JPH07336335A - 無線通信方法 - Google Patents

無線通信方法

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JPH07336335A
JPH07336335A JP12601294A JP12601294A JPH07336335A JP H07336335 A JPH07336335 A JP H07336335A JP 12601294 A JP12601294 A JP 12601294A JP 12601294 A JP12601294 A JP 12601294A JP H07336335 A JPH07336335 A JP H07336335A
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JP
Japan
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communication
frame
data
terminal stations
terminal
Prior art date
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JP12601294A
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English (en)
Inventor
義人 ▲高▼橋
Yoshito Takahashi
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームの転送時間を短縮するとともに、通
信トラフィック量を削減する。 【構成】 制御局11と複数の端末局12,13とを備
え、端末局間でフレーム構成のデータ(以下、「フレー
ム」という。)の通信を行う無線通信方法において、端
末局間で直接フレーム通信を行い、通信が正常に行われ
たか、応答結果に応じて判断し、例えば正常にフレーム
通信が行われなかった場合には、正常受信されるまで再
送信を行う。そして、再送信をm回行っても正常にフレ
ーム受信されない場合には、端末局間のフレーム通信
を、制御局を経由して行うとともに、再送信の履歴をテ
ーブル12a,13aに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御局と複数の端末局
とを備え、端末局間でデータ通信を行う無線通信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線通信方法を用いたシ
ステムには、例えば無線LAN(ローカルエリアネット
ワーク)システムがあった。上記無線LANシステムで
は、端末局と端末局間で直接データ通信を行う場合に、
例えば上記端末局間での電波の伝搬路に柱等の障害物が
あると、電波が減衰してしまう。つまり、上記障害物が
造る電波の影によって、いわゆる隠れ端末局が存在する
こととなる。
【0003】そこで、従来のシステムでは、図13に示
すように、上記障害物10を回避するように、制御局1
1を設置し、端末局12,13間でフレーム構成のデー
タ(以下、「フレーム」という。)の通信を行う場合に
は、フレーム中継機能を有する上記制御局11を経由し
て行うものがあった。なお、制御局11は、上記フレー
ム中継機能の他に、複数の端末局から送信されるフレー
ムが衝突するのを回避するための送信権調停機能も有し
ている。また、上記フレームは、通信を行うデータの他
に、宛先アドレス、送信元アドレスやパリティチェック
用の誤り検出符号等から構成されている。
【0004】次に、上記システムにおいて、例えば端末
局12から端末局13にフレームを送信する方法を、図
14のタイミングチャートに基づいて説明する。まず、
端末局12は、制御局11にフレームA1を転送する。
制御局11は、上記フレームA1を受信すると、パリテ
ィチェックを行ってデータ誤りがないかどうか判断し、
誤りがない場合には、正常に受信したことを通知するフ
レームA1の応答C1を端末局12に送信して、フレーム
A1の正常受信を認識させる。その後、制御局11は、
受け取ったフレームA1の宛先アドレスを端末局13の
アドレスに変更し、フレームB1として端末局13に転
送する。
【0005】端末局13は、上記フレームB1を受信す
ると、パリティチェックを行ってビット誤りを判断し、
誤りがない場合には、正常に受信したことを通知するフ
レームA2の応答D1を制御局11に送信して、フレーム
B1の正常受信を認識させる。このように、従来の無線
通信方法では、端末局との間に電波の影を造るような障
害物がないように制御局を設置し、端末局から端末局に
フレームを送信する場合には、制御局を経由して行って
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記無線通
信方法では、制御局を経由して端末局間のフレーム通信
を行っていたので、端末局間で直接にポイントツーポイ
ントでフレーム送信を行う場合に比較すると、転送時間
が長くかかるとともに、通信トラフィック量を増大させ
てしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、フレームの転送時間を短縮できるとともに、通信ト
ラフィック量を削減できる無線通信方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、制御局と複数の端末局とを備え、前記
端末局間でデータ通信を行う無線通信方法において、前
記端末局間で直接データ通信を行う通信工程と、前記端
末局間で直接データ通信が正常に行われたか、該通信結
果に応じて判断し、例えば正常にデータ通信が行われな
かった場合には、データが正常受信されるまで、前記デ
ータ再送信を所定回数行う再送信工程と、前記再送信結
果である再送信の回数に応じて、前記端末局間のデータ
通信を、前記制御局を経由して行う転送工程とからなる
無線通信方法が提供される。
【0009】請求項3の無線通信方法では、再送信工程
で、前記端末局間で直接データ通信が正常に行われた
か、該通信結果に応じて判断し、例えば正常にデータ通
信が行われなかった場合には、データが正常受信される
まで、前記データの再送信を所定回数行うとともに、該
データ再送信の履歴情報を作成し、転送工程で、前記履
歴情報に応じて、前記端末局間のデータ通信を、前記制
御局を経由して行う。
【0010】請求項5の無線通信方法では、再送信工程
で、作成されたデータ再送信の履歴情報をテーブル等の
記憶手段に順次格納する。請求項6の無線通信方法で
は、再送信工程で、格納された履歴情報を所定時間毎に
更新する。
【0011】
【作用】本発明の無線通信方法では、正常にデータ通信
ができる端末局に対しては、直接通信を行い、正常にデ
ータ通信ができない端末局に対しては、端末局に対して
は送信経路を変更し、制御局を経由して通信を行うの
で、転送時間が短縮でき、通信トラヒック量を削減でき
る。
【0012】請求項3の無線通信方法では、データ再送
信の履歴情報を作成し、履歴情報に応じて、端末局間の
データ通信を、制御局を経由して行うかどうか判断する
ので、送信経路を適切に選択できる。請求項5の無線通
信方法では、履歴情報をテーブルに格納するので、履歴
情報の保存が容易となる。
【0013】請求項6の無線通信方法では、所定時間毎
に履歴情報を削除して初期状態に戻すので、再び端末局
間での直接通信が可能となる。
【0014】
【実施例】本発明に係る無線通信方法を図1乃至図12
の図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、
図13と同様の構成部分については、説明の都合上、同
一符号とする。図1は、本発明に係る無線通信方法を用
いた無線LANシステムの構成を示す構成図である。図
において、本実施例では、図13と同様に、端末局12
又は13との間に存在する障害物を回避するように、制
御局11が設置されており、上記端末局12から端末局
13に直接にポイントツーポイントでフレームの送信及
び再送信を行う場合を示している。
【0015】端末局12,13は、制御局11を経由し
ないで直接フレーム通信を行い、正常受信の有無を応答
する通信工程と、フレームの再送信回数を予め所定回数
に設定しておき、上記応答に応じてフレームの正常通信
を判断し、例えば正常にフレーム通信が行われなかった
場合には、受信側の端末局でフレームが正常受信される
まで、同一フレームの再送信を所定回数行う再送信工程
と、再送信の回数が上記所定回数に達したかどうかに判
断し、所定回数に達した場合には、端末局間のフレーム
通信を、制御局11を経由して行う転送工程とからな
る。
【0016】再送信工程において、端末局12,13
は、上記フレームの再送信を所定回数、例えばm回(m
は、正の整数)行うとともに、このフレーム再送信の履
歴情報を作成して、テーブル12a,13aに順次格納
している。なお、上記フレーム再送信の履歴情報として
は、例えば同一フレームに対する再送信の回数、正常送
信の成功の有無、各受信側端末局毎の正常送信成功の出
現頻度等の情報が考えられる。また、再送信工程におい
て、端末局12,13は、上記格納された履歴情報を所
定時間毎に一旦削除して更新することも可能である。こ
の場合には、テーブル内の履歴情報が一旦クリアーにな
るので、初期状態に戻って、端末局間の直接フレーム通
信を再度実行することが可能となる。
【0017】転送工程において、端末局12,13は、
上記テーブル12a,13aに格納された履歴情報に応
じて、前記端末局12,13間のフレーム通信を、制御
局11を経由して行うかどうか判断している。すなわ
ち、端末局12,13は、同一フレームに対する再送信
の回数が多い場合、正常送信の成功の回数が少ない場
合、又は各受信側端末局毎の正常送信成功の出現頻度が
少ない場合には、端末局間の直接フレーム通信を行う
と、かえって通信時間が長くなるので、上記直接フレー
ム通信を行わずに、直ちに制御局11を経由してフレー
ム通信を行うようにする。
【0018】次に、上記システムにおいて、端末局12
から端末局13にフレームを送信する通信方法の第1例
を、図2のタイミングチャートに基づいて説明する。ま
ず、端末局12は、直接にポイントツーポイントで端末
局13にフレーム1を送信する(転送1)。端末局13
は、上記フレーム1を受信すると、パリティチェックを
行ってデータ誤りがないかどうか判断する。ここでは、
上記フレーム1にデータ誤りがあるので、フレームが正
常に受信できなかった旨を示す応答1を、端末局12に
送信する。
【0019】端末局12は、上記フレーム1に対する応
答1を受信すると、端末局13へのフレーム通信が正常
に実行されなかったことを認識して、端末局13にフレ
ーム1を再送信する(再送1)。端末局13は、再送信
された上記フレーム1を受信すると、パリティチェック
を行い、フレーム1にデータ誤りがない場合には、フレ
ームが正常に受信できた旨を示す応答2を、端末局12
に送信する。
【0020】端末局12は、上記フレーム1に対する応
答2を受信すると、端末局13へのフレーム通信が正常
に実行されたことを認識する。従って、本実施例では、
正常にデータ通信ができる端末局に対しては、制御局を
経由することなく、直接端末局間でデータ通信を行うの
で、転送時間が短縮でき、通信トラヒック量を削減でき
る。
【0021】次に、上記システムにおいて、端末局12
から端末局13にフレームを送信する通信方法の第2例
を、図3〜4の構成図及び図5〜7のタイミングチャー
トに基づいて説明する。なお、本実施例では、上記端末
局13が、例えば隠れ端末の場合を示す。図3及び図5
において、端末局12は、第1例と同様に、直接にポイ
ントツーポイントで端末局13にフレーム1を送信する
(転送1)。
【0022】端末局13は、上記フレーム1を受信する
と、パリティチェックを行い、フレーム1にデータ誤り
がある場合には、フレームが正常に受信できなかった旨
を示す応答1を、端末局12に送信する。端末局12
は、上記フレーム1に対する応答1を受信すると、端末
局13へのフレーム通信が正常に実行されなかったこと
を認識して、端末局13にフレーム1を再送信する(再
送1)。
【0023】ところが、端末局13は、上述したように
隠れ端末なので、端末局12が予め設定した所定回数m
だけ再送信を行っても、フレーム1が正常に受信されな
い場合がある。このような場合には、端末局12は、再
送信が所定のm回終了し、上記端末局13からフレーム
が正常に受信できなかった旨を示す応答m+1を受信す
ることとなる。端末局12は、上記同一のフレーム1が
正常に受信できなかった旨を示す応答の回数をカウント
して、履歴情報としてテーブル12aに格納しているの
で、応答m+1を受信すると、端末局13へのフレーム
通信が所定回数、正常に受信されなかったことを認識す
る。次に、端末局12は、フレーム1の転送経路を、制
御局11を経由して再送信する転送経路に切り替える。
つまり、端末局12は、図3及び図6に示すように、上
記フレーム1の宛先アドレスを制御局11のアドレスに
変更し、フレームA1として制御局11に転送する(再
送A1)。
【0024】制御局11は、フレームA1を受信する
と、パリティチェックを行い、フレームA1にデータ誤
りがない場合には、フレームが正常に受信できた旨を示
す応答C1を、端末局12に送信する。端末局12は、
上記フレームA1に対する応答C1を受信すると、制御局
11へのフレーム通信が正常に実行されたことを認識し
て、再送信動作を終了する。また、制御局11は、受け
取ったフレームA1の宛先アドレスを端末局13のアド
レスに変更し、フレームB1として端末局13に転送す
る(再送B1)。
【0025】端末局13は、上記フレームB1を受信す
ると、パリティチェックを行ってビット誤りを判断し、
誤りがない場合には、正常に受信したことを通知するフ
レームA2の応答D1を制御局11に送信して、フレーム
B1の正常受信を認識させる。また、次に、端末局13
にフレーム2の通信を行う場合には、端末局12は、図
4及び図7に示すように、直接にポイントツーポイント
で端末局13にフレーム2を送信する(転送2)。
【0026】しかし、端末局13は、受信したフレーム
2にデータ誤りがあるので、正常に受信できなかった旨
を示す応答2を送信する。端末局12は、上記応答2を
受信すると、端末局13へのフレーム通信が正常に受信
されなかったことを認識するとともに、テーブル12a
に格納されている履歴情報から、端末局13間での前回
のフレーム通信も異常であったことを認識する。そこ
で、端末局12は、ポイントツーポイントでのフレーム
通信を中止して、上記フレームを制御局11を経由して
端末局13に転送する(再送A2,B2)。このように、
本実施例では、端末局との間に電波の影を造るような障
害物10が存在する場合には、制御局を経由し、端末局
から端末局にフレームを送信するので、フレーム通信を
正確に行うことができる。また、本実施例では、履歴情
報から過去における通信異常を認識できるので、フレー
ムを制御局を経由して迅速に転送することができる。
【0027】また、本実施例では、例えば上述した転送
2から所定時間後に、テーブル内の履歴情報を削除する
ように設定することも可能である。この場合にも、端末
局間の直接通信が再度可能となる。この他に、例えば上
述した転送2からフレーム通信の所定回数後に、テーブ
ル内の履歴情報を削除するように設定することも可能で
ある。この場合にも、端末局間の直接通信が再度可能と
なる。
【0028】次に、上記システムにおいて、端末局12
から端末局13にフレームを送信する通信方法の第3例
を、図8〜9の構成図及び図10〜12のタイミングチ
ャートに基づいて説明する。なお、この場合には、端末
局間で直接のフレームの再送信は行わずに、制御局11
を経由しての再送信処理を行うものとする。図8及び図
10において、端末局12は、第1例と同様に、直接に
ポイントツーポイントで端末局13にフレーム1を送信
する(転送1)。
【0029】端末局13は、上記フレーム1を受信する
と、パリティチェックを行い、フレーム1にデータ誤り
がある場合には、フレームが正常に受信できなかった旨
を示す応答1を、端末局12に送信する。端末局12
は、上記フレーム1に対する応答1を受信すると、端末
局13へのフレーム通信が正常に実行されなかったこと
を認識して、上記フレーム1の宛先アドレスを制御局1
1のアドレスに変更し、フレームA1として制御局11
に転送する(再送A1)。
【0030】制御局11は、フレームA1を受信する
と、パリティチェックを行い、フレームが正常に受信で
きた旨を示す応答C1を、端末局12に送信する。端末
局12は、上記応答C1を受信すると、制御局11への
フレーム通信が正常に実行されたことを認識して、再送
信の履歴情報を作成し、テーブル12aに格納して再送
信処理動作を終了する。また、制御局11は、受け取っ
たフレームA1の宛先アドレスを端末局13のアドレス
に変更し、フレームB1として端末局13に転送する
(再送B1)。
【0031】端末局13は、上記フレームB1を受信す
ると、パリティチェックを行い、誤りがない場合には、
正常に受信したことを通知するフレームA2の応答D1を
制御局11に送信して、フレームB1の正常受信を認識
させる。端末局12は、上述した制御局11を経由し
て、異なるフレームの再送信処理を連続して複数回、例
えばn回(nは、正の整数)行い(図11参照)、n+
1回目のフレーム通信が発生すると、端末局13に対す
るフレーム通信の場合には、図9及び図12に示すよう
に、転送経路を制御局11経由に切り替えて、上記フレ
ーム通信を制御局11経由で行う(転送Ak,Bk)。な
お、図9及び図12中のkは、n+1を示している。
【0032】また、上記端末局12は、n+2回目以降
についても端末局13間のフレーム通信を、制御局11
を経由して行う。そして、端末局12は、上記n回目の
フレーム通信から所定時間後に、テーブル12aに格納
された履歴情報を削除して、上記端末局13とポイント
ツーポイントによる直接のフレーム通信を再度可能とす
る。
【0033】このように、本実施例では、端末局との直
接のフレーム通信が不可能な場合には、直ちに制御局経
由でフレームの再送信を行うとともに、所定回数後に
は、端末局との直接のフレーム通信を行うことなく、制
御局経由のフレーム通信を行うので、フレーム通信をよ
り迅速に行うことができる。なお、本実施例では、所定
時間後にテーブル内の履歴情報を削除するように設定し
たが、本発明はこれに限らず、例えば上記n回目のフレ
ーム通信から所定回数後に、テーブル内の履歴情報を削
除するように設定することも可能である。この場合に
も、端末局間の直接通信が再度可能となる。
【0034】従って、これら実施例では、端末局間での
フレーム通信に対して、以前の再送信発生回数に応じて
転送経路を選択判断するので、正常にフレームを送信す
ることができる。また、これら実施例では、端末局間で
ポイントツーポイントによる直接のフレーム通信が不可
能な場合にのみ、制御局経由でフレーム通信を行うの
で、転送時間が短縮でき、通信トラヒック量を削減でき
るとともに、送信経路を適切に選択できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、制御
局と複数の端末局とを備え、前記端末局間でデータ通信
を行う無線通信方法において、前記端末局間で直接デー
タ通信を行う通信工程と、前記端末局間で直接データ通
信が正常に行われたか、該通信結果に応じて判断し、例
えば正常にデータ通信が行われなかった場合には、デー
タが正常受信されるまで、前記データ再送信を所定回数
行う再送信工程と、前記再送信結果である再送信の回数
に応じて、前記端末局間のデータ通信を、前記制御局を
経由して行う転送工程とからなるので、フレームの転送
時間が短縮できるとともに、通信トラヒック量を削減で
きる。
【0036】請求項3の無線通信方法では、再送信工程
で、前記端末局間で直接データ通信が正常に行われた
か、該通信結果に応じて判断し、例えば正常にデータ通
信が行われなかった場合には、データが正常受信される
まで、前記データの再送信を所定回数行うとともに、該
データ再送信の履歴情報を作成し、転送工程で、前記履
歴情報に応じて、前記端末局間のデータ通信を、前記制
御局を経由して行うので、送信経路を適切に選択でき
る。
【0037】請求項5の無線通信方法では、再送信工程
で、作成されたデータ再送信の履歴情報をテーブル等の
記憶手段に順次格納するので、履歴情報の保存が容易と
なる。請求項6の無線通信方法では、再送信工程で、格
納された履歴情報を所定時間毎に更新するので、再び端
末局間での直接通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信方法の第1例を用いた無
線LANシステムの構成を示す構成図である。
【図2】図1に示した無線通信方法の第1例の動作を説
明するためのフローチャートを示す図である。
【図3】本発明に係る無線通信方法の第2例を用いた無
線LANシステムの構成を示す構成図である。
【図4】同じく第2例を用いた無線LANシステムの構
成を示す構成図である。
【図5】図3に示した無線通信方法の第2例の動作を説
明するためのフローチャートを示す図である。
【図6】同じく第2例の動作を説明するためのフローチ
ャートを示す図である。
【図7】図4に示した無線通信方法の第2例の動作を説
明するためのフローチャートを示す図である。
【図8】本発明に係る無線通信方法の第3例を用いた無
線LANシステムの構成を示す構成図である。
【図9】同じく第3例を用いた無線LANシステムの構
成を示す構成図である。
【図10】図8に示した無線通信方法の第3例の動作を
説明するためのフローチャートを示す図である。
【図11】同じく第3例の動作を説明するためのフロー
チャートを示す図である。
【図12】図9に示した無線通信方法の第3例の動作を
説明するためのフローチャートを示す図である。
【図13】従来の無線通信方法を用いた無線LANシス
テムの構成を示す構成図である。
【図14】図13に示した無線通信方法の動作を説明す
るためのフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 障害物 11 制御局 12,13 端末局 12a,13a テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御局と複数の端末局とを備え、前記端
    末局間でデータ通信を行う無線通信方法において、 前記端末局間で直接データ通信を行う通信工程と、 前記通信結果に応じて、前記端末局間で直接データの再
    送信を行う再送信工程と、 前記再送信の結果に応じて、前記端末局間のデータ通信
    を、前記制御局を経由して行う転送工程とからなること
    を特徴とする無線通信方法。
  2. 【請求項2】 前記再送信工程では、前記端末局間で直
    接データ通信が正常に行われたか、該通信結果に応じて
    判断し、正常にデータ通信が行われなかった場合には、
    データが正常受信されるまで、前記データ再送信を所定
    回数行い、前記転送工程では、該再送信の回数に対応し
    て、前記端末局間のデータ通信を、前記制御局を経由し
    て行うか判断することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信方法。
  3. 【請求項3】 制御局と複数の端末局とを備え、前記端
    末局間でデータ通信を行う無線通信方法において、 前記端末局間で直接データ通信を行う通信工程と、 前記通信結果に応じて、前記端末局間で直接データの再
    送信を行うとともに、該データ再送信の履歴情報を作成
    する再送信工程と、 前記履歴情報に応じて、前記端末局間のデータ通信を、
    前記制御局を経由して行う転送工程とからなることを特
    徴とする無線通信方法。
  4. 【請求項4】 前記再送信工程では、前記端末局間で直
    接データ通信が正常に行われたか、該通信結果に応じて
    判断し、正常にデータ通信が行われなかった場合には、
    データが正常受信されるまで、前記データ再送信を所定
    回数行うことを特徴とする請求項3記載の無線通信方
    法。
  5. 【請求項5】 前記再送信工程では、前記作成されたデ
    ータ再送信の履歴情報を記憶手段に順次格納することを
    特徴とする請求項3記載の無線通信方法。
  6. 【請求項6】 前記再送信工程では、前記格納された履
    歴情報を所定時間毎に更新することを特徴とする請求項
    5記載の無線通信方法。
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