JPH0516750U - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JPH0516750U
JPH0516750U JP7386791U JP7386791U JPH0516750U JP H0516750 U JPH0516750 U JP H0516750U JP 7386791 U JP7386791 U JP 7386791U JP 7386791 U JP7386791 U JP 7386791U JP H0516750 U JPH0516750 U JP H0516750U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート積載部11に載置されたシートに回転
接触する回転体23と、シートを回転体23に対抗して
圧接する圧接手段35とを有し、回転体23のシート給
送上流側から回転体23と圧接手段35との間にシート
を挿入してセットするシート給送装置において、シート
セット時に、シートが回転体23に突き当たり損傷を受
けるのを防止し、また特に非円形回転体の場合、上流側
非円弧部23a表面によってシートが損傷されるのを防
止する。 【構成】 回転体23のシート給送上流側を覆い、回転
体23の外周面に沿って摺動接触する案内手段20aを
設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シート積載部と、このシート積載部に載置されたシートに回転接 触して給送する回転体と、積載されたシートを前記回転体に対抗圧接させる圧接 手段とを備え、シート積載部にシートを積載する際には、シートを前記回転体の シート給送方向上流側から、前記回転体と前記圧接手段との間に挿入させて積載 するシート給送装置に関し、例えば複写機やイメージリーダのプラテンに原稿を 送る原稿給送装置や、画像形成用紙を送る装置に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿給送装置などのシート給送装置は、シート積載部と、このシート積 載部に載置されたシートに回転接触して給送するローラと、積載されたシートを ローラに対抗圧接させる圧接手段とを備えており、シート積載部にシートを積載 する際には、ローラのシート給送方向上流側からローラと圧接手段との間にシー トを挿入して積載しているものがある。
【0003】 また前記回転体が、その周面が円弧部と非円弧部とに形成されたいわゆる半月 ローラである場合には、通常電源を入れると初期動作が行われ回転体の回転によ り円弧部はシート積載部のガイド板表面から退避し、非円弧部側もガイド板の表 面下に埋没して共にシートとは非接触の初期状態(以後初期化という)になるよ うなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前者はシートの積載時に、シートの先端がシート積載部から突出しているロー ラに突き当たり、うまくセットできなかったり、ときにはシートを損傷すること があった。
【0005】 また、後者は電源投入前は必ずしも初期化されているとは限らず、シート積載 時に前記同様の問題を生じる可能性がある。
【0006】 そこでこの考案は、シート積載部にシートを積載する際に、シートを回転体の シート給送方向上流側から回転体と圧接手段との間に挿入して積載してもシート が回転体に突き当たることがなく、円滑にシートを積載できるシート給送装置を 得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの考案は、シートを積載するシート積載部と、この シート積載部に載置されたシートに回転接触してシートを給送する回転体と、積 載されたシートを前記回転体に対抗圧接させる圧接手段とを備え、前記シート積 載部にシートを積載する際には、シートを前記回転体のシート給送方向上流側か ら前記回転体と前記圧接手段との間に挿入して積載するシート給送装置において 、前記回転体のシート給送方向上流側を覆い、前記シート積載部にシートを積載 する際に、シートを前記回転体の上流側からシート給送方向下流側へ案内する案 内手段を設ける。
【0008】 特に前記回転体を、周面が円弧部と非円弧部とに形成されて成る非円形の回転 体としたものでは、この回転体の前記円弧部のシート給送方向の上流側を覆い、 前記シート積載部に前記回転体の上流側から載置されるシートを、前記回転体の シート給送方向下流側へ案内すると共に、回転体の回転に伴い円弧部の外周面に 沿って摺動接触する案内手段を設ける。
【0009】 さらにこの場合、非円形の回転体の下流側表面の摩擦係数を、前記非円弧部の 上流側表面の摩擦係数よりも小さくするとなお良い。
【0010】
【実施例】
次にこの考案のシート給送装置を適用した実施例として、複写機などの画像形 成装置に原稿を供給する原稿給送装置について説明する。
【0011】 <構成> 原稿給送装置10は図1に示すように、原稿を載置するシート積載部としての 原稿トレイ11と、この原稿トレイ11からの原稿を1枚に分離して給紙する給 紙部20と、この給紙部20からの原稿を受けて搬送し、画像形成装置Cのプラ テンP上の所定位置に停止させて露光処理を受けさせる搬送部50と、露光ずみ 原稿を排出する排出部60と、排出された原稿を集積する排紙トレイ12と、図 示しない制御装置とを備えている。
【0012】 シート給送装置は原稿トレイ11を含み、給紙部20に適用されているもので 、以後シート給送装置を原稿トレイ11を含んで給紙部20と読替えて説明する 。
【0013】 さて、給紙部20及び搬送部50は第1駆動モータM1によって、また排出部 60は第2駆動モータM2によってそれぞれ駆動されるよう構成されている。
【0014】 先ず、給紙部20には図1のように、原稿を案内するガイド板21a,21b が原稿トレイ11の下流側端部から搬送部50の入り口まで湾曲して設けられて いる。
【0015】 ガイド板21aの最上流側下方には図2のように軸22によって回転する回転 体、例えばゴムにより形成された半月ローラ23が設けられている。
【0016】 回転体としての半月ローラ23は図3に示すように、周面が円弧部23bと、 非円弧部(切欠部)23a,23cとで形成されている。
【0017】 下流側非円弧部23aの表面には例えば塗料が塗布され、上流側非円弧部23 cの表面より摩擦係数が小さい非常に低摩擦の表面に仕上げられている。
【0018】 また、図2のようにアーム部25bが軸24に軸支され、ガイド板21aを貫 通して出没自在のストッパ25が設けられている。このストッパ25はガイド板 21aを貫通して、原稿の先端部を規制する爪部25aを有している。また、ア ーム部25bはレバー28と一体結合されている。
【0019】 レバー28は連結レバー27を介してピン27a,27bによって第2ソレノ イド(SOL2)26のプランジャ26aと結合されている。さらに、このレバ ー28はばね29によって上方に付勢されており、この付勢力によってソレノイ ドSOL2の消勢時にはレバー28は図2において時計方向に回動付勢され、こ れによりストッパー25も時計方向に回動し、爪部25aはガイド板21aから 突出し、原稿先端部を規制する。
【0020】 さらに、図4のように半月ローラ23の円弧部23bの上流側を覆うように案 内手段20aが設けられている。
【0021】 この案内手段20aは例えば合成樹脂シートのような表面が滑らかで弾性を有 する薄い材料によって形成され、図3,図4のように半月ローラ23の回転角度 位置に応じてその円弧部23b、非円弧部23a,23cに沿ってしなやかに摺 動接触し、原稿を原稿トレイ11の方から滑り込ませる際にも、原稿の最下紙が 半月ローラ23に引っ掛かることなく、後に述べる原稿セット空間Hに円滑に挿 入することができるようにしてある。
【0022】 次に、図2のようにガイド板21aに沿った下流側には、軸30aと共に回転 し原稿を送る送りローラ30が設けられている。
【0023】 さらに、この送りローラ30の上方には、一対のローラ32,33と、このロ ーラ32,33に張架された分離ベルト34とで構成された分離手段31が設け られている。ローラ32,33はそれぞれ軸32a,33aに固定されており、 この内の軸32aが駆動軸であって、図2において反時計方向に回転し、分離ベ ルト34が最下位の原稿以外を上流側に押し戻すように作用する。
【0024】 前記軸32aには最上位の原稿に接し、上方から半月ローラ23に対抗して原 稿を押圧する圧接手段、例えば原稿押圧手段35が揺動自在に枢支されている。 この原稿押圧手段35は、原稿に接する押圧部35aと、自重によって原稿に押 圧力を与える重錘部35bとで構成されている。そして、原稿押圧手段35には 、その自重以上の力を加える第1ソレノイド(SOL1)36が添えられている 。重錘部35bとソレノイドSOL1のプランジャ36aとは連結レバー37を 介してそれぞれピン36b及びピン38によって結合されている。
【0025】 従って、ソレノイドSOL1,SOL2が共に非励磁のとき、ストッパ25は レバー28に掛けられたばね29によってその爪部25aが上方に突出しており 、爪部25aの先端が原稿押圧手段35の押圧部35aに係合してこれを上方に 押し上げている。
【0026】 そこで、図2に示すように、ガイド板21aの上面と爪部25aの背面と原稿 押圧手段35の押圧部35aの下面とで原稿を逃がさない原稿セット空間Hを形 成している。この原稿セット空間Hにセットされた原稿は、爪部25aの先端部 が押圧部35aの下面と当接部hで強く当接しているから、この部分から原稿が 下流側へ抜け出ることはない。なお、原稿セット空間Hには、図1のように原稿 の有無を検知するエンプティセンサETSが設けられている。
【0027】 ソレノイドSOL2が動作してプランジャ26aが吸引されると、ストッパ2 5は図2において反時計方向に回動して、爪部25aがガイド板21aの表面か ら引き下がり、原稿押圧手段35は自重によって時計方向に回動して押圧部35 aが原稿の上面を押える。
【0028】 図1のように送りローラ30の下流には、ガイド板21a,21bに沿って給 紙される原稿の給紙タイミングなどを検知するレジストセンサ42と、姿勢を整 えて給紙タイミングを図るレジストローラ40と、このレジストローラ40に圧 接されたレジストピンチローラ41とが設けられている。
【0029】 搬送部50は図1のように原稿給送装置10の側板に、一対のベルトローラ5 1,52を軸支し、これらベルトローラ51,52に搬送ベルト53を張架し、 さらに複数個のプレスローラ54を配備して構成されている。
【0030】 なお、モータM1は正転で半月ローラ23、ローラ32、送りローラ30を駆 動し、逆転でレジストローラ40、ベルトローラ51を駆動するようになってい る。
【0031】 排出部60には搬送部50の出口から大きく湾曲して原稿をほぼ180度反転 させる排出ガイド61a,61bが設けられている。そして、排出ガイド61a ,61bに沿って搬送部50に近いところから、軸62aに固結された引抜きロ ーラ62、ピンチローラ66、排紙センサ63が設けられ、排出口64近くには 軸65aに固結された排紙ローラ65と、ピンチローラ67とが設けられている 。 次に図示しない制御装置にはエンプティセンサETS、レジストセンサ42 、排紙センサ63などからの入力信号をうけて所定の演算を実施し、この演算結 果や画像形成装置Cからの各種指令信号に基づき、駆動モータM1,M2、ソレ ノイドSOL1,SOL2などを適時に駆動制御したり、制御結果などを画像形 成装置Cに発信するCPUを備えている。
【0032】 <動作> 次に動作を説明する。
【0033】 先ず、原稿トレイ11に原稿Dを載置し、原稿セット空間Hに挿入する。この 際、図4のように半月ローラ23の円弧部23bがガイド板11から突出してい ても、原稿Dは半月ローラ23の給送上流側を覆う案内手段20aに案内され、 半月ローラ23に引っ掛かることなく円滑に挿入セットされる。
【0034】 また、図3のように半月ローラ23の下流側非円弧部23aがガイド板21か ら露出していて、しかも原稿Dの先端部が図のようにカールしていても、非円弧 部23aの表面は低摩擦の表面に仕上げてあるから、カール紙先端は非円弧部2 3aの表面を滑って円滑に送られる。
【0035】 原稿トレイ11に原稿がセットされるとエンプティセンサETSがONとなり 、給紙準備が完了する。
【0036】 ここで画像形成装置Cのコピーボタンが押されると、給紙動作開始となり、モ ータM1が正転する。これにより、半月ローラ23、ローラ32、送りローラ3 0が駆動される。
【0037】 半月ローラ23が駆動されると、半月ローラ23は反時計回りに回転するが、 半月ローラ23が図3の状態においては非円弧部23cの縁23dにより案内手 段20aが押し上げられ、図4の状態においては原稿Dが円弧部23bに接触し ているため原稿Dが送り出されようとする。しかし、ストッパ25が退避してい ないため、原稿Dは送り出されずその位置で上下に移動する。この動作により原 稿間に空気が入り、分離しやすくなる。
【0038】 モータM1の駆動から約200ms後にソレノイドSOL2が励磁される。こ れにより、レバー28が引かれ、ストッパ25が反時計方向に回動し、爪部25 aによって上方に押し上げられていた原稿押圧手段35は自重で下方に落下し、 原稿の最上紙に軽く接する。そして、50ms後に今度は25ms間だけソレノ イドSOL1を吸引し、押圧手段35の原稿に対する押圧力を加勢する。かくし て、原稿Dは円弧部23bに接触するたびに確実に繰り出され、送りローラ30 と分離ベルト34とによって1枚に分離されて送られて行く。
【0039】 そして、レジストセンサ42がONして10ms後にモータM1を停止しする 。これにより、レジストローラ40とピンチローラ41との間に原稿先端が突き 当たり、原稿は撓んで、レジスト修正される。
【0040】 レジストが完了して50ms後に今度はモータM1を逆転する。これによりレ ジストローラ40、ベルトローラ51が駆動され、原稿の搬送が再開されると同 時に原稿サイズカウンタがセットされる。サイズカウントupで図示外の幅セン サ情報と併せて原稿のサイズ情報が検出される。そして、この情報に基づいて原 稿停止までのパルスがセットされる。モータM1の逆転時にはベルトローラ51 は搬送動作を行い、この運動はベルトローラ52に伝達される。しかし図示しな いワンウエイクラッチの作用によってこの駆動力は半月ローラ23、ローラ32 、送りローラ30へは伝達されない。
【0041】 前記パルスupでモータM1は停止し、原稿はプラテンPの基準位置P1に停 止し、画像形成装置Cはここで複写動作(露光)を実行する。
【0042】 なお、複写動作中に次の原稿の先だし動作のため、モータM1を正転させる。 50ms後にソレノイドSOL1のONにより押圧手段35にソレノイド36の 吸引力が25ms間だけ加えられる。この間に第2原稿が繰り出され、そしてソ レノイドSOL1のOFFにより、押圧力は自重のみとなって分離作用を受けて ながら送られる。
【0043】 ついでレジストセンサ42がONとなった10ms後にモータM1を停止し、 レジスト修正を行う。
【0044】 複写が終了するとモータM1を逆転すると共に、モータM2を正転し、次の原 稿をプラテン53上に送り出すと共に、複写終了原稿を排出部60に供給する。 排出部60に供給された原稿は、排出口64から排紙トレイ12に排出される。 またプラテン53に供給された原稿は複写される。以後原稿がなくなるまでこの 動作が繰り返し行われる。
【0045】 <実施例の効果> この実施例によれば、半月ローラ23の円弧部23bの原稿給送方向の上流側 を覆い、原稿トレイ11に半月ローラ23の上流側から載置される原稿を半月ロ ーラ23の原稿給送方向下流側へ案内すると共に、半月ローラ23の回転に伴い 円弧部23bの外周面に沿って摺動接触する案内手段20aを設けたので、原稿 トレイ11にセットされた原稿の先端は案内手段20aに案内されて半月ローラ 23上に導かれる。このため、原稿先端が半月ローラ23に突き当たることがな く、原稿をセットし易いと共に、原稿の損傷や原稿のノンフィードを防止できる 。
【0046】 また、半月ローラ23の回転に伴って案内手段20aは半月ローラ23の円弧 部23b、非円弧部23a,23cに沿って摺動接触していく。案内手段20a がもしなければ、上流側非円弧部23cが最下原稿を上方と前方との二方向に同 時に作用力を及ぼし、原稿は非常に無理な扱いを受け、また半月ローラの駆動力 も大きなものとなる。しかし、案内手段20aの存在によって原稿には上方向き の力のみが加り、しかも非円弧部23cとの直接接触がないから、原稿には無理 な力が加らず、原稿を傷めることがない。また半月ローラ23の駆動力も少なく なる。
【0047】 <変形例> この考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可 能である。 (1)前記実施例では半月ローラ23の非円弧部23aの表面に塗料を塗布して 非円弧部23cの表面より摩擦係数を小さくしたが、非円弧部23aの表面に合 成樹脂シートを張り付けて非円弧部23cの表面より摩擦係数を小さくしても良 い。 (2)前記実施例では回転体として断面形状が非円形の回転体を示したが、円形 の回転体によって構成することも勿論可能である。 (3)案内手段を合成樹脂シートのようなしなやかな非金属材料にによって構成 したが、これを例えばステンレスシートのような金属薄片によって構成してもよ い。 (4)案内手段はシート状のものに限らず、板状のものをヒンジ機構で揺動する ような構成にしてもよい。 (5)前記実施例では半月ローラ23の初期位置の制御を行わなかったが、初期 位置の制御を行うものにおいても、案内手段20aを設けても良い。
【0048】
【考案の効果】
この考案に係るシート給送装置によれば、回転体のシート給送方向上流側を覆 い、シート積載部にシートを積載する際に、シートを回転体の上流側からシート 給送方向下流側へ案内する案内手段を設けたので、回転体のシート給送方向上流 側から回転体と圧接手段との間にシートを挿入して積載するに際して、シート先 端が回転体に突き当たらず、シートを円滑にセットでき、シートを損傷すること がない。 特に回転体を、周面が円弧部と非円弧部とに形成されて成る非円形の回転体と したものでは、案内手段の存在によってシートには上方向きの力のみが加り、し かも非円弧部の上流側との直接接触がないから、原稿には無理な力が加らず、シ ートを傷めることがない。 更に回転体の非円弧部の下流側表面の摩擦係数を、上流側表面の摩擦係数より も小さくしたので、シートの先端が下流側表面に接触しても円滑に滑ってセット され、シートを損傷したり、給送ミスとなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のシート給送装置を適用した原稿給送
装置の要部の縦断面図
【図2】給紙部の縦断面図
【図3】給紙部の動作説明図
【図4】同じく給紙部の動作説明図
【符号の説明】
10 原稿給送装置 11 原稿トレイ(シート積載部) 20 給紙部(シート給送装置) 20a 案内手段 23 半月ローラ(回転体) 23a 下流側非円弧部 23b 円弧部 23c 上流側非円弧部 23d 縁 35 原稿押圧手段(圧接手段)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを積載するシート積載部と、このシ
    ート積載部に載置されたシートに回転接触してシートを
    給送する回転体と、積載されたシートを前記回転体に対
    抗圧接させる圧接手段とを備え、前記シート積載部にシ
    ートを積載する際には、シートを前記回転体のシート給
    送方向上流側から前記回転体と前記圧接手段との間に挿
    入して積載するシート給送装置において、 前記回転体のシート給送方向上流側を覆い、前記シート
    積載部にシートを積載する際に、シートを前記回転体の
    上流側からシート給送方向下流側へ案内する案内手段を
    設けたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】シートを積載するシート積載部と、このシ
    ート積載部に設けられ、周面が円弧部と非円弧部とに形
    成されて成る非円形の回転体と、この回転体に対抗して
    設けられ、前記シート積載部に載置されたシートを前記
    回転体に圧接する圧接手段とを備え、前記回転体の回転
    により前記円弧部に接するシートを給送すると共に、前
    記シート積載部にシートを積載する際には、シートを前
    記回転体のシート給送方向上流側から、前記回転体と前
    記圧接手段との間に挿入して積載するシート給送装置に
    おいて、 前記回転体の前記円弧部のシート給送方向の上流側を覆
    い、前記シート積載部に前記回転体の上流側から載置さ
    れるシートを、前記回転体のシート給送方向下流側へ案
    内すると共に、前記回転体の回転に伴い前記円弧部の外
    周面に沿って摺動接触する案内手段を設けたことを特徴
    とするシート給送装置。
  3. 【請求項3】前記回転体の前記非円弧部の下流側表面の
    摩擦係数を、前記非円弧部の上流側表面の摩擦係数より
    も小さくしたことを特徴とする請求項2記載のシート給
    送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58180826U (ja) * 1982-05-26 1983-12-02 日本電気株式会社 原稿送り機構

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JPS58180826U (ja) * 1982-05-26 1983-12-02 日本電気株式会社 原稿送り機構

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