JPH05167874A - Ｃｒｔ画面における画像表示制御方法 - Google Patents
Ｃｒｔ画面における画像表示制御方法Info
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- JPH05167874A JPH05167874A JP33486091A JP33486091A JPH05167874A JP H05167874 A JPH05167874 A JP H05167874A JP 33486091 A JP33486091 A JP 33486091A JP 33486091 A JP33486091 A JP 33486091A JP H05167874 A JPH05167874 A JP H05167874A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示装置画面のどのような使用状態の時に
も、固定画像による表示装置画面の焼き付きを防止し
て、ＣＲＴの寿命を延ばす。 【構成】 表示装置画面上に予め画像表示領域を設定し
ておき、その領域内に表示させた一つの固定画像の連続
表示時間が、予め規定した時間を経過した場合には（Ｓ
−１）、上記表示装置画面上の画像表示領域をいずれか
の方向へ移動させて（Ｓ−３）、画面更新を行う（Ｓ−
４）。これにより固定画像の表示装置画面上での表示位
置を移動させる。この画像表示制御方法によれば、一つ
の固定画像を表示装置画面上の同じ位置に規定時間以上
連続的に表示させることがなく、よって固定画像による
表示装置画面の焼き付きを防止することが可能となる。
しかも全ての表示画像が制御対象となるため、表示装置
画面のどのような使用状態の時にも、固定画像による表
示装置画面の焼き付きを防止することができる。
も、固定画像による表示装置画面の焼き付きを防止し
て、ＣＲＴの寿命を延ばす。 【構成】 表示装置画面上に予め画像表示領域を設定し
ておき、その領域内に表示させた一つの固定画像の連続
表示時間が、予め規定した時間を経過した場合には（Ｓ
−１）、上記表示装置画面上の画像表示領域をいずれか
の方向へ移動させて（Ｓ−３）、画面更新を行う（Ｓ−
４）。これにより固定画像の表示装置画面上での表示位
置を移動させる。この画像表示制御方法によれば、一つ
の固定画像を表示装置画面上の同じ位置に規定時間以上
連続的に表示させることがなく、よって固定画像による
表示装置画面の焼き付きを防止することが可能となる。
しかも全ての表示画像が制御対象となるため、表示装置
画面のどのような使用状態の時にも、固定画像による表
示装置画面の焼き付きを防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＲＴ（陰極線管）の
画面上にコンピュータの出力データ等、文字や図形の画
像を表示させる制御方法、特にそのＣＲＴ画面上に固定
画像、つまりパターンと表示位置とが一定の画像を表示
させる際の制御方法に関する。
画面上にコンピュータの出力データ等、文字や図形の画
像を表示させる制御方法、特にそのＣＲＴ画面上に固定
画像、つまりパターンと表示位置とが一定の画像を表示
させる際の制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＲＴディスプレイを備えたパーソナル
コンピュータのなかには、電源をオンにして待機状態と
した際、例えば図３の平面図に示すように、ＣＲＴ画面
１上に、キーボード図形から成る待機状態表示画像２を
表示させるものがある。その際、ＣＲＴ画面１上の待機
状態表示画像２を約１秒ごとに間欠的に、しかも表示位
置をランダムに変えて表示させるように制御する。この
制御方法は、待機状態表示画像２のような一定パターン
の画像を、固定画像としてＣＲＴ画面１上の同じ位置に
長時間表示させると、ＣＲＴ画面１の焼き付きが起こ
り、ＣＲＴの寿命を縮めてしまうため、そのＣＲＴ画面
１の焼き付きを防止するものである。
コンピュータのなかには、電源をオンにして待機状態と
した際、例えば図３の平面図に示すように、ＣＲＴ画面
１上に、キーボード図形から成る待機状態表示画像２を
表示させるものがある。その際、ＣＲＴ画面１上の待機
状態表示画像２を約１秒ごとに間欠的に、しかも表示位
置をランダムに変えて表示させるように制御する。この
制御方法は、待機状態表示画像２のような一定パターン
の画像を、固定画像としてＣＲＴ画面１上の同じ位置に
長時間表示させると、ＣＲＴ画面１の焼き付きが起こ
り、ＣＲＴの寿命を縮めてしまうため、そのＣＲＴ画面
１の焼き付きを防止するものである。
【０００３】そして待機状態にあるコンピュータを、オ
ペレータがキーボードやマウスを操作することにより使
用状態に移行させると、そのコンピュータは上記待機状
態表示画像２を消して、ＣＲＴ画面１を、出力データの
文字や図形を表示する使用状態の画面に変える。
ペレータがキーボードやマウスを操作することにより使
用状態に移行させると、そのコンピュータは上記待機状
態表示画像２を消して、ＣＲＴ画面１を、出力データの
文字や図形を表示する使用状態の画面に変える。
【０００４】このように従来は、上記待機状態表示画像
２のような予め決められたパターンの画像に対しては、
その画像を固定画像としてＣＲＴ画面１上の同じ位置に
長時間連続的に表示させないように画像表示を制御し、
それによりＣＲＴ画面１の焼き付きを防止していた。
２のような予め決められたパターンの画像に対しては、
その画像を固定画像としてＣＲＴ画面１上の同じ位置に
長時間連続的に表示させないように画像表示を制御し、
それによりＣＲＴ画面１の焼き付きを防止していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の画像
表示制御方法では、ＣＲＴ画面１上に、出力データのよ
うな予めパターンの決められていない画像を表示させる
通常の使用状態の時には、固定画像によるＣＲＴ画面１
の焼き付きを防止するための制御は行わない。従って、
オペレータがコンピュータの操作を中断したり、データ
等の新たな出力がなくなった場合には、文字や図形から
成る一つの固定画像がＣＲＴ画面１上の同じ位置に長時
間連続的に表示されて、ＣＲＴ画面１の焼き付きが起こ
るという問題があった。
表示制御方法では、ＣＲＴ画面１上に、出力データのよ
うな予めパターンの決められていない画像を表示させる
通常の使用状態の時には、固定画像によるＣＲＴ画面１
の焼き付きを防止するための制御は行わない。従って、
オペレータがコンピュータの操作を中断したり、データ
等の新たな出力がなくなった場合には、文字や図形から
成る一つの固定画像がＣＲＴ画面１上の同じ位置に長時
間連続的に表示されて、ＣＲＴ画面１の焼き付きが起こ
るという問題があった。
【０００６】本発明は、上述のような問題を解決するた
めになされたもので、ＣＲＴ画面のどのような使用状態
の時にも、固定画像によるＣＲＴ画面の焼き付きを防止
して、ＣＲＴの寿命を延ばすことのできる画像表示制御
方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、ＣＲＴ画面のどのような使用状態
の時にも、固定画像によるＣＲＴ画面の焼き付きを防止
して、ＣＲＴの寿命を延ばすことのできる画像表示制御
方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像表示制御方法では、ＣＲＴ画面上
に予め画像表示領域を設定しておき、その画像表示領域
内に表示させた固定画像の連続表示時間が、予め規定し
た時間を経過した場合には、上記ＣＲＴ画面上の画像表
示領域を移動させることによって、上記固定画像のＣＲ
Ｔ画面上での表示位置を移動させる。
に、本発明に係る画像表示制御方法では、ＣＲＴ画面上
に予め画像表示領域を設定しておき、その画像表示領域
内に表示させた固定画像の連続表示時間が、予め規定し
た時間を経過した場合には、上記ＣＲＴ画面上の画像表
示領域を移動させることによって、上記固定画像のＣＲ
Ｔ画面上での表示位置を移動させる。
【０００８】
【作用】上記画像表示制御方法によれば、連続表示時間
が規定時間を経過した固定画像については、その表示位
置を移動させるため、一つの固定画像をＣＲＴ画面上の
同じ位置に規定時間以上連続的に表示させることがな
く、よって固定画像によるＣＲＴ画面の焼き付きを防止
することが可能となる。
が規定時間を経過した固定画像については、その表示位
置を移動させるため、一つの固定画像をＣＲＴ画面上の
同じ位置に規定時間以上連続的に表示させることがな
く、よって固定画像によるＣＲＴ画面の焼き付きを防止
することが可能となる。
【０００９】また、この画像表示制御方法では、ＣＲＴ
画面上に表示させる全ての画像に対し、それらを固定画
像としてＣＲＴ画面上の同じ位置に規定時間以上連続的
に表示させないように制御し得るため、ＣＲＴ画面のど
のような使用状態の時にも、固定画像によるＣＲＴ画面
の焼き付きを防止することができる。
画面上に表示させる全ての画像に対し、それらを固定画
像としてＣＲＴ画面上の同じ位置に規定時間以上連続的
に表示させないように制御し得るため、ＣＲＴ画面のど
のような使用状態の時にも、固定画像によるＣＲＴ画面
の焼き付きを防止することができる。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【００１１】図１は、本発明に係る画像表示制御方法を
説明するＣＲＴ画面の平面図、また図２は、本発明に係
る画像表示制御方法を説明するフローチャートである。
説明するＣＲＴ画面の平面図、また図２は、本発明に係
る画像表示制御方法を説明するフローチャートである。
【００１２】図１に示すように、本発明に係る画像表示
制御方法では、ＣＲＴ画面１上に、予め画像表示領域３
を設定しておく。この画像表示領域３は、コンピュータ
等、上記ＣＲＴ画面１の画像表示を制御する制御装置
（図示せず）に付加したファームウェアによって設定さ
れるものであり、その領域３の広さは、後述の如くＣＲ
Ｔ画面１上を移動して固定画像によるＣＲＴ画面１の焼
き付きを防止し得るように、しかもできるだけ広く設定
される。またこの画像表示領域３は、画像表示開始時に
はＣＲＴ画面１の中央に位置している。
制御方法では、ＣＲＴ画面１上に、予め画像表示領域３
を設定しておく。この画像表示領域３は、コンピュータ
等、上記ＣＲＴ画面１の画像表示を制御する制御装置
（図示せず）に付加したファームウェアによって設定さ
れるものであり、その領域３の広さは、後述の如くＣＲ
Ｔ画面１上を移動して固定画像によるＣＲＴ画面１の焼
き付きを防止し得るように、しかもできるだけ広く設定
される。またこの画像表示領域３は、画像表示開始時に
はＣＲＴ画面１の中央に位置している。
【００１３】そして上記制御装置は、上記ＣＲＴ画面１
上の画像表示領域３内に、コンピュータの出力データ
等、文字や図形から成るある一つの固定画像を表示させ
た際、その固定画像の連続表示時間を検出し、図２のフ
ローチャートに示すように、その一つの固定画像の連続
表示時間が、予め規定した時間を経過したかどうかを判
断する（ステップＳ−１）。この規定時間については、
固定画像によるＣＲＴ画面１の焼き付きを発生させない
範囲の、できるだけ長い時間、つまり後述する画像表示
領域３の移動の頻度が高くなってオペレータに違和感を
与えないような時間とする。
上の画像表示領域３内に、コンピュータの出力データ
等、文字や図形から成るある一つの固定画像を表示させ
た際、その固定画像の連続表示時間を検出し、図２のフ
ローチャートに示すように、その一つの固定画像の連続
表示時間が、予め規定した時間を経過したかどうかを判
断する（ステップＳ−１）。この規定時間については、
固定画像によるＣＲＴ画面１の焼き付きを発生させない
範囲の、できるだけ長い時間、つまり後述する画像表示
領域３の移動の頻度が高くなってオペレータに違和感を
与えないような時間とする。
【００１４】上記判断の結果、一つの固定画像の連続表
示時間が規定時間を経過していない場合には、現状どお
りの画面表示を続ける（Ｓ−２）。
示時間が規定時間を経過していない場合には、現状どお
りの画面表示を続ける（Ｓ−２）。
【００１５】一方、一つの固定画像の連続表示時間が規
定時間を経過した場合には、上記制御装置は上記ＣＲＴ
画面１上の画像表示領域３をいずれかの方向へ移動させ
て（Ｓ−３）、画面更新を行う（Ｓ−４）。この画像表
示領域３の移動量についても、オペレータに違和感を与
えないような量、例えば数ドット分とする。図１中に点
線で、移動後の画像表示領域３ａの一例を示した。
定時間を経過した場合には、上記制御装置は上記ＣＲＴ
画面１上の画像表示領域３をいずれかの方向へ移動させ
て（Ｓ−３）、画面更新を行う（Ｓ−４）。この画像表
示領域３の移動量についても、オペレータに違和感を与
えないような量、例えば数ドット分とする。図１中に点
線で、移動後の画像表示領域３ａの一例を示した。
【００１６】こうして画像表示領域３を移動させると、
それに伴って、固定画像のＣＲＴ画面１上での表示位置
が移動することになる。
それに伴って、固定画像のＣＲＴ画面１上での表示位置
が移動することになる。
【００１７】更に、移動させた同一固定画像の連続表示
時間が上記規定時間を経過した場合には、上記移動後の
画像表示領域３ａを再びいずれかの方向へ移動させて画
面更新を行い、それにより同一固定画像の表示位置を再
び移動させる。そして、その同一固定画像の表示を続け
ている間は、その固定画像の表示位置を規定時間ごとに
同じようにして少しずつ移動させる。この画像表示制御
は、上記制御装置に付加したファームウェアに従って自
動的に行われる。
時間が上記規定時間を経過した場合には、上記移動後の
画像表示領域３ａを再びいずれかの方向へ移動させて画
面更新を行い、それにより同一固定画像の表示位置を再
び移動させる。そして、その同一固定画像の表示を続け
ている間は、その固定画像の表示位置を規定時間ごとに
同じようにして少しずつ移動させる。この画像表示制御
は、上記制御装置に付加したファームウェアに従って自
動的に行われる。
【００１８】上述のように、本発明に係る画像表示制御
方法では、一つの固定画像の連続表示時間が予め規定し
た時間を経過した場合には、ＣＲＴ画面１上の画像表示
領域３を移動させることによって、固定画像のＣＲＴ画
面１上での表示位置を移動させる。このため、一つの固
定画像をＣＲＴ画面１上の同じ位置に規定時間以上連続
的に表示させることがなく、よってＣＲＴ画面１の焼き
付きを防止することができる。
方法では、一つの固定画像の連続表示時間が予め規定し
た時間を経過した場合には、ＣＲＴ画面１上の画像表示
領域３を移動させることによって、固定画像のＣＲＴ画
面１上での表示位置を移動させる。このため、一つの固
定画像をＣＲＴ画面１上の同じ位置に規定時間以上連続
的に表示させることがなく、よってＣＲＴ画面１の焼き
付きを防止することができる。
【００１９】しかもこの画像表示制御方法では、ＣＲＴ
画面１上に表示させる全ての画像に対し、それらを固定
画像としてＣＲＴ画面１上の同じ位置に規定時間以上連
続的に表示させないように制御し得るため、ＣＲＴ画面
１のどのような使用状態の時にも、固定画像によるＣＲ
Ｔ画面１の焼き付きを防止することができる。
画面１上に表示させる全ての画像に対し、それらを固定
画像としてＣＲＴ画面１上の同じ位置に規定時間以上連
続的に表示させないように制御し得るため、ＣＲＴ画面
１のどのような使用状態の時にも、固定画像によるＣＲ
Ｔ画面１の焼き付きを防止することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る画像
表示制御方法によれば、ＣＲＴ画面のどのような使用状
態の時にも、固定画像によるＣＲＴ画面の焼き付きを防
止することができ、その結果、ＣＲＴの寿命を延ばすこ
とができる。
表示制御方法によれば、ＣＲＴ画面のどのような使用状
態の時にも、固定画像によるＣＲＴ画面の焼き付きを防
止することができ、その結果、ＣＲＴの寿命を延ばすこ
とができる。
【図１】本発明に係る画像表示制御方法を説明するＣＲ
Ｔ画面の平面図である。
Ｔ画面の平面図である。
【図２】本発明に係る画像表示制御方法を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】従来の画像表示制御方法を説明するＣＲＴ画面
の平面図である。
の平面図である。
１ ＣＲＴ画面 ３，３ａ 画像表示領域
【手続補正書】
【提出日】平成４年７月３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 表示装置画面における画像表示制御方
法
法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＲＴ（陰極線管）の
画面上にコンピュータの出力データ等、文字や図形の画
像を表示させる制御方法、特にその表示装置画面上に固
定画像、つまりパターンと表示位置とが一定の画像を表
示させる際の制御方法に関する。
画面上にコンピュータの出力データ等、文字や図形の画
像を表示させる制御方法、特にその表示装置画面上に固
定画像、つまりパターンと表示位置とが一定の画像を表
示させる際の制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＲＴディスプレイを備えたパーソナル
コンピュータのなかには、電源をオンにして待機状態と
した際、例えば図３の平面図に示すように、表示装置画
面１上に、キーボード図形から成る待機状態表示画像２
を表示させるものがある。その際、表示装置画面１上の
待機状態表示画像２を約１秒ごとに間欠的に、しかも表
示位置をランダムに変えて表示させるように制御する。
この制御方法は、待機状態表示画像２のような一定パタ
ーンの画像を、固定画像として表示装置画面１上の同じ
位置に長時間表示させると、表示装置画面１の焼き付き
が起こり、ＣＲＴの寿命を縮めてしまうため、その表示
装置画面１の焼き付きを防止するものである。
コンピュータのなかには、電源をオンにして待機状態と
した際、例えば図３の平面図に示すように、表示装置画
面１上に、キーボード図形から成る待機状態表示画像２
を表示させるものがある。その際、表示装置画面１上の
待機状態表示画像２を約１秒ごとに間欠的に、しかも表
示位置をランダムに変えて表示させるように制御する。
この制御方法は、待機状態表示画像２のような一定パタ
ーンの画像を、固定画像として表示装置画面１上の同じ
位置に長時間表示させると、表示装置画面１の焼き付き
が起こり、ＣＲＴの寿命を縮めてしまうため、その表示
装置画面１の焼き付きを防止するものである。
【０００３】そして待機状態にあるコンピュータを、オ
ペレータがキーボードやマウスを操作することにより使
用状態に移行させると、そのコンピュータは上記待機状
態表示画像２を消して、表示装置画面１を、出力データ
の文字や図形を表示する使用状態の画面に変える。
ペレータがキーボードやマウスを操作することにより使
用状態に移行させると、そのコンピュータは上記待機状
態表示画像２を消して、表示装置画面１を、出力データ
の文字や図形を表示する使用状態の画面に変える。
【０００４】このように従来は、上記待機状態表示画像
２のような予め決められたパターンの画像に対しては、
その画像を固定画像として表示装置画面１上の同じ位置
に長時間連続的に表示させないように画像表示を制御
し、それにより表示装置画面１の焼き付きを防止してい
た。
２のような予め決められたパターンの画像に対しては、
その画像を固定画像として表示装置画面１上の同じ位置
に長時間連続的に表示させないように画像表示を制御
し、それにより表示装置画面１の焼き付きを防止してい
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の画像
表示制御方法では、表示装置画面１上に、出力データの
ような予めパターンの決められていない画像を表示させ
る通常の使用状態の時には、固定画像による表示装置画
面１の焼き付きを防止するための制御は行わない。従っ
て、オペレータがコンピュータの操作を中断したり、デ
ータ等の新たな出力がなくなった場合には、文字や図形
から成る一つの固定画像が表示装置画面１上の同じ位置
に長時間連続的に表示されて、表示装置画面１の焼き付
きが起こるという問題があった。
表示制御方法では、表示装置画面１上に、出力データの
ような予めパターンの決められていない画像を表示させ
る通常の使用状態の時には、固定画像による表示装置画
面１の焼き付きを防止するための制御は行わない。従っ
て、オペレータがコンピュータの操作を中断したり、デ
ータ等の新たな出力がなくなった場合には、文字や図形
から成る一つの固定画像が表示装置画面１上の同じ位置
に長時間連続的に表示されて、表示装置画面１の焼き付
きが起こるという問題があった。
【０００６】本発明は、上述のような問題を解決するた
めになされたもので、表示装置画面のどのような使用状
態の時にも、固定画像による表示装置画面の焼き付きを
防止して、ＣＲＴの寿命を延ばすことのできる画像表示
制御方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、表示装置画面のどのような使用状
態の時にも、固定画像による表示装置画面の焼き付きを
防止して、ＣＲＴの寿命を延ばすことのできる画像表示
制御方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像表示制御方法では、表示装置画面
上に予め画像表示領域を設定しておき、その画像表示領
域内に表示させた固定画像の連続表示時間が、予め規定
した時間を経過した場合には、上記表示装置画面上の画
像表示領域を移動させることによって、上記固定画像の
表示装置画面上での表示位置を移動させる。
に、本発明に係る画像表示制御方法では、表示装置画面
上に予め画像表示領域を設定しておき、その画像表示領
域内に表示させた固定画像の連続表示時間が、予め規定
した時間を経過した場合には、上記表示装置画面上の画
像表示領域を移動させることによって、上記固定画像の
表示装置画面上での表示位置を移動させる。
【０００８】
【作用】上記画像表示制御方法によれば、連続表示時間
が規定時間を経過した固定画像については、その表示位
置を移動させるため、一つの固定画像を表示装置画面上
の同じ位置に規定時間以上連続的に表示させることがな
く、よって固定画像による表示装置画面の焼き付きを防
止することが可能となる。
が規定時間を経過した固定画像については、その表示位
置を移動させるため、一つの固定画像を表示装置画面上
の同じ位置に規定時間以上連続的に表示させることがな
く、よって固定画像による表示装置画面の焼き付きを防
止することが可能となる。
【０００９】また、この画像表示制御方法では、表示装
置画面上に表示させる全ての画像に対し、それらを固定
画像として表示装置画面上の同じ位置に規定時間以上連
続的に表示させないように制御し得るため、表示装置画
面のどのような使用状態の時にも、固定画像による表示
装置画面の焼き付きを防止することができる。
置画面上に表示させる全ての画像に対し、それらを固定
画像として表示装置画面上の同じ位置に規定時間以上連
続的に表示させないように制御し得るため、表示装置画
面のどのような使用状態の時にも、固定画像による表示
装置画面の焼き付きを防止することができる。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【００１１】図１は、本発明に係る画像表示制御方法を
説明する表示装置画面の平面図、また図２は、本発明に
係る画像表示制御方法を説明するフローチャートであ
る。
説明する表示装置画面の平面図、また図２は、本発明に
係る画像表示制御方法を説明するフローチャートであ
る。
【００１２】図１に示すように、本発明に係る画像表示
制御方法では、表示装置画面１上に、予め画像表示領域
３を設定しておく。この画像表示領域３は、コンピュー
タ等、上記表示装置画面１の画像表示を制御する制御装
置（図示せず）に付加したファームウェアによって設定
されるものであり、その領域３の広さは、後述の如く表
示装置画面１上を移動して固定画像による表示装置画面
１の焼き付きを防止し得るように、しかもできるだけ広
く設定される。またこの画像表示領域３は、画像表示開
始時には表示装置画面１の中央に位置している。
制御方法では、表示装置画面１上に、予め画像表示領域
３を設定しておく。この画像表示領域３は、コンピュー
タ等、上記表示装置画面１の画像表示を制御する制御装
置（図示せず）に付加したファームウェアによって設定
されるものであり、その領域３の広さは、後述の如く表
示装置画面１上を移動して固定画像による表示装置画面
１の焼き付きを防止し得るように、しかもできるだけ広
く設定される。またこの画像表示領域３は、画像表示開
始時には表示装置画面１の中央に位置している。
【００１３】そして上記制御装置は、上記表示装置画面
１上の画像表示領域３内に、コンピュータの出力データ
等、文字や図形から成るある一つの固定画像を表示させ
た際、その固定画像の連続表示時間を検出し、図２のフ
ローチャートに示すように、その一つの固定画像の連続
表示時間が、予め規定した時間を経過したかどうかを判
断する（ステップＳ−１）。この規定時間については、
固定画像による表示装置画面１の焼き付きを発生させな
い範囲の、できるだけ長い時間、つまり後述する画像表
示領域３の移動の頻度が高くなってオペレータに違和感
を与えないような時間とする。
１上の画像表示領域３内に、コンピュータの出力データ
等、文字や図形から成るある一つの固定画像を表示させ
た際、その固定画像の連続表示時間を検出し、図２のフ
ローチャートに示すように、その一つの固定画像の連続
表示時間が、予め規定した時間を経過したかどうかを判
断する（ステップＳ−１）。この規定時間については、
固定画像による表示装置画面１の焼き付きを発生させな
い範囲の、できるだけ長い時間、つまり後述する画像表
示領域３の移動の頻度が高くなってオペレータに違和感
を与えないような時間とする。
【００１４】上記判断の結果、一つの固定画像の連続表
示時間が規定時間を経過していない場合には、現状どお
りの画面表示を続ける（Ｓ−２）。
示時間が規定時間を経過していない場合には、現状どお
りの画面表示を続ける（Ｓ−２）。
【００１５】一方、一つの固定画像の連続表示時間が規
定時間を経過した場合には、上記制御装置は上記表示装
置画面１上の画像表示領域３をいずれかの方向へ移動さ
せて（Ｓ−３）、画面更新を行う（Ｓ−４）。この画像
表示領域３の移動量についても、オペレータに違和感を
与えないような量、例えば数ドット分とする。図１中に
点線で、移動後の画像表示領域３ａの一例を示した。
定時間を経過した場合には、上記制御装置は上記表示装
置画面１上の画像表示領域３をいずれかの方向へ移動さ
せて（Ｓ−３）、画面更新を行う（Ｓ−４）。この画像
表示領域３の移動量についても、オペレータに違和感を
与えないような量、例えば数ドット分とする。図１中に
点線で、移動後の画像表示領域３ａの一例を示した。
【００１６】こうして画像表示領域３を移動させると、
それに伴って、固定画像の表示装置画面１上での表示位
置が移動することになる。
それに伴って、固定画像の表示装置画面１上での表示位
置が移動することになる。
【００１７】更に、移動させた同一固定画像の連続表示
時間が上記規定時間を経過した場合には、上記移動後の
画像表示領域３ａを再びいずれかの方向へ移動させて画
面更新を行い、それにより同一固定画像の表示位置を再
び移動させる。そして、その同一固定画像の表示を続け
ている間は、その固定画像の表示位置を規定時間ごとに
同じようにして少しずつ移動させる。この画像表示制御
は、上記制御装置に付加したファームウェアに従って自
動的に行われる。
時間が上記規定時間を経過した場合には、上記移動後の
画像表示領域３ａを再びいずれかの方向へ移動させて画
面更新を行い、それにより同一固定画像の表示位置を再
び移動させる。そして、その同一固定画像の表示を続け
ている間は、その固定画像の表示位置を規定時間ごとに
同じようにして少しずつ移動させる。この画像表示制御
は、上記制御装置に付加したファームウェアに従って自
動的に行われる。
【００１８】上述のように、本発明に係る画像表示制御
方法では、一つの固定画像の連続表示時間が予め規定し
た時間を経過した場合には、表示装置画面１上の画像表
示領域３を移動させることによって、固定画像の表示装
置画面１上での表示位置を移動させる。このため、一つ
の固定画像を表示装置画面１上の同じ位置に規定時間以
上連続的に表示させることがなく、よって表示装置画面
１の焼き付きを防止することができる。
方法では、一つの固定画像の連続表示時間が予め規定し
た時間を経過した場合には、表示装置画面１上の画像表
示領域３を移動させることによって、固定画像の表示装
置画面１上での表示位置を移動させる。このため、一つ
の固定画像を表示装置画面１上の同じ位置に規定時間以
上連続的に表示させることがなく、よって表示装置画面
１の焼き付きを防止することができる。
【００１９】しかもこの画像表示制御方法では、表示装
置画面１上に表示させる全ての画像に対し、それらを固
定画像として表示装置画面１上の同じ位置に規定時間以
上連続的に表示させないように制御し得るため、表示装
置画面１のどのような使用状態の時にも、固定画像によ
る表示装置画面１の焼き付きを防止することができる。
置画面１上に表示させる全ての画像に対し、それらを固
定画像として表示装置画面１上の同じ位置に規定時間以
上連続的に表示させないように制御し得るため、表示装
置画面１のどのような使用状態の時にも、固定画像によ
る表示装置画面１の焼き付きを防止することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る画像
表示制御方法によれば、表示装置画面のどのような使用
状態の時にも、固定画像による表示装置画面の焼き付き
を防止することができ、その結果、ＣＲＴの寿命を延ば
すことができる。
表示制御方法によれば、表示装置画面のどのような使用
状態の時にも、固定画像による表示装置画面の焼き付き
を防止することができ、その結果、ＣＲＴの寿命を延ば
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る画像表示制御方法を説明する表示
装置画面の平面図である。
装置画面の平面図である。
【図２】本発明に係る画像表示制御方法を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】従来の画像表示制御方法を説明する表示装置画
面の平面図である。
面の平面図である。
【符号の説明】 １ 表示装置画面 ３，３ａ 画像表示領域
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (1)
- 【請求項１】 ＣＲＴ画面上に予め画像表示領域を設定
しておき、その画像表示領域内に表示させた固定画像の
連続表示時間が、予め規定した時間を経過した場合に
は、上記ＣＲＴ画面上の画像表示領域を移動させること
によって、上記固定画像のＣＲＴ画面上での表示位置を
移動させることを特徴とするＣＲＴ画面における画像表
示制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33486091A JPH05167874A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | Ｃｒｔ画面における画像表示制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33486091A JPH05167874A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | Ｃｒｔ画面における画像表示制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167874A true JPH05167874A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18282032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33486091A Pending JPH05167874A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | Ｃｒｔ画面における画像表示制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167874A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2319448A (en) * | 1996-11-14 | 1998-05-20 | Daewoo Electronics Co Ltd | Protecting the phosphor screen of a CRT display by shifting the image |
| US8045004B2 (en) | 2006-02-14 | 2011-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Display signal control apparatus, and display signal control method |
| US8094194B2 (en) | 2005-12-27 | 2012-01-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and control method thereof |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP33486091A patent/JPH05167874A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2319448A (en) * | 1996-11-14 | 1998-05-20 | Daewoo Electronics Co Ltd | Protecting the phosphor screen of a CRT display by shifting the image |
| US8094194B2 (en) | 2005-12-27 | 2012-01-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display apparatus and control method thereof |
| US8045004B2 (en) | 2006-02-14 | 2011-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Display signal control apparatus, and display signal control method |
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