JPH05168987A - 液化被覆材で物体を被覆する装置 - Google Patents

液化被覆材で物体を被覆する装置

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JPH05168987A
JPH05168987A JP4130485A JP13048592A JPH05168987A JP H05168987 A JPH05168987 A JP H05168987A JP 4130485 A JP4130485 A JP 4130485A JP 13048592 A JP13048592 A JP 13048592A JP H05168987 A JPH05168987 A JP H05168987A
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coating material
coating
liquefied
pipe
heating
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JP4130485A
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Donald R Scharf
アール.シャーフ ドナルド
Douglas J Conrad
ジェー.コンラッド ダグラス
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Original Assignee
Nordson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室温で通常固体である被覆材料で物体を被覆
する装置を提供することを目的とする。 【構成】 被覆材料を高温で液化し、加熱されたキャビ
ネット内で低温の物体上にスプレする。このとき、少な
くとも被覆材料の一部は、物体上で凝固する。その後、
その被覆材料に熱を加えて、被覆表面上で流出させる。
オーバースプレは、それが再生されるキャビネット内で
液化状態に維持され、加熱された液溜へ流れ、スプレ装
置へ再循環される。 【効果】 有害な溶剤の放出がない装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被覆に係り、特に室温で
固体である保護用被覆材又は装飾用被覆材でコータ(被
覆機)キャビネット内の物体を被覆する装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】特にパイプ等の細長物体は、連続的なコ
ータ・キャビネットを通過中に、このキャビネット内
で、液体溶剤含有の塗料等でスプレされていた。本出願
人自身の公知の連続コータでは、高温エアレス・スプレ
・システムがスプレ・キャビネットに接続され、製品が
このスプレ・キャビネットを通過するように搬送され
る。キャビネットの内部のスプレノズルは、コータを通
過する製品を均一に被覆するように、配置されている。
これらのノズルは、制御を更に高める為に、自動往復機
又は自動回転機に取付けることもできる。製品に付着し
なかったオーバースプレ材料はキャビネット内で回収さ
れ、この回収されたオーバースプレの粘度を検査し、こ
れに補充用溶剤を加えて被覆材料の粘度を所望の値に調
整した後に、スプレノズルに戻し再スプレする。このよ
うな公知の連続コータで塗装される製品としては、金属
や織物やプラスチックの連続可撓性ウェブと、パイプや
棒梁や山形鋼やI形梁やモールディングやメタル・レー
ズ(metal lathe)や構造用サイディング、
即ち屋根パネルや床パネルや壁パネル等の木製又は金属
製の長片と、ショック・アブソーバーや電気モータや弁
カバーやロッカー・アーム・パネルやラジエータやその
他の種々の小型鋳造、鍛造又は打抜の自動車用製品が存
在する。
【0003】被覆材料は種々のものが使用されており、
例えば主たる被覆材料としては、蒸発や酸化により乾燥
し、溶剤中に再度溶解するものがある。これらの材料
は、アクリル製品(透明及び着色されたもの)や、アル
キド製品(透明及び着色されたもの)や、アスファルト
類や、油を主成分とした塗料や、オレオレジン・ニス類
や、パイプ用ニス類である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような公知システ
ムは、良好に動作するが、いくつかの欠点を本来的に有
している。例えば、溶剤含有被覆材はスプレ及び硬化の
際に溶剤蒸気を発生する。このような溶剤の放出は、環
境に対し有害となることがあり、環境上の規制に従って
処理しなければならないが、これはコストの上昇を招来
する。
【0005】また、硬化時間等を必要とする為に、被覆
工程や最終生産歩どまりが過度に増大してしまう。
【0006】更に、回収したオーバースプレを再スプレ
するには、スプレ作業中に失われた溶剤を補う為に溶剤
を新たに追加しなければならず、これはシステムを複雑
にする。
【0007】更に、いわゆる「ヤード・ニス(yard
varnish)」による公知のパイプ被膜は、寿命
が多少短い。このような被覆されたパイプは、貯蔵中に
極めて急速に腐食してしまい、品質の低下や価値の低下
が生じ、この結果、価格が低下し、製造者の損失を招
く。
【0008】従って、本発明の目的は、被覆作業におい
て有害な又は好ましくない溶剤の放出を無くした改良型
の被覆装置及び方法を提供することである。
【0009】別の目的は、高い生産効率で高品質の被覆
材を塗布する改良型の被覆装置及び方法を提供すること
である。
【0010】更に別の目的は、溶剤の補充のような被覆
材料再組成用の中間工程なしに、回収したオーバースプ
レをスプレ装置に直接に戻すことができる改良型の被覆
装置及び方法を提供することである。
【0011】別の目的は、多くの種類の物体を被覆する
ことができる改良型の被覆装置及び方法を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
為に、本発明の好適実施例では、室温、即ち周囲温度で
通常固体である被覆材を物体に塗布する。この被覆材料
は被覆された物体上ですぐに少なくとも一部が凝固し、
その後に加熱されて、流出して均一な被膜を形成する。
【0013】一好適実施例では、パイプのような細長の
物体が被覆空間を通過し、この被覆空間において、室温
では固体であるが高温では液体となる、溶剤を含まない
ホット・メルト形の被覆材料をスプレする。この被覆材
料は、パイプが被覆材料の溶融点よりも低温であるので
パイプへの塗布時に少なくとも一部が凝固し、スプレさ
れた表面上に被覆材料の固体粒子又は小球体が生ずる。
この結果、物体上の被覆材料は、塗布され少なくとも一
部凝固した時、厚さが均一でなく、多少でこぼこになっ
ている。
【0014】パイプ又はその他の物体は、被覆空間から
出ると、その被覆された表面が、瞬間的に加熱される。
これにより、被覆材料は溶融し、上記一部又は完全に凝
固した部分が物体の表面で流出し互いに合流し、その表
面を均一に被覆する。被覆空間は被覆キャビネットの加
熱壁内に形成される。これらの壁は大体において二重壁
構造であり、これらの壁の間を加熱流体がポンプ圧送さ
れ、これにより、壁の内部表面とコータ・キャビネット
の床とを被覆材料の溶融温度よりも高い温度に保持して
いるので、オーバースプレされた被覆材料は、液化状態
に保たれ、壁を流下して加熱液溜に流入し、この液溜か
ら直接に再循環されてスプレされる。
【0015】被覆材料は室温、即ち周囲温度で凝固する
ので、本発明では、コータ・システムの全体にわたって
熱による被覆材料の液化を行う。補充用材料は、ヒータ
とポンプとを具備する複数のバルク溶解器から供給さ
れ、液化状態で制御弁を介してコータ・キャビネットの
加熱液溜内にポンプ圧送される。本発明によると、この
制御弁は、液溜内の静電容量作動式の液体レベル・セン
サによって制御される。このレベルが所定値よりも降下
すると、制御弁は開弁され液溜を所定の充填レベルまで
充填する。被覆材料は、この液溜から、加熱された定流
量形の複動ピストン・ポンプと制御弁とを介して、キャ
ビネットの被覆空間の付近に配置された加熱スプレ・ノ
ズルにポンプ圧送される。
【0016】パイプ被覆用の好適実施例では、6個の加
熱スプレ・ノズルが二つの半円形状列(各列は3個のノ
ズルから成る。)に取付けられ、二つの三日月形状の取
付フレームに互い違いに配置され、これによって扇形状
のスプレ・パターンの相互干渉を防止する。これらの取
付フレームは、保守や調整の為に、旋回されて高温被覆
空間から引っ込められる。
【0017】圧送される被覆材料を液化状態に保つ為
に、複数の加熱ホースが使用され、これらのホースは液
溜とポンプと複数のノズルとを互いに接続すると共に、
被覆材料供給部を液溜に接続する。
【0018】別の実施例では、物体は、被覆空間で被覆
される前に、その被覆空間の上流側において、予熱ステ
ーションでわずかに予熱される。この予熱によって物体
上の水分を被覆処理前に蒸発させることができる。被覆
空間の下流側において物体を最終加熱して、被覆材料を
物体上で流出させることは、被覆処理の前に重い長尺パ
イプのような物体を加熱するのに必要な時間とコストと
を除去できるので、非常に好ましいことである。
【0019】従って、本発明は、溶剤含有の被覆材料を
使用することなく、物体を保護的に又は装飾的に被覆で
きる手段を提供する。また、被覆作業の際に有害な溶剤
を放出しない。
【0020】物体は、最小のドエル時間(滞留時間)、
即ち約2秒で、被覆キャビネットを通過するので、生産
性を妨げることはない。被覆材は、加熱され物体表面上
を流出した後、急速に最終的に硬化され、寿命の長い耐
久性のある保護性又は装飾性被膜を作る。また、複数の
スプレパターンは非干渉関係を保たれ、オーバースプレ
は再使用される。
【0021】物体の全体を加熱する必要はなく、室温状
態で被覆してもよい。このため、本システムのエネルギ
効率は、本システムの構成部材を加熱した場合でさえ
も、物体の予熱を必要とした場合よりも、大幅に良好で
ある。これは、厚さが約1/2インチ以上の金属パイプ
の場合に特に当てはまる。このような厚さのパイプを予
熱するのに必要なエネルギは、極めて大きい。更に、パ
イプを加熱しそれから被覆した場合には、そのパイプ又
はその他の物体から熱を取り除くのに、かなりの時間と
床スペースと多分高価なエネルギ使用の冷却装置とを必
要とし、この為、工程速度が遅くなり、エネルギ効率を
大幅に低下させる。
【0022】上述した目的や利点及びその他の目的や利
点は、詳細な実施例の以下の説明及び図面から容易に明
らかになるであろう。
【0023】
【実施例】図面において、図1は、本発明の好適実施例
による連続コータ10と、後述する任意選択的なパイプ
予熱ステーションとを示している。このコータ10は、
不定の長さの種々の物体又は個々独立の種々の物体に保
護性又は装飾性被覆材を塗布するのに有用である。尚、
本発明は、図面では細長パイプを被覆するものとして示
されているが、例えば、導管や、鋼製又はその他の金属
製のコイルや、頭上コンベアから吊下げられた個々の物
体に対しても使用できるように変更することができる。
【0024】装置の全体 本装置は後に図面を参照して説明する多数の関連構成要
素を含むが、おおまかに述べると、パイプPが一連の駆
動ローラー12,14,16に取付けられ、キャビネッ
ト18を通って機械方向MDに搬送される。
【0025】被覆材料の二個の溶解器から成る供給部2
0,22は、一実施例では、加熱された液溜28の上部
の弁26に切換弁24を介して接続されている。尚、被
覆材料は室温、即ち周囲温度で固体である。この液溜2
8内にはレベル・センサ30が延在し、このレベル・セ
ンサ30は、被覆材料のレベルを検出すると共に、バル
ク溶解器20,22に関連したポンプと弁26とを制御
して液化被覆材料を液溜内にポンプ圧送する。
【0026】ポンプ32は、その入口(図1には不図
示)が液溜28内に配置され、液化材料をその液溜28
から、加熱されたホース34,36を介して弁38,4
0に圧送し、これらの弁38,40はキャビネット内の
スプレノズルに流れる被覆材料の流れを制御する。
【0027】パイプPは、被覆されると、炎ヒータ42
の所を通過し、これによってそのPに被覆された被覆材
が溶解されてパイプ表面上を流れて均一な被膜を作る。
【0028】尚、パイプは、キャビネット18への進入
前に、任意選択的に、予熱炎バーナー44を通過するこ
ともできる。この予熱炎バーナー44は、パイプ表面を
予熱して、水分を蒸発させて、この水分がその後に塗布
される被覆材の下に閉じ込められることを防止する。
【0029】被覆材料 この被覆材料は、他の分野ではホット・メルト材料とし
て一般に称される溶剤を含有しない材料である。本発明
で有用と思われるこの種の被覆材料の一例は、オハイオ
州、クリーブランド(Cleveland)のChem
ical Methods社製の商品名「CM−136
8ホット・メルト・コーティング(被覆材)」である。
この材料は55ガロンのドラム缶から供給され、室温で
固体である。
【0030】また、この材料は、約300度F〜約32
5度Fの温度で液化するが、この温度がその溶融点より
低くなると、材料は再凝固、即ち再度固体化する。従っ
て、本明細書で使用する用語「室」温及び「周囲」温度
は、被覆材料が固体状態となる温度よりも低い温度範囲
である。
【0031】キャビネット 図1乃至図4は、本発明のキャビネット18を概略的に
示したもので、キャビネット18は、上部壁46,47
と、側部壁48,49と、端部壁50,51(図2)と
を具備している。キャビネット18は更に、底部床52
を有し、この底部床52は任意の適宜構造の調整可能な
脚53に取付けられている。図4に明示したように、床
52は加熱された液溜28の方へ傾斜しているので、床
52の内表面に付着した被覆材料は液溜28内に流入す
る。尚、液溜とこの液溜に取付けられた種々の構成部品
は、図1では或る状態で示され、残りの図ではそれらの
実際の状態で示されている。このように、図1は分り易
くする為に、変形されており、液溜の位置は変更可能で
あろう。
【0032】図3および図4に示したように、キャビネ
ット18の壁は二重壁構造であり、その外壁は断熱材5
6を含んでおり、その内壁表面57は断熱構造の外壁5
6から離間され、これにより、これらの内壁と外壁との
間の大部分に、後述する加熱用の流体循環空間58が形
成されている。
【0033】図2は、キャビネット18を加熱する手段
を示している。キャビネット18は複数の取付具(不図
示)を具備し、これらの取付具はキャビネットを複数の
入口導管60及び複数の出口導管61に接続する。これ
らの導管60,61は、キャビネットへの接続によっ
て、キャビネットの内・外壁部分56,57間の空間5
8に連通する。入口導管60は入口マニホールド62に
接続し、出口導管61は出口マニホールド63に接続し
ている。
【0034】現時点での好適実施例では、オイル加熱タ
ンク64が弁65を介して羽根車形のポンプ66に接続
され、このポンプ66は電気モータ67によって駆動さ
れる。このようなポンプの適当な一例は、ニューヨーク
州、セネカ・フォールズ(Seneca Falls)
のGould Pump社製のポンプ・モデル・ナンバ
ーNPEである。加熱タンク64は、例えばオイルのよ
うな流体を加熱する任意の適宜タンクから構成すること
ができる。この適宜の加熱タンクの一例は、例えばペン
シルバニア州、ピッツバーグのChromolux社が
製造する型名OTCSのタンクである。
【0035】ポンプ66は、加熱されたオイルをタンク
64から入口マニホールド62にポンプ圧送し、入口導
管60を介してキヤビネット18の二重壁構造内の空間
58に送る。この加熱オイルは空間58を通ってキャビ
ネット内を循環して、キャビネット内の空間58とキャ
ビネット内壁とを加熱する。加熱オイルは、空間58を
循環した後に、出口導管61を介してマニホールド63
に流入して加熱タンク64に戻り、再加熱され、再循環
される。
【0036】上記オイルの加熱温度は、被覆材料を液化
状態に維持する温度範囲にキャビネット18の内部表面
温度を保つことができるように定められている。例え
ば、前述したホット・メルト被覆材料の場合には、壁の
温度は約300度F〜約425度Fの範囲に保持され
る。これによって、天井や壁や床に付着したオーバース
プレ被覆材料は、液化状態に保たれるので、液溜28内
に流下する。室温で通常固体である他のホット・メルト
被覆材料の場合には、別の温度範囲が同様に定められ
る。もちろん、入口及び出口導管60,61は、高温オ
イルが空間58のすべてに循環するように、キャビネッ
トに接続されている。
【0037】再び図4において、端部壁51は入口開口
70を有し、端部壁50は出口開口71を有する。この
入口開口70はキャビネット18から外方に突出したカ
ラー又はボス72によって形成され、出口開口71も外
方突出カラー又はボス73を有する。突出部72は内壁
74を有し、この内壁74は形状がほぼ円筒形状である
が、その底部74aが突出部72の外方端からキャビネ
ット18の内側に向って下降する方向に傾斜している。
突出部73は内部壁75を有し、この内部壁75もほぼ
円筒形状であるが、その下部75aが出口71の高位置
からキャビネット18内側の低位置へ傾斜している。こ
うして、これらの下部傾斜表面へ落下するオーバースプ
レ被覆材料は、これらの傾斜壁の下部を流下して底部キ
ャビネット床52に落下する。
【0038】内壁74は内方終端又は開口76を有し、
内壁75は内方終端又は開口77を有する。これらの開
口76,77は、キャビネット18内に位置し、両者の
間に図4に概略的に示されたようにキャビネット18内
の被覆空間78の一部を形成している。パイプPは、開
口76の所の壁74によって取囲まれた領域からキャビ
ネットの内部に入り、内壁75の開口77内に移動する
ので、キャビネット18内の被覆空間78に露呈され
る。
【0039】液溜 液溜28は、図1,図3及び図4に示した実施例では、
キャビネット壁及び床からの液化被覆材料を受けると共
に、バルク溶解器供給部20,22から成る補充用供給
部からの液化被覆材料を受けるように配置されている。
図4に示したように、液溜は底部80を有し、この底部
80は、傾斜キャビネット床52より下方に位置し、こ
の傾斜キャビネット床52から流出した液化オーバース
プレを受ける。また液溜の底部80は加熱されたプラテ
ン84を有し、このプラテン84は複数のカートリッジ
形ヒータ81を内蔵する。液溜底部80には温度セン
サ、即ち熱電対82を配置してもよく、この温度センサ
82は液溜底部の温度を検出して制御する。カートリッ
ジ形ヒータ81は、任意の適宜の制御系によって、液溜
内の被覆材料を液化状態に保持する。尚、この制御系は
それ自身本発明の一部を構成するものではない。上部液
溜壁83は、弁26とポンプ32とレベル・センサ30
との取付用面を構成している。
【0040】バルク溶解器 二個のバルク溶解器20と22は、図1に概略的に示さ
れており、これらの溶解器は切換手段、即ち切換弁24
を介して液溜入口弁26に接続されている。この切換手
段、即ち切換弁24はバルク溶解器20,22の一方又
は他方を弁26に接続するので、被覆材料をバルク溶解
器の一方から弁26を介して液溜に連続的に供給し、こ
の間に他方のバルク溶解器を交換又は再充填することが
できる。尚、切換弁は任意の適宜の弁を使用することが
できる。
【0041】上述の構成の代りに、現時点での好適実施
例では、バルク溶解器を一個だけ使用して、液溜から被
覆材料をスプレノズルに供給している間に、新しい被覆
材料ドラム缶をバルク溶解器に装填する。
【0042】図5及び図6はバルク溶解器の詳細を明示
したもので、これらのバルク溶解器は米国特許第4,0
73,409号と同第4,227,069号と同第4,
240,567号とに詳細に記載されている。尚、これ
らの米国特許はこの引用により本明細書の一部を構成す
る。現時点での好適実施例では、オハイオ州、アムハー
スト(Amherst)のNordson社製の「Mo
del5500バルク溶解器」が使用される。
【0043】図5において、被覆材料ドラム缶20a
は、典型的には55ガロンのドラム缶であり、加熱プラ
テン(熱板)86の下方に配置され、この加熱プラテン
86は上部外周シール87を有している。加熱部材88
は複数の突起89を有し、これらの突起89はドラム缶
20a内の固体被覆材料の上部層に接触し溶融する。ヒ
ータが作動されると、被覆材料が溶融され、こうして液
化された材料は、下降プラテン(これは想像線で示した
ように鉛直方向に移動可能である。)の重さの為に、上
方に流動して室90内に流入し、この室90からポンプ
91によって出口ポート92を介して加熱ホース93に
圧送されて、切換弁24に送られる。
【0044】図5に示唆したように、プラテン86は、
鉛直移動可能に取付けられている。従ってプラテン86
は、その下にドラム缶20aを挿入する時には上昇移動
され、そのドラム缶20aの挿入後に、そのドラム缶2
0a内に下降し、ドラム缶内のホット・メルト材料を溶
融・液化して、加熱ホース93にポンプ圧送して、本発
明に従って液溜28に導入することができる。
【0045】切換弁24は、二個の入口と単一の出口と
を有するものであれば、適宜の任意の構造のものを使用
可能である。その各入口は、加熱ホース93を介してそ
れぞれのバルク溶解器20,22に接続され、出口は加
熱ホース96を介して液溜28の入口弁26に接続され
る。
【0046】液溜弁 制御弁26は、適宜のものを使用可能であるが、特に好
適と思われる一例は、オハイオ州、クリーブランド(C
leveland)のNordson社製の型番号H2
0の弁である。このような弁は、この引用により本明細
書の一部を構成する米国特許第3,570,725号に
記載されている。この米国特許では上記弁にはノズルが
接続されているが、本発明に使用する場合には、そのノ
ズルと止めナットとを捨てると共に、図8のネジ付出口
取付具112(後述)のようなネジ付出口取付具112
を適宜の取付具に取付けて、上記弁を加熱液溜28に取
付ける。
【0047】図8に詳細に示したように、本願に使用す
るNordson社H20の弁は通路99を有する弁ブ
ロック98を具備する。通路99の前方端を遮断する弁
板100はネジ付の出口取付具112を有し、更に、室
101を有し、この室101内には往復動可能な弁部材
102と座103とが収容されている。バネ104は、
その後方端がフランジ105に支持され、前方端が弁部
材102に支持され、これによって弁部材102を前方
に付勢して、座103にシール係合させる。弁ブロック
98の後端では、弁部材102にピストン106が接続
され、このピストン106は、弁ヘッド108によって
形成された室107内に位置している。従って、加圧空
気がピストン106の下の空気通路109に導入される
と、弁部材102は後方、即ち図8で左方向に引張ら
れ、座103から離れるので、液化状態の被覆材料は弁
開口110を介して加熱液溜28内に流入できる。もち
ろん、空気通路109を加圧空気の適宜の制御源に接続
する適宜の取付具(不図示)や、被覆材料入口通路11
1を上述の加熱ホース96に接続する適宜の取付具(不
図示)が、夫々設けられている。
【0048】レベル・センサ 上述したように、液溜にはレベル・センサ30が設置さ
れ、このレベル・センサ30は、パイプPをスプレする
のに充分な被覆材料が液溜に常に充填されているように
する。レベル・センサ30は、図7に示されており、容
量性のレベル制御器を具備し、この制御器は一方のプレ
ートを構成する中央ロッド115と他方のプレートを構
成する外側壁116とを有する。この壁116はほぼ円
筒形状であり、この壁116には、約45度〜60度の
弧状部分から成る複数のスロット117が形成され、こ
れにより、被覆材料は、ロッド115と壁116との間
の環状空間118内に流入する。空間118内に流入し
た被覆材料は、誘電体として働く。壁116は任意の適
宜の検出装置119の接地部分に一般に接続され、他
方、ロッド115はそれから絶縁され、適宜の端子12
0によって検出装置119に接続されている。従って、
ロッド115と壁116とこの両者間の被覆材料から成
る誘電体とは、コンデンサを構成し、このコンデンサの
静電容量は、被覆材料のレベルに応じて変化する。従っ
て、この静電容量の検出は液溜内の被覆材料のレベルを
表わしており、その検出信号に応じてバルク溶解器2
0,22からの被覆材料により液溜を再充填する。
【0049】例えば、線121は、被覆材料の所定の低
レベルを示し、線122は所定の高レベルを示してい
る。検出装置119は、低レベル121を検出すると、
信号を発生して、弁26を開弁すると共にバルク溶解器
20,22のポンプを起動する。切換装置24は特定の
バルク溶解器を選択するように設定されており、この選
択されたバルク溶解器は液化被覆材料を加熱ホース96
と開弁状態の弁26とを介して液溜に圧送しそれを充填
する。液溜内の被覆材料のレベルが例えば所定の高レベ
ル122に達成すると、検出装置119がこれを検出
し、弁26に閉弁信号を送ると共にバルク溶解器20,
22のポンプを停止させる。このようにして、液化被覆
材料は、レベルが所定量よりも降下した時に液溜に補給
されるが、液溜をオーバーフローすることはない。
【0050】この検出装置としては、適宜の任意のもの
を使用可能であり、またレベル・センサ30にはフラン
ジ123のような適宜の取付具を設けてもよく、このフ
ランジ123は液溜28の上部壁83(図4)に溶接又
はその他の方法で取付けることができる。
【0051】また必要ならば、液溜か被覆材料を簡単に
排出する為に、弁124(図3参照)を設けることもで
きる。
【0052】被覆材料ポンプ 被覆材料ポンプ32は、図3と図4に示されたように
(及び図1では分かり易くする為に所定位置から外れて
示されたように)、キャビネットの端部の加熱液溜28
の上方に配置されている。このポンプ32の詳細は図9
Aと図9Bと図10に示されている。ポンプ32は、垂
下の取入管125(図4)を有し、この取入管125は
加熱液溜28内に下方延在し、液化被覆材料を液溜から
引き上げて、パイプPへのスプレの為に圧送する。図3
及び図4に示したポンプ32は、その下方端、即ち入口
端が液溜の上部壁83上に位置するように、取付けられ
ているので、管125は液溜内に下方向延在することが
できる。尚、管125は、図9A及び図9Bには図示さ
れていないが、取付具126に接続されて、ポンプ本体
127から下方向に延在している(図9A及び図9
B)。
【0053】ポンプ32は後述のように複動式ピストン
・ポンプであり、入口128及び出口129を有し、液
溜からの液化被覆材料は、これらの入口128及び出口
129を通ってポンプピストンの両方向運動の間、連続
的に圧送される。ポンプ本体127はこの運動の為に二
つのポンプ室130,131を有する。またポンプはポ
ンプ・ピストン132を有し、このピストン132は室
133と出口通路134と135とを有する。ピストン
132は、更に逆止め弁136を具備し、この逆止め弁
136は座137を有する。弁136は、図9Aでは座
137から離れているが、図9Bでは座137にシール
係合している。取入通路138はプラグ139によって
形成され、このプラグ139はまた座137を形成し、
図示のようにピストン132の端部に配置されている。
【0054】ポンプ本体127は、またシール手段即ち
パッキン140を有し、このパッキン140は、ピスト
ン132が矢印A及びBの両方向に往復動できるよう
に、ピストン132の外表面とシール状態でピストン1
32に摺動可能に係合する。
【0055】図9A及び図9Bに示したように、ピスト
ン132は、大径の外周部分141とこれから延在した
小径の減径周部分142とを有する。室130は断面積
が室131よりも小さい。
【0056】ポンプ本体127の下端には、座144と
協働する逆止め弁143が配置されている。
【0057】ポンプ本体127の他端には、端部フラン
ジ145が固着され、この端部フランジ145はパッキ
ン即ちシール146を固定しており、このシール146
は減径ピストン部分142の外周面に係合している。こ
のピストン142の端部はフランジ145から外方に突
出し、後述するように、空気モータ(図10)に係合し
ている。
【0058】室131内にはスリーブ147が取付けら
れ、このスリーブ147は複数のスロット148を有す
る。このスリーブ147の働きは、シール部材140を
図示のようにポンプ本体内に保持することである。
【0059】ポンプ本体127は更に室又は孔149を
有し、この孔149は、ポンプ本体を加熱して被覆材料
を液化状態に維持するカートリッジ形、又は抵抗ロッド
形ヒータを収容している。このカートリッジ形ヒータは
取付具150によって孔149内に保持され、この取付
具150はカートリッジ形ヒータに接続される適宜の電
気回路を内蔵している。
【0060】図10を簡単に参照すると、ポンプ32は
一本以上の支柱153によって図10に示したように空
気モータ152に連結されている。この空気モータ15
2は伸長可能な軸154を有し、この軸154はカップ
リング155によってポンプ32のピストン部分142
に接続されている。空気モータ152は、作動されると
駆動軸154を図10に示した矢印C方向に往復動す
る。これによってピストン132が図9A及び図9Bに
示した矢印A及びBの両方向に往復動される。
【0061】空気モータ152は排気マニホールド15
6を有し、この排気マニホールド156は夫々の取付具
157,158を介して排気マフラー159,160
(図3)に接続されている。この空気モータ152は、
前述のように複動式の空気モータであり、この空気モー
タの励起用に適宜の制御器が設けられ軸154を往復動
して、これによりポンプ32のピストン132を往復動
する。
【0062】もちろん、この加熱ポンプとしては、適宜
の任意のものを使用可能であるが、上述したポンプが有
効であることが判明しており、一般的にはNordso
n社が製造する型番号5520のポンプが好ましい。
【0063】ポンプの作用を再び図9A及び図9Bを参
照して以下に説明する。図9Aにおいて、ピストン13
2は完全な伸長位置の付近に位置しているが、矢印A方
向、即ち入口128の方へ移動を開始した状態である。
この状態では、室130は前回のストロークによって液
化被覆材料で既に充満されている。ピストン132は、
弁143の方へ移動すると、室130内の被覆材料を追
い出そうとする。これにより、弁143は加圧され座1
44とシール係合するので、室130内の被覆材料が入
口128から排出されることはない。この室130内の
被覆材料は、ボール136が座137から移動するの
で、この座137を通って排出され、室133に流入
し、更に通路134と135を通って室131内に流入
する。室130の有効容積が室131の有効容積よりも
大きく、これにより生ずる差圧によって両室内の液化被
覆材料は出口129の方へ排出される。
【0064】ピストン132が弁143に最も近い位置
まで走行すると、空気モータは反転されピストン132
を逆方向に駆動し、図9Bの矢印B方向に移動させる。
この運転中、室130は入口128からの液化被覆材料
によって充填され、これと同時に大径ピストン部分14
1は室131内に移動し、これにより、室131内の有
効容積を減少させ、その内の液化被覆材料を出口129
を介して圧送する。この出口129からの圧送は、以下
の事実によって行われる、即ち、ピストン132の上記
方向への移動時には弁136が座137に着座してシー
ル係合しているので室131内の被覆材料及び室133
内の被覆材料は室130内には逆流できないという事実
によって、行われる。これと同時に、ピストン132が
室130から移動するので、これによって生ずる差圧に
より、弁143が座144から離れ、液化被覆材料を液
溜28から入口128を介して室130内に吸引する。
【0065】こうして、ピストン132の大断面積部分
141は、矢印B方向への移動時、大断面室131の被
覆材料を出口129を介して排出し、他方、矢印A方向
への移動時にピストン132の上記部分141によって
生じた圧力は、小断面室130を加圧し、これにより、
室131に圧力を加え続けて矢印A方向へのピストンの
移動中も液化被覆材料を排出する。
【0066】このようなピストン132の往復動は続け
られ、こうして、液化被覆材料は、矢印A及びBの両方
向のピストンの運動の間、出口129を介して圧送され
るが、しかし、室130は、図9Bに示すようにピスト
ンが矢印B方向に移動時にのみ入口128から再充填さ
れる。
【0067】出口129は取付具164(図3)に接続
され、この取付具164は一つの入口165と二つの出
口166,167(図3)とを有する。これらの出口1
66,167は加熱ホース34,36に接続され、ポン
プ圧送された液化被覆材料を複数列のノズルに送出して
パイプPにスプレする。
【0068】ノズル及び制御弁 図3及び図4は、パイプPをスプレする二列のノズルを
示しており、各ノズル列は、三個の互いに離間したノズ
ルから成り、これらのノズルは弧状又は半環状の支持部
材に取付けられている。即ち、ノズル170,171,
172は弧状支持部材173に取付けられ、ノズル17
4,175,176は弧状支持部材177に取付けられ
ている。
【0069】弧状支持部材173,177の各々は、キ
ャビネット18に取付けられた旋回取付具180,18
1に支柱178,179によって取付けられている。キ
ャビネット18の側壁49,48には、それぞれ対向す
るドア182,183が設けられ、夫々のノズル又はノ
ズル列の保守又は調整を行う場合には、弧状支持体17
3,177は、想像線に示したようにドア182,18
3の開放時の開口から外方へ旋回することができる。
【0070】ノズルは、図示のように、互い違い状態に
弧状支持体173,177に取付けられている。例え
ば、図3及び図4に示したようにノズル170〜172
は弧状支持体173の一方側面に取付けられ、他方のノ
ズル174〜176は弧状支持体177の反対側面に取
付けられている。更に、図4に示したように、ノズル1
72と176は夫々の弧状支持体にかなり接近して取付
けられており、他方、ノズル171,175は夫々の弧
状支持体に多少離れた状態で取付けられ、ノズル17
0,174は夫々の支持体に更に離れた状態で取付けら
れている。従って、各ノズルからの扇形状のスプレパタ
ーンは、夫々パイプ中心軸185の方へ向けられるが、
その各パターンは互いに干渉することがない。
【0071】図11はノズルの詳細を明示したもので、
各ノズルはノズル・ブロック190とこのノズル・ブロ
ック190を貫通する被覆材料孔191とを有する。こ
のノズル・ブロック190はまたカートリッジ形ヒータ
孔192とサーモスタット孔193とを有する。カート
リッジ形ヒータ194は孔192内に配置され、サーモ
スタット195は、孔193内に配置され、加熱された
ノズル・ブロック190の温度を検出する。ヒータ19
4とサーモスタット195は、夫々図で194,195
と概略的に示されたように、適宜の種類のものを使用で
きる。
【0072】横方向通路196はオネジ付の出口突出部
197の材料通路191に連通し、この突出部197に
はノズル198がノズル保持ナット199によって固着
されている。このノズル198はノズル出口200を有
し、扇形のスプレパターンを発生して液化被覆材料をパ
イプPにスプレする。現時点での好適実施例では、オハ
イオ州、アムハースト(Amherst)のNords
on社が製造する「部品番号」710,889及び05
0,149のノズルが好適であることが判明している。
これらのノズルは、0.14ガロン/分の流量で、ノズ
ルから10インチの所で20インチ幅の扇形パターンを
発生し、また6個のノズルは図示のようにパイプのまわ
りに対称的に配列されている。これらのノズルによって
被覆したパイプは、直径が(5+1/2)インチ〜(1
3+3/8)インチのパイプであった。
【0073】図11に示したように、孔191の各端に
は突出部201,202が形成され、これらの突出部2
01,202は加熱ホース又はプラグに接続される。こ
の点を図3を用いて更に説明すると、夫々のノズル17
2,176は突出部201,202の一方にプラグを有
し、これらのノズルの他方の突出部は、夫々のノズルを
次の上流側ノズルに接続する加熱ホースに接続されてい
る。このようなノズルへの液化被覆材料の供給は「行き
止まり供給(dead endedsupply)」と
称され再循環しないが、しかし所望の場合には再循環を
行うようにすることもできる。
【0074】各ノズル列は後述するように、夫々の加熱
ホースと弁とを介してポンプ32に接続されている。ポ
ンプ取付具164の出口166,167は、夫々、加熱
ホース34,36を介してフィルタ(不図示)に接続さ
れ、その後、制御弁38,40に接続されている。これ
らの制御弁38,40の各々は、図8に示した弁26と
同様の弁から構成されている。このような弁は、適宜の
任意の弁を使用することができるが、しかし図示のよう
に空気作動式弁が好ましく、入口通路111からの液化
被覆材料を夫々加熱ホース209,210を介して、ノ
ズル170,174に送る。ノズル170と171との
間には加熱ホース211が接続され、他方、ノズル17
1と172との間には加熱ホース212が接続されてい
るので、弁40からの液化被覆材料はノズル170,1
71,172に送出される。また、ノズル174と17
5との間にはホース213が、ノズル175と176と
の間にはホース214が夫々接続されているので、液化
被覆材料は弁38から加熱ホース210を介してノズル
174に流入し、その後、ホース213と214を介し
てノズル175と176に流入する。
【0075】こうして、パイプPをスプレする時には、
適宜の信号の発生により、空気モータ152を起動しポ
ンプ32を作動すると共に、弁38と40とを開弁す
る。これにより、ポンプ32は液化被覆材料を取付具1
64と出口166及び167を介して夫々加熱ホース3
4,36に圧送する。弁38及び40が開弁位置に起動
されると、液化被覆材料は加熱ホース209,210を
介して上述の夫々のノズル列に流入する。
【0076】下流側ヒータ 図1に示したように、キャビネット出口71の下流側に
はヒータ手段42が配置されている。このヒータ手段4
2は、現時点での好適実施例では炎ヒータから成り、こ
れは複数の炎バーナ216を取付けるマニホールド21
5を有する。これらの炎バーナ216の開口はパイプP
の方へ内方向に向けられており、炎をパイプPに又はパ
イプPの方へ放出する。マニホールド215はガス入口
導管217に接続され、このガス入口導管217は天然
ガスやプロパンやその他の利用可能な適宜の工場用ガス
などの可燃性流体の供給源に接続されている。炎ヒータ
42は作動されるとパイプPの外表面に向けて熱を発生
する。もちろん加熱手段は任意のものを使用することが
でき、図示の加熱手段は単なる例示にすぎない。
【0077】炎バーナ216からの熱は、パイプPに加
えられた熱がパイプ上の凝固された又は部分的に凝固さ
れた被膜即ち被覆材料を液化できるように、選定されて
いる。この液化によって、被覆材料が流動・合流し、パ
イプP又はその他の物体上に均一な被膜が形成される。
もちろん、これは、例えば図1及び図4の矢印MDの機
械方向へのパイプPの移動中に行われる。
【0078】任意選択の上流側ヒータ 任意選択の予熱ステーションは、図1に示したように、
上流側ヒータ手段44を具備し、この上流側ヒータ手段
44は、下流側ヒータ手段42と同一構成とすることが
でき、マニホールドと、パイプPの方に向けられた複数
のバーナとを有する。このマニホールドは、プロパンや
天然ガスや工場用ガスのような可燃性流体の供給源に接
続され、この可燃性流体は、着火すると、その炎が熱を
パイプPの方に向けて放出する。このような予熱ステー
ション44は、必要に応じて選択可能なもので、パイプ
Pの表面を僅かに予熱する為に、即ちパイプ上の水分を
蒸発させる為に、使用することができる。
【0079】加熱ホース これまで種々の加熱ホースについて説明を行って来た
が、これらの加熱ホースは、電気的加熱部材を内蔵する
適宜のホースで、内部を流れる流体を所定温度に又はそ
れ以上に維持するものである。これらのホースは適当な
端部取付具又はカップリングを有し、前述のポートや通
路や部材に接続される。このようなホースの一例として
は、オハイオ州、アムハースト(Amherst)のN
ordson社製のホース・モデル「シリーズII」が存
在する。
【0080】制御 弁やホースやポンプやタンクやヒータやパイプ・コンベ
アや予熱手段又は後置の加熱手段に関する制御系は、す
べて公知のものであり、適宜の任意の制御手段を使用す
ることができる。
【0081】作用 パイプPは、機械方向MDに移動すると、任意選択の予
熱手段44を通過してキャビネット18内に入り、ここ
で被覆材料がスプレされる。このとき、パイプは室温、
即ち周囲温度、例えば約70度Fである。被覆材料を液
化状態に保つのに充分な約350度F〜約425度Fの
高温に昇温された液化被覆材料が充分低温のパイプ表面
に接触すると、その被覆材料は一般にパイプ上で凝固し
又は部分的に凝固する。また、液化被覆材料の粘度も、
所望のスプレ結果を得る為の所望の作動温度範囲内での
温度変化によって、変化するであろう。
【0082】キャビネットを通過するパイプの速度は、
任意の所望速度にすることができる。このパイプ速度の
一例は約200フィート/分である。キャビネット自体
の長さは約6フィートであるので、このキャビネット1
8内を200フィート/分で移動するパイプのダイナミ
ック・ドエル時間(dynamic dwell ti
me)は約2秒となる。キャビネットの内部表面が約3
00度F〜約425度Fの範囲内の温度に保持されてい
ても、キャビネットを通過するパイプ速度が大きいため
に、パイプが充分に加熱されることはない。こうして、
被覆材料は、パイプ又はその他の物体に塗布されると、
少なくとも一部が凝固し、出口71(図4)から出た時
にパイプ上で一部凝固状態のままである。その後に、パ
イプPがヒータ手段42で示された下流加熱ステーショ
ンに至ると、このヒータ手段42はパイプを加熱し、こ
れによって、パイプ表面上の凝固又は一部凝固の被覆材
料が液化され、互いに合流し又は合体し、パイプ上で均
一な被膜を形成する。更に、パイプは約200フィート
/分でヒータ手段42を通過しており、その後、被覆材
料は直ちに再凝固してパイプPの表面上で均一な被覆材
料となる。
【0083】もちろん、この間、図2に示したように、
キャビネット加熱装置は作動されており、キャビネット
壁を約300度Fと約425度Fとの間の範囲内の所望
温度に保持している。従ってキャビネット内壁は、充分
な温度に保たれているので、被覆空間での又はそこから
の液化被覆材料のオーバースプレはその内壁を流下し、
キャビネット18の加熱床に落下する。この床は、液溜
28の方へ傾斜しているので、液化材料は加熱液溜28
内に流入し、ここでバルク溶解器20,22からの新し
い被覆材料と混合して、スプレノズルへ再循環されて、
別のパイプ表面にスプレされる。
【0084】従って、オーバースプレされた被覆材料は
再利用され、スプレノズルに直接戻される。被覆材料は
ホット・メルト形の材料であるので、スプレ作業中に有
害な溶剤が発生しない。更に、この被覆材料は、比較的
低温のパイプに塗布されると、少なくとも一部凝固し
て、パイプ表面上で半固体の粒子又は小球体となる。後
熱工程は、被覆材料をパイプ上で流出させて均一な表面
を形成し、これにより、従来のパイプ用ニスに比べて保
護性が高まると共に長寿命となる。
【0085】また、前述したように、上述の装置は、例
えば、或る決まった長さ又は不定長さの構造用鋼部材
や、頭上コンベアから吊り下げた個々の物体などの物体
にも被覆することができる。もちろん、この装置は、こ
のような物体を搬送し取扱う為に、及びキャビネット内
の被覆空間78内でこのような物体をうまく被覆できる
ような位置にスプレノズルを位置決めする為に、変更を
加えることもできるが、このような変更を加えても、上
述したパイプ用コータの場合と同一の利点を得ることが
できる。従って、本発明を使用することによって、種々
のタイプの物体に対してうまく被覆することができる。
【0086】当業者は、本発明の範囲から逸脱すること
なく、上述のような又はそれ以外の変更や改造を容易に
なし得るであろう。従って、本発明は、添付の請求の範
囲によってのみ制限されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例によるパイプ用コータの概
略図。
【図2】図1のキャビネットの加熱装置を更に詳細に示
した概略図。
【図3】図1のキャビネットの出口端を一部断面で示し
た端面図。
【図4】図3の線4−4に沿った部分断面図。
【図5】単一のバルク溶解器を示した説明図。
【図6】図5のバルク溶解器から選択した特長部分を示
した詳細図。
【図7】加熱液溜の被覆材料レベル・センサを示した断
面図。
【図8】液溜及びノズル用の制御弁を示した断面図。
【図9】A及びBは、被覆材料用ポンプを示した断面
図。
【図10】ポンプ用モータを示した概略図。
【図11】加熱スプレ・ノズルの一つを示した概略図。
【符号の説明】
10 コータ 18 キャビネット 20 バルク溶解器 22 バルク溶解器 26 弁 28 加熱液溜 30 レベル・センサ 42 炎ヒータ 44 予熱ステーション P パイプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温で固体である被覆材料を物体に塗布す
    る装置において;上記被覆材料を液体状態に加熱する加
    熱手段と;上記物体が通過する被覆空間を形成するハウ
    ジングと、 上記被覆空間内に配置された少なくとも一つの被覆材塗
    布機と;上記ハウジング内に配置された上記被覆材塗布
    機へ上記液化被覆材料を移送して、この液化被覆材料を
    上記物体に塗布する手段と;オーバースプレされた被覆
    材を上記ハウジング内で液体状態に保つ手段と;上記オ
    ーバースプレされた液化被覆材料を上記塗布機に戻す戻
    し手段と;を具備することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】上記ハウジングは複数の壁を具備し、 上記複数の壁を加熱して、上記オーバースプレされた被
    覆材料を液体状態に保つ手段が更に具備されることを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】上記戻し手段は、上記被覆空間の下方の上
    記ハウジングの下部に配置された液溜と、上記液溜に接
    続され被覆材料を上記塗布機に戻すポンプとを具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】上記加熱手段は、液化被覆材料を上記液溜
    に供給する供給手段を含むことを特徴とする請求項3に
    記載の装置。
  5. 【請求項5】上記液溜内に設けられ、上記供給手段を制
    御して上記液溜へ液化被覆材料を選択的に供給するレベ
    ル制御手段を具備することを特徴とする請求項4に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】上記ハウジングは、上記被覆空間内で被覆
    される上記物体が通る入口及び出口を有し、 上記出口を通過した後の上記物体の外表面に熱を加える
    手段が更に設けられ、この手段は上記物体に塗布された
    上記被覆材料を加熱して上記物体上の上記被覆材料を流
    出させ合流して滑らかな連続的被膜を形成することを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】周囲温度で固体である被覆材料を物体に塗
    布する装置において;上記物体を被覆する被覆空間を形
    成する手段と;被覆材料を液化状態に加熱する手段と;
    上記被覆空間内の上記物体の表面に上記液化被覆材料を
    塗布し、上記液化被覆材料を、上記物体の表面に接触し
    た際に少なくとも一部凝固させる手段と;上記物体表面
    上の上記少なくとも一部凝固した被覆材料に熱を加え
    て、上記被覆材料を流出させて上記物体表面上に均一な
    被膜を形成する手段と;を具備することを特徴とする装
    置。
  8. 【請求項8】上記物体表面上の上記少なくとも一部凝固
    した被覆材料に熱を加える上記手段は上記被覆空間の外
    側かつその下流側に配置されていることを特徴とする請
    求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】上記被覆空間の上流側で上記物体を予熱す
    る手段を更に具備することを特徴とする請求項7に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】上記物体は、パイプや導管やコイル状材
    料のような細長物体であることを特徴とする請求項7に
    記載の装置。
JP4130485A 1991-05-24 1992-05-22 液化被覆材で物体を被覆する装置 Withdrawn JPH05168987A (ja)

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