JPH0516806U - 道路または庭用ブロツク - Google Patents
道路または庭用ブロツクInfo
- Publication number
- JPH0516806U JPH0516806U JP7098691U JP7098691U JPH0516806U JP H0516806 U JPH0516806 U JP H0516806U JP 7098691 U JP7098691 U JP 7098691U JP 7098691 U JP7098691 U JP 7098691U JP H0516806 U JPH0516806 U JP H0516806U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road
- block
- base material
- garden
- cobblestone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】玉砂利の高級感を有し、かつ施工や補修も容易
であり、加えて水はけが良好で歩きやすく耐久性のある
道路または庭用のブロックを提供する。 【構成】 上下に貫通部を設けたモルタルまたはコンク
リートよりなる基材上面に概ね直径3〜6mmの大きさ
の玉石からなる玉石層を一体に形成してなる。
であり、加えて水はけが良好で歩きやすく耐久性のある
道路または庭用のブロックを提供する。 【構成】 上下に貫通部を設けたモルタルまたはコンク
リートよりなる基材上面に概ね直径3〜6mmの大きさ
の玉石からなる玉石層を一体に形成してなる。
Description
【0001】
この考案は道路または庭用のブロックに関する。
【0002】
一般に、舗道や庭園または建物の玄関まわりなどを舗装するために、コンクリ ートブロックや玉砂利などが敷設されることがある。
【0003】 しかしながら、前者のコンクリートブロックにあっては、安価で施工も容易で あるものの、今一つ高級感を満たすことができない。
【0004】 一方、後者の玉砂利は高級感を有しているが、敷設部分に土入れを行ったあと 玉砂利材を敷き詰めるため施工に手間がかかっていた。さらに、かかる玉砂利は 雨後に水溜まりができやすく、また、歩行の際の安定感に乏しいため歩きにくか った。加えて、長年の使用にわたっては玉砂利が散逸することがあり、随時その 補給をする必要があった。
【0005】
この考案は、上記した問題点に鑑み提案されたものであって、玉砂利の高級感 を有し、かつ施工や補修も容易であり、加えて水はけが良好で歩きやすく耐久性 のある道路または庭用のブロックを提供しようとするものである。
【0006】
すなわち、この考案は、上下に貫通部を設けたモルタルまたはコンクリートよ りなる基材上面に概ね直径3〜6mmの大きさの玉石からなる玉石層を一体に形 成してなることを特徴とする道路または庭用ブロックに係る。
【0007】
【実施例】 以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の道路または庭用ブロックの一例を示す斜視図、図2は玉石層 の拡大断面図、図3は図1に示された道路または庭用ブロックの断面図、図4は 基材の一例を示す斜視図、図5はその他の例を示す斜視図、図6はこの考案のブ ロックを製造例を示す断面図、図7はこの考案の道路または庭用ブロックの施工 例を示す断面図である。
【0008】 図1および図3に示されるように、この考案の道路または庭用ブロック10は 基材11の上面13に玉石層12が一体に形成されている。
【0009】 基材11は公知のモルタルまたはコンクリートなどが適当な大きさの四角形状 に形成されていて、上下に貫通する貫通部14,14を有している。 前記基材11の厚みは60mm〜70mmで、舗道用ブロックや透水性ブロッ クなどを用いることも可能である。
【0010】 前記貫通部14はブロック10表面に溜まった雨水などを土中へ通過させるた めのもので、前記基材11の大きさによって適宜の大きさおよび個数を形成する ことができる。
【0011】 玉石層12は公知の玉砂利などの玉石15よりなり、前記基材11の上面およ び前記貫通部14,14内に一体に形成されている。この玉石層12の厚みは1 5mm〜20mmである。 この玉石15の大きさは概ね直径3mm〜6mmに形成されている。 前記玉石15の大きさが3mm未満では玉砂利の風合いが得られにくく、6m mより大きい場合では後述するバインダー層による玉石15間の接合が困難であ る。
【0012】 前記玉石15の表面はエポキシ樹脂などからなるバインダー層16が形成され ていて、各玉石15をその合接部17においてのみ互いに接合するとともに、該 玉石15の間に適度な空隙19を形成する。雨水などはこの空隙19を通って前 記貫通部14を通過し土中に排出される。
【0013】 図4および図5にこの考案に用いられる基材の例を示す。 図4に示される基材21は縦300mm×横300mmの正方形に形成されて いて、上下に貫通する4つの貫通部24,24,24,24を有している。
【0014】 図5に示される基材31は縦600mm×横300mmの長方形に形成されて いる。符号34,34は貫通部である。
【0015】 この道路または庭用ブロックの製法例を図6に示す。 まず、成形するブロックの形状を規定する型50内に貫通部44を有するコン クリートなどの基材41が配される。 次に、直径が概ね3mm〜6mmの玉砂利にエポキシ樹脂などを添加、混合し てその周囲にバインダー層46を形成した玉石45を前記型50の基材41上面 および前記貫通部44内に導入する。そして、前記玉石45の合接部47におい てのみ互いに接合した玉石層42を一体に形成する。
【0016】 このようにして得られたブロック40は、図7に図示したように、所望の枚数 が土面55に前記基材41部分を埋め込まれ、必要に応じてコンクリート材など で補強されて敷設される。
【0017】
以上図示し説明したように、この考案によれば、施工も簡単で補修も容易であ るとともに、高級な玉砂利の風合いを有する道路または庭用ブロックを提供する ことができる。 また、基材が貫通部を有しているとともに、玉石層が適度の空隙を有している ので、水はけに優れ雨後に水たまりができることがなく歩行の際の安定感にも優 れている。 そして、玉石層は散逸することがないので耐久年数も長く、いつまでも玉砂利 の高級感が維持できる道路または庭用ブロックを提供することができる。
【図1】この考案の道路または庭用ブロックの一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】玉石層の拡大断面図である。
【図3】図1に示された道路または庭用ブロックの断面
図である。
図である。
【図4】基材の一例を示す斜視図である。
【図5】その他の例を示す斜視図である。
【図6】この考案のブロックを製造例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】この考案の道路または庭用ブロックの施工例を
示す断面図である。
示す断面図である。
10 道路または庭用ブロック 11 基材 12 玉石層 14 貫通部 15 玉石 16 バインダー層
Claims (2)
- 【請求項1】 上下に貫通部を設けたモルタルまたはコ
ンクリートよりなる基材上面に概ね直径3〜6mmの大
きさの玉石からなる玉石層を一体に形成してなることを
特徴とする道路または庭用ブロック。 - 【請求項2】 請求項1において、玉石層の各玉石がそ
の合接部においてのみ互いに接合されている道路または
庭用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098691U JPH0516806U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 道路または庭用ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098691U JPH0516806U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 道路または庭用ブロツク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516806U true JPH0516806U (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13447368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7098691U Pending JPH0516806U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 道路または庭用ブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516806U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101288714B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2013-07-22 | 한국토형와전 주식회사 | 친환경 투수 블록 제작방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247204B2 (ja) * | 1984-12-14 | 1990-10-18 | Tatsuyama Shoji Kk | Shiitokabaanoseizohoho |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP7098691U patent/JPH0516806U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247204B2 (ja) * | 1984-12-14 | 1990-10-18 | Tatsuyama Shoji Kk | Shiitokabaanoseizohoho |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101288714B1 (ko) * | 2010-10-01 | 2013-07-22 | 한국토형와전 주식회사 | 친환경 투수 블록 제작방법 |
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