JP3214936U - ジンクリッチペイント用循環スプレーガン - Google Patents
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Abstract
【課題】金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料において、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、金属粉や金属以外の固形物粉が沈殿付着を防止するスプレーガンによるジンクリッチペイント用塗装装置を提供する。【解決手段】塗料流入口23と塗料返流口25とを設けた手動用エアスプレーガン21を使用し、塗料缶4と手動用エアスプレーガン21の塗料流入口23との間に塗料送流ポンプ42を設け、更に該手動用エアスプレーガン21の塗料返流口25と塗料缶4との間に圧力調整弁5を設け、該塗料送流ポンプ42の押圧力と該圧力調整弁5との圧力差により、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ジンクリッチペイントを塗料缶4から手動用エアスプレーガン21の塗料流入口23を通り手動用エアスプレーガン21に、更に手動用エアスプレーガン21から塗料返流口25を通り塗料缶4に循環させる。【選択図】図5
Description
本考案は、ジンクリッチペイントを均一に塗装するため、ジンクリッチペイントを循環させるスプレーガンとその装置に関する。
ジンクリッチペイント(ZINC RICH PAINT 以下ZRPとする場合がある)は、金属亜鉛の電気化学的特性を活用して、亜鉛末を防錆顔料として使用する鉄部材の腐食を抑制する塗料である。亜鉛末が防錆顔料として塗膜中に70%以上含んだ塗料がジンクリッチペイントといわれる。
亜鉛の比重は7.1と他の塗料顔料に比べて非常に重く吸油量も低いために、ZRPは一般的に固形分が高く溶剤分が低い塗料であり、重量混合比は、ビヒクル/亜鉛末=1/4とされている。
ZRPには、有機系と無機系があり、前者は主にエポキシ系ビヒクルを用い、1液性と硬化剤を使用する2液性のものがあり、後者はアルキルシリケート系ビヒクルを用いている。
2液性有機系ZRPでは、所定の硬化剤と溶剤、1液性有機系ZRPや無機系ZRPでは所定の溶剤を混合し使用される。ZRPの塗装方法としては、ハケ・ローラ塗りあるいはスプレーガンを使用して塗装される。
タッチアップ程度の補修ではハケ塗りが使用されるが、広範囲あるいは工業用としてはスプレーガンによる塗装が一般的である。
ZRPには、有機系と無機系があり、前者は主にエポキシ系ビヒクルを用い、1液性と硬化剤を使用する2液性のものがあり、後者はアルキルシリケート系ビヒクルを用いている。
2液性有機系ZRPでは、所定の硬化剤と溶剤、1液性有機系ZRPや無機系ZRPでは所定の溶剤を混合し使用される。ZRPの塗装方法としては、ハケ・ローラ塗りあるいはスプレーガンを使用して塗装される。
タッチアップ程度の補修ではハケ塗りが使用されるが、広範囲あるいは工業用としてはスプレーガンによる塗装が一般的である。
スプレー方法としては、エアレススプレーとエアスプレーとがある。エアレススプレーは、空気を使わず塗料そのものに高圧をかけて、スプレーガンから塗料を噴射して塗装を行う方法であり、エアスプレーに比べて、塗料が節約できる、塗料の噴出量が多く、作業効率が良い、エアスプレーよりも高粘度の塗料が使えるので、厚い塗膜が作りやすいという長所がある。一方、塗装面が粗くなりやすい、小さい箇所への塗装には不向きという短所がある。
エアスプレー塗装は、空気を圧縮して塗料を霧状にしてスプレーガンから噴射して塗装を行う方法であり、作業効率が良い、塗装面が平滑で、美しい仕上がりになりやすい、設備が比較的に安価で手軽に利用できるという長所があり、塗膜が薄くなりやすい、塗膜が薄い割に多くの塗料を必要とするという短所がある。
以下、スプレーガンとした場合にはエアスプレーガン及びエアレススプレーガンの両方をいい、スプレー塗装とした場合にはエアスプレーガンによる塗装及びエアレススプレーガンによる塗装の両方を言うものとする。
エアスプレー塗装は、空気を圧縮して塗料を霧状にしてスプレーガンから噴射して塗装を行う方法であり、作業効率が良い、塗装面が平滑で、美しい仕上がりになりやすい、設備が比較的に安価で手軽に利用できるという長所があり、塗膜が薄くなりやすい、塗膜が薄い割に多くの塗料を必要とするという短所がある。
以下、スプレーガンとした場合にはエアスプレーガン及びエアレススプレーガンの両方をいい、スプレー塗装とした場合にはエアスプレーガンによる塗装及びエアレススプレーガンによる塗装の両方を言うものとする。
塗料として使用されるZRPには、溶剤の混合割合にもよるが、亜鉛末が重量比で約70%以上含まれている。前述のように亜鉛の比重は7.1とビヒクルのそれに比較し重く、静置しておけばZRP中で亜鉛末が沈殿する。工業的にZRPを塗装するには、溶剤を混合したZRPを塗料缶に入れ、塗料缶からスプレーガンにつなげた塗料流路管によりZRPはスプレーガンに送られ被塗物に噴射される。スプレーガンによる塗装では、塗装作業中でも、塗装方向の切返し時にはZRPの噴霧(以下、噴霧はスプレーとし、スプレーによる塗装はスプレー塗装とする)は中断し、また小休止の場合にも当然にスプレー塗装は中断する。かかる場合ZRPの流動も中断し、塗料缶内では比重が重い亜鉛末のみが沈殿してしまう。また、塗料缶からスプレーガンにつながれている塗料流路管内においても同様に亜鉛末が塗料流路管の内壁に沈殿付着してしまう。亜鉛末の沈殿によりZRP中の亜鉛末の混合割合が低下するだけでなく、ZRP塗膜中の亜鉛末の分布に偏りが生じ、ZRP塗膜の耐食性が低下する。
また、ZRPのスプレー塗装終了時には、塗料缶内壁面、塗料流路管内壁面、スプレーガン内壁面(以下内壁面は単に内とする)の沈殿付着した亜鉛末を除去するため、シンナー等の溶剤を循環する作業が必要となる。特に塗料流路管内に付着した亜鉛末は除去し難く手間を要する。
そのため、エアスプレーガンでZRPを塗装する場合には、エアスプレーガンの先端に落下式又は吸上げ式の塗料カップを付け、カップ容量に応じたZRPを調合しエアスプレー塗装するという手間が生じ、広い面積へのZRPの塗装は時間を要するものであった。
また、ZRPのスプレー塗装終了時には、塗料缶内壁面、塗料流路管内壁面、スプレーガン内壁面(以下内壁面は単に内とする)の沈殿付着した亜鉛末を除去するため、シンナー等の溶剤を循環する作業が必要となる。特に塗料流路管内に付着した亜鉛末は除去し難く手間を要する。
そのため、エアスプレーガンでZRPを塗装する場合には、エアスプレーガンの先端に落下式又は吸上げ式の塗料カップを付け、カップ容量に応じたZRPを調合しエアスプレー塗装するという手間が生じ、広い面積へのZRPの塗装は時間を要するものであった。
本考案者は、環境関連装置等の産業機器を生産販売する企業の経営者であるが、この企業においてもZRPの吹付塗装作業が行われている。小休止の場合等には前述のようにZRP中の亜鉛末が沈殿してしまう。ZRPを入れた塗料缶を常時撹拌しておく方法もあるが、この方法だけでは塗料缶からスプレーガンにつながれている塗料流路管内やスプレーガン内に亜鉛末が沈殿付着してしまう。本考案者は、塗装作業中断中にも、ZRP中の亜鉛末が塗料缶内や塗料流路管内に沈殿付着しない方法を検討していたが、塗装作業中断中あるいは塗装作業中でもZRPを塗料缶からスプレーガンに更に塗料缶に循環させることによりZRP中の亜鉛末の沈殿付着を防ぐことになることに気付き本考案を開示するものである。なお、塗料流路管とは塗料が通る管状のものをいい、後述する塗料送流管、塗料返流管も含まれる。
ZRPの塗装方法等についての先行技術としては以下のような文献が見つかる。
各種塗料の一種として金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料が知られているが、このような沈殿性塗料は、固形物粉を含んでいるが故に塗料の各種通過経路や塗装用スプレーガン内に固形物粉が付着・滞留し易く、これに起因して所望量の塗料を塗装用スプレーガンから安定して対象物に吹き付けることができない。そこで、塗料を吐出するノズルと、該ノズルに塗料を供給するスプレーガン本体とを具備し、スプレーガン本体は、塗料流路にテフロン(登録商標 以下同じ)チューブを備え、塗料流路は直管状のテフロンチューブからなる吐出量が安定する塗装用スプレーガン及び塗装装置(特許文献1)。
金属粉末とその表面に被膜を形成する被膜材の溶液である被覆処理液とを収容体に入れて両者を接触させる接触工程と、この接触工程後またはその際中に金属粉末を乾燥させる乾燥工程とを備える金属粉末の被覆方法において、接触工程は、金属粉末を略上方へ移送する上方移送過程と上方移送過程後の金属粉末を自重によって落下させる落下過程とを金属粉末が収容体内で被覆処理液と少なくとも部分的に接触し得る雰囲気下で繰り返す遊動接触工程であることを特徴とする欠陥のない均一な表面被膜を形成することができる金属粉末の被覆方法(特許文献2)。
亜鉛塗装装置の撹拌室は、下部がケースに固定され、上方に亜鉛系塗料と溶剤を投入するための投入部、モータ、弁を備え、弁は給気ホースを介して給気装置に接続され、撹拌室の内部には、撹拌手段が設けられており、撹拌室の排出口には、弁を介して排出ホースと、噴射ガンに接続される連結ホースが接続されている、対象物の表面に均一な亜鉛の層を形成することができる大型・特殊形状の対象物の塗装にも適した亜鉛塗装装置(特許文献3)、等がある。
各種塗料の一種として金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料が知られているが、このような沈殿性塗料は、固形物粉を含んでいるが故に塗料の各種通過経路や塗装用スプレーガン内に固形物粉が付着・滞留し易く、これに起因して所望量の塗料を塗装用スプレーガンから安定して対象物に吹き付けることができない。そこで、塗料を吐出するノズルと、該ノズルに塗料を供給するスプレーガン本体とを具備し、スプレーガン本体は、塗料流路にテフロン(登録商標 以下同じ)チューブを備え、塗料流路は直管状のテフロンチューブからなる吐出量が安定する塗装用スプレーガン及び塗装装置(特許文献1)。
金属粉末とその表面に被膜を形成する被膜材の溶液である被覆処理液とを収容体に入れて両者を接触させる接触工程と、この接触工程後またはその際中に金属粉末を乾燥させる乾燥工程とを備える金属粉末の被覆方法において、接触工程は、金属粉末を略上方へ移送する上方移送過程と上方移送過程後の金属粉末を自重によって落下させる落下過程とを金属粉末が収容体内で被覆処理液と少なくとも部分的に接触し得る雰囲気下で繰り返す遊動接触工程であることを特徴とする欠陥のない均一な表面被膜を形成することができる金属粉末の被覆方法(特許文献2)。
亜鉛塗装装置の撹拌室は、下部がケースに固定され、上方に亜鉛系塗料と溶剤を投入するための投入部、モータ、弁を備え、弁は給気ホースを介して給気装置に接続され、撹拌室の内部には、撹拌手段が設けられており、撹拌室の排出口には、弁を介して排出ホースと、噴射ガンに接続される連結ホースが接続されている、対象物の表面に均一な亜鉛の層を形成することができる大型・特殊形状の対象物の塗装にも適した亜鉛塗装装置(特許文献3)、等がある。
上記特許文献1はテフロン(登録商標 以下同じ)の摩擦係数が極めて低いことに注目して、金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料の沈殿を防止するため、塗料流路にテフロンチューブを利用するものであり、特許文献2は、金属粉末を上方へ移送する上方移送過程と上方移送過程後の金属粉末を自重によって落下させる落下過程とを金属粉末が収容体内で被覆処理液と少なくとも部分的に接触を繰り返す遊動接触工程を有することを特徴とするものであり、特許文献3は、亜鉛末塗料の撹拌室に撹拌手段が設けられ噴射ガンに接続される連結ホースが接続されていることを特徴とする亜鉛塗装装置である。
しかし、本願はZRPを、塗装作業中断中あるいは塗装作業中でも、塗料缶からエアスプレーガン更に塗料缶に循環させ、亜鉛末の沈殿付着を防止させる装置に関するものであり上記3件の特許文献とは目的が同一であっても方法が異なる。
しかし、本願はZRPを、塗装作業中断中あるいは塗装作業中でも、塗料缶からエアスプレーガン更に塗料缶に循環させ、亜鉛末の沈殿付着を防止させる装置に関するものであり上記3件の特許文献とは目的が同一であっても方法が異なる。
本願の解決しようとする課題は、ジンクリッチペイントをスプレーにて塗装する場合において、スプレーガンにZRPの流入口と返流口を設け、塗装作業中断時又は塗装作業中でも塗料缶からスプレーガン更に塗料缶へとZRPが循環し、ZRP中の亜鉛末が塗料缶、塗料流路管、スプレーガン内に沈殿付着しないようにするジンクリッチペイント用スプレーガンとその装置である。
すなわち、第1考案は、手動用エアスプレーガンによるジンクリッチペイントの塗装において、塗料流入口と塗料返流口とを設けた手動用エアスプレーガンを使用し、塗料缶と該手動用エアスプレーガンの塗料流入口との間に塗料送流ポンプを設け、更に該手動用エアスプレーガンの塗料返流口と塗料缶との間に圧力調整弁を設け、該塗料送流ポンプの押圧力と該圧力調整弁との圧力差により、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ジンクリッチペイントを塗料缶から手動用エアスプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアスプレーガンに、更に手動用エアスプレーガンから手動用エアスプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させるジンクリッチペイント用塗装装置である。
図1に一般的なエアスプレーガンの写真図を示す。塗料缶からエアスプレーガン2の塗料流入口23に塗料が送られ、エアがエア流入口212に送られ、引金24を引くことによりエアにより塗料が噴霧される。エア量はエア量調整弁213、塗料の噴出量は塗料噴出量調整弁231、噴霧の広さはパターン開き調整弁232により調整される。
図2にエアスプレーガンと周辺機器の写真図を示す。塗料缶4から塗料送流ポンプ42により塗料送流管41を通しエアスプレーガン2に塗料が送られ、エア211がエアコンプレッサー6によりエアスプレーガン2に送られる。図2では、塗料送流ポンプ42とエアコンプレッサー6が一体型のものを使用している。
図2にエアスプレーガンと周辺機器の写真図を示す。塗料缶4から塗料送流ポンプ42により塗料送流管41を通しエアスプレーガン2に塗料が送られ、エア211がエアコンプレッサー6によりエアスプレーガン2に送られる。図2では、塗料送流ポンプ42とエアコンプレッサー6が一体型のものを使用している。
図3は、エアスプレーガン2の概略図を示す。概略図であって、実際のエアスプレーガンはもっと複雑な構造となっている。
エアスプレーガン2の引金24は2段クッションになっていて、1段目でエア211が噴出し、2段目で塗料3がエア211の力で噴出され、塗料3とエア211が被塗物に噴射され塗装される。ここで、塗料とした場合にはZRPを含む一般的な塗料を示し、ジンクリッチペイント(ZRP)とした場合には、一般的な塗料の内のZRPを示すものとする
エアスプレーガン2の引金24は2段クッションになっていて、1段目でエア211が噴出し、2段目で塗料3がエア211の力で噴出され、塗料3とエア211が被塗物に噴射され塗装される。ここで、塗料とした場合にはZRPを含む一般的な塗料を示し、ジンクリッチペイント(ZRP)とした場合には、一般的な塗料の内のZRPを示すものとする
スプレー塗装時には、ZRPは 塗料缶からエアスプレーガンに送られ、エアとともに被塗物に噴射されスプレー塗装され、ZRPは、塗料缶から移動し、塗料缶内のZRP中の亜鉛末の沈殿、塗料缶からエアスプレーガンに送る塗料送流管の内壁への亜鉛末の付着は生じにくい。しかし、スプレー塗装を中断するとZRPは移動がなくなり亜鉛末が沈殿付着しやすくなる。
そこで、本考案ではスプレー塗装が中断した時又はスプレー塗装中においてもZRPが塗料缶からエアスプレーガンに、更にエアスプレーガンから塗料缶に循環するようにしてZRPを移動させ亜鉛末の沈殿・付着を防止するようにするものである。そのため、エアスプレーガンに塗料流入口とは別に塗料返流口を設けZRPが循環できるようにする。
そこで、本考案ではスプレー塗装が中断した時又はスプレー塗装中においてもZRPが塗料缶からエアスプレーガンに、更にエアスプレーガンから塗料缶に循環するようにしてZRPを移動させ亜鉛末の沈殿・付着を防止するようにするものである。そのため、エアスプレーガンに塗料流入口とは別に塗料返流口を設けZRPが循環できるようにする。
図4は、塗料流入口23と塗料返流口25とを設けたエアスプレーガン21の概略図である。スプレーガン21には塗料流入口23を通り噴出されるまでの空隙があるが、その空隙に塗料返流口25を貫通させ、そこに塗料返流口ノズル251を付けるものである。そして、塗料送流ポンプ42の所定の押圧力によりスプレー塗装中断時には、ZRP3は、塗料流入口23と塗料返流口25に流れ塗料缶に向かい循環可能となる。またZRPの種類によっては、塗料送流ポンプ42の押圧力をより強くして、スプレー塗装中断時だけではなくスプレー塗装中すなわち常時ZRPを循環するようにするものである。ZRP3の溶剤等の成分によっては、亜鉛末の均一性を維持するため、スプレー塗装中断時だけでなく常時ZRPの循環を必要とする場合があるためである。
「スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても」としたのは、スプレー塗装中断時のみZRPを循環させるか、スプレー塗装中断時だけでなく常時循環させるかを選択するためである。ZRPの溶剤等の成分によりいずれかを選択可能とする。
続いて第2考案は、手動用エアスプレーガンの塗料返流口と塗料缶の間に設けた圧力調整弁を除去し、塗料缶と該手動用エアスプレーガンの塗料流入口との間に設けた塗料送流ポンプの押圧力のみにより、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ジンクリッチペイントを塗料缶から手動用エアスプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアスプレーガンに、更に手動用エアスプレーガンから手動用エアスプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させる第1考案のジンクリッチペイント用塗装装置である。
塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアスプレーガン、塗料送流ポンプ及び圧力調整弁を塗料缶に連結し、ZRPを循環させる装置をジンクリッチペイント用塗装装置とする。
図5は、塗料流入口23と塗料返流口25とを設けたエアスプレーガンを使用したジンクリッチペイント用塗装装置の構成図である。
塗料缶4内のZRP3は塗料送流ポンプ42により塗料送流管41を通り塗料流入口23と塗料返流口25とを設けた第1考案のエアスプレーガン21に送られる。このスプレーガン21の引金24を引くと第1クッションではエア211が噴出し、第2クッションではエア211とともに塗料であるZRP3が噴射し、被塗物が塗装される。ZRP3が噴射することにより、塗料送流ポンプ42によるZRP3の押圧力は低下する。スプレー塗装が中断した時には、ZRP3は塗料返流口25に送られる。しかし、塗料送流管41、塗料返流管43等による水頭損失もあり、ZRPが循環しない場合もあり、塗料送流ポンプ42の押圧力をより高くする必要がある。更に、常時ZRPを循環させるにはZRPへの押圧力はさらに高くすることが必要である。そこで、塗料送流ポンプ42とは別に圧力調整弁5を設けその圧力差でスプレー塗装中断中又は常時ZRPを循環し、ZRP中の亜鉛末の沈殿・付着を防ぐものである。
なお、塗料送流ポンプ42の性能によっては、塗料送流ポンプ42のみでZRPが循環し、圧力調整弁5が不要な場合もあるが、この時も同様にジンクリッチペイント用塗装装置とする。
なお、塗料送流ポンプ42の性能によっては、塗料送流ポンプ42のみでZRPが循環し、圧力調整弁5が不要な場合もあるが、この時も同様にジンクリッチペイント用塗装装置とする。
続いて第3考案は、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中のいずれかの場合に、ジンクリッチペイントを循環させることを任意に選択できる第1考案又は第2考案のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置である。
塗料流入口23と塗料返流口25とを設けたエアスプレーガン21を使用し、塗料送流ポンプ42の押圧力と塗料返流管43に圧力調整弁5とを設け、その圧力差により、ZRP3をスプレー塗装中断中のみ循環させるか又は、常時循環させるかが決められる。塗料送流ポンプ42の押圧力と塗料返流管43に圧力調整弁5との圧力差は、その機器の性能だけでなく、ZRP3の溶剤等の成分、塗料送流管41、塗料返流管43の径や長さ等により影響される。なお、塗料送流ポンプだけでZRPを循環させる場合も同様である。
スプレー塗装する毎に塗料送流ポンプと圧力調整弁を調整することは手間がかかり、スプレー塗装中断時又は、スプレー塗装中であってもZRPを循環させるスイッチ等を付ければ作業効率が上がる。
一例として、塗料送流ポンプ42の押圧力と塗料返流管43の圧力調整弁5との圧力差を測り、引金のセンサ、ZRPの流量計のセンサと連絡する等をした制御機器によりスプレー塗装中断時のみZRPを循環させるか、スプレー塗装中であっても循環させるか任意の選択ができる。なお、上記は一例に過ぎず、その機能を達成すれば足り、方法等は問わない。
スプレー塗装する毎に塗料送流ポンプと圧力調整弁を調整することは手間がかかり、スプレー塗装中断時又は、スプレー塗装中であってもZRPを循環させるスイッチ等を付ければ作業効率が上がる。
一例として、塗料送流ポンプ42の押圧力と塗料返流管43の圧力調整弁5との圧力差を測り、引金のセンサ、ZRPの流量計のセンサと連絡する等をした制御機器によりスプレー塗装中断時のみZRPを循環させるか、スプレー塗装中であっても循環させるか任意の選択ができる。なお、上記は一例に過ぎず、その機能を達成すれば足り、方法等は問わない。
続いて第4考案は、金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料についても使用する第1考案から第3考案のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置である。
ジンクリッチペイントだけでなく、鉛系防錆顔料、酸化鉄系防錆顔料等の金属粉や金属以外の着色顔料等として使用される固形物粉を含む沈殿性塗料は多数使用されている。こうした沈殿性塗料にも金属粉等の沈殿付着を防ぐため第1考案の塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアスプレーガン及び第2考案又は第3考案のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置を利用することができる。
そこで、第4考案ではジンクリッチペイントだけでなく、金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料についても第1考案から第3考案が利用できるため、第1考案から第3考案の保護範囲を拡大するものである。
そこで、第4考案ではジンクリッチペイントだけでなく、金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料についても第1考案から第3考案が利用できるため、第1考案から第3考案の保護範囲を拡大するものである。
続いて第5考案は、手動用エアレススプレーガンによるジンクリッチペイントの塗装において、塗料流入口と塗料返流口とを設けた手動用エアレススプレーガンを使用し、塗料缶と該手動用エアレススプレーガンの塗料流入口との間に塗料送流ポンプを設け、更に該手動用エアレススプレーガンと塗料缶の間に圧力調整弁を設け、該塗料送流ポンプの押圧力と該圧力調整弁との圧力差により、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であってもジンクリッチペイントを塗料缶から手動用エアレススプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアレススプレーガンに、更に手動用エアレススプレーガンから手動用エアレススプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させるジンクリッチペイント用塗装装置である。
第1考案から第4考案はエアスプレーガンに関する考案であり、第5考案から第8考案まではエアレススプレーガンに関する考案である。
エアレススプレーは,前述のように圧縮空気を用いることなく、プランジャポンプやダイヤフラムポンプといった塗料送流ポンプを用いて,塗料に直接高圧力を加え、スプレーガン先端の細孔から噴射した時,急激な圧力変化による微粒化(霧化)の原理を用い被塗物に塗装する。そのため送流ポンプによる塗料への押圧力はエアスプレーガンのときより強く、20から30MPaの高圧を加えるタイプもある。
エアレススプレーは,前述のように圧縮空気を用いることなく、プランジャポンプやダイヤフラムポンプといった塗料送流ポンプを用いて,塗料に直接高圧力を加え、スプレーガン先端の細孔から噴射した時,急激な圧力変化による微粒化(霧化)の原理を用い被塗物に塗装する。そのため送流ポンプによる塗料への押圧力はエアスプレーガンのときより強く、20から30MPaの高圧を加えるタイプもある。
図6にエアレススプレーガン2の概略図を示す。塗料送流ポンプ42により塗料缶4からZRP3が塗料流入口23を通りエアレススプレーガン22に送られる。パターン開き調整弁232により噴射塗料32の広さが調整され引金24を引くことにより塗料が噴射され被塗物が塗装される。
塗料として、ZRPを用いるとエアスプレーと同様に、スプレー塗装中断時には、ZRPの動きが止まり、亜鉛末が塗料缶内、塗料送流管内、エアレススプレーガンの塗料通路内に沈殿付着する。
そこで、エアレススプレーガンに塗料流入口とは別に塗料返流口を設け、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、塗料流入口から入ったZRPが塗料返流口へと送り、さらに塗料缶に送るようにしてZRPを循環させ、亜鉛末の沈殿付着を防ぐものである。
塗料として、ZRPを用いるとエアスプレーと同様に、スプレー塗装中断時には、ZRPの動きが止まり、亜鉛末が塗料缶内、塗料送流管内、エアレススプレーガンの塗料通路内に沈殿付着する。
そこで、エアレススプレーガンに塗料流入口とは別に塗料返流口を設け、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、塗料流入口から入ったZRPが塗料返流口へと送り、さらに塗料缶に送るようにしてZRPを循環させ、亜鉛末の沈殿付着を防ぐものである。
図7は、塗料流入口23と塗料返流口25とを設けたエアレススプレーガン22の概略図である。スプレーガン2には塗料流入口23を通り噴射されるまでの空隙があるが、その空隙に塗料返流口25を貫通させ、そこに塗料返流口ノズル251を付けるものである。そして、ZRPは塗料缶から該エアレススプレーガン22の塗料流入口23へ送られ、塗料返流口25を通り循環することが可能となる。
続いて第6考案は、手動用エアレススプレーガンの塗料返流口と塗料缶の間に設けた圧力調整弁を除去し、塗料缶と該手動用エアレススプレーガンの塗料流入口との間に設けた塗料送流ポンプの押圧力のみにより、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ジンクリッチペイントを塗料缶からエアレススプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアレススプレーガンに、更にエアレススプレーガンから手動用エアレススプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させる第5考案のジンクリッチペイント用塗装装置である。
エアレススプレーガンの塗料押圧力はエアスプレーガンに比べかなり高く、塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアレススプレーガンを使用している場合に、スプレー塗装を中断した時には、ZRPは塗料流入口から塗料返流口へと送られ循環する可能性はある。しかし、塗料送流管、塗料返流管等による水頭損失もあり、ZRPが循環しない場合もある。さらにスプレー塗装している場合でもZRPを循環したいときにはより以上の押圧力が必要である。そこで、塗料送流ポンプとは別に圧力調整弁を設け、送流ポンプと圧力調整弁との圧力差によりスプレー塗装中断時又は常時ZRPを循環するか決めるものである。
図8は、塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアスプレーガンを使用したジンクリッチペイント用塗装装置の構成図である。
塗料缶4内のZRP3は塗料送流ポンプ42により塗料送流管41を通り塗料流入口23と塗料返流口25とを設けた第5考案のエアレススプレーガン22に送られる。このスプレーガン22の引金24を引くと塗料であるZRP3が噴射し、被塗物が塗装される。ZRP3が噴射することにより塗料送流ポンプ42より送られたZRP3への押圧力は低下する。スプレー塗装を中断すると、塗料送流ポンプ42より送られたZRP3の押圧力は低下せず、そのままZRP3は塗料返流口25に送られる。しかし、前述のように、塗料送流管41、塗料返流管43等による水頭損失もあり、ZRP3が循環しない場合もある。そこで、塗料送流ポンプ42と圧力調整弁5とを設け、その圧力差を調整してZRP3を循環させる。さらに、スプレー塗装中であってもZRPを循環させるためにはより高い圧力差が必要である。送流ポンプ42とは別に圧力調整弁5を設け、ZRPを循環させ亜鉛末の沈殿付着を防ぐものである。
ZRP3の溶剤等の成分によっては、亜鉛末の均一性を維持するため、スプレー塗装中断時だけでなく常時ZRPの循環を必要とする場合があるためである。
ZRP3の溶剤等の成分によっては、亜鉛末の均一性を維持するため、スプレー塗装中断時だけでなく常時ZRPの循環を必要とする場合があるためである。
塗料送流ポンプ42の押圧力の調整だけで、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ZRPを循環することができる場合もあり、この場合には圧力調整弁は不要である。
塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアレススプレーガン22、塗料送流ポンプ42及び圧力調整弁5を塗料缶4に連結し、ZRP3を循環させる装置をジンクリッチペイント用塗装装置1とする。また、圧力調整弁5がない場合でも、同様にジンクリッチペイント用塗装装置1とする。
塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアレススプレーガン22、塗料送流ポンプ42及び圧力調整弁5を塗料缶4に連結し、ZRP3を循環させる装置をジンクリッチペイント用塗装装置1とする。また、圧力調整弁5がない場合でも、同様にジンクリッチペイント用塗装装置1とする。
続いて、第7考案は、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中のいずれかの場合に、ジンクリッチペイントを循環させることを任意に選択できる第5考案又は第6考案のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置である。
スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中でのZRPの循環は、塗料送流ポンプと圧力調整弁との圧力差、又は圧力調整弁が不要な場合には塗料送流ポンプの押圧力により決められるが、その都度、塗料送流ポンプと圧力調整弁を調整することは手間がかかる。そこで、スプレー塗装中断時又は、スプレー塗装中であってもZRPを循環させるかの選択機器を付けるものであり、第3考案と同趣旨である。
続いて、第8考案は、金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料についても使用する第5考案から第7考案のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置である。
第4考案と同様、ジンクリッチペイントだけでなく、金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料についても第5考案から第7考案が利用できるため、第5考案から第7考案の保護範囲を拡大するものである。
本考案の塗料流入口と塗料返流口とを設けたスプレーガンは、ジンクリッチペイントに代表される金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料をスプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても循環させることができ、金属粉や金属以外の固形物粉の沈殿付着を防止することが可能となり、スプレー塗装すると、亜鉛末等の固形物粉の成分が均一な塗膜が生じ耐食性等が向上する効果がある。
以下に本考案の実施例を示す。
図1は、エアスプレーガン2の図であり、図9は、塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアスプレーガン22の試作品の写真図である。図10は、ノズル251を装着した写真図である。
図10の試作品を、塗料缶にZRPを入れ、塗料送流ポンプの圧力を最大値近くまでしたところ圧力調整弁がなくとも、スプレー塗装中であってもZRPは循環した。また、当然ではあるが、スプレー塗装中断中にはZRPは循環した。
金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料に均一に固形物粉が拡散した塗膜が形成でき、特にジンクリッチペイントでは亜鉛末が均一に拡散した塗膜が形成でき、耐食性が向上し需要が期待される。
1 ZRP用塗装装置
2 スプレーガン
21 塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアスプレーガン
211 エア 212 エア流入口 213 エア量調整弁
22 塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアレススプレーガン
23 塗料流入口 231 塗料噴出量調整弁 232 パターン開き調整弁
24 引金 241 引金位置センサ
25 塗料返流口 251 塗料返流口ノズル
3 塗料(ジンクリッチペイント)
31 塗料(ジンクリッチペイント)とエアの混合噴霧
32 噴射塗料(噴射ジンクリッチペイント)
4 塗料缶 41 塗料送流管 42 塗料送流ポンプ 43 塗料返流管
5 圧力調整弁
6 エアコンプレッサー
2 スプレーガン
21 塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアスプレーガン
211 エア 212 エア流入口 213 エア量調整弁
22 塗料流入口と塗料返流口とを設けたエアレススプレーガン
23 塗料流入口 231 塗料噴出量調整弁 232 パターン開き調整弁
24 引金 241 引金位置センサ
25 塗料返流口 251 塗料返流口ノズル
3 塗料(ジンクリッチペイント)
31 塗料(ジンクリッチペイント)とエアの混合噴霧
32 噴射塗料(噴射ジンクリッチペイント)
4 塗料缶 41 塗料送流管 42 塗料送流ポンプ 43 塗料返流管
5 圧力調整弁
6 エアコンプレッサー
Claims (8)
- 手動用エアスプレーガンによるジンクリッチペイントの塗装において、塗料流入口と塗料返流口とを設けた手動用エアスプレーガンを使用し、塗料缶と該手動用エアスプレーガンの塗料流入口との間に塗料送流ポンプを設け、更に該手動用エアスプレーガンの塗料返流口と塗料缶との間に圧力調整弁を設け、該塗料送流ポンプの押圧力と該圧力調整弁との圧力差により、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ジンクリッチペイントを塗料缶から手動用エアスプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアスプレーガンに、更に手動用エアスプレーガンから手動用エアスプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させるジンクリッチペイント用塗装装置。
- 手動用エアスプレーガンの塗料返流口と塗料缶の間に設けた圧力調整弁を除去し、塗料缶と該手動用エアスプレーガンの塗料流入口との間に設けた塗料送流ポンプの押圧力のみにより、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ジンクリッチペイントを塗料缶から手動用エアスプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアスプレーガンに、更に手動用エアスプレーガンから手動用エアスプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させる請求項1のジンクリッチペイント用塗装装置。
- スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中のいずれかの場合に、ジンクリッチペイントを循環させることを任意に選択できる請求項1又は請求項2のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置。
- 金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料についても使用する請求項1から請求項3のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置。
- 手動用エアレススプレーガンによるジンクリッチペイントの塗装において、塗料流入口と塗料返流口とを設けた手動用エアレススプレーガンを使用し、塗料缶と該手動用エアレススプレーガンの塗料流入口との間に塗料送流ポンプを設け、更に該手動用エアレススプレーガンと塗料缶の間に圧力調整弁を設け、該塗料送流ポンプの押圧力と該圧力調整弁との圧力差により、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であってもジンクリッチペイントを塗料缶から手動用エアレススプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアレススプレーガンに、更に手動用エアレススプレーガンから手動用エアレススプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させるジンクリッチペイント用塗装装置。
- 手動用エアレススプレーガンの塗料返流口と塗料缶の間に設けた圧力調整弁を除去し、塗料缶と該手動用エアレススプレーガンの塗料流入口との間に設けた塗料送流ポンプの押圧力のみにより、スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中であっても、ジンクリッチペイントを塗料缶からエアレススプレーガンの塗料流入口を通り手動用エアレススプレーガンに、更にエアレススプレーガンから手動用エアレススプレーガンの塗料返流口を通り塗料缶に循環させる請求項5のジンクリッチペイント用塗装装置。
- スプレー塗装中断時又はスプレー塗装中のいずれかの場合に、ジンクリッチペイントを循環させることを任意に選択できる請求項5又は請求項6のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置。
- 金属粉や金属以外の固形物粉を含む沈殿性塗料についても使用する請求項5から請求項7のいずれかのジンクリッチペイント用塗装装置。
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JP2017005477U JP3214936U (ja) | 2017-12-04 | 2017-12-04 | ジンクリッチペイント用循環スプレーガン |
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JP2017000012 Continuation | 2017-01-03 |
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JP (1) | JP3214936U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111022105A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-04-17 | 江西维尔安石环保科技有限公司 | 生物液膜综合矿山抑尘系统及装置 |
-
2017
- 2017-12-04 JP JP2017005477U patent/JP3214936U/ja active Active
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