JPH05167645A - フレーム送信制御方式 - Google Patents
フレーム送信制御方式Info
- Publication number
- JPH05167645A JPH05167645A JP3352973A JP35297391A JPH05167645A JP H05167645 A JPH05167645 A JP H05167645A JP 3352973 A JP3352973 A JP 3352973A JP 35297391 A JP35297391 A JP 35297391A JP H05167645 A JPH05167645 A JP H05167645A
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- JP
- Japan
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- transmission
- data
- transmission request
- control section
- control unit
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハイレベルデータリンク制御手順で、データ
転送中の再送処理に、不要なデータ送信の発生を防ぐも
のである。 【構成】 隣接局とのデータ送信を制御するデータリン
ク制御部４と、データを回線上に送信する送信回路部３
を制御する物理制御部５と、データリンク制御部４が先
に物理制御部５へ発行した送信要求を取り消すための取
り消し命令Ｓ−ＣＡＮＳＥＬを設け、不要なデータ送信
を防ぐ機能を備えたものである。
転送中の再送処理に、不要なデータ送信の発生を防ぐも
のである。 【構成】 隣接局とのデータ送信を制御するデータリン
ク制御部４と、データを回線上に送信する送信回路部３
を制御する物理制御部５と、データリンク制御部４が先
に物理制御部５へ発行した送信要求を取り消すための取
り消し命令Ｓ−ＣＡＮＳＥＬを設け、不要なデータ送信
を防ぐ機能を備えたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイレベルデータリン
ク制御手順における、データリンクレベルのフレーム送
信制御方式に関する。
ク制御手順における、データリンクレベルのフレーム送
信制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のハイレベルデータリンク制御手順
におけるデータリンクレベルのフレーム送信制御方式
は、データリンク制御部が、物理制御部に対し連続的に
データの送信要求を発行している時、データの再送要求
（ＲＥＪ受信）を検出すると、データリンク制御部はデ
ータの再送処理を開始し、再送要求されているデータか
ら再度、送信要求を物理制御部に発行していた。また物
理制御部は、データリンク制御部からの送信要求の到着
順にデータを回線上に送信していた。
におけるデータリンクレベルのフレーム送信制御方式
は、データリンク制御部が、物理制御部に対し連続的に
データの送信要求を発行している時、データの再送要求
（ＲＥＪ受信）を検出すると、データリンク制御部はデ
ータの再送処理を開始し、再送要求されているデータか
ら再度、送信要求を物理制御部に発行していた。また物
理制御部は、データリンク制御部からの送信要求の到着
順にデータを回線上に送信していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のハイレ
ベルデータリンク制御手順におけるデータリンクレベル
のフレーム送信制御方式では、データリンク制御部がデ
ータの再送要求（ＲＥＪ受信）を検出し、しかも物理制
御層に再送開始データ以降の送信要求が滞留している場
合に、滞留中の送信データは、隣接局で廃棄されるにも
かかわらず全ての滞留送信要求のデータを回線上に送出
後、再送指示されたデータを送信する為に、無駄な時間
を消費し、効率的なデータ通信が行えないため通信シス
テム全体のスループットを一時的に低下するという問題
点があった。
ベルデータリンク制御手順におけるデータリンクレベル
のフレーム送信制御方式では、データリンク制御部がデ
ータの再送要求（ＲＥＪ受信）を検出し、しかも物理制
御層に再送開始データ以降の送信要求が滞留している場
合に、滞留中の送信データは、隣接局で廃棄されるにも
かかわらず全ての滞留送信要求のデータを回線上に送出
後、再送指示されたデータを送信する為に、無駄な時間
を消費し、効率的なデータ通信が行えないため通信シス
テム全体のスループットを一時的に低下するという問題
点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフレーム送
信制御方式はデータリンク制御部が先に物理制御部へ発
行した送信要求を取り消すための取り消し命令を設ける
ものである。
信制御方式はデータリンク制御部が先に物理制御部へ発
行した送信要求を取り消すための取り消し命令を設ける
ものである。
【０００５】
【作用】本発明は物理制御部に滞留した全送信要求を取
り消すことができる。
り消すことができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明に係るフレーム送信制御方式の
一実施例を示すシステム構成図である。同図において、
１はアプリケーション２を備え、システム全体の制御を
統合して行うメインプロセッサ、３はデータを回線上に
送信するための送信回路部、４は隣接局間のデータの送
信を制御するデータリンク制御部、５は前記送信回路部
３を制御する物理制御部、６は前記データリンク制御部
４およびこの物理制御部５を備え、前記メインプロセッ
サ１の下で通信制御を行う付加プロセッサである。
一実施例を示すシステム構成図である。同図において、
１はアプリケーション２を備え、システム全体の制御を
統合して行うメインプロセッサ、３はデータを回線上に
送信するための送信回路部、４は隣接局間のデータの送
信を制御するデータリンク制御部、５は前記送信回路部
３を制御する物理制御部、６は前記データリンク制御部
４およびこの物理制御部５を備え、前記メインプロセッ
サ１の下で通信制御を行う付加プロセッサである。
【０００７】７は送信データを格納するメモリ、８は前
記のメインプロセッサ１、送信回路部３、付加プロセッ
サ６およびメモリ７に接続するシステムバスである。な
お、データリンク制御部４はアプリケーション２からア
ウトスタンディング数を越える送信要求を事前に受けて
いるものとする。
記のメインプロセッサ１、送信回路部３、付加プロセッ
サ６およびメモリ７に接続するシステムバスである。な
お、データリンク制御部４はアプリケーション２からア
ウトスタンディング数を越える送信要求を事前に受けて
いるものとする。
【０００８】また、図２は図１のデータリンク制御部４
と物理制御部５との間の送信要求を取り消すインタフェ
ースを示すシーケンス図であり、Ｉ（ｒ，ｓ）は送信デ
ータ、ＲＥＪ（ｒ）は隣接局からの再送要求、ＲＲ
（ｒ）は隣接局からの送信要求、ｒは次送信データ要求
番号、Ｓは送信データ番号、Ｓ−ＣＡＮＳＥＬは送信要
求取り消し命令、ＳＣＭは送信要求通知、ＳＥＭは送信
終了通知、ＲＭは受信通知、ＳＣＥＭは送信要求取り消
し命令終了通知である。
と物理制御部５との間の送信要求を取り消すインタフェ
ースを示すシーケンス図であり、Ｉ（ｒ，ｓ）は送信デ
ータ、ＲＥＪ（ｒ）は隣接局からの再送要求、ＲＲ
（ｒ）は隣接局からの送信要求、ｒは次送信データ要求
番号、Ｓは送信データ番号、Ｓ−ＣＡＮＳＥＬは送信要
求取り消し命令、ＳＣＭは送信要求通知、ＳＥＭは送信
終了通知、ＲＭは受信通知、ＳＣＥＭは送信要求取り消
し命令終了通知である。
【０００９】次に、上記構成によるフレーム送信制御方
式の動作について説明する。まず、ステップＳ１におい
て、データリンク制御部４はアウトスタンディング数に
達するまで、送信要求通知、すなわち送信データ番号N
O．１の送信要求通知ＳＣＭ・Ｉ（ｒ，１）から送信デ
ータ番号NO．７の送信要求通知ＳＣＭ・Ｉ（ｒ，７）ま
でを連続的に物理制御部５に発行する。物理制御部５は
送信要求を受け付けた順に送信回路部３に対して送信要
求を行い、送信完了の確認ののち、送信終了通知、すな
わち送信データ番号NO. １の送信終了通知ＳＥＭ・Ｉ
（ｒ・１）および送信データ番号NO．２の送信終了通知
ＳＭＥ・Ｉ（ｒ／２）をデータリンク制御部４に通知す
る。
式の動作について説明する。まず、ステップＳ１におい
て、データリンク制御部４はアウトスタンディング数に
達するまで、送信要求通知、すなわち送信データ番号N
O．１の送信要求通知ＳＣＭ・Ｉ（ｒ，１）から送信デ
ータ番号NO．７の送信要求通知ＳＣＭ・Ｉ（ｒ，７）ま
でを連続的に物理制御部５に発行する。物理制御部５は
送信要求を受け付けた順に送信回路部３に対して送信要
求を行い、送信完了の確認ののち、送信終了通知、すな
わち送信データ番号NO. １の送信終了通知ＳＥＭ・Ｉ
（ｒ・１）および送信データ番号NO．２の送信終了通知
ＳＭＥ・Ｉ（ｒ／２）をデータリンク制御部４に通知す
る。
【００１０】ステップＳ２において、物理制御部５の送
信処理中（データＩ（ｒ・４）からデータＩ（ｒ・７）
までは送信待ち状態である）に、データリンク制御部４
がデータの再送要求通知ＲＥＪ（１）の受信通知ＲＭ・
ＲＥＪ（１）を検出すると、ステップＳ３において、デ
ータリンク制御部４は、物理制御部５に対して、先に要
求した送信要求を取り消すため、送信要求取り消し命令
Ｓ−ＣＡＮＳＥＬを発行し、再送の要求を受けているデ
ータから、再度送信要求を物理制御部５に発行する。
信処理中（データＩ（ｒ・４）からデータＩ（ｒ・７）
までは送信待ち状態である）に、データリンク制御部４
がデータの再送要求通知ＲＥＪ（１）の受信通知ＲＭ・
ＲＥＪ（１）を検出すると、ステップＳ３において、デ
ータリンク制御部４は、物理制御部５に対して、先に要
求した送信要求を取り消すため、送信要求取り消し命令
Ｓ−ＣＡＮＳＥＬを発行し、再送の要求を受けているデ
ータから、再度送信要求を物理制御部５に発行する。
【００１１】この送信要求取り消し命令Ｓ−ＣＡＮＳＥ
Ｌを受けた物理制御部５はステップＳ５において、送信
処理を中止し（送信中のデータがある場合は送信回路部
３からの送信完了通知を受けてから）、送信要求取り消
しの処理を開始して、要求を受け付けた順に、送信終了
通知、すなわち、送信データ番号NO．４の送信終了通知
ＳＥＭ・Ｉ（ｒ．４）から送信データ番号NO．７の送信
要求通知ＳＥＭ・Ｉ（ｒ・７）をデータリンク制御部４
に通知する。また、物理制御部５は送信要求取り消し処
理中、および処理完了後にデータリンク制御部４から受
け付けた送信要求に対して送信処理を行い、送信回路部
３に送信要求を発行する。
Ｌを受けた物理制御部５はステップＳ５において、送信
処理を中止し（送信中のデータがある場合は送信回路部
３からの送信完了通知を受けてから）、送信要求取り消
しの処理を開始して、要求を受け付けた順に、送信終了
通知、すなわち、送信データ番号NO．４の送信終了通知
ＳＥＭ・Ｉ（ｒ．４）から送信データ番号NO．７の送信
要求通知ＳＥＭ・Ｉ（ｒ・７）をデータリンク制御部４
に通知する。また、物理制御部５は送信要求取り消し処
理中、および処理完了後にデータリンク制御部４から受
け付けた送信要求に対して送信処理を行い、送信回路部
３に送信要求を発行する。
【００１２】なお、上述の実施例では、付加プロセッサ
を設けた場合を示したが、これに限定せず、付加プロセ
ッサを削除して、メインプロセッサ１台で全てを制御し
ても同様にできることは勿論である。
を設けた場合を示したが、これに限定せず、付加プロセ
ッサを削除して、メインプロセッサ１台で全てを制御し
ても同様にできることは勿論である。
【００１３】
【発明の効果】以上詳細に説明してように、本発明に係
るフレーム送信制御方式によれば、データリンク制御部
が、物理制御部に対して連続的にデータの送信要求を発
行しているときに、データの再送要求（ＲＥＪ受信）を
検出した場合、不要なデータの送信をやめて、隣接局か
ら再送を要求されたデータを回線上に速やかに送信する
ことが可能になるため、短時間で通常のデータ送信処理
に復旧することができるため、効率的なデータ転送をす
ることができ、通信システム全体のスループットを向上
させる効果がある。
るフレーム送信制御方式によれば、データリンク制御部
が、物理制御部に対して連続的にデータの送信要求を発
行しているときに、データの再送要求（ＲＥＪ受信）を
検出した場合、不要なデータの送信をやめて、隣接局か
ら再送を要求されたデータを回線上に速やかに送信する
ことが可能になるため、短時間で通常のデータ送信処理
に復旧することができるため、効率的なデータ転送をす
ることができ、通信システム全体のスループットを向上
させる効果がある。
【図１】本発明に係るフレーム送信制御方式の一実施例
を示すシステム構成図である。
を示すシステム構成図である。
【図２】図１におけるデータリンク制御部と物理制御部
間におけるデータ転送を行う場合のシーケンスを示す図
である。
間におけるデータ転送を行う場合のシーケンスを示す図
である。
１ メインプロセッサ ２ アプリケーション ３ 送信回路部 ４ データリンク制御部 ５ 物理制御部 ６ 付加プロセッサ ７ メモリ ８ システムバス
Claims (1)
- 【請求項１】 ハイレベルデータリンク制御手順におい
て、隣接局間のデータを送信するデータリンク制御部
と、送信データを回線上に送信する送信回線部を制御す
るための物理制御部と、前記データリンク制御部が先に
物理制御部へ発行した送信要求を取り消すための取り消
し命令を設け、物理制御部に滞留した全送信要求を取り
消す処理機能とを備えたことを特徴とするフレーム送信
制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352973A JPH05167645A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | フレーム送信制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352973A JPH05167645A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | フレーム送信制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167645A true JPH05167645A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18427716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3352973A Pending JPH05167645A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | フレーム送信制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167645A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7286563B2 (en) | 2001-07-06 | 2007-10-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for resetting MAC layer entity in a W-CDMA communication system using HSDPA |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP3352973A patent/JPH05167645A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7286563B2 (en) | 2001-07-06 | 2007-10-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for resetting MAC layer entity in a W-CDMA communication system using HSDPA |
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