JPH05167662A - トーン信号自動切換機能を備えた電話機 - Google Patents
トーン信号自動切換機能を備えた電話機Info
- Publication number
- JPH05167662A JPH05167662A JP35211591A JP35211591A JPH05167662A JP H05167662 A JPH05167662 A JP H05167662A JP 35211591 A JP35211591 A JP 35211591A JP 35211591 A JP35211591 A JP 35211591A JP H05167662 A JPH05167662 A JP H05167662A
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- Japan
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- tone signal
- dial pulse
- call
- telephone
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイヤル発呼に必要なダイヤルパルス信号の
出力モードと、電話の通話時に必要なトーン信号の出力
モードとの切換えを、容易に且つ電話使用に不具合を生
じさせない適切なタイミングで行わせる。 【構成】 ダイヤル発呼操作を行うためのテンキー2
と、通話の開始と通話の終了を検出する通話状態判別手
段1と、ダイヤルパルス信号とトーン信号を発生させる
ダイヤルパルス/トーン信号発生手段3と、通話状態判
別手段1が通話開始状態を検出したときには、上記ダイ
ヤルパルス/トーン信号発生手段3をトーン信号出力モ
ードに切換える一方、通話終了を検出したときには、上
記ダイヤルパルス/トーン信号発生手段3をダイヤルパ
ルス信号出力モードに切換設定する制御手段4とを備え
た構成である。
出力モードと、電話の通話時に必要なトーン信号の出力
モードとの切換えを、容易に且つ電話使用に不具合を生
じさせない適切なタイミングで行わせる。 【構成】 ダイヤル発呼操作を行うためのテンキー2
と、通話の開始と通話の終了を検出する通話状態判別手
段1と、ダイヤルパルス信号とトーン信号を発生させる
ダイヤルパルス/トーン信号発生手段3と、通話状態判
別手段1が通話開始状態を検出したときには、上記ダイ
ヤルパルス/トーン信号発生手段3をトーン信号出力モ
ードに切換える一方、通話終了を検出したときには、上
記ダイヤルパルス/トーン信号発生手段3をダイヤルパ
ルス信号出力モードに切換設定する制御手段4とを備え
た構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤルパルス回線に
使用される電話機の改良に関し、更に詳しくは通話状態
にあってはトーン信号を発信させることができるトーン
信号自動切換機能を備えた電話機に関する。
使用される電話機の改良に関し、更に詳しくは通話状態
にあってはトーン信号を発信させることができるトーン
信号自動切換機能を備えた電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電話による通信販売、各種テレホ
ンサービス(例えば所謂テレコン操作等)、及び留守番
電話機のリモートコントロール等、電話を利用した各種
サービスが普及しつつある。そして、これらのサービス
を受けるためには、殆どの場合は、プッシュホンのテン
キー操作により発生されるトーン信号を相手方に送出せ
ねばならないのが実情であり、一般のダイヤルパルス方
式の電話機では対応できない。
ンサービス(例えば所謂テレコン操作等)、及び留守番
電話機のリモートコントロール等、電話を利用した各種
サービスが普及しつつある。そして、これらのサービス
を受けるためには、殆どの場合は、プッシュホンのテン
キー操作により発生されるトーン信号を相手方に送出せ
ねばならないのが実情であり、一般のダイヤルパルス方
式の電話機では対応できない。
【0003】そこで、従来では、ダイヤルパルス方式の
電話機であっても、トーン信号を出力するための機能を
備えたものが開発されており、ダイヤル発呼時以外に
は、所定のスイッチキー操作によって電話機の信号出力
モードをトーン信号の出力モードに切換え可能に構成さ
れていた。即ち、従来では、例えば図4(a)に示すよ
うな電話機の操作キーの配列状態において、トーン信号
切換用の操作キーF1がテンキー20や他の操作用キー
群21とともに設けられており、同図(b)に示すよう
に、前記操作キー「F1」とテンキー「*」を操作する
ことにより、トーン信号の出力モードを選択設定し、そ
の後テンキー20を適当に操作して制御コマンドとなる
所望のトーン信号を出力させ得るようになっていた。
電話機であっても、トーン信号を出力するための機能を
備えたものが開発されており、ダイヤル発呼時以外に
は、所定のスイッチキー操作によって電話機の信号出力
モードをトーン信号の出力モードに切換え可能に構成さ
れていた。即ち、従来では、例えば図4(a)に示すよ
うな電話機の操作キーの配列状態において、トーン信号
切換用の操作キーF1がテンキー20や他の操作用キー
群21とともに設けられており、同図(b)に示すよう
に、前記操作キー「F1」とテンキー「*」を操作する
ことにより、トーン信号の出力モードを選択設定し、そ
の後テンキー20を適当に操作して制御コマンドとなる
所望のトーン信号を出力させ得るようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、ダイヤルパルス信号の出力モードとトー
ン信号の出力モードとの切換えを行うには、所定の特別
なキー操作をその都度行う必要があるために、そのキー
操作が面倒であり、又そのキー操作に過誤を生じ易く、
不便であった。また、近時の多機能化された電話機にあ
っては、余分な操作キーの存在は、必ずしも好ましいも
のではなく、電話機の使用利便性や外観体裁上等の種々
の観点からすれば、余分な操作キーを設けないようにす
ることが要請される。更に、従来では、トーン信号の送
出を行った後において、その信号出力モードを、トーン
信号出力モードから通常のダイヤルパルス信号の出力モ
ードに復帰させる操作を忘れると、次のダイヤル発呼を
ダイヤルパルス信号で行うことができないために、ダイ
ヤル回線では適正なダイヤル発呼ができなくなる等の不
具合も生じていた。
来のものでは、ダイヤルパルス信号の出力モードとトー
ン信号の出力モードとの切換えを行うには、所定の特別
なキー操作をその都度行う必要があるために、そのキー
操作が面倒であり、又そのキー操作に過誤を生じ易く、
不便であった。また、近時の多機能化された電話機にあ
っては、余分な操作キーの存在は、必ずしも好ましいも
のではなく、電話機の使用利便性や外観体裁上等の種々
の観点からすれば、余分な操作キーを設けないようにす
ることが要請される。更に、従来では、トーン信号の送
出を行った後において、その信号出力モードを、トーン
信号出力モードから通常のダイヤルパルス信号の出力モ
ードに復帰させる操作を忘れると、次のダイヤル発呼を
ダイヤルパルス信号で行うことができないために、ダイ
ヤル回線では適正なダイヤル発呼ができなくなる等の不
具合も生じていた。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、ダイヤル発呼に必要なダイヤルパルス信号の出力モ
ードと電話の通話時において必要なトーン信号の出力モ
ードとの切換えを、容易に且つ電話使用に不具合を生じ
させない適切なタイミングで行うことができる使用利便
性に優れたトーン信号自動切換機能を備えた電話機を提
供することを、その目的とする。
で、ダイヤル発呼に必要なダイヤルパルス信号の出力モ
ードと電話の通話時において必要なトーン信号の出力モ
ードとの切換えを、容易に且つ電話使用に不具合を生じ
させない適切なタイミングで行うことができる使用利便
性に優れたトーン信号自動切換機能を備えた電話機を提
供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1記載の本発明に係るトーン信号自
動切換機能を備えた電話機は、ダイヤル発呼操作を行う
ためのテンキーと、通話の開始と通話の終了を検出する
通話状態判別手段と、ダイヤルパルス信号とトーン信号
を発生させるダイヤルパルス/トーン信号発生手段と、
通話状態判別手段が通話開始状態を検出したときには、
上記ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をトーン信号
出力モードに切換える一方、通話終了を検出したときに
は、上記ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をダイヤ
ルパルス信号出力モードに切換設定する制御手段とを備
えた構成である。
に提案された請求項1記載の本発明に係るトーン信号自
動切換機能を備えた電話機は、ダイヤル発呼操作を行う
ためのテンキーと、通話の開始と通話の終了を検出する
通話状態判別手段と、ダイヤルパルス信号とトーン信号
を発生させるダイヤルパルス/トーン信号発生手段と、
通話状態判別手段が通話開始状態を検出したときには、
上記ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をトーン信号
出力モードに切換える一方、通話終了を検出したときに
は、上記ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をダイヤ
ルパルス信号出力モードに切換設定する制御手段とを備
えた構成である。
【0007】また、請求項2記載の本発明に係るトーン
信号自動切換機能を備えた電話機は、前記請求項1記載
の構成において、上記制御手段は、呼出信号を検知して
呼出ベルを出力する着呼検出回路が着呼を検出し且つそ
の後にフックスイッチが閉じられたときにも、更に上記
ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をトーン信号出力
モードに切換設定する構成とされている。
信号自動切換機能を備えた電話機は、前記請求項1記載
の構成において、上記制御手段は、呼出信号を検知して
呼出ベルを出力する着呼検出回路が着呼を検出し且つそ
の後にフックスイッチが閉じられたときにも、更に上記
ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をトーン信号出力
モードに切換設定する構成とされている。
【0008】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1記載の本発明に
係るトーン信号自動切換機能を備えた電話機では、先ず
ダイヤルパルス信号の出力モードにおいてダイヤル発呼
を行い、その後に相手方に着信して相手方との通話状態
(例えば交換機から極性反転信号を受信する)になる
と、これが通話状態判別手段によって検出される。する
と、制御手段は、ダイヤルパルス/トーン信号発生手段
をダイヤルパルス信号出力モードからトーン信号出力モ
ードに切換える。従って、何ら特別なキー操作を行うこ
となく、トーン信号出力モードへの自動切換えが行わ
れ、その後の通話時には、テンキー操作によって所望の
トーン信号を相手方に送出することができる。また、か
かる通話状態が終了すると、その終了(例えばオンフッ
ク状態)が通話状態判別手段によって検出され、制御手
段は、ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をトーン信
号出力モードからダイヤルパルス信号出力モードに切換
える。従って、次のダイヤル発呼を行う際にはダイヤル
パルス信号出力モードに復帰されているから、テンキー
操作を行うとダイヤルパルス信号が送出され、ダイヤル
回線でのダイヤル発呼に不具合を生じることはない。適
正なダイヤル発呼が可能となる。
係るトーン信号自動切換機能を備えた電話機では、先ず
ダイヤルパルス信号の出力モードにおいてダイヤル発呼
を行い、その後に相手方に着信して相手方との通話状態
(例えば交換機から極性反転信号を受信する)になる
と、これが通話状態判別手段によって検出される。する
と、制御手段は、ダイヤルパルス/トーン信号発生手段
をダイヤルパルス信号出力モードからトーン信号出力モ
ードに切換える。従って、何ら特別なキー操作を行うこ
となく、トーン信号出力モードへの自動切換えが行わ
れ、その後の通話時には、テンキー操作によって所望の
トーン信号を相手方に送出することができる。また、か
かる通話状態が終了すると、その終了(例えばオンフッ
ク状態)が通話状態判別手段によって検出され、制御手
段は、ダイヤルパルス/トーン信号発生手段をトーン信
号出力モードからダイヤルパルス信号出力モードに切換
える。従って、次のダイヤル発呼を行う際にはダイヤル
パルス信号出力モードに復帰されているから、テンキー
操作を行うとダイヤルパルス信号が送出され、ダイヤル
回線でのダイヤル発呼に不具合を生じることはない。適
正なダイヤル発呼が可能となる。
【0009】また、請求項2記載の本発明に係るトーン
信号自動切換機能を備えた電話機においては、呼出信号
を受けて着信したときには、ダイヤルパルス/トーン信
号発生手段が、ダイヤルパルス信号出力モードからトー
ン信号出力モードに自動的に切換わることとなる。従っ
て、電話呼出しを行う場合に限らず、電話呼出しを受け
る場合にあっても、その通話時にはテンキー操作によっ
てトーン信号を出力させることができることとなる。
信号自動切換機能を備えた電話機においては、呼出信号
を受けて着信したときには、ダイヤルパルス/トーン信
号発生手段が、ダイヤルパルス信号出力モードからトー
ン信号出力モードに自動的に切換わることとなる。従っ
て、電話呼出しを行う場合に限らず、電話呼出しを受け
る場合にあっても、その通話時にはテンキー操作によっ
てトーン信号を出力させることができることとなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るトーン信号自動切換
機能を備えた電話機の基本的な構成を示すブロック図、
図2は図1に示す電話機の構成を更に詳細に示すブロッ
ク図である。図1において、本発明に係る電話機は、電
話回線Lに接続されて通話の開始と通話の終了とを判別
する通話状態判別手段1、テンキー2の操作に応じてダ
イヤルパルス信号とトーン信号とを各々出力可能なダイ
ヤルパルス/トーン信号発生手段3、及び該ダイヤルパ
ルス/トーン信号発生手段3の信号発生モードを後述す
る所定の条件で切換設定させる制御手段4とから構成さ
れている。
して説明する。図1は本発明に係るトーン信号自動切換
機能を備えた電話機の基本的な構成を示すブロック図、
図2は図1に示す電話機の構成を更に詳細に示すブロッ
ク図である。図1において、本発明に係る電話機は、電
話回線Lに接続されて通話の開始と通話の終了とを判別
する通話状態判別手段1、テンキー2の操作に応じてダ
イヤルパルス信号とトーン信号とを各々出力可能なダイ
ヤルパルス/トーン信号発生手段3、及び該ダイヤルパ
ルス/トーン信号発生手段3の信号発生モードを後述す
る所定の条件で切換設定させる制御手段4とから構成さ
れている。
【0011】次に、前記図1の各部の具体的な構成を図
2を参照して説明する。先ず、上記通話状態判別手段1
は、電話機のフックスイッチ1aと、該フックスイッチ
1aよりも前段の電話回線L側に設けられた極性反転検
出回路1bとから構成されている。このうち、極性反転
検出回路1bは、電話呼び出しを行うことにより、相手
側電話機に着信があったときに交換機側から送信されて
くる極性反転信号を検出し、その検出信号を制御手段4
に送信するものである。本実施例では、ハンドセット
(不図示)を取り上げる等して、フックスイッチ1aが
閉じられた後に、極性反転信号が送信されてきたときを
電話機の通話開始時として判断している。一方、フック
スイッチ1aは、その接点が開閉される毎にそのスイッ
チング信号を制御手段4側に送信するものであるが、本
実施例では、上述した極性反転信号が極性反転検出回路
1bで検出された後に、ハンドセットが復帰される等し
て、フックスイッチ1aが開かれた状態になって、フッ
クスイッチ1aからその信号が制御手段4に送信される
と、そのときを電話機の通話の終了時であると判断して
いる。
2を参照して説明する。先ず、上記通話状態判別手段1
は、電話機のフックスイッチ1aと、該フックスイッチ
1aよりも前段の電話回線L側に設けられた極性反転検
出回路1bとから構成されている。このうち、極性反転
検出回路1bは、電話呼び出しを行うことにより、相手
側電話機に着信があったときに交換機側から送信されて
くる極性反転信号を検出し、その検出信号を制御手段4
に送信するものである。本実施例では、ハンドセット
(不図示)を取り上げる等して、フックスイッチ1aが
閉じられた後に、極性反転信号が送信されてきたときを
電話機の通話開始時として判断している。一方、フック
スイッチ1aは、その接点が開閉される毎にそのスイッ
チング信号を制御手段4側に送信するものであるが、本
実施例では、上述した極性反転信号が極性反転検出回路
1bで検出された後に、ハンドセットが復帰される等し
て、フックスイッチ1aが開かれた状態になって、フッ
クスイッチ1aからその信号が制御手段4に送信される
と、そのときを電話機の通話の終了時であると判断して
いる。
【0012】ダイヤルパルス/トーン信号発生手段3
は、ダイヤルパルス発生回路3aとトーン信号発生回路
3bとの両者を備えたもので、前者のダイヤルパルス発
生回路3aは、テンキー2の操作に応じてNC接点スイ
ッチ3cをオン、オフ動作させることにより発呼先電話
番号に応じた所定のダイヤルループパルスを発信出力可
能である。後者のトーン信号発生回路3bは、テンキー
2の操作に応じた所定のトーン信号を制御コマンド等し
て出力可能なものである。但し、これらのダイヤルパル
ス発生回路3aとトーン信号発生回路3bとの両者には
切換スイッチ3dが接続されており、この切換スイッチ
3dの切換えによって、ダイヤルパルス信号の出力モー
ドとトーン信号の出力モードの何れかに切換わるように
構成されている。
は、ダイヤルパルス発生回路3aとトーン信号発生回路
3bとの両者を備えたもので、前者のダイヤルパルス発
生回路3aは、テンキー2の操作に応じてNC接点スイ
ッチ3cをオン、オフ動作させることにより発呼先電話
番号に応じた所定のダイヤルループパルスを発信出力可
能である。後者のトーン信号発生回路3bは、テンキー
2の操作に応じた所定のトーン信号を制御コマンド等し
て出力可能なものである。但し、これらのダイヤルパル
ス発生回路3aとトーン信号発生回路3bとの両者には
切換スイッチ3dが接続されており、この切換スイッチ
3dの切換えによって、ダイヤルパルス信号の出力モー
ドとトーン信号の出力モードの何れかに切換わるように
構成されている。
【0013】制御手段4は、例えばCPU等から構成さ
れたもので、フックスイッチ1aが閉じられた後に極性
反転検出回路1bから極性反転信号を検出した信号が送
信されてきたときには、ダイヤルパルス/トーン信号発
生手段3のダイヤルパルス発生回路3a側を作動させる
べく切換スイッチ3dを切換え、又前記極性反転信号の
検出後にフックスイッチ1aが開かれてその信号が送信
されてきたときには、ダイヤルパルス/トーン信号発生
手段3のトーン信号発生回路3b側を作動させるべく切
換スイッチ3dを切換え制御するものである。
れたもので、フックスイッチ1aが閉じられた後に極性
反転検出回路1bから極性反転信号を検出した信号が送
信されてきたときには、ダイヤルパルス/トーン信号発
生手段3のダイヤルパルス発生回路3a側を作動させる
べく切換スイッチ3dを切換え、又前記極性反転信号の
検出後にフックスイッチ1aが開かれてその信号が送信
されてきたときには、ダイヤルパルス/トーン信号発生
手段3のトーン信号発生回路3b側を作動させるべく切
換スイッチ3dを切換え制御するものである。
【0014】尚、電話機の実際の構成にあっては、音声
信号の変換等を行うための通話回路5や、所定の呼出信
号を検知することによりベル鳴動を行うスピーカを備え
た着呼検出回路6、及びその他必要な種々の回路が設け
られている。但し、そのうち着呼検出回路6は、上記フ
ックスイッチ1a等とともに本発明に係る通話状態判別
手段1の構成要素となるもので、着呼検出回路6が着呼
を検出した後に、フックスイッチ1aが閉じられると、
これが電話呼出しを受けた場合の通話開始時として判断
される。制御手段4は、その時点でもダイヤルパルス/
トーン信号発生手段3のトーン信号発生回路3b側を作
動させるべく切換スイッチ3dを切換え制御するように
構成されている。
信号の変換等を行うための通話回路5や、所定の呼出信
号を検知することによりベル鳴動を行うスピーカを備え
た着呼検出回路6、及びその他必要な種々の回路が設け
られている。但し、そのうち着呼検出回路6は、上記フ
ックスイッチ1a等とともに本発明に係る通話状態判別
手段1の構成要素となるもので、着呼検出回路6が着呼
を検出した後に、フックスイッチ1aが閉じられると、
これが電話呼出しを受けた場合の通話開始時として判断
される。制御手段4は、その時点でもダイヤルパルス/
トーン信号発生手段3のトーン信号発生回路3b側を作
動させるべく切換スイッチ3dを切換え制御するように
構成されている。
【0015】次に、上記構成の電話機の使用例、並びに
作用について説明する。先ず、ハンドセットを取り上げ
てダイヤル発呼を行う際には、ダイヤルパルス/トーン
信号発生手段3はダイヤルパルス信号の出力モードにあ
る。従って、テンキー操作によって、予めダイヤルパル
回線に応じて設定された10PPS又は20PPSの所
定のダイヤルループパルスを送出させることができ、電
話回線Lがダイヤル回線であっても適切なダイヤル発呼
が行える。
作用について説明する。先ず、ハンドセットを取り上げ
てダイヤル発呼を行う際には、ダイヤルパルス/トーン
信号発生手段3はダイヤルパルス信号の出力モードにあ
る。従って、テンキー操作によって、予めダイヤルパル
回線に応じて設定された10PPS又は20PPSの所
定のダイヤルループパルスを送出させることができ、電
話回線Lがダイヤル回線であっても適切なダイヤル発呼
が行える。
【0016】次いで、相手方に着信があると、交換機か
らは極性反転信号が送信されてくるが、この信号は極性
反転検出回路1bで検出され、この時点が通話の開始時
として判断される。そして、制御手段4はその時点で切
換スイッチ3dを切換え、トーン信号発生回路3b側を
動作可能状態とする。これにより、ダイヤルパルス/ト
ーン信号発生手段3は、何ら特別なキー操作を必要とす
ることなく、ダイヤルパルス信号の出力モードからトー
ン信号の出力モードへ切換わる。従って、その後の通話
時において、例えば留守番電話機のリモートコントロー
ルを行おうとして、テンキー2を操作すると、トーン信
号発生回路3bが適正に作動して所定のトーン信号が送
出されることとなる。その結果、留守番電話機がトーン
信号のみを適正に受信する型式のものであっても、その
コントロールを適切に行うことができる。尚、ダイヤル
回線はその交換機がプッシュ回線とは相違するものの、
プッシュ回線と同様にトーン信号の伝送は可能である。
らは極性反転信号が送信されてくるが、この信号は極性
反転検出回路1bで検出され、この時点が通話の開始時
として判断される。そして、制御手段4はその時点で切
換スイッチ3dを切換え、トーン信号発生回路3b側を
動作可能状態とする。これにより、ダイヤルパルス/ト
ーン信号発生手段3は、何ら特別なキー操作を必要とす
ることなく、ダイヤルパルス信号の出力モードからトー
ン信号の出力モードへ切換わる。従って、その後の通話
時において、例えば留守番電話機のリモートコントロー
ルを行おうとして、テンキー2を操作すると、トーン信
号発生回路3bが適正に作動して所定のトーン信号が送
出されることとなる。その結果、留守番電話機がトーン
信号のみを適正に受信する型式のものであっても、その
コントロールを適切に行うことができる。尚、ダイヤル
回線はその交換機がプッシュ回線とは相違するものの、
プッシュ回線と同様にトーン信号の伝送は可能である。
【0017】また、上記一連の通話が終了してハンドセ
ットを復帰させる等してフックスイッチ1aが開かれる
と、該フックスイッチ1aから所定の信号を受信した制
御手段4は、これを通話の終了と見做し、切換スイッチ
3dを切換えて、ダイヤルパルス発生回路3aを作動可
能状態とする。これにより、ダイヤルパルス/トーン信
号発生手段3は、やはり何ら特別な操作がなされなくて
も、トーン信号の出力モードからダイヤルパルス信号の
出力モードへと自動で切換えられることとなる。従っ
て、その後にハンドセットを取り上げて次のダイヤル発
呼を行う際には、元のダイヤルパルス信号の出力モード
状態に復帰した状態になっているから、次のダイヤル発
呼をダイヤルパルス信号の出力によって適切に行えるこ
ととなる。ダイヤルパルス/トーン信号発生手段3がト
ーン信号の出力モードのままであると、ダイヤル回線で
はダイヤル発呼が行えず、不具合が発生するが、かかる
不具合は一切生じない。図3に示すフローチャートのス
テップ100〜106は、上述したダイヤルパルス信号
の出力モードとトーン信号出力モードとの切換えを行う
一連の動作手順を示すものである。
ットを復帰させる等してフックスイッチ1aが開かれる
と、該フックスイッチ1aから所定の信号を受信した制
御手段4は、これを通話の終了と見做し、切換スイッチ
3dを切換えて、ダイヤルパルス発生回路3aを作動可
能状態とする。これにより、ダイヤルパルス/トーン信
号発生手段3は、やはり何ら特別な操作がなされなくて
も、トーン信号の出力モードからダイヤルパルス信号の
出力モードへと自動で切換えられることとなる。従っ
て、その後にハンドセットを取り上げて次のダイヤル発
呼を行う際には、元のダイヤルパルス信号の出力モード
状態に復帰した状態になっているから、次のダイヤル発
呼をダイヤルパルス信号の出力によって適切に行えるこ
ととなる。ダイヤルパルス/トーン信号発生手段3がト
ーン信号の出力モードのままであると、ダイヤル回線で
はダイヤル発呼が行えず、不具合が発生するが、かかる
不具合は一切生じない。図3に示すフローチャートのス
テップ100〜106は、上述したダイヤルパルス信号
の出力モードとトーン信号出力モードとの切換えを行う
一連の動作手順を示すものである。
【0018】一方、上記電話機に対して他の電話機から
電話呼出しがなされ、着呼検出回路6が着呼を検出した
後に、ハンドセットを取り上げる等してフックスイッチ
1aが閉じられると、この時点も通話の開始と見做され
る。そして、制御手段4は、この時点でも切換スイッチ
3dを切り換えて、トーン信号発生回路3bを作動可能
状態とする。従って、電話呼出しを受けた場合において
も、その後の通話時には何ら特別な操作を行うことな
く、テンキー操作により所望のトーン信号を送出するこ
とが可能となる。また、その後にハンドセットを復帰さ
せてフックスイッチ1aが開かれた際には、上記同様
に、これが通話終了と見做され、ダイヤルパルス/トー
ン信号発生手段3を、ダイヤルパルス信号の出力モード
に復帰させ、次のダイヤル発呼等に不具合を生じさせな
い。
電話呼出しがなされ、着呼検出回路6が着呼を検出した
後に、ハンドセットを取り上げる等してフックスイッチ
1aが閉じられると、この時点も通話の開始と見做され
る。そして、制御手段4は、この時点でも切換スイッチ
3dを切り換えて、トーン信号発生回路3bを作動可能
状態とする。従って、電話呼出しを受けた場合において
も、その後の通話時には何ら特別な操作を行うことな
く、テンキー操作により所望のトーン信号を送出するこ
とが可能となる。また、その後にハンドセットを復帰さ
せてフックスイッチ1aが開かれた際には、上記同様
に、これが通話終了と見做され、ダイヤルパルス/トー
ン信号発生手段3を、ダイヤルパルス信号の出力モード
に復帰させ、次のダイヤル発呼等に不具合を生じさせな
い。
【0019】尚、本発明に係るトーン信号自動切換機能
を備えた電話機は、一般の通話に使用される電話機以外
として、ホームバンキング用の端末器として構成された
電話機、或いはファクシミリ装置に装着された電話機等
にも適用できることは言う迄もない。
を備えた電話機は、一般の通話に使用される電話機以外
として、ホームバンキング用の端末器として構成された
電話機、或いはファクシミリ装置に装着された電話機等
にも適用できることは言う迄もない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1及び2に記載の本発明に係るトーン信号自動切換機
能を備えた電話機によれば、ダイヤル発呼に必要なダイ
ヤルパルス信号の出力モードと電話の通話時において必
要なトーン信号の出力モードとの切換えを、何ら特別な
キー操作を必要とすることなく適切に行えるために、従
来のように出力モード切換用の特別なキー操作を行う必
要が一切不要となって、その取扱いが非常に便利となる
効果が得られる。さらに重要な効果として、本発明によ
れば、通話終了後には、元のダイヤルパルス信号の出力
モードに切換設定されるから、次のダイヤル発呼をダイ
ヤルパルス信号の出力によって適切に行え、従来のよう
に、出力モードの切換操作を忘れて次のダイヤル発呼が
適正に行えないような不具合を発生させることもなく、
その使用利便性を一層高めることができる利点がある。
また、本発明では、出力モードの切換えを行うための特
別な操作キーを余分に設ける必要もなくなり、電話機の
操作パネル表面のシンプル化が図れる等の利点も得られ
る。更に、請求項2記載の本発明によれば、電話呼出し
を受けた場合においても、何ら特別なキー操作を行うこ
となく、その通話時に所望のトーン信号を送出させて、
各種端末器の遠隔操作等をそのまま行うことができると
いう効果が得られる。
項1及び2に記載の本発明に係るトーン信号自動切換機
能を備えた電話機によれば、ダイヤル発呼に必要なダイ
ヤルパルス信号の出力モードと電話の通話時において必
要なトーン信号の出力モードとの切換えを、何ら特別な
キー操作を必要とすることなく適切に行えるために、従
来のように出力モード切換用の特別なキー操作を行う必
要が一切不要となって、その取扱いが非常に便利となる
効果が得られる。さらに重要な効果として、本発明によ
れば、通話終了後には、元のダイヤルパルス信号の出力
モードに切換設定されるから、次のダイヤル発呼をダイ
ヤルパルス信号の出力によって適切に行え、従来のよう
に、出力モードの切換操作を忘れて次のダイヤル発呼が
適正に行えないような不具合を発生させることもなく、
その使用利便性を一層高めることができる利点がある。
また、本発明では、出力モードの切換えを行うための特
別な操作キーを余分に設ける必要もなくなり、電話機の
操作パネル表面のシンプル化が図れる等の利点も得られ
る。更に、請求項2記載の本発明によれば、電話呼出し
を受けた場合においても、何ら特別なキー操作を行うこ
となく、その通話時に所望のトーン信号を送出させて、
各種端末器の遠隔操作等をそのまま行うことができると
いう効果が得られる。
【図1】本発明に係るトーン信号自動切換機能を備えた
電話機の基本的構成を示すブロック図。
電話機の基本的構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す構成を更に詳細に示すブロック図。
【図3】ダイヤルパルス信号の出力モードとトーン信号
の出力モードとを切換える一連の動作手順を示すフロー
チャート。
の出力モードとを切換える一連の動作手順を示すフロー
チャート。
【図4】(a),(b)は従来の電話機の一例を示す説
明図。
明図。
1 通話状態判別手段 1a フックスイッチ 1b 極性反転検出回路 2 テンキー 3 ダイヤルパルス/トーン信号発生手段 3a ダイヤルパルス発生回路 3b トーン信号発生回路 3d 切換スイッチ 4 制御手段 6 着呼検出回路
Claims (2)
- 【請求項1】ダイヤル発呼操作を行うためのテンキー
と、通話の開始と通話の終了を検出する通話状態判別手
段と、ダイヤルパルス信号とトーン信号を発生させるダ
イヤルパルス/トーン信号発生手段と、通話状態判別手
段が通話開始状態を検出したときには、上記ダイヤルパ
ルス/トーン信号発生手段をトーン信号出力モードに切
換える一方、通話終了を検出したときには、上記ダイヤ
ルパルス/トーン信号発生手段をダイヤルパルス信号出
力モードに切換設定する制御手段とを備えたことを特徴
とするトーン信号自動切換機能を備えた電話機。 - 【請求項2】請求項1において、上記制御手段は、呼出
信号を検知して呼出ベルを出力する着呼検出回路が着呼
を検出し且つその後にフックスイッチが閉じられたとき
にも、更に上記ダイヤルパルス/トーン信号発生手段を
トーン信号出力モードに切換設定する構成とされている
ことを特徴とするトーン信号自動切換機能を備えた電話
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35211591A JPH05167662A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | トーン信号自動切換機能を備えた電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35211591A JPH05167662A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | トーン信号自動切換機能を備えた電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167662A true JPH05167662A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18421880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35211591A Withdrawn JPH05167662A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | トーン信号自動切換機能を備えた電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05167662A (ja) |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP35211591A patent/JPH05167662A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |