JPH05168582A - 食器洗い機の運転方法 - Google Patents

食器洗い機の運転方法

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JPH05168582A
JPH05168582A JP34061391A JP34061391A JPH05168582A JP H05168582 A JPH05168582 A JP H05168582A JP 34061391 A JP34061391 A JP 34061391A JP 34061391 A JP34061391 A JP 34061391A JP H05168582 A JPH05168582 A JP H05168582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
temperature
water
cleaning
protein
Prior art date
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Pending
Application number
JP34061391A
Other languages
English (en)
Inventor
智子 ▲吉▼村
Tomoko Yoshimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP34061391A priority Critical patent/JPH05168582A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器洗い機の運転方法において、予洗い行程
の洗浄時間と洗浄温度が不十分なためにおこる予洗い行
程の洗浄力の弱さを解決し、予洗い行程の洗浄力向上を
目的とする。 【構成】 予洗い行程の洗浄温度をタンパク質の変性温
度以下の範囲まで上昇させ、予洗い行程において御飯粒
のようなデンプン汚れを膨潤させることができ、卵のよ
うなタンパク質汚れが凝固し始める前に洗浄することが
できるので、予洗い行程における洗浄力を向上させるこ
とができる優れた食器洗い機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器洗い機の運転方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食器洗い機は、予洗い行程での洗
浄力を高めるよう要望が高まってきている。
【0003】以下に従来の食器洗い機について説明す
る。図1(実施例と共用)は従来の食器洗い機の構成を
示すものである。図1において1は食器類2を収納し底
部に洗浄水を溜める洗浄槽、3は洗浄槽1内の洗浄水を
加熱するためのヒーター、4は食器類2に向けて洗浄水
を噴射する洗浄ノズル、5は洗浄槽1に溜められた洗浄
水を吸い込み洗浄ノズル4に送り込む洗浄ポンプ、6は
洗浄水温を検知する温度制御装置9とヒーター3、洗浄
ポンプ5等を制御する制御装置、7は給水弁、8は洗剤
自動投入装置である。
【0004】以上の構成要素よりなる食器洗い機につい
て、以下各構成要素の関係と動作について説明する。予
洗い行程は本洗い行程の前に行われる。まず、制御装置
6により給水弁7が開いて給水を行い、洗浄槽1の底部
に所定量の洗浄水が溜まると洗浄ポンプ5が運転され
る。洗浄水は洗浄ノズル4から噴射され食器類2を洗浄
した後再び洗浄槽1の底部に溜まり、これを繰り返す。
予洗い行程は図4に示すように、ヒーター3が通電され
ないままt分間行われその洗浄水温は常温である。予洗
い行程の洗浄水が洗浄槽外へ排出された後、給水弁7が
開いて給水を行い洗浄槽1の底部に所定量の洗浄水が溜
まり、洗浄ポンプが運転されると同時に洗剤自動投入装
置が作動し本洗い行程を開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の食器洗い機では、予洗い行程の洗浄時間と洗浄水温
の上昇が不十分なために、予洗い行程で洗浄できる汚れ
の量が極めて少なく、ほとんどの汚れを本洗い行程で洗
浄しなければならないという問題点があった。また、長
時間放置され食器表面上に強く固着した汚れは本洗い行
程だけでは完全に洗浄できないという問題点を有してい
た。
【0006】本発明は上記の従来の問題点を解決するも
ので、予洗い行程における洗浄力の向上と、こびりつき
汚れの洗浄力向上を行った食器洗い機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の食器洗い機の運転方法は、予洗い行程の洗浄
水温をタンパク質の変性温度以下の範囲まで上昇させる
ものである。
【0008】また、予洗い行程開始時に洗剤を投入し、
洗浄水温を洗剤酵素活性温度以上でタンパク質の変性温
度以下の範囲まで上昇させるものである。
【0009】
【作用】この運転方法によって、予洗い行程の洗浄温度
をタンパク質の変性温度以下の範囲までに上昇させるの
で予洗い行程において御飯粒のようなデンプン汚れを膨
潤させることができ、卵のようなタンパク質汚れが凝固
しはじめる前に洗浄することができるので予洗い行程に
おける洗浄力を向上させることができる。
【0010】また、予洗い行程へも洗剤を投入し予洗い
行程の洗浄温度を洗剤酵素活性温度以上でタンパク質の
変性温度以下の範囲までに上昇させるので一晩放置され
た汚れ電子レンジ等による加熱により食器表面へ固着し
た汚れの一部を本洗い行程に入る前に洗浄することがで
きる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、機構部品の基本構成につい
ては従来例と同様であり説明を省略する。
【0012】図1を用いて食器洗い機の運転方法を説明
する。まず、給水弁7が開いて給水を行い洗浄槽1の底
部に所定量の洗浄水が溜まると洗浄ポンプ5が運転され
予洗い行程を開始する。洗浄水は洗浄ノズル4から噴射
され食器類2を洗浄した後再び洗浄槽1の底部に溜ま
り、これを繰り返す。そして、図2に示すように洗浄水
温がタンパク質の変性温度以下のT1に達すると温度制
御装置9により予洗い行程を終了し洗浄水を洗浄槽外へ
排出する。その後再び給水弁7が開いて給水を行い洗浄
槽1の底部に所定量の洗浄水が溜まり、洗浄ポンプが運
転させると同時に洗剤投入装置8が作動し本洗い行程を
開始する。
【0013】以上のように本実施例によれば、予洗い行
程の洗浄水温をT1まで上昇させることにより御飯粒の
ようなデンプン汚れを膨潤させることができ、卵のよう
なタンパク汚れが凝固し始める前に洗浄することができ
る。
【0014】なお、タンパク質の変性温度は変性時の状
態にもよるが50℃以上で凝固し始めると考えられるの
で、本実施例では製品のばらつき等を考慮してT1を4
5℃と設定した。
【0015】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、機構部品
の基本構成については従来例と同様であり説明を省略す
る。
【0016】図1を用いて食器洗い機の運転方法を説明
する。所定量の洗剤を投入した後運転を開始させると、
まず給水弁7が開いて給水を行い洗浄槽1の底部に所定
量の洗浄水が溜まると洗浄ポンプ5が運転され予洗い行
程を開始する。洗浄水は洗浄ノズル4から噴射され食器
類2を洗浄した後再び洗浄槽1の底部に溜まり、これを
繰り返す。そして、図3に示すように洗浄水温が洗剤活
性温度以上でタンパク質の変性温度以下の範囲の温度T
2に達すると温度制御装置9により予洗い行程を終了し
洗浄水を洗浄槽外へ排出する。その後再び給水弁7が開
いて給水を行い洗浄槽1の底部に所定量の洗浄水が溜ま
り、洗浄ポンプが運転させると同時に洗剤投入装置8が
作動し本洗い行程を開始する。
【0017】以上のように本実施例によれば、予洗い行
程へも洗剤を投入し予洗い行程の洗浄温度を洗剤酵素活
性温度以上でタンパク質の変性温度以下の範囲までに上
昇させるので一晩放置させた汚れや電子レンジ等による
加熱により食器表面へ固着した汚れの一部を本洗い行程
に入る前に洗浄できる。実施例1の場合と同様にT2は
50℃以上に上昇しないように設定した。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、予洗い行程の洗浄温度を所定温度まで上昇さ
せることにより、予洗い行程において御飯粒のようなデ
ンプン汚れを膨潤させることができ、卵のようなタンパ
ク汚れが凝固し始める前に洗浄することができるので予
洗い行程における洗浄力を向上させることができるもの
である。
【0019】また、予洗い行程へも洗剤を投入し、予洗
い行程の洗浄温度を所定温度まで上昇させるので電子レ
ンジ等による加熱により食器表面へ固着した汚れの一部
を本洗い行程に入る前に洗浄することができる優れた食
器洗い機を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における食器洗い機の断
面図
【図2】同食器洗い機の予洗い行程および本洗い行程に
おける洗浄水の温度と時間の関係図
【図3】同食器洗い機の予洗い行程および本洗い行程に
おける洗浄水の温度と時間の関係図
【図4】従来の食器洗い機の予洗い行程および本洗い行
程における洗浄水の温度と時間の関係図
【符号の説明】
3 ヒーター 5 洗浄ポンプ 6 制御装置 9 温度制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水を加熱するヒーターと、洗浄水を食
    器に噴射する洗浄ポンプと、洗浄水温を検知する温度制
    御装置と、前記ヒーター、前記洗浄ポンプを制御し、予
    洗い、本洗いの行程を進行させる制御装置を備え、予洗
    いの行程における洗浄水温を、所定温度まで上昇させる
    ようにした食器洗い機の運転方法。
  2. 【請求項2】予洗い行程開始時および本洗い洗浄行程開
    始時に洗剤を投入するようにした請求項1記載の食器洗
    い機の運転方法。
JP34061391A 1991-12-24 1991-12-24 食器洗い機の運転方法 Pending JPH05168582A (ja)

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