JPH05167480A - 同報通信方式における送信装置 - Google Patents

同報通信方式における送信装置

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JPH05167480A
JPH05167480A JP3329030A JP32903091A JPH05167480A JP H05167480 A JPH05167480 A JP H05167480A JP 3329030 A JP3329030 A JP 3329030A JP 32903091 A JP32903091 A JP 32903091A JP H05167480 A JPH05167480 A JP H05167480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transmission
delay time
modulation output
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3329030A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ando
秀樹 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3329030A priority Critical patent/JPH05167480A/ja
Publication of JPH05167480A publication Critical patent/JPH05167480A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェージング等により回線瞬断が発生して
も、瞬断発生時の情報欠落の生ぜず、再送の必要のない
同報通信方式用の送信装置を提供する。 【構成】 情報入力部10を介して入力する同報送信用
の送信情報を、予めそれぞれに定められた周波数と偏波
面を有する送信波に載せて送信する複数の変調出力部3
1 ,302 ,〜,30n と、情報入力部10から同報
送信用の送信情報を受け取り記憶する記憶部21と、記
憶部に記憶された送信情報を前記各変調出力部に、各変
調出力部宛に制御情報により指定された遅延時間分だけ
遅延させて出力させる遅延時間設定部22,50とから
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信における同報
通信方式で用いられる送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線による同報通信方式
では、送信装置は異なる周波数、異なる偏波面等を使用
して冗長同報通信をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の同報通
信方式の送信装置は、送信周波数や偏波面を複数用い
て、情報を冗長同報通信で行っているが、時間的には
(ある時刻には)異なる周波数であっても、同一の情報
を送信しているために、フェージング等で回線瞬断が発
生すると、周波数や偏波面を適宜に選択して受信して
も、瞬断発生時の情報は欠落したままの不完全な受信し
か出来ない欠点があり、また再送により回復できたとし
ても再送による伝送効率の低下が生ずるという欠点があ
る。
【0004】本発明は上記欠点に鑑み、フェージング等
により回線瞬断が発生しても、瞬断発生時の情報欠落が
生ぜず、再送の必要のない同報通信方式用の送信装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、情
報入力部を介して入力する同報送信用の送信情報を、予
めそれぞれに定められた周波数と偏波面を有する送信波
に載せて送信する複数の変調出力部を具備する送信装置
であって、情報入力部から同報送信用の送信情報を受け
取り記憶する記憶部と、記憶部に記憶された送信情報を
前記各変調出力部に、各変調出力部宛に制御情報により
指定された遅延時間分だけ遅延させて出力させる遅延時
間設定部とを有する。また、前記遅延時間設定部は、受
信側の回線瞬断時間を制御情報に含めて、前記遅延時間
を動的に決定するのが好ましい。
【0006】
【作用】記憶部は情報入力部を介して同報通信用の送信
情報を入力し記憶する。遅延時間設定部は制御情報によ
り指定された遅延時間分それぞれ遅延させて、記憶部に
記憶された送信情報を対応する変調出力部に渡す。各変
調出力部はそれぞれの周波数および偏波面を有する送信
波に送信情報を載せて送信する。したがって1つの変調
出力部から送信された送信情報に瞬断が生じても、他の
変調出力部から遅延して送信される送信情報により送信
情報の取得回復が行われる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の同報通信方式における送信
装置を示すブロック図である。本実施例の送信装置は、
情報入力部10、遅延回路201 ,202 ,〜,20
n 、変調出力部301 ,30 2 ,〜,30n 、アンテナ
401 ,402 ,〜,40n 、遅延時間制御部50から
なっている。
【0008】情報入力部10は同報通信すべき送信情報
(以降、情報と略記する)を取り込み、遅延回路20
1 ,202 ,〜,20n のそれぞれに同時に出力する。
遅延回路201 ,202,〜,20n はそれぞれ記憶部
21と制御出力部22とを有する。記憶部21は情報入
力部10から出力された情報を一時記憶する。制御出力
部22は、遅延時間制御部50の指示に従って、記憶部
21が記憶した情報を所定時間遅延させて、それぞれ変
調出力部301 ,302 ,〜,30n に出力する。変調
出力部301 ,302 ,〜,30n は、入力した情報で
変調し、高周波増幅等を行い、それぞれに予め定められ
た周波数および偏波面を有する送信波としてアンテナ4
1 ,402 ,〜,40n から送出する。遅延時間制御
部50は与えられる制御情報CLDに基づいて、各遅延
回路201 ,202 ,〜20n の制御出力部に遅延量に
係る指示を与える。
【0009】次に例として2組の遅延回路20j と遅延
回路20j+k とを取り上げて本実施例の動作について説
明する。遅延回路20j と遅延回路20j+k の記憶部2
1の情報について、遅延時間制御部50は変調出力部3
j に情報を転送するタイミングtj と、変調出力部3
j+k に情報を転送するタイミングtj+k とに差を作る
ように制御する。ここで、タイミング差をΔtj =|t
j −tj+k | とし、便宜上tj+k がtj より遅れたタ
イミングとし、Δti =T1 とする。すなわち遅延回路
20j の記憶装置21から遅延回路20j の制御出力部
22が情報を読み出すタイミングより、遅延回路20
j+k の記憶装置21から遅延回路20j+kの制御出力部
22が情報を読み出すタイミングがT1 だけ遅れる様に
遅延時間制御部50が制御する。T1 の時間決定は遅延
時間制御部50に入力する制御情報CLDにより行われ
る。遅延時間T1 の値は、情報の送出時間(同報時間)
をTとすれば、T>T1 であり、回線瞬断時間をT2
すれば、T>T1 >T2 であれば、瞬断が発生してアン
テナ40j から放射された情報が入手できなくとも、T
1 時間後にアンテナ40j+k より放射された(周波数や
偏波面が異なるため、瞬断の影響を受けない)同一情報
が入手可能となる。したがって、情報の欠落という欠点
が無く、再送を必要としないことから伝送効率も低下し
ない同報通信が実現できることになる。遅延時間Δti
の決定は制御情報CLDにより行われるが、固定値では
なく、(使用周波数、同報時刻、季節等により統計的に
瞬断発生時間が予測されるから)事前に設定されたプロ
グラムに従い、制御情報CLDを変化させ、Δti を同
報通信毎に変更できることも明らかである。
【0010】次に他の実施例について説明する。本実施
例においては、制御情報CLDに基づいて、遅延時間制
御部50が受信側の回線瞬断時間に応じて動的に遅延時
間を決定する。初期設定値として遅延時間TS で同報を
行っている時に受信側で瞬断(瞬断時間をTm とする)
を検出した場合は、TS <Tm となることを防止するた
め送信側へフィードバックし遅延時間を延長する様に制
御情報CLDを変化させることにより受信側の回線瞬断
時間に応じて動的に遅延時間を決定することができる。
【0011】以上は2組の遅延回路20j ,20j+k
変調出力部30j ,30j+k とアンテナ40j ,40
j+k で説明したが、3組以上の組合せであっても構わな
い。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送信装置
に記憶部を含む情報の遅延回路と、遅延時間を決定する
制御情報を入力として、遅延時間を制御する遅延時間制
御部とを設けることにより、回線瞬断による情報の欠落
が発生せず、再送の必要ない伝送効率の良い同報通信を
実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信装置の一実施例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 情報入力部 201 ,202 ,〜,20n 遅延回路 21 記憶部 22 制御出力部 301 ,302 ,〜,30n 変調出力部 401 ,402 ,〜,40n アンテナ 50 遅延時間制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報入力部を介して入力する同報送信用
    の送信情報を、予めそれぞれに定められた周波数と偏波
    面を有する送信波に載せて送信する複数の変調出力部を
    具備する送信装置において、 情報入力部から同報送信用の送信情報を受け取り記憶す
    る記憶部と、 記憶部に記憶された送信情報を前記各変調出力部に、各
    変調出力部宛に制御情報により指定された遅延時間分だ
    け遅延させて出力させる遅延時間設定部とを有すること
    を特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延時間設定部は、受信側の回線瞬
    断時間を制御情報に含めて、前記遅延時間を動的に決定
    する請求項1記載の送信装置。
JP3329030A 1991-12-12 1991-12-12 同報通信方式における送信装置 Pending JPH05167480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3329030A JPH05167480A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 同報通信方式における送信装置

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JP3329030A JPH05167480A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 同報通信方式における送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167480A true JPH05167480A (ja) 1993-07-02

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ID=18216819

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JP3329030A Pending JPH05167480A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 同報通信方式における送信装置

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JP (1) JPH05167480A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010065122A (ko) * 1999-12-29 2001-07-11 송문섭 광대역-시디엠에이 무선 가입자망 시스템에서 송신 장치
JP2015136111A (ja) * 2004-05-17 2015-07-27 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated Ofdmの時間変化する巡回遅延ダイバーシティ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010065122A (ko) * 1999-12-29 2001-07-11 송문섭 광대역-시디엠에이 무선 가입자망 시스템에서 송신 장치
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