JP4094585B2 - 移動無線通信システム - Google Patents

移動無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP4094585B2
JP4094585B2 JP2004200650A JP2004200650A JP4094585B2 JP 4094585 B2 JP4094585 B2 JP 4094585B2 JP 2004200650 A JP2004200650 A JP 2004200650A JP 2004200650 A JP2004200650 A JP 2004200650A JP 4094585 B2 JP4094585 B2 JP 4094585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
terminal
relay
agent
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004200650A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006025118A (ja
Inventor
卓 大山
聡 清水
清仁 徳田
史秀 児島
明則 管田
雅行 藤瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
National Institute of Information and Communications Technology
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
National Institute of Information and Communications Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, National Institute of Information and Communications Technology filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2004200650A priority Critical patent/JP4094585B2/ja
Publication of JP2006025118A publication Critical patent/JP2006025118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4094585B2 publication Critical patent/JP4094585B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

本発明は移動無線通信システムにかかり,特に,例えば自営用防災無線通信システムのように,VHF帯を用いた無線通信手段を具備した移動端末間で無線通信を行う移動無線通信システムに関する。
一般的な移動無線通信システムとして,図6に示した構成のものが知られている。この移動無線通信システム600は,図6に示したように,無線通信手段を具備した複数の移動端末610,620と,特定の場所に固定的に位置し,無線通信手段を具備した基地局630とで構成されている。そして,移動端末610が他の移動端末620と通信を行う場合には,基地局630を介して通信を行う必要があった(例えば,特許文献1参照。)。
特開2003−244056号公報
しかしながら,上記従来の移動無線通信システムでは,移動端末間の通信を行う場合,基地局を必要とするので,災害の発生時等において基地局が機能不可能となる場合や,基地局から移動端末に直接電波が届かない場合,移動端末間の通信が不可能となるという問題点があった。
本発明は,従来の移動無線通信システムが有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,基地局の動作状態に関わらず,また,基地局から移動端末へ直接電波が届かない場合であっても,移動端末間の通信を行うことの可能な,新規かつ改良された移動無線通信システムを提供することである。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,複数の移動端末間で中継テーブルに基づいて中継通信を行う移動無線通信システム(100)において,送信されるパケットに,宛先,送信元,中継宛先および中継送信元の情報を,中継宛先および中継送信元については中継を行う端末において更新可能な形で付加するとともに,第1の移動端末(110)から第2の移動端末(120)への中継通信が困難な場合に,第1の移動端末から中継先を指定せずにパケットを送信し,該パケットを受信した第3の移動端末(130)が該パケットを代理中継することを特徴とする,移動無線通信システムが提供される(請求項1)。
かかるシステムによれば,移動端末間(第1,第2の移動端末間)の通信を他の移動端末(第3の移動端末)が中継することで,基地局の動作状態に関わらず,また,基地局から移動端末へ直接電波が届かない場合であっても,移動端末間の通信を行うことが可能である。このようにして,インフラが整備されていない地域,あるいはインフラを整備することが困難な地域において,中継通信を行うことができる。また,無線伝搬路の状況により,指定した端末の中継が困難な場合に,宛先を指定なし(例えば,0番)にして送信することで,このパケットを受信した周辺の端末がこれに応え,中継パケットを送信する。これにより,所望の宛先に届く可能性をさらに高めることができる。
第1の移動端末から第2の移動端末への中継通信が困難な場合とは,例えば,第1の移動端末から第2の移動端末への中継テーブルに基づいたパケット再送回数が所定回数に達した場合(請求項2)や,第2の移動端末に関する情報が中継テーブルに無い場合(請求項3)などである。このような場合に,周辺の他の移動端末(第3の移動端末)に代理中継を依頼するようにすることができる。
中継テーブルを管理するエージェント端末(510)と,エージェント端末から中継テーブルの情報を受信する複数の非エージェント端末(520,530)とでグループが構成されており,新たな移動端末がグループに参入した場合に,前記エージェント端末が前記新たな移動端末から参入依頼を受けると、前記エージェント端末は参入を許可するとともに、前記グループに属する非エージェント端末に向けて参入許可パケットを送信し、前記参入許可パケットを受信した非エージェント端末において、中継テーブルが更新されるようにしてもよい(請求項4)。新たな移動端末がグループに参入するたびに,中継テーブルを更新することで,中継テーブルを常に最新に保つことができる。このようにして,中継テーブルに従った中継通信が可能となる。
新たな移動端末(540)がグループに参入する際に,エージェント端末との間で送受信するパケットには,次のものを含むことができる(請求項5)。
・新たな移動端末がエージェント端末の存在を確認するために送信するエージェント探索パケット(ASCHパケット)
・エージェント端末がその存在を新たな移動端末に伝えるために送信するエージェント探索返答パケット(ARCHパケット)
・新たな移動端末がエージェント端末にシステム参入を依頼するために送信する参入依頼パケット(GRCHパケット)
・エージェント端末が新たな移動端末にシステム参入を許可するために送信する参入許可パケット(GUCHパケット)
また,中継テーブルの更新としては,例えば,以下のような方法を採用することができる。すなわち,参入許可パケット(GUCHパケット)には,中継テーブル情報を更新するための中継テーブル更新情報が含まれ,参入許可パケット(GUCHパケット)は,さらに非エージェント端末に送信され,非エージェント端末は,参入許可パケット(GUCHパケット)に含まれる中継テーブル更新情報により,中継テーブルを更新することが可能である(請求項6)。
なお,エージェント端末からのパケット(ARCHパケット,GUCHパケット)を受信した新たな移動端末は,受信電力が既定の値以上である場合に,非エージェント端末としてグループに参入するようにしてもよい(請求項7)。
また,新たな移動端末がエージェント端末から探索返答パケット(ARCHパケット)および参入許可パケット(GUCHパケット)を受信できない場合,あるいはこれらを受信できたとしても受信電力が既定の値に達しない場合には,グループに参入しないで,エージェント端末として単独のグループを構成するようにしてもよい(請求項8)。
以上説明した中継通信(代理中継を含む)は,VHF帯を利用して行うようにしてもよい(請求項9)。
また,本発明の他の観点によれば,コンピュータを,上記移動端末,エージェント端末,非エージェント端末,または参入端末として機能させるためのプログラムと,そのプログラムを記録した,コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される。ここで,プログラムはいかなるプログラム言語により記述されていてもよい。また,記録媒体としては,例えば,CD−ROM,DVD−ROM,フレキシブルディスクなど,プログラムを記録可能な記録媒体として現在一般に用いられている記録媒体,あるいは将来用いられるいかなる記録媒体をも採用することができる。
なお上記において,構成要素に付随して括弧書きで記した参照符号は,理解を容易にするため,後述の実施形態および図面における対応する構成要素およびパケットを一例として記したに過ぎず,本発明がこれに限定されるものではない。
以上のように,本発明によれば,移動端末間の通信を他の移動端末が中継することで,基地局の動作状態に関わらず,また,基地局から移動端末へ直接電波が届かない場合であっても,移動端末間の通信を行うことが可能である。
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる移動無線通信システムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は,第1の実施形態にかかる移動無線通信システムの構成を示す説明図である。
移動無線通信システム100は,図1に示した一例では,無線通信手段を具備した移動端末110,120,130を含んで構成されている。ここで無線通信手段は,例えばVHF帯を用いた通信を行うことができるものとすることができる。なお無線通信手段の詳細については,図4を参照しながら後述する。以下では,移動端末110と移動端末120との間で,移動端末130を介して中継通信を行う場合について説明する。従来の移動無線通信システムでは,図6に示したように,移動端末610と移動端末620とは,特定の場所に固定的に位置する基地局630を介して中継通信を行っており,この点で本実施形態と異なる。
本実施形態では,移動端末110,120,130間で通信を行うため,パケットのフォーマットに特徴を有する。以下に,移動端末110,120,130間で送受信されるパケットのフォーマットについて説明する。パケットには,データを送るためのデータパケット(図2)と,このデータパケットに対するAckパケット(図3)の2種類が用いられる。
図2は,データパケットのフォーマットを示す説明図である。
データパケット200は,図2に示したように,プリアンブル201と,スタートデリミタ202と,パケット制御領域203と,宛先204と,送信元205と,中継制御領域206と,データ207と,誤り検出(CRC)208と,パディング209を含んで構成される。パケット制御領域203は,データパケットとAckパケットを区別するために利用する。中継制御領域206は,中継通信を行うために利用する。
本実施形態では,中継制御領域206内に,シーケンス番号210と,中継通信を依頼する端末の宛先として中継宛先211と,中継送信元212と,中継シーケンス番号213を定義する。シーケンス番号210は,パケットが重複していないか及びどれだけのパケットを受信したかを認識するために用いる。なお,このシーケンス番号210を用いて,さらに,送信元から送られたパケットに対して受信側ですべて正しく受信できているか,あるいはどの程度のパケット損失が発生しているかを認識することも可能である。また,中継シーケンス番号213は,Ackパケットを返信する際に,送信されたどのデータパケットに対応するものであるかを認識するために用いる。
図3は,Ackパケットのフォーマットを示す説明図である。
Ackパケット300は,図3に示したように,プリアンブル301と,スタートデリミタ302と,パケット制御領域303と,中継制御領域304と,誤り検出(CRC)305と,パディング306を含んで構成される。中継制御領域304は,中継通信を行うために利用する。本実施形態では,中継制御領域304内に中継通信を依頼する端末の宛先として中継宛先307と,中継送信元308と,中継シーケンス番号309を定義する。パケット制御領域303は,データパケットとAckパケットを区別するために利用する。
本実施形態にかかる移動無線通信システムは以上のように構成されている。
次いで,本実施形態の動作について説明する。
図4は,移動端末の機能構成を示す説明図である。図4は,OSI(Open Systems Interconnection:開放型システム相互接続)参照モデルのデータリンク層におけるプロトコル制御を概念的に示している。
<パケット受信時>
まず,パケット受信時の動作について説明する。
パケット受信部401で受信パケットの先頭を検出し,BCHデコード部402で誤り訂正を行う。CRC部403では,誤り検出を行う。CRC部403で誤りを検出した場合(403A),パケットを破棄する(403B)。CRC部403で誤りが検出されない場合,パケット分析部404にパケットが送られる。
パケット分析部404では,パケットがAckパケットであるか調べる(404A)。Ackパケットの場合,これに対応するデータパケットを送信バッファ413から削除する。
パケットがAckパケットでない場合(データパケットである場合),中継パケットを送信する必要があるか,すなわち,中継宛先が自局であるかを調べる(404B)。中継宛先が自局でなく,中継パケットを送信する必要がない場合,パケットを破棄する(404D)。中継宛先が自局である場合には,宛先が自局であるかを調べる(404C)。宛先が自局である場合には,シーケンス番号チェック部405にデータパケットが送られる。
シーケンス番号チェック部405では,データパケットのシーケンス番号(図2の符号210)を利用して,パケットが重複していないか及びどれだけのパケットを受信したかを認識する。そして,シーケンス番号チェック部405は,データパケットを受信データとして上位層に渡す。さらに,データパケットを受信すると,これに対応するAckパケットを送信元に対して返信する。Ackパケット生成部410でAckパケットを生成し,送信バッファ413に送る。
一方,中継宛先が自局であり(404B),宛先が自局でない場合(404C)は,中継パケットを送信するとともに,送信元に対してAckパケットを送信する必要がある。中継パケットを送信する場合には,中継テーブル407を参照する。中継テーブル407に宛先がある場合には,中継テーブル407に従い,中継宛先書き換え部406で中継宛先を書き換える。そして,パケット生成部412でパケットを生成した後,送信バッファ413に送る。パケット生成部412でパケットを生成する際,シーケンス番号および中継シーケンス番号が付与される。シーケンス番号は,中継通信であるため,受信したパケットのシーケンス番号をそのまま使用する。そして,中継シーケンス番号は,中継シーケンス番号カウンタ409により付与される。さらに送信元に対してAckパケットを送信する場合には,上記と同様にシーケンス番号チェック部405およびAckパケット生成部410にてAckパケットが生成される。
<パケット送信時>
次いで,パケット送信時の動作について説明する。
自局で発生したデータは,宛先が中継テーブル407にあるか調べる。宛先が中継テーブル407にある場合は,中継テーブル407に従って中継宛先を指定し,送信バッファ413に送る。宛先が中継テーブル407にない場合は,中継宛先(図2の符号211)を指定なし(例えば,0番)にし,送信バッファ413に送る。
送信バッファ413にあるパケットは,BCHエンコード部414でエンコードし,プリアンブル(図2の符号201,図3の符号301)およびスタートデリミタ(図2の符号202,図3の符号302)を付加した後,パケット送信部415から送信する。
次に,自局が送信したデータパケットに対応するAckパケットを時間内に受信したか調べる(404C)。自局が送信したデータパケットに対応するAckパケットを受信しておらず,かつ,最大再送回数に達していない場合には,データパケットを再送する。最大再送回数に達した場合には,中継宛先(図2の符号211)を指定なし(例えば,0番)にし,データパケットを再送する。
上記にように,宛先が中継テーブル407にない場合や,パケット再送回数が最大再送回数に達した場合には,宛先への中継通信が困難と判断して,中継宛先(図2の符号211)を指定なし(例えば,0番)にパケットを送信する。このパケットを受信した周辺の移動端末は,その周辺の移動端末内に保持された中継テーブルを参照して,代理で中継通信を行う。このようにして,中継通信が困難な場合に,周辺の移動端末に代理中継を依頼することができる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように,本実施形態によれば,インフラが整備されていない地域,あるいはインフラを整備することが困難な地域において,中継通信を行うことができる。また,無線伝搬路の状況により,指定した端末の中継が困難な場合に,宛先を指定なし(例えば,0番)にして送信することで,このパケットを受信した周辺の端末がこれに応え,中継パケットを送信する。これにより,所望の宛先に届く可能性をさらに高めることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態では,各端末はグループに属して通信を行う。グループは,一つのエージェント(Agent)端末と,複数の非エージェント(Non−agent)端末から構成される。エージェント端末とは,中継通信を行う際に,グループで共有する中継テーブルの情報を,パケットとして非エージェント端末に送信する端末である。非エージェント端末とは,該パケットをエージェント端末から受け取る端末である。
グループで共有する中継テーブルの情報は,新たな移動端末がシステム参入した際に更新される。本実施形態は,かかる中継テーブルの更新に特徴を有する。なお以下では,グループに参入しようとする新たな移動端末のことを参入端末という。
エージェント端末と参入端末との間で送受信するパケットとして,「ASCHパケット(エージェント探索パケット)」,「ARCHパケット(エージェント探索返答パケット)」,「GRCHパケット(参入依頼パケット)」および「GUCHパケット(参入許可パケット)」を用意する。ARCHパケットおよびGUCHパケットはエージェント端末が送信する。ASCHパケットおよびGRCHパケットは参入端末が送信する。
次いで,本実施形態の動作について説明する。
図5は,中継テーブル更新手順を示す説明図である。
本実施形態の移動無線通信システム500は,図5に示した一例では,エージェント端末510と,非エージェント端末520,530と,参入端末540を含んで構成されている。各端末510〜540は,上記第1の実施形態の移動端末と同様の機能を有する。ここで,非エージェント端末520,530はエージェント端末510のグループに属している。そして,参入端末540が,エージェント端末510のグループに新たに参入するものとする。この際,グループに属している各端末510,520,530の中継テーブルを更新する手順について説明する。
まず,参入端末540は,参入するグループのエージェント端末を探すために,ASCHパケットを送信する(S1)。エージェント端末510は,参入端末540が送信したASCHパケットを受信する(S2)と,返信パケットとしてARCHパケットを参入端末540に送信する(S3)。参入端末540は,エージェント端末510が送信したARCHパケットを受信する(S4)と,グループに登録を依頼するために,GRCHパケットをエージェント端末510に送信する(S5)。エージェント端末510は,参入端末540が送信したGRCHパケットを受信する(S6)と,参入端末540に関する情報を中継テーブルに追加する(S7)。更新した中継テーブルの情報は,非エージェント端末520,530,および参入端末540にGUCHパケットとして送信する(S8)。非エージェント端末520,530,および参入端末540は,エージェント端末510が送信したGUCHパケットを受信する(S9)と,中継テーブルを更新する(S10)。
参入端末540は,エージェント端末510からARCHパケットおよびGUCHパケットを受信し,受信電力が既定の値以上である場合にのみ,エージェント端末510のグループに属するようにしてもよい。すなわち,参入端末540がエージェント端末510からARCHパケットおよびGUCHパケットを受信できない場合,あるいはこれらを受信できたとしても受信電力が既定の値に達しない場合には,エージェント端末510のグループには属さないようにしてもよい。この場合,参入端末540は,エージェント端末として単独のグループを構成することも可能である。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように,本実施形態によれば,エージェント端末は,新たな移動端末が参入するたびに,グループに属する非エージェント端末にGUCHパケットを送ることで,非エージェント端末は最新の中継テーブルを共有することができる。これにより,中継テーブルに従った中継通信が可能となる。
以上,添付図面を参照しながら本発明にかかる移動無線通信システムの好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は移動無線通信システムに利用可能であり,特に,例えば自営用防災無線通信システムのように,VHF帯を用いた無線通信手段を具備した移動端末間で無線通信を行う移動無線通信システムに利用可能である。
第1の実施形態にかかる移動無線通信システムの構成を示す説明図である。 データパケットのフォーマットを示す説明図である。 Ackパケットのフォーマットを示す説明図である。 移動端末の機能構成を示す説明図である。 第2の実施形態の中継テーブル更新手順を示す説明図である。 従来の移動無線通信システム構成を示す説明図である。
符号の説明
110,120,130 移動端末
401 パケット受信部
402 BCHデコード部
403 CRC部
404 パケット解析部
405 シーケンス番号チェック部
406 中継宛先書き換え部
407 中継テーブル
408 シーケンス番号カウンタ
409 中継シーケンス番号カウンタ
410 Ackパケット生成部
411 中継宛先設定部
412 パケット生成部
413 送信バッファ
414 BCHエンコード部
415 パケット送信部
510 エージェント端末
520,530 非エージェント端末
540 参入端末

Claims (5)

  1. 複数の移動端末間で中継テーブルに基づいて中継通信を行う移動無線通信システムにおいて,
    送信されるパケットに,宛先,送信元,中継宛先および中継送信元の情報を,中継宛先および中継送信元については中継を行う端末において更新可能な形で付加するとともに,
    第1の移動端末から第2の移動端末への中継通信が困難な場合に,前記第1の移動端末から中継先を指定せずにパケットを送信し,該パケットを受信した第3の移動端末が該パケットを代理中継し,
    前記中継テーブルを管理するエージェント端末と,前記エージェント端末から前記中継テーブルの情報を受信する複数の非エージェント端末とでグループが構成されており,
    新たな移動端末が前記グループに参入した場合に,前記エージェント端末が前記新たな移動端末から参入依頼を受けると、前記エージェント端末は参入を許可するとともに、前記グループに属する非エージェント端末に向けて参入許可パケットを送信し、前記参入許可パケットを受信した非エージェント端末において、前記中継テーブルが更新されることを特徴とする,移動無線通信システム。
  2. 前記新たな移動端末が前記グループに参入する際に,前記エージェント端末との間で送受信するパケットには,
    前記新たな移動端末が前記エージェント端末の存在を確認するために送信するエージェント探索パケットと,
    前記エージェント端末がその存在を前記新たな移動端末に伝えるために送信するエージェント探索返答パケットと,
    前記新たな移動端末が前記エージェント端末に前記グループへの参入を依頼するために送信する参入依頼パケットと,
    前記エージェント端末が前記新たな移動端末に前記グループへの参入を許可するために送信する参入許可パケットと,
    が含まれることを特徴とする,請求項1に記載の移動無線通信システム。
  3. 前記参入許可パケットには,前記中継テーブル情報を更新するための中継テーブル更新情報が含まれ,
    前記参入許可パケットは,さらに前記非エージェント端末に送信され,
    前記非エージェント端末は,前記参入許可パケットに含まれる中継テーブル更新情報により,前記中継テーブルを更新することを特徴とする,請求項2に記載の移動無線通信システム。
  4. 前記エージェント端末からのパケットを受信した前記新たな移動端末は,受信電力が既定の値以上である場合に,前記非エージェント端末として前記グループに参入することを特徴とする,請求項2または3に記載の移動無線通信システム。
  5. 前記エージェント端末からのパケットを受信した前記新たな移動端末は,受信電力が既定の値未満の場合に,前記エージェント端末として単独のグループを構成することを特徴とする,請求項2〜4のいずれかに記載の移動無線通信システム。
JP2004200650A 2004-07-07 2004-07-07 移動無線通信システム Expired - Fee Related JP4094585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004200650A JP4094585B2 (ja) 2004-07-07 2004-07-07 移動無線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004200650A JP4094585B2 (ja) 2004-07-07 2004-07-07 移動無線通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006025118A JP2006025118A (ja) 2006-01-26
JP4094585B2 true JP4094585B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=35798088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004200650A Expired - Fee Related JP4094585B2 (ja) 2004-07-07 2004-07-07 移動無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4094585B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006025118A (ja) 2006-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7975199B2 (en) Relay-assisted HARQ transmission system
EP2057775B1 (en) Relay-assisted harq transmission system
JP5642765B2 (ja) 移動性管理のための擬似配線
JP5021728B2 (ja) 中継方式を使用する無線通信システムにおける再送信装置及び方法
JP4871393B2 (ja) 中継ネットワークにおける成功/失敗標示(ack_bitmap)の送信
JP4988861B2 (ja) 通信方法、システム及び装置
KR101012456B1 (ko) 통신 시스템의 전송 제어 방법 및 장치
JPH10215281A (ja) メッセージを伝送できる無線リレーを有するワイアレスコンピュータネットワーク
KR20100038085A (ko) 무선 기지국, 중계국, 중계 방법
JP2009232379A (ja) 有線lan障害発生時における通信経路確保方法、その装置及びそのプログラム
JP4057983B2 (ja) 通信システム及び通信制御方法
EP1956768A1 (en) Apparatus and method of controlling ad hoc network route
US8503351B1 (en) Base station, relay, system and method for packet re-transmission in a multi-hop network
US8385257B2 (en) Method for relaying and forwarding the feedback information in HARQ scenario
JP4683488B2 (ja) アドホックネットワークにおける送信元無線局の中継無線局選択方法、無線局及びプログラム
JP2004015136A (ja) 通信方法及び通信ネットワークシステム及び通信端末装置
WO2009127141A1 (zh) 数据传输方法
JP4094585B2 (ja) 移動無線通信システム
KR100997660B1 (ko) 무선 멀티홉 네트워크에서의 협업 데이터 전송 방법 및 시스템
US9432146B2 (en) Method for communication in a wireless network and communication device
JP2007174389A (ja) モバイルアドホックネットワークにおける端末のパケット中継方法、その端末及びプログラム
JP2006165623A (ja) 無線中継システム、無線クライアント、無線中継方法及び無線中継プログラム
JP2001007762A (ja) アドホック無線ネットワークの無線機のための制御装置
JP2011151444A (ja) 無線データ通信システム
JPH07336335A (ja) 無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees