JPH04268597A - 情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文書等を印刷する印刷
装置の制御を行なう情報処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、情報処理装置は、スプールの技
術を用いて印刷装置を動作させて、文書等の印刷中に別
の作業（文書の作成等）を並行して行なうことができる
ようにしている。スプール機能を使用して印刷処理を行
なう場合、情報処理装置は、スプールの使用状況を表示
装置に表示してユーザに通知するようになっている。

【０００３】ところで、ＣＲＴ（Ｃａｔｈｏｄｅ−Ｒａ
ｙ　Ｔｕｂｅ）ディスプレイを表示装置として備えた情
報処理装置においては、キーボード等の入力装置から所
定時間、データ入力がなく表示内容の変更がない場合に
、画面を暗くすることによって画面の焼き付きを防止す
る機能を有するものがある。

【０００４】このようなことから、ＣＲＴディスプレイ
を備え、スプール機能によって印刷処理を実行させる情
報処理装置では、所定時間データ入力がない場合に、画
面を暗くするとスプールの使用状況を通知することがで
きず、スプールの使用状況を通知しようとすると画面を
焼付きする防止することができなくなってしまう。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このように従来の情報
処理装置では、スプール機能を使用して印刷処理を行な
う間に、焼付き防止のために画面を暗くすると、スプー
ルの使用状況が判らなくなってしまう。また、スプール
の使用状況を表示すると、その表示によって画面が焼付
くおそれがある。

【０００６】本発明は前記のような点に鑑みてなされた
もので、ＣＲＴディスプレイの画面の焼付きを防止する
と同時にスプールの使用状況を通知できる情報処理装置
を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、ＣＲＴディス
プレイを備え、印刷装置を制御する情報処理装置におい
て、前記印刷装置による印刷処理中に、所定時間、デー
タの入力がない場合に、前記ＣＲＴディスプレイの表示
画面を、印刷処理に関する情報の表示位置が順次変更さ
れる焼付き防止用の画面に変更する表示切替え手段を具
備したものである。

【０００８】

【作用】このような構成によれば、スプール機能を使っ
て印刷処理を行なう際に、表示すべき印刷処理に関する
情報（スプールの使用状況）が、焼付き防止用の画面中
で表示位置が順次変更されるため、この情報の表示によ
る画面の焼付きを防止することができる。

【０００９】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図１は同実施例に係わる情報処理装置の構成を
示すブロック図である。図１において、情報処理装置１
０は、後述する印刷装置１０の動作を制御するものであ
る。 情報処理装置１０は、制御部１２によって装置全体が制
御される。制御部１２には、ＣＲＴディスプレイ１４、
キーボード等によって構成される入力部１６が接続され
る。ＣＲＴディスプレイ１４には、ユーザに対して作業
内容やスプールの使用状況等を通知するための表示がさ
れる。入力部１６は、文書作成のための文字や印刷の開
始の指示を入力するためのものである。

【００１０】また、制御部１２には、後述する印刷装置
２０の制御を行なうための印刷制御部１２ａ、及び印刷
実行時のスプールの使用状況をＣＲＴディスプレイ１４
に表示させる制御を行なう表示切替え部１２ｂが設けら
れている。 印刷装置２０は、スプール機能を持ち、情報処理装置１
０から印刷実行が指示されると、情報処理装置１０にお
ける処理と関係なく印刷処理を実行するものである。次
に、同実施例の動作について、図２に示すフローチャー
トを参照しながら説明する。

【００１１】通常の状態において、制御部１２は、入力
部１６からデータの入力（キー入力）に応じた処理を行
ない、所定の画面をＣＲＴディスプレイ１４に表示させ
る（ステップＳ１〜Ｓ３）。ただし、制御部１２は、キ
ー入力されない時間を監視しており（ステップＳ４）、
所定時間キー入力がない場合に、表示切替え部１２ｂを
介してＣＲＴディスプレイの表示を焼付き防止用の画面
（詳細については後述する）に変更する（ステップＳ５
）。

【００１２】ここで、印刷装置２０によって例えば文書
の印刷を行なう場合について説明する。制御部１２は、
印刷制御部１２ａを介して、印刷装置２０に対して印刷
開始を指示すると共に、印刷する文書データ等を転送す
る。印刷装置２０は、スプール機能によって転送された
文書データ等に応じて印刷処理を実行する。印刷処理中
のスプールの使用状況は、ＣＲＴディスプレイ１４に表
示される。

【００１３】印刷処理中に入力部１６からのデータ入力
がない状態が所定時間以上となった場合には、制御部１
２は、表示切替え部１２ｂを介して、例えば図３に示す
ような焼付き防止用の画面に変更すると共に（ステップ
Ｓ５）、スプールの使用状況を、画面中の所定の位置に
表示する（ステップＳ６）。

【００１４】印刷処理中の焼付き防止用の画面は、図５
に示すように、スプールの使用状況（表示画面中の小領
域）のみが表示され、他の領域が無表示（暗い状態）に
される（図中斜線の領域）。

【００１５】制御部１２は、図５のような表示状態でキ
ー入力されない時間を監視し（ステップＳ７）、所定の
時間が経過したかを判断する（ステップＳ８）。キー入
力されない状態で所定時間が経過すると、制御部１２は
表示切替え部１２ｂを介して、スプールの使用状況を表
示するための小領域の位置を、例えば図４に示すように
所定の位置に変更する（ステップＳ９）。すなわち、ス
プールの使用状況の表示位置を変更することにより、こ
の表示が画面に焼付くことを防ぐ。

【００１６】キー入力されない状態がさらに所定時間経
過すると（ステップＳ６〜Ｓ８）、表示切替え部１２ｂ
は、例えば図４に示す状態から図５に示すように、スプ
ールの使用状況の表示位置を変更する（ステップＳ９）
。以下、表示位置を順次変更してスプールの使用状況を
表示する（図５の状態から図３の状態となる）。

【００１７】ところで、焼付き防止用の画面が表示され
た状態でキー入力されると（ステップＳ７）、制御部１
２は、キー入力に応じた処理を行なうと共に（ステップ
Ｓ３）、表示切替え部１２ｂを介してＣＲＴディスプレ
イ１４の表示を通常の画面に戻す（ステップＳ１）。

【００１８】このようにして、スプールによる印刷処理
中に、所定時間、入力部１６からキー入力が無く、画面
の変更が必要ない場合には、所定時間毎に表示位置が変
更されるスプールの使用状況のみを表示する焼付き防止
用の表示画面とすることにより、ＣＲＴディスプレイ１
４の画面の焼付きを防止できると共にスプールの使用状
況をユーザに通知することができる。

【００１９】なお、前記実施例においては、スプールの
使用状況の表示位置を所定時間毎に、各図（図３〜図５
）に示す所定位置に順次変更されるものとしたが、表示
位置の設定箇所はいくつであっても良い。また、所定位
置に変更されるものとしているがランダムに表示位置が
設定されても良い。

【００２０】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、スプール
機能を使った印刷処理中の焼付き防止用の画面中で、印
刷に関する情報（スプールの使用状況）の表示位置を順
次変更することによって、ＣＲＴディスプレイの画面焼
付きを防止すると同時にスプールの使用状況を通知する
ことが可能となるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係わる情報処理装置の構成
を示すブロック図。

【図２】ＣＲＴディスプレイ１４の表示状態の切替えを
説明するためのフローチャート。

【図３】焼付き防止用の表示画面の一例を示す図。

【図４】焼付き防止用の表示画面の一例を示す図。

【図５】焼付き防止用の表示画面の一例を示す図。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ＣＲＴディスプレイを備え、印刷装置
   を制御する情報処理装置において、前記印刷装置による
   印刷処理中に、所定時間、データの入力がない場合に、
   前記ＣＲＴディスプレイの表示画面を、印刷処理に関す
   る情報の表示位置が順次変更される焼付き防止用の画面
   に変更する表示切替え手段を具備したことを特徴とする
   情報処理装置。