱いを
不快な作業だと思っている。更に数日間保存しておく
と、悪臭を放ち、夏場は特にひどくなる。また、地方自
治体の多くは、週2回程のごみ収集をおこなっている
が、3〜14日分の生ごみを家庭内で保管しなければな
らず、狭い住居ではその置き場所に困る。さらに、生ご
みの排出量が多いと、収集場までの運搬が困難であり、
特に、集合住宅や、台所が階上にある家庭では面倒な作
業である。
【0003】ところで、従来一般家庭で厨芥を処理する
機器としては、厨芥を粉砕した後にスクリュウ・プレス
などで脱水するものや、マイクロ波で厨芥を効率よく灰
にしてしまうものなどがある。しかしながら、前者は処
理後も生ごみのままなので長期間放置すると、腐敗が進
行し、不衛生であるし、後者は高価であり、一般家庭と
しは、適しているとは言えない。
【0004】以上のように、家庭での厨芥処理は、厄介
な作業であるにもかかわらず、一般向けに適当とされる
厨芥処理機がなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、厨芥を衛生的で悪臭も発生せず、家庭内に保管でき
るかたちにし、しかも、減量して運搬しやすいかたちに
し、安価に処理できる厨芥処理機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1におい
ては、流し台排水部の排水容器の下方に排水トラップを
形成した流し排水栓において、容器内に収納される編目
状の流し台バスケットと、上記流し台バスケットの周囲
に流し台バスケットを加熱する加熱手段と、排水開口部
を閉じる蓋体と、容器と蓋体とを密閉する密閉手段と、
排水トラップに水を供給する給水手段とを有することを
特徴とするものである。
【0007】また、請求項2においては、排水開口部の
周囲に配設した液体を収納する第1の液体容器と、前記
第1の液体容器の周囲に配置した液体を収納する第2の
液体容器と、蓋体を排水開口部にふたをした際に第1及
び第2の液体容器内に二重に形成した蓋体周縁部が浸漬
するように形成することにより容器と蓋体とを密閉する
ことを特徴とするものである。
【0008】また、求項3においては、給水手段が流し
台に取付けてある水道の蛇口と共用することを特徴とす
るものである。また、請求項4においては、給水入り口
を第2の液体容器とし、給水することによってオーバー
フローした水が第1の液体容器に注入されるとともに、
第1の液体容器をオーバーフローした水が排水トラップ
に落ちるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項5においては、蓋体内部に潜
熱畜熱材を配設したことを特徴とするものである。ま
た、請求項6においては、蓋体中央を下方へ円錐状に突
出させ、蓋体で結露した蒸気を排水トラップへ排水させ
るようにしたことを特徴とするものである。また、請求
項7においては、厨芥を処理しない時、すなわち、厨芥
投入時に第1及び第2の液体容器内に厨芥が入り込むこ
とを防止するパッキンを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0010】また、請求項8においては、流し台バスケ
ットを野菜の切屑などを投入する部分と、残飯等、水洗
い時に出るくずが入る部分と別々に形成したことを特徴
とするものである。また、請求項9においては、蓋体下
方に突起を設け、蓋体を回転することにより、容器内の
厨芥を攪拌させることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項10においては、蓋体に厨芥
圧縮水切り手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項11においては、排水トラップの蓋体を金
属で構成したことを特徴とするものである。また、請求
項12においては、厨芥を収容する容器と、容器を加熱
する加熱装置と容器上部を覆う蓋体と、容器上部周囲に
配置され、液体を収容する第1の液体容器と蓋体を容器
にふたをした際に第1の液体容器の液体内に蓋体周縁部
が浸漬するように形成し、第1の液体容器の液体排水
と、空気を排出する手段を有する厨芥処理機において、
第1の液体容器の外周に第2の周縁部を形成し、第2の
液体容器に給水手段を設けてなり、第2の液体容器から
第1の液体容器へ給水して成ることを特徴とするもので
ある。
【0012】また、請求項13においては、上記厨芥処
理機をシンク内に二台設置し、交互に使用することを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】このように、請求項1記載の厨芥処理機におい
ては、流し台排水部の排水容器の下方に排水トラップを
形成した流し排水栓において、容器内に収納される編目
状の流し台バスケットと、上記流し台バスケットの周囲
に流し台バスケットを加熱する加熱手段と、排水開口部
を閉じる蓋体と、容器と蓋体とを密閉する密閉手段と、
排水トラップに水を供給する給水手段とを有することに
よって、厨芥から発生する悪臭を室内に放出させること
なく、厨芥を乾燥させ、保管しやすく、また、減量しや
すい形に処理できる。
【0014】請求項2においては、加熱により蒸発した
臭いを含んだ水蒸気が蓋体により冷却され、あるいは第
1の液体容器内の水面で冷却され、水に戻ったものが第
1の液体容器内に回収された後、臭いが再放出され容器
外に漏れ出るのを第2の液体容器の水により防止するも
のである。請求項3においては、蛇口に給水バルブを取
付け、そのバルブを開にすることにより、水を蓋体にか
け、第2の液体容器に流れ込むようにしている。しかし
て、シンクに付属の蛇口を給水手段として使用し、配
管、コストを低くするとともに、蓋体の冷却に役立ち、
乾燥を促進させるものである。
【0015】請求項4においては、給水される水は、第
2の液体容器、第1の液体容器、排水トラップの順に流
れる。上記三箇所の水のうち、第2の液体容器の水は第
1の液体容器の水から再放出された臭い成分が溶け込む
程度で、臭いのレベルはかなり低いものである。従って
上記順序で水を流すことにより、外気に触れる第2の液
体容器の水は絶えず新鮮な水となり、外へ臭いが漏れる
のを防止する効果と給水を一箇所でおこなうことで、三
箇所の水交換が可能になるものである。
【0016】請求項5においは、加熱により発生する水
蒸気は蓋体、排水トラップ、第1の液体容器内及び排水
トラップ内の水等により冷却され、水に戻るわけである
が、その際、多量のエネルギーを放出する。従って蓋体
等の温度が上昇し、水蒸気との温度差が減少すると結露
が促進されず、乾燥に時間を要することになる。それを
解消する為に給水により水温を下げ、蓋体、排水トラッ
プの温度を下げるわけである。
【0017】本発明は冷却板となる蓋体内に熱を潜熱と
して吸収する潜熱畜熱材を内蔵させる。潜熱畜熱材はあ
る温度で、潜熱を吸収するので、しばらくその温度が保
たれ、結露を促進し、乾燥を促進させるものである。請
求項6については、蓋体内部中央を下方へ円錐状に突出
させ、結露した蒸気をその頂点から排水トラップへ落と
すことにより、結露水が再び厨芥上に落ちることによ
り、乾燥が進まないといったことを防止するものであ
る。
【0018】請求項7については、パッキンの周囲は第
1及び第2の液体容器を完全に覆うとともに中央部、流
し台バスケット上は切れ目があり、水及び生ごみが流し
台バスケット内に入るようになっていることによって、
厨芥処理しない時に厨芥を容易に投入できるとともに残
飯等水とともに流される厨芥が確実に流し台バスケット
に入るとともにそういった厨芥が第1及び第2の液体容
器内に落ち込むことが防止でき、処理時にそういった異
物により蓋体が浮き、水によるシールが破れることを防
止できるものである。
【0019】請求項8については、外かごと内かごの二
重構造とし、分離可能な形にしている。野菜の切屑等は
流し台バスケットの内側のスペース1にいれる。皿に付
いた残飯等は水により洗い流され、外のスペースに開口
部ゴムパッキンの周縁より入る。すなわち、水により流
される厨芥とそれ以外の厨芥を入れるスペースを別にす
るわけである。
【0020】本発明のように、二つに分離格納すること
により、全てが水びたしになることを防止することがで
き、処理に要するエネルギー、時間を節約できるもので
ある。請求項9については、モータを回転させることに
より、駆動ローラが回転し、蓋体及び攪拌棒が回転す
る。その効果は厨芥が攪拌されることにより、乾燥が促
進される。
【0021】請求項10については、蓋体をセットし、
押しプレートを押し下げることにより、厨芥は圧縮さ
れ、厨芥に含まれている水分の一部は流し台バスケット
の孔から排出されるとともに厨芥はバスケットの面に密
着する。したがって、厨芥に含まれる水分が減少し、乾
燥に必要なエネルギー、時間が節約されるとともに、ヒ
ータにより加熱される流し台バスケット表面からの厨芥
厚みを略一定にすることができ、全体が乾燥する時間が
短縮される効果がある。
【0022】請求項11については、排水トラップ蓋体
を金属にすることにより、熱伝導を良くし排水トラップ
の水による冷却により結露を促進することができ、処理
時間が短縮されるものである。請求項12については、
ヒータを底に配置し、流し台バスケットの代わりに孔の
あいていない内容器を設け、排水トラップを無くしてい
る。排水トラップの代わりに第1の液体容器の蓋体内側
周縁より内側にオーバーフロー出口を設け、排水管に接
続されている厨芥から発生する蒸気を第2の液体容器内
の水により冷却して、水に戻しオーバーフロー出口より
排水する。また第2の液体容器側から給水し、第2の液
体容器、オーバーフロー出口と水を流すことにより、冷
却水の補充及び臭を含んだ水の排出をおこなう。このポ
イントは上部を水により二重シールすることにより、臭
いを外へ放出させないものである。また、シンク排出栓
の位置は別の位置に設けることができる。
【0023】請求項13については、厨芥処理機を二台
シンク内に配置している。すなわち、一方には処理する
ために必要な蓋体を他方には厨芥を投入するためのゴム
パッキンを開口部にセットしている。しかして、 一方で厨芥処理中でも他方に厨芥を投入でき、流し
が使用不能にならない。
【0024】 一方の処理が終われば蓋体とゴムパッ
キンのどちらか一方をどこかへ保管する必要がない。
【0025】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。この厨芥処理機Aは台所の流し台シンク1下部の排
水栓位置に位置されるものである。元々シンク1下部に
は汚れた皿等を洗う際に水と一緒に流れ出る残飯等をそ
のまま排水管2に流れ落ちないように流し台バスケット
3が内蔵された排水トラップ4が設けられている。本装
置は上記流し台バスケット3がステンレス鋼などの金属
でできており、ドーナツリング状に形成されており、図
1に示すように、中央突起部5には後述する蓋体6下部
に設けた円錐頂点からの結露水をその孔を通して排水ト
ラップ4に落とすようにしている。その周囲に加熱手段
としてのシーズヒータ、ニクロム線ヒータ、PTCヒー
タ或いは電磁加熱装置といった加熱装置7が配設されて
いる。そしてその加熱装置7により流し台バスケット3
が加熱され、その中の厨芥が加熱乾燥される。
【0026】流し台バスケット3の下部には補助バスケ
ット8が配設されている。これは、流し台バスケット3
と同様多数な孔があいたステンレス鋼などの金属ででき
ており、下端は排水トラップ4にたまる水に接してい
る。この補助バスケット8は処理が終了した流し台バス
ケット3の中の厨芥をごみ袋等に排出した後に流し台バ
スケット3をシンクで洗う際に流れ落ちる厨芥の残り等
を排水管2に落とさないようにするために設けられてい
る。補助バスケット8の下部は通常の排水トラップ4で
構成されているか、排水トラップ蓋体9もしくは排水ト
ラップ4全体が金属で構成されている。排水開口部(流
し台トラップの上部)はその周辺に図2(a)に示すよ
うにドーナツリング状の第1の液体容器10と更にその
周辺に同様なドーナツリング状の第2の液体容器11で
構成されており、その第2の液体容器11の外縁はシン
ク1の底に固着されている。第2の液体容器11の外壁
はその内壁(第1の液体容器10の外壁)よりも高く、
また、第1の液体容器10の外壁はその内壁よりも高く
している〔図2(b)〕。更に第2の液体容器11の外
壁には、その内壁よりも高い位置に給水口12が設けて
あり、給水バルブ13により給水がおこなわれる。第1
の液体容器10の内壁には図2(a)に示すように、所
々に1段下がった部分14が設けてあり、その真下には
ヒータ部15が突出しておらず、1段下がった部分14
から溢れ出た水はその空間を通って排水トラップ4に落
ち、流し台バスケット3内に入らないようになってい
る。
【0027】排水開口部にセットされる蓋体6は取外し
可能で、図1に示すように、周縁が二重になっており、
それぞれ第1及び第2の液体容器10,11内の水に浸
漬するようになっている。また蓋体6下部には中央円錐
状に突出させてあり、その円錐体17内に潜熱畜熱材1
6(潜熱温度35℃程度)が封入されている。動作につ
いて説明する。
【0028】厨芥は流し台バスケット3に収納されてい
る。処理に先がけて蓋体6を排水開口部にセットする通
常状態では第1及び第2の液体容器10,11には水が
満たされている。従って厨芥は上部を第1の液体容器1
0で、下部は排水トラップ4により完全に密閉状態とな
る。処理開始スイッチを操作することにより処理が開始
される。まず給水バルブ13を開にし、第2の液体容器
11に注水する。第2の液体容器11が満水になってオ
ーバーフローすると、第1の液体容器10に注水され
る。更に第1の液体容器10が満水になってオーバーフ
ローすると、排水トラップ4に注水される。排水トラッ
プ4の水はオーバーフローして排水管2に落ちる。これ
は長期間使用されていなかった場合等、液体容器10,
11内の水が蒸発し、減っていた場合のことを想定して
いるためで、給水量は第1及び第2の液体容器容量相当
である。
【0029】次にヒータ部15に通電することにより、
金属でできている流し台バスケット3内の厨芥を加熱す
るヒータ部15にはその温度を検出するサーミスタ等の
温度検出素子が取付けてあり、予め設定した温度にオン
/オフ制御をおこなう。ヒータ部15で加熱すると、容
器内の密閉された空気がまず膨張し、第1の液体容器1
0及び排水トラップ4の水面を押し下げる。第1の液体
容器10の深さ>排水トラップ4の深さの関係にしてお
き、膨張した空気は必ず排水トラップ4から排水管2に
抜けるようになっている。更に、ヒータ部15を加熱す
ると厨芥内の水分が蒸発し、水蒸気となって、排水トラ
ップ4を気泡となり排水管に排出される。
【0030】厨芥から発生する臭気ガスは一部はその水
蒸気に溶け込むが、一部は溶けずにそのまま排水管2か
ら排水される。排出される際に臭気ガスが溶け込んだ蒸
気は、排水トラップ内の水により冷却され水に戻り、排
水トラップ4内に残る。発生した水蒸気が水に戻る過程
は上記の他に、蓋体6及び第1の液体容器10内の水及
び排水トラップ蓋体9及びトラップ内の水、更に排水ト
ラップ4の水に浸かっている補助バスケット8等により
冷却され水に戻る。蓋体6で冷却結露した水は円錐体1
7を伝って頂点より流し台バスケット3中央の孔を通過
して排水トラップ4に落ちる。この過程で蓋体6、排水
トラップ蓋体9、補助バスケット8の温度は上昇するが
第1の液体容器10及び排水トラップ4の水により冷却
される。更に蓋体6内部の潜熱畜熱材16により蓋体6
に吸収されたエネルギーは潜熱となって吸収される。
【0031】このように、臭気を含んだ水蒸気がどんど
ん第1の液体容器10及び排水トラップ4内で水に戻
り、排水管2により排水される。その際、水蒸気が水に
戻る時に発生するエネルギーを第1の液体容器10及び
排水トラップ4の水が吸収し、温度が上昇する。この温
度上昇は水蒸気を冷却するスピードの低下及び臭気が第
1の液体容器10外側面面より再放出するという現象が
生じるため好ましくない。
【0032】再放出される臭気をシンク外に出さない為
に第2の液体容器11が設けられている。第1の液体容
器10内の水から再放出された臭いは第2の液体容器1
1内の水によりシールされており、基本的には外へ漏れ
ない。ただ第2の液体容器11内の水に再度溶け込み第
2の液体容器11外側から再放出されるケースが考えら
れるが、その臭いレベルは気にならないレベルとなる。
【0033】そこで、第1の液体容器10内に温度セン
サー18、排水トラップ4の水温を検出する温度センサ
ー19を配設し、水温をモニターし、予め設定した温度
(例えば40℃)以上になれば給水バルブ13を開に
し、第2の液体容器11→第1の液体容器10→排水ト
ラップ4に一定量の新しい水を供給するようにしてい
る。これにより、第2の液体容器11、第1の液体容器
10、排水トラップ4の水は交換され、臭いを含んだ水
は排水管2から排出される。
【0034】更に加熱を続け厨芥の水分が全て蒸発する
と、ヒータ加熱をストップする。厨芥の水分が全て蒸発
したかどうかを検出する方法を以下に示す。蓋体6内面
上部にサーミスタ等の温度センサー20を配設し、温度
をモニターする。厨芥に水分が残っている場合は水蒸気
が充満しているため、その温度は100〜13℃程度で
ある。なぜなら、加えられるエネルギーは厨芥の水分を
蒸発させるために使われるためである。しかしながら、
厨芥の水分が全て蒸発すると、加えられるエネルギーは
充満している水蒸気の加熱に使われ、温度センサーで検
出される温度は急激に上昇する。したがって、この変化
点を検出することにより、厨芥の水分が全て蒸発したか
どうかを検出し、ヒータの加熱をストップする。以上の
処理により厨芥は乾燥状態になる。乾燥した厨芥は10
0℃以上の高温であるので、ヒータ部15の温度を測定
する温度センサー21によりおこなう。
【0035】以下に請求範囲毎に詳述する。請求項2に
ついて、液体容器10,11を二重にするのは、加熱に
より蒸発した臭いを含んだ水蒸気が蓋体6により冷却さ
れ、あるいは第1の液体容器10内の水面で冷却され、
水に戻ったものが第1の液体容器10内に回収された
後、臭いが再放出され容器外に漏れ出るのを第2の液体
容器11の水により防止するためである。
【0036】請求項3について、図3に一実施例を示
す。図1の給水バルブ13をやめて、シンクについてい
る蛇口22より水を供給する。その為に、蛇口22に給
水バルブ13aを取付け、そのバルブ13aを開にする
ことにより、水を蓋体6にかけ、第2の液体容器11に
流れ込むようにしている。このことにより、シンクに付
属の蛇口22を給水手段として使用し、配管、コストを
低くするとともに、蓋体6の冷却に役立ち、乾燥を促進
させるのである。
【0037】請求項4について、給水される水は、第2
の液体容器11、第1の液体容器10、排水トラップ4
の順に流れる。上記三箇所の水のうち、第2の液体容器
11の水は第1の液体容器10の水から再放出された臭
い成分が溶け込む程度で、臭いのレベルはかなり低いも
のである。従って上記順序で水を流すことにより、外気
に触れる第2の液体容器11の水は絶えず新鮮な水とな
り、外へ臭いが漏れるのを防止する効果と給水を一箇所
でおこなうことで、三箇所の水交換が可能になるのであ
る。
【0038】請求項5について、加熱により発生する水
蒸気は蓋体6、排水トラップ4、第1の液体容器10内
及び排水トラップ4内の水等により冷却され、水に戻る
わけであるが、その際、多量のエネルギーを放出する。
従って蓋体6等の温度が上昇し、水蒸気との温度差が減
少すると結露が促進されず、乾燥に時間を要することに
なる。それを解消する為に給水により水温を下げ、蓋体
6、排水トラップ4の温度を下げるわけである。
【0039】本発明は冷却板となる蓋体6内に熱を潜熱
として吸収する潜熱畜熱材16を内蔵させる。潜熱畜熱
材16はある温度で、潜熱を吸収するので、しばらくそ
の温度が保たれ、結露を促進し、乾燥を促進させるので
ある。請求項6について、蓋体9内部中央を下方へ円錐
状に突出させ、結露した蒸気をその頂点から排水トラッ
プ4へ落とすことにより、結露水が再び厨芥上に落ちる
ことにより、乾燥が進まないといったことを防止するの
である。
【0040】請求項7について、図4に示すように、パ
ッキン23の周囲は第1及び第2の液体容器10,11
を完全に覆うとともに中央部、流し台バスケット3上は
切れ目24があり、水及び生ごみが流し台バスケット内
に入るようになっている。このように構成することで、
処理しない時に厨芥を容易に投入できるとともに残飯等
水とともに流される厨芥が確実に流し台バスケット3に
入るとともにそういった厨芥が第1及び第2の液体容器
10,11内に落ち込むことが防止でき、蓋体6を使っ
ての厨芥処理時にそういった異物により蓋体6が浮き、
水によるシールが破れることを防止できるのである。
【0041】請求項8について、流し台バスケット3を
図5(b)にように、外かご25と内かご26の二重構
造とし、分離可能な形にしている。野菜の切屑等は図5
の流し台バスケット3の内側のスペース27にいれる。
皿に付いた残飯等は水により洗い流され、スペース28
に開口部ゴムパッキン23の周縁より入る。すなわち、
水により流される厨芥とそれ以外の厨芥を入れるスペー
ス27,28を別にするわけである。
【0042】即ち、シンクの排水栓部に処理機を構成し
ている為、必ずシンクで使用した水は処理機内の流し台
バスケット3のスペース28を通過するので、絶えず水
びたしの状態になる。一方、野菜の切屑等は、水分を含
んでいるとは言うものの、水びたし状態ではない。この
野菜の切屑等と水びたしの残飯を一緒にすると、野菜の
切屑までもが水びたしになってしまい、乾燥させるのに
必要なエネルギー、時間が増大してしまう。
【0043】本発明のように、二つに分離格納すること
により、全てが水びたしになることを防止することがで
き、処理に要するエネルギー、時間を節約できるのであ
る。請求項9について、図6に示すように、開口部に一
個の駆動ローラ29と、二箇所以上のガイドローラ30
を設け、これらローラ29,30を蓋体6外面に当たる
ようにしている。駆動ローラ29はモータ31出力をプ
ーリーベルト32で減速し、回転される。蓋体6内面に
は厨芥を攪拌する攪拌棒33,34が突出している。図
では攪拌棒33と34とでセンターからの距離を違えて
いる。
【0044】動作はモータ31を回転させることによ
り、駆動ローラ29が回転し、蓋体6及び攪拌棒33,
34が回転する。その効果は厨芥が攪拌されることによ
り、乾燥が促進される。請求項10について、その一実
施例を図7に示す。蓋体6を貫通する複数の支持棒35
の蓋体6内側に下部が細くなっている圧縮リング36、
蓋体6外側に押しプレート37が固着されている。蓋体
6と支持棒35はパッキン38により密閉されている。
【0045】蓋体6をセットし、押しプレート37を押
し下げることにより、厨芥は圧縮され、厨芥に含まれて
いる水分の一部は流し台バスケット3の孔から排出され
るとともに厨芥は流し台バスケット3の面に密着する。
したがって、厨芥に含まれる水分が減少し、乾燥に必要
なエネルギー、時間が節約されるとともに、ヒータ部1
5により加熱される流し台バスケット3表面からの厨芥
厚みを略一定にすることができ、全体が乾燥する時間が
短縮されるのである。
【0046】請求項11について、排水トラップ蓋体9
を金属にすることにより、熱伝導を良くし排水トラップ
3の水による冷却により結露を促進することができ、処
理時間が短縮されるのである。請求項12について、図
8は図1に対して、ヒータ部15を底に配置し、流し台
バスケット3の代わりに孔のあいていない内容器39を
設け、排水トラップ4を無くしている。排水トラップ4
の代わりに第1の液体容器10の蓋体内側周縁より内側
にオーバーフロー出口40を設けバイパス管41をへて
排水管2に接続されている。厨芥から発生する蒸気を第
2の液体容器11内の水により冷却、水に戻しオーバー
フロー出口40より排水する。また第2の液体容器11
側から給水し、第2の液体容器11、オーバーフロー出
口40と水を流すことにより、冷却水の補充及び臭を含
んだ水の排出をおこなう。このポイントは上部を水によ
り二重シールすることにより、請求項1に対応する実施
例で述べた如く臭いを外へ放出させない効果がある。ま
た、シンク排出栓の位置は別の位置に設けることができ
る。
【0047】請求項13について、図9は厨芥処理機A
を二台シンク内に配置している。すなわち、一方には処
理するために必要な蓋体6を他方には厨芥を投入するた
めのゴムパッキン23を開口部にセットしている。この
効果は以下の通りである。 一方で厨芥処理中でも他方に厨芥を投入でき、流し
が使用不能にならない。
【0048】 一方の処理が終われば蓋体とゴムパッ
キン23のどちらか一方をどこかへ保管する必要がな
い。
【0049】
【発明の効果】本発明は上述のように、請求項1記載の
厨芥処理機においては、流し台排水部の排水容器の下方
に排水トラップを形成した流し排水栓において、容器内
に収納される編目状の流し台バスケットと、上記流し台
バスケットの周囲に流し台バスケットを加熱する加熱手
段と、排水開口部を閉じる蓋体と、容器と蓋体とを密閉
する密閉手段と、排水トラップに水を供給する給水手段
とを有することによって、厨芥から発生する悪臭を室内
に放出させることなく、厨芥を乾燥させ、保管しやす
く、また、減量でしやすい形に処理できる。
【0050】請求項2について、加熱により蒸発した臭
いを含んだ水蒸気が蓋体により冷却され、あるいは第1
の液体容器内の水面で冷却され、水に戻ったものが第1
の液体容器内に回収された後、臭いが再放出され容器外
に漏れ出るのを第2の液体容器の水により防止すること
ができる。請求項3においては、シンクに付属の蛇口を
給水手段として使用し、配管、コストを低くするととも
に、蓋体の冷却に役立ち、乾燥を促進させることができ
る。
【0051】請求項4については、給水される水は、第
2の液体容器、第1の液体容器、排水トラップの順に流
れる。上記三箇所の水のうち、第2の液体容器の水は第
1の液体容器の水から再放出された臭い成分が溶け込む
程度で、臭いのレベルはかなり低いものである。従って
上記順序で水を流すことにより、外気に触れる第2の液
体容器の水は絶えず新鮮な水となり、外へ臭いが漏れる
のを防止する効果と給水を一箇所でおこなうことで、三
箇所の水交換が可能になるのである。
【0052】請求項5については、加熱により発生する
水蒸気は蓋体、排水トラップ、第1の液体容器内及び排
水トラップ内の水等により冷却され、水に戻るわけであ
るが、その際、多量のエネルギーを放出する。従って蓋
体等の温度が上昇し、水蒸気との温度差が減少すると結
露が促進されず、乾燥に時間を要することになる。それ
を解消する為に給水により水温を下げ、蓋体、排水トラ
ップの温度を下げるわけである。
【0053】本発明は冷却板となる蓋体内に熱を潜熱と
して吸収する潜熱畜熱材を内蔵させる。潜熱畜熱材はあ
る温度で、潜熱を吸収するので、しばらくその温度が保
たれ、結露を促進し、乾燥を促進させる効果がある。請
求項6については、蓋体内部中央を下方へ円錐状に突出
させ、結露した上記をその頂点から排水トラップへ落と
すことにより、結露水が再び厨芥上に落ちることによ
り、乾燥が進まないといったことを防止する効果があ
る。
【0054】請求項7については、処理しない時に厨芥
を容易に投入できるとともに残飯等水とともに流される
厨芥が確実に流し台バスケットに入るとともにそういっ
た厨芥が第1及び第2の液体容器内に落ち込むことが防
止でき、処理時にそういった異物により蓋体が浮き、水
によるシールが破れることを防止できる効果がある。請
求項8については、外かごと内かごの二重構造とし、水
により流される厨芥とそれ以外の厨芥を入れるスペース
を別にするわけである。
【0055】本発明のように、二つに分離格納すること
により、全てが水びたしになることを防止することがで
き、処理に要するエネルギー、時間を節約できる効果が
ある。請求項9については、モータを回転させることに
より、駆動ローラが回転し、蓋体及び攪拌棒が回転す
る。その効果は厨芥が攪拌されることにより、乾燥が促
進される。
【0056】請求項10については、蓋体をセットし、
押しプレートを押し下げることにより、厨芥は圧縮さ
れ、厨芥に含まれている水分の一部は流し台バスケット
の孔から排出されるとともに厨芥はバスケットの面に密
着する。したがって、厨芥に含まれる水分が減少し、乾
燥に必要なエネルギー、時間が節約されるとともに、ヒ
ータにより加熱される流し台バスケット表面からの厨芥
厚みを略一定にすることができ、全体が乾燥する時間が
短縮される効果がある。
【0057】請求項11については、排水トラップ蓋体
を金属にすることにより、熱伝導を良くし排水トラップ
の水による冷却により結露を促進することができ、処理
時間が短縮される効果がある。請求項12については、
ヒータを底に配置し、流し台バスケットの代わりに孔の
あいていない内容器を設け、排水トラップを無くしてい
る。排水トラップの代わりに第1の液体容器の蓋体内側
周縁より内側にオーバーフロー出口を設け、排水管に接
続されている厨芥から発生する蒸気を第2の液体容器内
の水により冷却、水に戻しオーバーフロー出口より排水
する。また第2の液体容器側から給水し、第2の液体容
器、オーバーフロー出口と水を流すことにより、冷却水
の補充及び臭を含んだ水の排出をおこなう。このポイン
トは上部を水により二重シールすることにより、臭いを
外へ放出させない効果がある。また、シンク排出栓の位
置は別の位置に設けることができる。
【0058】請求項13については、厨芥処理機を二台
シンク内に配置している。すなわち、一方には処理する
ために必要な蓋体を他方には厨芥を投入するためのゴム
パッキンを開口部にセットしている。この効果は以下の
通りである。 一方で厨芥処理中でも他方に厨芥を投入でき、流し
が使用不能にならない。
【0059】 一方の処理が終われば蓋体とゴムパッ
キンのどちらか一方をどこかへ保管する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】(a)は概略斜視図、(b)は概略断面図であ
る。
【図3】同上の請求項3における実施例の断面図であ
る。
【図4】(a)はゴムパッキンの平面図、(b)は断面
図である。
【図5】(a)は流し台バスケットの斜視図、(b)は
断面図である。
【図6】同上の請求項6における実施例の断面図であ
る。
【図7】(a)は同上の請求項7における実施例の概略
斜視図、(b)は断面図である。
【図8】同上の請求項12における実施例の断面図であ
る。
【図9】同上の請求項13における実施例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 流しシンク 2 排水管 3 流し台バスケット 4 排水トラップ 6 蓋体 7 加熱装置 10 第1の液体容器 11 第2の液体容器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、台所で発生する生ごみの多くは水
分を含んでいるため、不衛生で家庭の主婦はその扱いを
不快な作業だと思っている。更に数日間保存しておく
と、悪臭を放ち、夏場は特にひどくなる。また、地方自
治体の多くは、週2回程のごみ収集をおこなっている
が、3〜4日分の生ごみを家庭内で保管しなければなら
ず、狭い住居ではその置き場所に困る。さらに、生ごみ
の排出量が多いと、収集場までの運搬が困難であり、特
に、集合住宅や、台所が階上にある家庭では面倒な作業
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】ところで、従来一般家庭で厨芥を処理する
機器としては、厨芥を粉砕した後にスクリュウ・プレス
などで脱水するものや、マイクロ波で厨芥を効率よく灰
にしてしまうものなどがある。しかしながら、前者は処
理後も生ごみのままなので長期間放置すると、腐敗が進
行し、不衛生であるし、後者は高価であり、一般家庭
しては、適しているとは言えない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、請求項3においては、給水手段が流
し台に取付けてある水道の蛇口と共用することを特徴と
するものである。また、請求項4においては、給水入り
口を第2の液体容器とし、給水することによってオーバ
ーフローした水が第1の液体容器に注入されるととも
に、第1の液体容器をオーバーフローした水が排水トラ
ップに落ちるようにしたことを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】更に加熱を続け厨芥の水分が全て蒸発する
と、ヒータ加熱をストップする。厨芥の水分が全て蒸発
したかどうかを検出する方法を以下に示す。蓋体6内面
上部にサーミスタ等の温度センサー20を配設し、温度
をモニターする。厨芥に水分が残っている場合は水蒸気
が充満しているため、その温度は100〜130℃程度
である。なぜなら、加えられるエネルギーは厨芥の水分
を蒸発させるために使われるためである。しかしなが
ら、厨芥の水分が全て蒸発すると、加えられるエネルギ
ーは充満している水蒸気の加熱に使われ、温度センサー
で検出される温度は急激に上昇する。したがって、この
変化点を検出することにより、厨芥の水分が全て蒸発し
たかどうかを検出し、ヒータの加熱をストップする。以
上の処理により厨芥は乾燥状態になる。乾燥した厨芥は
100℃以上の高温であるので、自然冷却させる。冷却
完了検出はヒータ部15の温度を測定する温度センサー
21によりおこなう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻殖生 葉子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流し台排水部の排水容器の下方に排水トラ
    ップを形成した流し排水栓において、容器内に収納され
    る編目状の流し台バスケットと、上記流し台バスケット
    の周囲に流し台バスケットを加熱する加熱手段と、排水
    開口部を閉じる蓋体と、容器と蓋体とを密閉する密閉手
    段と、排水トラップに水を供給する給水手段とを有する
    厨芥処理機。
  2. 【請求項2】排水開口部の周囲に配設した液体を収納す
    る第1の液体容器と、前記第1の液体容器の周囲に配置
    した液体を収納する第2の液体容器と、蓋体を排水開口
    部にふたをした際に第1及び第2の液体容器内に二重に
    形成した蓋体周縁部が浸漬するように形成することによ
    り容器と蓋体とを密閉することを特徴とする請求項1記
    載の厨芥処理機。
  3. 【請求項3】給水手段が流し台に取付けてある水道の蛇
    口と共用することを特徴とする請求項1記載の厨芥処理
    機。
  4. 【請求項4】給水入り口を第2の液体容器とし、給水す
    ることによってオーバーフローした水が第1の液体容器
    に注入されるとともに、第1の液体容器をオーバーフロ
    ーした水が排水トラップに落ちるようにしたことを特徴
    とする請求項2記載の厨芥処理機。
  5. 【請求項5】蓋体内部に潜熱畜熱材を配設したことを特
    徴とする請求項1記載の厨芥処理機。
  6. 【請求項6】蓋体中央を下方へ円錐状に突出させ、蓋体
    で結露した蒸気を排水トラップへ排水させるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の厨芥処理機。
  7. 【請求項7】厨芥を処理しない時、すなわち、厨芥投入
    時に第1及び第2の液体容器内に厨芥が入り込むことを
    防止するパッキンを設けたことを特徴とする請求項2記
    載の厨芥処理機。
  8. 【請求項8】流し台バスケットを野菜の切屑などを投入
    する部分と、残飯等、水洗い時に出るくずが入る部分と
    別々に形成したことを特徴とする請求項1記載の厨芥処
    理機。
  9. 【請求項9】蓋体下方に突起を設け、蓋体を回転するこ
    とにより、容器内の厨芥を攪拌させることを特徴とする
    請求項1記載の厨芥処理機。
  10. 【請求項10】蓋体に厨芥圧縮水切り手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の厨芥処理機。
  11. 【請求項11】排水トラップの蓋体を金属で構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の厨芥処理機。
  12. 【請求項12】厨芥を収容する容器と、容器を加熱する
    加熱装置と容器上部を覆う蓋体と、容器上部周囲に配置
    され、液体を収容する第1の液体容器と蓋体を容器にふ
    たをした際に第1の液体容器の液体内に蓋体周縁部が浸
    漬するように形成し、第1の液体容器の液体排水と、空
    気を排出する手段を有する厨芥処理機において、第1の
    液体容器の外周に第2の周縁部を形成し、第2の液体容
    器に給水手段を設けてなり、第2の液体容器から第1の
    液体容器へ給水して成る厨芥処理機。
  13. 【請求項13】上記厨芥処理機をシンク内に二台設置
    し、交互に使用することを特徴とする請求項1記載の厨
    芥処理機。
JP3340457A 1991-12-24 1991-12-24 厨芥処理機 Withdrawn JPH05169047A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030090302A (ko) * 2002-05-22 2003-11-28 주식회사 한샘 싱크대용 음식물찌꺼기의 열풍건조구조
WO2006057144A1 (ja) * 2004-11-05 2006-06-01 Takeshi Abe 排水兼、乾燥式生ゴミ処理機付き流し台シンク
JP2011041885A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Panasonic Corp 流し台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030090302A (ko) * 2002-05-22 2003-11-28 주식회사 한샘 싱크대용 음식물찌꺼기의 열풍건조구조
WO2006057144A1 (ja) * 2004-11-05 2006-06-01 Takeshi Abe 排水兼、乾燥式生ゴミ処理機付き流し台シンク
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