JPH0762768B2 - 書類シートの送り及び位置決め装置 - Google Patents

書類シートの送り及び位置決め装置

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JPH0762768B2
JPH0762768B2 JP58135660A JP13566083A JPH0762768B2 JP H0762768 B2 JPH0762768 B2 JP H0762768B2 JP 58135660 A JP58135660 A JP 58135660A JP 13566083 A JP13566083 A JP 13566083A JP H0762768 B2 JPH0762768 B2 JP H0762768B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は書類取扱いシステムに関し、より具体的には複
写機のプラテン上で複写されるべき個々の書類シートを
自動的に位置決めし、曲りを直すため書類シートの送り
及び位置決め装置に関する。
複写機の作動速度が増大し、一層の自動化が進むにれ
て、複写すべき元の書類シート即ち複写機に対する入力
をより高速化するのみならず、同入力を一層信頼性に富
みかつより自動的に取扱うことが増々重要となってい
る。これに関して望ましいのは、寸法、形式、重さ、材
質、状態及び損傷の受け易さがいろいろ異なる書類を、
たとえ同一書類が再循環・丁合い複写のために繰返し自
動送りされ位置決めされるとしても、書類搬送及び位置
決め装置による書類の詰まり、摩耗又は損傷を最少限に
押えて給送し位置決めし複写することである。
複写速度が遅い複写機にあっても、少なくとも半自動的
な書類取扱い機能をもたせ、操作者が複写機書類取扱い
装置の入力部に原稿シートを「流れ送り」すると、書類
取扱い装置が曲り直し及び最終位置決めを行いながら書
類を複写位置へ送り、次いで同書類を自動的に排出可能
にすることが望ましくなって来ている。しかしながら、
コンパクトで安価な複写機の場合、適当な書類取扱い装
置もまた簡単、安価かつコンパクトなものでなければな
らない。
好ましい書類取扱い装置は、プラテンとして知られてい
る複写機外側の透明な複写窓を含む既存ないし一般に慣
用の複写光学像形成システムを利用したものである。ま
た複写機の操作者が本を含む書類を同一の複写プラテン
上に手で載せるという慣用操作をも可能にするため、書
類取扱い装置は例えば枢動することによって容易に除去
できることが望ましい。従って、一層軽量な書類取扱い
装置が望ましい。また、そのような手動操作複写に対し
ても書類取扱い装置を用いる場合と同一の位置決め位置
が得られることが望ましい。
本文の説明では、「書類」又は「シート」なる用語は、
慣用のフィルムシート状の紙、プラスチックまたは他の
慣用ないし典型的な像基体(原稿或いは複写したもの)
などを称しており、一般的に言って操作が容易であるマ
イクロフィルムや電子像原稿は含まない。また、「片
面」書類またはコピーシートとは記録および画像をシー
トの一方の側すなわち表面にのみ有しているシートであ
り、一方、「両面」書類またはコピーシートは両側に記
録および画像を有するシートである。
本発明は、再循環書類取扱い装置(RDH)によって行わ
れる事前丁合い複写即ち複数回にわたって自動的に再循
環される書類の複写作業に特に適しているものの、非丁
合い複写または事後丁合い複写にも適合するし、前述の
半自動書類取扱い(SADH)にも適合する。事前丁合い、
丁合い、或いはRDH複写と呼び方はさまざまであるが、
この複写は複写機にとって周知の望ましい特性の1つで
あり、幾つかの重要な利点を提供する。事前丁合い複写
では、所望の数の丁合済みコピーセットが、対応する回
数だけ原稿書類セットを頁順に複写機の像形成ステーシ
ョンを通して再循環させ、書類の各頁が像形成ステーシ
ョンを通って循環する毎に該頁を一度だけ複写すること
により作成される。コピーは予め丁合い済みセットとし
て複写機から自動的に排出され、以後ソータやコレータ
によって丁合いする必要が無い。かくて、同一の書類セ
ットを引続き循環させて別のコピーセットを作っている
間に、完了したコピーセットをオンラインで仕上げた
り、除去することができる。
しかしながら、事前丁合い複写システムの不利な点は、
所望の数のコピーセットに対応する循環回数だけ全ての
書類を複写のために繰返し循環させねばならぬというこ
とである。かくて、事前丁合い複写システムの場合に
は、事後丁合い複写システムに比べて、必然的に書類の
取扱い回数が増大する。従って、事前丁合い複写におい
ては書類の摩損ないし損傷を減らしながら書類の取扱い
の自動化をはかることが特に重要である。
これと対照的に、事後丁合い複写システムにおいては、
書類の各頁から一度に多数のコピーが作られ、これらコ
ピーが別個のソータ箱内に置かれることによって丁合い
される。従って、書類セットは一度だけ像形成ステーシ
ョンに循環されれば、或いは手で又は半自動式に像形成
ステーションへ送られれば済む。不利な点は、一回の書
類循環により作られるコピーセットの数が利用可能なソ
ータ箱の数によって制限されることである。また、ソー
タは場所を取り、複雑さを増すので、オンライン仕上げ
には向いていない。しかしながら、ある種の複写状況で
は、特に、繊細な書類、貴重な書類や不規則な書類を複
写したり、コピーセットの数が多い場合には、書類の取
扱いを減らすために、事後丁合い複写や、手による書類
の定置でさえも望ましい。かくて、事後丁合い複写シス
テム用の書類の取扱い装置が事後丁合い複写ならびに手
動複写にも適合するか、選択的にこれら複写に使用可能
であることが望ましい。
個々の原稿書類をプラテン上の正しい位置へより迅速
に、より正確に自動的に位置決めすることが望ましい
が、書類を曲げたり僅かに回転させたりすることなく、
また、停止する書類の縁部を傷付けることなく、そのよ
うな位置決めを達成するのは困難である。書類シートは
シート寸法、重さ、厚味、材質、状態、湿気、古さなど
が大幅に変化する。書類はめくれ、しわ、裂け目、「た
れ下り」、切れ口、重なり、のり付着、テープ、ステー
プル、接着領域や、他の不規則部分を有しているかもし
れない。複写紙シートのように一般的には全て同一バッ
チから採取され、同一の紙連から裁断され、従って殆ん
ど厳密に同一状態及び寸法にあるものと異なり、原稿書
類シートは例え全てが同一の標準サイズ、例えばレター
サイズ、リーガルサイズA-4、B-4等であったとしても、
しばしば著しく変動する。何故なれば、原稿書類シート
は異なった紙バッチからのものであるか、古さや湿気な
どの違いによって寸法が著しく変化しているからであ
る。しかしながら、いろいろ混り合った寸法、形式およ
び状態の書類のセットであっても、書類の詰まりや損傷
なしに、各書類が位置決め位置に正しく正確に整合した
状態で、自動的に或いは半自動的に迅速に送り、位置決
めし、複写するのが望ましい。
自動書類取扱いに関して最も達成困難な要求条件の1つ
は、原稿書類を正確に、信頼性に富んで、しかも安全
に、複写のための適正な位置へ位置決めするということ
である。通常、書類は、複写機によっても異なるが、望
ましくは自動的に書類取扱い装置によって、複写機プラ
テンに対して予め設定された位置決め位置へと中央位置
決めされるか、コーナ位置決めされ、書類の2つの直交
縁部が複写機プラテンの2つの位置決め線と正確に整合
する、即ち原稿書類は複写機の光学系とコピーシート位
置決めシステムとに整合する。この位置決め精度は常に
1mm以内であることが望ましい。もしも書類が適正に位
置決めされないと、得られるコピー上に望ましくない暗
縁やエッジ影像が現われたり、或いは書類の縁部近くの
情報が失なわれる、即ちコピーシートに複写されない場
合もある。
後に言及する技術文献にも示されている如く、書類取扱
い装置には、原稿書類シートを複写機プラテン上で移動
させて位置決めし又外すための種々の書類搬送装置が設
けられている。そのような搬送装置と様々な位置決め装
置ないしシステムとの種々の組合せが知られている。当
技術分野では、複写のための原稿書類を透明な複写窓に
対する適切な位置に位置決めする方法が種々知られてい
る。典型的には、書類シートは、プラテンの1つの縁部
或いはその近傍に設けたゲートないしストップに当てる
ように駆動して、位置決めされる。このような位置決め
は、整列したフィンガやローラニップ部、或いは単一の
垂直面を突出させ、これに対してシートの1つの縁部が
当接するよう駆動して当該シートを位置決めすることで
行い得る。そのような位置決めの重要な機能は、移動し
ている原稿書類の曲りを直すことでもある。すなわち、
書類の整合位置を決定し制御すると共に、当該書類を適
正に回転させて位置決め線と整合させることである。
前述の如く、固定や引き込み可能な位置決めフィンガな
いしゲート式の停止エッジをプラテンの1つの縁部に沿
って設け、書類を複写位置へ物理的に位置決めすること
は慣用技術である。こうすることにより搬送の難しさも
減ずる、すなわち書類給送装置の滑りや曲りを吸収して
修正することが出来る。書類搬送装置は、確実な曲り直
しと完全な位置決めが達成される迄、位置決めエッジス
トップに打ち当る書類の先導側縁部に対して少し滑るよ
うに設計することが出来る。書類の先導側縁部をプラテ
ンの下流側エッジに位置決めするだけでなく、複写の前
後においても書類をプラテンに送り込み、送り出すよう
駆動するために、同一の給送装置を用いるのが望まし
い。給送装置を逆転して書類をプラテンの上流側の固定
位置決めエッジへ戻すことにより書類の後導側縁部を位
置決めする方法も、代りに用いることが出来る。或る書
類取扱い装置においては、書類を側面でも即ち横方向に
も位置決めする方式、即ち原稿をプラテン上の2つの軸
線に位置決めする方式も用いられている。しかしながら
これは不必要であり、横方向の位置決めはプラテンの上
流において実施することが可能である。
そのようなプラテン上における書類シート送り及び位置
決め装置の厳しい条件は、これらの装置が書類シートを
確実に給送するために十分な摩擦力を待たねばならず、
一方、該装置とプラテンガラスの間に書類シートが無い
場合には、ガラスをひっかいたり摩耗させてガラスを通
しての像形成に影響を与えることのないように、プラテ
ンガラスに対して滑らなくてはならず、さらに、書類が
位置決めエッジストップによって停止された時には書類
に対して滑らなくてはならないということである。同様
に、プラテン上の搬送装置は「正体露出」(show-aroun
d)問題を起してはならない。即ち、特に小さな寸法の
書類の場合、複写の際に書類の縁部を超えて延びた搬送
装置の可視部分によってコピーシート上に映る望ましく
ない暗領域や暗像の問題である。このことはローラや多
重ベルトの代りに単一の大きな白い弾性体ベルトを多く
の書類取扱い装置に導入する結果をもたらしたが、その
ような単一ベルト装置は送り及び位置決めの信頼性に幾
つかの固有の妥協を強いられる。この点は、例えば1980
年9月24日にW.J.Parzygnatが出願した米国特許出願第1
90,113号の明細書にて論じられ、また、以下に引用する
文献の幾つかにも開示されている。
別の条件ないし妥協点は、位置決め位置における曲り直
し量を減らすためには、書類セットの積み重ねからプラ
テン上の位置決め位置迄に生ずる書類シートの曲りが最
小である書類送り装置が極めて望ましいということであ
る。しかしながら、書類の位置決めの際には書類を最大
限に曲らせて、当該書類が位置決めエッジへと整合駆動
される際の自由な曲り直しを可能にするということも、
上述の点とは相反するが、望ましいのである。また、曲
り防止の方法が不十分にならないように、書類に作用さ
るエッジガイドのひきずり力が顕著でないことも望まし
い。本発明は、エッジガイドのひきずり力を導入するこ
となく、これらの両特性を共存可能に実現している。
本発明を利用可能な、プラテン上の位置決め及び曲り直
し機能を備えた再循環書類取扱い装置の詳細な例は、19
82年6月22日にRussell L.Phelpsに発行された米国特許
第4,335,954号明細書、1981年7月14日にR.B.Sahayに発
行された米国特許第4,278,344号明細書、1981年6月2
日にT.J.Hamlinに発行された米国特許第4,270,746号明
細書、1978年2月28日にM.G.Reid達に発行された米国特
許第4,076,408号明細書に開示されている。
本文に開示した実施例の特徴の幾つかに関して更に言及
すると、一種の「浮動スキー」すなわちコピーシートを
整合表面に引張り込むシート送りローラと組み合わせた
平面状の重力で浮動するシート座屈抑制プレートが、19
78年5月2日にJohnH.Looneyに発行された米国特許第4,
087,087号明細書および1980年8月21日にW.P.Kukucka達
によって出願された米国特許出願第180,073号の第4図
に開示されている。
光を反射する複写用の背景表面を備えた持上げ可能な書
類クランプの孔を通って延びる、プラテンからの書類排
出用の、書類送りホイールローラは、例えば前述の米国
特許第4,335,954号明細書と、1975年6月10日にThomas
R.Crossに発行された米国特許第3,888,585号明細書に開
示されている。
書類取扱い装置ならびに書類通路スイッチを含む取扱い
装置用コントロールシステムを教示している種々の他の
特許の例は、下記の米国特許の明細書である。第4,054,
380号、第4,062,061号、第4,076,408号、第4,078,787
号、第4,099,860号、第4,125,325号、第4,132,401号、
第4,144,550号、第4,158,500号、第4,176,945号、第4,1
79,215号、第4,229,101号、第4,278,344号、第4,284,27
0号 上記特許、その他の特許ならびに種々の市販の複写機に
よって教示される、複写機の慣用のマイクロプロセッサ
論理回路および書類取扱い装置のソフトウエアおよび複
写機のコントロール機能ならびにロジックにおける慣用
の単純なスフトウエアの教示事項は周知であり、好まし
いものである。しかしながら、本発明に係る書類取扱い
機能及びコントロール機能が、他の任意の適当な或いは
周知の単純なソフトウエア又は結線構成の論理システ
ム、スイッチコントローラ等を利用した複写機内に代替
手段として普通に組込み可能であることが理解されよ
う。本文で説明する種々の機能のためのそのようなソフ
トウエアは、用いられる特定のマイクロプロセッサ又は
マイクロコンピュータシステムに応じて異なるであろう
が、当業者ならば既に入手可能なものであるか、或いは
本文の説明に基づいて実験を行うことなく容易にプログ
ラム可能なものである。
複写機の詰り検出に関して、コピーシート通路に沿って
隔置した2つないしそれ以上のスイッチ間におけるコピ
ーシートの通過時間を測定し、その時間間隔が予め設定
した時間間隔を超える場合、すなわち2つのスイッチの
所で、或いはこれらスイッチ間のどこかでシートが詰っ
ていることを示す場合に、詰まり信号を発生するか複写
機を停止させることも周知である。一例が、1978年4月
18日にS.Yamaoka達に発行された米国特許第4,084,900号
の明細書に開示されている。再循環式書類取扱い装置用
の時間遅延装置を備えた紙詰り検出装置が、1982年3月
15日にT.Acquavivaが出願した米国特許第358,080号の明
細書に開示されている。
複写機のプラテン上で、単一の比較的幅狭の中央送りベ
ルトを用いて書類シートを位置決めする送り方法が、19
75年10月29日にイーストマンコダック社に発行されて米
国特許明細書第1,411,550号および1978年2月28日にC.K
night達に発行された米国特許第4,076,233号明細書に開
示されている。後者の米国特許明細書に記載の方法は、
2つの別個の領域でプラテンと接触するベルト支持ロー
ラを用い、これらローラのうちで位置決め部材40に近い
方のローラ400が移動可能である。
本発明者達は、種々の他のシート送りローラシステム一
般に関して以下の米国特許も承知している。
第4,171,128号(Irvine)、第4,183,519号(Harris)、
第3,072,397号(Kelchner)、第3,633,902号(Worde
n)、第3,889,943号(Krayer)、第4,097,146号(Sasam
ori)、第4,213,603号(Peffer外) 上記の米国特許第4,171,128号の明細書は複写機プラテ
ンのための原稿書類送り装置を開示しており、同装置で
は、プラテンを横切って書類を移動させるためにローラ
対からなるシステムを用いている。このローラ対は書類
の異なる位置へ別々に係合出来るものである。米国特許
第4,183,519号の明細書は書類シート位置決め装置を開
示し、同装置は一対のローラ20を用いて書類を書類位置
決め位置へとプラテンを横切って移動させて引き込み可
能なフィンガを当てるものである。米国特許第4,213,60
3号の明細書に記載の装置は、位置決めのために2対の
ローラを用いている。米国特許第3,072,397号の明細書
は、薄い可撓性シートを送るローラユニットを開示して
いる。しかしながら、このローラユニットは隔置された
複数のタイヤから成るものである。米国特許第3,633,90
2号の明細書はシート送り機構を開示しており、同機構
においては空気ジェットがシートを持上げて単一のタイ
ヤに当て、該タイヤは柔軟な周縁を備えていて、この柔
軟な周縁の回転を利用してシートを前進させる。米国特
許第4,097,146号の明細書は、シートに係合してプラテ
ンから排出するために単一のローラを用い得る装置を開
示しているが、ローラは用いなくともよいとなってい
て、開示内容が明瞭でない。
本文で引用した全ての文献ならびにそれらの参照文献
は、追加ないし選択的な詳細、特徴及び/又は技術的背
景を適当に教示させる意味で、参考文献として本明細書
に組み込むものである。
本発明は、望むらくは前述のいろいろな問題点を克服な
いし減少する装置の提供を目的とする。
このため、本発明は、書類シートを複写機プラテン上で
滑らして送りつつ所望の複写位置に関して曲り直しする
ための書類シート送り及び位置決め装置を提供する。同
装置は、複写機プラテン上の書類シートに係合し或いは
係合から外れるように可動な、曲り運動を許容すること
なく書類シートを送る第1送り装置と、第1送り装置を
動かして書類シートに係合させ或いは係合から外すため
の作動装置と、複写機プラテン上に設けた、曲り運動を
許容しつつ書類シートを複写機プラテンの位置決め整合
装置へ送る第2送り装置と、第1送り装置、作動装置お
よび第2送り装置の作動を制御するための制御装置とを
有し、制御装置は複写機プラテンへ送られる書類シート
の実際の速度に対応する電気信号を得て、該電気信号に
応じて第1送り装置の作動時期を書類シートが複写位置
に到着するわずか以前に設定し、作動装置は制御装置の
制御の下に、前記作動時期後に第2送り装置のみが書類
シートを位置決め整合装置へ駆動して該位置決め整合装
置に当たる同書類シートの曲り直し運動を自由に許容す
るように、前記作動時期に第1送り装置を動かして書類
シートとの係合から外すことを特徴とする。
上記構成では、第1送り装置の作動時期が、書類シート
の実際の速度に対応する電気信号によりコントロールさ
れる。このため、書類シートは、複写位置へ実際に到着
するわずか前に、第1送り装置による曲り防止送り駆動
から解放されて、第2送り装置により短時間駆動され、
その際に、位置決め整合装置に押し当たる曲り直し運動
を許容され、同装置に対して位置決めされる。このよう
に、本発明による書類シートの曲り直しは、当該書類シ
ートの実際の送り速度に応じて可変で適応性がある。こ
の可変で適応性のある動作は、各複写機に於いて作動状
態が変化する場合や、同一形式であっても複写機間のバ
ラツキで生じる搬送速度差を自動的に補償することを可
能にし、高速の書類取扱い装置に於ける曲がり直しに大
きく寄与する。
また、本発明は、書類シート送りを2段階に分けること
と、曲り直し作動時期の適正な設定とによって、例えば
実施例として示すローラ16,17による如き簡単で安価な
構造を成し得る格別な効果がある。
本発明の書類シート送り及び位置決め装置における第1
送り装置の作動時期は、書類シートの曲り直し運動を許
容する送り駆動が適宜行われないとかえって曲りを増す
故に、複写位置のわずか以前に設定しており、本願発明
では極めて重要である。
本発明の書類シート送り及び位置決め装置において、前
記制御装置は、複写機プラテンの上流における書類シー
ト通路に沿って互いに隔置された第1及び第2のスイッ
チの作動間における経過時間を計数することによって、
実際の書類シート速度に対応する電気信号を得ることが
好ましい。また、第1送り装置の作動時期は前記第2の
スイッチの作動後におけるリセット可能なタイム遅延カ
ウントによって定まり、該タイム遅延カウントは前記第
1及び第2のスイッチの作動間で計測された時間間隔の
変化によってリセット可能であることが好適である。
以下、添付図面に示す実施例を参照して、本発明をより
具体的に説明する。
第1図に開示した例示の書類シート取扱い装置は、本文
で説明している部分を除いて慣用の構造でよく、また、
任意の適当な或いは慣用の複写機に装着することが出来
る。本明細書に開示するものは事前丁合い複写用の慣用
のプラテン上再循環式書類シート取扱い装置(RDH)で
あり、同装置では、通常の頁順に揃えた書類シートのセ
ットが再積み重ねトレイ内に積み重ねられ、好ましくは
エアナイフにより助成された真空ベルト又は他の適当な
給送装置によって積み重ねの底部から順次送給される。
これらのベルトとエアナイフは、積み重ねの前方ないし
下流側に設けられている。各書類シートは複写機プラテ
ンへ送り出され、曲りを直して位置決めされ、次いで複
写され、再積み重ね搬送装置を経てトレイへ戻される。
この搬送装置は、戻ってくる書類シートを積み重ねの後
方から該積み重ねの頂部上へ送り、同シートを横方向整
列用のガイド部材間の積み重ね頂部上へ下ろして再び積
み重ねる。かくて、書類シートは所望の回数だけ同一の
順序で連続的に再循環され、所望数の丁合いされたコピ
ーシートのセットを作ることができる。
まず第1図を参照すると、例示の自動書類取扱い装置1
が示されており、同装置は前述の米国特許第4,270,746
号の明細書に記載の如き通常の複写再生機械の露光プラ
テン3上に装着される。書類取扱い装置1は、積み重ね
た個々の書類シート7のセットを支持するための書類ト
レイ5を備えている。書類トレイの正面ないし前方領域
の下方には真空ベルト・コルゲーション式の書類シート
分離・給送装置9が配置され、積み重ねの底部書類シー
トを捕捉し波形を付けると共に、エアナイフ12が同底部
シートを積み重ねの残りの書類シートから分離するのを
助ける十分重な時間的余裕の後に、同シートをロール対
11からなる取出しロールセットへ送り出す。この書類シ
ートはその後、取り出しロール対11により書類ガイド13
を経て別の送りロールセットのニップ部15へ、次いで複
写のために複写機械のプラテン上へ運ばれる。そこに
は、プラテン上へ送られて来る書類シートの先導側縁部
をプラテン上に位置決めするために、位置決め整合装置
として機能する引き込み可能な位置決めエッジ18が設け
られている。
プラテン上での重要かつ新規な書類シートの送り位置決
め及び曲り直しは、第1送り装置として作用する一対の
ローラ17及び第2送り装置として作用する単一のローラ
16によって達成される。後に更に説明するが、書類シー
トのプラテン3上への初期の送り込みはシートの曲りに
抵抗する隔置した高摩擦駆動のロール17によって制御さ
れ、最終の位置決め及びシート排出は位置決めエッジ18
近くに配置され書類シートの先導側縁部の中央に位置す
る下流側のローラ16によって制御される。点線で示した
書類シート7の位置決め位置を含んでいる第4図を参照
されたい。2つの上流側ローラ17は、位置決めの際に書
類シートの制御が専ら単一の下流側ローラ16によって行
なわれるようにプラテン3のガラスから自動的に持上げ
られ、シートのより容易な枢動を許容して位置決め時の
曲り直しを改善する。即ち、ここには、曲り防止送り駆
動を行う複数のローラ17から、位置決めエッジ18近くに
設けた書類シートの曲り直し位置決めを行なうための単
一の曲り許容ローラ16へと自動的に転換する、本発明の
プラテン上書類シート送り及び位置決め装置が開示され
ている。
書類シートの露光の後に、位置決めエッジ18は、図示の
ソレノイドの如き適当な装置によって引き込められる。
書類シートは次にローラ16と17によってプラテンからガ
イド19及び送りロール対セット21へ送られ、送りロール
セット23を経て書類シート7の積み重ねの頂部へ戻され
る。
両面書類の反対側を露光させたい場合には、書類シート
は後導側縁部が書類ダイバータ24を通過するまで書類シ
ート7の積み重ねからガイド13内へ送られる。その後、
書類ダイバータ24が反時計方向に書類シート通路内へ回
転される。次いで、書類送り方向も逆転され、書類シー
トはダイバータ24により転換され、ガイド26及び送りロ
ールセットのニップ部28を経てプラテン3上へ送られ
る。このような作動は、前述の米国特許第4,278,344号
の明細書に詳細に説明されている。
書類取扱い装置1には当技術分野界で周知のシート分離
フィンガ35も設けられているが、これは書類取扱い装置
へ戻された書類に対して給送すべき書類を検出し指示す
るためのもの、即ち完了した書類セットの循環を計数す
るためのものである。シート分離フィンガ35の下から最
後の書類シートが送り出されると、フィンガ35は書類ト
レイ5に設けられた溝孔中を落下し、センサを作動させ
て書類シートのセットの最後の書類がトレイから除去さ
れたことを指示する。次に、フィンガ35は時計方向に自
動的に回転させられ或いは持上げられて、書類セットの
次の循環を開始するために、再び積み重ねの全ての書類
の頂部に係合する。
第1図の書類シート分離・給送装置9は、給送ベルトロ
ール39,40上に移動可能に支持された複数の送りベルト3
7を備える。ベルト37の走行路内に、真空室41がベルト3
7から隔置されて設けられ、この真空室は、ベルト37に
設けた穿孔と協働して書類シートの積み重ねから底部書
類をベルト37上へ引張るための真空を提供するようにな
った開口を備える。真空室41には、複数のベルト37のう
ちの中央ベルトの走行路下方に盛り上り部分が設けられ
ていて、積み重ねの底部書類がベルト37に捕捉される
と、この底部シートに波形が付けられるようになってい
る。
第1図のエアナイフ12は加圧空気室50を含み、この空気
室は、引張り下げられて送りベルトに当接している最下
部の書類シートとその上側の書類との間に空気を流入さ
せてそれら書類シート間に空気クッションないし軸受け
作用を与えるための複数の分離された空気噴流開口ない
しオリフィス51を備えており、底部書類を積み重ねから
除去するのに必要な力を減らしている。
書類トレイ5内の各底部シート、即ち再循環書類取扱い
装置1内において書類トレイ5から送られる書類シート
は、基本的には書類トレイから送り出される前に、書類
トレイの通常の調節自在な隔置された一対のサイドガイ
ド(図示せず)によって自動的に曲り直しが行なわれ、
側方位置決めされている。しかしながら、書類トレイか
らプラテン上の位置決め位置へ書類シートを送る間に、
幾分の曲りが書類シートに生じ得る。ここに開示した書
類取扱い装置は、書類シートの送り行程の大部分におい
て、書類シートが更に曲るのを曲り防止搬送部材によっ
て可能な限り防止している。この装置はさらに、書類シ
ートがプラテン上の位置決め位置へと短時間の最終運動
を行なう際にのみ、曲り運動を許容する第2の送り装置
すなわちローラ1によって、自由な曲り直し作用を提供
している。このために、書類搬送通路の送りロール対1
1,15,17,21,23,28が複数設けられ、共通して駆動される
ローラないしベルトが書類通路を横切って隔置されて、
書類シートの非一様な給送や曲りに対抗している。
書類シート7を積み重ねから出してプラテン上で複写す
るための入力送り通路を更に考察するならば、各書類シ
ートは給送されるに従って上流側スイッチ30、本実施例
では書類トレイ5の出口付近にある、を通過し、次に下
流側スイッチ31、書類シートがプラテン3上へ載る直前
の位置にある、を通過することが理解されよう。これら
2つのスイッチ30,31の正確な位置は決定的なものでは
ない。2つのスイッチは、複写すべき書類シートが送ら
れている間であって当該書類シートがプラテン上の第2
の送り装置すなわちローラ16に到達する前に、書類シー
トの先導側の縁部によって順次作動させられる。スイッ
チ30,31及びガイド13は固定であるので、2つのスイッ
チ間におけるシート経路の実質的な距離は一定である。
よって、スイッチ30の起動と引続くスイッチ31の起動と
の間の時間間隔は、プラテンへ向け送られている書類シ
ートの実際の速度に直接比例する。従って、例えば装置
へ供給される電圧の変動、駆動モータの回転誤差、駆動
系の摩耗、シートの滑りやシートの引きずり力等による
書類シート送り速度の変動が直接測定されることにな
る。この情報は、制御装置例えば慣用のコントローラ10
のクロック源からのディジタルパルスを通常に計数した
ものであることが好ましく、以下詳細に述べるように、
本発明の送り及び位置決め装置の作動を精確に制御する
のに利用することが出来る。
複写されるべき書類シート7は、第2のスイッチ31を通
って送られた後に、プラテン上で書類クランプ27の下へ
送られる。書類クランプ27は大きく、全体として平面状
の、光線を反射する表面部材で、プラテン3上に完全に
覆いかぶさり、書類シートを複写するための光学的に一
様な背景を提供する。第2図に示すように、書類クラン
プ27は、複写の前後における書類シートの送り運動中に
は持上げられて、シートの送りに対する摩擦抵抗を減ず
る。第1図および第3図に示す如く、複写時には、書類
クランプ27が下げられて、書類シートをプラテンに対し
て平たく押し付ける。書類クランプを持上げる運動は、
例示した偏心カム持上げ装置22の如き任意の適当な機構
によって実現可能であり、そのような持上げ点を4ケ所
設ければよい。
書類シートの先導側縁部が書類クランプ27の下へ入る
と、当該シートはまず一対の送りローラ17に係合され
る。第4図に詳しく示すように、これらのローラ17はシ
ート送り運動の方向を横切って幅広く隔てられ、モータ
「M」からの共通軸線駆動シャフト20を介し共通して駆
動され、書類シートに追加の曲りを与えるのを低減ない
し防止する。この防止作用は、高摩擦の表面と大接触面
積を持つローラ17を用いることによって、高められる。
これは、例えば慣用の高摩擦の中ないし高密度マイクロ
セル状ウレタンの外皮ないしトレッド面(例えば2mm
厚)と、より低密度で高度に圧縮可能な発泡材の内側コ
アとを備えたローラ17によって実現可能であり、こうす
れば発泡材の作用によってローラ17の大きな変形が可能
となり、重力による比較的小さな下向き垂直負荷であっ
ても、ローラ17と給送中の書類シートの間に大きな接触
面積ないしトレッド面積が得られる。また、ローラ16と
は対照的に、2つのローラ17は書類シートの両面上の領
域に係合する。
第4図に書類シート7の位置を点線で例示しているが、
プラテン上で搬送を行う全系統中で書類シートと係合す
る3つのローラ、すなわち対のローラ17および下流側の
単一ローラ16はプラテン上にあるが、自動的に位置決め
される最小標準寸法の書類シートの範囲内に位置してい
る。これは、本文で前に言及した「正体露出」(show-a
round)の問題を減少させる。何故ならば、書類シート
の全ての縁部が書類クランプ27の非穿孔領域を背景にす
ることができる、即ち全ての送りローラ並びにこれらロ
ーラを通して書類シートの駆動を可能にする書類クラン
プに設けた全ての孔が複写中に書類シートの後方にかく
れるからである。
第2図に示す如く、ローラ16,17の両者は作動の初期段
階では、そして通常は下りていて、位置決めのために送
られる書類シートに重力による垂直力を以って係合する
と共に、モータMにより回転駆動される。書類シートが
このように位置決めエッジ18に向け下流側へ駆動される
際に、当該シートはローラ17によって追加の曲りを許容
することなく、単一の幅狭の摩擦送りローラ16のニップ
部へ送られる。ローラ16は、書類シートの横方向寸法す
なわち書類シート送り方向を横切る寸法を基準として、
給送中の書類シートの中間部位、好ましくは中央に接触
するように配置されている。単一の送りローラ16とプラ
テン間のニップ部は、位置決め線すなわち位置決めエッ
ジ18に近接している。図示の如く、このローラ16は、必
要条件ではないものの、ローラ17と共通して駆動し、ま
た同一のシャフト20に装着することができる。
ローラ17とは異なり、ローラ16は一様な中ないし高密度
マイクロセル状ウレタンよりなる単一の幅狭ローラで、
比較的高摩擦による書類シートの良好な駆動を行なう
が、書類シートとの接触面積が比較的に小さいので、ロ
ーラの下にある書類シートの回転すなわち曲り或いは曲
り直しに対する抵抗が殆んど無いか著しくはない。本装
置では、ローラ16は全行程中すなわち全複写サイクルを
通した下りたままである。
単一のローラ16により行われる曲り直しを伴って書類シ
ートを位置決めのために最終的に送る行程は、本実施例
では「スキー」29によって助成される。このスキーは、
書類クランプ27の単独して蝶番式に装着された部分であ
る。第2図に詳しく示すごとく、この「スキー」29は、
実際には書類クランプ27の後導側エッジ全ての領域に沿
って連続状「フラップ(垂れ蓋)」を形成しており、重
力による負荷を与えられ、書類クランプ27の残りの部分
が持上げられている時でも、自由端を位置決めエッジ18
に近接させた状態でプラテンに向けて垂れ下がり自在で
ある。「スキー」29は、書類シートがローラ16により駆
動されて位置決めエッジ18へ当接する際に、該シートの
先導側縁部領域を押え付けて座屈しないようにする。こ
の種の装置を更に論じている文献として、前述の米国特
許第4,087,087号の明細書を注目されたい。
次に、第2図と比較して特に第3図を参照すると、第3
図は説明した書類シート送り及び位置決め装置の作動を
概略的に示している。第3図では、この装置は書類シー
ト7の位置決め、曲り直しおよび複写が完了した直後の
状態で示されている。同図から、書類シート第2図の如
くローラ16に到達した後に最終的な位置決めおよび曲り
直し運動を可能にするために、対のローラ17が書類シー
ト7およびプラテン3から持上げられていることが理解
されよう。第1の送り装置すなわちローラ17を持上げる
ための作動装置の具体的な構成は特に重要ではなく、こ
こでは単に例示のために偏心カム機構25として示し、同
機構は第4図に示す如くモータ「M」に接続している慣
用の電磁クラッチ45によって作動される。これに代え
て、ソレノイドや他の適当な電気作動の機構を設けても
よい。しかしながら、ローラ17を書類シートとの高摩擦
係合から外して持上げるタイミングないし時期は、ロー
ラ16による書類シートの捕捉および制御と協調し且つ書
類シートの先導側縁部が位置決めエッジ18へ達する前に
発生するように、精確に制御されることが重要である。
望ましい持上げの時点は、第2図に例示するように、書
類シートの先導側縁部がプラテン3とローラ16のニップ
部に捕捉された直後である。ローラ17が持上げられる
と、書類シートは単一のローラ16のみの制御下に送ら
れ、ローラ16は書類シートの先導側縁部をその中央部位
にて位置決めエッジ18へ向けて引張る。かくて、書類シ
ートが曲っている場合には、書類シートの一方の角部或
いは側面が最初に一つのエッジ18に突き当たる。この衝
突によって、書類シートには当該シートを整合させよう
とする回転力が生ずる。この回転状の曲り直し力はロー
ラ16による妨げを受けず、ローラ16は、曲り直しが完了
して書類シートの先導側縁部が位置決めエッジ18へ直線
状に当接する迄、書類シートを前方へ駆動し続ける。ロ
ーラ16はその後、モータ「M」が切離され或いは停止さ
れるまで、シートに対してスリップすることが出来る。
しかしながら、作動停止の時期は決定的条件ではない。
3つの送りローラのための共通駆動装置は、複写機の照
射系から複写閃光が発生する直前に、例えば約200ミリ
秒以前に停止されることが好ましい。
複写が完了すると直ちに、モータ「M」は、3つのロー
ラと、ローラ17を下げて次の書類シートに接触させるた
めの偏心カム機構25とに再係合することが出来る。書類
クランプ用の持上げ機構22もこの時点で作動させ、共通
して駆動してもよい。これと同時に、位置決めエッジ18
が下げられて書類通路外へ出る。かくて、3つのローラ
は書類シートに駆動係合し、複写直後に複写機のプラテ
ンから曲りを伴わずに書類シートを排出し、また、複写
すべき次の書類シートを受取って送る。ローラ16の書類
シートへの接触点と位置決めエッジ18との間の距離は、
装置の作動公差並びに修正すべき最大曲り距離内で出来
る限り小さい方が好ましく、こうすれば、書類シートの
ローラ16より前方の部分すなわちローラ16と位置決めエ
ッジ18の間の書類シート部分を座屈させることなく、ロ
ーラ16が書類シートに作用させ得る前向き負荷ないし駆
動力を最大にできるが、この距離はまた、前述の曲り直
し作用が単独で作用するローラ16によって制御され完了
出来るような十分なスペースを提供するものでなければ
ならない。ローラ16による増大した前向き駆動力は書類
シートに作用する利用可能な曲り直し力の増大をもたら
す。約2.5cm(1インチ)の距離が適当であると判明し
ている。
ローラ16は、書類シートの先導側縁部の中央部位を引張
っているので、書類シートに顕著な曲り力を生ずること
はない。即ち、書類シートに作用する外部引きずり力の
実際の作用中心は、ローラ16の作用点の後方で該作用点
とほぼ一直線上にあり、搬送に伴う曲りを最小にしてい
るのである。更に、説明した通り、単独に作用するロー
ラ16による搬送距離、すなわち曲りを許容しないローラ
17が持上げられた後に書類シートがローラ16によって送
れる距離は極めて短かく、この距離は書類シートを位置
決めするための正に最終の運動に対応しているのみであ
る。プラテン上における書類シート給送中の残りの全て
の時点では、書類シートは幅広く隔置された高摩擦・大
接触面積の対のローラによってしっかり制御されてお
り、書類シートの送り装置による曲りを防止する。
前述したように、ローラ17の持上げ用のカム機構25を制
御しているクラッチ45の作動時期は極めて重要である。
これは高速複写機の場合に書類シートの搬送速度が大き
いためと、ローラ16が書類シートを捕捉した時点から同
シートが位置決めエッジ18へ達する迄の距離と時間が極
めて短かいためである。この精確な作動時期の制御は、
実際の書類シート搬送速度を測定して、この情報に基づ
きローラ17の持上げ時期を制御して行うことが好適であ
る。具体的には、プラテン上の送り装置の上流側に設け
たスイッチ30,31の作動間の経過時間から実際の搬送速
度を検出することにより、書類送り速度における変化を
表わすパルス計数信号がコントローラ10に提供される。
この速度測定は各書類シート毎に行なうことが出来る。
これに代えて、計算時間とメモリを節約するために、こ
の情報を複写機の各作動に関して最初の書類シートの給
送時に一度得てコントローラ10に記憶し、これを当該複
写作動サイクルを通して利用し、複写機の次の作動時点
でリセットすることも出来る。
スイッチ31或いはプラテンへの書類シートの入口に設け
た他のスイッチとローラ16のニップ位置との間の距離は
一定値すなわち既知の距離であるから、書類速度が一旦
精確に決定されたならば、書類シートの先導側縁部がこ
のニップ部へ到達する時点は精確に決定できる。このよ
うにして、クラッチ45は、スイッチ31の作動に続いて対
応のプリセットタイム遅延が完了した時点で作動するこ
とが出来る。この場合、コントローラ10内の慣用のソフ
トウエアプログラムないし回路が備えたリセット可能タ
イム遅延機能を用いることになるが、例えばコントロー
ラのクロックパルスで以ってプリセットレジスタカウン
トの通常の電子式タイミングサイクル計数を開始すれば
良い。かくて、クラッチ45は、書類シートの送り込み速
度の実際の差異に応じて僅かずつ異った時点で作動す
る。このタイム遅延は、適当なソフトウエアを用いて、
スイッチ30,31間の経過時間に於ける測定変化間によっ
てリセットすることが可能である。
スイッチ31の作動地点とローラ16のニップ部の間の距離
の差異を含む、複写機間の差異を補償するため、工場或
いは設置場所において初期調節を施すことが出来る。し
かしながら、この調節が一旦施されたならば、再度設定
する必要はない。
かくて、前述のローラ17の持上げ時期を要約するなら
ば、供給電圧の変動などが書類シートの搬送速度を低下
させた場合には、スイッチ30,31の作動間の時間は僅か
に増し、この時間増大はコントローラ10によって電磁ク
ラッチ45の作動の時間遅延を比例して増すのに利用さ
れ、従って、書類シートが遅延するも、ローラ17は書類
シートの先導側縁部がローラ16の制御の下に入るまでシ
ート制御を続けることになる。同様に、何らかの理由に
よって書類シートの搬送速度が増大すると、クラッチ45
の作動時期は自動的に早くなり、書類シートの先導側縁
部が位置決めエッジ18へ達する前にローラ17が持上がる
ことを保証する。このように、ローラ17は、書類シート
がローラ16と位置決めエッジ18の間を移動する短かいタ
イミング上の、従って位置上の「窓(空き領域)」で常
に持上げられることになる。このため、ホイール16はそ
のような小さな「窓」をあけて位置決めエッジ18に極め
て接近して配置できるのである。
ローラ17を持上げるクラッチ45の具体的な作動時期を決
定するのには、種々のアルゴリズムをコントローラ10に
おいて利用できる。単純な算術計算を用いることが可能
である。例えば、タイミング関係を表わす1つの公式が である。ここで、C2はクラッチ45の作動のためのクロッ
クパルスカウント(時間)であり、C1はスイッチ30,31
の作動間のパルスカウントで、D1はこれら2つのスイッ
チ間の書類通路の距離で、D2はスイッチ31とホイール16
のニップ部との間の距離で、C3はクラッチ45に送られる
電気信号とその結果発生するローラ17の持上げとの間の
系統反応ないし機械的遅延タイムに相当する一定のタイ
ム遅延であり、このローラ17の持上げとは書類シートの
曲り直しを妨害しないようにローラ17を十分な高さへ持
上げる時点である。もしもC3及びD1対D2の比が定数であ
るならば、C2はC1に直接に比例することが理解されよ
う。もしもD1さえもD2にほぼ等しいならば、書類速度の
僅かな変化に対応するわずかな増加ないし減少を単にC2
へ加えてやれば良い。更には、定数D1,D2及びC3は実際
に測定する必要は無い。クラッチ45に関する公称の作動
時間C2は、例えば慣用の出力ディジタル変換機能を備え
たポテンシオメータを技術者が予め調節することで、シ
ステム内に簡単に予め設定しておくことが出来る。
タイミングの関係を別の言い方で表わすならば、書類を
位置決めするのに要する実際の時間間隔は、その公称時
間間隔にスイッチ30,31の作動間の測定時間と同公称時
間の比率を掛合わせたものに比例する。
タイミング精度をさらに向上させたい場合には、2つの
ローラ17間に、或いは他の持上げ機構又はクラッチ45に
別の慣用スイッチを設け、第1図の結線図に例示してい
る如くコントローラ10へ接続して、ローラ17の実際の持
上げ運動ないし時間を表わす別の信号を提供してやれば
良い。こうすれば、クラッチ45の作動信号時間に対して
対応の付加補償調節作用が得られ、クラッチ45の作動時
間を含む、ローラ17持上げ機構に対する作動時間の変動
が補償される。
ここに開示した実施例は、書類シートの送り、位置決
め、曲り直しおよび排出という全過程を通して、書類シ
ートに作用する駆動・位置決め力を一層確実に、信頼性
に富んでしかも静かに自動的に制御することを意図して
いる。また、説明した実施例は単なる例示に過ぎず、当
業者が他の変更、変形例、洗練或いは代替例を本明細書
の開示からなし得ることも理解されよう。それらは全て
特許請求の範囲内に含まれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の書類シート送り及び位置決め装置を
用いた書類取扱い装置の例の側面図、 第2図及び第3図は、第1図の送り及び位置決め装置を
部分的に拡大し、2つの異なった作動段階において示す
側面図、 第4図は第2図と第3図の装置の部分的平面図で、書類
クランプは図示を簡明にするために取り除いてある。 1……書類取扱い装置、3……プラテン、5……書類ト
レイ、7……書類シート、10……コントローラ(制御装
置)、16……ローラ(第2の送り装置)、17……ローラ
(第1の送り装置)、18……位置決めエッジ、25……偏
心カム機構(作動装置)、30,31……スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テイモシイ・メルビン・ミナ−ド アメリカ合衆国ニユ−ヨ−ク州ピツツフオ −ド・キンバリイ・ロ−ド27 (56)参考文献 特開 昭52−82432(JP,A) 特開 昭54−66138(JP,A) 特開 昭54−53542(JP,A) 特開 昭57−90658(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書類シートを複写機プラテン上で滑らして
    送りつつ所望の複写位置に関して曲り直しするための書
    類シート送り及び位置決め装置であって、 複写機プラテン上の書類シートに係合し或いは係合から
    外れるように可動な、曲り運動を許容することなく書類
    シートを送る第1送り装置と、 前記第1送り装置を動かして書類シートに係合させ或い
    は係合から外すための作動装置と、 複写機プラテン上に設けた、曲り運動を許容しつつ書類
    シートを複写機プラテンの位置決め整合装置へ送る第2
    送り装置と、 前記第1送り装置、前記作動装置および前記第2送り装
    置の作動を制御するための制御装置とを有し、 前記制御装置は複写機プラテンへ送られる書類シートの
    実際の速度に対応する電気信号を得て、該電気信号に応
    じて前記第1送り装置の作動時期を書類シートが複写位
    置に到着するわずか以前に設定し、 前記作動装置は前記制御装置の制御の下に、前記作動時
    期後に前記第2送り装置のみが書類シートを前記位置決
    め整合装置へ駆動して該位置決め整合装置に当たる同書
    類シートの曲り直し運動を自由に許容するように、前記
    作動時期に前記第1送り装置を動かして書類シートとの
    係合から外すことを特徴とする書類シート送り及び位置
    決め装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記制御装置は、複写機プラテンの上流側の書類シ
    ート通路に沿って互いに隔置された第1及び第2のスイ
    ッチの作動間における経過時間を計測することによって
    前記電気信号を得る書類シート送り及び位置決め装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載の装置におい
    て、前記第1送り装置の作動時間は前記第2のスイッチ
    の作動後におけるリセット可能なタイム遅延カウントに
    よって定まり、該タイム遅延カウントは前記第1及び第
    2スイッチの作動間で計測された時間間隔の変化によっ
    てリセット可能である書類シート送り及び位置決め装
    置。
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